JP4504112B2 - カラオケ装置及びカラオケシステム - Google Patents

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Description

本発明は、カラオケ用の種々の背景用映像データ、曲データ(楽音データ及び歌詞データ)等を保持しているカラオケ装置に関し、またそのような背景用映像データ、曲データ(楽音データ及び歌詞データ)等を通信センタのサーバから定期的に、またはリクエストがあった場合にダウンロードするカラオケシステムに関する。
デジタルスチルカメラの普及に伴なって携帯電話機にもデジタルカメラ機能が付属するようになり、従来の銀塩フィルムを使用したカメラに比して非常に手軽に写真を撮ることが可能になっている。しかしそのようなデジタルカメラで撮影された写真の利用に関しては、パーソナルコンピュータで処理してモニタ上で楽しむか又はパーソナルコンピュータに接続しているプリンタからプリントアウトするか、DPE店に処理を依頼するか、またはDPE店等に備えられている専用の装置でユーザ自身がプリントアウトするか、更には携帯電話機で撮影したデジタル写真に関してはメール送信することにより知人、友人に見せる等の方法が一般的である。
しかし、自身で撮影した画像は静止画であると動画であるとを問わず、他者に見てもらいたいという欲求は自然なものであるが、一般的にはそのような機会はなかなか得られないのが実情である。そこで、たとえば特許文献1には、携帯端末(具体的には携帯電話機)用のカラオケシステムではその携帯端末で撮影した静止画像を背景としてカラオケ用の歌詞を表示する発明が開示されている。
また特許文献2には、携帯電話機又はパーソナルコンピュータ等の情報端末装置からインターネットを利用してデジタル写真データをユーザが送信することにより、その画像をユーザが希望する画像と合成し、更には音楽(BGM)を付加してユーザの携帯端末へ返送するサービスに関する発明が開示されている。
特開2002−244676号公報 特開2003−157326号公報
上述した特許文献1に開示されている発明では、ユーザ個人が所有する携帯端末のモニタでのみユーザが撮像した静止画像がカラオケ用の背景用画像として表示されるので、ユーザが撮影した静止画像を広く他者に見てもらうことはできない。また特許文献2に開示されている発明では、ユーザが撮影した画像を加工するためにサーバを利用しているのみであり、最終的に画像が表示されるのはユーザの携帯端末であるという点で、基本的には特許文献1と同様の問題がある。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、広く普及している営業用のカラオケ装置を利用して、主として携帯端末装置、たとえば携帯電話機,PDA等で撮影した静止画、動画、更にはユーザが予め別途用意した静止画、動画をパーソナルコンピュータからサーバへメール送信しておくことにより、カラオケ店舗に設置されている営業用のカラオケ装置でユーザが用意した静止画、動画をカラオケ用の背景用の画像として表示できるようにして、自身が撮影した写真等の画像を広く他者に見てもらいたいという欲求を満たすことを可能としたカラオケ装置及びカラオケシステムの提供を目的とする。
本発明に係るカラオケ装置は、複数のカラオケ曲の楽音情報及び歌詞情報を記憶する曲情報記憶手段と、各カラオケ曲に対応付けられた映像情報を記憶する映像情報記憶手段と、指定されたカラオケ曲の楽音情報を前記曲情報記憶手段から読み出して再生出力する楽音再生手段と、指定されたカラオケ曲の歌詞情報を前記曲情報記憶手段から、前記指定されたカラオケ曲に対応付けられている映像情報を前記映像情報記憶手段からそれぞれ読み出して合成する合成手段と、該合成手段が合成した画像を表示する表示手段とを備えたカラオケ装置において、複数の画像データと複数の画像データを表示するための表示モードとを前記曲情報記憶手段が記憶しているカラオケ曲の楽音情報に対応付けてユーザを特定するユーザID毎に記憶する画像データ記憶手段と、ユーザID及び指定されたカラオケ曲に前記画像データ記憶手段が記憶している複数の画像データが対応付けられていると判断した場合に、前記指定されたカラオケ曲の楽音情報の再生時に、前記指定されたカラオケ曲に対応付けられている映像情報に代えて前記指定されたカラオケ曲に対応付けられて前記画像データ記憶手段に記憶されている複数の画像データを、前記画像データ記憶手段に記憶されている表示モードに従い読み出し、前記指定されたカラオケ曲の歌詞情報と前記合成手段に合成させ、ユーザID及び指定されたカラオケ曲に前記画像データ記憶手段が記憶している複数の画像データが対応付けられていないと判断した場合に、ユーザが登録した画像であってもカラオケ曲と対応付けられていない画像データが存在するか否かを検索し、ユーザが登録した画像であってもカラオケ曲と対応付けられていない画像データが存在しないと判断した場合に、前記ユーザが登録してある全ての画像データを前記指定されたカラオケ曲の歌詞情報と所定の順序で前記合成手段に合成させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
