JP2003281399A - 顧客データ管理システム - Google Patents

顧客データ管理システム

Info

Publication number
JP2003281399A
JP2003281399A JP2002081671A JP2002081671A JP2003281399A JP 2003281399 A JP2003281399 A JP 2003281399A JP 2002081671 A JP2002081671 A JP 2002081671A JP 2002081671 A JP2002081671 A JP 2002081671A JP 2003281399 A JP2003281399 A JP 2003281399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
store
data
management system
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002081671A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Taki
久雄 瀧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NKB Inc
Original Assignee
NKB Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKB Inc filed Critical NKB Inc
Priority to JP2002081671A priority Critical patent/JP2003281399A/ja
Publication of JP2003281399A publication Critical patent/JP2003281399A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客サービスを有効に行なうことができる顧
客データの管理システムを提供する。 【解決手段】 商品の情報管理を行なうPOSシステム
(4)を備え、現実の店舗と、WEBサーバ(3)に立
ち上げられたWEBサイト上の仮想店舗を備えた店舗シ
ステムにおける顧客データ管理システムであって、前記
WEBサーバから仮想店舗へのアクセス履歴データを取
り込み、前記POSシステムから顧客の来店履歴データ
及び商品の購入履歴データを取り込む顧客分析用データ
ベース(1)を設け、上記顧客分析用データベースに蓄
積されたデータに基づいて顧客のデータ管理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は顧客データ管理シス
テムに係り、特に商品の情報管理を行なうPOSシステ
ムを備え、現実の店舗と、WEBサーバに立ち上げられ
たWEBサイト上の仮想店舗を備えた店舗システムにお
ける顧客データ管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、店舗における顧客データの管理シ
ステムとして、顧客分析用データベースを設け購買履歴
や来店履歴データを分析してマーケティングや顧客サー
ビスを行なうものがあった。
【0003】この管理システムは、店舗に設けたPOS
システムや顧客カードからのデータから顧客の来店履歴
や購買履歴を抽出して、顧客分析用データベースに記録
するものであり、このデータベースに格納されたデータ
を分析して,顧客サービスに利用したり、販売促進や顧
客の購買動向を予測したりするために使用するものであ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のイン
ターネット等の情報通信技術を組み込んだコンピュータ
・システムを介して、インターネット上に仮想的に店舗
を開設することも行なわれている。また、多数の店舗を
一個所に集めた大規模なショッピングモールが登場して
いる。
【0005】このような状況下、大規模ショッピングモ
ールを開設すると共に、このショッピングモールの仮想
店舗を開設してこれらを有機的に結合した店舗システム
も提案されている。
【0006】即ち、ショッピングモールは、インターネ
ット上にWEBサイトを設け、多数の仮想店舗が集合し
た仮想ショッピングモールを構築し、仮想ショッピング
モールではショッピングモール自体及びショッピングモ
ール内の各店舗についての情報を顧客へ提供し、ネット
上で商品の販売を行なうようにしているのである。
【0007】しかしながら、このような仮想ショッピン
グモールを備えた店舗システムにあっては、従来のよう
に購買履歴や来店履歴のみを顧客分析用データベースに
格納し、この顧客分析用データベースに基づいて顧客デ
ータを管理しただけでは、顧客がショッピングモール中
のどの店舗のどの商品や、どの施設に関心や興味を持っ
ているかが正確にはわからないという問題がある。
