JP4513159B2 - 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置および方法、並びに記録媒体に関し、特に、ユーザの嗜好に適した情報を効率よく提供する装置に適用して好適な情報処理装置および方法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットの普及に伴い、そのインターネットによりさまざまなサービスが提供されるようになってきた。例えば、家庭に居ながら買い物ができるオンラインショッピングなどと称されるサービスが普及しつつある。ユーザは、インターネットに接続し、接続先で提供している画面を参照し、気に入れば、所定の操作を行うことにより、オンラインショップにて、所望の商品を購入することができる。
【0003】
オンラインショッピングなどにより商品を購入してもらうために、バナー広告などと称される広告が、インターネットで、例えば、所望の情報を検索している時に、その検索画面の一部分に表示されることがある。ユーザは、表示されたバナー広告を参照し、興味を持った場合、そのバナー広告をクリックするなどの操作を行うことにより、そのバナー広告に表示されている商品などの詳細な情報を取得することができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
オンラインショッピングや、通常のルートで流通している商品について、ユーザ同士が意見を交換する掲示板と称されるサービスがある。しかしながら、オンラインショッピングのサイト自体に、そのような掲示板、または類似するサービスを提供しているサイトはなく、オンラインショッピングのサイト上で、商品に関するコミニュケーションを、他のユーザ、または、商品を提供する提供者と、とることができないといった課題があった。
【0005】
上述したバナー広告は、所望の情報を取得するために入力されたキーワードに対応したものが表示されるようになっている場合が多い。バナー広告を提供している側としては、ユーザが入力したキーワードだけでなく、多くの情報を基に、さらにユーザに適した広告を提供したいと所望してもできないといった課題があった。
【0006】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、オンラインショッピングのサイトに掲示板を設け、その掲示板に書き込まれたデータにより、ユーザの嗜好に関する情報を蓄積し、その蓄積された情報を基に、提示する広告を抽出するようにすることにより、ユーザに適した広告を効率よく提示することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理装置は、他のユーザとコミュニケーションをとるために設けられた掲示板に書き込まれた情報から、単語を抽出し、抽出された単語が使われた頻度を求め、その単語と頻度を関連付けた情報を少なくとも含む、前記掲示板に書き込みを行ったユーザの嗜好に関する第1のデータベースを作成する第1の作成手段と、複数の情報から構成される第2のデータベースを作成する第2の作成手段と、前記ユーザが前記掲示板にアクセスしてきた場合、前記第1の作成手段により作成された前記第1のデータベースから、前記アクセスをしてきたユーザに対応するデータを読み出す第1の読み出し手段と、前記第2のデータベースから、前記第1の読み出し手段により読み出された前記データに適する前記情報を読み出す第2の読み出し手段とを備え、前記第2の読み出しステップの処理は、前記ユーザのアクセス回数が多い場合には、更新頻度の高い情報を優先して読み出し、前記ユーザのアクセス回数が少ない場合には、他のユーザのアクセス頻度が高い情報を優先して読み出す。
【0008】
前記掲示板は、オンラインショッピングのサイトに設けられるようにすることができる。
【0009】
前記第2の作成手段により作成された第2のデータベースは、商品に関する簡便な情報と詳細な情報とから構成されており、第2の読み出し手段は、簡便な情報を読み出し、簡便な情報に対応する詳細な情報の読み出しが指示された場合、第2のデータベースから、それを読み出す第3の読み出し手段をさらに含むようにすることができる。
【0010】
前記第3の読み出し手段により読み出された前記詳細な情報の読み出し回数に応じて課金する課金手段をさらに備えるようにすることができる。
前記第1のデータベースには、前記第2のデータベースから読み出されたデータを識別する情報と、そのデータに対して前記ユーザが行った処理がさらに関連付けられて記憶されるようにすることができる。
前記第1の読み出し手段は、前記第1のデータベースに記憶されている前記頻度が高い単語を読み出し、前記第2の読み出し手段は、前記頻度が高い単語をキーワードとするようにすることができる。
【0011】
