JPH1166431A - Pos端末装置 - Google Patents

Pos端末装置

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JPH1166431A
JPH1166431A JP23053997A JP23053997A JPH1166431A JP H1166431 A JPH1166431 A JP H1166431A JP 23053997 A JP23053997 A JP 23053997A JP 23053997 A JP23053997 A JP 23053997A JP H1166431 A JPH1166431 A JP H1166431A
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sales
pos terminal
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JP23053997A
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Naoki Horiuchi
直樹 堀内
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 POSシステムで用いられるPOS端末装置
において、発注に関する情報の入力にあたって、過去に
行った発注状況を表示することにより、適切な発注を容
易かつ確実に行うことを可能にする。 【解決手段】 発注に関する情報を発注情報として入力
するための発注情報入力手段4,5と、前記発注情報を
記憶蓄積する発注情報記憶手段13,14と、新たな発
注情報の入力の際に、前記発注情報記憶手段13,14
が記憶蓄積している発注情報を表示する情報表示手段6
とを備えて、POS端末装置1を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の発注、仕
入、販売、および在庫に関する情報管理を行うPOS
(point of sales)システムにおいて用いられるPOS
端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばスーパーマーケット等の販
売店においては、販売時点情報管理を行うPOSシステ
ムが広く普及している。POSシステムとは、販売店の
売場に設置されるキャッシュレジスタ等のPOS端末装
置と、これに接続するホストコンピュータとからなるシ
ステムであり、POS端末装置を使用して、市場調査、
在庫管理、さらに仕入販売の情報管理などを行うシステ
ムである。このようなPOSシステムを利用することに
よって、レジの省力化や誤りを防ぐことができるように
なり、また商品の管理や売場の効率的利用などを図るこ
とが可能になる。
【0003】ところで、POSシステムでは、例えば各
売場において商品の仕入(補充)を行う必要が生じた場
合に、その商品の発注がPOS端末装置での情報入力に
よって行われる。具体的には、例えば図4に示すよう
に、各売場の売場責任者31が、商品陳列棚32や倉庫
33等を確認して、適切であると思われる商品aの発注
数量を決定し(ステップ101、以下ステップをSと略
す)、その発注数量をはじめとした発注に関する情報
を、POS端末装置34、あるいはこのPOS端末装置
34への情報入力が可能なハンディターミナル35から
入力する(S102)。そして、POS端末装置34へ
の情報入力が行われると、POS端末装置34が、入力
された情報をホストコンピュータへ送信することによっ
て、各売場からの商品aの発注が行われる(S10
3)。
【0004】なお、POS端末装置34では、発注に関
する情報の入力にあたって、このPOS端末装置34が
有する表示画面に、発注する商品を識別するための商品
コードや商品名称、発注する商品の数量などを表示し
て、売場責任者31に発注内容の確認を行わせるように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たPOS端末装置では、発注に関する情報の入力にあた
って、表示画面に商品コード、商品名称、および発注数
量などを表示するようになっているが、これだけでは、
発注に関する情報の入力を行った以外の者が、過去に行
った発注状況を容易に知ることができない。したがっ
て、例えば、売場責任者が不在の場合には、仕入を必要
とする商品が既に発注済であるか否かや、未発注である
