JP4942501B2 - デュエット指定表示機能を備えるカラオケシステム - Google Patents

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Description

本発明は、楽曲の予約指定及び予約楽曲の表示を行うデュエット指定表示機能を備えるカラオケシステムに関する。
近年、カラオケシステムにおいても高機能化が進み、カラオケシステム利用時に予約された楽曲を誰が歌唱するかをも知らしめる機能をも想到されてきている。歌唱楽曲にはデュエット曲も多数存在して歌唱する利用者も少なくない。そのため、デュエット曲のデュエット相手をも容易かつ効率的に指定可能とし、楽曲を指定した利用者はもちろん、デュエット相手をも特定できることが望まれる。
従来、カラオケ利用者に対して利用者情報が登録管理され、利用者に少なくとも利用者IDが記憶されているIDカードを所持させてカラオケシステムにログインさせるときに当該IDカードから利用者IDを取得して、当該利用者IDから例えば顔写真(イメージ情報)を利用者情報を読み出して表示させることも実用化されている。例えば、利用者IDに関連づけて楽曲を予約すると顔写真などで誰が選曲したかを表示させることが以下の特許文献で提案されている。
特開平10−240274号公報
上記特許文献1では、リモコンで選曲入力している利用者の顔を自動的に撮影しておき、予約リストを表示する際に、撮影された利用者の顔をそのとき予約されたカラオケ曲の曲名と一緒に表示することが提案されている。
ところで、カラオケ利用における歌唱楽曲にはデュエット曲も存在するが、デュエット曲のように複数の歌唱者が必要な場合であっても予約登録はあくまでも一人であり、誰と誰とが歌唱するのか事前に知ることはできず、上記特許文献1のように予約リストに顔写真を表示させてもデュエット相手を事前に知ることはできない。このようなデュエットに関して予約や歌唱者の表示を行うシステムは存在しない。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、デュエット曲を選曲する際にデュエット相手を容易かつ効率的に指定可能し、デュエットの歌唱者を事前に特定可能とするデュエット指定表示機能を備えるカラオケシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、利用者に対して利用者IDに関連づけて利用者情報が登録されている利用者情報格納手段にアクセス自在であり、楽曲の指定予約を管理し、予約状況を表示する機能を少なくとも備え、デュエット指定表示機能を備えるカラオケシステムであって、楽曲格納手段、利用者ID取得手段、利用者情報取得手段、デュエット相手指定手段及び表示制御手段を有し、前記楽曲格納手段は、少なくともデュエット曲であるか否かの付随情報が含まれる所定数の楽曲データを格納し、前記利用者ID取得手段は、利用者のシステムログイン時に利用者IDを取得し、前記利用者情報取得手段は、前記利用者ID取得手段により取得した利用者IDに基づいて、前記利用者情報格納手段より対応の利用者情報を取得し、前記デュエット相手指定手段は、所定の利用者がデュエット曲を選曲予約する際、現にシステムログインしている当該利用者以外のすべての利用者の利用者IDを候補として特定し、前記表示制御手段は、選曲者及びデュエット対象者の上記特定した所定の利用者情報を指定予約させるために表示させ、選曲者を含むデュエット指定された利用者情報を、予約された楽曲に付加して表示させ、又は演奏中の当該楽曲に付加して表示させ、又は歌唱された当該楽曲に付加して表示させる、構成とする。
請求項2の発明では、請求項1記載のデュエット指定表示機能を備えるカラオケシステムであって、前記表示制御手段は、選曲画面で表示された楽曲が、前記付随情報からデュエット対象曲である場合にはデュエットを指定させるためのボタンを表示させ、デュエット曲でない場合にはデュエットを指定させるためのボタンを表示させない構成である。
本発明によれば、システムログイン時に利用者IDを取得して対応する利用者情報を取得しておき、所定の利用者がデュエット曲を選曲予約する際、現にシステムログインしている当該利用者以外の総ての利用者の利用者IDを候補として特定し、選曲者及びデュエット対象者の所定の利用者情報を指定予約させるために表示させ、選曲者を含むデュエット指定された利用者情報を、予約された楽曲に付加して表示させ、又は演奏中の当該楽曲に付加して表示させ、又は歌唱された当該楽曲に付加して表示させる構成とすることにより、デュエット曲を選曲する際にデュエット相手を容易かつ効率的に指定させることができ、デュエットの歌唱者を事前に特定させることができるものである。
