JP6257351B2 - カラオケシステム - Google Patents

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Description

本発明は、歌唱時のキー、テンポ及びミキシングアンプの調整値などの歌唱調整が可能なカラオケシステムに関する。
近年、カラオケ装置は利用者に対して歌唱支援としての種々の機能を備えたものが一般的となっている。歌唱支援としては歌唱者に合わせたキーやテンポなどを予約時若しくは歌唱時に調整可能としていることもその一つである。利用者にとっては歌唱した楽曲で一度調整した内容を次回以降の利用に対しても再現することのニーズがある。
従来、カラオケルームなどに設置されたカラオケ装置で利用者が歌唱する場合に、演奏音楽や音声の音量等の調整をその都度操作しなくても自動的に調整するものが知られている。例えば、特許文献1には個人識別情報と演奏曲、及び演奏曲のキー、テンポ、演奏音量、マイク音量、エコー量などの調整値を記憶しておき、利用者から入力された個人識別情報と演奏曲に基づく調整値を読み出し、この調整値に基づいて演奏音楽や音声の音量等を出力する技術が開示されている。
特開平11−052966号公報
しかしながら、特許文献1などに開示されている技術では、利用者が演奏曲に合わせて歌唱するときの操作性の向上を目的としており、任意の楽曲について利用者自身が調整した調整値を登録することで、当該楽曲の前回の演奏時のセッティングを単に再現しているに過ぎず、利用者にとって上手く歌唱するのに望ましいセッティングであるかどうかは考慮されていないという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、上手く歌唱できるような歌唱調整を自動的に行うことを可能として利用者の便に資するカラオケシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、採点機能を備えた複数のカラオケ端末とサーバとが通信可能に接続されたカラオケシステムであって、歌唱したときの少なくとも楽曲ID、歌唱調整値及び歌唱採点値を利用者IDに付帯させた歌唱履歴情報を含んで記憶しておく利用者データベースと、利用者が選曲した楽曲に基づき、前記利用者データベースから他の利用者の前記歌唱履歴情報のうち、最も採点値が高かった時の歌唱調整値を抽出する歌唱調整値抽出手段と、前記抽出した歌唱調整値に基づいて、前記選曲した楽曲の演奏の際に調整して演奏させる演奏調整手段と、を有する構成とする。
本発明によれば、少なくとも楽曲ID、歌唱調整値及び歌唱採点値を前記利用者IDに付帯させて歌唱履歴として利用者データベースに記憶しておき、選曲した楽曲に基づき、当該利用者データベースより他の利用者の歌唱履歴情報のうち、最も採点値が高かった時の歌唱調整値を抽出し、抽出した歌唱調整値に基づいて、選曲した楽曲の演奏の際に調整して演奏させる構成とすることにより、上手く歌唱できるような歌唱調整を自動的に行うことが可能となり、利用者自身、あるいは他の利用者の採点結果が良かった時の歌唱調整値に基づいて演奏音楽や音声の音量等が調整されるため、上手く歌唱できる可能性が高くなり、利用者の便に資し、満足度を向上させることができるものである。
本発明に係るカラオケ装置のブロック構成図である。 図1のサーバの構成説明図である。 図1における楽曲予約の説明図である。 歌唱調整に関する第1実施形態のフローチャートである。 歌唱調整に関する第2実施形態ブロック構成図である。 図5の実施形態のフローチャートである。 歌唱調整に関する第2実施形態の他の実施形態のフローチャートである。 歌唱調整に関する第3実施形態のブロック構成図である。 図8の実施形態のフローチャートである。 歌唱調整に関する第3実施形態の他の実施形態のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図により説明する。