【0008】顧客のニーズが細分化、多様化している現
在、顧客の微妙な変化を察知できないことは企業として
も重大な問題である。従って、企業側としては顧客の嗜
好動向を知り今後のマーケティングや経営戦略の策定、
業務革命等に利用したいという要望がある。
【0009】本発明は、かかる実情に鑑み、なされたも
のであって、顧客の嗜好や動向を的確に予測できる顧客
データの管理システムを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は顧客分析用データベースにPOSシステム
から顧客の購買履歴、来店履歴を、またWEBサーバか
らアクセス履歴をそれぞれ蓄積するものである。
【0011】本発明によれば、顧客分析のため、顧客の
WEBサイトのアクセス履歴を顧客分析に使用するよう
にしたから、顧客が実際に店舗に来た場合の履歴から分
析できる情報以外に、WEBサイト上での閲覧状態から
顧客の細かな嗜好や潜在的興味を知ることができ、より
細緻な分析を行なうことができ、有効な販売促進のため
の宣伝等を行なうことができる。
【0012】請求項1に記載の本発明は、商品の情報管
理を行なうPOSシステムを備え、現実の店舗と、WE
Bサーバに立ち上げられたWEBサイト上の仮想店舗を
備えた店舗システムにおける顧客データ管理システムで
あって、前記WEBサーバから仮想店舗へのアクセス履
歴データを取り込み、前記POSシステムから顧客の来
店履歴データ及び商品の購入履歴データを取り込む顧客
分析用データベースを設け、上記顧客分析用データベー
スに蓄積されたデータに基づいて顧客のデータ管理を行
なうことを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の本発明は、上記店舗は多
数の個別店舗の集合であるショッピングモールであり、
WEBサイト上で仮想ショッピングモールと個別の仮想
店舗を構成することを特徴とする請求項1に記載の顧客
データ管理システムである。
【0014】請求項3記載の本発明は、上記顧客分析用
データベースを統括的に管理する管理センタを設置した
ことを特徴とする請求項2に記載の顧客データ管理シス
テムである。
【0015】請求項4に記載の本発明は、商品に添付さ
れたバーコードを顧客別に区別されて認識されたバーコ
ードリーダで読取ることにより、顧客別の個人データと
して上記顧客分析用データベースへ登録することを特徴
とする請求項1、請求項2及び請求項3に記載の顧客デ
ータ管理システムである。
【0016】請求項5に記載の本発明は、上記WEBサ
イトには顧客個人専用サイトを備えてなることを特徴と
する請求項1に記載の顧客データ管理システムである。
【0017】請求項6に記載の本発明は、上記顧客専用
サイトへアクセスする際には会員登録された顧客である
か否を識別する顧客識別部を設けたことを特徴とする請
求項1又は請求項5に記載の顧客データ管理システムで
ある。
【0018】請求項7に記載の本発明は、上記顧客専用
サイトは店舗内に設置された端末によりその場で閲覧で
きることを特徴とする請求項1又は請求項7に記載の顧
客データ管理システムである。
【0019】請求項8に記載の本発明は、上記顧客分析
用データベースの個人データに基づいて、来店履歴デー
タ等の情報を個人別に分析する情報分析手段を備えたこ
とを特徴とする請求項1に記載の顧客データ管理システ
ムである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係る顧
客データ管理システムが適用されるショッピングモール
のシステムを示す概略図、図2は本発明の顧客データ管
理システムの構成図、図3は店舗内の商品と顧客を表し
たイメージ図、図4は商品にバーコードを添付した図で
あって、(a)は商品本体にバーコードを添付した状態
図、(b)は商品の周辺に表示板を設置した状態図、図
5はバーコードリーダから読込んだデータを顧客分析用
データベースへ転送する図、図6はWEBサイトを表示
した図であって、(a)はショッピングモールのホーム
ページを表示した図、(b)は各店舗のホームページを
表示した図、(c)顧客専用サイトを表示した図、図7
は顧客分析用データベースの内容を表示した図、図8は
商品購入の際のフローチャート図、図9は顧客端末機か
らWEBサイトへアクセスするフローチャート図であ
る。
【0021】本例において顧客データ管理システムは、
ショッピングモールで販売促進用に利用される顧客デー
タ管理システムであり、図1に示すように、該ショッピ
ングモール100には多数の実際の店舗101、施設が
配置されている。また、本例ではショッピングモール1
00は、現実の店舗のほかインターネット上にWEBサ
ーバ3を備え、該WEBサーバ3上にWEBサイトを設
け、多数の仮想店舗が集合した仮想ショッピングモール
を構築している。
【0022】仮想ショッピングモールではショッピング
モール自体及びショッピングモール内の各店舗について
の情報を顧客へ提供し、ネット上で商品の販売を行なう