本発明の情報処理方法は、他のユーザとコミュニケーションをとるために設けられた掲示板に書き込まれた情報から、単語を抽出し、抽出された単語が使われた頻度を求め、その単語と頻度を関連付けた情報を少なくとも含む、前記掲示板に書き込みを行ったユーザの嗜好に関する第1のデータベースを作成する第1の作成ステップと、複数の情報から構成される第2のデータベースを作成する第2の作成ステップと、前記ユーザが前記掲示板にアクセスしてきた場合、前記第1の作成ステップの処理で作成された前記第1のデータベースから、前記アクセスをしてきたユーザに対応するデータを読み出す第1の読み出しステップと、前記第2のデータベースから、前記第1の読み出しステップの処理で読み出された前記データに適する前記情報を読み出す第2の読み出しステップとを含み、前記第2の読み出しステップの処理は、前記ユーザのアクセス回数が多い場合には、更新頻度の高い情報を優先して読み出し、前記ユーザのアクセス回数が少ない場合には、他のユーザのアクセス頻度が高い情報を優先して読み出す。
【0012】
本発明の記録媒体のプログラムは、他のユーザとコミュニケーションをとるために設けられた掲示板に書き込まれた情報から、単語を抽出し、抽出された単語が使われた頻度を求め、その単語と頻度を関連付けた情報を少なくとも含む、前記掲示板に書き込みを行ったユーザの嗜好に関する第1のデータベースを作成する第1の作成ステップと、複数の情報から構成される第2のデータベースを作成する第2の作成ステップと、前記ユーザが前記掲示板にアクセスしてきた場合、前記第1の作成ステップの処理で作成された前記第1のデータベースから、前記アクセスをしてきたユーザに対応するデータを読み出す第1の読み出しステップと、前記第2のデータベースから、前記第1の読み出しステップの処理で読み出された前記データに適する前記情報を読み出す第2の読み出しステップとを含み、前記第2の読み出しステップの処理は、前記ユーザのアクセス回数が多い場合には、更新頻度の高い情報を優先して読み出し、前記ユーザのアクセス回数が少ない場合には、他のユーザのアクセス頻度が高い情報を優先して読み出す処理を実行するコンピュータが読み取り可能なプログラム。
【0013】
本発明の情報処理装置および方法、並びに記録媒体においては、他のユーザとコミュニケーションをとるために設けられた掲示板に書き込まれた情報から単語が抽出され、抽出された単語が使われた頻度が求められ、その単語と頻度が関連付けた情報が少なくとも含まれる、掲示板に書き込みを行ったユーザの嗜好に関する第1のデータベースが作成され、複数の情報から構成される第2のデータベースが作成され、ユーザが掲示板にアクセスしてきた場合、第1のデータベースから、アクセスをしてきたユーザに対応するデータが読み出され、そのデータに適する情報が、第2のデータベースから読み出される。その読み出しは、ユーザのアクセス回数が多い場合には、更新頻度の高い情報を優先して読み出し、前記ユーザのアクセス回数が少ない場合には、他のユーザのアクセス頻度が高い情報を優先して読み出すことで行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。図1に示すように、本実施の形態においては、ユーザが用いる端末1と、情報を提供するサーバ2とが、インターネット3を介して互いに情報の授受ができるように接続されている。インターネットは一例であり、無線や有線などの他のネットワークを用いるようにしても良い。
【0015】
図2は、パーソナルコンピュータとしての端末1の内部構成例を示す図である。端末1は、CPU(Central Processing Unit)11を内蔵している。CPU11にはバス14を介して、入出力インタフェース15が接続されている。入出力インタフェース15には、キーボード、マウスなどの入力デバイスよりなる入力部16、処理結果としての例えば音声信号を出力する出力部17、処理結果としての画像を表示するディスプレイなどよりなる表示部18、プログラムや各種データを格納するハードディスクドライブなどよりなる記憶部19、LAN(Local Area Network)やインタネットを介してデータを通信するモデムなどよりなる通信部20、および、磁気ディスク31乃至半導体メモリ34などのプログラム格納媒体に対してデータを読み書きするドライブ21が接続されている。
【0016】
バス14には、ROM(Read Only Memory)12およびRAM(Random Access Memory)13が接続されている。
【0017】
本発明を適用した情報処理プログラムは、磁気ディスク31乃至半導体メモリ34に格納された状態で端末1に供給され、ドライブ21によって読み出されて、記憶部19に内蔵されるハードディスクドライブにインストールされている。記憶部19にインストールされている情報処理プログラムは、入力部16に入力されるユーザからのコマンドに対応するCPU11の指令によって、記憶部19からRAM13にロードされて実行される。なお、端末1の起動時において自動的にプログラムが実行されるように設定しておくようにしてもよい。
【0018】
なお、記憶部19に内蔵されるハードディスクドライブには、情報処理プログラムの他、WWWブラウザ、メーラ、およびワードプロセッサなどのアプリケーションプログラムもインストールされており、情報処理プログラムと同様に、入力部16に入力されるユーザからの起動コマンドに対応するCPU11の指令によって、記憶部19からRAM13にロードされて実行される。
【0019】
サーバ2は、基本的に端末1と同様の構成をしており、その説明は省略する。以下の説明においては、端末1の機能はそのままの符号を用い、サーバ2の機能は、図2に示した端末1の機能の符号にダッシュを付けて(例えば、表示部18’)記述する。
