JP2009058798A - 区間再生機能を備えるカラオケシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、一曲の楽曲のうち、所定の区間を再生して歌唱させる区間再生機能を備えるカラオケシステムに関し、一曲の中で利用者が歌唱を望むであろう所定数の区間を特定して再生対象とさせることを目的とする。
【解決手段】利用者ID毎に、歌唱された楽曲の採点処理手段49で採点処理された少なくとも歌唱区間毎の採点を採点記憶手段に記憶しておき、再生区間特定手段50が歌唱対象となる楽曲の歌唱区間毎の採点を、利用者IDに基づいて採点記憶手段より取得した採点情報54Aより取得して予め設定された基準採点値に満たない歌唱区間を所定数特定し、再生制御手段51が歌唱対象となる楽曲の上記特定された歌唱区間を再生させる構成とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、一曲の楽曲のうち、所定の区間を再生して歌唱させる区間再生機能を備えるカラオケシステムに関する。
近年、カラオケシステムでは歌唱力の採点機能を附帯させたものが出現しており、歌唱された楽曲についての採点結果でランキングを競うコンテンツも利用されている。利用者は、一曲の中でも得手な部分と、不得手な部分とがあり、歌唱力向上のために練習を行う場合に、一曲全部を歌唱するよりも不得手な部分のみを練習した方が効率がよい。そのため、利用者に対して効率よく練習させて歌唱力向上に寄与できることが、歌唱の動機付けとさせるためにも望ましい。
従来、利用者の歌唱練習に対して、演奏曲の反復演奏の手間を省く技術として、例えば下記の特許文献で提案されているものがある。当該特許文献は、リモコン装置等の入力装置による入力操作に応じて、対象となる演奏曲の中途における位置を位置指定手段により指定させ、当該指定位置を対象となる演奏曲の情報に関連付けてサーバの記憶装置に登録しておき、当該演奏曲の出力に際して、その演奏曲の情報と関連付けられて登録された指定位置を演奏開始位置、又は演奏開始位置から演奏終了位置までとして当該演奏曲の出力を行うというものである。
特開2007−199417号公報
しかしながら、楽曲の中途からの演奏に際して、利用者は入力装置を使用して楽曲毎に指定する必要があり、特に一曲中に複数の演奏開始位置がある場合や、一曲に限らず多数曲に対して中途演奏を望む場合には、それぞれに入力操作を行わなければならず、当該利用者に入力の手間を要求することになって、歌唱の動機付けを阻害することにもなるという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、一曲の中で利用者が歌唱を望むであろう所定数の区間を特定して再生対象とさせる区間再生機能を備えるカラオケシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、複数の歌唱区間が連設されてなる楽曲が所定数格納される楽曲データベースを少なくとも有する区間再生機能を備えるカラオケシステムであって、利用者ID取得手段、採点処理手段、採点記憶手段、再生区間特定手段及び再生制御手段を有し、前記利用者ID取得手段は、利用者より利用者IDを取得し、前記採点処理手段は、少なくとも歌唱されている楽曲中における前記歌唱区間毎に採点処理を行い、前記採点記憶手段は、利用者ID毎に、歌唱された楽曲毎の前記採点処理手段で採点処理された少なくとも歌唱区間毎の採点を記憶し、前記再生区間特定手段は、利用者IDに基づき前記採点記憶手段より取得した歌唱対象となる楽曲の歌唱区間毎の採点に基づいて、予め設定された基準採点値に満たない歌唱区間を所定数特定し、前記再生制御手段は、歌唱対象となる楽曲の前記再生区間特定手段で特定された歌唱区間を再生させる、構成とする。
