JP2012150615A - 広告配信支援システム - Google Patents
広告配信支援システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012150615A JP2012150615A JP2011008225A JP2011008225A JP2012150615A JP 2012150615 A JP2012150615 A JP 2012150615A JP 2011008225 A JP2011008225 A JP 2011008225A JP 2011008225 A JP2011008225 A JP 2011008225A JP 2012150615 A JP2012150615 A JP 2012150615A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- advertisement
- user
- household account
- account book
- matching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 16
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 5
- 238000013500 data storage Methods 0.000 claims description 4
- 235000013405 beer Nutrition 0.000 description 32
- 235000013361 beverage Nutrition 0.000 description 5
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 3
- 235000009508 confectionery Nutrition 0.000 description 2
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 238000013075 data extraction Methods 0.000 description 1
- 230000035622 drinking Effects 0.000 description 1
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
【課題】ユーザの購買動向に基づいて、ユーザの家計状況や趣味趣向に合った的確な広告コンテンツを配信すること。
【解決手段】ユーザ端末3より提供される家計簿データを取得し蓄積する手段と、発注端末6より入力される蓄積された家計簿データに対するマッチング条件と家計簿データを照合してマッチング条件を満たすユーザを抽出するマッチング手段を有し、マッチング条件を満たす家計簿データを伝達したユーザのユーザ端末3に広告コンテンツを配信する広告配信支援システム1。
【選択図】 図1
【解決手段】ユーザ端末3より提供される家計簿データを取得し蓄積する手段と、発注端末6より入力される蓄積された家計簿データに対するマッチング条件と家計簿データを照合してマッチング条件を満たすユーザを抽出するマッチング手段を有し、マッチング条件を満たす家計簿データを伝達したユーザのユーザ端末3に広告コンテンツを配信する広告配信支援システム1。
【選択図】 図1
Description
本発明は、広告配信支援システムに関する。特に、ユーザ端末から家計簿データを取得して、該家計簿データの購買行動に基づいて広告コンテンツを配信するシステムに関する。
従来は、家計簿を電子的に管理するシステム、及び顧客へ提供する広告を自動的に作成するシステムは存在した。例えば、特許文献1には、ネットワーク上で、複数のユーザの家計簿情報を取得して、類似ユーザの情報を提供したり、家計簿に関する異常値を検出し、アドバイスを提供する家計簿アドバイス提供装置が開示されている。また、特許文献2には、顧客の家計簿、及び小売店から顧客へ提供する広告を自動的に作成する家計簿及び広告作成システムが開示されている。
特開2008−262456号公報
特開2004−318712号公報
しかしながら、従来は広告を一斉にメールを配信するような形態によるもので、効果的に顧客に広告を配信しているとは言えなかった。本発明は、家計簿に対する個々の顧客の嗜好や経済状況を踏まえた上で、広告を効果的に配信することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の広告配信支援システムは、センターサーバと、センターサーバと情報伝達可能な状態のユーザ端末と、センターサーバと情報伝達可能な状態の発注端末を有し、前記ユーザ端末は、家計簿データを入力する入力手段と前記家計簿データを前記センターサーバに伝達する通信手段を有し、前記発注端末は、前記家計簿データに関連づけることのできるマッチング条件を入力する入力手段と、前記マッチング条件を前記センターサーバに伝達する通信手段を有し、前記センターサーバは、前記ユーザ端末からユーザ識別子と関連づけて伝達される家計簿データを取得する家計簿データ取得手段と、該家計簿データをユーザ識別子と関連づけて家計簿データベースに蓄積する家計簿データ蓄積手段と、前記発注端末からマッチング条件を取得するマッチング条件取得手段と、前記家計簿データベースに蓄積されている家計簿データと前記マッチング条件を照合する照合手段と、前記マッチング条件に適合する家計簿データに関連づけられているユーザ識別子を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記ユーザ識別子と広告データベースに蓄積されてなる広告コンテンツを関連づける広告ユーザマッチング手段とを有し、前記広告コンテンツと前記マッチング条件を満たす家計簿データを伝達したユーザ識別子とを関連づけることを特徴とする。
前記センターサーバは、広告データベースに蓄積されてなる広告フォーマットと、前記発注端末から入力伝達されるカテゴリー選択に基づいて広告フォーマットを抽出する手段と、前記発注端末から入力伝達される広告データを前記広告フォーマットの所定個所に関連づける手段を有し、前記発注端末から入力されるカテゴリー選択に基づいて広告フォーマットを抽出し、該抽出された広告フォーマットに広告データを関連づけて広告コンテンツを完成させることを特徴とする。