このような発明に係るカラオケ装置では、カラオケ曲に対応付けて任意の画像データが予め記憶されており、指定されたカラオケ曲に任意の画像データが対応付けられている場合には、その楽音情報の再生時にそのカラオケ曲に合わせて本来表示されるべき映像情報に代えて予め記憶されている任意の画像データが歌詞情報と合成されて表示される。
また本発明に係るカラオケシステムは、複数のカラオケ曲の楽音情報及び歌詞情報を記憶する曲情報記憶手段と、各カラオケ曲に対応付けられた映像情報を記憶する映像情報記憶手段と、指定されたカラオケ曲の楽音情報を前記曲情報記憶手段から読み出して再生出力する楽音再生手段と、指定されたカラオケ曲の歌詞情報を前記曲情報記憶手段から、前記指定されたカラオケ曲に対応付けられている映像情報を前記映像情報記憶手段からそれぞれ読み出して合成する合成手段と、該合成手段が合成した画像を表示する表示手段とを備えたカラオケ端末装置と、該カラオケ端末装置に前記楽音情報と映像情報とを送信して
前記曲情報記憶手段及び映像情報記憶手段にそれぞれ記憶させる中央装置とを含むカラオケシステムにおいて、前記中央装置は、複数の画像データと複数の画像データを表示するための表示モードとを前記カラオケ端末装置の曲情報記憶手段が記憶しているカラオケ曲を特定する曲特定情報と対応付けてユーザを特定するユーザID毎に記憶する画像データ記憶手段を備え、前記カラオケ端末装置は、前記中央装置の画像データ記憶手段が記憶しているユーザIDに対応する複数の画像データと前記表示モードと曲特定情報とを通信回線を介して受信する画像データ受信手段と、該画像データ受信手段が受信したユーザIDに対応する複数の画像データと前記表示モードと曲特定情報とを一時的に記憶する一時記憶手段と、ユーザID及び指定されたカラオケ曲を特定する曲特定情報に対応する画像データが前記一時記憶手段に記憶されていると判断した場合に、前記指定されたカラオケ曲の楽音情報の再生時に、前記指定されたカラオケ曲に対応付けられている映像情報に代えて前記指定されたカラオケ曲の曲特定情報と対応付けられて前記一時記憶手段に記憶されている複数の画像データを、前記一時記憶手段に記憶されている表示モードに従い読み出し、前記指定されたカラオケ曲の歌詞情報と前記合成手段に合成させ、ユーザID及び指定されたカラオケ曲の曲特定情報に前記一時記憶手段が記憶している複数の画像データが対応付けられていないと判断した場合に、ユーザが登録した画像であってもカラオケ曲と対応付けられていない画像データが存在するか否かを検索し、ユーザが登録した画像であってもカラオケ曲と対応付けられていない画像データが存在しないと判断した場合に、前記ユーザが登録してある全ての画像データを前記指定されたカラオケ曲の歌詞情報と所定の順序で前記合成手段に合成させる制御手段とを備えることを特徴とする。
このような発明に係るカラオケシステムでは、任意の画像データと、この任意の画像データをカラオケ端末装置が記憶しているカラオケ曲を特定する曲特定情報とが中央装置に予め記憶されており、これらの情報がカラオケ端末装置に受信されて記憶される。そして、カラオケ端末装置において指定されたカラオケ曲に任意の画像データが対応付けられている場合には、その楽音情報の再生時にそのカラオケ曲に合わせて本来表示されるべき映像情報に代えて予め記憶されている任意の画像データが歌詞情報と合成されて表示される。
また本発明に係るカラオケシステムは、複数のカラオケ曲の楽音情報及び歌詞情報を記憶する曲情報記憶手段と、各カラオケ曲に対応付けられた映像情報を記憶する映像情報記憶手段と、指定されたカラオケ曲の楽音情報を前記曲情報記憶手段から読み出して再生出力する楽音再生手段と、指定されたカラオケ曲の歌詞情報を前記曲情報記憶手段から、前記指定されたカラオケ曲に対応付けられている映像情報を前記映像情報記憶手段からそれぞれ読み出して合成する合成手段と、該合成手段が合成した画像を表示する表示手段とを備えたカラオケ端末装置と、該カラオケ端末装置に前記楽音情報及び映像情報を送信して前記曲情報記憶手段及び映像情報記憶手段にそれぞれ記憶させる中央装置とを含むカラオケシステムにおいて、前記カラオケ端末装置の曲情報記憶手段が記憶している複数のカラオケ曲の楽音情報の少なくとも一つに複数の画像データを前記カラオケ端末装置の映像情報記憶手段が記憶している映像情報に代えて表示するためのユーザを特定するユーザID及びカラオケ曲の曲特定情報に対応する表示モードと、前記複数の画像データとを前記中央装置へ送信する端末装置を更に含み、前記中央装置は、前記端末装置から送信されたユーザID及びカラオケ曲の曲特定情報に対応する前記表示モードと前記複数の画像データとを受信して記憶する画像データ記憶手段を備え、前記カラオケ端末装置は、前記中央装置の画像データ記憶手段が記憶しているユーザID及びカラオケ曲の曲特定情報に対応する前記表示モードと前記複数の画像データとを通信回線を介して受信する画像データ受信手段と、該画像データ受信手段が受信したユーザID及びカラオケ曲の曲特定情報に対応する前記表示モードと前記複数の画像データとを一時的に記憶する一時記憶手段と、ユーザID及び指定されたカラオケ曲の曲特定情報に対応する画像データが前記一時記憶手段に記憶されていると判断した場合に、前記指定されたカラオケ曲の楽音情報の再生時に、前記指定されたカラオケ曲に対応付けられている映像情報に代えて前記指定されたカラオケ曲を特定する曲特定情報に対応する表示モードに従って前記一時記憶手段に記憶されている複数の画像データを読み出し、前記指定されたカラオケ曲の歌詞情報と前記合成手段
に合成させ、ユーザID及び指定されたカラオケ曲の曲特定情報に前記一時記憶手段が記憶している複数の画像データが対応付けられていないと判断した場合に、ユーザが登録した画像であってもカラオケ曲と対応付けられていない画像データが存在するか否かを検索し、ユーザが登録した画像であってもカラオケ曲と対応付けられていない画像データが存在しないと判断した場合に、前記ユーザが登録してある全ての画像データを前記指定されたカラオケ曲の歌詞情報と所定の順序で前記合成手段に合成させる制御手段とを備えることを特徴とする。
このような発明に係るカラオケシステムでは、たとえば携帯電話機等の端末装置から中央装置へ、カラオケ端末装置が記憶している複数のカラオケ曲の楽音情報の少なくとも一つに任意の画像をカラオケ端末装置が記憶している映像情報に代えて表示させるように設定する設定情報と任意の画像とを送信して予め記憶させておくことにより、これらの情報がカラオケ端末装置に受信されて記憶される。そして、カラオケ端末装置において指定されたカラオケ曲を特定する曲特定情報が記憶されている場合には、その楽音情報の再生時にそのカラオケ曲に合わせて本来表示されるべき映像情報に代えて、カラオケ曲を特定する曲特定情報に対応する設定情報に従って予め記憶されている任意の画像データが歌詞情報と合成されて表示される。
発明に係るカラオケ装置によれば、カラオケ曲に対応付けて任意の画像データを予め記憶させておくことにより、任意の画像データが対応付けられているカラオケ曲をユーザが指定した場合に、その楽音情報の再生時にそのカラオケ曲に合わせて本来表示されるべき映像情報に代えて予め記憶されている任意の画像データが歌詞情報と合成されて表示されるので、ユーザは指定した曲に応じて自身が他者に見せたい写真、動画等を見せる機会が得られる。
また発明に係るカラオケシステムによれば、任意の画像データと、この任意の画像データをカラオケ端末装置が記憶しているカラオケ曲を特定する曲特定情報とを中央装置に予め記憶させておくことにより、これらの情報がカラオケ端末装置に受信されて記憶されるので、ユーザは自身が他者に見せたい写真、動画等を予め用意して中央装置に記憶させておけばよい。これにより、任意の画像データが対応付けられているカラオケ曲をユーザが指定した場合に、その楽音情報の再生時にそのカラオケ曲に合わせて本来表示されるべき映像情報に代えて予め記憶されている任意の画像データが歌詞情報と合成されて表示されるので、ユーザは指定した曲に応じて自身が他者に見せたい写真、動画等を見せる機会が得られる。
また発明に係るカラオケシステムによれば、たとえば携帯電話機等の端末装置から中央装置へ、カラオケ端末装置が記憶している複数のカラオケ曲の楽音情報の少なくとも一つに任意の画像をカラオケ端末装置が記憶している映像情報に代えて表示させるように設定する設定情報と任意の画像とを送信して予め記憶させておくことにより、これらの情報がカラオケ端末装置に受信されて記憶されるので、ユーザは自身が他者に見せたい写真、動画等を予め用意して携帯電話機等の端末装置において表示状態の設定を行なった上で送信して中央装置に記憶させておけばよい。これにより、カラオケ端末装置がカラオケ曲を特定する曲特定情報を記憶しているカラオケ曲をユーザが指定した場合には、その楽音情報の再生時にそのカラオケ曲に合わせて本来表示されるべき映像情報に代えて、ユーザが指定したカラオケ曲を特定する曲特定情報に対応する設定情報に従って予め記憶されている任意の画像データが歌詞情報と合成されて表示されるので、ユーザは自身が他者に見せたい写真、動画等を見せる機会が得られる。