本発明によれば、利用者ID毎に、歌唱された楽曲の採点処理手段で採点処理された少なくとも歌唱区間毎の採点を採点記憶手段に記憶しておき、歌唱対象となる楽曲の歌唱区間毎の採点を利用者IDに基づいて当該採点記憶手段より取得して予め設定された基準採点値に満たない歌唱区間を所定数特定し、歌唱対象となる楽曲の上記特定された歌唱区間を再生させる構成とすることにより、一曲の中で利用者が歌唱を望むであろう所定数の区間を特定して再生対象とさせることができ、利用者に対して効率よく練習させて歌唱力向上に寄与できることで、歌唱の動機付けとさせることができるものである。
以下、本発明の最良の実施形態を図により説明する。
図1に、本発明に係る区間再生機能を備えるカラオケシステムを位置付ける構成説明図を示す。図1(A)は通信ネットワークを使用して本システムを構成させた場合のネットワーク模式図、図1(B)はホスト装置の概要ブロック構成図、図1(C)は利用者データベースの備える採点情報の説明図である。
図1(A)において、ホスト装置11はカラオケシステムの一部を構成するものとして、通信ネットワーク12を介して所定数のカラオケ演奏端末13(13A〜13N)を管理するものであり、相互にデータ授受自在に接続されたものである。上記通信ネットワーク12としては、例えば、一般公衆電話回線やこれを用いたADSLや光通信回線或いはインターネット、さらにはLANがあるが、インターネット上に構築されるVPNが好ましい。
ホスト装置11は、図1(B)に示すように、少なくとも送受信手段21、制御手段22、RAM23及び利用者データベース(DB)24を備え、当該利用者DB24は採点記憶手段としての採点情報24Aを備える。上記送受信手段21は、各カラオケ演奏端末13(13A〜13N)との通信(データ授受)を行うために、通信ネットワーク12の通信方式と整合性をとるための例えば物理的な通信用回路やプラットフォーム等のソフトウエアにより構成される。
上記制御手段22は、当該ホスト装置11を統括的に制御するもので、例えば物理的なCPUであり、図示しないROMに格納されているプログラムのアルゴリズム処理を行う。ここでは、所定のカラオケ演奏端末13より利用者IDに基づいて利用者情報が要求されたときに、カラオケ演奏端末13の端末ID及び利用者IDを一旦RAM23に記憶し、少なくとも利用者DB24の採点情報24Aより当該利用者IDに関連付けられた採点情報を抽出して当該カラオケ演奏端末13に送出する。上記RAM23は、所定情報の一時記憶及び種々のプログラムを展開、実行させるための作業領域としての役割をなすもので、例えば半導体メモリで構成され、仮想的にハードディスク上に構築される場合をも含む概念である。
上記利用者DB24は、利用者IDで管理される利用者毎に所定の情報が登録されたデータベースであり、利用者IDに関連付けて、例えば少なくともニックネーム、登録者の顔写真等のイメージファイル名が関連付けられ、また、採点情報24Aには、図1(C)に示すように、利用者ID毎に、歌唱された楽曲毎の後述の採点処理手段で採点処理された少なくとも歌唱区間毎の採点が記憶されるものである。この場合の採点は、当該楽曲の各区間についての最新値、最高値若しくは平均値(所定期間、所定期間の演奏回数、全演奏回数の平均値)で示される。なお、図1(C)では、歌唱区間の採点のみを示したが、後述の採点処理手段が当該区間採点値を集計して算出した総合採点値をも含ませてもよい。
次に、図2に、本発明のカラオケシステムに係るカラオケ演奏端末のブロック構成図を示す。図2に示すカラオケ演奏端末13は、主要装置としてのカラオケ演奏装置31に有線又は無線で外部接続されるものとして、表示部32、ミキシングアンプ33、マイク34、スピーカ35を備える。また、有線又は無線で遠隔入出力端末36が接続され、当該遠隔入出力端末36は、主要構成の他に楽曲検索手段37、利用者ID取得部38及び端末表示部39を備える。
