JP3775271B2 - 自動演奏装置、情報配信サーバ装置、及びそれらに用いるプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、通信ネットワークを介して取り込んだ曲データに基づいて楽曲を自動演奏すると共に、該楽曲演奏にあわせて画像表示を行う自動演奏装置、情報配信サーバ装置、及びそれらに用いるプログラムに関する。特に、ユーザが楽曲演奏にあわせて表示する画像を適宜に選択することができるようにした自動演奏装置、情報配信サーバ装置、及びそれらに用いるプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近では、インターネットなどの通信ネットワークの発達に伴い、誰でもがこうした通信ネットワークを介していつでもどこからでも好みの楽曲(音楽)のカラオケを楽しむことができるようになっている。例えば、ユーザはパーソナルコンピュータなどのパソコン端末、あるいは携帯電話やPDA(Personal Data(又はDigital) Assistants)等の携帯通信端末などの端末機器(これらを総称して単にクライアントとも呼ぶ)を用いて、インターネットなどの通信ネットワークを経由して所望のカラオケサイトを記憶したWWW(World Wide Web)サーバにアクセスし、該アクセスしたWWWサーバに格納されている多数の楽曲のカラオケ演奏に関する曲データ(つまり、カラオケデータ)の中から所望の楽曲のカラオケデータを選択して受信することによって、ユーザは所望の楽曲のカラオケなどをクライアント側で楽しむことができる。こうしたインターネットなどの通信ネットワークを利用したカラオケにおいては、従来から所定の表示装置上にカラオケ演奏にあわせて該曲の歌詞を表示すると共に、ユーザを飽きさせないために背景画として所定の画像(静止画や動画など)を表示するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したインターネットなどの通信ネットワークを利用して所望の楽曲のカラオケを背景画像と共に楽しむ場合、従来ではアクセスしたWWWサーバ側で用意されたカラオケデータと共に配信される画像データに基づいて画像を表示するようになっている。従来において、カラオケサイトを記憶するWWWサーバ側、すなわちカラオケコンテンツを作成し配信する装置側がカラオケデータにあわせて配信する画像は、カラオケボックスなどで多く見られるようなBGPあるいはBGV(Back Ground PictureあるいはBack Ground Video)の様にストーリー性のある画像を配信し、該画像をカラオケ演奏にあわせて表示することでユーザ満足を得るようにしている。しかし、こうした画像はあくまでもWWWサーバ側でランダム指定や季語からの指定などに従って選択された画像であることから、時にはカラオケ演奏とは何の関連性もない画像が選択されていることがあり、こうした場合には曲のイメージと全くマッチしない画像が表示されることになる。例えば、楽しく明るい曲であるにも関わらず、背景画として悲しい光景や悲しいシーンの画像が映し出されると、カラオケに必要な「のり」などが失われてしまうことになりかねず、カラオケをしている歌唱者やカラオケを聞いている人達にとってカラオケが大変つまらなく感じられてしまう。このように、従来においてはカラオケとは何の関連性のない画像が表示されることがあり、そうした場合にユーザの気分を損ねることがある、という問題点があった。
また、従来においてはユーザは画像を受信するだけであり、ユーザ自らが作成した画像や、楽曲やアーティストのイメージにあわせて作成したストーリー性のある画像(背景画)を他のユーザに対して公開するといったことができない、という問題点があった。
【0004】
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、カラオケ演奏などの楽曲演奏時に背景画として該楽曲演奏にあわせて表示画面に表示する画像を、ユーザが適宜に選択して設定することのできるようにした自動演奏装置、情報配信サーバ装置、及びそれらに用いるプログラムを提供することを目的とする。
また、個々のユーザが作成した画像や、楽曲やアーティストのイメージにあわせて作成したストーリー性のある画像(背景画)を他のユーザに対しても公開することのできるようにした自動演奏装置、情報配信サーバ装置、及びそれらに用いるプログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る自動演奏装置は、所定のサーバ装置に対し通信ネットワークを介して接続する接続手段と、画像情報を記憶する画像記憶手段と、楽曲情報を選択する楽曲選択手段と、前記接続したサーバ装置から前記楽曲選択手段により選択した楽曲情報及び当該楽曲情報に対応する所定の画像情報を受信する受信手段と、前記接続したサーバ装置から該サーバ装置にて記憶されている画像情報をそれぞれ画像名で表した画像名集データを受信する手段と、前記画像記憶手段に記憶した画像情報の画像名を取得し、前記受信した画像名集データとともに表示する手段と、受信した楽曲情報における所望の再生タイミング毎に、前記画像名を表示した画像情報の中から所望の画像情報を1乃至複数割当てる画像割当て手段と、前記割り当てた画像であって前記受信した画像名集データにて表示された画像情報を前記サーバ装置から受信するとともに前記画像記憶手段に記憶させる手段と、受信した楽曲情報を再生する楽曲再生手段と、前記楽曲再生手段による楽曲情報再生時における所定の再生タイミング毎に、該楽曲情報に割当てられている1乃至複数の画像情報に基づいて画像を切換えながら表示する表示手段とを具備するものである。
【0006】
この発明によると、ユーザは自動演奏装置を所望の情報配信サーバ装置に通信ネットワークを介して接続し、接続した情報配信サーバ装置から所望の楽曲情報を取得する際に、当該楽曲情報に対応する所定の画像情報をも受信し、更に、該サーバ装置にて記憶されている画像情報をそれぞれ画像名で表した画像名集データをも受信する。そして、自動演奏装置に具備された画像記憶手段に記憶した画像情報の画像名が取得され、受信した画像名集データとともに表示される。そして、受信した楽曲情報における所望の再生タイミング毎に、これらの画像名を表示した画像情報の中から所望の画像情報を1乃至複数割当てることができる。従って、元々、楽曲情報に対応している所定の画像情報をベースにして、任意の再生タイミングで、ユーザ所望の画像情報を適宜割当てることができ、当該ユーザに独自の画像プログラムを作成することが容易に行える。また、ユーザ所望の画像情報は、サーバ装置と当該自動演奏装置に具備された画像記憶手段の両方から選択することができるので、選択の幅を広げることができる。更に、サーバ装置から取得した画像情報は当該自動演奏装置に具備された画像記憶手段に記憶されるので、次の機会に同じ画像をユーザ所望の画像情報として割り当てる場合にサーバ装置から取得する必要がなくなり、処理が簡便となる。こうして画像情報が割当てられた楽曲情報を再生すると、ユーザによる割当てに基づいて、該楽曲情報に割当てられている1乃至複数の画像が、楽曲情報再生時における所定の再生タイミング毎に切り換わりながら表示される。このように、ユーザが再生される楽曲にあわせて表示される画像を適宜に選択することができるようになることから、ユーザは自分の曲イメージにあった画像を楽しみながら、所望の曲演奏を楽しむことができるようになる。