【0020】
図3は、端末1で情報処理プログラムが起動された場合の機能ブロック図である。アクセス処理部41は、インターネット3を介して行われるサーバ2とのデータの授受を制御する。テキスト処理部42は、サーバ2に設けられた掲示板のサービスを利用する際に、その掲示板に書き込むテキストデータ(ユーザから入力されたテキストデータ)に関する処理を行う。表示制御部43は、サーバ2とのデータの授受により取得された画像データやテキストデータなどを、表示部18に表示する際の制御を行う。
【0021】
図4は、サーバ2で情報提示プログラムが起動された場合の機能ブロック図である。アクセス処理部51は、端末1とインターネット3を介して行われるデータの授受を制御する。具体的には、端末1からのデータを掲示板データ取得部52、検索部56、広告データベース作成部57、または、課金データベース作成部58のいずれかに出力する一方で、検索部56から供給されるデータを端末1に対して送信する。
【0022】
掲示板データ取得部52は、掲示板に書き込まれたテキストデータを取得し、文書属性処理部53および文書内容処理部54に供給する。文書属性処理部53は、掲示板データ取得部52から供給される文書の属性情報を抽出し、属性情報に基づき、文書をグループ化して、文書内容処理部54およびユーザ別データベース作成部55に供給する。文書の属性情報として、例えば、対象となっているテキストデータを特定するメッセージID、送信元、書き込まれた日付などが抽出される。
【0023】
文書内容処理部54は、文書属性処理部53でグループ化された文書の文面を抽出し、形態素解析を施してキーワード(単語)に分割し、キーワードの出現頻度、複数の文書に亘る分布状況を求め、文書のグループ毎に、キーワードの重み(文書の主旨に関係する程度を示す値)を演算する。重みの演算には、例えば、tf・idf法(Salton,G.:Automatic Text Processing:The Transformation,Analysis, and Retrieval of Information by Computer,Addison-Wesley,1989)等を用いる。ただし、広範囲に亘って分布している単語、すなわち、例えば、ほぼ全ての文書に含まれている「よろしく」や「お願いします」等の単語は、キーワードには成り得ないので除外する。また、本実施の形態においては、名詞のみをキーワードとして扱うとする。
【0024】
ユーザ別データベース作成部55は、文書属性処理部53でグループ化された文書毎に、各文書の属性情報と、文書内に含まれる全てのキーワードの重みをデータベース化してハードディスクドライブなどよりなる記憶部19’に記録させる。図5に、ユーザ別データベース作成部55により作成され、記憶されるユーザ別データベースの一例を示す。図5に示したように、ユーザ別データベース作成部55は、”ユーザID”、”アクセス日時”、”掲示板NO(ナンバー)”、”単語と頻度”、および、”提示広告と操作”という項目が設けられ、それぞれの項目のデータが互いに関連付けられたデータベースを作成する。
【0025】
”ユーザID”という項目には、例えば、ユーザが、掲示板を利用することを所望した場合にユーザ登録をし、その登録の際に与えられるIDが記憶される。”アクセス日時”という項目には、掲示板にアクセスした日時が記憶される。”掲示板NO”という項目には、掲示板が一意に区別が付くように与えられた番号が記憶される。”単語と頻度”という項目は、文書内容処理部54の処理により抽出された単語と、その単語が使われた回数が関連付けられて記憶される。”提示広告と操作”という項目には、上述した各項目毎に記憶されている情報に基づき、ユーザに提示された広告の広告番号と、その提示した広告に対してユーザが行った処理(アクセスの有無、保存の有無)が関連付けられて記憶される。
【0026】
検索部56は、ユーザ別データベース作成部55により作成されたデータベースを基に、アクセスしてきたユーザに提示する広告を、広告データベース作成部57が作成した広告データベース内を検索し、アクセス処理部51を介して、端末1に送信する。広告データベース作成部57は、図6に示したようなデータベースを作成し、記憶部19’に記憶させる。図6に示したように、広告データベース作成部57は、”広告主番号”、”広告番号”、および”キーワードと重み”という項目が設けられ、それぞれの項目のデータが互いに関連付けられたデータベースを作成する。
【0027】
”広告主番号”という項目には、広告を提供する人、商店などを一意に区別できるように与えられた番号である。”広告番号”という項目には、広告主番号を与えられた広告の提供者により提供される複数の広告を、広告番号の面から管理するために設けられている項目である。”キーワードと重み”という項目には、提供する広告を選択する際に用いられ情報が記憶されている。
【0028】
課金データベース作成部58は、図7に示したようなデータベースを作成し、記憶部19’に記憶させる。すなわち、”広告主番号”、”広告番号”、”アクセス状況”、および、”課金合計”が、それぞれ関連付けられたデータベースである。課金は、情報提供者が払う場合、掲載の基本料、情報の提示、アクセスされた回数、優待情報の利用等により、段階的に行うようにする。その為に、課金データベース作成部58では、上述したようなデータを管理する。
