JP3587620B2 - カラオケシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は採点機能を備えたカラオケ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、カラオケシステムにおいて、利用者の上手・下手を点数によって示す採点機能を有するものが知られている。このような採点機能を有するカラオケシステムは、通常、利用者の歌声をマイクロフォンによりアナログ電気信号に変換し、さらにこのアナログ信号をデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換された利用者の歌声と、カラオケ装置にて演奏されている楽曲の曲データの主旋律を示すデータとを比較することにより一致の度合いを採点結果として数値化し、利用者が歌唱後に該採点結果をカラオケシステムの画面や、採点用の表示器等を用いて表示して、宴会等を盛り上げるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような、採点機能を有するカラオケシステムにおいては、採点結果に応じて、歌唱を行った利用者は様々な反応を示し、様々な表情を呈するものである。このような利用者の表情を写真に収めるために、歌唱を行った利用者とは別の利用者がカメラを持参し、採点結果が表示され歌唱を終えた利用者が採点結果に対し反応するタイミングを見計らってシャッターボタンを押すといったことがたびたび行われていた。しかしながら、採点結果の表示に合わせてタイミング良く撮影するためには、常に利用者の誰かが採点結果の表示のタイミングを監視している必要があり、カラオケを楽しんでいる席で常時写真撮影に注意を払っていることは難しく、採点結果が表示されたときの歌い手の表情を撮影する手段が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1に記載のカラオケシステムは、楽曲を出力する楽曲出力手段と、使用者の歌声を入力する手段と、該楽曲出力手段により出力される楽曲と該使用者の歌声とを合成して出力する合成出力手段とを有するカラオケシステムにおいて、使用者の歌声と曲データとに基づいて歌の技量を採点する採点手段と、該採点手段による採点結果を表示する表示手段と、該使用者を写真撮影するための撮影手段と、所定のタイミングで該撮影手段を駆動して該使用者を撮影する撮影制御手段とを有し、前記撮影制御手段は、前記表示手段が点数を表示した後に該撮影手段を駆動することを特徴としている。
【0005】
また、前記撮影制御手段は、前記採点手段による採点結果が所定の点数以上の時にのみ前記撮影手段を駆動する構成とすることが可能である。
【0006】
尚、前記所定の点数は変更できるよう構成することも可能である。
【0007】
前記撮影手段は撮影動作を制御する制御手段を有し、前記撮影制御手段は前記撮影手段の該制御手段を制御することにより、前記撮影手段に撮影を行わせる構成とすることが可能である。あるいは、前記撮影手段はリモートコントローラからの所定の信号で撮影動作を実行し、前記撮影制御手段は該リモートコントローラが送出する信号と同一の信号を前記撮影手段に送出することにより撮影を実行する構成とすることも可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態である採点機能付カラオケシステムについて、図面を参照して説明する。
【0009】
図1は本発明の実施の形態の採点機能付カラオケシステム1の構成を説明するためのブロック図である。カラオケシステム1は、いわゆる通信カラオケシステムであり、曲データを蓄積しているホストコンピュータ2、カラオケコマンダ4、採点装置30、カメラ40、その他の周辺装置から構成される。周辺装置としては、利用者が歌声を入力するためのマイクロフォン5、カラオケコマンダ4から出力される楽曲信号とマイクロフォン5からの音声信号とを合成し、増幅して出力するアンプミキサ8、アンプミキサ8から出力される再生信号を音声に変換するためのスピーカ6、また、カラオケコマンダ4から出力される画像信号を表示するモニタ7を有している。
【0010】
カラオケコマンダ4は、カラオケ制御部10、モデム15、カラオケデータ記憶部16、楽音合成部17、モニタ制御部18、入力部19備えている。カラオケ制御部10は、全体の制御を司るCPU11、CPUにて実行されるプログラムを格納しているROM12、一時的にデータを格納したり、演算のための作業領域として用いられるRAM13を有している。カラオケ制御部10はモデム15を介してホストコンピュータ2とデータ通信を行うことができ、ホストコンピュータ2から楽曲データの配信を受けたり(ホストコンピュータ2に蓄積されている楽曲データを受信したり)、カラオケコマンダ4側の稼働状況を、モデム15を介してホストコンピュータ2に送信したりすることができる。