【0007】
本発明の請求項3に係る情報配信サーバ装置は、画像情報を記憶する画像記憶手段と、楽曲情報を記憶する楽曲記憶手段と、楽曲情報における任意の再生タイミングに対する画像情報の割当てに関する割当て情報を記憶する割当て情報記憶手段と、通信ネットワークを介して接続された自動演奏装置から送信されたユーザ作成の割当て情報を前記割当て情報記憶手段に登録すると共に、送信されたユーザ作成の画像情報を前記画像記憶手段に登録する登録手段と、通信ネットワークを介して接続された自動演奏装置による楽曲情報の指定に従って、前記楽曲記憶手段から所定の楽曲情報を選択すると共に、該楽曲情報の割当て情報を前記割当て情報記憶手段から選択する楽曲選択手段と、前記決定した割当て情報に従って、前記画像記憶手段から選択した楽曲情報で用いる画像情報を選択する画像選択手段と、選択した楽曲情報と画像情報とを前記接続された自動演奏装置に配信する配信手段と、前記接続された自動演奏装置に対して前記画像記憶手段に記憶された画像情報を画像名でそれぞれ表した画像名集データを提供する手段と、前記接続された自動演奏装置に対して、前記提供した画像名集データに基づく画像取得要求に応じて、当該要求に対応した画像情報を前記画像記憶手段から読み出して当該自動演奏装置に提供する手段とを具備する。これによると、該サーバ装置側に登録されたユーザ作成の楽曲情報の任意の再生タイミングに対する画像情報の割当てに関する割当て情報及びユーザ作成の画像情報を、通信ネットワークを介して接続された自動演奏装置に配信できることから、各ユーザの作成した曲イメージを多くのユーザに対して公開することができるようになる。また、サーバ装置の画像記憶手段に記憶している画像情報を画像名でそれぞれ表した画像名集データをユーザに提供し、該画像名集データを参照したユーザからの画像取得要求に応じて当該要求に対応した画像情報をユーザに提供するので、ユーザが楽曲情報における任意の再生タイミングに対して画像情報を選択する際の選択の幅を広げることができる。
【0008】
本発明は、装置の発明として構成し、実施することができるのみならず、方法の発明として構成し実施することができる。また、本発明は、コンピュータまたはDSP等のプロセッサのプログラムの形態で実施することができるし、そのようなプログラムを記憶した記憶媒体の形態で実施することもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照してこの発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
図1は、この発明に係る自動演奏装置及び情報配信サーバ装置を用いたカラオケシステムの一実施例の全体構成を示すシステムブロック図である。この実施例に示したカラオケシステムは、情報配信用サーバ装置MS(以下、単にサーバMSと呼ぶ)と、中継サーバTSと、通信ネットワークXと、パソコン端末PCあるいは携帯通信端末MTなどの自動演奏装置(以下、単にクライアントと呼ぶ)とにより構成されるシステムである。詳しくは後述するが、該カラオケシステムを構成する各々の装置(つまり、サーバMS、中継サーバTS、パソコン端末PC、携帯通信端末MT)は、各々がCPU、ROM、RAM、通信インタフェース等を含む独立したコンピュータにより構成されてなり、各々の装置はインターネットや専用線等の通信ネットワークXを介して、あるいは無線通信により各種情報やデータ(例えば、HTMLファイル、URL、画像データ、カラオケデータなど)の送信や受信などの情報配信を行うことができるようになっている。この実施例に示す楽曲情報配信システムにおいては周知のネットワーク用ブラウザなどの所定のソフトウエアプログラムを用いることで、クライアントからサーバMSに記憶された複数のサイト(つまり、各種情報やデータ等を所定の表示態様で提示するもの)の中から本発明に係るカラオケサイト(サーバMS)を選択して該カラオケサイトに対してカラオケ曲を選択することができ、該カラオケサイトからカラオケに関する曲データ(つまりカラオケデータ)を自動的に受信してクライアント側で楽曲のカラオケ演奏を発音する、画像データを自動的に受信してカラオケ演奏にあわせて画像を表示する、ことを既存の通信ネットワークXを利用して実現するネットワークシステムである。
勿論、上記したカラオケシステムはこれら以外のハードウェアを有する場合もあるが、ここでは必要最小限の資源を用いた場合について説明する。
【0011】
図1に示したカラオケシステムの一部を構成するパソコン端末PCや携帯通信端末MTなどのクライアントは、ユーザによるアクセス要求(例えば、URL(Uniform Resource Locatorの略)の指定など)に従って、サーバMSに記憶された複数サイトのうちのいずれかのサイトへアクセスすることができるようになっている。例えば、通信ネットワークX上の各サーバMSに記憶される各々のサイトはHTMLファイル(つまり、HTML(Hyper Text Markup Languageの略)プログラムで記述された複数のWebページを生成する基となる表示情報)として管理されており、それぞれのHTMLファイルには通信ネットワークX上のネットワークアドレスを示すURLが添付されている。例えば、このURLは特定のサーバMSに記憶されたHTMLファイルを指定するために用いられるインターネットアドレスであり、所定の文字列情報で構成される。クライアントはこのURLを指定することでサーバMSからHTMLファイルを読み出し、該HTMLファイルに基づいてサイトを表示する。このHTMLファイルに基づくサイト表示は周知の技術であることから、説明を省略する。
【0012】
上述したクライアントと共にカラオケシステムを構成するサーバMSは、クライアントにおけるサイト表示の際に用いられるHTMLファイルやカラオケデータあるいは画像データなどを多数記憶しており、クライアントからの所定のカラオケサイトへのアクセス要求(例えば、URLの指定など)に応じてその要求に相当するカラオケサイトに関するHTMLファイルをクライアントへ送信すると共に、クライアントからのリクエストに応じて選択したカラオケデータ及びそれに付随する画像データを送信する、といった処理を行うサーバコンピュータである。すなわち、サーバMSは、インターネットや専用線等の通信ネットワークXや無線通信によりクライアントと接続され、接続されたクライアントからのアクセス要求に応じたHTMLファイルや、接続されたクライアントからのリクエストに応じたカラオケデータ、該カラオケデータに付されている画像データを読み出してクライアントへ送信する。これにより、クライアント側でカラオケ演奏を行うことができると共に、カラオケ演奏にあわせて所定の表示装置上に画像を表示することができるようになっている。こうした処理の詳細な説明については、後述する。