【0029】
以下の説明においては、課金処理を行うとして説明するが、課金処理を行う必要がない場合、課金データベース作成部54を設ける必要はない。
【0030】
次に、サーバ2の動作として、ユーザ別データベースの作成処理、特に、掲示板に書き込まれたテキストデータに関する処理について、図8のフローチャートを参照して説明する。このデータベースの作成処理は、情報提示プログラムが実行する処理のうちの1つであり、掲示板に書き込みが行われたと判断された時、または、所定のタイミングに開始される。
【0031】
ステップS1において、掲示板データ取得部52は、掲示板に書き込まれたテキストデータを取得し、文書属性処理部53および文書内容処理部54に供給する。ステップS2において、文書属性処理部53は、掲示板データ取得部52から供給されたテキストデータから属性情報を抽出し、属性情報に基づき、文書をグループ化して、文書内容処理部54およびユーザ別データベース作成部55に供給する。
【0032】
ステップS3において、文書内容処理部54は、文書属性処理部53でグループ化された文書の本文のテキストデータを抽出し、形態素解析を施し、キーワードとして抽出する。ステップS4において、文書内容処理部54は、キーワードの出現頻度、複数の文書に亘る分布状況を求め、文書のグループ毎にキーワードとなる単語の重みを、例えばtf・idf法を用いて演算する。
【0033】
ステップS5において、ユーザ別データベース作成部55は、文書属性処理部53でグループ化された文書毎に、各文書の属性情報と文書内に含まれる全てのキーワードの重みをデータベース化する。
【0034】
次に、図9のフローチャートを参照して、端末1において、掲示板への書き込みおよびバナー広告の表示のときに行われる動作について説明する。ステップS11において、所定のURL(Uniform Resource Locator)へのアクセスが開始される。所定のURLとは、この場合、サーバ2に設けられている掲示板を参照したり、書き込みを行うためにアクセスするURLである。ステップS11において、サーバ2との接続が完了されると、ステップS12において、表示部18上に、ユーザIDの入力画面が表示される。
【0035】
ユーザは、表示されたユーザIDの入力画面を参照し、自己のユーザIDを入力する。この入力に対応する処理として、ステップS13において、入力されたユーザIDが、サーバ2に対して送信される。この送信されたユーザIDが、サーバ2に受信され、サーバ2の処理により、ユーザの確認が完了されると、ステップS14において、端末1の表示部18に掲示板が表示される。さらに、ステップS15において、掲示板と共に、バナー広告も表示される。表示されるバナー広告は、サーバ2が、ユーザ別データベース内に記憶されているユーザに対応するデータを基に、広告データベース内から抽出した広告データであり、ユーザの嗜好に適した広告である。
【0036】
図10は、ステップS14およびステップS15の処理により表示部18に表示される表示画面の一例を示す図である。表示部18には、書き込み欄表示部71、投稿表示部72、およびバナー広告表示部73が表示される。書き込み欄表示部71は、サーバ2にアクセスした端末1のユーザが、所望の事柄を自由に書き込める欄である。その下に表示されている投稿表示部72は、複数のユーザにより、既に掲示板に書き込まれた(投稿された)事柄が表示される。バナー広告表示部73には、複数のバナー広告が表示される。バナー広告は、さらに詳細な情報を表示する広告サイトにアクセスすることが所望された場合に、クリックなどの所定の操作がされる。
【0037】
このような画面を参照し、ユーザは、書き込み欄表示部71に、自分の意見などを書き込んだり、投稿欄表示部72に表示されている他のユーザの意見などを読んだり、バナー広告表示部73から所望の商品の広告を探したりすることができる。
【0038】
図9のフローチャートの説明に戻り、ステップS16において、広告サイトへのアクセスが指示されたか否かが判断される。すなわち、ユーザが図10に示したような画面を参照し、バナー広告表示部73から詳細な情報を取得したいと所望し、所定の操作が行われた広告があるか否かが判断される。所定の操作が行われることにより広告サイトへのアクセスが指示されたと判断された場合、ステップS17に進む。
【0039】
ステップS17において、操作が行われたと判断されたバナー広告に含まれるサイトの情報を基に、広告サイトへのアクセスが開始される。広告サイトへのアクセスが開始されると、そのアクセス先のサイトから供給されるデータにより表示部18上の表示や、その他の制御が行われる。その広告サイトから、例えば、割引情報などのデータが、ステップS18においてダウンロードされる。
【0040】
ユーザがバナー広告表示部73に表示された広告に興味を持たずに、掲示板への書き込みや、掲示板に書き込まれた情報を読むことだけを行うことがある。このような場合、ステップS16において、広告サイトへのアクセスは指示されていないと判断され、ステップS19に進む。ステップS19において、掲示板へのアクセスが終了されたか否かが判断される。換言すれば、サーバ2との接続を切る指示が出されたか否かが判断される。
【0041】
ステップS19において、掲示板へのアクセスの終了が指示されたと判断された場合、図9に示したフローチャートの処理は終了され、掲示板へのアクセスの終了は指示されていないと判断された場合、ステップS14に戻り、それ以降の処理が繰り返される。アクセスが終了される場合、または、所定の処理が行われた場合に、書き込み欄表示部71にユーザが書き込んだテキストデータなどは、サーバ2に対して送信される。
【0042】
このような処理が行われる一方で、サーバ2において行われる処理について、図11のフローチャートを参照して説明する。ステップS21において、アクセス処理部51は、アクセスしてきた端末1に対して、ユーザIDの問い合わせを行う。すなわち、ユーザIDの入力画面のデータを端末1に対して送信する。この送信したユーザIDの入力画面に対して、ユーザが自己に割り当てられたユーザIDを入力すると、そのデータは、サーバ2に受信される。
【0043】
サーバ2のアクセス処理部51は、ステップS22において、検索部56に指示し、受信したユーザIDが、ユーザ別データベース内に存在するか否かを検索させる。検索部56は、ユーザIDによりユーザを特定すると共に、特定したユーザの情報(図5に示した”単語と頻度”という項目に記憶されている情報)を取得する。その取得した情報を基に、ステップS23において、広告データベース作成部57により作成された広告データベース内を検索し、ユーザの嗜好に適したバナー広告を抽出する。
【0044】
具体的に、図5に示したユーザ別データベースに記憶されているデータのうち、ユーザIDが”012345”のユーザがアクセスしてきた場合を例に挙げて説明する。ユーザIDが”012345”のユーザは、”ファッション”、”駅”、”携帯”といった単語の使用頻度が高いため、これらの単語に関連する情報に興味があると判断できる。
【0045】
アクセス処理部51は、アクセスしてきたユーザが興味を持つであろう広告(情報)、すなわち、この場合、”ファッション”、”駅”、”携帯”といった単語をキーワードとする情報を抽出する。
【0046】
さらに、ユーザの中には、頻繁に掲示板にアクセスするユーザもいるし、たまにしかアクセスしないユーザもいるので、アクセスの回数も考慮して提示する情報を抽出する。例えば、アクセスの回数が多いユーザに対しては、更新頻度の高い情報が優先的に抽出されるようにし、アクセスの回数が少ないユーザに対しては、他のユーザが詳細情報が取得できるサイト(広告サイト)にまでアクセスする頻度が高い情報が優先的に抽出されるようにする。
【0047】
このように、ユーザの興味があるであろう事柄(ユーザが送受信したメールから抽出された単語)、さらに、アクセスの回数も考慮に入れて、提示する情報を選択することにより、ユーザの嗜好に合った情報を効率よく提示することが可能となる。
【0048】
ユーザの特定が行え、広告データベース内からデータが抽出された場合、ステップS24に進み、図10に示したような掲示板およびバナー広告が、端末1の表示部18に表示されるようなデータを送信する。ステップS22においてユーザが特定できないような場合(ユーザ登録がされていないユーザからのアクセスの場合)、ステップS23の処理はスキップされ、ステップS24においては、認識されなかったことをアクセスしてきたユーザに知らせる画面が表示されるようなデータが送信される。
【0049】
ステップS24において端末1に送信されたデータにより、表示部18に表示された画面を参照し、ユーザが何らかのアクションを起こすと、サーバ2に対して、そのアクションに関するデータが送信される。サーバ2のアクセス処理部51は、ステップS25において、ユーザが起こしたアクションに関するデータが示すのは、広告サイトにアクセスを指示するものであるか(バナー広告が操作されたことを示すものか)否かが判断される。広告サイトにアクセスを指示するものであると判断された場合、ステップS26に進み、アクセスが指示された広告に関する情報が取得される。すなわち、バナー広告表示部73に表示されていた複数のバナー広告の内、どのバナー広告が操作されたのかの情報が取得される。
【0050】
ステップS26において取得された情報は、ステップS27における課金処理に用いられる。課金処理は、課金データベース作成部58により、図7に示したようなデータベースが作成されることにより行われる。具体的に課金処理は、バナー広告がユーザに提示された回数、その提示されたバナー広告を参照して、詳細情報が取得できる広告サイトへとアクセスされた回数、割引などの特典がユーザにより使われた回数などの情報を基に、段階的に課金が行えるようになっている。
【0051】
ステップS27における課金処理が終了された場合、または、ステップS25において、広告サイトにアクセスが指示されたのではないと判断された場合、ステップS28に進み、掲示板に書き込まれたデータの取得が行われる。掲示板に書き込まれたデータは、上述したように、例えば、所定の操作として、送信というボタン(不図示)が操作されたときや、掲示板へのアクセスが終了される際に、端末1からサーバ2に対して送信される。
【0052】