前記センターサーバは、前記広告ユーザマッチング手段により関連づけられた広告コンテンツマッチング履歴をユーザ識別子に関連づけて履歴データベースに蓄積する履歴蓄積手段と、前記履歴データベースに蓄積されている広告コンテンツマッチング履歴に関連づけられる広告コンテンツに含まれる商品ブランドデータと前記家計簿データに蓄積されている購買商品ブランドデータを照合し前記商品ブランドデータと前記購買商品ブランドデータが一致するユーザ識別子を算出する購買分析手段を有することを特徴とする。
前記センターサーバは、前記ユーザマッチング手段により抽出された前記ユーザ識別子から前記ユーザ端末を特定する特定手段と、前記ユーザ識別子と関連づけられた前記広告コンテンツを前記特定手段により特定された前記ユーザ端末に配信する配信手段を有することを特徴とする。
前記センターサーバは、前記ユーザマッチング手段により抽出された前記ユーザ識別子からユーザ専用ウェブサイトを特定する特定手段と、前記ユーザ識別子と関連づけられた前記広告コンテンツを前記特定手段により特定された前記ユーザ専用ウェブサイトに表示する表示手段を有することを特徴とする。
本発明の広告配信支援システムは、センターサーバと、センターサーバと情報伝達可能な状態のユーザ端末と、センターサーバと情報伝達可能な状態の発注端末を有し、前記ユーザ端末は、家計簿データを入力する入力手段と前記家計簿データを前記センターサーバに伝達する通信手段を有し、
前記発注端末は、前記家計簿データに関連づけることのできるマッチング条件を入力する入力手段と、前記マッチング条件を前記センターサーバに伝達する通信手段を有し、前記センターサーバは、前記ユーザ端末からユーザ識別子と関連づけて伝達される家計簿データを取得する家計簿データ取得手段と、該家計簿データをユーザ識別子と関連づけて家計簿データベースに蓄積する家計簿データ蓄積手段と、前記発注端末からマッチング条件を取得するマッチング条件取得手段と、前記家計簿データベースに蓄積されている家計簿データと前記マッチング条件を照合する照合手段と、マッチング条件に適合する家計簿データに関連づけられているユーザ識別子を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記ユーザ識別子と広告データベースに蓄積されてなる広告コンテンツを関連づける広告ユーザマッチング手段とを有し、前記広告コンテンツと前記マッチング条件を満たす家計簿データを伝達したユーザ識別子とを関連づけることにより、ユーザの家計簿データを基に、該ユーザに好適な広告コンテンツを関連づけることができる。したがって、ユーザの購買行動、家計状況、趣味嗜好に即した広告コンテンツの配信を支援することができる。ひいては、広告宣伝効果の高い広告コンテンツの配信をすることができる。
前記発注端末は、前記家計簿データに関連づけることのできるマッチング条件を入力する入力手段と、前記マッチング条件を前記センターサーバに伝達する通信手段を有し、前記センターサーバは、前記ユーザ端末からユーザ識別子と関連づけて伝達される家計簿データを取得する家計簿データ取得手段と、該家計簿データをユーザ識別子と関連づけて家計簿データベースに蓄積する家計簿データ蓄積手段と、前記発注端末からマッチング条件を取得するマッチング条件取得手段と、前記家計簿データベースに蓄積されている家計簿データと前記マッチング条件を照合する照合手段と、マッチング条件に適合する家計簿データに関連づけられているユーザ識別子を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記ユーザ識別子と広告データベースに蓄積されてなる広告コンテンツを関連づける広告ユーザマッチング手段とを有し、前記広告コンテンツと前記マッチング条件を満たす家計簿データを伝達したユーザ識別子とを関連づけることにより、ユーザの家計簿データを基に、該ユーザに好適な広告コンテンツを関連づけることができる。したがって、ユーザの購買行動、家計状況、趣味嗜好に即した広告コンテンツの配信を支援することができる。ひいては、広告宣伝効果の高い広告コンテンツの配信をすることができる。
本発明を構成する広告配信支援システムは、センターサーバ2がユーザ端末3から入力される家計簿データを取得し、この家計簿データに基づいて家計簿データの提供者であるユーザを識別するためのユーザIDと広告データベースをマッチングすることにより、ユーザの購買動向や趣味趣向に合致する広告コンテンツを提供するためのシステムである。
(システム構成)
広告配信支援システム1(以下、単にシステム1という。)の構成を説明する。システム1は、家計簿データの蓄積、分析および管理をするセンターサーバ2、家計簿データを入力しこれをセンターサーバ2に伝達する手段を有するユーザ端末3、家計簿データに対するマッチング条件を入力しこれをセンターサーバ2に伝達する手段を有する発注端末6で構成されている。そしてユーザ端末3、センターサーバ2、発注端末6はインターネット等のネットワーク、専用回線、あるいは通信ケーブル等の通信手段4により情報伝達可能に接続されている。
広告配信支援システム1(以下、単にシステム1という。)の構成を説明する。システム1は、家計簿データの蓄積、分析および管理をするセンターサーバ2、家計簿データを入力しこれをセンターサーバ2に伝達する手段を有するユーザ端末3、家計簿データに対するマッチング条件を入力しこれをセンターサーバ2に伝達する手段を有する発注端末6で構成されている。そしてユーザ端末3、センターサーバ2、発注端末6はインターネット等のネットワーク、専用回線、あるいは通信ケーブル等の通信手段4により情報伝達可能に接続されている。
家計簿データ入力端末としてのユーザ端末3は、CPU、RAM等の制御・記憶手段、キーボード、タッチパネル等の入力手段とモニタ等の出力手段、通信インターフェースを含む通信手段を備えているコンピュータ端末や携帯端末であり、ユーザ本人あるいは代行入力者が家計簿データを入力し、家計簿データをユーザIDと関連づけた状態でセンターサーバ2に伝達する装置である。また、後述する広告コンテンツ配信段階がシステム1に含まれる場合には、センターサーバ2から提供される広告コンテンツを受信し、受信した広告コンテンツを閲覧する閲覧端末、または専用ウェブサイトにアクセスして、ウェブ上に表示される広告コンテンツを閲覧する閲覧端末としても機能する装置である。