【0013】
クライアントとして用いられる携帯通信端末MTは、例えば携帯電話やPDA(Personal Data(又はDigital) Assistants)等の無線通信が可能な小型端末であり、本来の通信機能のほかにサイトを表示する表示機能や楽曲を発音する発音機能も併せ持つ。すなわち、該携帯通信端末MTもパソコン端末PCと同様に、ユーザ所望のカラオケサイトを表示することのできるディスプレイやサーバMSから受信したカラオケデータに基づいて楽曲を発音するための音源回路やサウンドシステムなどを具える。また、ディスプレイにはカラオケ中に画像を表示することができる。こうした携帯通信端末MTをサーバMSと接続して双方向通信を行う場合には、中継サーバTSを介する必要がある。つまり、中継サーバTSが携帯通信端末MTとサーバMSとの間で信号の送受信を中継することによって、携帯通信端末MTはサーバMSに対してアクセスすることができるようになっている。
【0014】
なお、クライアントとして用いられる機器は上記したパソコン端末PCや携帯通信端末MTに限らず、サーバMSからHTMLファイルや楽曲情報などを取得して処理できるものであればどのような形態の機器であってもよい。また、図1に示す実施例において、複数のパソコン端末PCや携帯通信端末MTなどのクライアントや複数のサーバMSが通信ネットワークXに接続されていてよいことは言うまでもない。さらに、この実施例ではHTMLファイルに基づきサイト表示を行うものを例に説明したがこれに限らず、他の同様なファイル(例えば、Java(R)言語等を利用したファイルなど)に基づいてサイト表示を行うものであってもよいことは言うまでもない。
【0015】
以上のように、サーバMSとクライアントとはLAN(ローカルエリアネットワーク)やインターネットなどの種々の通信ネットワークXを介して、あるいは無線通信により接続されるものであり、ユーザはクライアントを通信ネットワークX上に接続してサーバMSとの間で双方向通信を行うことによって、クライアントからサーバMSに記憶されているサイトを閲覧したり、ユーザ所望のデータなどをサーバMSからクライアントに取り込むことができるようになっている。特に、通信ネットワークを介して所定のカラオケサイト(サーバMS)にアクセスした場合に、ユーザは該カラオケサイトに対して所望の曲をリクエストすることができ、該カラオケサイトからリクエスト曲に関してのカラオケデータを画像データと共に自動的に受信してユーザ所望の楽曲のカラオケ演奏をクライアント側で発音し、該カラオケ演奏にあわせて所定の画像を表示することができるようになっている。
【0016】
次に、上述したカラオケシステムを構成するパソコン端末PC、携帯通信端末MT、サーバMS、中継サーバTSのいずれか1つのハード構成の一実施例について、図2を用いて簡単に説明する。図2は、上記各装置のうちの1つの装置についての一実施例の全体構成を示すハード構成ブロック図である。ただし、上記各装置は同じようなハード構成を用いるものとして説明することができることから、代表としてパソコン端末PCの図を1つだけ用いて説明する。
【0017】
本実施例に示すパソコン端末PCは、マイクロプロセッサユニット(CPU)1、リードオンリメモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3からなるマイクロコンピュータによって制御されるようになっている。CPU1は、この装置全体の動作を制御するものである。このCPU1に対して、データ及びアドレスバス1Dを介してリードオンリメモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3、検出回路4、スイッチ検出回路5、表示回路6、音源回路7、通信インタフェース(I/F)8、外部記憶装置9がそれぞれ接続されている。更に、CPU1には、タイマ割込み処理(インタラプト処理)における割込み時間や各種時間を計時するタイマ1Aが接続されている。すなわち、タイマ1Aは時間間隔を計数したり、あるいはサーバMSから受信したカラオケデータに基づきカラオケ演奏を再生する際の演奏テンポを設定したりするためのクロックパルスを発生する。このクロックパルスの周波数は、各種スイッチ等からなるパネル操作子5Aによって調整される。このようなタイマ1AからのクロックパルスはCPU1に対して処理タイミング命令として与えられたり、あるいはCPU1に対してインタラプト命令(つまり割込命令)として与えられる。CPU1は、これらの命令に従って各種処理を実行する。
【0018】
ROM2は、CPU1により実行される各種プログラムなどの各種情報を格納するものである。RAM3はサーバMS等から受信したHTMLファイルやカラオケデータや画像データ(以下、これらをあわせてカラオケ情報と呼ぶ)などの各種情報を格納するだけでなく、CPU1がプログラムを実行する際に発生する各種データを一時的に記憶するワーキングメモリとして、あるいは現在実行中のプログラムやそれに関連するデータを記憶するメモリ等として使用される。RAM3の所定のアドレス領域がそれぞれの機能に割り当てられ、レジスタやフラグ、テーブル、メモリなどとして利用される。例えば、サーバMSから受信したカラオケ情報は、受信時に一時的にRAM3に記憶される。演奏操作子4Aは楽音の音高を選択するための複数の鍵を備えた、例えば鍵盤等のようなものであり、各鍵に対応してキースイッチを有しており、この演奏操作子4A(鍵盤等)は楽音演奏のために使用できるのは勿論のこと、カラオケ演奏の際に用いる演奏ピッチやリズムなどを入力するための入力手段として使用することもできる。検出回路4は、演奏操作子4Aの各鍵の押圧及び離鍵を検出することによって検出出力を生じる。
【0019】
パネル操作子(スイッチ等)5Aは、楽曲を自動作曲する際における各種作曲条件等を入力するための各種のスイッチ等を含んで構成される。勿論、音高、音色、効果等を選択・設定・制御するために用いる数値データ入力用のテンキーや文字データ入力用のキーボード、あるいはディスプレイ6A上に表示される所定のポインティングデバイスを操作するために用いるマウスなどの各種操作子を含んでいてよい。スイッチ検出回路5は、パネル操作子5Aの各スイッチの操作状態を検出し、その操作状態に応じたスイッチ情報をデータ及びアドレスバス1Dを介してCPU1に出力する。表示回路6は、例えば液晶表示パネル(LCD)やCRT等から構成される表示装置6A(例えば、ディスプレイ)にサイトを表示するのは勿論のこと、サーバMSから受信したカラオケ情報に基づき再生される楽曲の楽譜や歌詞、画像、あるいはCPU1の制御状態などを表示装置6Aに表示する。
【0020】