【0011】
カラオケデータ記憶部16は、ホストコンピュータ2から配信された楽曲データや楽曲演奏時にモニタ7に表示するための画像データを蓄積するためのもので、楽音情報記憶部24、歌詞情報記憶部25、背景データ記憶部26を有する。カラオケデータ記憶部16においては、複数の楽曲が曲名(あるいは曲を特定する曲番号)とそれぞれ対応づけられた状態で格納されている。
【0012】
楽音情報記憶部24に格納される楽音データは本実施の形態においてはMIDI(Musical Instrument Digital Interface)データであり、少なくとも音階、音の強さ、音の長さ、音色のデータを含んでいる。楽音データは、後述する楽音合成部17においてMIDI音源を利用して再生が行われる。歌詞情報記憶部は、カラオケの楽曲を再生する際に楽曲の進行に同期してモニタ7に表示される歌詞のデータを格納するものである。背景データ記憶部26は、各楽曲に対応する背景画像を格納している。背景画像としては静止画、動画のいずれの場合もあり、また、各楽曲と1対1に対応しているもの、複数の楽曲に対して利用される画像等、種々の形態のデータを有している。
【0013】
楽音合成部17は、例えばシンセサイザ等で構成されており、各種の楽器の演奏音をMIDI音源として有しており、楽音情報記憶部24から送られてくる楽音データに基づいて、各楽器の演奏を再生し楽音信号として出力する。楽音合成部17から出力された楽音信号はアンプミキサ8により増幅される。アンプミキサ8は、楽音合成部17から出力された信号とマイクロフォン5を介して入力される利用者の音声とを適度の割合で混合し、スピーカ6から出力する。すなわち、楽音合成部17、アンプミキサ8およびスピーカ6が演奏手段を構成している。
【0014】
採点装置30は採点装置制御部31、採点値設定手段32、主旋律比較手段33および点数比較手段34とを有している。採点装置30は、カラオケ制御部10を介して、楽音情報記憶部24から主旋律のデータを受信する。また、アンプミキサ8を介して利用者の音声が鉛管装置35に入力され、変換装置35からは入力された音声信号に対応したデジタル信号が採点装置30に入力される。
【0015】
採点装置制御部31は、上記の採点装置制御部31、採点値設定手段32、主旋律比較手段33および点数比較手段34を制御して採点を行い、採点結果をカラオケ制御部10に送信する。詳しくは後述するが、本実施の形態のカラオケシステム1においては、利用者の音声を主旋律データと比較して採点し、採点結果が所定値を越えた場合に、自動的に撮影者を写真撮影するよう構成されている。採点装置30の採点値設定手段32には、採点結果と比較される所定値が格納されている。尚、採点値設定手段32に格納されている所定値は利用者が変更することができる。所定値の変更は、採点装置30に設けられた、図示しない操作ボタンにより行う。
【0016】
主旋律比較手段33は、カラオケ制御部10から送られてくる主旋律データと、変換装置35から利用者の歌声に応じて逐次送られてくる音声データとを比較し、比較結果を数値化して比較値として出力する。採点装置制御部31は、数値化された比較結果に基づいて、点数比較手段34に予め格納されている比較値と採点点数との対応表に基づいて点数を決定する。このようにして決定された点数は、採点装置制御部31からカラオケ制御部10のCPU11に送られる。CPU11は、採点装置制御部31から受け取った点数をモニタ制御部18に出力する。モニタ制御部18は、点数に対応した画像データを生成し、背景データおよび歌詞データと合成した後に、合成された画像信号をモニタ7に出力して画像表示を行う。この際、曲の進行に同期して歌詞データの画像を反転させることにより利用者に、楽曲の演奏中の箇所に該当する歌唱部分を知らせる。
【0017】
入力部19は、利用者が歌いたい楽曲を予約したり、演奏曲のキーやテンポの調整を行うための操作キー、採点機能を利用するか否かを選択する(採点モードをON・OFFする)採点モードキー、写真撮影を利用するか否かを選択するための(写真モードをON・OFFするための)写真モードキー等を備えている。入力部19にて操作されたキーに応じてカラオケ制御部10(CPU11)は、カラオケシステム1の各部の動作を制御する。なお、入力部19はカラオケコマンダ4に設けられたキーに限るものではなく、入力部19に図示しないリモートコントローラの信号を受信する受信部を設け、該リモートコントローラに設けられたキーにより上記と同様の入力を行うことができるようにしても良い。