以下、本発明に係るカラオケ装置、及びこのカラオケ装置をカラオケ端末装置とし、中央装置としてのサーバとを含むカラオケシステムの一実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明に係るカラオケシステムの構成及びカラオケ装置の構成例を示すブロック図である。カラオケ装置そのもはカラオケ店舗(カラオケボックス)内に設置されており、端末装置10と映像再生装置30とを主要な構成要素としている。また、各カラオケ店舗に設置されているカラオケ装置は通信回線を介して通信センタ50のメインサーバ51と接続されている。通信センタ50には通常のカラオケシステムと同様のメインサーバ51の他に、ユーザ画像サーバ52とユーザ属性管理サーバ53とが備えられている。
また参照符号55はユーザの携帯端末、本実施の形態では携帯電話機を示しており、通信センタ50のメインサーバ51との間で通信、具体的にはメールの送受が可能である。
また、携帯電話機55にはこの携帯電話機55のみでカラオケを楽しめるようにしたカラオケアプリケーションプログラムがインストールされている。この携帯電話機55にインストールされているカラオケアプリケーションプログラムは、この携帯電話機55自身が撮影した画像(静止画、動画、更には携帯電話機55上で作成したイラスト画像、携帯電話機55上でキャプチャした画像等)をカラオケ曲の歌詞表示の際に背景画像として利用するために登録できる機能を有している。なお、このような携帯電話機55のみでカラオケを楽しむことが可能なカラオケアプリケーションプログラムそれ自体は公知であり、たとえば特許文献1に開示されている。
しかし、本発明のカラオケシステムでは、携帯電話機55で上述のようにして携帯電話機55のユーザ自身が撮影した画像をカラオケ曲の背景画像として登録した状態をそのまま通信センタ50に予め登録しておくことが可能に構成されている。なお、画像のみを携帯電話機55から通信センタ50に登録しておくことも勿論可能である。
具体的には、携帯電話機55のカラオケアプリケーションプログラムを利用してカラオケ曲用の背景画像としてユーザが登録した画像は、ユーザが自身を特定する個人識別情報であるユーザIDと個人認証用のパスワードとを通信センタ50へ送信することによりログインした後、画像と曲コードと、更には携帯電話機55で設定された画像の表示方法(たとえば複数の画像をランダムに10秒間隔で表示する、等)とが対応付けられて携帯電話機55からメインサーバ51へ送信される。メインサーバ51は携帯電話機55から上述のような情報を受信すると、画像データをユーザ画像サーバ52に登録し、このユーザ画像サーバ52に登録された画像データと対応付けて他の情報をユーザ属性管理サーバ53に登録する。
図2はユーザ画像サーバ52に登録されているユーザ画像を管理するためのユーザ画像テーブルの内容を例示する模式図である。ユーザ画像サーバ52は、ユーザが登録した画像のファイルを記憶している画像領域と、図2に示すようなユーザ画像テーブルを記憶した領域とに分けられている。ユーザ画像テーブルは、ユーザ画像サーバ52の画像領域に記憶されている多数の画像データそれぞれを特定する画像番号(No.)と、画像番号で特定される各画像データのユーザ画像サーバ52内の記憶位置を示すアドレスと、各画像を登録したユーザを特定するユーザIDが対応付けられてテーブルの形で登録されている。
従って、画像番号が指定されれば、ユーザ画像サーバ52は指定された画像番号に対応付けてユーザ画像テーブルに登録されているアドレスに従って画像データを読み出し、メインサーバ51へ出力することができる。また、ユーザIDが指定されれば、ユーザ画像サーバ52は指定されたユーザIDが対応付けられてユーザ画像テーブルに登録されている全ての画像をそのアドレスに従って読み出してメインサーバ51へ出力することができる。
図3はユーザ属性管理サーバ53に記憶されているユーザを管理するためのユーザ管理テーブルの内容を例示する模式図である。ユーザ管理テーブルには、個々のユーザを特定するユーザIDと、各ユーザが登録したパスワードとが組み合わされて登録されている。
従って、ユーザからたとえば携帯電話機55又は本発明のカラオケ装置から通信センタ50へアクセスがあった場合には、ユーザIDに対してパスワードの認証を行ない、その結果が正しければ通信センタ50へのログインが認められる。
また図4はユーザ属性管理サーバ53に記憶されている個々のユーザが登録している画像を管理するためのユーザテーブルの内容を例示する模式図である。ユーザテーブルは個々のユーザ別に用意されており、個々のユーザテーブルはユーザを特定するユーザIDにより特定される。たとえば図4にはユーザIDが「0001」のユーザに関するユーザテーブルの内容が例示されている。
個々のユーザ別のユーザテーブルには、曲コード毎に画像番号が対応付けられて登録されており、またそれらの画像の表示モードに関する情報も登録されている。具体的には、図4に示すようにユーザIDが「0001」のユーザは、曲コード「123456」の曲に対応付けて画像番号が「0001」及び「0002」の画像を登録しており、その表示モードとしては各画像をランダムに10秒間隔で表示するモードが登録されている。また曲コード「234567」の曲に対応付けて画像番号が「1201」、「1202」及び「1203」の画像が登録されており、その表示モードとしては各画像を昇順に5秒間隔で表示するモードが登録されている。なお、曲コードが「000000」である場合は曲の指定は行なわれずに画像のみが登録されていることを意味している。