図1に、本発明に係るカラオケ装置のブロック構成図を示す。図1において、カラオケ装置11は、主要装置としてのカラオケ本体12に、有線又は無線で外部接続されるものとして、表示部13、ミキシングアンプ14、マイク15、スピーカ16、遠隔入出力端末17が接続される。
上記表示部13は、通常の楽曲選曲表示やカラオケ演奏時の背景映像等を表示するもので、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)、その他種々のディスプレイを採用することができる。上記ミキシングアンプ14は、カラオケ本体12より送られてくる音楽演奏信号に、マイク15からの音声信号をミキシングし、増幅してスピーカ16より出力する。また、ミキシングアンプ14は、マイク15からの音声信号をスルーさせた出力端子が設けられ、当該出力端子は後述のカラオケ本体12のA/D変換部(29)に接続される。
上記遠隔入出力端末17は、図示しない端末送受信部により、カラオケ本体12に対して有線方式ないし無線方式(IR方式やブルートゥース(登録商標)機構のピコネット接続方式など)を利用してデータ授受を行うためのもので、少なくとも選曲楽曲登録手段17Aを適宜備える。この選曲楽曲登録手段17Aは楽曲を検索させ、選曲させるテーブルを備えるプログラムであり、選曲された楽曲は、後述のカラオケ本体12における予約待ち行列(41)に登録される。なお、選曲画面については図2(A)で説明する。
上記カラオケ本体12は、バス20、中央制御部21、ROM22、RAM23、映像表示制御手段24、音楽演奏制御部25、音源(シンセサイザ)26、送受信部27A,27B、採点手段28、A/D変換部29、記憶部30、利用者情報取得手段31、歌唱調整値抽出手段32及び演奏調整手段33を備える。上記RAM23には予約待ち行列41、利用者情報42及び利用者歌唱調整値情報43の記憶領域が形成され、記憶部30には、楽曲DB51及び映像DB52が記憶される。なお、上記各構成について、本発明の要旨と直接関連しない要素部分であっても、従前のカラオケシステムにおいても大部分が適用可能であることを示すために、構成要素の全体を説明する。
上記中央制御部21は、このシステムを統括的に処理制御する物理的なCPUであり、ROM22に記憶されているプログラムに基づくアルゴリズム処理を行う。上記RAM23は、予約待ち行列41、利用者情報42及び利用者歌唱調整値情報43の記憶領域が形成される他に、上記種々のプログラムを展開、実行させるための作業領域としての役割をなすもので、例えば半導体メモリで構成され、仮想的にハードディスク上に構築される場合をも含む概念である。
上記映像表示制御手段24は、演奏時に、映像DB52より抽出された背景映像及び楽曲DB51より抽出された楽曲の歌詞データを表示部13に出力するプログラム乃至電子回路である。上記音楽演奏制御部25は、例えばシーケンスプログラムを備え、楽曲コードで楽曲DB51より抽出された音符データに従って音源(シンセサイザ)26を駆動するもので、当該音源26の出力は演奏信号としてミキシングアンプ14に出力される。
上記送受信部27Aは、遠隔入出力端末17との間で有線方式ないし無線方式(IR方式やブルートゥース(登録商標)機構のピコネット接続方式など)を利用してデータ授受を行うためのもので、そのための電子回路及びプログラムである。上記送受信部27Bは、カラオケ本体12とサーバ62とが通信ネットワーク61を介してデータ授受を行うための物理的な通信用回路やプラットフォーム等のソフトウエアにより構成されるものである。
