JP2002108352A - 音楽データ配信装置および音楽データ配信方法 - Google Patents

音楽データ配信装置および音楽データ配信方法

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JP2002108352A
JP2002108352A JP2000298135A JP2000298135A JP2002108352A JP 2002108352 A JP2002108352 A JP 2002108352A JP 2000298135 A JP2000298135 A JP 2000298135A JP 2000298135 A JP2000298135 A JP 2000298135A JP 2002108352 A JP2002108352 A JP 2002108352A
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JP
Japan
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data
music
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personal
user
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Application number
JP2000298135A
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English (en)
Inventor
Taku Yamamoto
卓 山本
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが欲する更新情報や音楽データを自動
配信できる音楽データ配信装置およびその方法を実現す
る。 【解決手段】 音楽データを記憶する音楽データベース
23aと、識別データSDおよび自動配信の有無を表す
フラグHON、配信内容を選定するフラグHN,FIL
等を備える個人データを各ユーザ毎に記憶する個人デー
タベース23bとを配信事業者2に設ける。ユーザ1か
ら送出される識別データSDに従って個人データベース
23bから該当ユーザの個人データを検索し、その個人
データ中のフラグHONが自動配信する旨を表す場合、
音楽データベース23bに新規登録された新着曲の内か
ら個人データ中のフラグHN,FILが指定する条件に
該当する曲目を抽出し、その曲目を表す更新情報を配信
したり、抽出した曲目の音楽データを音楽データベース
23aから読み出して配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
を用いた配信サービスに関し、特に、ユーザが欲する更
新情報あるいは音楽データを自動的に配信する音楽デー
タ配信装置および音楽データ配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット利用人口の増加に
伴って様々なビジネスモデルが生れつつあり、データ配
信サービスもその一形態として知られている。データ配
信サービスは、インターネットを介して接続される配信
事業者およびその配信事業者と配信契約したユーザから
なり、ユーザが配信事業者のサイトにアクセスして所望
の曲の音楽データについてダウンロードを要求すると、
その要求に応じて配信事業者が対応する音楽データをユ
ーザへ送出する一方、当該ユーザからその料金を徴収す
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のデータ配信サービスにおいて、配信事業者は配信サ
ービスの内容を充実させるべく、例えば新曲がリリース
される毎にその曲をサイトに新たに登録するなど、サイ
トに登録される曲の音楽データを随時更新している。サ
イトに登録される曲が頻繁に更新されると、ユーザはサ
イトにアクセスする都度、好みのアーティストやジャン
ルの音楽データが前回アクセス時から更新されているか
どうかをいちいちチェックする必要が生じる。
【0004】その為、新規に登録した曲目を紹介する更
新情報をユーザに提供するサイトもあるが、かかる更新
情報の内容は万人向けなものになる結果、好みのアーテ
ィストやジャンルを持つユーザにしてみれば何等関心が
ないアーティストやジャンルの曲も当然含まれてしま
う。従って、ユーザは提供された万人向けの更新情報の
内から好みのアーティストやジャンルに関する更新情報
を選び出し、選び出した更新情報に基づき入手したい曲
を見つけると配信事業者に該当する曲のダウンロードを
要求することになる。
【0005】このように、従来では、ユーザ自らが知り
たい更新情報を選び出したり、選び出した更新情報から
入手したい曲が見つかるとその曲のダウンロードを要求
することになる為、手間の掛かる煩わしいものとなって
おり、これは結局、ユーザが欲する更新情報あるいは音
楽データを配信事業者側から自動的に配信することがで
きない、という問題に帰着する。そこで本発明は、この
ような事情に鑑みてなされたもので、ユーザが欲する更
新情報あるいは音楽データを自動的に配信することがで
きる音楽データ配信装置および音楽データ配信方法を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、ネットワークを介してア
クセスしてくるユーザに音楽データを配信する装置であ
って、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベ
ース手段と、少なくともアクセス認証用の識別データ
と、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配信
内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを各
ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と、前記
ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って
前記個人データベース手段から該当するユーザの個人デ
ータを検索する検索手段と、この検索手段によって検索
された個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信
する旨を表す場合、前記音楽データベース手段に新規登
録された新着曲の内から前記個人データ中に含まれる第
2のフラグが指定する条件に該当する曲目を抽出し、そ
の曲目を表す更新情報を作成して配信する配信手段とを
具備することを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、ネットワークを
介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する
装置であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽
データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別
データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよ
び配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人デー
タを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段
と、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データ
に従って前記個人データベース手段から該当するユーザ
の個人データを検索する検索手段と、この検索手段によ
って検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが
自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段
に新規登録された新着曲の内から前記個人データ中に含
まれる第2のフラグが指定する条件に該当する曲目の音
楽データを前記音楽データベース手段から読み出して配
信する配信手段とを具備することを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、ネットワークを
介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する
装置であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽
データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別
データと、配信履歴を表す配信データと、自動配信する
か否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第
2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管
理する個人データベース手段と、前記ユーザがアクセス
する際に送出する識別データに従って前記個人データベ
ース手段から該当するユーザの個人データを検索する検
索手段と、この検索手段によって検索された個人データ
中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場
合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲
を抽出する抽出手段と、前記検索手段によって検索され
た個人データ中に含まれる第2のフラグが、最も配信頻
度の大きいジャンルあるいはアーティストを選択する旨
を表す場合、前記配信データが表す配信履歴から該当す
るジャンルあるいはアーティストを選択する選択手段
と、前記抽出手段によって抽出された新着曲の内に、前
記選択手段が選択したジャンルあるいはアーティストに
関する曲目がある場合、その曲目を表す更新情報を作成
して配信する配信手段とを具備することを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、ネットワークを
介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する
装置であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽
データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別
データと、配信履歴を表す配信データと、自動配信する
か否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する第
2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶管
理する個人データベース手段と、前記ユーザがアクセス
する際に送出する識別データに従って前記個人データベ
ース手段から該当するユーザの個人データを検索する検
