JPH1039879A - カラオケシステム - Google Patents

カラオケシステム

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JPH1039879A
JPH1039879A JP8193430A JP19343096A JPH1039879A JP H1039879 A JPH1039879 A JP H1039879A JP 8193430 A JP8193430 A JP 8193430A JP 19343096 A JP19343096 A JP 19343096A JP H1039879 A JPH1039879 A JP H1039879A
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JP
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duet
karaoke
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terminal
karaoke terminal
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JP8193430A
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English (en)
Inventor
Kiyohiko Kamiya
清彦 神谷
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のカラオケ端末の全ての利用者をデュエ
ット相手の候補にする。 【解決手段】 カラオケ端末30においてキーパッド3
11から入力されたデュエット要求を、ネットワーク4
0を介してフロント端末10が受信すると、デュエット
要求をしてきた以外の全てのカラオケ端末30に、ネッ
トワーク40を通してデュエット要求が表示されるよう
に制御する。そして、デュエット了解を送信してきたカ
ラオケ端末30があれば、デュエット要求してきたカラ
オケ端末30に希望者がある旨の通知を行なう。そし
て、デュエット要求してきたカラオケ端末30とデュエ
ット了解をしてきたカラオケ端末30とのチャンネルを
一致させ、同期させながらカラオケ演奏をさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のカラオケ端
末と、該カラオケ端末を管理するための管理装置と、カ
ラオケ端末と管理装置及びカラオケ端末同士を接続可能
なネットワークとを備えるカラオケシステムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
カラオケ装置では、デュエット曲を歌いたいと思った場
合、相手になる人を一緒にカラオケを楽しんでいるグル
ープ員の中から募るのが一般的である。但し、デュエッ
ト曲を一緒に歌ってくれる(歌える)人が同じグループ
内に必ずいるとは限らない。例えば、1人でカラオケを
楽しんでいる場合には当然相手は居ないし、複数人であ
っても同性しか居ない場合には男女声によるデュエット
曲は歌えなくなる。そこで、このような場合にデュエッ
ト曲を歌える機能を備えたカラオケ装置も考えられてい
る。例えば1人でもデュエット曲を歌えるようにする場
合は、カラオケ装置に自分の歌いたいパートを知らせて
おくと装置自身が他のパート(例えば自分が男性パート
を歌いたい場合には女性パートが該当する。)の歌唱音
声を自動的に出力するようにしている。また、同性同士
でも男女声によるデュエット曲を歌えるようにする場合
には、一方の歌唱者の入力音声を1オクターブ上げたり
下げたりすることで、女性あるいは男性に対応する音域
に変換するというものである。
【0003】しかしながら、上述の1人デュエット機能
では、デュエット相手の歌唱音声が所詮カラオケ装置に
より機械的に造られた画一的なものであり、人間同士で
行なう場合のデュエット相手との間の歌に対するイメー
ジの違いやいわゆる歌の上手下手による意外性といった
楽しみが減ってしまう。また、同性同士でも男女声によ
るデュエット曲を歌える機能では、一応のデュエット相
手が存在することとなるが、男性なら女性、女性なら男
性というように異性の相手とデュエットするという本質
的なデュエット曲の楽しみがなく、その点でのメリット
がない。
【0004】そこで本発明は、上述した問題点を解決す
るためになされたものであり、複数のカラオケ端末が同
時期に利用されている場合には、それら複数のカラオケ
端末の全ての利用者をデュエット相手の候補にできるよ
うにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、所
定のカラオケ演奏を実行すると共に、マイクより入力さ
れた利用者による歌唱音声を出力可能な複数のカラオケ
端末と、該カラオケ端末を管理するための管理装置と、
カラオケ端末と管理装置及びカラオケ端末同士を接続可
能なネットワークとを備えるカラオケシステムであっ
て、カラオケ端末は、利用者からの指示に基づき、管理
装置に対してデュエット要求及びデュエット了解を通知
可能とされており、管理装置は、カラオケ端末からデュ
エット要求があれば他のカラオケ端末の利用者に対して
デュエット要求があることを報知し、当該デュエット要