上記表示部32は、通常の楽曲選曲表示やカラオケ演奏時の映像、歌詞テロップを表示するもので、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)、その他種々のディスプレイを採用することができる。上記ミキシングアンプ33は、カラオケ演奏装置31より送られてくる演奏データとマイク34からの音声信号をミキシングし、増幅してスピーカ35より出力する。
上記遠隔入出力端末36は、ユーザインタフェース機能を備えて対応のカラオケ演奏装置31(後述の送受信部53A)に対して有線方式ないし無線方式(IR方式やブルートゥース(登録商標)機構のピコネット接続方式など)を利用してデータ授受を行うためのもので、そのための回路基板及びプログラムを備える。上記ユーザインタフェース機能としては、端末表示部39としての液晶ディスプレイ(LCD)とタッチセンサとを積層して入出力用とし、表示されるアイコン等に対応して当該タッチセンサにより楽曲の選択などのデータを入力することができるGUIである。
また、遠隔入出力端末36の備える利用者ID取得部38は、利用者のログイン要求で所持するICカード等が提示された時に、当該ICカード等から利用者IDを取得して、図示しないRAMに記憶させ、またカラオケ演奏装置31に送出する。なお、利用者ID取得部38を、カラオケ演奏装置31に備えさせてもよい。
上記カラオケ演奏装置31は、バス41、中央制御部42、ROM43、RAM44、楽曲DB45、映像DB46、再生制御部47、音楽曲出力部48、A/D変換部49、採点処理手段50、再生区間特定手段51、再生制御手段52及び送受信部53A,53Bを適宜備える。また、RAM44には、利用者別情報記憶部54、予約待ち行列55及び演奏ログ記憶部56の領域が形成され、当該利用者別情報記憶部54には採点情報54Aの記憶領域が形成される。なお、上記各構成について、本発明の要旨と直接関連しない要素部分であっても、従前のカラオケ装置においても大部分が適用可能であることを示すために、装置全体を説明する。
中央制御部42は、このシステムを統括的に処理制御する物理的なCPUであり、ROM43に記憶されているプログラムに基づくアルゴリズム処理を行う。上記RAM44は、後述する利用者別情報記憶部54(採点情報54A)、予約待ち行列55及び演奏ログ記憶部56の領域が形成される他に、上記種々のプログラムを展開、実行させるための作業領域としての役割をなすもので、例えば半導体メモリで構成され、仮想的にハードディスク上に構築される場合をも含む概念である。
上記楽曲DB45は、楽曲ID、曲名及びアーチスト名が関連付けられた楽曲テーブルを有し、楽曲IDで管理される所定データ形式のカラオケ楽曲の演奏データ(MIDIデータ)及び歌詞テロップデータが同期されて構成される楽曲データ(ファイル)について楽曲コードをファイル名としてそれぞれ格納したデータベースであり、当該楽曲データに歌唱区間の情報が附帯されると共に、映像DB46に格納された当該楽曲毎の背景映像を表示するための所定数のシーン映像を割り当てる割当データが関連付けられる。当該映像DB46は、背景映像表示のための所定数のシーン映像データを所定数格納するデータベースである。なお、この楽曲DB45及び映像DB46を、カラオケ演奏装置31ではなく、上記ホスト装置11に備えさせることとしてもよい。
上記再生制御部47は、演奏時に、映像DB46より抽出された所定数のシーン映像データ及び楽曲コードで楽曲DB45より抽出された歌詞テロップデータ(歌詞文字データ)を当該楽曲の演奏データに同期させて表示部32に出力する電子回路である。上記音楽曲出力部48は、楽曲コードで楽曲DB45より抽出された演奏データをデジタル再生し、アナログ変換してミキシングアンプ33に出力する電子回路である。