ものである。顧客は、インターネットを介した端末5で
仮想ショッピングモール内を自由に閲覧して、各仮想店
舗を訪れたり、各仮想店舗に展示された商品の情報を閲
覧したりすることができるものである。
【0023】また、このWEBサイト3には、図2に示
すように、登録した顧客に対して顧客個人専用サイト3
2が設けられており、この顧客個人専用サイト32を閲
覧するためには、WEBサイト上で個人認証を行なうも
のとする。そして、顧客個人専用サイトは、顧客の興味
がある分野、店舗、商品に関する情報が整理されて形成
され、買い物によるポイント、サイトアクセスによるポ
イント、さらに顧客が自由に使用できる領域を確保する
ものとしている。
【0024】このWEBサイトには、顧客はインターネ
ットを介してパーソナルコンピュータ等の端末5でアク
セスできるものとしている他、携帯電話、ショッピング
モールに設置された端末などからアクセスできるもので
ある。
【0025】一方、現実のショッピングモールでは、顧
客は必要によりサービスカウンターで登録を行い、顧客
IDが例えばバーコードで記載された顧客カード等が交
付される。この登録は、上記WEBサイトでも行なうこ
とができる。
【0026】そして、各店舗101には、POSシステ
ム4が設けられており、このPOSシステム4により商
品が管理されていると共に、顧客はバーコードリーダを
用いて、購入検討商品のバーコードを読取ることによ
り、上記顧客個人専用サイトの自由領域にその商品の写
真、価格、その他の情報を格納することができる。この
ようにして、店舗で実際に商品を確認して購入候補商品
の情報を顧客自身の顧客個人専用サイトに集めておき、
後で顧客個人専用サイトにアクセスすることにより、ゆ
っくりと購入の検討を行なうことができる。このとき、
WEB上の仮想店舗においてオンラインで購入をするこ
とができる。
【0027】このように、購入候補の商品を自分の顧客
個人専用サイトで閲覧することにより、異なる店舗の類
似商品を詳しく比較し、また異なる商品のコーディネー
ト(例えば靴と洋服)を行なうことができる。なお、店
舗には、端末が設備されており、上述した個人サイトを
閲覧することができ、その場で商品の比較検討を行なう
こともできる。
【0028】そして、本例では、各店舗には顧客分析用
データベース1をそなえるものとしており、この顧客分
析用データベース1は前記WEBサーバ3から仮想店舗
へのアクセス履歴データを取り込み、前記POSシステ
ム4から顧客の来店履歴データ及び商品の購入履歴デー
タを取り込む。そして、上記顧客分析用データベースに
蓄積されたデータに基づいて顧客のデータ管理を行なう
ようにしている。
【0029】以下本発明に係る顧客データ管理システム
を適用したショッピングモールの店舗のシステム構成に
ついて図面を参照して説明する。
【0030】本例では、図2に示すように、各店舗10
1には顧客情報を格納した顧客分析用データベース1
と、商品の個別情報を格納した商品データベース2とこ
の商品データベース2に接続されたPOSシステム4と
を備えている。そして各店舗101には、ショッピング
モールが運営するWEBサイト3と管理センタ6とが接
続されている。
【0031】顧客分析用データベース1は、図2に示す
ように、個人データ11と、来店履歴データ12と、ア
クセス履歴データ13と、購入履歴データ14と、そし
て顧客分析手段15とから構成されている。図7に示す
ように、個人データ11には顧客の氏名、性別、生年月
日、住所、職業、メールアドレス等のデータが格納され
ている。来店履歴データ12には、来店店舗における商
品項目、来店日時等が格納されている。アクセス履歴デ
ータ13には顧客が顧客専用サイト32へアクセスした
日時、アクセス回数等が格納されている。購入履歴デー
タ14には購入店舗における購入した商品、購入日等が
格納されている。顧客分析手段15には来店履歴データ
12、アクセス履歴データ13、購入履歴データ14か
ら顧客がどうような商品に興味関心があるのか予測分析
されたデータが格納されている。
【0032】商品データベース2は、ショッピングモー
ル内の各店舗の商品情報がジャンル別に格納されてい
る。この商品データベース2には商品の在庫、納期期
間、詳細な説明等の商品に関するデータが格納されてい
る。図3に示すように、顧客は店舗内に設置された端末
機を利用して希望する商品の情報を閲覧することができ
る。また、WEBサイト3に掲載する店舗情報等のデー
タも格納されている。
【0033】上述した各店舗の顧客分析用データベース
1及び商品データベース2のデータは管理センタ6によ
って一括管理されている。これにより、ショッピングモ
ール全体の顧客データを解析できる他、管理センタ6は
顧客分析用データベース1及び商品データベース2のデ
ータが何らかのトラブル等により停止してしまった場合
に緊急対処する。
【0034】WEBサイト3は、一般の顧客がリアルタ
イムでアクセスできる一般サイト31と会員専用の顧客