音源回路7は複数のチャンネルで楽音信号の同時発生が可能であり、通信バス1D(例えば、データ及びアドレスバス)を経由して与えられたカラオケ情報(例えば、サーバMSから受信して一時的にRAM3に記憶されたカラオケ情報など)を入力し、このカラオケ情報のうちのカラオケデータに基づいて楽音信号を発生する。音源回路7から発生された楽音信号は、アンプやスピーカなどを含むサウンドシステム7Aを介して発音される。サーバMSから受信するカラオケデータの形式はMIDI形式のようなディジタル符号化されたものであってもよいし、PCM、DPCM、ADPCMのような波形サンプルデータ方式からなるものであってもよい。また、この音源回路7とサウンドシステム7Aの構成には、従来のいかなる構成を用いてもよい。
【0021】
通信インタフェース(I/F)8は、例えばLANやインターネット若しくは電話回線等の通信ネットワークXに接続されており、該通信ネットワークXを介して所定のサーバMS等と接続された際に、パソコン端末PCからサーバMSに対して各種のデータ要求命令を送信したり、サーバMSから送信されたHTMLファイルやカラオケ情報などをパソコン端末PCに取り込むためのインタフェースである。例えば、この実施例に示すパソコン端末PCにおいては、サーバMSから所望のカラオケサイトに関するHTMLファイルや所望のカラオケサイトから配信されたカラオケ情報などを受信するために通信インタフェース8は用いられる。すなわち、パソコン端末PCの場合、通信インターフェース8及び通信ネットワークXを介してサーバMSへと所望のカラオケサイトを表示するために該カラオケサイトに関するHTMLファイルのダウンロードを要求するコマンドを送信する。サーバMSは、このコマンドを受け、要求されたHTMLファイルを通信ネットワークXを介してパソコン端末PC側へと配信する。さらに、ユーザ指定に基づき該カラオケサイトに記憶しているカラオケ情報を配信し、パソコン端末PCが通信インタフェース8を介してこれらHTMLファイルやカラオケ情報を受信すると、該受信したHTMLファイルに基づいて所望のサイトを表示したり、受信したカラオケ情報に基づいてカラオケ演奏及び画像表示を開始するなどの処理を行う。
なお、これらの通信インタフェース8及び通信ネットワークXは、有線のものに限らず無線のものであってもよい。また、双方を具えていてもよい。
【0022】
外部記憶装置9は、サーバMSから受信したHTMLファイルやカラオケ情報、あるいはCPU1が実行する各種プログラム等の制御に関するデータなどを記憶するものである。また、前記ROM2に制御プログラムが記憶されていない場合、この外部記憶装置9(例えばハードディスク)に制御プログラムを記憶させておき、それを前記RAM3に読み込むことにより、ROM2に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU1にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。なお、外部記憶装置9はハードディスク(HD)に限られず、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD−ROM・CD−RAM)、光磁気ディスク(MO)、あるいはDVD(Digital Versatile Diskの略)等の着脱自在な様々な形態の外部記憶媒体を利用する記憶装置であればどのようなものであってもよい。若しくは、半導体メモリなどであってもよい。
【0023】
MIDIインタフェース(I/F)10は、外部の電子楽器10A等からMIDI規格の楽曲情報(例えば、カラオケデータ)を当該パソコン端末PCへ入力したり、あるいは当該パソコン端末PCからMIDI規格の楽曲情報(例えば、カラオケデータ)を外部の電子楽器10A等へ出力するためのインタフェースである。外部の電子楽器10A等はユーザによる操作に応じてMIDIデータを発生する機器であればよく、鍵盤型、弦楽器型、管楽器型、打楽器型、ミブリ型等どのようなタイプの操作子を具えた(若しくは、操作形態からなる)機器であってもよい。
なお、MIDIインタフェース10は専用のMIDIインタフェースを用いるものに限らず、RS−232C、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー1394)等の汎用のインタフェースを用いてMIDIインタフェース10を構成するようにしてもよい。この場合、MIDI規格の楽曲情報以外のデータをも同時に送受信するようにしてもよい。MIDIインタフェース10として上記したような汎用のインタフェースを用いる場合には、外部の電子楽器10AはMIDI規格の楽曲情報以外のデータも送受信できるようにしてよい。勿論、楽曲情報に関するデータフォーマットはSMF形式などのMIDI規格のデータに限らず、他の規格のデータであってもよく、その場合はMIDIインタフェース10と外部の電子楽器10Aはそれにあった構成とする。
【0024】
なお、クライアントが携帯通信端末MTである場合、携帯通信端末MTにおける操作子5Aは携帯通信端末MT本体に装備(あるいは内蔵)されている各種スイッチなどである。携帯通信端末MTにおける表示装置6Aは、携帯通信端末MT本体に装備(あるいは内蔵)されている液晶ディスプレイなどである。また、携帯通信端末MTにおける音源回路7とサウンドシステム7A(例えば、アンプやスピーカなど)は、携帯通信端末MT本体に装備(あるいは内蔵)されていることが好ましい。さらに、携帯通信端末MTにおける通信インタフェース8は無線通信用の装置であり、中継サーバTSと通信を行うことができるものである。勿論、パソコン端末PCと同様に有線通信を行うためのインタフェースを具えていてもよい。携帯通信端末MTにおける外部記憶装置9は携帯通信端末MT本体に予め内蔵されているもの、あるいはケーブルなどを使って外部接続できるもののいずれでもよい。本体に内蔵されているものの場合には、装置構成が小さい小型半導体メモリドライブが好ましい。外部接続するものである場合には、上述したようなハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD−ROM・CD−RW)、光磁気ディスク(MO)、DVD(Digital Versatile Diskの略)等、例示したいずれのものであってもよい。
【0025】
なお、上述したようなパソコン端末PCや携帯通信端末MT等のクライアントやサーバMS等はパネル操作子5Aや表示装置6Aあるいは音源回路7などを1つの装置本体に内臓したものに限らず、それぞれが別々に構成され、MIDIインタフェースや各種ネットワーク等の通信手段を用いて各装置を接続するように構成されたものにも同様に適用できることはいうまでもない。また、クライアントはパソコン端末PCや携帯通信端末MTに限らず、カラオケ装置そのもの、あるいは自動演奏ピアノなどの電子楽器であってもよい。
なお、サーバMS、中継サーバTSの各装置においては、MIDIインタフェース10と電子楽器10A、音源回路7とサウンドシステム7Aを装備していなくてもよい。また、サーバMSではROM2やRAM3や外部記憶装置9などを用いてカラオケ情報データベースが構築されており、このカラオケ情報データベースに予めカラオケデータや画像データあるいは画像割当て情報(後述する)などを多数記憶しておくようにするとよい。