以下、本発明の最良の実施形態を図により説明する。
図1に、本発明に係るデュエット指定表示機能を備えるカラオケシステムを位置付ける構成説明図を示す。図1(A)は通信ネットワークを使用して本システムを構成させた場合のネットワーク模式図、図1(B)はホスト装置の概要ブロック構成図、図1(C)は顧客データベースの説明図である。図1(A)において、ホスト装置11はデュエット指定表示機能を備えるカラオケシステムの一部を構成するものとして、通信ネットワーク12を介して所定数のカラオケ演奏端末13(13A〜13N)を管理するものであり、相互にデータ授受自在に接続されたものである。上記通信ネットワーク12としては、例えば、一般公衆電話回線やこれを用いたADSLや光通信回線或いはインターネット、さらにはLANがあるが、インターネット上に構築されるVPNが好ましい。
ホスト装置11は、図1(B)に示すように、少なくとも送受信手段21、制御手段22、データ処理手段23及び利用者情報格納手段である顧客データベース(DB)24を備える。少なくとも当該顧客DB24と上記カラオケ演奏端末13とにより本発明のデュエット指定表示機能を備えるカラオケシステムを構成する。上記送受信手段21は、各カラオケ演奏端末13(13A〜13N)との通信(データ授受)を行うために、通信ネットワーク12の通信方式と整合性をとるための例えば物理的な通信用回路やプラットフォーム等のソフトウエアにより構成される。上記制御手段22は、当該ホスト装置11を統括的に制御するもので、例えば物理的なCPUであり、図示しないROMに格納されているプログラムのアルゴリズム処理を行う。
上記データ処理手段23は、顧客DB24に対して所定のデータを抽出し、変更し、若しくは追加する処理を行うプログラムであり、図示しないRAMに展開されて実行される。上記顧客DB24は、利用者毎に利用者IDで管理される利用者情報が登録されたデータベースであり、一例として図1(C)に示すように、利用者ID、氏名、セカンドネーム、住所、電話、年齢、性別、職業、登録者の顔写真等のイメージファイル名が関連付けられ、当該イメージデータは当該顧客DB24中に記憶されているものである。
続いて、図2に、本発明のデュエット指定表示機能を備えるカラオケシステムに係るカラオケ演奏端末のブロック構成図を示す。図2において、カラオケ演奏端末13は、カラオケ本体32と、当該カラオケ本体32に有線若しくは無線で接続される表示部33、ミキシングアンプ34、第1マイク35A、第2マイク35B、スピーカ36、遠隔入出力端末37及びID読取部39を備え、また、通信ネットワーク12を介してホスト装置11に対して楽曲データ又は更新楽曲データ等や利用者情報等のデータ授受自在に接続される。
ここで、遠隔入出力端末37は、その構成を省略するが、ユーザインタフェース機能を備えて対応のカラオケ本体32(後述の送受信部52)に対して有線方式ないし無線方式(IR方式やブルートゥース(登録商標)機構のピコネット接続方式など)を利用してデータ授受を行うためのもので、そのための回路基板およびプログラムを備えると共に、利用者に楽曲を選択させる楽曲検索手段38のプログラムを備える。上記ユーザインタフェース機能としては、例えば液晶ディスプレイ(LCD)とタッチセンサとを積層して入出力用とし、表示されるアイコン等に対応して当該タッチセンサにより楽曲の選択などのデータを入力することができるGUIである。
また、利用者ID取得手段であるID読取部39は、利用者が所持するID媒体40から利用者によるカラオケ演奏端末13(システム)に対するログイン要求に応じて、例えば当該ID媒体40より利用者IDを取得する電子回路及びプログラムであり、取得した利用者IDは一旦、後述のRAM44に記憶される。当該ID媒体40は、少なくとも利用者IDを記憶し、上記ID読取部39と例えば非接触でデータ授受が自在のものである。ID媒体40としては、例えば、非接触型のICカードや、携帯電話や小型モバイルコンピュータに内蔵させたICカード機能回路等がある。
上記カラオケ本体32は、バス41、中央制御部42、ROM43、RAM44、利用者情報取得手段45、楽曲DB(楽曲データベース)46、映像DB47、音楽曲出力部48、再生制御部49、予約管理手段50、表示制御手段51、送受信部52,53及びデュエット相手指定手段であるデュエットパートナー指定手段54を適宜備える。当該デュエットパートナー指定手段54は利用者ID特定手段55を備える。ここでは、図示しないが、カラオケ本体32に歌唱採点手段及び歌唱録音部、歌唱録画部を備えさせてもよい。なお、上記各構成について、本発明の要旨と直接関連しない要素部分であっても、従前のカラオケ装置においても大部分が適用可能であることを示すために、装置全体を説明する。