ユーザ端末3には、家計簿データを入力させる手段として、あらかじめ家計簿データを入力させるためのフォーマットアプリケーションソフトをダウンロードさせてもよい。ユーザ端末3から家計簿データ入力フォーマットに沿って、購入商品ブランド、購入日時、購入店等の家計簿データを入力させ、入力された家計簿データは、家計簿データの入力毎にあるいはアプリケーションソフトの制御により設定時刻ごとにセンターサーバ2に伝達されるようになっている。また家計簿データを入力させる他の手段は、ユーザ端末3をセンターサーバ2あるいはセンターサーバ2と情報伝達可能な状態に構築されてなる専用ウェブサイトに作成された家計簿データ入力フォーマットにアクセスさせ、家計簿データ入力フォーマットを通じて入力された家計簿データは、入力毎あるいはセンターサーバ2の制御により設定時刻ごとに、センターサーバ2に伝達されるようになっているものである。
発注端末6は、CPU、RAM等の制御・記憶手段、キーボード、タッチパネル等の入力手段とモニタ等の出力手段、通信インターフェースを含む通信手段を備えているコンピュータ端末や携帯端末であり、広告主あるいは代行入力者が家計簿データと関連づけることのできるマッチング条件を入力し、センターサーバ2に伝達する装置である。また、後述する広告コンテンツ作成段階がシステム1に含まれる場合には、商品またはサービスのカテゴリー選択と、広告コンテンツ作成の素材としての広告データも入力できるようになっている。このマッチング条件の入力、カテゴリーの選択、広告データの入力は入力項目と入力欄が表示された管理画面から行うようにしてもよい。
センターサーバ2には、ユーザ端末3との間で情報伝達を行う通信インターフェースを含む通信手段、制御分析装置としてのCPU、記憶装置としてのRAM(不図示)等が搭載されている。センターサーバ2に構築される制御手段は、ユーザ端末3より伝達される家計簿データを取得するデータ取得手段、取得した家計簿データをデータベースに蓄積するデータ蓄積手段、発注端末6から伝達されたマッチング条件を取得する手段、マッチング条件に基づいて、マッチング条件を満たすユーザID(広告を配信する対象のユーザID)を抽出する広告・ユーザマッチング手段が構築されている。
また、センターサーバ2において、システム1が後述する広告作成段階を含む場合には、広告データベースに蓄積されている広告フォーマットを抽出する広告フォーマット抽出手段と、広告フォーマットに対して発注端末6から伝達された少なくとも商品ブランドを含む商品データを広告フォーマットの所定個所に自動的に入力して広告コンテンツを完成させる広告コンテンツ作成手段が構築されている。
また、センターサーバ2において、システム1が後述する広告配信段階を含む場合には、発注端末6から選択された広告コンテンツ、あるいは、発注端末5からの発注により作成された広告コンテンツとマッチング条件に基づき抽出されたユーザIDとを関連づけ、ユーザIDに対応するユーザ端末3に広告コンテンツを配信する配信手段が構築されている。
さらに、センターサーバ2において、本発明のシステム1が後述する購買分析段階を含む場合には、ユーザIDにマッチングされた(ユーザに配信された)広告コンテンツのマッチング履歴を蓄積する履歴蓄積手段と、ユーザIDにマッチングされた広告コンテンツに含まれている商品ブランドが該ユーザIDに対応する家計簿データの購買商品ブランドに含まれているか否かの一致不一致を分析する購買分析手段が構築されている。
(データベースの構成)
センターサーバ2には、データベース5が情報伝達可能に接続されている。本発明のシステム1におけるデータベース5には、ユーザに関するデータを蓄積するユーザデータベース51が構築されている。ユーザデータベース51は、ユーザの性別、年代、居住地等の属性データが蓄積される属性データベースと、ユーザ端末3からの家計簿データの伝達に伴い随時家計簿データが蓄積される家計簿データベースを含み、各データが図3に示す属性テーブル上、図4に示す家計簿テーブル上でユーザIDと関連付けられて分析可能となっている。また、本発明のシステム1が後述する購買分析段階を含む場合には、ユーザIDに関連づけて配信された広告コンテンツのマッチング履歴を蓄積するマッチング履歴データベースが含まれる。
センターサーバ2には、データベース5が情報伝達可能に接続されている。本発明のシステム1におけるデータベース5には、ユーザに関するデータを蓄積するユーザデータベース51が構築されている。ユーザデータベース51は、ユーザの性別、年代、居住地等の属性データが蓄積される属性データベースと、ユーザ端末3からの家計簿データの伝達に伴い随時家計簿データが蓄積される家計簿データベースを含み、各データが図3に示す属性テーブル上、図4に示す家計簿テーブル上でユーザIDと関連付けられて分析可能となっている。また、本発明のシステム1が後述する購買分析段階を含む場合には、ユーザIDに関連づけて配信された広告コンテンツのマッチング履歴を蓄積するマッチング履歴データベースが含まれる。
またデータベース5には、広告データベース52が構築されている。広告データベース52には、ユーザ端末3に配信される広告コンテンツが蓄積されている。この広告コンテンツは、完成品の広告コンテンツが蓄積されている場合と、広告作成段階を経て完成された広告コンテンツが蓄積される場合とがある。完成品の広告コンテンツとして蓄積されている場合には、広告コンテンツに広告発注IDがあらかじめ付与された状態で蓄積される。この広告発注IDを発注端末6から選択することにより、ユーザ広告マッチング段階において広告発注IDと関連づけられているマッチング条件を満たすユーザIDとマッチングされるようになっている。また、広告作成段階を経て完成される広告コンテンツの場合には、発注端末6からの入力時に決定される広告発注IDが引き続き広告コンテンツに付与された状態で蓄積されている。広告コンテンツは、ユーザ端末3に配信可能な状態で、またはユーザ端末3よりアクセスされる専用ウェブサイト上に表示可能な状態で広告データベース52に蓄積される。広告コンテンツには、テキストデータからなるテキスト広告や、図や絵、動画を入れ込んだイメージ広告が含まれる。