【0018】
図2は、カラオケコマンダ4の制御部10の構成を詳細に示すブロック図である。カラオケコマンダ4のRAM13には、予約された楽曲を特定するための情報、例えば曲番号を記憶するための曲予約メモリ13aが設けられている。曲予約メモリ13aには、入力部19の操作キーにより入力された曲番号が順次蓄積される。CPU11は、楽曲の演奏が終了する毎に、曲予約メモリ13aに格納された順に曲番号を読み出し、カラオケデータ記憶部16から曲番号に対応する曲データを読み出し、楽音合成部17およびモニタ制御部18により楽曲の演奏および楽曲に対応した映像の表示を行う。
【0019】
前述のように、ROM12には、CPU11により実行されるプログラムが格納されている。ROM12に格納されるプログラムとしては、楽音情報記憶部26から楽音データを読み出して楽曲の演奏を行うための音楽演奏プログラム12a、採点モードのON・OFFや写真モードのON・OFFなど動作モードの切替を行うためのモード設定プログラム12b、歌詞情報記憶部25に記憶されている歌詞情報をモニタ7に出力するための歌詞出力プログラム12c、背景データ記憶部26に格納されている背景映像データを読み込んでモニタ7に出力するための映像表示プログラム12eなどがある。
【0020】
カラオケ制御部10には、また、カメラ40の制御手段41に接続されている。CPU11がカメラの制御手段41に撮影コマンドを送ると、制御手段41が撮影手段42を制御して撮影を実行する構成となっている。
【0021】
図3は、本実施の形態であるカラオケシステム1において採点モードがONとなっている場合の動作を説明するためのフローチャートである。本実施の形態においては、採点モードがONになっている場合には、採点結果が所定値以上であれば自動的に写真撮影が行われるようになっている。
【0022】
CPU11は、S1において、利用者が入力した曲番号を取得する。ここで、前述の曲予約メモリ13aに既に曲番号が蓄積されている場合には、曲予約メモリ13aから順次曲番号を読み出して、その曲の再生を行う。曲予約メモリ13aに曲番号が蓄積されていない場合には入力部19の操作キーにより入力される曲番号を取得して、当該曲番号に対応する曲の再生を行う。曲番号の入力が無い場合にはS1にて待機状態となる。曲の演奏は、前述のように、CPU11が取得した曲番号に対応する曲データをカラオケデータ記憶部16から読み出し、楽音データは楽音合成部17へ、歌詞データおよび背景データはモニタ制御部18へ送信する。
【0023】
次に、CPU11は、入力部19の採点モードキーの設定により、採点機能を利用するか否かを判定する。採点機能を利用する場合(YES:S2)には、CPU11は採点開始信号を採点装置30に送信する(S3)。さらに、CPU11は、カラオケデータ記憶部16より、採点機能を利用する対象曲の主旋律データを採点装置30に送信する(S4)。採点開始信号および主旋律データを採点装置30に送信した後、CPU11は、楽音合成部17、アンプミキサ8およびスピーカ6からなる演奏手段を駆動して楽曲の演奏を開始する(S5)。演奏が開始されると、アンプミキサ8から利用者の音声信号が変換装置35に出力され、変換装置35において利用者の歌声がデジタル信号に変換される(S6)。
【0024】
演奏がある程度進むと、採点装置30において利用者の歌声に対して採点処理が行われ、採点結果および採点結果が所定値以上かどうかを示す比較情報が採点装置30からカラオケ制御部10(CPU11)に送信されてくる(S7)。CPU11はS7において受信した採点結果をモニタ制御部18に送り、モニタ7に採点結果の点数表示を行う(S8)。そして、おなじくS7にて受信した比較情報に基づき、採点された点数が所定値以上の時には、カメラ40の制御手段41に撮影コマンド信号を送信し、撮影手段42を駆動して歌唱を行った利用者の写真撮影を行う(S10)。その後、カラオケの演奏が終了すると(S11)、S1に処理が移行して、次の曲の曲番を取得し、同様の処理を行う。なお、S10において、採点点数が所定値未満で合った場合には、写真撮影は行われず、カラオケの演奏終了を待って(S11)、S1からの処理を繰り返す。
【0025】
以上の説明は、採点モードがONの場合(写真撮影モードはONまたはOFFのいずれでも良い)であるが、採点モードがOFFでありかつ写真撮影モードがOFFとなっている場合には、比較情報の内容にかかわらず(すなわちS9で採点点数が所定値以上と判定されても)、S10の写真撮影は行われない。採点モードがOFFで写真撮影モードがONの場合については後に図5を参照して説明する。
【0026】