求を了解した旨の応答があった場合には、デュエット要
求をしたカラオケ端末とデュエット要求を了解したカラ
オケ端末との間で通信可能なようにネットワークを設定
した上で、当該両カラオケ端末に対して同期させたカラ
オケ演奏を実行させると共に、ネットワークを介して両
カラオケ端末における歌唱音声を互いに相手側のカラオ
ケ端末側へ送信して出力させるよう構成されていること
を特徴とする。
【0006】本カラオケシステムによれば、各カラオケ
端末において所定のカラオケ演奏を実行し、マイクより
入力された利用者による歌唱音声を出力してカラオケを
楽しむことができる。そして、他のカラオケ端末の利用
者との間でデュエットをしたい場合には、利用者が指示
すると管理装置に対してデュエット要求を通知する。
【0007】一方、管理装置はカラオケ端末からデュエ
ット要求があれば他のカラオケ端末の利用者に対してデ
ュエット要求があることを報知する。報知された他のカ
ラオケ端末では、利用者が指示すると管理装置に対して
デュエット了解を通知することができる。このデュエッ
ト要求を了解した旨の応答があった場合に管理装置は、
デュエット要求をしたカラオケ端末とデュエット要求を
了解したカラオケ端末との間で通信可能なようにネット
ワークを設定する。例えば、各カラオケ端末にそれぞれ
個別のチャンネルが設定されている場合には、それらの
両カラオケ端末のチャンネルを一致させる。その上で、
両カラオケ端末に対して同期させたカラオケ演奏を実行
させる。カラオケ演奏を同期させて実行する場合には、
例えば両カラオケ端末にカラオケ演奏を実行できるよう
に準備させておき、演奏開始を同時に実行させるように
指示するといった手法が考えられる。このように同期し
たカラオケ演奏を実行されると共に、ネットワークを介
して両カラオケ端末における歌唱音声を互いに相手側の
カラオケ端末側へ送信して出力させる。これによって一
方のカラオケ端末にて入力された歌唱音声は他方のカラ
オケ端末に送られてそこで出力されるため、別のカラオ
ケ端末の利用者同士でデュエットができるのである。
【0008】複数のカラオケ端末が同時期に利用されて
いる場合には、あるカラオケ端末からのデュエット要求
を他のカラオケ端末の利用者に報知すれば、他のカラオ
ケ端末の利用者の中にそのデュエット要求を受けても良
いと考える人が居る可能性がある。つまり、単独のカラ
オケ端末の利用者同士ではデュエットができない場合に
でも、複数のカラオケ端末の全ての利用者をデュエット
相手の候補にすることで、デュエットが実現し易くなる
のである。もちろん、単独のカラオケ端末の利用者同士
でデュエットができるような場合でも、別のカラオケ端
末の利用者との間でデュエットを行なうという通常と違
う楽しみを得ることができる。
【0009】なお、管理装置がデュエット要求に応じて
他のカラオケ端末の利用者にデュエット要求があること
を報知する場合には、例えば背景映像に歌詞テロップを
合成したものをテレビモニタ等の表示手段に出力する映
像カラオケといわれるようなものにおいては、そのテレ
ビモニタ等に表示することで利用者に報知すればよい。
この際、請求項2に示すように、予め設定された表示回
数、1回の表示時間及び表示インターバルに基づいてカ
ラオケ端末の持つ表示手段に表示させるようにすること
が考えられる。
【0010】これは、上記テレビモニタ等の表示手段の
本来の目的が背景映像や歌詞テロップの表示であった場
合、デュエット要求を報知するための表示はそれらに突
然割り込むこととなるため、利用者の注意を引き付ける
などの意味で、複数回にわけて表示するようにしたもの
である。
【0011】また、請求項3に示すように、管理装置
は、デュエット要求に応じて他のカラオケ端末の利用者
にデュエット要求があることを報知した後、所定の通知
処理終了条件が成立するまでにデュエット要求を了解し
た旨の応答がなかった場合には、デュエット要求をした
カラオケ端末にその旨を報知するようにしてもよい。こ
れは、デュエット要求を了解した旨の応答があった場合
にはその後デュエットのためのカラオケ演奏等に移行す
るためよいが、了解した旨の応答がなかった場合に何も
報知しないと了解があったのかなかったかの判断もでき
なくなることを考慮して、その場合はデュエット要求を
したカラオケ端末に了解の応答がなかった旨を報知する
ようにしたのである。
【0012】一方、デュエット要求の内容として様々な
ものが考えられるが、請求項4に示すように、少なくと
もデュエットを希望する曲名及び性別を指定するように
することが好ましい。デュエット要求を受ける側として
は、その曲名によって歌える(歌いたい)歌えない(歌
いたくない)の判断とし、また希望している男性なのか
女性なのかによってもデュエット相手となり得るかどう
かを判断するからである。なお、これらに加えて、デュ
エット相手として希望する年齢等も含めてもよい。
【0013】さらには、このようなデュエット要求を報
知する際、デュエット要求をしている人自身をテレビカ
メラなどで撮影した映像も併せて表示させるようにして
もよい。これは、デュエット要求を了解する方として
も、単に曲名などの情報だけよりも、どういう人が要求
しているのかを判断できた方が了解するかどうかの判断
がし易いことを考慮したものである。その意味では、デ
ュエット要求をしている人自身の簡単なプロフィールを
文字データとして、上述した映像に加えてあるいは単独