本発明のシステム1が、後述する広告作成段階を含む場合において、広告データベース52には、広告フォーマットが蓄積されている。ここで広告フォーマットとは、発注端末6から伝達される広告データが広告フォーマットの所定個所に自動的に関連づけられることで広告コンテンツが完成する広告コンテンツの原始データともいうべきものであって、商品やサービスのカテゴリー毎に複数パターンのフォーマットが用意されている。発注端末6から伝達される商品またはサービスのカテゴリーの選択に応じて、広告フォーマットが選択され、ここに発注端末6から伝達されたワード、図、動画等が自動的に紐付けられて広告コンテンツが完成するようになっている。最も簡単な形態のテキスト広告を例に挙げて説明する。飲料向けの広告フォーマットとして用意されるAパターンフォーマットの例の一つは、「今日おすすめの飲み物はX1。X1を買うならX2。夏に飲むX1はX2。」である。ここで、X1は商品名の表示個所であり、X2は商品ブランドの表示個所である。発注端末6から、商品カテゴリーと関連づけて飲料、商品名項目と関連づけて「ビール」、商品ブランド項目と関連づけて「Bビール」が伝達されると、広告コンテンツ作成手段は、飲料向けのAパターンフォーマットを抽出し、AパターンフォーマットのX1には「ビール」を、X2には「Bビール」を関連づけて「今日おすすめの飲み物はビール。ビールを買うならBビール。夏に飲むビールはBビール。」という内容の広告コンテンツを作成する。同様にお菓子向けのBパターンフォーマット「美味しいY1は、Y2です。」(Y1には、お菓子の商品名データ、Y2には商品ブランドデータが関連づけられる。)、ヘアケア製品向けのCパターンフォーマット「Z1の髪を目指すならZ2。」(Z1にはフリーワード、Z2は商品ブランドデータが関連づけられる。)のように、複数の商品やサービスカテゴリー毎に広告フォーマットが蓄積されている。尚、広告コンテンツの例は、このようなテキスト広告に限られるものではなく、図や背景画面等のイメージデータ、音楽や音声等の音声データ、動画データ等を入れ込んだイメージ広告も作成することができる。広告作成手段により作成された広告コンテンツはユーザ端末3に配信可能な状態で、またはユーザ端末3よりアクセスされるウェブサイト上に表示可能な状態で上述の如く広告データベース52に蓄積される。
発注端末6は、主として広告主や広告主から依頼された広告会社に設置されセンターサーバ2に対して広告配信対象のユーザを抽出するためのマッチング条件を入力するための入力手段と入力されたマッチング条件をセンターサーバ2に伝達する通信手段を備えている。また、システム1が広告作成段階を含む場合には、上述した商品カテゴリーの選択や、商品名、商品ブランド等の商品データを入力する入力手段を備えている。
(家計簿データ蓄積段階)
図7のフローチャートと、図4の家計簿テーブルに基づき家計簿データの蓄積段階を説明する。ユーザ端末3において、家計簿データとしての購買商品ブランド、購買日時、購買店舗、購買額等家計簿データの入力が行われる(S1)。この入力がされる毎に、または、アプリケーションソフトの制御により設定時刻になると、ユーザ端末3は、家計簿データをユーザIDと関連づけてセンターサーバ2へ伝達する(S2)。センターサーバ2のデータ取得手段は、家計簿データとユーザIDを関連づけて家計簿データベースに蓄積する。この家計簿データの取得と蓄積はユーザ端末3からのデータの伝達毎に繰り返し行われ、ユーザIDに対応させて購買履歴が蓄積されるようになっている。例えば、図4の家計簿テーブルの例によれば、ユーザID(001)のユーザ端末3から、1購買目に商品名「ビール」、商品ブランド「A」という家計簿データが伝達され蓄積されている。同様に、2購買目には、商品名「トイレットペーパー」、商品ブランド「B」、3購買目には、商品名「ビール」、商品ブランド「B」という家計簿データが伝達されてユーザID(001)と関連付けて蓄積されている。この家計簿データベースは、ユーザIDに基づく家計簿データの抽出と、商品名、商品ブランド等家計簿データに基づくユーザIDの抽出の双方ができるように蓄積されている。
図7のフローチャートと、図4の家計簿テーブルに基づき家計簿データの蓄積段階を説明する。ユーザ端末3において、家計簿データとしての購買商品ブランド、購買日時、購買店舗、購買額等家計簿データの入力が行われる(S1)。この入力がされる毎に、または、アプリケーションソフトの制御により設定時刻になると、ユーザ端末3は、家計簿データをユーザIDと関連づけてセンターサーバ2へ伝達する(S2)。センターサーバ2のデータ取得手段は、家計簿データとユーザIDを関連づけて家計簿データベースに蓄積する。この家計簿データの取得と蓄積はユーザ端末3からのデータの伝達毎に繰り返し行われ、ユーザIDに対応させて購買履歴が蓄積されるようになっている。例えば、図4の家計簿テーブルの例によれば、ユーザID(001)のユーザ端末3から、1購買目に商品名「ビール」、商品ブランド「A」という家計簿データが伝達され蓄積されている。同様に、2購買目には、商品名「トイレットペーパー」、商品ブランド「B」、3購買目には、商品名「ビール」、商品ブランド「B」という家計簿データが伝達されてユーザID(001)と関連付けて蓄積されている。この家計簿データベースは、ユーザIDに基づく家計簿データの抽出と、商品名、商品ブランド等家計簿データに基づくユーザIDの抽出の双方ができるように蓄積されている。
(広告コンテンツ作成段階)
次に、図8のフローチャートに基づき広告作成段階について説明する。広告コンテンツ作成段階は、発注端末6より、発注入力毎に入力されるかあるいはセンターサーバ2において自動的に付与される広告発注ID(例えば発注入力毎に付与される通し番号)に関連づけられた状態で広告コンテンツ作成動作が行われる。発注端末6より商品またはサービスのカテゴリーの選択がなされ、商品名、商品ブランド、その他広告を作成するためのデータ等からなる広告データの入力があると(S1)、これをセンターサーバ2に伝達する。これらの広告データは、発注端末6からの入力段階でカテゴリー選択欄、商品名選択欄、商品ブランド選択欄に入力され各項目と関連づけられた状態で伝達される(S2)。センターサーバ2は、発注端末6から広告データを取得すると、カテゴリー選択に基づいて広告データベース52から、広告フォーマットを抽出する(S3)。そして、広告フォーマットの所定個所に発注端末6から伝達された商品名データ、商品ブランドデータ等の広告データをそれぞれ関連づけて(S4)広告コンテンツを完成させる(S5)。例えば、発注者がBビールのメーカーであって、発注端末6より、カテゴリー項目「飲料」、商品名項目「ビール」、商品ブランド項目「Bビール」の入力および伝達がされると、センターサーバ2は、飲料用のAパターンフォーマット「今日おすすめの飲み物はX1。X1を買うならX2。夏に飲むX1はX2。」を抽出し、X1に商品名「ビール」、X2に、商品ブランド「Bビール」を関連づけて「今日おすすめの飲み物はビール。ビールを買うならBビール。夏に飲むビールはBビール。」という内容の広告コンテンツを広告発注IDに関連づけた状態で完成させる。