場合にどれだけ発注すれば良いか等が、他の者には分か
らなくなってしまい、適切な発注ができなくなってしま
う可能性がある。
【0006】また、上述したPOS端末装置を用いて商
品の発注を行う場合には、少なくとも商品陳列棚と倉庫
との2か所を確認しないと、適切な商品の発注数量を決
定することができず、商品の発注を行う者にとっては煩
わしいものとなってしまい、さらにはシステムの効率的
な運用ができなくなってしまう可能性もある。
【0007】そこで、本発明は、発注に関する情報の入
力にあたって、過去に行った発注状況を表示することに
より、適切な発注を容易かつ確実に行うことを可能にす
るPOS端末装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出されたPOS端末装置で、商品の発
注、仕入、販売、および在庫に関する情報管理を行うP
OSシステムにて用いられ、前記情報管理に必要な情報
入力が行われるものであって、商品の発注を行うのにあ
たってその発注に関する情報を発注情報として入力する
ための発注情報入力手段と、前記発注情報入力手段で入
力された発注情報を記憶蓄積する発注情報記憶手段と、
前記発注情報入力手段での新たな発注情報の入力の際
に、前記発注情報記憶手段が記憶蓄積している発注情報
を表示する情報表示手段とを備えてなることを特徴とす
るものである。
【0009】上記構成のPOS端末装置によれば、発注
情報入力手段での発注情報の入力があると、発注情報記
憶手段がその発注情報を記憶蓄積する。そして、発注情
報入力手段での新たな発注情報の入力の際に、情報表示
手段は、発注情報記憶手段が記憶蓄積している発注情報
を表示する。したがって、このPOS端末装置では、発
注情報入力手段で発注情報の入力を行う度に、情報表示
手段での表示内容により、過去の発注状況を確認するこ
とができるようになる。さらには、情報表示手段で表示
される過去の発注状況に基づいて、例えば商品を発注す
べき間隔や、その際の発注量を判断することも可能にな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
るPOS端末装置について説明する。
【0011】〔第1の実施の形態〕ここでは、請求項1
記載の発明に係わるPOS端末装置について説明する。
図1は、本実施の形態のPOS端末装置1の概略構成を
示す図である。
【0012】本実施の形態のPOS端末装置1は、販売
店の売場に設置されるキャッシュレジスタ等からなるも
ので、図1(a)に示すように、顧客用領収書を印字す
るレシートプリンタ2と、販売店用の売上記録を印字す
るジャーナルプリンタ3と、商品に貼付されたバーコー
ドを読み込むためのバーコードリーダ4と、POS端末
装置1の操作者が操作する数字キーおよびその他の特殊
キーを有したキーボード5と、操作者に対して各種情報
の表示を行う操作者用表示器6と、顧客に対して各種情
報の表示を行う顧客表示器7と、紙幣および硬貨を収納
するドロア8と、を備えてなるものである。
【0013】このような構成を有することにより、この
POS端末装置1では、例えば商品の売上があった場合
に、その商品に関する情報(例えば、その商品を識別す
るための商品コード、その商品の価格、売り上げた数量
等)が売上情報として、バーコードリーダ4またはキー
ボード5から入力される。
【0014】また、このPOS端末装置1では、商品の
発注があった場合に、その発注内容に関する情報(例え
ば、発注した商品の商品コードやその数量等)が、発注
情報として、キーボード5から入力される。さらに、発
注された商品の仕入があった場合にも、その仕入内容に
関する情報(例えば、仕入した商品の商品コードやその
数量等)が、その仕入の基となった発注に関する発注情
報として、キーボード5から入力される。ただし、これ
らの発注情報の入力は、このPOS端末装置1への情報
入力が可能な図示しないハンディターミナルから行って
もよい。
【0015】つまり、POS端末装置1では、例えば売
上情報あるいは発注情報といった各種の情報が、バーコ
ードリーダ4またはキーボード5から入力される。な
お、POS端末装置1に入力された各種の情報は、この
POS端末装置1と通信回線等を介して接続される図示
しないホストコンピュータへ送信されるようになってい
る。
【0016】また、このPOS端末装置1では、上述し
た各構成要素に加えて、その装置内部に、図1(b)に
示すように、制御部9と、情報記憶部10と、を備えて