で表示させるようにしてもよい。
【0014】また、請求項5に示すように、管理装置よ
りデュエット要求があることを報知された他のカラオケ
端末では、最初はデュエット要求があることのみを表示
し、その後、利用者からの要求内容の表示指令がされた
場合に限って、上述したデュエットを希望する曲名及び
性別を含む要求内容を表示するようにしてもよい。
【0015】これは、上述したように、テレビモニタ等
の表示手段の本来の目的が背景映像や歌詞テロップの表
示であった場合、デュエット要求を報知するための表示
はそれらに突然割り込むこととなる。そのため、最初か
ら希望曲名や性別等を含めた内容を一度に表示すると背
景映像を隠してしまうことにもなり、デュエット相手と
して了解する意志のない利用者にとっては好ましくな
い。したがって、最初はデュエット要求があることのみ
を表示し、それを見た利用者が内容を見たいと思えばそ
の要求内容の表示指令をして見ることができるようにし
たのである。
【0016】なお、デュエット相手として了解する意志
のない利用者に対する考慮をさらにするならば、デュエ
ット要求の表示自体をしないような指示を受け付けてそ
のような制御をしてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明のカラオケシステム
の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本実施
形態のカラオケシステム2の構成を示すブロック図であ
る。この図1に示すように、本カラオケシステム2は、
利用客の受付や精算、「カラオケ端末」としてのカラオ
ケ端末30が設置されている各部屋(図示は省略)の利
用状況等の管理、そして複数のカラオケ端末30間での
デュエットをセッティングする「管理装置」としてのフ
ロント端末10と、内部に蓄積しているカラオケデータ
をカラオケ端末30に供給するためのサーバ20と、サ
ーバ20から供給されるカラオケデータを使用してカラ
オケ演奏を行う複数のカラオケ端末30と、上記フロン
ト端末10、サーバ20及び各カラオケ端末30を結ぶ
通信のためのネットワーク40等によって構成されてい
る。
【0018】以下、フロント端末10、サーバ20及び
カラオケ端末30の構成を、順に説明する。フロント端
末10は、フロント端末10全体を制御するための制御
手段に相当するCPU101を備えている。CPU10
1は、通信手段としての通信回路102を介してネット
ワーク40に接続されており、通信回路102を通して
サーバ20及び各カラオケ端末30と通信することがで
きる。なお、各カラオケ端末30にはそれぞれ個別のチ
ャンネルが設定されており、フロント端末10はチャン
ネルを特定して所望のカラオケ端末30との通信が可能
である。
【0019】また、CPU101には、「記憶手段」と
してのメモリ103と、グラフィック回路104と、入
力手段としてのキーボード107と、印刷手段としての
プリンタ108が接続されている。前記メモリ103
は、各部屋の利用状況やカラオケ端末30から送られて
くる演奏実績情報等を格納するためのものである。
【0020】また、グラフィック回路104は、ビデオ
RAM(図示略)を備えており、CPU101からビデ
オRAMに書き込まれたデータを順次読み出してビデオ
信号に変換する回路である。グラフィック回路104の
出力としてのビデオ信号は、グラフィック回路104に
接続されているモニタ装置(CRT)105に入力さ
れ、モニタ装置105において画面表示される。
【0021】一方、前記キーボード107は、テンキ
ー、カーソルキー、端末利用キー、精算キー(いずれも
図示せず)等を備えており、これらのキー操作によって
各部屋の利用開始や精算等の指示をCPU101に入力
することができる。そして、プリンタ108は、例えば
キーボード107の精算キーによって精算処理が指示さ
れた場合、その精算結果等を印刷するためのものであ
る。
【0022】次に、サーバ20の構成を説明する。サー
バ20には、サーバ20全体を制御するための制御手段
としてのCPU201が備えられている。CPU201
は、通信回路202を介してネットワーク40に接続さ
れており、通信回路202を通してフロント端末10及
び各カラオケ端末30と通信することができる。また、
CPU201には、記憶手段としてのハードディスク
(HDD)及びメモリ204が接続されている。
【0023】前記ハードディスク203は、カラオケデ
ータを大量に蓄積している。また、メモリ204は、カ
ラオケ端末30に送信するためにハードディスク203
から読み出されたカラオケデータやフロント端末10及
びカラオケ端末30からの通信内容を一時的に格納する
ためのものである。
【0024】ハードディスク203に蓄積されるカラオ
ケデータは、識別データ、曲データ、歌詞データ、タイ
トルデータ、背景画データ等から構成されている。識別
データは、各カラオケ曲を識別するためのデータであ
り、曲名、曲番号等が含まれている。曲データは、カラ
オケ演奏のためのデータであり、公知のMIDI(Musi
cal Instrument Digital Interface)データが使用され
ている。このMIDIデータは、シンセサイザ音源を前
提に作られており、どの音色を使って、どの音階で、ど
れくらいの強さで、どのタイミングで音を出して、どの