上記採点手段28は、マイク15からの音声信号がミキシングアンプ14をスルーしてA/D変換部29でデジタル変換された音声信号に対して楽曲データに含まれる歌唱採点するためのリファレンスデータに基づいて採点処理を行うプログラムである。具体的には、例えば特許第4222915号公報に記載されている手法を用いることができる。採点手段28で処理された採点値は、RAM23の利用者情報42に歌唱履歴として、利用者ID、楽曲ID、及び当該楽曲の演奏時におけるキー、テンポ、ミキシングアンプの音響設定状態等(後述する)に関連付けられて一旦記憶され、ログアウト時に後述のサーバ62に通信ネットワーク61を介して送出する。
上記記憶部30に記憶されている楽曲DB51は、楽曲毎に、音符データ、歌詞データ、歌唱採点のためのリファレンスデータなどを格納する。演奏に関して、具体的には、楽曲ID、曲名及びアーチストID(アーチスト名)が関連付けられた楽曲テーブルを有し、楽曲毎に、楽曲IDで管理される所定データ形式のカラオケ楽曲の音符データ(例えば、MIDI(登録商標)形式の音符データ)等で構成される楽曲データ(ファイル)について楽曲コードをファイル名としてそれぞれ格納したデータベースである。上記記憶部30に記憶されている映像DB52は、楽曲毎に応じた背景映像データについて楽曲コードをファイル名としてそれぞれ格納したデータベースである。
上記利用者情報取得手段31は、図示しないログイン手段(例えば遠隔入出力装置17)よりログインした利用者より取得した利用者IDを送受信部27Bより通信ネットワーク61を介してサーバ62に送信し、当該サーバ62の備える利用者データベース(DB)より該当の歌唱履歴を含む利用者情報を取得し、RAM23の利用者情報42として記憶させるプログラムである。
上記歌唱調整値抽出手段32は、利用者が選曲した楽曲に基づき、後述のサーバの備える利用者データベースから抽出された選曲者本人の歌唱履歴情報のうち、最も採点値が高かった時の歌唱調整値を抽出するプログラムである。上記演奏調整手段33は、抽出した歌唱調整値に基づいて、選曲した楽曲の演奏の際にミキシングアンプ14を、演奏音量、マイク音量、エコー量などの調整値に従って調整して演奏させるとともに、音源26を駆動する音楽演奏制御部25が、キー、テンポなどの調整値に従って音符情報(ピッチ)やテンポ情報を調整して出力するよう制御する電子回路ないしプログラムである。なお、歌唱調整値抽出においては他の利用者に対する場合を第3実施形態で説明する。
ここで、図2に、図1のサーバの構成説明図を示す。まず、図2(A)において、サーバ62は、インターネットなどの通信ネットワーク61を介して所定数のカラオケ端末であるカラオケ装置11(11A〜11N)を管理し、当該各カラオケ装置11に対する楽曲データの配信や各種データを送受する装置である。
サーバ62は、図2(B)に示すように、少なくとも制御部71、送受信部72、利用者情報抽出手段73、利用者情報更新手段74及び利用者DB75、楽曲DB76を備える。上記制御部71は、当該サーバ62を統括的に制御する物理的なCPUであり、図示しないROMに格納されているプログラムを実行処理して統括的な処理を行う。
上記送受信部72は、各カラオケ装置11(11A〜11N)との通信(データ授受)を行うために、通信ネットワーク61の通信方式と整合性をとるための例えば物理的な通信用回路やプラットフォーム等のソフトウエアにより構成される。上記利用者情報抽出手段73は、カラオケ装置11からの利用者IDに基づく要求により利用者DB75より歌唱履歴(歌唱調整値を含む)を含む利用者情報を抽出して当該カラオケ装置11に送出するプログラムである。上記利用者情報更新手段74は、カラオケ装置11より送られてくる新たな歌唱履歴を含む利用者情報に基づいて利用者DB75の該当情報を更新するプログラムである。