採点機能を利用しない場合には、S2にてNOと判定され、通常のカラオケ演奏が行われて(S12)、演奏が終了すると(S13)、S1からの処理が繰り返される。
【0027】
図4は、採点装置30の採点装置制御部31により実行される採点処理を示すフローチャートである。
【0028】
採点処理装置制御部31は、カラオケコマンダ4において採点モードが選択されていると、カラオケの演奏に先立って主旋律データをカラオケ制御部10より受信する(S31)。次に、CPU11がカラオケの演奏を開始すると、採点装置制御部31は、マイクロフォン5から入力された利用者の音声をアンプミキサ8、変換装置35を介してデジタル信号として受信し、主旋律比較手段33を制御して音声信号(デジタル信号)と主旋律データとを比較し比較結果を数値化する(S32)。次に、数値化した比較結果(比較値)に基づき点数比較手段に格納されているテーブルを参照して採点点数を決定する(S33)。採点装置制御部31はさらに、S33において決定された点数と採点値設定手段に格納されている所定値とを比較して大小を判定する(S34)。そして、採点点数とS34における比較の結果を示す情報とをカラオケ制御部10(CPU11)に送信する(S35)。なお、既に述べた通り、S35で送信された情報が図3のS7において受信される。
【0029】
図5は、採点モードがOFFの場合に、写真モードがONかOFFかにより処理が分岐する様子を示すフローチャートである。
【0030】
CPU11は、図3と同様に、S51において、利用者が入力した曲番号を取得する。曲予約メモリ13aに既に曲番号が蓄積されている場合には、曲予約メモリ13aから順次曲番号を読み出して再生をい、曲予約メモリ13aに曲番号が蓄積されていない場合には入力部19の操作キーにより入力される曲番号を取得して再生を行う。曲番号の入力が無い場合にはS51にて待機状態となる。
【0031】
曲番号を取得すると、写真モードが選択されているか否か(ONかOFFか)を判定する(S52)。前述の通り、写真モードは入力部19の写真モードキーによりON・OFFすることができる。写真モードがONの場合には、カラオケの演奏をS53において開始し、S54でカラオケの演奏が終了すると、S55において写真撮影を行う。なお、ここではカラオケ演奏が終了した後で写真撮影を行っているが、必ずしもカラオケの演奏終了を待つ必要はなく、演奏中に所定のタイミングで撮影を実行するようにしても良い。たとえば、歌唱部分が終了した時点で撮影を行っても良いし、1コーラス目と2コーラス目との間の間奏部分や、歌唱中に写真撮影を行うようにしても良い。
【0032】
写真モードがOFFの場合には、S61にてカラオケの演奏を開始し、S62でカラオケの演奏を終了すると、処理はS51に戻って次の演奏曲の曲番号を取得し、以降、同様の処理を繰り返す。
【0033】
上記の実施の形態においては、カメラ40はどのようなカメラでもよいが、その場にいる利用者が直ちに撮影された写真を見ることができるような、いわゆるインスタント写真装置であればより一層場が盛り上がることになる。
【0034】
また、上記の実施の形態においてはカラオケ制御部10がカメラ40の制御部41にコマンドを送信し、カメラ40の制御部41が撮影手段42を駆動して撮影を行うようになっている。しかし、近年、レリーズ操作をリモートコントローラで行うことが可能なカメラも知られている。これを利用して、カラオケコマンダ4にカメラのリモートコントロール信号と同一の信号を送信する送信手段を設け、カラオケ制御部10が写真撮影を行う際にはリモートコントロール信号と同一の信号をカメラに送信するよう構成しても良い。あるいは、カメラのシャッタボタンを機械的に押下するような機構を設けて、カラオケ制御部10の制御により該機構を駆動して撮影を行うようにしても良い。
【0035】
また、カメラ40は銀塩フィルムを用いたカメラに限る必要はなく、デジタルカメラを用いて撮影を行い、撮影により得られた画像データをモニタ制御部18に送ってモニタ7に表示するような構成とすることもできる。あるいはまた、ビデオカメラにより利用者を撮影し、採点後のワンシーンをカラープリンタにより出力するような構成とすることも可能である。
【0036】
また、上記の実施の形態においては、採点結果が採点値設定手段に記憶されている所定値以上の場合にのみ写真撮影が行われるようになっている(図3、S9およびS10)が、所定値を0とすれば、採点が行われた場合には点数にかかわらずに常に写真撮影が行われるようにすることができる。あるいは、図3のS9の処理を削除することにより、常にS8の後S10に進むようにしても同様に必ず写真撮影が行われるようになる。
【0037】