いる。
【0017】制御部9は、CPU(Central Processing
Unit )およびこのCPUが動作するためのプログラム
を格納したROM(Read Only Memory)等からなるもの
であり、POS端末装置全体の動作制御、具体的には詳
細を後述する制御処理を行うものである。
【0018】情報記憶部10は、RAM(Random Acces
s Memory)等の半導体メモリやハードディスク装置とい
ったリード/ライト可能な記憶装置からなるもので、バ
ーコードリーダ4またはキーボード5で入力される各種
情報の記憶蓄積を行うものである。そのために、情報記
憶部10では、商品情報ファイル11と、商品別売上記
録ファイル12と、発注記録ファイル13と、仕入記録
ファイル14と、発注用ファイル15と、を格納してい
る。
【0019】商品情報ファイル11は、販売店の売場に
て取り扱う商品に関する情報を記憶蓄積するためのファ
イルであり、例えば図2(a)に示すように、商品を識
別するための「商品コード」、「商品名」、「部門コー
ド」、商品の「売価」、「原価」、「仕入先コード」、
「税区分」、「在庫数」等の情報を、各商品毎に記憶蓄
積しているファイルである。なお、商品情報ファイル1
1に記憶蓄積されるそれぞれの情報は、バーコードリー
ダ4、キーボード5、あるいは通信回線等を介したホス
トコンピュータにより、予め入力されているものとす
る。
【0020】商品別売上記録ファイル12は、バーコー
ドリーダ4またはキーボード5で入力される売上情報を
はじめとして、商品の売上に関する情報を記憶蓄積する
ためのファイルであり、例えば図2(b)に示すよう
に、商品を識別するための「商品コード」、その商品の
「累計売上数量」、「累計売上金額」、営業日の「当日
売上数量」、「当日売上金額」等の情報を、各商品毎に
記憶蓄積しているファイルである。
【0021】発注記録ファイル13は、キーボード5等
で入力される発注情報のうち、商品の発注内容に関する
情報を記憶蓄積するためのファイルであり、例えば図2
(c)に示すように、発注した商品を識別するための
「商品コード」、その「発注日」、「発注数量」、発注
した商品の「発注時在庫数」等の情報を、発注内容毎に
記憶蓄積しているファイルである。
【0022】仕入記録ファイル14は、キーボード5等
で入力される発注情報のうち、仕入内容に関する情報を
記憶蓄積するためのファイルであり、例えば図2(d)
に示すように、仕入を行った商品を識別するための「商
品コード」、その「仕入日」、「仕入数量」等の情報
を、仕入内容毎に記憶蓄積しているファイルである。
【0023】発注用ファイル15は、商品の発注内容を
ホストコンピュータに通知するためのファイルであり、
例えば図2(e)に示すように、発注する商品の「商品
コード」、その「発注数量」等の情報を、商品の仕入先
毎に(「仕入先コード」毎に)格納するファイルであ
る。
【0024】次に、以上のように構成されたPOS端末
装置1において、バーコードリーダ4またはキーボード
5で各種情報を入力する際における制御部9での制御処
理の具体例について説明する。
【0025】商品の売上があった場合に、POS端末装
置1には、その商品に貼付されたバーコードをバーコー
ドリーダ4が読み取ることによって、売上情報が入力さ
れる。売上情報が入力されると、制御部9は、その売上
情報に基づいて、商品情報ファイル11内の「在庫数」
と、商品別売上記録ファイル12内の「当日売上数量」
をはじめとした各情報を更新する。なお、商品の棚卸し
や商品の返品があった場合にも、制御部9は、キーボー
ド5等から入力される情報を基に、商品情報ファイル1
1内の「在庫数」を更新する。
【0026】また、商品の仕入があった場合に、制御部
9は、キーボード5等から入力される仕入内容に関する
情報に基づいて、商品情報ファイル11内の「在庫数」
を更新するとともに、その仕入内容に関する情報を仕入
記録ファイル14内に記憶蓄積させる。
【0027】また、商品の発注があった場合に、制御部
9は、キーボード5等から入力される発注内容に関する
情報を発注記録ファイル13内に記憶蓄積させるととも
に、その発注内容に関する情報に基づいて発注用ファイ
ル15を作成する。そして、作成した発注用ファイル1
5を、通信回線等を介してホストコンピュータへ送信す
る。
【0028】このようにして、制御部9は、商品の売
上、棚卸し、返品、仕入、あるいは発注があった場合に