タイミングで消すかといった情報を羅列したデータであ
る。また、歌詞データは、歌詞を符号化したデータ及び
歌詞を曲のどのタイミングで表示すべきかを示すタイミ
ングデータからなっている。タイトルデータは、演奏開
始に合わせて曲名、作詞者名、作曲者名等を含むタイト
ル画面を表示するためのデータであり、背景画データ
は、演奏中に、歌詞テロップの背景映像として表示する
画像のデータである。
【0025】次に、カラオケ端末30の構成を説明す
る。カラオケ端末30には、カラオケ端末30全体を制
御するための制御手段であるCPU301が備えられて
いる。CPU301は、通信手段としての通信回路30
2を介してネットワーク40に接続されており、その通
信回路302を通してフロント端末10及びサーバ20
と通信することができる。なお、各カラオケ端末30に
それぞれ個別のチャンネルが設定されており、この個別
のチャンネルによってフロント端末10との通信が可能
である点は上述したが、あるカラオケ端末30におい
て、他のカラオケ端末30に設定されているチャンネル
に設定すれば、その一致したチャンネルを介してカラオ
ケ端末30同士でも通信が可能となる。
【0026】また、CPU301には、記憶手段として
のメモリ303と、シンセサイザ音源304と、音声入
出力部306と、グラフィック回路308と、入出力イ
ンタフェース(I/O)310と、映像データ作成部3
20が接続されている。前記メモリ303は、サーバ2
0から送られてくるカラオケデータやカラオケ端末30
の演奏実績情報等を格納しておくためのものである。
【0027】前記音声入出力部306は、マイクロフォ
ン(以下、単に「マイク」と称す。)320からの利用
者の歌唱音声を入力し、ミキサアンプ(AMP)305
に出力する。さらに、CPU301からの指示がある
と、通信回路302に出力することもできるよう構成さ
れている。通信回路302に出力された歌唱音声は、ネ
ットワーク40を介して他のカラオケ端末30側に送る
ことができる。これは、上述したように、他のカラオケ
端末30に設定されているチャンネルに設定した場合に
は、その相手側のカラオケ端末30に送ることができる
という意味である。そして、逆に歌唱音声が送られてき
たカラオケ端末30における通信回路302はそれを音
声入出力部306に転送し、音声入出力部306からミ
キサアンプ305に出力されることとなる。
【0028】また、シンセサイザ音源304及びグラフ
ィック回路308はCPU301と共働して所定の情報
処理(ここではカラオケ演奏など)を実行するものであ
る。シンセサイザ音源304は、内部のメモリ(図示
略)に多数の音色データを保有しており、CPU301
から上述のMIDIデータを受け取り、そのMIDIデ
ータで指定された音色、音階、音の強さで音声信号を合
成し、それを指定されたタイミングで出力することがで
きる。シンセサイザ音源304から出力される音声信号
は、ミキサアンプ305において、マイク305から入
力される歌唱音声及び上記通信回路302を介して外部
から入力されてきた歌唱音声とミキシングされ、増幅さ
れて、スピーカ307に送られ、スピーカ307から音
声出力される。
【0029】一方、グラフィック回路308は、ビデオ
RAM(図示略)を備えており、CPU301から送信
されてビデオRAMに書き込まれる歌詞データ、タイト
ルデータ、背景画データを順次読み出してビデオ信号に
変換し、指定されたタイミングで出力する回路である。
グラフィック回路308の出力としてのビデオ信号は、
グラフィック回路308に接続されているモニタ装置
(CRT)309に入力され、モニタ装置309におい
てタイトル画面、歌詞テロップ、背景映像として画面表
示される。
【0030】また、入出力インタフェース(I/O)3
10には、本発明の「指示受付手段」としてのキーパッ
ド311が接続されている。キーパッド311は、テン
キー311a、選曲キー311b、取消キー311c、
デュエット要求キー311d、要求表示キー311e、
デュエット了解キー311f、終了キー311g等を備
えており、利用客は、このキーパッド311を操作し
て、カラオケ曲をリクエストするための曲番号、終了同
意の指示、時間延長する指示、延長する時間の指示など
をCPU301に入力することができる。
【0031】そして、映像データ作成部320には、ビ
デオカラオケ321が接続されている。ビデオカメラ3
21は、後述するデュエット内容を設定する場合にデュ
エット要求を出す側の利用者の姿を撮影するためのもの
であり、ビデオカメラ321で撮影した映像は映像デー
タ作成部320において所定の映像データ化される。な
お、ビデオカメラ321での撮影はCPU301からの
指示に基づき映像データ作成部320が開始・停止等を
指示することによって実現される。
【0032】次に、本実施形態のカラオケシステム2の
動作について、図2,3を参照して説明する。図2は、
フロント端末10のCPU101が実行するデュエット
セッティング処理のフローチャート、図3は、カラオケ
端末30のCPU301が実行する入力キー対応処理の
フローチャートである。
【0033】まず、フロント端末10でのデュエットセ
ッティング処理について説明する。図2に示すように、
最初のステップS10においては、デュエット要求が発
生したかどうかを判断する。このデュエット要求は、後
述する図3の処理においてカラオケ端末30が要求情報