専用サイト32とに分けられている。一般サイト31で
は会員の顧客が顧客専用サイト32へアクセスするため
に識別確認を行なう顧客識別部31aが表示される。こ
の顧客識別部31aには顧客の登録暗証番号を入力し、
確認されたときには顧客専用サイト32へアクセスでき
るようになっている。
【0035】WEBサイト3は、図6(a)に示すよう
にショッピングモールのホームページであって、各店舗
の店舗情報のほかショッピングモールに関する情報が掲
載されている。一般サイト31は、図6(b)に示すよ
うに特定の店舗のホームページや、ショッピングモール
に関する一般情報を紹介し、会員登録を行なうためのホ
ームページが掲載されている。また、店舗のホームペー
ジには商品に関する詳細な説明が掲載されている。ま
た、一般サイト31には顧客が登録番号を入力する顧客
識別部31aが設けられており、この顧客識別部31a
に顧客ID番号や暗証番号を入力させることにより顧客
専用サイト32へのアクセスを制限している。
【0036】顧客専用サイト32は、図6(c)に示す
ように顧客の希望する商品の詳細な商品情報32aと、
その商品情報32aに関連する関連情報32bと、商品
に関するキャンペーン情報32cと、メールマガジン申
込欄32dと、商品等に関する問合せ欄32eと、商品
の売上げを示した売上グラフ32fと、そして、サイト
上から選択して購入できる選択購入32gとが表示され
ている。
【0037】商品情報32aは顧客が来店の際に興味を
持った商品のカタログ、例えば、画像表示、詳細な説明
等が掲載されている。これにより、顧客は来店した際に
見つけた商品を思い出し商品購入へと検討する。関連情
報32bは顧客の興味を持った商品、例えば、パーソナ
ルコンピュータ本体の場合にはそれに関連するプリンタ
等の商品についての情報が掲載されている。キャンペー
ン情報32cは、一定の期間を設けてある商品について
バーゲンセール等のお知らせを掲載する。これにより、
顧客は常にキャンペーン情報32cの確認するようにな
る。メールマガジン申込欄32dは企業側が顧客の端末
に対して任意にメールによって商品情報等を送ってもら
うように申込む。
【0038】売上グラフ32fは、顧客の興味を持った
商品がどれくらい人気があるのか、そして週又は月にど
れくらの売上げがあるのかを確認することができる。こ
れにより、顧客は自分の興味を持った商品についてさら
に興味を持つことができる。選択購入32gは、顧客が
希望した商品以外に興味を持った商品についてはサイト
上で選択し購入することができる。
【0039】顧客が顧客専用サイト32へアクセスした
ときにはアクセス履歴データ13として顧客分析用デー
タベース1へ格納される。このアクセス履歴データ13
は図7示すように、顧客が顧客専用サイト32へのアク
セス回数等が格納される。顧客専用サイト32へアクセ
スしている時間が長ければ多くのポイントが加算され
る。ポイントが加算されると、顧客に対して、例えば商
品割引、特別サービス等の特典が付いてくるようにする
ことができる。
【0040】端末5は、自宅のパーソナルコンピュー
タ、携帯電話、コンビニエンスストア等に配属された端
末である。顧客は何時でも、何処からでもリアルタイム
でWEBサイト3へアクセスすることができる。これに
より、顧客は商品について最新情報等を常時確認するこ
とができる。
【0041】店舗には、図2に示すようにPOSデータ
を発生するPOSシステム4を備えている。POSシス
テム4は、商品購入データを格納するPOS端末42と
POSサーバ42とによって構成されている。POSシ
ステム4は、商品の販売情報を商品データベース2で管
理し、専用のPOS端末42を利用してPOSサーバ4
2へ入力する。POS端末42は商品に添付されたバー
コード8を読取ることにより商品情報を商品別又は個人
別に識別してPOSサーバ42に記録させる。本例では
POS端末42はバーコードリーダ9になる。認識され
た商品情報は通信又は無線等によってPOSサーバ42
へ送信される。これによって、購入された商品について
売上傾向等を予測することができる。さらに、POSシ
ステム4は、顧客が希望商品を購入した時点のデータを
購入履歴データ54として顧客分析用データベース1へ
自動転送する。
【0042】POSシステム4は、図2に示すように、
POS端末42によって読取られたPOSデータをPO
Sサーバ42を介して顧客分析用データベース1へ個人
データ11として転送する。図3に示すように、顧客が
店舗内にある商品に興味を持ち、その商品に添付された
バーコード8をバーコードリーダ9で読取った場合、そ
の商品の商品情報を顧客分析用データ1へ格納すると共
に、顧客専用サイト32に格納する。これにより、店舗
で実際に商品を確認して購入候補商品の情報を顧客自身
の顧客個人専用サイトに集めておくことができ、後で顧
客個人専用サイトにアクセスすることにより、ゆっくり
と購入の検討を行なうことができる
【0043】なお、バーコード8は、図4(a)に示す