おける制御処理を行う。ただし、制御部9は、キーボー
ド5等で商品の発注のための操作が行われると、その発
注に関する情報の入力にあたって、発注する商品につい
ての「商品コード」、「商品名」、「部門コード」、商
品の「売価」、「原価」、「仕入先コード」、「在庫
数」等の情報を、商品情報ファイル11から取り出して
操作者用表示器6に表示させ、POS端末装置1の操作
者に発注内容の確認を行わせるようになっている。
【0029】さらに、このとき、制御部9は、発注記録
ファイル13から過去に行われた発注についての「発注
日」、「発注数量」等の情報を取り出して、これらを操
作者用表示器6に表示させる。また、仕入記録ファイル
14から過去に行われた仕入についての「仕入日」、
「仕入数量」等の情報を取り出して、これらを操作者用
表示器6に表示させてもよい。つまり、制御部9は、発
注記録ファイル13が記憶している発注情報の一部また
は全部と、仕入記録ファイル14が記憶している仕入情
報の一部または全部との、いずれか一方または両方を操
作者用表示器6に表示させる。
【0030】例えば、制御部9は、キーボード5等で商
品の発注のための操作が行われると、図3に示すような
発注・仕入状況表示画面20を、操作者用表示器6に表
示させる。発注・仕入状況表示画面20は、取り扱う商
品20a,20b…のそれぞれについて、過去の発注・
仕入状況を示すための画面であり、発注記録ファイル1
3または仕入記録ファイル14から取り出された情報に
従って、制御部9によって生成されるものである。図例
の発注・仕入状況表示画面20においては、過去の仕入
状況、例えば何月何日(○/○,△/△…)に数量幾つ
(○○○,△△△…)の仕入があったかが、取り扱う商
品20a,20b…毎に、仕入数量21として表示され
るようになっている。
【0031】このように、本実施の形態のPOS端末装
置1では、キーボード5等で発注情報の入力があると、
その発注情報を発注記録ファイル13および仕入記録フ
ァイル14が記憶蓄積するとともに、新たな発注情報の
入力の際に、制御部9が、発注記録ファイル13内また
は仕入記録ファイル14内の発注情報を、操作者用表示
器6上の発注・仕入状況表示画面20に表示させるよう
になっている。
【0032】したがって、このPOS端末装置1を用い
て商品の発注を行えば、発注・仕入状況表示画面20上
の内容を参照することにより、過去の発注・仕入状況を
容易に確認することができるようになるので、例えば売
場責任者が不在であっても、仕入を必要とする商品が既
に発注済であるか否かや、未発注である場合にどれだけ
発注すれば良いか等が、売場責任者以外の者にも簡単に
分かるようになる。また、売場責任者も、発注・仕入状
況表示画面20を参照することで、商品の在庫数に関す
る情報を得ることが可能になるので、商品陳列棚や倉庫
等の在庫確認を行わなくても発注すべき間隔やその際の
発注数量を決定することができ、従来のような煩わしさ
を無くすことができる。
【0033】つまり、このPOS端末装置1では、操作
者用表示器6に表示される発注・仕入状況表示画面20
を参照することで、売場責任者あるいは売場責任者以外
の者、すなわちPOS端末装置1の操作者が、商品の発
注のペース(頻度)および発注量を容易に知ることがで
きるので、不良在庫等が発生することのない適切な発注
を容易かつ確実に行えるようになり、結果として効率的
なPOSシステムの運用が行えるようになる。
【0034】〔第2の実施の形態〕ここでは、請求項2
記載の発明に係わるPOS端末装置について説明する。
本実施の形態のPOS端末装置は、上述した第1の実施
の形態の場合と同様に構成されているものとする。ただ
し、本実施の形態では、制御部9が、第1の実施の形態
の場合に加えて、以下に説明するような制御処理を行う
ようになっている。
【0035】商品の仕入があった場合に、制御部9は、
その日の閉店処理において、キーボード5等から入力さ
れる仕入内容に関する情報に基づいて、商品別売上記録
ファイル12内の仕入があった商品についての「累計売
上数量」をクリアして、その日の「当日売上数量」を新
たな「累計売上数量」として更新する。また、商品の仕
入がなかった場合には、制御部9は、その日の閉店処理
において、商品別売上記録ファイル12内の「累計売上
数量」をクリアせずに、その「累計売上数量」に「当日
売上数量」を加算する。
【0036】その後、商品の発注があった場合に、制御
部9は、商品別売上記録ファイル12から「累計売上数