【0026】
図1の実施例に示すカラオケシステムでは、パソコン端末PCや携帯通信端末MTなどのクライアントからサーバMSに記憶された所定のカラオケサイトにアクセスし、該カラオケサイトからユーザ選択に従うカラオケデータを取得することにより、クライアント側で取得したカラオケデータに基づきカラオケ演奏を行うことができるようになっている。また、カラオケサイトからカラオケデータと共に該カラオケデータに対応する画像データを1乃至複数取得することにより、カラオケ演奏にあわせて表示装置6Aに画像を表示する。すなわち、カラオケデータには該カラオケデータで用いる個々の画像データの再生順番及び再生タイミングなどを割当てた画像割当て情報が予め登録されており、この画像割当て情報に基づいて必要な画像データを取得する。この実施例に示したカラオケシステムにおいては、画像表示に用いる画像データをユーザが適宜に選択することができ、ユーザにより選択された画像データに基づいてカラオケ演奏にあわせて画像を表示する。つまり、ユーザ個人がサーバMSやクライアントに記憶されている画像を用いて画像割当て情報を作成し、ユーザ好みの画像を使用してカラオケ演奏にあわせて表示する画像を生成することができる。
【0027】
そこで、上述したようなことを実現する「メイン処理」について、図3を用いて説明する。図3は、クライアントにおけるCPU1で実行する「メイン処理」の一実施例を示したフローチャートである。該「メイン処理」は、クライアントの電源オンと同時に開始され、電源オフと同時に終了される処理である。なお、実際の処理においてはクライアントとサーバMSとの間で互いにデータなどをやり取りしながら処理が進むものであるが、この実施例に示す「メイン処理」では説明を理解しやすくするためにクライアント側で実行する処理のみを示し、サーバMS側で並行して行われている処理の記載を省略している。
【0028】
ステップS1では、初期化を行う。すなわち、クライアントへの電源投入により所定のプログラムの実行を開始し、RAM3の内容をクリアするとともに各種の初期設定を行う。例えば、RAM3のレジスタやフラグ、テーブル、メモリ等の内容をクリアする、とともに表示装置6Aに初期画面を表示するなどの各種設定を行う。ステップS2では、「パネル設定処理」を行う。この「パネル設定処理」では、ユーザ所望のカラオケサイトを記憶したサーバMSにアクセスするための処理(後述するサーバ接続処理参照)、アクセスしたサーバMSからユーザ選択に従うカラオケデータを取得し、該カラオケデータに対してユーザが適宜に画像データを割当てることによって画像割当て情報を生成するための処理(後述する曲選択・画像割当て処理参照)、取得したカラオケデータを再生してカラオケ演奏を行うための処理(後述するカラオケ演奏処理参照)、ユーザ側で作成した画像データやユーザが生成した画像割当て情報などをサーバMSに登録するための処理(後述する情報アップ処理参照)、あるいはそれ以外のその他の処理を、パネル操作子5Aから入力された設定指示に応じて実行する。こうした「パネル処理」において行われる上記各処理ついての詳細な説明は後述することから、ここでの説明を省略する。
【0029】
ステップS3では、「画像信号処理」を行う。この「画像信号処理」では、サーバMSから取得したカラオケデータ再生によるカラオケ演奏がスタートすると表示装置6A上に表示される画像を、該カラオケ演奏の進行にあわせて進行させる処理を実行する。この際に、表示装置6Aに表示する画像は1乃至複数の動画あるいは静止画のみを特定のタイミングで順次に切り替えて表示した画像であってもよいし、あるいは1乃至複数の動画及び静止画を特定のタイミングで切り替えながら組み合わせて表示した画像であってもよい。カラオケ演奏にあわせて表示される画像は、再生中のカラオケデータに対応して定義された画像割当て情報に基づいて選択された画像データに従う。ステップS4では、「入力音声処理」を行う。該「入力音声処理」では、マイクロフォンなどから入力された入力音に対して、所定の効果(例えば、エコーなど)をかけたりしながら発音する。すなわち、カラオケ演奏にあわせてユーザが歌った声などをそのままの状態で、あるいは所定の効果をかけることによる表情付けされた状態で発音する。ステップS5では、「楽音信号処理」を行う。この「楽音信号処理」では、サーバMSから取得したカラオケデータを再生することによってカラオケ演奏を発音する。すなわち、サーバMSから受信して一時的にRAM3に記憶したカラオケデータに基づき楽音信号を発生させ、該発生した楽音信号をアンプやスピーカなどを含むサウンドシステム7Aに送ることで、カラオケ演奏を発音する。すなわち、上記した「画像信号処理」、「入力音声処理」、「楽音信号処理」を行うことによって、所定の表示装置6A上に画像を表示しながらカラオケを行うことができるようになっている。
【0030】
次に、上述した「メイン処理」において実行する「パネル処理」(図3のステップS2参照)についての詳細な処理を、ユーザによるパネル操作子5Aの操作に従う処理毎に分けて説明する。すなわち、ユーザ所望のカラオケサイトを記憶したサーバMSにアクセスするための処理、アクセスしたサーバMSからユーザ選択に従うカラオケデータを取得し、該カラオケデータに対してユーザが適宜に画像データを割当てることによって画像割当て情報を生成するための処理、取得したカラオケデータを再生してカラオケ演奏を行うための処理、ユーザ側で作成した画像データやユーザが生成した画像割当て情報などをサーバMSに登録するための処理のそれぞれについて、以下図を分けて説明する。
【0031】
図4は、サーバ接続処理の一実施例を示したフローチャートである。このサーバ接続処理は、ユーザ所望のカラオケサイトを記憶したサーバMSにアクセスするための処理である。以下、図4のフローチャートに従って、当該処理における処理動作を説明する。
【0032】
ステップS11では、クライアント側においてネットワーク接続の指示がなされたか否かを判定する。すなわち、ユーザがURL等を利用してユーザ所望のカラオケサイトを記憶している所定サーバMSにアクセスするための操作を行ったか否かを判定する。ネットワーク接続の指示が行われていないと判定した場合には(ステップS11のNO)、該処理を終了する。すなわち、この場合にはサーバMSにアクセスすることなく、クライアントはオフライン状態のままである。一方、ネットワーク接続の指示が行われていると判定した場合には(ステップS11のYES)、サーバMSに対して接続要求を送信する(ステップS12)。サーバMS側では、クライアントから接続要求を受け取ると、ユーザ確認を行い(ステップS14)、ユーザ所望のカラオケサイトに関する初期画面(図示せず)をクライアント側で表示するために用いる初期画面データをアクセスしたクライアントに対して送信する(ステップS15)。すなわち、クライアントとサーバMSとが通信ネットワークXを介して接続されて、クライアントはオフライン状態からオンライン状態になる。サーバMSから初期画面データの送信が終了すると、クライアントでは該初期画面データに基づいて初期画面を表示する(ステップS13)。これにより、クライアントにはユーザ所望のカラオケサイトの初期画面が表示される。