上記利用者DB75は、図2(C)に示すように、利用者の属性情報と利用者IDとが関連付けられた顧客情報を格納する記憶装置である。その属性情報としては、例えば、氏名、セカンドネーム、郵便番号、住所、電話、年齢、性別などの他に、図2(D)に示すように、利用日、利用時間、利用者人数、同伴者ID、歌唱楽曲ID、アーチスト名、楽曲毎の歌唱採点値、楽曲毎の歌唱調整値などが含まれる。歌唱調整値には、例えばキー、テンポ、演奏音量、マイク音量、エコー量などがある。
上記楽曲DB76は、複数の楽曲データを格納する記憶装置であり、カラオケ装置11はこれと同じ楽曲DB51を備えるもので、サーバ62の楽曲DB76が更新されれば、通信ネットワーク61を介して各カラオケ装置11の楽曲DB51も更新されるものである。
上記カラオケ装置11の少なくとも備える歌唱調整値抽出手段32及び演奏調整手段33と、サーバ62の少なくとも備える利用者DB75とを有してカラオケシステムが構成される。
また、図3に、図1における楽曲予約の説明図を示す。図3(A)は、遠隔入出力端末17の楽曲選曲に際しての画面を一例として示したもので、曲名などの他にキー設定やテンポ設定を可能とすると共に、歌唱自動調整を行うか否かの設定欄が設けられている。
カラオケ本体12では、送受信部27Aを介して遠隔入出力端末17からの選曲信号を受信することにより、図3(B)に示すように、RAM23の予約待ち行列41に楽曲ID、歌唱者(利用者ID)を順番に記憶する。この場合、楽曲の選曲時に、選曲者(歌唱者)がキーやテンポを設定すればその設定値が選曲信号に含まれるため、歌唱者調整フラグが立ち、また、歌唱自動調整を行う旨の設定がなされていればそのフラグを立たせて予約待ち行列41に付帯される。この歌唱自動調整フラグによって、演奏調整手段33が歌唱調整を行うか否かが決定される。
そこで、図4に、歌唱調整に関する第1実施形態のフローチャートを示す。なお、カラオケ装置11に対する利用者のログインにより利用者IDを取得し、当該利用者IDを、利用者情報取得手段31が送受信部27B、通信ネットワーク61を介してサーバ62に送信し、当該サーバ62の利用者情報抽出手段73が利用者DB75より抽出した当該利用者IDの歌唱履歴を含む利用者情報を、サーバ62より取得してRAM23の利用者情報42に一旦記憶しておくことを前提としている。
図4において、遠隔入出力装置17より送受信部27Aを介して予約楽曲を取得すると、その楽曲ID、利用者ID及び設定フラグを予約待ち行列41に登録する(ステップ1(S1))。選曲予約時の設定で歌唱自動調整が設定されていれば(S2)、歌唱調整値抽出手段32がRAM23の利用者情報42の歌唱履歴に当該楽曲(楽曲ID)が存在するかを確認する(S3)。
予約楽曲の歌唱履歴が存在すれば(S4)、その歌唱履歴より当該楽曲の歌唱調整値のうち、当該楽曲歌唱の最高採点時の歌唱調整値を抽出する(S5)。そして、抽出した歌唱調整値をRAM23の利用者歌唱調整値情報43として当該楽曲IDに関連付けて記憶する(S6)。なお、歌唱自動調整が設定されておらず(S2)、また、予約楽曲が歌唱履歴が存在しない(S4)場合には終了する。そして、演奏調整手段33が、当該楽曲が演奏する際に、利用者歌唱調整値情報43の歌唱調整値に応じてミキシングアンプ14を調整するとともに、当該歌唱調整値に応じて音楽演奏制御部25を制御するものである。
ところで、上記歌唱調整値抽出手段32において、利用者DB75から抽出されてRAM23の利用者情報42に記憶された選曲者本人の歌唱履歴情報のうち、現在の利用人数、同伴者、曜日、時間などの環境情報を特定し、これと共に利用者ID及び楽曲IDに基づいて当該利用者の歌唱履歴のうち、当該環境情報と類似した環境で当該楽曲歌唱の最高採点時の歌唱調整値を抽出し、RAM23の利用者歌唱調整値情報43として一旦記憶させるプログラムとしてもよい。これによって、利用者にとってより上手く歌唱できる可能性を高めることができるものである。