量」と発注時点における「当日売上数量」とを取り出す
とともに、これらを合計し、その合計結果を操作者用表
示器6に表示させる。つまり、制御部9は、商品の発注
があった場合に、商品別売上記録ファイル12内の「累
計売上数量」と「当日売上数量」との合計、すなわち前
回の仕入から発注までの間における販売数量を、操作者
用表示器6に表示させる。
【0037】例えば、制御部9は、図4に示すような発
注・仕入状況表示画面20上で、取り扱う商品20a,
20b…のそれぞれについて、仕入から発注までの間に
おける販売数量を、販売実績22として表示する。
【0038】このように、本実施の形態のPOS端末装
置によれば、商品の仕入から発注までの間における販売
数量に関する情報を商品別売上記録ファイル12が記憶
蓄積するとともに、新たな発注情報の入力の際に、制御
部9が、商品別売上記録ファイル12内の販売数量に関
する情報を、発注までの間の販売実績22として、操作
者用表示器6上の発注・仕入状況表示画面20に表示さ
せるようになっている。
【0039】したがって、このPOS端末装置を用いて
商品の発注を行えば、前回の仕入から発注までの間の販
売数量を容易に確認することができるので、その販売数
量を発注を行う際の指標値として活用することが可能に
なり、より一層適切な発注を行えるようになる。
【0040】〔第3の実施の形態〕ここでは、請求項3
記載の発明に係わるPOS端末装置について説明する。
本実施の形態のPOS端末装置は、上述した第1の実施
の形態の場合と同様に構成されているものとする。ただ
し、本実施の形態では、制御部9が、第1および第2の
実施の形態の場合に加えて、以下に説明するような制御
処理を行うようになっている。
【0041】商品の発注があった場合に、制御部9は、
その発注による「発注数量」とこのときの「発注時在庫
数」とを合計し、その合計結果を「発注時合計数量」と
する。そして、商品の発注がある毎の、それぞれの「発
注時合計数量」の平均値を、「平均発注時合計数量」と
して算出し、この「平均発注時合計数量」を制御部9内
のレジスタ(ただし不図示)や情報記憶部10内の一部
に設けられたワークエリア等に保持させておく。
【0042】この「平均発注時合計数量」は、商品の発
注回数、すなわちキーボード5等での発注に関する情報
の入力回数が増えるにつれて定量化していく。「平均発
注時合計数量」を算出すると、制御部9は、次に新たな
発注があった場合に、その時点で商品情報ファイル11
からそのファイル内の「在庫数」を取り出すとともに、
算出した「平均発注時合計数量」から取り出した「在庫
数」を差し引いて、その結果を「適正発注数量」とし
て、操作者用表示器6に表示させる。
【0043】例えば、制御部9は、図4に示すような発
注・仕入状況表示画面20上で、取り扱う商品20a,
20b…のそれぞれについて、「適正発注数量」として
発注数量23を表示する。
【0044】このように、本実施の形態のPOS端末装
置によれば、過去の発注・仕入状況に基づく統計結果か
ら「適正発注数量」を算出するとともに、新たな発注情
報の入力の際に、制御部9が、算出した「適正発注数
量」を操作者用表示器6上の発注・仕入状況表示画面2
0に表示させるようになっている。
【0045】したがって、このPOS端末装置を用いて
商品の発注を行えば、適正な発注数量を容易に確認する
ことができるので、売場責任者以外の者であっても、あ
るいは商品陳列棚や倉庫等の在庫確認を行わなくても、
適切な商品の発注数量を簡単に決定することが可能とな
り、発注ミスやこれによる不良在庫の発生等を未然に防
ぐことができる。つまり、このPOS端末装置では、過
去の発注・仕入状況に基づいて算出した「適正発注数
量」により、適切な商品の発注を、より一層容易かつ確
実に行えるようになる。
【0046】なお、本実施の形態では、本発明を、スー
パーマーケット等の販売店の売場に設置されたPOS端
末装置に適用した場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではない。例えば、スーパーマーケ
ットでの利用のほか、図書館での貸出図書の管理や、ガ
ソリンスタンド等での売上管理などで使われているPO
Sシステムを構成するPOS端末装置であっても、同様
に適用可能である。また、本実施の形態で説明した機能
に加えて、出庫に関する情報管理を行う機能を追加すれ
ば、倉庫などで用いられる発注・在庫管理システムとし