ように、商品に添付されている。また、直接商品にバー
コード8を添付することができなときには図4(b)の
ようにその周辺に表示する。
【0044】バーコードリーダ9は、図5に示すよう
に、バーコード8を読取るセンサ91と、その読取った
データをPOSシステム4に転送する転送手段92とか
ら構成されている。
【0045】バーコードリーダ9では商品識別を行なう
ほか、どの顧客が来店したという来店履歴データ12と
して顧客分析用データベース1へ格納する。また、どの
顧客がどの商品に興味を持ったかが識別する。即ち、顧
客は気に入った商品に添付されたバーコード8を読取る
前に顧客の顧客カード10のバーコードの読取りも行な
う。この顧客カード10は顧客が初めてショッピングモ
ールへ来たときに顧客自身を証明する項目、例えば、氏
名、性別、職業等を記載したものである。これは、個人
データ11の内容と同一項目である。
【0046】POSシステム4によって読取られたデー
タは来店履歴データとして顧客分析用データベース1へ
格納される。この来店履歴データ12は顧客が実際に店
舗へ来店した履歴データとして顧客分析用データベース
1へ格納される。この来店履歴データ12は企業として
は特に始めてショッピングモールにある店舗へ来店した
顧客別の個人データ51を登録する。これにより、企業
側としては顧客が来店した日時やどのジャンルの商品に
興味等を示したのかが分かるので今後のマーケティング
に役立てることができる。
【0047】また、顧客が当日商品を購入した場合には
顧客分析用データベース1へ購入履歴データ14として
格納される。この購入履歴データ14には図7に示すよ
うに、購入日等が格納される。例えば、顧客が希望する
商品を店舗で購入すると自動的にその顧客別の個人デー
タ11が顧客分析用データベース1へ送信される。ま
た、購入履歴データ14は顧客が購入した商品を顧客の
購入ポイントとして顧客分析用データベース1へ加算さ
れる。
【0048】次に、顧客が店舗において商品購入するま
での流れについて、図8を用いて説明する。顧客は希望
する商品を見つけ(S1)、バーコードリーダ9を用い
て商品に添付されたバーコード8を読取る(S2)。こ
の時点で読取った商品データは顧客分析用データベース
1へ自動的に個人データ11として登録される(S
3)。そして、顧客はその場で商品を購入するか検討す
る(S4)、仮にその場で希望する商品を購入(S5)
した場合にも顧客分析用データベース1へ登録される
が、購入しない場合でも顧客分析用データベース1へ登
録され顧客専用サイトに商品情報が送信され(S6)顧
客の購買のための情報となる。
【0049】このように、購入候補の商品を自分の顧客
個人専用サイトで閲覧することにより、異なる店舗の類
似商品を詳しく比較し、また異なる商品のコーディネー
ト(例えば靴と洋服)を行なうことができる。なお、店
舗には、端末が設備されており、上述した個人サイトを
閲覧することができ、その場で商品の比較検討を行なう
こともできる。
【0050】また、本例によれば、顧客分析用データベ
ース1には、顧客分析のため、顧客のWEBサイトのア
クセス履歴を顧客分析に使用するようにしたから、顧客
が実際に店舗に来た場合の履歴から分析できる情報以外
に、WEBサイト上での閲覧状態から顧客の細かな嗜好
や潜在的興味を知ることができ、より細緻な分析を行な
うことができ、有効な販売促進のための宣伝等を行なう
ことができる。
【0051】尚、本発明の顧客データの管理システム
は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明の顧客データ
管理システムによれば、顧客の潜在的な興味に応じたき
め細かい分析とプロモーションが可能になるという優れ
た効果を奏し得る。
【0053】即ち、本発明によれば、顧客分析用データ
ベースには顧客が店舗へ来店した来店履歴データと、上
記WEBサイトへアクセスしたアクセス履歴データと、
商品を購入した購入履歴データとを蓄積し、顧客分析用
データベースに蓄積された個人データに基づいて顧客別
のデータ管理を行なうことにより顧客の商品に関する微
妙な動向が予測できるほか、顧客の個人データを総合的
に分析して適格な顧客管理を行なうことができるという
効果がある。
【0054】また、本発明を多くの店舗を集結させたシ
ョッピングモールに適用することにより、多種商品にわ
たる多数の顧客の商品購買動向を正確に知ることがで
き、正確なマーケティングを行なうことができることが
できより一層満足感を与えるという効果がある。
【0055】顧客分析用データベース及び商品データベ
ースを管理する管理センタを設置したことにより、商品
データと顧客別の個人データとを統括的に管理すること
ができる。
【0056】WEBサイトには会員登録された顧客専用
サイトを備えてなることにより、企業側としては顧客一
人一人に適した商品情報を提供することができる。ま
た、顧客としても何時でも、何処からでもリアルタイム