なお、本実施の形態では、カラオケ曲を特定する情報としては曲名ではなく曲コードを使用しているが、カラオケ曲に関しては統一的なコードが付与されているわけではなく、カラオケ装置又はアプリケーションプログラムの製造業者が独自に付番しているのが実情である。従って、本実施の形態では、携帯電話機55にインストールされているカラオケアプリケーションプログラムと本発明のカラオケ装置とで同一の曲コードを使用していることを前提としているが、曲コードが異なる場合であっても、曲コードに代えて具体的な曲名を使用すれば同一の効果を得られることは言うまでもない。
端末装置10は、CPU又はMPU及びROM,RAM等を内蔵する制御部11により全体が制御される。制御部11にはバスを介して、ハードディスク装置(HD)12、楽音再生部13、ビデオミキサ14、モデム15、操作パネル16、映像再生部40との間のデータの授受のための入出力部(I/O)17等が接続されている。
モデム15は通信回線を介して通信センタ50のメインサーバ51と接続されている。
メインサーバ51からは定期的に、又は必要に応じて、映像データ及び曲データ(歌詞データ及び楽音情報)が端末装置10へ送信される。端末装置10ではこれらのデータを受信すると、映像データを後述する映像再生部40のハードディスク装置(HD)43へ格納させ、歌詞データをHD12へ格納させる。
HD12には、上述のようにしてメインサーバ51から受信した複数のカラオケ曲の楽音データが格納されており、曲名又は曲を特定する番号等のコードが指定されることにより、対応する曲データの歌詞データ及び楽音データが読み出され、歌詞データはビデオミキサ14へ、楽音データは楽音再生部13へそれぞれ送られる。
楽音再生部13にはミキサアンプ31が接続されている。ミキサアンプ31にはマイクロフォン32が接続されている。楽音再生部13は上述のようにしてHD12から送られてくる楽音データをアナログオーディオ信号に変換してミキサアンプ31へ出力する。ミキサアンプ31にはマイクロフォン32が接続されているので、楽音再生部13から与えられるアナログオーディオ信号(カラオケ曲の伴奏)と、マイクロフォン32から入力されたユーザの音声とをミキシングしてスピーカ33から再生する。ビデオミキサ14は映像再生部40から出力される映像信号と、HD12に格納されている歌詞データとを合成してモニタ34へ出力する。
操作パネル16はユーザが曲の指定を行なったり等の通常のカラオケ装置としての動作を行なわせるために利用される。操作パネル16が操作された場合、操作状態に応じた所定の信号がバスへ出力される。また、操作パネル16を直接操作する以外に、リモートコントロール装置(以下、リモコンという)161を利用しても同様の操作が可能である。
リモコン161の操作状態はたとえば赤外線信号等に変換されて無線送信され、受信部160で受信される。受信部160で受信されたリモコン160からの信号は操作パネル16が操作された場合と同様の信号に操作パネル16において変換されてバスへ出力される。
映像再生部40は、CPU又はMPU及びROM,RAM等を内蔵する制御部41により全体が制御される。制御部41にはバスを介して、映像再生部42、ハードディスク装置(HD)43、端末装置10との間のデータの授受のための入出力部(I/O)44等が接続されている。
映像再生部42は前述したように、HD43にたとえばMPEG2等の圧縮データの形で格納されている映像信号をアナログの映像信号に再生して前述した如くビデオミキサ14へ送出する。なおI/O44は端末装置10のI/O17と接続されており、端末装置10がメインサーバ51から受信した映像信号をHD43に格納するために受信したり、またユーザが指定した楽音に応じた映像信号をHD43から映像再生部42に再生させてビデオミキサ14へ出力させるための制御信号等を受信する。
なお、端末装置10のHD12には、端末装置10及び映像再生部40を従来同様のカラオケ装置として動作させるために必要なソフトウェアが予めインストールされているが、本実施の形態ではHD12には更に、ユーザ認証用のソフトウェア、及び認証されたユーザがユーザ画像サーバ52に登録している画像をダウンロードするためのソフトウェア等も予めインストールされている。
以上の端末装置10及び映像再生部40に関する説明は本発明に係るカラオケ装置が通常のカラオケ装置として動作する場合の説明であるが、以下に説明するようにユーザの指示に応じて本発明のカラオケ装置独自の動作を行なうことが可能である。以下、ユーザが通信センタ50に予め登録してある画像を本発明のカラオケ装置へダウンロードして利用する場合の処理について主として説明する。