ても適用することができ、この場合であっても先に説明
したのと同様の効果を得ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のPOS
端末装置は、入力された発注情報を記憶蓄積するととも
に、新たな発注情報の入力の際に、記憶蓄積している発
注情報の表示を行うようになっている。したがって、こ
のPOS端末装置を用いて商品の発注を行えば、過去の
発注状況を容易に確認できるので、例えば売場責任者以
外の者であっても仕入を必要とする商品が既に発注済で
あるか否かや、未発注である場合にどれだけ発注すれば
良いか等が、簡単に分かるようになる。また、過去の発
注状況を確認することによって、商品の発注のペース
(頻度)やその際の発注量が分かるので、商品陳列棚や
倉庫等の在庫確認のような煩わしさを無くすことができ
る。つまり、このPOS端末装置では、不良在庫等が発
生することのない適切な発注を容易かつ確実に行えるよ
うになり、結果として効率的なPOSシステムの運用が
行えるようになるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるPOS端末装置の実施の形態の
一例の概略構成を示す説明図であり、(a)はPOS端
末装置の外観構成を示す図、(b)はPOS端末装置の
機能構成を示す図である。
【図2】図1のPOS端末装置の情報記憶部に格納され
る各種ファイルのデータフォーマットの具体例を示す説
明図であり、(a)は商品情報ファイルのデータフォー
マットを示す図、(b)は商品別売上記録ファイルのデ
ータフォーマットを示す図、(c)は発注記録ファイル
のデータフォーマットを示す図、(d)は仕入記録ファ
イルのデータフォーマットを示す図、(e)は発注用フ
ァイルのデータフォーマットを示す図である。
【図3】図1のPOS端末装置の操作者用表示器に表示
される発注・仕入状況表示画面の具体例を示す説明図で
ある。
【図4】従来のPOSシステムにおいて、POS端末装
置から商品の発注を行う際の手順の一例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 POS端末装置 4 バーコードリーダ 5 キーボード 6 操作者用表示器 9 制御部 10 情報記憶部 12 商品別売上記録ファイル 13 発注記録ファイル 14 仕入記録ファイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の発注、仕入、販売、および在庫に
    関する情報管理を行うPOSシステムにて用いられ、前
    記情報管理に必要な情報入力が行われるPOS端末装置
    であって、 商品の発注を行うのにあたって該発注に関する情報を発
    注情報として入力するための発注情報入力手段と、 前記発注情報入力手段で入力された発注情報を記憶蓄積
    する発注情報記憶手段と、 前記発注情報入力手段での新たな発注情報の入力の際
    に、前記発注情報記憶手段が記憶蓄積している発注情報
    を表示する情報表示手段とを備えてなることを特徴とす
    るPOS端末装置。
  2. 【請求項2】 販売した商品に関する情報を売上情報と
    して入力するための売上情報入力手段と、 商品の仕入後該商品の発注までの間に前記売上情報入力
    手段で入力された該商品についての売上情報を記憶蓄積
    する売上情報記憶手段とを備えるとともに、 前記情報表示手段は、前記発注情報入力手段での新たな
    発注情報の入力の際に、前記売上情報記憶手段に記憶蓄
    積され、該発注情報によって特定される商品についての
    売上情報を表示するものであることを特徴とする請求項
    1記載のPOS端末装置。
  3. 【請求項3】 前記発注情報記憶手段が記憶蓄積してい
    る発注情報に基づいて、商品発注時の平均発注数に関す
    る情報を適正発注情報として算出する適正発注情報算出
    手段を備えるとともに、 前記情報表示手段は、前記発注情報入力手段での新たな
    発注情報の入力の際に、前記適正発注情報算出手段が算
    出した適正発注情報を表示するものであることを特徴と
    する請求項1または2記載のPOS端末装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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