上記採点処理手段50は、任意の楽曲を歌唱した際の前記入力した歌唱音声に基づき、当該楽曲における所定の歌唱区間の歌唱による歌唱採点を算出するプログラムである。ここで、歌唱区間とは、1フレーズ単位、数フレーズ単位若しくは歌詞1文字を含む所定歌詞文字数毎をいい、任意に設定することができる。
例えば採点テーブルを備え、選択された楽曲元データに基づいて音楽曲出力部48でデジタル再生された楽曲の主旋律のピッチ基準条件と、マイク34より入力されてくる歌唱データをA/D変換部49でデジタル変換したデジタル歌唱データから抽出した歌唱ピッチとを上記採点テーブルを参照して比較し、これを上記設定された歌唱区間毎の比較した結果の得点として例えば平均することにより採点結果とするものである。ここでの歌唱区間毎の採点値及び上記全体の採点結果が利用者ID及び楽曲コードに関連付けて演奏ログ記憶部56に一旦記憶され、任意のタイミングで上記ホスト装置11の利用者DB24における採点情報24Aに反映されるものである。
上記再生区間特定手段51は、利用者IDに基づきホスト装置11の利用者DB24(採点情報24A)より取得して記憶した採点情報54Aにおける歌唱対象となる楽曲の歌唱区間毎の採点に基づいて、予め設定された基準採点値(ここでは、例えば80点を基準採点値とする)に満たない歌唱区間を所定数特定するプログラムである。
上記再生制御手段52は、少なくとも歌唱対象となる楽曲の上記再生区間特定手段51で特定された歌唱区間を楽曲DB45より抽出して再生させるプログラムであり、具体的には、当該特定された歌唱区間(特定区間と称する)の音楽曲データ及び歌詞データを楽曲DB45より抽出すると共に、該当の映像データを映像DB46より抽出し、当該音楽曲データを音楽曲出力部48に送出し、映像データ及び歌詞データを再生制御部47に送出するものである。
ここで、当該再生制御手段52は、楽曲の全区間を歌唱する場合においても、全区間の音楽曲データ及び歌詞データを楽曲DB45より取得すると共に、該当の映像データを映像DB46より取得し、当該音楽曲データを音楽曲出力部48に送出し、映像データ及び歌詞データを再生制御部47に送出するものである。
上記送受信部53Aは、遠隔入出力端末36との間で有線方式ないし無線方式(IR方式やブルートゥース機構のピコネット接続方式など)を利用してデータ授受を行うためのもので、そのための電子回路及びプログラムである。上記送受信部53Bは、上記ホスト装置11と上記通信ネットワーク12を介してデータ授受を行うためのもので、通信方式と整合性をとるための例えば物理的な通信用回路やプラットフォーム等のソフトウエアにより構成されるものである。
上記RAM44に形成される利用者別情報記憶部54の領域には、遠隔入出力端末36から受け取った利用者IDに基づいて中央制御部42が、ホスト装置11の利用者DB24より、例えばニックネーム、イメージ(顔写真等)や歌唱履歴などの利用者情報を取得して記憶させ、当該利用者別情報記憶部54の採点情報54Aには、利用者ID毎に上記図1(C)に示す楽曲の歌唱区間の採点情報を記憶させるものである。
また、RAM44に形成される予約待ち行列55の領域には、中央制御部42が利用者により選曲された楽曲IDを予約順に記憶させていくものであり、当該楽曲について特定された所定数の歌唱区間が構成されている場合には、その歌唱区間を附帯させ、繰り返しの選択があればその情報を附帯させて表示可能に記憶されるものである(図8で説明する)。
さらに、RAM44に形成される演奏ログ記憶部56には、中央制御部42が、利用者(利用者ID)におけるこのカラオケ演奏装置31で歌唱した楽曲ID、歌唱採点(歌唱区間の採点を含む)を一旦記憶しておき、例えばその都度、若しくは当該利用者のログアウト時、若しくは所定期間毎(1日単位等)に利用者別情報記憶部54(採点情報54A)に記憶した対応の利用者IDの歌唱履歴及び採点情報(全体及び歌唱区間)を更新してホスト装置11に送出し、当該利用者DB24の内容を更新させるためのプログラムである。なお、上記演奏ログ記憶部56に記憶させる演奏ログを、遠隔入出力端末36の図示しないRAMにも記憶させることとしてもよい。また、区間再生における歌唱に対する採点を、練習モードとして行わないこととしてもよい。