図5は本発明のカラオケシステムにより行なわれる処理の手順を示すフローチャートである。端末装置10の制御部11は操作パネル16(又はリモコン161、以下同様)が操作されて何らかの指示が与えられるのを待機しており(ステップS11)、ユーザが自身が撮影して予め通信センタ50に登録してある画像を利用することを指示しない場合には(ステップS11でNO)、制御部11は通常の処理、即ち従来同様のカラオケ装置としての動作を実行する(ステップS12)。
一方、ユーザが自身が撮影して予め通信センタ50に登録してある画像を利用することを指示した場合には(ステップS11でYES)、制御部11はモニタ34にユーザID及びパスワードの入力を促すメッセージを表示する。制御部11はユーザがこのメッセージに応じてユーザID及びパスワードが入力されるまで待機している(ステップS13でNO)。ユーザが操作パネル16を操作することによりユーザID及びパスワードを入力すると(ステップS13でYES)、制御部11は入力されたユーザID及びパスワードをモデム15から通信回線を介して通信センタ50へ送信する。
通信センタ50では、端末装置10からユーザID及びパスワードを受信した場合、ユーザ属性管理サーバ53のユーザ管理テーブルの内容に基づいてパスワードの正否を判断し、正しければユーザが認証されたものとして(ステップS14でYES)、認証されたユーザIDのユーザテーブルをユーザ属性管理サーバ53から読み出し、またユーザ画像サーバ52のユーザ画像テーブルの内容に基づいて、認証されたユーザIDに対応付けられている画像データをユーザ画像サーバ52から読み出して端末装置10へ送信する。端末装置10はこれらの情報をモデム15を介してダウンロードすると(ステップS16)、画像データを映像再生部40のHD43に、他の情報を端末装置10のHD12に一時記憶する。
そして制御部11は選曲が行なわれるまでは待機状態になり(ステップS17でNO)、ユーザが自身が望む曲をその曲コードを操作パネル16の操作により入力して選曲すると(ステップS17でYES)、制御部11は選曲された曲、即ち入力された曲コードに対応付けられている画像データが存在するか否かをHD12に一時記憶しているユーザテーブルの内容に基づいて検索する(ステップS18)。この結果、該当する画像データがある場合は(ステップS18でYES)、制御部11は、ステップS17で選曲された曲に対して本来背景として表示されることになっている画像を表示せずに、該当する画像データをモニタ34に表示する(ステップS19)。なおこの際、選曲された曲の曲データ及び歌詞データがHD12から読み出され、曲データは楽音再生部13でアナログのオーディオ信号に変換されてミキサアンプ31へ出力され、歌詞データはビデオミキサ14でユーザが予め登録しておいた画像と合成されてモニタに表示されることは言うまでもない。
このステップS19での画像データの表示は、ユーザが先に携帯電話機55にインストールされているカラオケアプリケーションプログラムによって設定した表示状態(表示モード)が再現される。従って、ユーザは通信センタ50に画像を登録する前に予め、携帯電話機55において、カラオケ曲の曲データの再生状態と画像の表示状態との関係を設定し、且つ確認しておくことが可能になる。
なお、ステップS18において、選曲された曲に対応付けられている画像が存在しないことが判明した場合は(ステップS18でNO)、制御部11は当該ユーザが登録した画像ではあっても曲と対応付けられていない画像データが存在するか否かを検索する(ステップS20)。そのような画像データが存在する場合は(ステップS20でYES)、制御部11はそのような画像データを適宜の、たとえば所定時間間隔で何らかの順序でモニタ34に表示する、等の方法で、先にステップS17でユーザが選曲した曲データに合わせてモニタ34に表示する(ステップS21)。
更に、ステップS20において、当該ユーザが登録した画像には曲と対応付けられていない画像データが存在しないことが判明した場合は(ステップS20でNO)、制御部11は当該ユーザが登録してある全ての画像データを適宜の、たとえば所定時間間隔でランダムな順序でモニタ34に表示する、等の方法で、先にステップS17でユーザが選曲した曲データに合わせてモニタ34に表示する(ステップS22)。
なお、上記の実施の形態では、携帯電話機55から通信センタ50へ画像の登録を行なうようにしているが、携帯電話機55にインストールされているカラオケアプリケーションプログラムと同等のアプリケーションプログラムをPDA、パーソナルコンピュータ等にインストールしておけば、携帯電話機55に代えてPDA、パーソナルコンピュータ等からの画像の登録も勿論可能になる。