で顧客専用サイトへアクセスし商品情報を閲覧すること
ができるので常に最新情報を確認することができるとい
う効果がある。
【0057】顧客専用サイトは店舗内に設置されたWE
Bサイト端末によりその場で閲覧できることにより、顧
客は自宅等の顧客端末で見た商品情報と同一の内容が確
認することができ納得する買い物ができるという効果が
ある。
【0058】顧客分析用データベースの個人データに基
づいて、来店履歴データ等の情報を個人別に分析する情
報分析手段を備えたことにより、企業としては顧客別の
ニーズや嗜好、顧客の満足度等、傾向等を把握すること
ができるので今後のネットビジネスや経営戦略の策定等
に役立てることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る顧客データ管理システムが適用さ
れるショッピングモールのシステムを示す概略図である
【図2】本発明の顧客データ管理システムの構成図であ
る。
【図3】店舗内の商品と顧客を表したイメージ図であ
る。
【図4】商品にバーコードを添付した図であって、
(a)は商品本体にバーコードを添付した状態図、
(b)は商品の周辺に表示板を設置した状態図である。
【図5】バーコードリーダから読込んだデータを顧客分
析用データベースへ転送する図である。
【図6】WEBサイトを表示した図であって、(a)は
ショッピングモールのホームページを表示した図、
(b)は各店舗のホームページを表示した図、(c)は
顧客専用サイトを表示した図である。
【図7】顧客分析用データベースの内容を表示した図で
ある。
【図8】商品購入の際のフローチャート図である。
【図9】顧客端末からWEBサイトへアクセスするフロ
ーチャート図である。
【符号の説明】
1 顧客分析用データベース 2 商品データベース 3 WEBサイト(WEBサーバ) 4 POSシステム 5 端末 6 管理センタ 8 バーコード 9 バーコードリーダ 10 専用カード 11 個人データ 12 来店履歴データ 13 アクセス履歴データ 14 購入履歴データ 15 顧客分析手段 31 一般サイト 31a 顧客識別部 32 顧客専用サイト 32a 商品情報 32b 関連情報 32c キャンペーン情報 32d メールマガジン 32e 問合せ 32f 売上グラフ 32g 選択購入欄 41 POSサーバ 42 POS端末 50 端末機 81 表示板 91 センサ 92 転送手段 100 ショッピングモール 101 店舗
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/14 G07G 1/14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品の情報管理を行なうPOSシステムを
    備え、 現実の店舗と、 WEBサーバに立ち上げられたWEBサイト上の仮想店
    舗を備えた店舗システムにおける顧客データ管理システ
    ムであって、 前記WEBサーバから仮想店舗へのアクセス履歴データ
    を取り込み、前記POSシステムから顧客の来店履歴デ
    ータ及び商品の購入履歴データを取り込む顧客分析用デ
    ータベースを設け、 上記顧客分析用データベースに蓄積されたデータに基づ
    いて顧客のデータ管理を行なうことを特徴とする顧客デ
    ータ管理システム。
  2. 【請求項2】上記店舗は多数の個別店舗の集合であるシ
    ョッピングモールであり、WEBサイト上で仮想ショッ
    ピングモールと個別の仮想店舗を構成することを特徴と
    する請求項1に記載の顧客データ管理システム。
  3. 【請求項3】上記顧客分析用データベースを統括的に管
    理する管理センタを設置したことを特徴とする請求項2
    に記載の顧客データ管理システム。
  4. 【請求項4】商品に添付されたバーコードを顧客別に区
    別されて認識されたバーコードリーダで読取ることによ
    り、顧客別の個人データとして上記顧客分析用データベ
    ースへ登録することを特徴とする請求項1、請求項2及
    び請求項3に記載の顧客データ管理システム。
  5. 【請求項5】上記WEBサイトには顧客個人専用サイト
    を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の顧客デ
    ータ管理システム。
  6. 【請求項6】上記顧客専用サイトへアクセスする際には
    会員登録された顧客であるか否を識別する顧客識別部を
    設けたことを特徴とする請求項1又は請求項5に記載の
    顧客データ管理システム。
  7. 【請求項7】上記顧客専用サイトは店舗内に設置された
    端末によりその場で閲覧できることを特徴とする請求項
    1又は請求項7に記載の顧客データ管理システム。
  8. 【請求項8】上記顧客分析用データベースの個人データ
    に基づいて、来店履歴データ等の情報を個人別に分析す
    る情報分析手段を備えたことを特徴とする請求項1に記