【0033】
図5及び図6は、曲選択・画像割当て処理の一実施例を示したフローチャートである。この曲選択・画像割当て処理は、アクセスしたサーバMSからユーザ選択に従うカラオケデータを取得し、該カラオケデータへユーザが適宜に画像データを割当てるための処理である。この実施例においては、図5に該処理の前半部分の処理である曲選択処理を示し、図6に該処理の後半部分である画像割当て処理を示した。以下、図5及び図6のフローチャートに従って、当該処理における処理動作を説明する。
【0034】
図5に示すステップS21では、クライアントにおいて曲目選択の指示が行われたか否かを判定する。すなわち、ユーザがカラオケサイトの初期画面に従いカラオケしたい曲の指定操作(例えば、曲目の指定など)を行ったか否かを判定する。曲目選択が行われていないと判定した場合には(ステップS21のNO)、該処理を終了する。すなわち、この場合にはサーバMSからカラオケ演奏のための曲データ(つまり、カラオケデータ)を取得しない。曲目選択が行われていると判定した場合には(ステップS21のYES)、該クライアントが所望のサーバMSに接続中であるか否かを判定する(ステップS22)。サーバMSに接続中である場合には(ステップS22のYES)、サーバMSに対してサーバMSが記憶する曲目を要求する(ステップS23)。サーバMSではクライアントから曲目要求を受信すると、曲目集データを送信する(ステップS41)。この曲目集データは、サーバMSで記憶する全ての曲データのそれぞれを曲目で表したデータである。サーバMSから曲目集データを受信したクライアントは、該曲目集データに従い、曲目の一覧を表示装置6A上に表示する(ステップS24)。さらに、クライアント装置はRAM3や外部記憶装置9などの記憶装置から曲目を取得して、前記曲目集データによる曲目の一覧と共に該取得した曲目を表示装置6A上に表示する(ステップS25)。
【0035】
ステップS26では、曲目の指定を受け付ける。すなわち、ユーザがマウス等を用いて表示装置6A上に表示された曲目の一覧から、いずれかの曲目を選択する操作を受け付ける。こうした曲目の指定受付が行われた場合に、指定した曲データがサーバMS上に記憶されているものである場合には、サーバMSに対して該曲目に対応する曲データを要求する(ステップS27)。サーバMSでは、クライアントから曲データの要求を受信すると、該要求に対応する曲データを送信すると共に(ステップS42)、該曲データに割当てられた画像データを送信する(ステップS43)。クライアントでは、サーバMSから選択した曲目の曲データを取得すると共に(ステップS28)、取得した曲データに割当てられた画像データを取得する(ステップS29)。この際に曲データに対して複数の画像割当て情報がサーバMSに登録されている場合には、ユーザが所望の画像割当て情報を選択し、該選択した画像割当て情報に従って画像データを選択するようにするとよい。他方、曲目の指定受付が行われた場合に、指定した曲データがクライアント上に記憶されているものである場合には、上記処理を行わず、記憶装置から曲データ及び該曲データに割当てられた画像データを読み出す。クライアントでは、こうしてサーバMSから取得あるいは記憶装置から読み出した画像データを表示する。すなわち、該曲データに現在割当てられている画像を表示する。
【0036】
上述した図5のステップS29に引き続き実行される図6のステップS30では、画像選択有無の受け付けを行う。ステップS31では、画像選択の指示が行われたか否かを判定する。すなわち、ユーザが曲データに対して画像の割当てを行う処理を行うよう選択操作したか否かを判定する。画像選択の指示が行われていない場合には(ステップS31のNO)、該処理を終了する。この場合には、カラオケ演奏時に予め割当てられていた画像がカラオケ演奏にあわせて表示されることになる。一方、画像選択の指示が行われている場合には(ステップS31のYES)、該クライアントが所望のサーバMSに接続中であるか否かを判定する(ステップS32)。サーバMSに接続中である場合には(ステップS32のYES)、サーバMSに対して画像名を要求する(ステップS23)。サーバMSではクライアントから画像名要求を受信すると、画像名集データを送信する(ステップS44)。この画像名集データは、サーバMSで記憶する全ての画像データをそれぞれ画像名で表したデータである。サーバMSから画像名集データを受信したクライアントは、該画像名集データに従い、画像名の一覧を表示装置6A上に表示する(ステップS34)。さらに、クライアント装置はRAM3や外部記憶装置9などの記憶装置から画像名を取得して、前記画像名集データによる画像名の一覧と共に該取得した画像名を表示装置6A上に表示する(ステップS35)。こうすると、ユーザが該曲データに割当てることのできる画像として、サーバMS上に記憶さている画像とクライアントに記憶されているユーザ自身が作成した画像とが表示されることになる。したがって、曲データに対して画像データを割当てる際には、サーバMS側とクライアント側に各々記憶されている画像を適宜に用いることができるようになる。なお、こうした画像の一覧表示は、画像名のみを表示するようにしてもよいし、あるいはサムネイル形式で各画像データ毎に各々代表的な画像を表示するようにしてもよい。
【0037】
ステップS36では、画像名の指定を受け付ける。すなわち、ユーザがマウス等を用いて表示装置6A上に表示された画像の一覧表示から、新たに曲データに対して割当てる1乃至複数の画像を選択する操作を受け付ける。こうした画像名の指定受付が行われた場合に、指定した画像名に対応する画像データがサーバMS上に記憶されているものである場合には、サーバMSに対して該画像名に対応する画像データを要求する(ステップS37)。サーバMSでは、クライアントから画像データの要求を受信すると、該要求に対応する画像データを送信する(ステップS45)。クライアントでは、サーバMSから選択した画像名の画像データを取得する(ステップS38)。他方、画像名の指定受付が行われた場合に、指定した画像名に対応する画像データがクライアント上に記憶されているものである場合には、上記処理を行わず、記憶装置から画像データを読み出す。そして、予め割当てられていた画像データや新たに取得した画像データを曲データの所望の位置に割当てることによって画像割当て情報を生成し、該画像割当て情報を記憶する(ステップS39)。この画像データを曲データの所望の位置に割当てる方法は、ユーザが画像名と該画像を表示するタイミングを直接入力する方法であってもよいし、あるいは画面上に表示された曲データに基づく歌詞や楽譜上に、一覧表示した画像を適宜に選択してドラッグ&ペーストするなどの処理により貼り付ける方法であってもよい。こうした歌詞や楽譜表示を利用して画像割当て情報を生成する方法は、ユーザにとりカラオケ演奏のどの時点でどのような画像が開始されるのかが理解しやすいことから有利である。