また、通信センタ50に予め登録しておく画像はユーザ自身が撮影した画像のみならず、ユーザ自身が作成したイラストでもよいし、また携帯電話機、パーソナルコンピュータ等でキャプチャした画像であってもよい。更に、通信センタ50に予め登録しておく画像は静止画に限らず、動画であってもよい。
また更に、上述の実施の形態では、通信センタ50にユーザ画像サーバ52及びユーザ属性管理サーバ53が設置されている形態について説明したが、ユーザ画像サーバ52とユーザ属性管理サーバ53とをカラオケ装置と一体化する構成であってもよいことは言うまでもない。
更にまた、上述の実施の形態に加えて、カラオケ店舗(カラオケボックス)内に設置されている端末装置10に、携帯電話機、PDA、パーソナルコンピュータ等からたとえばIrDA(InfraRed Data Association)、Bluetooth 等の無線通信方式で直接画像データを送信して利用するようにすることも勿論可能である。
以上に詳述したように本発明に係るカラオケ装置によれば、ユーザが予め登録しておいた画像をユーザが選曲したカラオケ曲の背景画像として利用することが可能になるので、ユーザが他者に見せたいと常日頃思っている種々の画像を他者に見せることが可能になる。
本発明に係るカラオケシステムの構成及びカラオケ装置の構成例を示すブロック図である。 本発明に係るカラオケシステムのユーザ画像サーバに登録されているユーザ画像を管理するためのユーザ画像テーブルの内容を例示する模式図である。 本発明に係るカラオケシステムのユーザ属性管理サーバに記憶されているユーザを管理するためのユーザ管理テーブルの内容を例示する模式図である。 本発明に係るカラオケシステムのユーザ属性管理サーバに記憶されている個々のユーザが登録している画像を管理するためのユーザテーブルの内容を例示する模式図である。 本発明のカラオケシステムにより行なわれる処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 端末装置
11 制御部
12 ハードディスク装置(HD)
15 モデム
16 操作パネル
40 映像再生部
41 制御部
42 映像再生部
43 ハードディスク装置(HD)
50 通信センタ
51 メインサーバ
52 ユーザ画像サーバ
53 ユーザ属性管理サーバ
161 リモートコントロール装置
55 携帯電話機

Claims (3)

  1. 複数のカラオケ曲の楽音情報及び歌詞情報を記憶する曲情報記憶手段と、各カラオケ曲に対応付けられた映像情報を記憶する映像情報記憶手段と、指定されたカラオケ曲の楽音情報を前記曲情報記憶手段から読み出して再生出力する楽音再生手段と、指定されたカラオケ曲の歌詞情報を前記曲情報記憶手段から、前記指定されたカラオケ曲に対応付けられている映像情報を前記映像情報記憶手段からそれぞれ読み出して合成する合成手段と、該合成手段が合成した画像を表示する表示手段とを備えたカラオケ装置において、
    複数の画像データと複数の画像データを表示するための表示モードとを前記曲情報記憶手段が記憶しているカラオケ曲の楽音情報に対応付けてユーザを特定するユーザID毎に記憶する画像データ記憶手段と、
    ユーザID及び指定されたカラオケ曲に前記画像データ記憶手段が記憶している複数の画像データが対応付けられていると判断した場合に、前記指定されたカラオケ曲の楽音情報の再生時に、前記指定されたカラオケ曲に対応付けられている映像情報に代えて前記指定されたカラオケ曲に対応付けられて前記画像データ記憶手段に記憶されている複数の画像データを、前記画像データ記憶手段に記憶されている表示モードに従い読み出し、前記指定されたカラオケ曲の歌詞情報と前記合成手段に合成させ、ユーザID及び指定されたカラオケ曲に前記画像データ記憶手段が記憶している複数の画像データが対応付けられていないと判断した場合に、ユーザが登録した画像であってもカラオケ曲と対応付けられていない画像データが存在するか否かを検索し、ユーザが登録した画像であってもカラオケ曲と対応付けられていない画像データが存在しないと判断した場合に、前記ユーザが登録してある全ての画像データを前記指定されたカラオケ曲の歌詞情報と所定の順序で前記合成手段に合成させる制御手段と
    を備えることを特徴とするカラオケ装置。
  2. 複数のカラオケ曲の楽音情報及び歌詞情報を記憶する曲情報記憶手段と、各カラオケ曲に対応付けられた映像情報を記憶する映像情報記憶手段と、指定されたカラオケ曲の楽音情報を前記曲情報記憶手段から読み出して再生出力する楽音再生手段と、指定されたカラオケ曲の歌詞情報を前記曲情報記憶手段から、前記指定されたカラオケ曲に対応付けられている映像情報を前記映像情報記憶手段からそれぞれ読み出して合成する合成手段と、該