この送信されたデータがサーバ2に受信されることにより、ステップS28の処理が行われる。ステップS28において、サーバ2のアクセス処理部51に受信されたデータは、文書属性処理部53と文書内容処理部54に供給される。ステップS29において、ユーザ別データベースが作成され、記憶部19’に記憶される。このステップS29におけるデータベースの作成については、図8のフローチャートを参照して既に説明したので、ここでは、その説明を省略する。
【0053】
このようにして作成されたユーザ別データベースは、次回、同一のユーザが掲示板にアクセスしてきたときに、広告データを抽出する際(ステップS23の処理が行われる際)に用いられる。広告データとして、上述したように、ユーザの嗜好に合ったもの、換言すれば、ユーザが購入しそうな商品を、効率よく提示することができる。
【0054】
上述した実施の形態においては、バナー広告を提示する場合を説明したが、商品の情報を直接提示するようにしても良い。換言すれば、上述した実施の形態においては、バナー広告を提示し、詳細な情報を提示した以降の処理は、別サイト(サーバ)に処理が移行したが、ユーザが商品を購入するまでの処理を、サーバ2において行わせるようにしても良い。
【0055】
商品購入までの処理をサーバ2において行う場合、ユーザ別データベース作成部55が作成するユーザ別データベースは、図12に示すようになる。図5に示したユーザ別データベースと比較すると、”提示広告と操作”という項目が、”展示商品と操作”という項目になり、記憶する対象となる操作に、購入という操作が追加された構成となっている。
【0056】
広告データベース作成部57が作成し、記憶させる広告データベースは、図13に示すようなデータベースになる。図6に示した広告データベースと比較すると、”広告主番号”と”広告番号”が、それぞれ、”商品提供者番号”と”商品番号”に変更され、”商品詳細情報”という項目が追加された構成となっている。”商品詳細情報”としては、商品の外観をユーザに提示するための画像ファイルも含まれる。
【0057】
課金データベース作成部58が作成し、記憶させる課金データベースは、図14に示すようなデータベースになる。図7に示した課金データベースと比較すると、”広告主番号”と”商品番号”が、それぞれ、”商品提供者番号”と”商品番号”に変更されている。管理する情報が増え、商品の単価、提示回数、詳細情報へのアクセス回数、購入、および購入された合計額が管理される。これらの情報を基に、段階的に、課金される金額が決定される。
【0058】
次に、これらのデータベースに基づいて行われる端末1の動作について、図15のフローチャートを参照して説明する。ステップS31乃至S36の処理は、図9に示したフローチャートのステップS11乃至S16の処理と、基本的に同様の処理なので、その説明は省略する。ただし、ステップS35においては、図10に示した表示部18上に表示される画面のうち、バナー広告表示部73に、商品自体の広告を表示する。また、ステップS36における判断処理は、バナー広告表示部73に表示された商品のうち、選択された商品があるか否かを判断する。
【0059】
ステップS36において、表示されている商品の中から、ユーザが所望の商品を選択したと判断された場合、その情報は、サーバ2に対して送信される。サーバ2は、送信されてきた情報を受信し、その情報に対応する詳細情報を端末1に対して送り返す。この送り返された詳細情報を基に、ステップS37において、商品の詳細画面が表示される。ユーザは、詳細画面を参照し、その商品を購入するか否かを決定する。
【0060】
ステップS38において、ユーザが、商品の購入を指示したか否かが判断され、その判断に基づく情報が、サーバ2に対して送信される。その情報に対応するデータが、サーバ2から送り返され、その情報に基づいて、ステップS39において、確認画面が表示される。すなわち、ステップS38において、ユーザが商品の購入を決定したと判断された場合は、購入意志の確認、代金の支払い方法の選択、商品の送付先の住所などを記入するための画面が表示され、ユーザが商品の購入をキャンセルしたと判断された場合は、購入しない意志の確認するための画面が表示される。
【0061】
一方、ステップS36において、商品は選択されてないと判断された場合、ステップS40に進み、掲示板へのアクセスの終了が指示されたか否かが判断される。ステップS40において、掲示板へのアクセスの終了は指示されていないと判断された場合、ステップS34に戻り、それ以降の処理が繰り返され、アクセスの終了が指示されたと判断された場合、図15に示したフローチャートの処理は終了される。
【0062】
このような処理が端末1において行われている一方で、サーバ2においては、図16に示すようなフローチャートの処理が実行される。ステップS51乃至S55の処理は、図11に示したフローチャートのステップS21乃至S25の処理と基本的に同様であるので、その説明は省略する。ただし、ステップS53においては、ステップS52の処理において取得されたユーザの嗜好に関する情報に基づいて、商品データベース内を検索し、商品データを抽出し、端末1に対して送信する。
【0063】