次に、図8のフローチャートに基づき広告作成段階について説明する。広告コンテンツ作成段階は、発注端末6より、発注入力毎に入力されるかあるいはセンターサーバ2において自動的に付与される広告発注ID(例えば発注入力毎に付与される通し番号)に関連づけられた状態で広告コンテンツ作成動作が行われる。発注端末6より商品またはサービスのカテゴリーの選択がなされ、商品名、商品ブランド、その他広告を作成するためのデータ等からなる広告データの入力があると(S1)、これをセンターサーバ2に伝達する。これらの広告データは、発注端末6からの入力段階でカテゴリー選択欄、商品名選択欄、商品ブランド選択欄に入力され各項目と関連づけられた状態で伝達される(S2)。センターサーバ2は、発注端末6から広告データを取得すると、カテゴリー選択に基づいて広告データベース52から、広告フォーマットを抽出する(S3)。そして、広告フォーマットの所定個所に発注端末6から伝達された商品名データ、商品ブランドデータ等の広告データをそれぞれ関連づけて(S4)広告コンテンツを完成させる(S5)。例えば、発注者がBビールのメーカーであって、発注端末6より、カテゴリー項目「飲料」、商品名項目「ビール」、商品ブランド項目「Bビール」の入力および伝達がされると、センターサーバ2は、飲料用のAパターンフォーマット「今日おすすめの飲み物はX1。X1を買うならX2。夏に飲むX1はX2。」を抽出し、X1に商品名「ビール」、X2に、商品ブランド「Bビール」を関連づけて「今日おすすめの飲み物はビール。ビールを買うならBビール。夏に飲むビールはBビール。」という内容の広告コンテンツを広告発注IDに関連づけた状態で完成させる。
(広告・ユーザマッチング段階)
次に、図9のフローチャートに基づき広告・ユーザマッチング段階を説明する。広発注端末6より、発注入力毎に入力またはセンターサーバ2において自動的に付与される広告発注ID(例えば発注入力毎に付与される通し番号)に関連づけられた状態で広告・ユーザマッチング動作が行われる。広告・ユーザマッチング手段は、発注端末6からマッチング条件が伝達されるとマッチング条件に基づいて家計簿データを分析し(S1)、マッチング条件を家計簿データと照合する(S2)。そして、マッチング条件を満たす家計簿データに対応するユーザIDを抽出する(S3)。例えば、発注者がBビールのメーカーであって、これまでAビールを購入しているユーザをBビールの消費者に取り込もうという観点から発注をする場合を例に説明する。発注端末6よりマッチング条件として商品ブランドデータとして「Aビール」入力および伝達がされると、センターサーバ2は、家計簿データベースに「Aビール」の家計簿データが蓄積されているユーザID群を抽出するようになっている。図4に示す家計簿テーブルの例によれば、家計簿データの購買商品ブランドに「Aビール」を含むユーザIDの検索がなされ、家計簿データに「Aビール」を含んでいるユーザID(001)が抽出される。また、発注端末6から入力されるマッチング条件を所定期間データ(例えば本日より前7日間以内)と、商品名データ「ビール」として、家計簿データの商品名に「ビール」を含むユーザID(001および002)を抽出し、胃薬の広告を内容とする広告コンテンツマッチングさせるようにしてもよく、マッチング条件とこれに関連づける広告コンテンツの内容は様々である。尚、ここでの検索のシステムには、入力されたワードと一致するワードを検索するワード検索プログラム、ワードのぶれを修正するプログラム等種々の検索プログラムが用いられて確実にユーザIDとのマッチングが行われるようになっている。尚、マッチング条件として入力伝達されるデータは、購買商品ブランドデータや購買商品名に限られるものではなく、所定期間あたりの総支出データ、店舗名データあるいは所定期間あたりの総支出に対する飲食費の割合(エンゲル係数)等家計簿データに含まれるマッチング条件を付加してもよい。また、広告コンテンツ配信希望者の性別、年代、居住地等の属性データに含まれるマッチング条件を付加してもよい。このようにマッチング条件が増えるとこれに反比例して広告コンテンツが配信されるユーザ端末3が絞りこまれるようになっている。例えば、図5に示す広告・ユーザマッチングテーブルの例によれば、Aビール購入者という条件1に、世代A、女性、A地域在住というさらなる条件が付加されることにより配信対象のユーザが限定されていく。
次に、図9のフローチャートに基づき広告・ユーザマッチング段階を説明する。広発注端末6より、発注入力毎に入力またはセンターサーバ2において自動的に付与される広告発注ID(例えば発注入力毎に付与される通し番号)に関連づけられた状態で広告・ユーザマッチング動作が行われる。広告・ユーザマッチング手段は、発注端末6からマッチング条件が伝達されるとマッチング条件に基づいて家計簿データを分析し(S1)、マッチング条件を家計簿データと照合する(S2)。そして、マッチング条件を満たす家計簿データに対応するユーザIDを抽出する(S3)。例えば、発注者がBビールのメーカーであって、これまでAビールを購入しているユーザをBビールの消費者に取り込もうという観点から発注をする場合を例に説明する。発注端末6よりマッチング条件として商品ブランドデータとして「Aビール」入力および伝達がされると、センターサーバ2は、家計簿データベースに「Aビール」の家計簿データが蓄積されているユーザID群を抽出するようになっている。図4に示す家計簿テーブルの例によれば、家計簿データの購買商品ブランドに「Aビール」を含むユーザIDの検索がなされ、家計簿データに「Aビール」を含んでいるユーザID(001)が抽出される。また、発注端末6から入力されるマッチング条件を所定期間データ(例えば本日より前7日間以内)と、商品名データ「ビール」として、家計簿データの商品名に「ビール」を含むユーザID(001および002)を抽出し、胃薬の広告を内容とする広告コンテンツマッチングさせるようにしてもよく、マッチング条件とこれに関連づける広告コンテンツの内容は様々である。尚、ここでの検索のシステムには、入力されたワードと一致するワードを検索するワード検索プログラム、ワードのぶれを修正するプログラム等種々の検索プログラムが用いられて確実にユーザIDとのマッチングが行われるようになっている。尚、マッチング条件として入力伝達されるデータは、購買商品ブランドデータや購買商品名に限られるものではなく、所定期間あたりの総支出データ、店舗名データあるいは所定期間あたりの総支出に対する飲食費の割合(エンゲル係数)等家計簿データに含まれるマッチング条件を付加してもよい。また、広告コンテンツ配信希望者の性別、年代、居住地等の属性データに含まれるマッチング条件を付加してもよい。このようにマッチング条件が増えるとこれに反比例して広告コンテンツが配信されるユーザ端末3が絞りこまれるようになっている。例えば、図5に示す広告・ユーザマッチングテーブルの例によれば、Aビール購入者という条件1に、世代A、女性、A地域在住というさらなる条件が付加されることにより配信対象のユーザが限定されていく。