をフロント端末10に送信した結果で生じるものであ
る。
【0034】デュエット要求があった場合は(S10:
YES)、S20へ移行して、そのデュエット要求を表
示する1回の時間、表示する回数、2回以上表示する場
合のインターバル(時間)を設定する。これらは予め設
定された固定値を用いてもよいし、あるいはカラオケ端
末30から指定できるようにしてもよい。この処理によ
って、例えば1回が10秒間のデュエット要求を5秒間
のインターバルで3回表示させるといった設定がなされ
る。
【0035】そして、S30では、デュエット要求をし
てきた以外の全てのカラオケ端末30においてデュエッ
ト要求が表示されるように制御する。これは、デュエッ
ト要求として表示すべき内容をカラオケ端末30に送信
すると、カラオケ端末30において所定の処理が実行さ
れてデュエット要求が表示されることとなる。なお、後
述のカラオケ端末30での処理説明でも述べるが、最初
はデュエット要求があることのみ表示され、利用者がさ
らに内容を見たい場合には所定の操作をすることで内容
が表示されるようになっている。
【0036】続くS40では、デュエット了解を送信し
てきたカラオケ端末30があるかどうかを判断する。こ
のデュエット了解は、後述する図3の処理においてカラ
オケ端末30が了解情報をフロント端末10に送信した
結果で生じるものである。デュエット了解をしたカラオ
ケ端末30があった場合は(S40:YES)、S50
へ移行して、デュエット要求をしてきたカラオケ端末3
0に希望者がある旨の通知を行なう。そして、S60に
てチャンネルの割当処理を行なう。このチャンネル割当
は、デュエット要求をしてきたカラオケ端末30とデュ
エット了解をしたカラオケ端末30との両チャンネルを
一致させるためのものであり、例えば、デュエット要求
をしてきたカラオケ端末30のチャンネルを変更して、
デュエット了解をしたカラオケ端末30のチャンネルに
一致させる。これにより、デュエット要求をしてきたカ
ラオケ端末30とデュエット了解をしたカラオケ端末3
0との間でネットワーク40を介しての通信が可能とな
るのである。
【0037】次にS70では、デュエット要求の表示回
数が0となっているかどうかを判断し、表示回数が0に
なっていればそのままS90へ移行するが、表示回数が
0になっていなければS80にて表示回数を0にした
後、S90へ移行する。これは、上記S20で設定した
表示回数は後述するS130の処理にてデクリメントさ
れていくのであるが、デュエット了解をしたカラオケ端
末30があれば、もう表示しなくてもよいので、表示回
数が0になっていない場合には強制的に0にしてしまう
のである。
【0038】S90では、デュエット要求をしてきたカ
ラオケ端末30とデュエット了解をしたカラオケ端末3
0(以下、これらを合わせて両端末30,30と称
す。)に対して、同期したカラオケ演奏を実行するよう
に指示すると共に、音声入出力制御の指示をする。
【0039】このS90での処理の内、同期した演奏に
関しては、例えば、デュエットを要求していた曲のカラ
オケデータをサーバ20から上記両端末30,30に送
信し、それぞれのメモリ303に記憶させた演奏の準備
が完了した後、両端末30,30に同時に演奏開始指令
を送るなどして実行する。
【0040】一方、音声入出力制御の指示は、両端末3
0,30に対して、音声入出力部306(図1参照)
が、マイク320からの利用者の歌唱音声を入力し、ミ
キサアンプ(AMP)305に出力すると共に、その歌
唱音声を通信回路302に出力する制御を実行するよう
指示するのである。このような入出力制御を実行するこ
とで、通信回路302を介してデュエット相手側のカラ
オケ端末30から入力されてきた歌唱音声は、自端末3
0のマイク305から入力される歌唱音声及びシンセサ
イザ音源304から出力される音声信号とミキシングさ
れ、スピーカ307から音声出力される。これにより、
他のカラオケ端末30の利用者との間でデュエットが実
現できることとなる。
【0041】そして、カラオケ演奏が終了したら(S1
00:YES)、S110へ移行し、S60で割り当て
たチャンネルを元の設定に戻すと共に、S90で行った
音声入出力制御を解除する指示を出す。上述の例では、
デュエット要求をしてきたカラオケ端末30のチャンネ
ルを変更して、デュエット了解をしたカラオケ端末30
のチャンネルに一致させたので、デュエット要求をして
きたカラオケ端末30のチャンネルを元に戻すこととな
る。一方、S90で行った音声入出力制御は両端末3
0,30に指示しているのでこのS110での解除指示
は両端末30,30に出すこととなる。
【0042】一方、S40にて否定判断、すなわちデュ
エット了解をしたカラオケ端末30がない場合は、S1
20へ移行する。S120では、S20で設定した表示
時間が経過したかどうかを判断し、表示時間が経過して
いなければ(S120:NO)、S30へ戻るが、表示
時間が経過していれば(S120:YES)、S130
へ移行して表示回数をデクリメントする。これは、S2
0で設定された表示回数から1ずつ減算していくという
意味である。
【0043】そして、続くS140では、そのデクリメ
ントした結果の表示回数が0であるかどうかを判断す
る。表示回数がまだ0になっていない場合には(S14
0:NO)、S160へ移行して、S20で設定された