検索部56は、商品データベース内から商品データを抽出する際、掲示板(ショッピングサイト)へのアクセスの頻度も考慮に入れて抽出するようにしても良い。具体的には、アクセス回数が多いユーザに対しては、期間限定の値引き商品に関するデータが優先的に抽出されるようにしたり、アクセス回数が少ないユーザに対しては、他のユーザが良く購入する売れ筋の商品に関するデータが優先的に抽出されるようにする。
【0064】
ステップS55において、商品が選択されたか否かが判断され、選択されたと判断された場合、ステップS56に進み、選択されてはいないと判断された場合、ステップS56乃至S58の処理はスキップされ、ステップS59に進む。ステップS56において、検索部56は、端末1から送信されてきた選択された商品に関する情報に基づき、その商品の詳細情報を商品データベース内を検索して、読み出し、アクセス処理部51を介して端末1に対して送信させる。
【0065】
端末1に対して送信された商品の詳細情報を、ユーザが参照し、その商品の購入またはキャンセルを決定した場合、その情報がサーバ2に対して送信され、受信される。その受信された情報(購入か、キャンセルか)が正しいか否かをユーザに確認するために、ステップS57において確認画面のデータが送付される。この確認画面については、図15のステップS39の処理の説明のところで既に説明したように、購入を確認する画面、または、キャンセルを確認する画面である。
【0066】
ステップS57の処理が終了されると、ステップS58に進み、課金処理が行われる。課金処理が終了されると、ステップS59に進み、掲示板に書き込まれたデータなどの取得が行われる。取得されたデータは、ステップS60において、行われるデータベースの作成に用いられる。ステップS59とステップS60の処理は、図11のフローチャートのステップS28とステップS29の処理と基本的に同様である。
【0067】
このように、ユーザが掲示板に書き込んだデータから、そのユーザの嗜好に関する情報が蓄積されるので、ユーザにアンケートなどに答えてもらうなどの手間をとらせずに済むばかりでなく、ユーザ自身が意識しない嗜好に関しても、情報として蓄積することが可能である。また、情報は、ユーザがサーバ2にアクセスする毎にアップデートされるので、管理の手間がかからない。さらに、蓄積された情報を基に、商品情報が提示されるので、商品が購入される確立を高くすることが可能になる。
【0068】
次に、本発明のプログラム格納媒体について説明する。上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることも可能である。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納媒体からインストールされる。
【0069】
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム格納媒体は、図2に示すように、コンピュータ(端末1)とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク31(フロッピディスクを含む)、光ディスク32(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク33(MD(Mini Disc)を含む)、もしくは半導体メモリ34などよりなるパッケージメディア、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるROM12や記憶部19を構成するハードディスクなどにより構成される。プログラム格納媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースを介して、ローカルエリアネットワーク、インタネット3、ディジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
【0070】
なお、本明細書において、プログラム格納媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0071】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0072】
【発明の効果】
以上の如く本発明によれば、ユーザの嗜好に適した情報を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のシステムの構成を示す図である。
【図2】端末1の内部構成例を示す図である。
【図3】端末1の機能ブロック図を示す図である。
【図4】サーバ2の機能ブロック図を示す図である。
【図5】ユーザ別データベースについて説明する図である。
【図6】広告データベースについて説明する図である。
【図7】課金データベースについて説明する図である。
【図8】ユーザ別データベース作成処理について説明するフローチャートである。
【図9】情報提示処理について説明するフローチャートである。
【図10】掲示板について説明する図である。
【図11】情報検索処理について説明するフローチャートである。
【図12】他のユーザ別データベースについて説明する図である。
【図13】他の広告データベースについて説明する図である。
【図14】他の課金データベースについて説明する図である。
【図15】他の情報提示処理について説明するフローチャートである。