(広告コンテンツ配信段階)
また、図9のフローチャートに基づいて、広告・ユーザマッチング段階に引き続いて構築される広告コンテンツ配信手段について説明する。広告コンテンツ配信手段は、広告ユーザマッチング段階で抽出されたユーザIDからユーザ端末3を特定する(S4)。また、広告データベースに蓄積されている広告発注IDと共通の広告発注IDを有するマッチング条件により抽出されたユーザIDとを関連づけることによりユーザ端末と広告コンテンツを関連づけて広告コンテンツを配信するようになっている(S5)。また広告コンテンツの配信と並行してあるいは、広告コンテンツの配信に替えてユーザIDに対応する専用ウェブサイト上に広告コンテンツを表示するようにしてもよい。尚、ユーザIDと関連づけて配信またはウェブサイト上に表示する広告コンテンツは、広告作成段階で作成された広告コンテンツに限られず、広告作成段階を経ずに完成品の広告コンテンツとして広告発注IDが付与された状態で広告データベースに蓄積されている広告コンテンツであってもよい。
また、図9のフローチャートに基づいて、広告・ユーザマッチング段階に引き続いて構築される広告コンテンツ配信手段について説明する。広告コンテンツ配信手段は、広告ユーザマッチング段階で抽出されたユーザIDからユーザ端末3を特定する(S4)。また、広告データベースに蓄積されている広告発注IDと共通の広告発注IDを有するマッチング条件により抽出されたユーザIDとを関連づけることによりユーザ端末と広告コンテンツを関連づけて広告コンテンツを配信するようになっている(S5)。また広告コンテンツの配信と並行してあるいは、広告コンテンツの配信に替えてユーザIDに対応する専用ウェブサイト上に広告コンテンツを表示するようにしてもよい。尚、ユーザIDと関連づけて配信またはウェブサイト上に表示する広告コンテンツは、広告作成段階で作成された広告コンテンツに限られず、広告作成段階を経ずに完成品の広告コンテンツとして広告発注IDが付与された状態で広告データベースに蓄積されている広告コンテンツであってもよい。
(購買分析段階)
次に、上記システム1に付加して広告コンテンツの配信とユーザの購買行動との相関関係を分析する購買分析段階を構築する場合について説明する。履歴蓄積手段は、ユーザ・広告マッチング段階でユーザIDと広告発注IDがマッチングされる毎に、あるいは、ユーザ端末3に対して広告コンテンツが配信される毎に図6に示すようなマッチング履歴データを履歴データベースに蓄積する。購買分析手段は、履歴データベースと家計簿データベースにアクセスし、履歴データベースに蓄積された広告発注IDに関連づけられている広告コンテンツに含まれる商品ブランドデータと、家計簿データの購買商品ブランドデータを照合するようになっている。すなわち、照合手段は、対象となる広告コンテンツのマッチング履歴データが蓄積された時を基準とし、この時以降に家計簿データベースに蓄積された家計簿データを対象として該家計簿データに該購買商品ブランドデータが含まれているか否かを照合する。また、履歴データと家計簿データの購買商品ブランドデータが一致したユーザIDの数を算出する演算を行う。さらに、該広告メディアコンテンツが配信されたユーザIDの数に対して該家計簿データの購買商品ブランドデータが一致したユーザIDの数の割合を算出して広告コンテンツの配信に対する購入割合を算出し、ある広告を視聴した人のうち(視聴した可能性がある人のうち)どれだけの人が広告内容の商品を買ったか(あるいはサービスを受けたか)を示すマーケティング結果を算出するようになっている。尚、ここでの照合のシステムには、広告コンテンツに含まれる商品ブランドのワードと一致する購買商品ブランドのワードを検索するワード検索プログラム、ワードのぶれを修正するプログラム等種々の検索プログラムが用いられて確実に履歴データと家計簿データのマッチングが行われるようになっている。このマーケティング結果は、広告発注ID毎に関連づけて一覧化し、ユーザ端末3や発注端末6から閲覧可能としてもよい。例えば、図4に示す家計簿テーブルにおいて、「ビールA」購入者に「ビールB」の広告コンテンツを2購買目の時点でマッチングした場合、購買分析手段は、2購買目以降で「ビールB」のマッチング履歴データがあるユーザIDのうち、対応する家計簿データに「ビールB」があるユーザID(図4の家計簿テーブルの場合はユーザID001が該当)の数を計測するようになっている。尚、分析の内容や方法はこれらに限られるものではなく必要に応じて種々の分析プログラムが組まれる。一例として、家計簿データベースと分析して、ある広告コンテンツを配信したユーザID群は、次にどのような商品ブランドを購入することが多いかという動向を算出する分析プログラムが挙げられる。
次に、上記システム1に付加して広告コンテンツの配信とユーザの購買行動との相関関係を分析する購買分析段階を構築する場合について説明する。履歴蓄積手段は、ユーザ・広告マッチング段階でユーザIDと広告発注IDがマッチングされる毎に、あるいは、ユーザ端末3に対して広告コンテンツが配信される毎に図6に示すようなマッチング履歴データを履歴データベースに蓄積する。購買分析手段は、履歴データベースと家計簿データベースにアクセスし、履歴データベースに蓄積された広告発注IDに関連づけられている広告コンテンツに含まれる商品ブランドデータと、家計簿データの購買商品ブランドデータを照合するようになっている。すなわち、照合手段は、対象となる広告コンテンツのマッチング履歴データが蓄積された時を基準とし、この時以降に家計簿データベースに蓄積された家計簿データを対象として該家計簿データに該購買商品ブランドデータが含まれているか否かを照合する。また、履歴データと家計簿データの購買商品ブランドデータが一致したユーザIDの数を算出する演算を行う。