上記中央制御部42は、このシステムを統括的に処理制御する物理的なCPUであり、ROM43に記憶されているプログラムに基づくアルゴリズム処理を行う。上記RAM44は、種々のプログラムを展開、実行させるための作業領域としての役割をなすもので、例えば半導体メモリで構成され、仮想的にハードディスク上に構築される場合をも含む概念である。上記利用者情報取得手段45は、ログイン時に取得した利用者IDに基づいて、送受信部53から通信ネットワーク12を介してホスト装置11にアクセスして顧客DB24より対応の利用者情報を取得するプログラムであり、RAM44に展開されて実行される。
上記楽曲DB46は、演奏データ(MIDI(登録商標)データ)及び歌詞テロップデータが同期されて構成される楽曲データ(ファイル)について楽曲コードをファイル名としてそれぞれ格納したデータベースであり、当該楽曲データには楽曲名、デュエット曲であるか否かなどの付随情報が含まれる。演奏データはそれぞれの楽曲の演奏をデジタル的に表現したデータであり、歌詞テロップデータは演奏データに同期された楽曲の歌詞文字データである。上記映像DB47は、演奏される楽曲に対応した背景映像が、当該楽曲の楽曲コードに対応した映像ファイルとして所定数格納したデータベースである。
上記音楽曲出力部48は、楽曲コードで楽曲DB46より抽出された演奏データをデジタル再生し、アナログ変換してミキシングアンプ34に出力する電子回路である。当該ミキシングアンプ34は、第1マイク35A及び第2マイク35Bより入力した歌唱者の歌唱音声と、当該音楽曲出力部48より送られてくる演奏データをミキシングし、増幅してスピーカ36より出力させるものである。
上記再生制御部49は、演奏時に、楽曲DB46より抽出された楽曲データのうちの歌詞テロップデータ(歌詞文字データ)を当該楽曲の演奏データに同期させて表示部33に出力する電子回路である。当該表示部33としては例えば、ブラウン管(CRT)ディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)等がある。
上記予約管理手段50は、利用者が遠隔入出力端末37の楽曲検索手段38を用いて、利用者IDに対応付けて楽曲を選択したときに、当該利用者IDに関連づけて選択された楽曲コード、楽曲名及び選曲者の顔写真(イメージ)を予約待ち行列に記憶して管理するプログラムであり、RAM44に展開されて実行される。なお、楽曲選択や予約待ち行列の表示を当該遠隔入出力端末37だけでなく、表示部33に表示させてもよく、また、表示部33のみに表示させてもよい。ここでは、表示部33に表示させる場合として説明する。
ここで相前後するが、上記デュエットパートナー指定手段54は、所定の利用者がデュエット曲を選曲予約する際、現にシステムログインしている当該利用者以外の総ての利用者の利用者IDを利用者ID特定手段55で候補として特定するプログラムであり、RAM44に展開されて実行される。
上記表示制御手段51は、詳細は後述するが、選曲者及びデュエット対象者の上記特定した所定の利用者情報を、指定予約させるために表示させ、又は予約された楽曲に付加して表示させ、又は演奏中の当該楽曲に付加して表示させ、又は歌唱された当該楽曲に付加して表示させるプログラムであり、RAM44に展開されて実行される。
上記送受信部52は、遠隔入出力端末37との間で有線方式ないし無線方式(IR方式やブルートゥース(登録商標)機構のピコネット接続方式など)を利用してデータ授受を行うためのもので、そのための回路基板およびプログラムを備える。上記送受信部53は、上記ホスト装置11と通信ネットワーク12を介してデータ授受を行うためのもので、通信方式と整合性をとるための例えば物理的な通信用回路やプラットフォーム等のソフトウエアにより構成されるものである。
なお、図示しないが、当該カラオケ本体32には演奏楽曲、歌唱音声に対する種々の調節を行うボタンやツマミ類が可変抵抗器等の電子素子に直結された操作パネルも接続され、当該操作パネルはエコーや左右バランス、スピーカ36からの出力音量のボリウム等を備える。