【図16】他の情報検索処理について説明するフローチャートである。
【符号の説明】
41 アクセス処理部, 42 テキスト処理部, 43 表示制御部, 51 アクセス処理部, 52 掲示板データ取得部, 53 文書属性処理部,54 文書内容処理部, 55 ユーザ別データベース作成部, 56 検索部, 57 広告データベース作成部, 58 課金データベース作成部
Claims (8)
- 他のユーザとコミュニケーションをとるために設けられた掲示板に書き込まれた情報から、単語を抽出し、抽出された単語が使われた頻度を求め、その単語と頻度を関連付けた情報を少なくとも含む、前記掲示板に書き込みを行ったユーザの嗜好に関する第1のデータベースを作成する第1の作成手段と、
複数の情報から構成される第2のデータベースを作成する第2の作成手段と、
前記ユーザが前記掲示板にアクセスしてきた場合、前記第1の作成手段により作成された前記第1のデータベースから、前記アクセスをしてきたユーザに対応するデータを読み出す第1の読み出し手段と、
前記第2のデータベースから、前記第1の読み出し手段により読み出された前記データに適する前記情報を読み出す第2の読み出し手段と
を備え、
前記第2の読み出し手段は、前記ユーザのアクセス回数が多い場合には、更新頻度の高い情報を優先して読み出し、前記ユーザのアクセス回数が少ない場合には、他のユーザのアクセス頻度が高い情報を優先して読み出す
情報処理装置。 - 前記掲示板は、オンラインショッピングのサイトに設けられる
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2の作成手段により作成された前記第2のデータベースは、商品に関する簡便な情報と詳細な情報とから構成されており、
前記第2の読み出し手段は、前記簡便な情報を読み出し、
前記簡便な情報に対応する詳細な情報の読み出しが指示された場合、前記第2のデータベースから、それを読み出す第3の読み出し手段を
さらに備える請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第3の読み出し手段により読み出された前記詳細な情報の読み出し回数に応じて課金する課金手段を
さらに備える請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記第1のデータベースには、前記第2のデータベースから読み出されたデータを識別する情報と、そのデータに対して前記ユーザが行った処理がさらに関連付けられて記憶される
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第1の読み出し手段は、前記第1のデータベースに記憶されている前記頻度が高い単語を読み出し、
前記第2の読み出し手段は、前記頻度が高い単語をキーワードとする情報を前記第2のデータベースから読み出す
請求項1に記載の情報処理装置。 - 他のユーザとコミュニケーションをとるために設けられた掲示板に書き込まれた情報から、単語を抽出し、抽出された単語が使われた頻度を求め、その単語と頻度を関連付けた情報を少なくとも含む、前記掲示板に書き込みを行ったユーザの嗜好に関する第1のデータベースを作成する第1の作成ステップと、
複数の情報から構成される第2のデータベースを作成する第2の作成ステップと、
前記ユーザが前記掲示板にアクセスしてきた場合、前記第1の作成ステップの処理で作成された前記第1のデータベースから、前記アクセスをしてきたユーザに対応するデータを読み出す第1の読み出しステップと、
前記第2のデータベースから、前記第1の読み出しステップの処理で読み出された前記データに適する前記情報を読み出す第2の読み出しステップと
を含み、
前記第2の読み出しステップの処理は、前記ユーザのアクセス回数が多い場合には、更新頻度の高い情報を優先して読み出し、前記ユーザのアクセス回数が少ない場合には、他のユーザのアクセス頻度が高い情報を優先して読み出す
情報処理方法。 - 他のユーザとコミュニケーションをとるために設けられた掲示板に書き込まれた情報から、単語を抽出し、抽出された単語が使われた頻度を求め、その単語と頻度を関連付けた情報を少なくとも含む、前記掲示板に書き込みを行ったユーザの嗜好に関する第1のデータベースを作成する第1の作成ステップと、
複数の情報から構成される第2のデータベースを作成する第2の作成ステップと、
前記ユーザが前記掲示板にアクセスしてきた場合、前記第1の作成ステップの処理で作成された前記第1のデータベースから、前記アクセスをしてきたユーザに対応するデータを読み出す第1の読み出しステップと、
前記第2のデータベースから、前記第1の読み出しステップの処理で読み出された前記データに適する前記情報を読み出す第2の読み出しステップと
を含み、
前記第2の読み出しステップの処理は、前記ユーザのアクセス回数が多い場合には、更新頻度の高い情報を優先して読み出し、前記ユーザのアクセス回数が少ない場合には、他のユーザのアクセス頻度が高い情報を優先して読み出す
処理を実行するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
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