インターバルが経過したかどうかを判断し、インターバ
ルが経過すると(S160:YES)、S30へ戻る。
こうしてS130での表示回数のデクリメントが何回か
行われると、表示回数が0となるため(S140:YE
S)、S150へ移行し、デュエットを要求してきたカ
ラオケ端末30に対して「希望者なし」の通知をする。
S150の処理後は、S10へ戻る。
【0044】つまり、S20で設定した表示する1回の
時間、表示する回数、2回以上表示する場合のインター
バルに基づいてデュエット要求を他のカラオケ端末に表
示させている間に、他のカラオケ端末30からそのデュ
エット要求を了解する応答があった場合には、S50〜
S110のデュエットセッティング処理を実行し、最後
の要求表示が終了した時点でデュエットを了解する応答
がない場合には、S150で希望者なしを要求してきた
カラオケ端末30に通知して、一旦処理を終了すること
となる。
【0045】次に、カラオケ端末30での入力キー対応
処理(図3)について説明する。図3の最初のステップ
S210では、キーパッド311からの入力があるかど
うかを判断しており、入力があった場合には(S21
0:YES)、S220にてそれがデュエット要求キー
311dによる入力であるかどうかを判断する。デュエ
ット要求キー311dによる入力である場合には(S2
20:YES)、S230にてデュエット内容の設定を
行なう。
【0046】このS230でのデュエット内容の設定
は、大きく分けてデュエット条件の入力処理とデュエッ
ト希望者の映像データ作成処理との2つがある。まず、
デュエット条件の入力処理について説明する。利用者
(デュエット希望者)がキーパッド311から入力して
行なうのであるが、例えば次のようにして行なう。ま
ず、上述のデュエット要求キー311dによる入力であ
って内容設定モードになると、CRT309にその案内
画面を表示する。ここでは、曲番号入力領域・デュエッ
ト相手の性別入力領域・デュエット相手の年代入力領域
があるとし、それぞれをテンキー311a等を操作して
入力していく。性別入力領域及び年代入力領域について
は、予め選択候補を表示しておき、それらから選択する
ようにしてもよい。例えば性別であれば、「1:男性,
2:女性」というようにし、いずれかをテンキー311
aで選択されるようにするのである。なお、画面上をカ
ーソルが移動するようにし、データを確定させるための
キーを操作してデータを入力させるような構成を採用し
てもよい。
【0047】そして、このデュエット条件の入力処理が
済むと、次に、デュエット希望者の映像データ作成処理
に移行するので、この映像データ作成処理を説明する。
CPU301は、映像データ作成部320に対して映像
データの作成・転送を指示する。この指示を受けた映像
データ作成部320は、ビデオカメラ321に撮影開始
指示及び撮影終了指示を出して撮影させ、その撮影映像
を取り込み、所定の映像データとして作成する。そし
て、その作成した映像データは上述のデュエット条件の
入力処理によって入力・作成されたデュエット条件デー
タとセットにされ、デュエット内容の設定が終了する。
なお、ビデオカメラ321によって撮影している間は、
被撮影者はその撮影可能な場所にいなくてはならないの
で、そのためのガイダンスを、例えばスピーカ307か
ら音声で出力したり、CRT309に文字データとして
表示させたりすることが考えられる。また、映像データ
としては静止映像データで十分であるので、その静止映
像データが作成できるような撮影期間でよい。
【0048】このようにしてデュエット条件及び映像デ
ータとを含むデュエット内容の設定が終了すると、S2
40に移行し、内容の設定されたデュエット要求をフロ
ント端末10に送信する。このS240でのデュエット
要求の送信があると、フロント端末10では上述したよ
うにS20以降の処理がなされるため、S50での希望
者ありの通知、S150での希望者なしの通知のいずれ
かがそのデュエット要求をしたカラオケ端末30にされ
ることとなる。
【0049】図3に戻り、S250でこのフロント端末
10からの通知を受領すると、S260にてその通知が
デュエット希望の通知であるのかどうかを判断し、デュ
エット希望の通知でなければ、そのまま本処理を一旦終
了するが、デュエット希望の通知であれば、S270へ
移行する。
【0050】S270では、図2で説明したS60のチ
ャンネル割当指示、S90での同期演奏指示及び音声入
出力制御の指示に対応する処理として、チャンネル設定
・同期演奏処理・音声入出力制御を実行する。なお、図
2のS60では、チャンネル割当処理の一例として、デ
ュエット要求をしてきたカラオケ端末30のチャンネル
を変更して、デュエット了解をしたカラオケ端末30の
チャンネルに一致させることを考えたが、その場合に
は、デュエット要求をしたカラオケ端末30における図
3のS270においてのみチャンネル設定が行われるこ
ととなる。
【0051】このS270の処理後は、S280にてフ
ロント端末10より指示があるかどうかを判断する。図
2のS110において、割当チャンネルを元の設定に戻
すと共に、音声入出力制御を解除する指示が出される
が、S280ではこの指示があるかどうかを判断してお
り、指示があれば(S280:YES)、S290へ移
行して、S270にて設定したチャンネルを元に戻すと
共に、音声入出力制御を解除する。