そこで、図3に本発明に係るデュエット指定表示機能を備えるカラオケシステムにおけるデュエット指定の処理フローチャートを示すと共に、図4に図3のデュエット指定の説明図を示す。図3(A)は利用者ID取得のフローチャート、図3(B)はデュエット指定予約登録の処理フローチャート、図4(A)は楽曲指定画面、図4(B)はデュエット相手の指定画面である。
図3(A)において、カラオケ本体32(システム)へのログイン要求に対して利用者が利用者IDをID媒体40でID読取部39に読み取らせることにより当該利用者IDが取得される(ステップ(S1))。利用者がグループの場合には総ての利用者の利用者IDが同様に取得される。取得された利用者IDは一旦RAM44の所定領域に記憶される。
そして、利用者情報取得手段45が、送受信部53から通信ネットワーク12を介してホスト装置11の顧客DB24より総ての利用者IDに対応する氏名(セカンドネーム)、性別及びイメージ(ファイル)などの利用者情報(ここでは氏名(セカンドネーム)、性別、イメージファイルとする)を取得し、例えばRAM44の所定領域に記憶させておくものである(S2)。
続いて、図3(B)において、デュエット指定予約登録に関して、例えば遠隔入出力端末37から所定の利用者による利用者IDに基づく選曲画面を表示部33に表示させる(S11)。ここでは、当該遠隔入出力端末37の表示画面については省略する。そして、表示された楽曲がデュエット対象曲である場合には(S12)、表示制御手段51が、図4(A)に示すように、選曲画面にデュエット指定ボタンの表示を含めた楽曲内容の表示ファイルを作成して表示部33に表示させる(S13)。
続いて、選曲者により、デュエット指定ボタンが選択されると(S14)、デュエットパートナー指定手段54における利用者ID特定手段55が、現にシステムログインしている選曲者以外の総ての利用者の利用者IDに対応する氏名(セカンドネーム)、性別、イメージを利用者情報取得手段45から特定し、当該利用者情報に基づき、表示制御手段51が、図4(B)に示すように、当該選曲者の顔写真(イメージ)及び氏名の表示と共に、当該利用者情報をデュエット相手として例えば性別が選択されることで顔写真(イメージ)又は氏名(セカンドネーム)を指定させるための表示ファイルを作成して表示部33に表示させる(S15)。
図4に示す画面において、デュエット指定がなされて(S16)、図4(A)の楽曲の指定画面に戻り、画面表示された選曲が確定(予約ボタンの選択)されると(S17)、予約管理手段50の予約待ち行列に、選曲が確定された楽曲及び選曲者を含むデュエット指定された利用者情報を関連付けて登録するものである(S18)。
一方、図4(A)の楽曲の指定画面において、当該楽曲がデュエット曲でない場合には(S13)、デュエット指定ボタンは表示されず、また、図4(B)においてデュエット指定ボタンが選択されなかった(戻るボタン若しくは取消ボタン)場合には、図4(A)の表示画面に戻り、画面楽曲が指定されることで予約管理手段50の予約待ち行列に、選曲が確定された楽曲及び上記利用者情報を関連づけられて登録される(S18)。なお、図4(A)に示す楽曲の指定画面において指定(予約)がされなかった場合には、画面の戻り表示とされるが、処理としてはS11からの手順が繰り返されることとなるものである。
ここで、図5に、デュエット指定に対する予約楽曲表示の説明図を示す。図5において、所定の利用者により予約楽曲の表示要求があると、予約管理手段50に登録されている楽曲と歌唱者の顔写真が関連づけられている予約待ち行列を表示制御手段51が取得し、例えば予約楽曲リストとして図のような表示ファイルを作成して表示部33等に表示させる。すなわち、図5に示すように、予約楽曲リスト画面には、順番に楽曲名と選曲者の顔写真が表示されもので、単独歌唱には選曲者のみの顔写真、予約楽曲がデュエット曲の場合には選曲者とデュエット指定された利用者との顔写真が並んで表示されるものである。
このように、選曲楽曲がデュエット対象曲の場合にはデュエット相手を選択させることから当該デュエット相手を容易かつ効率的に指定させることができ、予約されている楽曲と歌唱者の顔写真が関連づけられて予約待ち行列に登録されて表示されることからデュエットの歌唱者を事前に特定させることができるものである。
なお、デュエット曲の演奏中(歌唱中)に、表示制御手段51が表示部33の表示内容に氏名(セカンドネーム)、顔写真(イメージ)を表示部33に表示させることとしてもよい。また、カラオケ本体32に、歌唱録音部や歌唱録画部を備えさせた場合には、歌唱後の録音対象、録画対象の歌唱者を、利用者ID特定手段55が特定し、表示制御手段51が氏名(セカンドネーム)、顔写真(イメージ)を表示部33に表示させることとしてもよいものである。