    載の顧客データ管理システム。
JP2002081671A 2002-03-22 2002-03-22 顧客データ管理システム Pending JP2003281399A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002081671A JP2003281399A (ja) 2002-03-22 2002-03-22 顧客データ管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002081671A JP2003281399A (ja) 2002-03-22 2002-03-22 顧客データ管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003281399A true JP2003281399A (ja) 2003-10-03

Family

ID=29230214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002081671A Pending JP2003281399A (ja) 2002-03-22 2002-03-22 顧客データ管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003281399A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006030444A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Toppan Printing Co Ltd Pop広告システム及びプログラム
JP2007156806A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Yafoo Japan Corp ショッピングにおける商品情報を管理する方法、システム、およびプログラム
JP2007241351A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Cela System:Kk 顧客・商品・仕入れ管理システム(posを含む)と携帯端末とによる顧客・商品総合管理システム
JP2011515732A (ja) * 2008-02-19 2011-05-19 フェイスケーキ マーケティング テクノロジーズ,インコーポレイテッド. ターゲットされるマーケティングシステム及び方法
CN102804217A (zh) * 2009-06-25 2012-11-28 三浦印刷株式会社 租赁店面销售促进管理系统
JP2013020563A (ja) * 2011-07-14 2013-01-31 Dainippon Printing Co Ltd 顧客管理サーバ、マルチチャネル小売システム、顧客サービス提供方法、プログラム及び記録媒体
JP5227477B1 (ja) * 2012-10-19 2013-07-03 株式会社バンキング・システムズ 購買関連情報管理システム、購買関連情報管理プログラム及び記憶媒体
JP2014191362A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Dainippon Printing Co Ltd ポイントシステムおよびポイント管理装置
JP2017151527A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 株式会社三菱総合研究所 情報処理装置及び情報処理方法
WO2020008938A1 (ja) * 2018-07-05 2020-01-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 販売促進システムおよび販売促進方法
JP2020027385A (ja) * 2018-08-10 2020-02-20 株式会社プレイド 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006030444A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Toppan Printing Co Ltd Pop広告システム及びプログラム
JP2007156806A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Yafoo Japan Corp ショッピングにおける商品情報を管理する方法、システム、およびプログラム
JP2007241351A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Cela System:Kk 顧客・商品・仕入れ管理システム(posを含む)と携帯端末とによる顧客・商品総合管理システム