【0052】このS230〜S290の処理が、自らデ
ュエットを要求する場合に実行される処理である。一
方、デュエット要求キー311dによる入力でない場合
には(S220:NO)、S300に移行し、要求表示
キー311eによる入力であるかどうかを判断する。要
求表示キー311eによる入力でもない場合には(S3
00:NO)、S310に移行して、その他の処理を実
行する。その他の処理とは、テンキー311aや選曲キ
ー311b等を用いてのカラオケ曲をリクエストする処
理などである。
【0053】そして、要求表示キー311eによる入力
である場合には(S300:YES)、S320にてデ
ュエット要求の内容を表示する。この要求表示キー31
1eによる入力がなされる前提としては、図2のS30
で説明したように、デュエット要求があった場合には、
そのデュエット要求をしてきた以外の全てのカラオケ端
末30においてデュエット要求が表示されるように制御
することがある。ここでは、デュエット要求があるとい
う旨しか表示されない。したがって、他のカラオケ端末
30の利用者は、興味がなければ内容を見る必要がな
い。しかし興味がある利用者にとっては、さらに内容を
加味して実際にデュエット相手として名乗りを上げるか
どうかを判断する必要があるため、要求表示キー311
eによる入力をする。すると、S320の処理が実行さ
れて、デュエット要求の内容、すなわち曲番号・デュエ
ット相手として希望されている性別及び年代などのデュ
エット条件とデュエット希望者の示す映像が表示される
のである。
【0054】その要求内容を見た利用者がデュエット相
手となることを希望する場合には、デュエット了解キー
311fによる入力を行なう。したがって、そのデュエ
ット了解キー311fの入力があれば(S330:YE
S)、S340に移行し、フロント端末10にデュエッ
ト了解を送信する。
【0055】その後は、S340の処理後はS270へ
移行し、上述したS270〜S290の処理を実行す
る。このように、本カラオケシステム2によれば、各カ
ラオケ端末30において所定のカラオケ演奏を実行し、
マイク320より入力された利用者による歌唱音声を出
力してカラオケを楽しむことができ、また、他のカラオ
ケ端末30の利用者との間でデュエットをしたい場合に
は、キーパッド311を操作してフロント端末10に対
してデュエット要求を通知する。一方、フロント端末1
0は、カラオケ端末30からデュエット要求があれば他
のカラオケ端末30の利用者に対してデュエット要求が
あることを報知し、報知された他のカラオケ端末30で
は、キーパッド311を操作して利用者が指示するとフ
ロント端末10に対してデュエット了解を通知すること
ができる。このデュエット要求を了解した旨の応答があ
った場合にフロント端末10は、デュエット要求をした
カラオケ端末30とデュエット要求を了解したカラオケ
端末30との間で通信可能なようにネットワーク40を
設定した上で、両カラオケ端末30,30に対して同期
させたカラオケ演奏を実行させる。そして、ネットワー
ク40を介して両カラオケ端末30,30における歌唱
音声を互いに相手側へ送信して出力させることができる
ため、別のカラオケ端末30の利用者同士でデュエット
ができるのである。
【0056】複数のカラオケ端末30が同時期に利用さ
れている場合には、あるカラオケ端末30からのデュエ
ット要求を他のカラオケ端末30の利用者に報知すれ
ば、他のカラオケ端末の利用者の中にそのデュエット要
求を受けても良いと考える人が居る可能性がある。つま
り、単独のカラオケ端末30の利用者同士ではデュエッ
トができない場合にでも、複数のカラオケ端末30の全
ての利用者をデュエット相手の候補にすることで、デュ
エットが実現し易くなるのである。もちろん、単独のカ
ラオケ端末30の利用者同士でデュエットができるよう
な場合でも、別のカラオケ端末30の利用者との間でデ
ュエットを行なうという通常と違う楽しみを得ることが
できる。
【0057】また、本実施形態においては、デュエット
要求の内容として、デュエットを希望する曲名及び性別
さらには年齢というように、デュエットを要求した方が
相手として希望する条件に加えてデュエット希望者の映
像も示すようにした。デュエット要求を受ける側として
は、その曲名によって歌えるかどうか、あるいは希望し
ている男性なのか女性なのかによってもデュエット相手
となり得るかどうかを判断する上でデュエット条件が必
要であることに加え、これらの条件を満たしていても、
さらにどういう人がデュエット要求をしてきたかが判ら
ないと最終的な判断はしにくい場合もあることを考慮し
たものである。つまり、デュエット要求を了解する方と
しても、単に曲名などの情報だけよりも、どういう人が
要求しているのかを判断でき、デュエットを了解しても
よいとの判断がし易くなるのである。その意味では、デ
ュエット要求をしている人自身の簡単なプロフィールを
文字データとして、上述した映像データに加えて、ある
いは文字データだけを単独で表示させるようにしてもよ
い。
【0058】以上、実施形態に従って、本発明について
説明したが、本発明はこのような実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざ
まに実施できることは言うまでもない。例えば、上記実
施形態では、サーバ20からカラオケ端末30へカラオ