なお、画像データを曲データの所望の位置に割当てる際には、曲全体で画像が途切れることのないように曲全体に画像データを割当てる必要はなく、曲の一部区間のみ(例えば、サビの区間やリフレイン区間のみなど)に割当ててよい。そうした場合には、ユーザが任意に曲区間を指定することによって、該当する区間のみに画像データを割当てることができるようにしてもよい。
【0038】
図7は、カラオケ演奏処理の一実施例を示したフローチャートである。このカラオケ演奏処理は、カラオケデータを再生してカラオケ演奏を行うための処理である。以下、図7のフローチャートに従って、当該処理における処理動作を説明する。
【0039】
まず、ステップS51では、カラオケの操作が行われたか否かを判定する。カラオケの操作が行われている場合には(ステップS51のYES)、該操作が再生指示であるか否かを判定する(ステップS52)。該操作が再生指示である場合には(ステップS52のYES)、選択されている曲データの再生を開始すると共に(ステップS53)、該曲データに割当てた画像データを表示する(ステップS54)。他方、該操作が停止指示である場合には(ステップS52がNOであり、ステップS55がYESである場合)、曲データの再生と画像データの切換を停止する(ステップS56)。すなわち、カラオケ演奏が停止され、表示装置6A上には停止操作時点で表示されていた画像がその表示状態のまま表示される。該操作が再生指示でもなく、停止指示でもない場合には(ステップS52及びステップS55が共にNOである場合)、該操作に従うその他の指示を実行する。このその他の指示としては、例えばカラオケ演奏のテンポを変更したりカラオケ演奏の音高をオクターブ変化したりするなどの処理、あるいはカラオケ演奏の早送りや巻戻しなどの処理等がある。
【0040】
図8は、情報アップ処理の一実施例を示したフローチャートである。この情報アップ処理は、ユーザが生成した画像割当て情報やユーザが作成した画像データなどをサーバMSに登録するための処理である。以下、図8のフローチャートに従って、当該処理における処理動作を説明する。
【0041】
まず、ステップS61では、情報アップの操作が行われたか否かを判定する。すなわち、ユーザが生成した画像割当て情報やユーザが作成した画像データなどをサーバMSに登録するための操作を行ったか否かを判定する。情報アップの操作が行われている場合には(ステップS61のYES)、該クライアントが所望のサーバMSに接続中であるか否かを判定する(ステップS62)。サーバMSに接続中でない場合には(ステップS62のNO)、サーバMSに対して接続要求してサーバMSと接続する(ステップS63)。そして、曲目と画像名の指定を受け付ける(ステップS64)。こうした曲目と画像名の指定受付が行われた場合には、サーバMSに対して該指定に関する情報(つまり、ユーザが生成した画像割当て情報やユーザが作成した画像データなど)を送信する(ステップS65)。サーバMSでは、クライアントから情報を受信すると、該情報に該当するデータの有無をクライアントに対して送信する(ステップS71)。クライアントでは、サーバMSからデータ有無を取得し(ステップS66)、取得したデータに基づき、サーバMSに該データが既にあるか否かを判定する(ステップS67)。サーバMSに該データがないものであると判定された場合には(ステップS67のNO)、詳細データをサーバMSに対して送信する(ステップS68)。サーバMSでは詳細データを受信して、該詳細データをデータベースに登録する(ステップS72)。
【0042】
こうすることによって、各ユーザが自分も該カラオケ演奏の作成に参加しているといった満足感が得られるし、また他人に対して自分の曲イメージを広くアピールすることができるようになる、といった利点がある。すなわち、上述したように、ユーザが生成した画像割当て情報やユーザが作成した画像データなどをサーバMSに登録することができるようにすることによって、ユーザが生成した画像割当て情報やユーザが作成した画像データなどを他のユーザに対して公開することができ、多くのユーザに使用してもらうことができるようになる。また、ユーザが生成した画像割当て情報やユーザが作成した画像データなどを公開することで、他のユーザとの間で該曲に対するイメージなどを比較することができ、該曲に思い入れのあるユーザ同士で価値観をシェアしたり、あるいは各ユーザ間で曲イメージのマッチ度を競い合うことなどができるようにもなる。
なお、ユーザが生成した画像割当て情報やユーザが作成した画像データなどをサーバMSに登録する際には楽曲情報毎に登録するだけでなく、特定のアーティスト毎などのように所定の分類毎に登録するようにしてよい。
【0043】
なお、カラオケデータはカラオケ演奏発生のための制御情報として用いられるデータであって、例えばイベントデータやデュレーションデータなどを含む。
なお、上述した実施例においては、サーバMS側は単に楽曲情報を配信するのみであり、パソコン端末PCあるいは携帯端末MT等のクライアント側で受信した楽曲情報を再生することによって楽曲を発音する処理形態における制御プログラムについて説明したがこれに限らず、サーバMS側で曲データに基づき再生したカラオケ演奏をクライアントに配信するようにしてもよい。また、サーバMSが配信する曲データとしてはカラオケ演奏を行うための専用のカラオケデータでなくてもよい。ただし、そうした場合においてクライアント装置では、カラオケ演奏を行うように曲データに基づき生成される楽音信号に対して所定の制御を行うことにより、カラオケ演奏として発音するようにしなければならないことは言うまでもない。
【0044】
なお、サーバMSからクライアントへ送信するカラオケデータのフォーマットは、イベントの発生時刻を曲や小節内における絶対時間で表した『イベント+絶対時間』形式のもの、イベントの発生時刻を1つ前のイベントからの時間で表した『イベント+相対時間』形式のもの、音符の音高と符長あるいは休符と休符長で楽曲データを表した『音高(休符)+符長』形式のもの、演奏の最小分解能毎にメモリの領域を確保し、演奏イベントの発生する時刻に対応するメモリ領域にイベントを記憶した『ベタ方式』形式のものなど、どのような形式のものでもよい。また、複数チャンネル分の楽曲情報が存在する場合は、複数のチャンネルのデータが混在した形式であってもよいし、各チャンネルのデータがトラック毎に別れているような形式であってもよい。
【0045】
【発明の効果】
この発明によれば、ユーザはカラオケ演奏などの楽曲演奏を行うための曲データに対して適宜の画像を割当てて画像割当て情報を生成することができ、楽曲演奏時には該画像割当て情報に従って該楽曲演奏にあわせて画像表示なされることから、ユーザは自身の曲イメージにあわせた画像を楽曲演奏にあわせて表示させることができるようになる、という効果を得る。