次に、図5に歌唱調整に関する第2実施形態のブロック構成図を示すと共に、図6に図5の実施形態のフローチャートを示す。第1実施形態の他の実施形態においては、図5(A)に示すように、図1の歌唱調整値抽出手段32に代えて歌唱調整値取得手段34を設けたものである。また、図5(B)に示すように、サーバ62において、歌唱調整値抽出手段77を新たに設けたものである。
当該歌唱調整値取得手段34は、サーバ62の歌唱調整値抽出手段77が利用者DB75より抽出した歌唱調整値を取得してRAM23に利用者歌唱調整値情報43として一旦記憶するプログラムである。また、上記サーバ62における歌唱調整値抽出手段77は、ここでは、カラオケ装置11から取得した利用者ID、楽曲IDに基づく歌唱調整値の要求に対して、利用者DB75より当該利用者の歌唱履歴より当該楽曲の歌唱調整値のうち、当該楽曲歌唱の最高採点時の歌唱調整値を抽出して当該カラオケ装置11に送出するプログラムである。図1に示す演奏調整手段33、図5に示す歌唱調整値抽出手段77及び利用者DB75によりカラオケシステムを構成する。このような構成とすることで、通信ネットワーク61に接続されるカラオケ装置11の負担を軽減させることができるものである。
そこで、図6でその処理を説明すると、図6(A)において、カラオケ本体12で、予約楽曲を遠隔入出力装置17より取得し、楽曲ID、利用者ID及び設定フラグを予約待ち行列42に登録し、歌唱自動調整フラグに応じて、サーバ62にアクセスし、予約者の利用者IDに基づいて予約楽曲(楽曲ID)についての歌唱履歴情報の歌唱調整値を要求する(S11)。
サーバ62では、歌唱調整値抽出手段77が利用者ID、楽曲IDを取得して利用者DB75に対して検索を実行する(S12)。当該利用者DB75中の当該利用者の当該楽曲IDに対する歌唱履歴が存在すれば(S13)、歌唱履歴中の当該楽曲歌唱の最高採点時の歌唱調整値を特定する(S14)。特定した歌唱調整値を送受信部72、通信ネットワーク61を介して対応のカラオケ装置11に送出する(S15)。
カラオケ装置11では、送受信部27Bを介して歌唱調整値を歌唱調整値取得手段34が取得し、当該歌唱調整値を利用者ID、楽曲IDに付帯させてRAM23に利用者歌唱調整値情報43として記憶する(S16)。また、図6(B)において、上記ステップ13において当該楽曲IDについての当該楽曲の歌唱履歴が存在しない場合には、歌唱履歴が存在しない旨をカラオケ装置11に送出するものである(S17)。
次に、図7に、歌唱調整に関する第2実施形態の他の実施形態のフローチャートを示す。構成としては図5と同様であるが、ここでは、カラオケ本体12の歌唱調整値取得手段34が、RAM23の利用者情報42より、現在の利用人数、同伴者、曜日、時間などの環境情報を、利用者ID及び楽曲IDと共に提示して、サーバ62に対して歌唱調整値を要求するプログラムとする。
また、サーバ62における歌唱調整値抽出手段77は、取得した環境情報と共に利用者ID及び楽曲IDに基づいて当該利用者の歌唱履歴のうち、当該環境情報と類似した環境で当該楽曲歌唱の最高採点時の歌唱調整値を抽出し、カラオケ装置11に送出するプログラムとする。
そこで、図7において、カラオケ本体12で、予約楽曲を遠隔入出力装置17より取得し、利用者ID、楽曲ID及び設定フラグを予約待ち行列42に登録すると共に、歌唱自動調整フラグに応じて、サーバ62にアクセスし、当該利用者の現在の環境情報を提示して予約楽曲(楽曲ID)について当該環境情報に類似した環境の当該利用者における歌唱履歴情報の歌唱調整値を要求する(S21)。