次に、図6に、本発明に係るデュエット指定表示機能を備えるカラオケシステムのデュエット指定の他の説明図を示す。図6(A)はデュエット指定のうちの要部の処理フローチャート、図6(B)はデュエット指定の説明図である。ここで、上記デュエットパートナー指定手段54の利用者ID特定手段55は、デュエット対象者を特定するにあたり、デュエット指定に対して現にシステムログインしている選曲者の性別とは異なる性別の利用者を利用者IDで特定するものである。
図6(A)において、図4(A)の楽曲指定画面においてデュエット指定ボタンが選択されると(S21)、現にシステムログインしている利用者のうち選曲者の性別と異なる性別の利用者IDに対応する氏名(セカンドネーム)、イメージを利用者情報取得手段から特定し、表示制御手段51が当該利用者情報の性別の選曲者のデュエット相手として指定させる表示ファイルを作成して、図6(B)に示すように、表示部33に表示させる(S22)。すなわち、図6(B)では、上記図4(B)と異なり性別を指定する表示がなされない。
そして、デュエット指定されて画面楽曲が指定されたときに、予約管理手段50の予約待ち行列に、予約指定された楽曲及び選曲者を含む適宜デュエット指定された利用者のイメージを関連付けて登録するものである(S23)。
このように、デュエット相手の性別を選曲者に指定させないことから、デュエット曲を選曲する際にデュエット相手をより容易かつ効率的に指定させることができ、デュエットの歌唱者を事前に特定させることができるものである。
本発明のデュエット指定表示機能を備えるカラオケシステムは、少なくとも楽曲の予約指定及び予約楽曲の表示を行うカラオケシステム全般に利用可能である。
本発明に係るデュエット指定表示機能を備えるカラオケシステムを位置付ける構成説明図である。 本発明のデュエット指定表示機能を備えるカラオケシステムに係るカラオケ演奏端末のブロック構成図である。 本発明に係るデュエット指定表示機能を備えるカラオケシステムにおけるデュエット指定の処理フローチャートである。 図3のデュエット指定の説明図である。 デュエット指定に対する予約楽曲表示の説明図である。 本発明に係るデュエット指定表示機能を備えるカラオケシステムのデュエット指定の他の説明図である。
符号の説明
11 ホスト装置
13 カラオケ演奏端末
24 顧客DB
32 カラオケ本体
33 表示部
35 マイク
39 ID読取部
45 利用者情報取得手段
50 予約管理手段
51 表示制御手段
54 デュエットパートナー指定手段
55 利用者ID特定手段

Claims (2)

  1. 利用者に対して利用者IDに関連づけて利用者情報が登録されている利用者情報格納手段にアクセス自在であり、楽曲の指定予約を管理し、予約状況を表示する機能を少なくとも備え、デュエット指定表示機能を備えるカラオケシステムであって、
    楽曲格納手段、利用者ID取得手段、利用者情報取得手段、デュエット相手指定手段及び表示制御手段を有し、
    前記楽曲格納手段は、少なくともデュエット曲であるか否かの付随情報が含まれる所定数の楽曲データを格納し、
    前記利用者ID取得手段は、利用者のシステムログイン時に利用者IDを取得し、
    前記利用者情報取得手段は、前記利用者ID取得手段により取得した利用者IDに基づいて、前記利用者情報格納手段より対応の利用者情報を取得し、
    前記デュエット相手指定手段は、所定の利用者がデュエット曲を選曲予約する際、現にシステムログインしている当該利用者以外のすべての利用者の利用者IDを候補として特定し、
    前記表示制御手段は、選曲者及びデュエット対象者の上記特定した所定の利用者情報を指定予約させるために表示させ、選曲者を含むデュエット指定された利用者情報を、予約された楽曲に付加して表示させ、又は演奏中の当該楽曲に付加して表示させ、又は歌唱された当該楽曲に付加して表示させる、
    ことを特徴とするデュエット指定表示機能を備えるカラオケシステム。
  2. 請求項1記載のデュエット指定表示機能を備えるカラオケシステムであって、前記表示制御手段は、選曲画面で表示された楽曲が、前記付随情報からデュエット対象曲である場合にはデュエットを指定させるためのボタンを表示させ、デュエット曲でない場合にはデュエットを指定させるためのボタンを表示させないことを特徴とするデュエット指定表示機能を備えるカラオケシステム。
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