JP2011515732A (ja) * 2008-02-19 2011-05-19 フェイスケーキ マーケティング テクノロジーズ,インコーポレイテッド. ターゲットされるマーケティングシステム及び方法
CN102804217A (zh) * 2009-06-25 2012-11-28 三浦印刷株式会社 租赁店面销售促进管理系统
JP2013020563A (ja) * 2011-07-14 2013-01-31 Dainippon Printing Co Ltd 顧客管理サーバ、マルチチャネル小売システム、顧客サービス提供方法、プログラム及び記録媒体
JP5227477B1 (ja) * 2012-10-19 2013-07-03 株式会社バンキング・システムズ 購買関連情報管理システム、購買関連情報管理プログラム及び記憶媒体
JP2014191362A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Dainippon Printing Co Ltd ポイントシステムおよびポイント管理装置
JP2017151527A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 株式会社三菱総合研究所 情報処理装置及び情報処理方法
WO2020008938A1 (ja) * 2018-07-05 2020-01-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 販売促進システムおよび販売促進方法
GB2589025A (en) * 2018-07-05 2021-05-19 Panasonic Ip Man Co Ltd Sales promotion system and sales promotion method
JP7336747B2 (ja) 2018-07-05 2023-09-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 販売促進システムおよび販売促進方法
JP2020027385A (ja) * 2018-08-10 2020-02-20 株式会社プレイド 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP7116446B2 (ja) 2018-08-10 2022-08-10 株式会社プレイド 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002083116A (ja) ネットワークを利用した顧客情報収集方法、顧客情報提供方法、ポイント付与方法、商品情報提供方法、顧客情報収集装置
KR20180099254A (ko) 쇼핑 후기의 생성 및 공유를 위한 소셜 네트워킹 서비스 시스템 및 방법
JP2011242999A (ja) 情報収集記録システム用サーバ装置、情報収集記録プログラム及び広告媒体
JP3981115B2 (ja) 特典付与サービス提供装置およびその方法
JP4861010B2 (ja) 販売促進システム
JP2003281399A (ja) 顧客データ管理システム
KR20190043994A (ko) 쇼핑 후기의 생성 및 공유를 위한 소셜 네트워킹 서비스 방법
JP2005148804A (ja) 商品情報提供システム
JP2002259420A (ja) アフターサービス提供システム
JP2007041663A (ja) 広告配信システム及び方法並びにプログラム
JP4580714B2 (ja) サービス提供システム
US10572886B2 (en) Obtaining information on purchasing processes
JP2006195773A (ja) 情報提供装置及び情報提供システム
JP2002074154A (ja) 情報提供支援サービス方法及びそのシステム
JP2002183592A (ja) 店舗紹介システムおよび店舗紹介装置および店舗装置並びにそれらのプログラム記録媒体
JP2003337908A (ja) Posサーバとwebサーバによる情報提供方法及びposサーバとwebサーバによる情報提供装置
JP3535123B2 (ja) Posシステムに連携させた個人購買情報管理システム
JP2006039651A (ja) 顧客管理システム
US20180232778A1 (en) Clothing store fitting room retargeting system and method
JP2002099709A (ja) 記録媒体、顧客情報管理方法及び顧客情報管理システム
JP2002269380A (ja) 商品購入情報システム
JP2010211687A (ja) 顧客管理システム
JP2002352328A (ja) Posシステムとネットワークを利用した家計簿作成システムおよび広告情報提供システム
JP2001306918A (ja) 顧客情報収集システム及び顧客情報収集方法
JP7101382B2 (ja) 販売促進サーバ、販売促進方法、及びプログラム