サーバ62では、歌唱調整値抽出手段77が利用者ID、楽曲IDと共に環境情報を取得して利用者DB75に対して検索を実行する(S22)。利用者DB75中の当該利用者の当該楽曲IDに対する歌唱履歴が存在すれば(S23)、歌唱履歴中の当該環境情報に類似した中での当該楽曲の歌唱の最高採点時の歌唱調整値を特定する(S24)。特定した歌唱調整値を送受信部72、通信ネットワーク61を介して対応のカラオケ装置11に送出する(S25)。
カラオケ装置11では、送受信部27Bを介して歌唱調整値を歌唱調整値取得手段34が取得し、当該歌唱調整値を利用者ID、楽曲IDに付帯させてRAM23に利用者歌唱調整値情報43として記憶する(S26)。また、図7(B)において、上記ステップ23において当該楽曲IDについての当該楽曲の歌唱履歴が存在しない場合には、歌唱履歴が存在しない旨をカラオケ装置11に送出するものである(S27)。
次に、図8に歌唱調整に関する第3実施形態のブロック構成図を示すと共に、図9に図8の実施形態のフローチャートを示す。第3実施形態においては、図8(A)に示すように、図1の歌唱調整値抽出手段32に代えて歌唱調整値取得手段34を設けると共に、RAM23において利用者歌唱調整値情報43に代えて他の利用者歌唱調整値情報44の領域を設けたものである。また、図8(B)に示すように、サーバ62において、歌唱調整値抽出手段77が設けられたものである。
当該歌唱調整値取得手段34は、サーバ62の歌唱調整値抽出手段77が利用者DB75より抽出した他の利用者の歌唱調整値を取得してRAM23に他の利用者歌唱調整値情報44として一旦記憶するプログラムである。また、上記サーバ62における歌唱調整値抽出手段77は、ここでは、カラオケ装置11から取得した楽曲IDに基づく歌唱調整値の要求に対して、利用者DB75より当該利用者以外の他の利用者の歌唱履歴より当該楽曲の歌唱調整値のうち、当該楽曲歌唱の最高採点時の歌唱調整値を抽出して当該カラオケ装置11に送出するプログラムとする。図1に示す演奏調整手段33、図8に示す歌唱調整値抽出手段77及び利用者DB75によりカラオケシステムを構成する。
そこで、図9でその処理を説明すると、図9(A)において、カラオケ本体12で、予約楽曲を遠隔入出力装置17より取得し、利用者ID、楽曲ID及び設定フラグを予約待ち行列42に登録すると共に、歌唱自動調整フラグに応じて、サーバ62にアクセスし、利用者ID及び予約楽曲(楽曲ID)に基づく歌唱履歴情報の歌唱調整値を要求する(S31)。
サーバ62では、歌唱調整値抽出手段77が利用者ID及び楽曲IDを取得して利用者DB75に対して検索を実行する(S32)。当該利用者DB75中における当該利用者IDの利用者以外の他の利用者の当該楽曲IDに対する歌唱履歴が存在すれば(S33)、その総ての歌唱履歴中の当該楽曲歌唱の最高採点時の歌唱調整値を特定する(S34)。特定した歌唱調整値を送受信部72、通信ネットワーク61を介して対応のカラオケ装置11に送出する(S35)。
カラオケ装置11では、送受信部27Bを介して歌唱調整値を歌唱調整値取得手段34が取得し、当該歌唱調整値を利用者ID及び楽曲IDに付帯させてRAM23に他の利用者歌唱調整値情報44として記憶する(S36)。また、図9(B)において、上記ステップ33において当該楽曲IDについての他の利用者の楽曲歌唱の履歴が存在しない場合には、歌唱履歴が存在しない旨をカラオケ装置11に送出するものである(S37)。
次に、図10に歌唱調整に関する第3実施形態の他の実施形態のフローチャートを示す。図10に示す処理におけるブロック構成は図8に示す構成と同様であるが、サーバ62における歌唱調整値抽出手段77は、ここでは、カラオケ装置11から取得した利用者ID基づき利用者DB75に対して当該利用者の生年月日及び性別を抽出して特定し、利用者DB75より当該利用者以外の他の利用者の歌唱履歴より当該楽曲の歌唱調整値のうち、当該楽曲歌唱の最高採点時の歌唱調整値を抽出して当該カラオケ装置11に送出するプログラムとする。