さらに、該広告メディアコンテンツが配信されたユーザIDの数に対して該家計簿データの購買商品ブランドデータが一致したユーザIDの数の割合を算出して広告コンテンツの配信に対する購入割合を算出し、ある広告を視聴した人のうち(視聴した可能性がある人のうち)どれだけの人が広告内容の商品を買ったか(あるいはサービスを受けたか)を示すマーケティング結果を算出するようになっている。尚、ここでの照合のシステムには、広告コンテンツに含まれる商品ブランドのワードと一致する購買商品ブランドのワードを検索するワード検索プログラム、ワードのぶれを修正するプログラム等種々の検索プログラムが用いられて確実に履歴データと家計簿データのマッチングが行われるようになっている。このマーケティング結果は、広告発注ID毎に関連づけて一覧化し、ユーザ端末3や発注端末6から閲覧可能としてもよい。例えば、図4に示す家計簿テーブルにおいて、「ビールA」購入者に「ビールB」の広告コンテンツを2購買目の時点でマッチングした場合、購買分析手段は、2購買目以降で「ビールB」のマッチング履歴データがあるユーザIDのうち、対応する家計簿データに「ビールB」があるユーザID(図4の家計簿テーブルの場合はユーザID001が該当)の数を計測するようになっている。尚、分析の内容や方法はこれらに限られるものではなく必要に応じて種々の分析プログラムが組まれる。一例として、家計簿データベースと分析して、ある広告コンテンツを配信したユーザID群は、次にどのような商品ブランドを購入することが多いかという動向を算出する分析プログラムが挙げられる。
さらに購買分析手段には、必要に応じて、マッチング条件変動手段を構築してもよい。マッチング条件変動手段は、上述の購買分析手段により算出されたマーケティング結果に基づいて発注端末6から伝達されるマッチング条件に加えて、または発注端末6から伝達されるマッチング条件に替えて、マッチング条件を追加したり、自動的に入力するための手段である。このような手段を設けることによりマッチング条件と配信する広告コンテンツの不適合を解消したり、さらにユーザの購買を促すことのできる広告コンテンツのマッチングをすることができるようになっている。
システム1に構築することのできる付随的な手段を説明する。図10に示すように、システム1に構築することのできるシステムの一つは、ユーザIDに専用の家計簿サイトの管理運営システムである。この家計簿サイトは、ユーザ端末3からユーザIDおよびパスワードによりアクセス可能な専用ウェブサイトであり、自己の家計簿データが閲覧可能となっている。この家計簿データ表示手段は、ユーザ端末3よりIDおよびパスワードが入力されるとこれがセンターサーバ2に伝達され、ユーザIDに対応する家計簿データが一覧化され表示されるようになっているものである。また、このウェブサイトにユーザ・広告マッチング段階で関連づけられた広告コンテンツを表示させたり、家計簿データベースにおける分析結果から家計簿データに蓄積の多い購買商品ブランドを一覧化して売れ筋商品情報を表示させるようにしてもよい。該ユーザIDが入力した家計簿データに含まれる購買商品ブランドと同一の購買商品ブランドの家計簿データを有するユーザが他に購入している購買商品ブランドを表示して、他の消費者の購買商品ブランドをおすすめするようにしてもよい。また、家計簿データ入力段階で所定期間の予算データを入力伝達させるようにし、ユーザIDに対応する家計簿データが所定期間の予算額を超えたときに節約アドバイスを表示させる等アドバイス表示システムを構築してもよい。さらには、専用ウェブサイトにユーザ端末3から、商品を購入させたり、商品に対する使用コメントを書き込ませたりするシステムも構築することができる。
このように本発明のシステム1は、発注端末6の発注に応じて広告ユーザマッチングと、広告コンテンツの作成を並行して行い、ユーザと広告コンテンツを関連づけて、該ユーザのユーザ端末に該広告コンテンツを配信するとともに、該広告コンテンツを配信されたユーザが配信以降に広告コンテンツの宣伝する商品を購入したか否かの購買分析をする広告配信支援システムである。
したがって、ユーザは、家計簿データを入力することで、自己の家計状況や趣味趣向に合致する内容の広告コンテンツを視聴できる。また、広告主は、広告宣伝対象商品に合致する広告コンテンツを提供することができるだけではなく、例えば、ある広告主が、他社の商品ブランドを購入しているユーザ群に対して、同じ商品カテゴリーあるいは同じ商品名の自社商品ブランドの広告を配信して他社の顧客の取り込みを図ることができる。また、広告主は自社が配信した広告コンテンツに対する広告効果を認識することができる。
1 広告配信支援システム
2 センターサーバ
3 ユーザ端末
4 通信手段
5 データベース
51 ユーザデータベース
52 広告データベース
6 発注端末
2 センターサーバ
3 ユーザ端末
4 通信手段
5 データベース
51 ユーザデータベース
52 広告データベース
6 発注端末
Claims (5)
- センターサーバと、センターサーバと情報伝達可能な状態のユーザ端末と、センターサーバと情報伝達可能な状態の発注端末を有し、
前記ユーザ端末は、家計簿データを入力する入力手段と前記家計簿データを前記センターサーバに伝達する通信手段を有し、
前記発注端末は、前記家計簿データに関連づけることのできるマッチング条件を入力する入力手段と、前記マッチング条件を前記センターサーバに伝達する通信手段を有し、
前記センターサーバは、前記ユーザ端末からユーザ識別子と関連づけて伝達される家計簿データを取得する家計簿データ取得手段と、該家計簿データをユーザ識別子と関連づけて家計簿データベースに蓄積する家計簿データ蓄積手段と、前記発注端末からマッチング条件を取得するマッチング条件取得手段と、前記家計簿データベースに蓄積されている家計簿データと前記マッチング条件を照合する照合手段と、前記マッチング条件に適合する家計簿データに関連づけられているユーザ識別子を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記ユーザ識別子と広告データベースに蓄積されてなる広告コンテンツを関連づける広告ユーザマッチング手段とを有し、
前記広告コンテンツと前記マッチング条件を満たす家計簿データを伝達したユーザ識別子とを関連づけることを特徴とする広告配信支援システム。 - 前記センターサーバは、広告データベースに蓄積されてなる広告フォーマットと、前記発注端末から入力伝達されるカテゴリー選択に基づいて広告フォーマットを抽出する手段と、前記発注端末から入力伝達される広告データを前記広告フォーマットの所定個所に関連づける手段を有し、