ケデータを転送してカラオケ演奏を実行するようにして
いたが、各カラオケ端末30がカラオケデータを蓄積し
ているような構成でも実現できる。
【0059】また、上記実施形態においては、デュエッ
ト希望者の映像データを取り込むためにビデオカメラ3
21を用いたが、例えばデジタルカメラ等のようにデジ
タルデータとして映像を撮影できるものなどであっても
同様に使用できる。上述したように、この場合の映像デ
ータは、デュエット希望者のプロフィール的なものを示
すために用いられるので、静止映像で十分だからであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態のカラオケシステムの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 フロント端末のCPUが実行するデュエット
セッティング処理のフローチャートである。
【図3】 フロント端末のCPUが実行する入力キー対
応処理のフローチャートである。
【符号の説明】
2…カラオケシステム 10…フロント端末 20…サーバ 30…カラオケ端末 40…ネットワーク 102…通信回路 103…メモリ 104…グラフィック
回路 302…通信回路 303…メモリ 304…シンセサイザ音源 306…音声入出力部 307…スピーカ 308…グラフィック
回路 309…モニタ装置 311…キーパッド 311a…テンキー 311d…デュエット
要求キー 311e…要求表示キー 311f…デュエット
了解キー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のカラオケ演奏を実行すると共に、
    マイクより入力された利用者による歌唱音声を出力可能
    な複数のカラオケ端末と、該カラオケ端末を管理するた
    めの管理装置と、カラオケ端末と管理装置及びカラオケ
    端末同士を接続可能なネットワークとを備えるカラオケ
    システムであって、 前記カラオケ端末は、利用者からの指示に基づき、前記
    管理装置に対してデュエット要求及びデュエット了解を
    通知可能とされており、 前記管理装置は、前記カラオケ端末からデュエット要求
    があれば他のカラオケ端末の利用者に対して前記デュエ
    ット要求があることを報知し、当該デュエット要求を了
    解した旨の応答があった場合には、デュエット要求をし
    たカラオケ端末とデュエット要求を了解したカラオケ端
    末との間で通信可能なように前記ネットワークを設定し
    た上で、当該両カラオケ端末に対して同期させたカラオ
    ケ演奏を実行させると共に、前記ネットワークを介して
    両カラオケ端末における歌唱音声を互いに相手側のカラ
    オケ端末側へ送信して出力させるよう構成されているこ
    とを特徴とするカラオケシステム。
  2. 【請求項2】 前記管理装置は、前記デュエット要求に
    応じて他のカラオケ端末の利用者に当該デュエット要求
    があることを報知する場合、予め設定された表示回数、
    1回の表示時間及び表示インターバルに基づいてカラオ
    ケ端末の持つ表示手段に表示させることを特徴とする請
    求項1に記載のカラオケシステム。
  3. 【請求項3】 前記管理装置は、前記デュエット要求に
    応じて他のカラオケ端末の利用者に当該デュエット要求
    があることを報知した後、所定の通知処理終了条件が成
    立するまでに当該デュエット要求を了解した旨の応答が
    なかった場合には、デュエット要求をしたカラオケ端末
    の利用者にその旨を報知するよう構成されていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載のカラオケシステム。
  4. 【請求項4】 前記カラオケ端末は、前記デュエット要
    求の内容として、少なくともデュエットを希望する曲名
    及び性別を指定可能にされていることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載のカラオケシステム。
  5. 【請求項5】 前記管理装置よりデュエット要求がある
    ことを報知された前記他のカラオケ端末では、最初はデ
    ュエット要求があることのみを表示し、その後、利用者
    からの要求内容の表示指令がされた場合に限って、前記
    デュエットを希望する曲名及び性別を含む要求内容を表
    示するように構成されていることを特徴とする請求項4
    に記載のカラオケシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008191185A (ja) * 2007-01-31 2008-08-21 Daiichikosho Co Ltd デュエット指定表示機能を備えるカラオケシステム
JP2014199373A (ja) * 2013-03-30 2014-10-23 株式会社第一興商 ネットワーク合唱における演奏開始同期システム
JP2015045796A (ja) * 2013-08-29 2015-03-12 株式会社第一興商 デュエット歌唱の歌唱者選択に特徴を有する通信カラオケシステム、及び、その制御方法

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