また、ユーザ自らが作成した画像や、楽曲やアーティストのイメージにあわせて作成したストーリー性のある画像(背景画)を登録することができるようにしたことにより、他のユーザはそれらを適宜に使用することができることから、ユーザはユーザ自らが作成した画像や、楽曲やアーティストのイメージにあわせて作成したストーリー性のある画像(背景画)を広くその他のユーザに対して公開することができるようになる、という効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る自動演奏装置及び情報配信サーバ装置を用いたカラオケシステムの一実施例の全体構成を示すシステムブロック図である。
【図2】 図1に示したカラオケシステムを構成する各装置のうちの1つの装置についての一実施例の全体構成を示すハード構成ブロック図である。
【図3】 クライアントで実行する「メイン処理」の一実施例を示したフローチャートである。
【図4】 サーバ接続処理の一実施例を示したフローチャートである。
【図5】 曲選択・画像割当て処理における前半処理の一実施例を示したフローチャートである。
【図6】 曲選択・画像割当て処理における後半処理の一実施例を示したフローチャートである。
【図7】 カラオケ演奏処理の一実施例を示したフローチャートである。
【図8】 情報アップ処理の一実施例を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1…CPU、1A…タイマ、2…ROM、3…RAM、4…検出回路、4A…演奏操作子、5…スイッチ検出回路、5A…パネル操作子、6…表示回路、6A…表示装置、7…音源回路、7A…サウンドシステム、8…通信インタフェース、X…通信ネットワーク、9…外部記憶装置、10…MIDIインタフェース、10A…電子楽器、1D…通信バス(データ及びアドレスバス)、MS…サーバ、TS…中継サーバ、PC…パソコン端末、MT…携帯通信端末
Claims (5)
- 所定のサーバ装置に対し通信ネットワークを介して接続する接続手段と、
画像情報を記憶する画像記憶手段と、
楽曲情報を選択する楽曲選択手段と、
前記接続したサーバ装置から前記楽曲選択手段により選択した楽曲情報及び当該楽曲情報に対応する所定の画像情報を受信する受信手段と、
前記接続したサーバ装置から該サーバ装置にて記憶されている画像情報をそれぞれ画像名で表した画像名集データを受信する手段と、
前記画像記憶手段に記憶した画像情報の画像名を取得し、前記受信した画像名集データとともに表示する手段と、
受信した楽曲情報における所望の再生タイミング毎に、前記画像名を表示した画像情報の中から所望の画像情報を1乃至複数割当てる画像割当て手段と、
前記割り当てた画像であって前記受信した画像名集データにて表示された画像情報を前記サーバ装置から受信するとともに前記画像記憶手段に記憶させる手段と、
受信した楽曲情報を再生する楽曲再生手段と、
前記楽曲再生手段による楽曲情報再生時における所定の再生タイミング毎に、該楽曲情報に割当てられている1乃至複数の画像情報に基づいて画像を切換えながら表示する表示手段と
を具備する自動演奏装置。 - ユーザが自ら生成した画像情報あるいは所定の楽曲情報に対する画像情報の割当てに関する割当て情報の少なくともいずれかを、接続したサーバ装置に登録する情報登録手段を具えてなり、
他のユーザが前記登録された画像情報あるいは割当て情報を選択的に取得して使用することができるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自動演奏装置。 - 画像情報を記憶する画像記憶手段と、
楽曲情報を記憶する楽曲記憶手段と、
楽曲情報における任意の再生タイミングに対する画像情報の割当てに関する割当て情報を記憶する割当て情報記憶手段と、
通信ネットワークを介して接続された自動演奏装置から送信されたユーザ作成の割当て情報を前記割当て情報記憶手段に登録すると共に、送信されたユーザ作成の画像情報を前記画像記憶手段に登録する登録手段と、
通信ネットワークを介して接続された自動演奏装置による楽曲情報の指定に従って、前記楽曲記憶手段から所定の楽曲情報を選択すると共に、該楽曲情報の割当て情報を前記割当て情報記憶手段から選択する楽曲選択手段と、
前記決定した割当て情報に従って、前記画像記憶手段から選択した楽曲情報で用いる画像情報を選択する画像選択手段と、
選択した楽曲情報と画像情報とを前記接続された自動演奏装置に配信する配信手段と、
前記接続された自動演奏装置に対して前記画像記憶手段に記憶された画像情報を画像名でそれぞれ表した画像名集データを提供する手段と、
前記接続された自動演奏装置に対して、前記提供した画像名集データに基づく画像取得要求に応じて、当該要求に対応した画像情報を前記画像記憶手段から読み出して当該自動演奏装置に提供する手段と
を具備する情報配信サーバ装置。 - 画像情報を記憶する画像記憶手段を具備する自動演奏装置のコンピュータに、
所定のサーバ装置に対し通信ネットワークを介して接続するステップと、
楽曲情報を選択するステップと、
前記接続したサーバ装置から選択した楽曲情報及び当該楽曲情報に対応する所定の画像情報を受信するステップと、
前記接続したサーバ装置から該サーバ装置にて記憶されている画像情報をそれぞれ画像名で表した画像名集データを受信するステップと、
前記画像記憶手段に記憶した画像情報の画像名を取得し、前記受信した画像名集データとともに表示するステップと、
受信した楽曲情報における所望の再生タイミング毎に、前記画像名を表示した画像情報の中から所望の画像情報を1乃至複数割当てるステップと、
前記割り当てた画像であって前記受信した画像名集データにて表示された画像情報を前記サーバ装置から受信するとともに前記画像記憶手段に記憶させるステップと、
受信した楽曲情報を再生するステップと、
前記楽曲情報再生時における所定の再生タイミング毎に、該楽曲情報に割当てられている1乃至複数の画像情報に基づいて画像を切換えながら表示するステップと
を実行させるためのプログラム。 - 情報配信サーバ装置のコンピュータに、
通信ネットワークを介して接続された自動演奏装置から送信されたユーザ作成の楽曲情報の任意の再生タイミングに対する画像情報の割当てに関する割当て情報を所定の割当て情報記憶手段に登録すると共に、送信されたユーザ作成の画像情報を所定の画像記憶手段に登録するステップと、
通信ネットワークを介して接続された自動演奏装置による楽曲情報の指定に従って、楽曲情報を記憶する楽曲記憶手段から所定の楽曲情報を選択すると共に、前記割当て情報記憶手段から該楽曲情報の割当て情報を決定するステップと、
前記決定した割当て情報に従って、前記画像記憶手段から前記選択した楽曲情報で用いる画像情報を選択するステップと、
選択した楽曲情報と画像情報とを前記接続された自動演奏装置に配信するステップと、
前記接続された自動演奏装置に対して前記画像記憶手段に記憶された画像情報を画像名でそれぞれ表した画像名集データを提供するステップと、
前記接続された自動演奏装置に対して、前記提供した画像名集データに基づく画像取得要求に応じて、当該要求に対応した画像情報を前記画像記憶手段から読み出して当該自動演奏装置に提供するステップと
を実行させるためのプログラム。
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