前記発注端末から入力されるカテゴリー選択に基づいて広告フォーマットを抽出し、該抽出された広告フォーマットに広告データを関連づけて広告コンテンツを完成させることを特徴とする請求項1記載の広告配信支援システム。 - 前記センターサーバは、前記広告ユーザマッチング手段により関連づけられた広告コンテンツマッチング履歴をユーザ識別子に関連づけて履歴データベースに蓄積する履歴蓄積手段と、前記履歴データベースに蓄積されている広告コンテンツマッチング履歴に関連づけられる広告コンテンツに含まれる商品ブランドデータと前記家計簿データに蓄積されている購買商品ブランドデータを照合し前記商品ブランドデータと前記購買商品ブランドデータが一致するユーザ識別子を算出する購買分析手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の広告配信支援システム。
- 前記センターサーバは、前記ユーザマッチング手段により抽出された前記ユーザ識別子から前記ユーザ端末を特定する特定手段と、前記ユーザ識別子と関連づけられた前記広告コンテンツを前記特定手段により特定された前記ユーザ端末に配信する配信手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずかに記載の広告配信支援システム。
- 前記センターサーバは、前記ユーザマッチング手段により抽出された前記ユーザ識別子からユーザ専用ウェブサイトを特定する特定手段と、前記ユーザ識別子と関連づけられた前記広告コンテンツを前記特定手段により特定された前記ユーザ専用ウェブサイトに表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の広告配信支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011008225A JP2012150615A (ja) | 2011-01-18 | 2011-01-18 | 広告配信支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011008225A JP2012150615A (ja) | 2011-01-18 | 2011-01-18 | 広告配信支援システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012150615A true JP2012150615A (ja) | 2012-08-09 |
Family
ID=46792807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011008225A Withdrawn JP2012150615A (ja) | 2011-01-18 | 2011-01-18 | 広告配信支援システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012150615A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017513163A (ja) * | 2014-03-20 | 2017-05-25 | ゲルト・フレデリック・マイヤーGert Frederick MEYER | 移動体装置を用いて組み合わせ広告を作成して管理する方法及びシステム |
JP2023157492A (ja) * | 2022-04-15 | 2023-10-26 | 東芝テック株式会社 | データ処理装置及びプログラム |
-
2011
- 2011-01-18 JP JP2011008225A patent/JP2012150615A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017513163A (ja) * | 2014-03-20 | 2017-05-25 | ゲルト・フレデリック・マイヤーGert Frederick MEYER | 移動体装置を用いて組み合わせ広告を作成して管理する方法及びシステム |
JP2023157492A (ja) * | 2022-04-15 | 2023-10-26 | 東芝テック株式会社 | データ処理装置及びプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20210090120A1 (en) | Systems and methods for managing user information over a network | |
KR100883700B1 (ko) | 구매가능 상품추출을 이용한 타겟 광고 방법 및 시스템 | |
US20120265635A1 (en) | Social network recommendation polling | |
JP4473339B1 (ja) | 広告情報提供サーバ、広告情報提供システム、及び広告情報提供プログラム | |
US20020062248A1 (en) | Advertisement distribution method and advertisement distribution apparatus | |
US20100205045A1 (en) | System and method for improving retail store customer loyalty | |
CN107204911A (zh) | 一种在社交媒体上发布针对性信息的方法和系统 | |
JP2012150615A (ja) | 広告配信支援システム | |
KR102429104B1 (ko) | 인공지능에 기반한 상품 카탈로그 자동 분류 시스템 | |
KR20110012296A (ko) | 온라인을 통한 유명인의 브랜드프로파일링 정보 제공방법 및 그 시스템 | |
JP6943382B1 (ja) | サーバ装置、情報処理方法、及びプログラム | |
BASHA | ADDIS ABABA UNIVERSITY SCHOOL OF COMMERCIE | |
KR20220014065A (ko) | 빅데이터 기반의 선글라스 추천 정보 제공 장치 및 방법 | |
JP2002216005A (ja) | 閲覧者獲得支援管理装置及び閲覧者獲得支援方法 | |
WO2014065569A2 (ko) | 광고에의 접속 사용자를 식별하기 위한 타겟 광고 시스템 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20140401 |