ところで、図示しないが、当該カラオケ演奏装置31には、利用者がリクエスト予約しようとする楽曲の楽曲コードを直接入力するためのテンキーや、演奏楽曲のテンポや、歌唱音声に対する種々の調節を行うボタンやツマミ類が可変抵抗器等の電子素子に直結された操作パネルも接続される。ところで、カラオケ演奏端末13をスタンドアローンのカラオケシステムとして適用させる場合にはホスト装置11の利用者DB24(採点情報24A)を備えさせる構成とすることにより実現することができるものである。
そこで、図3に図2のカラオケ演奏端末における採点情報取得のフローチャートを示すと共に、図4に図2のカラオケ演奏端末における歌唱区間特定の処理フローチャートを示し、また、図5に図2のカラオケ演奏端末における楽曲予約表示の説明図、図6に図2のカラオケ演奏端末における歌唱不得意区間特定の説明図、図7に図2のカラオケ演奏端末における歌唱不得意区間特定表示の説明図、図8に図2のカラオケ演奏端末における予約楽曲表示の説明図を示す。
図3において、まず、所定の利用者がカラオケ演奏端末13に対して、例えば遠隔入出力端末36の利用者ID取得部38に対して利用者のログイン要求で所持するICカード等が提示された時に、利用者ID取得部38が当該ICカード等から利用者IDを取得して図示しないRAMに記憶すると共に、カラオケ演奏装置31に送信する(ステップ(S)1)。
カラオケ演奏装置31では、中央制御部42が、取得した利用者IDに基づいて、送受信部53Bから通信ネットワーク12を介してホスト装置11にアクセスし、利用者DB24より当該利用者のニックネーム、イメージ(顔写真など)等の当該利用者の所定の情報及び採点情報24Aより当該利用者IDにおける楽曲毎の歌唱区間の採点情報を抽出させて取得し(S2)、これらを利用者ID毎にRAM44の利用者情報記憶部54(採点情報54A)に記憶させる(S3)。なお、取得した当該利用者の所定の情報については、送受信部53Aを介して図示しない遠隔入出力端末36のRAMにも利用者ID毎に記憶され、これにより利用者が遠隔入出力端末36にて選曲を行う場合、所定の情報に基づくニックネームやイメージにて端末表示部39に提示されるログイン中の利用者の中から、当該利用者が自身を選択して選曲を行うことで、当該利用者の利用者IDと選曲された楽曲IDとが関連づけられてカラオケ演奏装置31に送出されることとなる。
そこで、図4において、例えば図5に示すように、遠隔入出力端末36の端末表示部39に提示されたログイン中の利用者の中から利用者が自身を選択することで当該利用者の楽曲IDが特定されると共に、楽曲検索手段37の実行により楽曲が特定された画面が端末表示部39に表示された状態にて練習モードボタンが押下され、楽曲再生要求がなされると(S11)、再生区間特定手段51が、当該利用者IDに関連付けられた歌唱要求楽曲がRAM44の利用者別情報記憶部54の採点情報54Aに存在するか否か参照する(S12)。なお、転送ボタンが選択されると通常歌唱として予約待ち行列55に登録される。
当該予約楽曲が上記採点情報54Aに存在する場合、当該楽曲の歌唱区間毎の採点を取得し、当該楽曲の歌唱区間のうち、基準採点値に満たない所定数の歌唱区間を特定する(S13)。例えば、図6に示すように、採点情報54Aに存在した楽曲の区間毎の採点のうち、予め設定された基準採点値(ここでは、上述のように80点とする)に満たない区間(同図において、区間4,6,7,10等)が特定される。