    合成手段が合成した画像を表示する表示手段とを備えたカラオケ端末装置と、該カラオケ端末装置に前記楽音情報と映像情報とを送信して前記曲情報記憶手段及び映像情報記憶手段にそれぞれ記憶させる中央装置とを含むカラオケシステムにおいて、
    前記中央装置は、複数の画像データと複数の画像データを表示するための表示モードとを前記カラオケ端末装置の曲情報記憶手段が記憶しているカラオケ曲を特定する曲特定情報と対応付けてユーザを特定するユーザID毎に記憶する画像データ記憶手段を備え、
    前記カラオケ端末装置は、
    前記中央装置の画像データ記憶手段が記憶しているユーザIDに対応する複数の画像データと前記表示モードと曲特定情報とを通信回線を介して受信する画像データ受信手段と、
    該画像データ受信手段が受信したユーザIDに対応する複数の画像データと前記表示モードと曲特定情報とを一時的に記憶する一時記憶手段と、
    ユーザID及び指定されたカラオケ曲を特定する曲特定情報に対応する画像データが前記一時記憶手段に記憶されていると判断した場合に、前記指定されたカラオケ曲の楽音情報の再生時に、前記指定されたカラオケ曲に対応付けられている映像情報に代えて前記指定されたカラオケ曲の曲特定情報と対応付けられて前記一時記憶手段に記憶されている複数の画像データを、前記一時記憶手段に記憶されている表示モードに従い読み出し、前記指定されたカラオケ曲の歌詞情報と前記合成手段に合成させ、ユーザID及び指定されたカラオケ曲の曲特定情報に前記一時記憶手段が記憶している複数の画像データが対応付けられていないと判断した場合に、ユーザが登録した画像であってもカラオケ曲と対応付けられていない画像データが存在するか否かを検索し、ユーザが登録した画像であってもカラオケ曲と対応付けられていない画像データが存在しないと判断した場合に、前記ユーザが登録してある全ての画像データを前記指定されたカラオケ曲の歌詞情報と所定の順序で前記合成手段に合成させる制御手段と
    を備えることを特徴とするカラオケシステム。
  3. 複数のカラオケ曲の楽音情報及び歌詞情報を記憶する曲情報記憶手段と、各カラオケ曲に対応付けられた映像情報を記憶する映像情報記憶手段と、指定されたカラオケ曲の楽音情報を前記曲情報記憶手段から読み出して再生出力する楽音再生手段と、指定されたカラオケ曲の歌詞情報を前記曲情報記憶手段から、前記指定されたカラオケ曲に対応付けられている映像情報を前記映像情報記憶手段からそれぞれ読み出して合成する合成手段と、該合成手段が合成した画像を表示する表示手段とを備えたカラオケ端末装置と、該カラオケ端末装置に前記楽音情報及び映像情報を送信して前記曲情報記憶手段及び映像情報記憶手段にそれぞれ記憶させる中央装置とを含むカラオケシステムにおいて、
    前記カラオケ端末装置の曲情報記憶手段が記憶している複数のカラオケ曲の楽音情報の少なくとも一つに複数の画像データを前記カラオケ端末装置の映像情報記憶手段が記憶している映像情報に代えて表示するためのユーザを特定するユーザID及びカラオケ曲の曲特定情報に対応する表示モードと、前記複数の画像データとを前記中央装置へ送信する端末装置を更に含み、
    前記中央装置は、前記端末装置から送信されたユーザID及びカラオケ曲の曲特定情報に対応する前記表示モードと前記複数の画像データとを受信して記憶する画像データ記憶手段を備え、
    前記カラオケ端末装置は、
    前記中央装置の画像データ記憶手段が記憶しているユーザID及びカラオケ曲の曲特定情報に対応する前記表示モードと前記複数の画像データとを通信回線を介して受信する画像データ受信手段と、
    該画像データ受信手段が受信したユーザID及びカラオケ曲の曲特定情報に対応する前記表示モードと前記複数の画像データとを一時的に記憶する一時記憶手段と、
    ユーザID及び指定されたカラオケ曲の曲特定情報に対応する画像データが前記一時記憶手段に記憶されていると判断した場合に、前記指定されたカラオケ曲の楽音情報の再生
    時に、前記指定されたカラオケ曲に対応付けられている映像情報に代えて前記指定されたカラオケ曲を特定する曲特定情報に対応する表示モードに従って前記一時記憶手段に記憶されている複数の画像データを読み出し、前記指定されたカラオケ曲の歌詞情報と前記合成手段に合成させ、ユーザID及び指定されたカラオケ曲の曲特定情報に前記一時記憶手段が記憶している複数の画像データが対応付けられていないと判断した場合に、ユーザが登録した画像であってもカラオケ曲と対応付けられていない画像データが存在するか否かを検索し、ユーザが登録した画像であってもカラオケ曲と対応付けられていない画像データが存在しないと判断した場合に、前記ユーザが登録してある全ての画像データを前記指定されたカラオケ曲の歌詞情報と所定の順序で前記合成手段に合成させる制御手段と
    を備えることを特徴とするカラオケシステム。
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