そこで、図10(A)において、カラオケ本体12で、予約楽曲を遠隔入出力装置17より取得し、利用者ID、楽曲ID及び設定フラグを予約待ち行列42に登録すると共に、歌唱自動調整フラグに応じて、サーバ62にアクセスし、利用者ID及び予約楽曲(楽曲ID)に基づく歌唱履歴情報の歌唱調整値を要求する(S41)。
サーバ62では、歌唱調整値抽出手段77が利用者ID及び楽曲IDを取得して利用者DB75に対して検索を実行する(S42)。歌唱調整値抽出手段77は、まず利用者IDに基づき利用者DB75に対して当該利用者の生年月日及び性別を抽出して特定し、他の利用者の当該楽曲における歌唱調整値の検索を実行する(S43)。
他の利用者の当該楽曲における歌唱調整値を検索した結果、当該利用者DB75中における当該利用者IDの利用者以外の他の利用者の当該楽曲IDに対する歌唱履歴が存在すれば(S44)、他の利用者のうち、当該利用者の年齢に近い同じ性別の利用者の中で、演奏楽曲や演奏楽曲のアーティストが類似する利用者を特定し(S45)、特定した利用者のうち、総ての歌唱履歴中の当該楽曲の歌唱の最高採点時の歌唱調整値を特定する(S46)。特定した歌唱調整値を送受信部72、通信ネットワーク61を介して対応のカラオケ装置11に送出する(S47)。
カラオケ装置11では、送受信部27Bを介して歌唱調整値を歌唱調整値取得手段34が取得し、当該歌唱調整値を利用者ID及び楽曲IDに付帯させてRAM23に他の利用者歌唱調整値情報44として記憶する(S48)。また、図10(B)において、上記ステップ44において当該楽曲IDについての他の利用者の楽曲歌唱の履歴が存在しない場合には、歌唱履歴が存在しない旨をカラオケ装置11に送出するものである(S49)。
このように、上手く歌唱できるような歌唱調整を自動的に行うことが可能となり、利用者自身、あるいは他の利用者の採点結果が良かった時の歌唱調整値に基づいて演奏音楽や音声の音量等が調整されるため、上手く歌唱できる可能性が高くなり、利用者の便に資し、満足度を向上させることができるものである。
また、自己の過去の歌唱調整値を選択するにあたり、現在の環境と類似する環境情報の歌唱履歴から最も点数がよかった時の歌唱調整値とすることや、また、他の利用者の歌唱調整値とする場合においても利用者と年齢が近い同じ性別の他の利用者の中での演奏楽曲や演奏楽曲のアーティストが類似する他の利用者とすることで、利用者にとってより上手く歌唱できる可能性を高めることができ、利用者の便に資し、満足度を向上させることができるものである。
本発明のカラオケシステムは、歌唱時の歌唱調整が可能な装置の製造産業、使用の産業に利用可能である。
11 カラオケ装置
12 カラオケ本体
17 遠隔入出力装置
31 利用者情報取得手段
32,77 歌唱調整値抽出手段
33 演奏調整手段
41 予約待ち行列
42 利用者情報
43 利用者歌唱調整値情報
44 他の利用者歌唱調整値情報
62 サーバ
75 利用者データベース(DB)

Claims (1)

  1. 採点機能を備えた複数のカラオケ端末とサーバとが通信可能に接続されたカラオケシステムであって、
    歌唱したときの少なくとも楽曲ID、歌唱調整値及び歌唱採点値を利用者IDに付帯させた歌唱履歴情報を含んで記憶しておく利用者データベースと、
    利用者が選曲した楽曲に基づき、前記利用者データベースから他の利用者の前記歌唱履歴情報のうち、最も採点値が高かった時の歌唱調整値を抽出する歌唱調整値抽出手段と、
    前記抽出した歌唱調整値に基づいて、前記選曲した楽曲の演奏の際に調整して演奏させる演奏調整手段と、
    を有することを特徴とするカラオケシステム。
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