続いて、中央制御部42が、当該楽曲の歌詞データを楽曲DB45より取得し、表示部32に上記特定歌唱区間の歌詞を表示させると共に、特定歌唱区間の全部歌唱か、指定部分歌唱かを選択させる表示を行わせる(S14)。例えば、図7(A)に示すように、上記基準採点値に満たない歌唱区間を当該利用者の苦手な歌唱区間として、強調的に表示を行わせ、全区間を歌うか、指定区間を歌うかを選択させる。なお、指定は上記強調的に指定された歌唱区間を、例えば遠隔入出力端末36のリモコン機能を利用して表示部32の表示文字を反転表示させることにより行う。
上記図7(A)に示すような表示部32において、当該利用者が例えば特定歌唱区間の全区間を歌う場合を選択した場合の歌唱対象区間の入力に応じて(S15)、例えば、図7(B)に示すように、繰り返し歌唱か、1回歌唱かを選択させる表示を行わせる(S16)。なお、繰り返し歌唱の場合にその回数を選択させることとしてもよい。そして、当該利用者において、繰り返し歌唱の有無が入力されたときに(S17)、要求された楽曲の当該歌唱対象区間の再生を開始するものである(S18)。
一方、S12において予約楽曲が採点情報54Aに存在しない場合には、図8に示すように、当該要求楽曲をRAM44の予約待ち行列55に登録するものである(S19)。
そして、当該楽曲が歌唱されたときに、採点処理手段50で所定区間毎の採点が行われ、当該採点がRAM44の採点情報に記憶されるものである。このことにより、当該楽曲について、練習モードの自動的な区間再生が可能となるものである。
このように、一曲の中で利用者が歌唱を望むであろう所定数の区間を採点情報の歌唱区間毎の採点で特定して再生対象とさせることができ、利用者に対して効率よく練習させて歌唱力向上に寄与できることで、歌唱の動機付けとさせることができるものである。
本発明の区間再生機能を備えるカラオケシステムは、カラオケの基本的機能を備えるカラオケ装置の分野に利用可能である。
本発明に係る区間再生機能を備えるカラオケシステムを位置付ける構成説明図である。 本発明のカラオケシステムに係るカラオケ演奏端末のブロック構成図である 図2のカラオケ演奏端末における採点情報取得のフローチャートである。 図2のカラオケ演奏端末における歌唱区間特定の処理フローチャートである。 図2のカラオケ演奏端末における楽曲予約表示の説明図である。 図2のカラオケ演奏端末における歌唱不得意区間特定の説明図である。 図2のカラオケ演奏端末における歌唱不得意区間特定表示の説明図である。 図2のカラオケ演奏端末における予約楽曲表示の説明図である。
符号の説明
11 ホスト装置
13 カラオケ演奏端末
24 利用者DB
24A,54A 採点情報
31 カラオケ演奏装置
36 遠隔入出力端末
38 利用者ID取得部
50 採点処理手段
51 再生区間特定手段
52 再生制御手段
55 予約待ち行列

Claims (1)

  1. 複数の歌唱区間が連設されてなる楽曲が所定数格納される楽曲データベースを少なくとも有する区間再生機能を備えるカラオケシステムであって、
    利用者ID取得手段、採点処理手段、採点記憶手段、再生区間特定手段及び再生制御手段を有し、
    前記利用者ID取得手段は、利用者より利用者IDを取得し、
    前記採点処理手段は、少なくとも歌唱されている楽曲中における前記歌唱区間毎に採点処理を行い、
    前記採点記憶手段は、利用者ID毎に、歌唱された楽曲毎の前記採点処理手段で採点処理された少なくとも歌唱区間毎の採点を記憶し、
    前記再生区間特定手段は、利用者IDに基づき前記採点記憶手段より取得した歌唱対象となる楽曲の歌唱区間毎の採点に基づいて、予め設定された基準採点値に満たない歌唱区間を所定数特定し、
    前記再生制御手段は、歌唱対象となる楽曲の前記再生区間特定手段で特定された歌唱区間を再生させる、
    ことを特徴とする区間再生機能を備えるカラオケシステム。
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