また、上記実施の形態においては、採点モードがONの場合には自動的に写真撮影モードもONとして処理を行うようになっているが、採点モードと写真撮影モードを独立して設定するように制御することも可能である。すなわち、採点モードがONの場合に、写真撮影モードがONの場合に限って図3のS10の写真撮影を実行するよう、処理を変更することは容易である。
【0038】
尚、上記記載の中では特に述べていないが、カラオケシステムは通常室内で行われることが多く、上記記載中の写真撮影はストロボを使用して行われるものとする。ただし、利用者が別の照明装置により十分に明るく照明されている場合にはストロボを用いなくても良い場合もあり、その場合にはストロボは無くても良い。
【0039】
【発明の効果】
請求項1に記載のカラオケシステムによれば、採点結果が表示され歌唱を行った利用者が採点結果に反応して表情を変えるタイミングを見計らって自動的に写真撮影を行うことが可能になる。
【0040】
請求項2に記載のカラオケシステムによれば、所定の点数以上の点数を得点した利用者のみの撮影を行うことができる。
【0041】
請求項3に記載のカラオケシステムによれば、撮影するか否かのボーダーラインを自由に設定することにより、得点の低い歌い手も撮影するようにすることができる。
【0042】
請求項4に記載のカラオケシステムによれば、カラオケの制御手段がカメラの制御手段に直接制御コマンドを送信するため、カラオケ装置とカメラの動作の連携が確実になる。
【0043】
請求項5に記載のカラオケシステムによれば、リモートコントローラ信号によりカメラの撮影を制御するため、システム構成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の採点機能付カラオケシステムの構成を説明するためのブロック図である。
【図2】カラオケコマンダの制御部の構成を詳細に示すブロック図である。
【図3】本実施の形態であるカラオケシステムにおいて採点モードがONとなっている場合の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】採点装置の採点装置制御部により実行される採点処理を示すフローチャートである。
【図5】採点モードがOFFの場合に、写真モードがONかOFFかにより処理が分岐する様子を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カラオケシステム
2 ホストコンピュータ
4 カラオケコマンダ
5 マイクロフォン
6 スピーカ
7 モニタ
8 アンプミキサ
10 カラオケ制御部
11 CPU
12 ROM
13 RAM
15 モデム
16 カラオケデータ記憶部
17 楽音合成部
18 モニタ制御部
19 入力部
24 楽音情報記憶部
25 歌詞情報記憶部
26 背景データ記憶部
30 採点装置
31 採点装置制御部
32 採点値設定手段
33 主旋律比較手段
34 点数比較手段
40 カメラ
41 制御手段
42 撮影手段

Claims (5)

  1. 楽曲を出力する楽曲出力手段と、使用者の歌声を入力する手段と、該楽曲出力手段により出力される楽曲と該使用者の歌声とを合成して出力する合成出力手段とを有するカラオケシステムにおいて、
    使用者の歌声と曲データとに基づいて歌の技量を採点する採点手段と、
    該採点手段による採点結果を表示する表示手段と、
    該使用者を写真撮影するための撮影手段と、
    所定のタイミングで該撮影手段を駆動して該使用者を撮影する撮影制御手段とを有し、
    前記撮影制御手段は、前記表示手段が点数を表示した後に該撮影手段を駆動することを特徴とするカラオケシステム。
  2. 前記撮影制御手段は、前記採点手段による採点結果が所定の点数以上の時にのみ前記撮影手段を駆動することを特徴とする請求項に記載のカラオケシステム。
  3. 前記所定の点数は変更可能であることを特徴とする請求項に記載のカラオケシステム。
  4. 前記撮影手段は撮影動作を制御する制御手段を有し、
    前記撮影制御手段は前記撮影手段の該制御手段を制御することにより、前記撮影手段に撮影を行わせることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のカラオケシステム。
  5. 前記撮影手段はリモートコントローラからの所定の信号で撮影動作を実行し、
    前記撮影制御手段は該リモートコントローラが送出する信号と同一の信号を前記撮影手段に送出することにより撮影を実行することを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のカラオケシステム。
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