索手段と、この検索手段によって検索された個人データ
中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場
合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着曲
を抽出する抽出手段と、前記検索手段によって検索され
た個人データ中に含まれる第2のフラグが、最も配信頻
度の大きいジャンルあるいはアーティストを選択する旨
を表す場合、前記配信データが表す配信履歴から該当す
るジャンルあるいはアーティストを選択する選択手段
と、前記抽出手段によって抽出された新着曲の内に、前
記選択手段が選択したジャンルあるいはアーティストに
関する曲目がある場合、その曲目の音楽データを前記音
楽データベース手段から読み出して配信する配信手段と
を具備することを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、ネットワークを
介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する
装置であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽
データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別
データと、好みのジャンルあるいはアーティストを表す
設定データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグ
および配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人
データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手
段と、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別デー
タに従って前記個人データベース手段から該当するユー
ザの個人データを検索する検索手段と、この検索手段に
よって検索された個人データ中に含まれる第1のフラグ
が自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手
段に新規登録された新着曲を抽出する抽出手段と、前記
検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第
2のフラグが前記設定データを選択する旨を表す場合、
この設定データにて定義される好みのジャンルあるいは
アーティストに関する曲目が前記抽出手段によって抽出
された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲
目があれば、その曲目を表す更新情報を作成して配信す
る配信手段とを具備することを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の発明は、ネットワークを
介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する
装置であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽
データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別
データと、好みのジャンルあるいはアーティストを表す
設定データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグ
および配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人
データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手
段と、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別デー
タに従って前記個人データベース手段から該当するユー
ザの個人データを検索する検索手段と、この検索手段に
よって検索された個人データ中に含まれる第1のフラグ
が自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手
段に新規登録された新着曲を抽出する抽出手段と、前記
検索手段によって検索された個人データ中に含まれる第
2のフラグが前記設定データを選択する旨を表す場合、
この設定データにて定義される好みのジャンルあるいは
アーティストに関する曲目が前記抽出手段によって抽出
された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲
目があれば、その曲目の音楽データを前記音楽データベ
ース手段から読み出して配信する配信手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、ネットワークを
介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する
装置であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽
データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別
データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよ
び配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人デー
タを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段
と、曲の人気順位を記憶管理するランキング情報データ
ベース手段と、前記ユーザがアクセスする際に送出する
識別データに従って前記個人データベース手段から該当
するユーザの個人データを検索する検索手段と、この検
索手段によって検索された個人データ中に含まれる第1
のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データ
ベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出手段
と、前記検索手段によって検索された個人データ中に含
まれる第2のフラグがランキング情報を参照する旨を表
す場合、前記ランキング情報データベース手段から読み
出した所定順位までの曲目が前記抽出手段によって抽出
された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲
目があれば、その曲目を表す更新情報を作成して配信す
る配信手段とを具備することを特徴とする。
【0013】請求項8に記載の発明は、ネットワークを
介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する
装置であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽
データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別
データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよ
び配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人デー
タを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段
と、曲の人気順位を記憶管理するランキング情報データ
ベース手段と、前記ユーザがアクセスする際に送出する
識別データに従って前記個人データベース手段から該当
するユーザの個人データを検索する検索手段と、この検
索手段によって検索された個人データ中に含まれる第1
のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データ
ベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出手段
と、前記検索手段によって検索された個人データ中に含
まれる第2のフラグがランキング情報を参照する旨を表
す場合、前記ランキング情報データベース手段から読み
出した所定順位までの曲目が前記抽出手段によって抽出
された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲
目があれば、その曲目の音楽データを前記音楽データベ
ース手段から読み出して配信する配信手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0014】請求項9に記載の発明は、ネットワークを
介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信する
方法であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽
データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別
データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよ
び配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人デー
タを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段と
を有し、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別デ
ータに従って前記個人データベース手段から該当するユ
ーザの個人データを検索する検索過程と、この検索過程
にて検索された個人データ中に含まれる第1のフラグが
自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手段
に新規登録された新着曲の内から前記個人データ中に含
まれる第2のフラグが指定する条件に該当する曲目を抽
出し、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信
過程とを具備することを特徴とする。
【0015】請求項10に記載の発明は、ネットワーク
を介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信す
る方法であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音
楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識
別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグお
よび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人デ
ータを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段
とを有し、前記ユーザがアクセスする際に送出する識別
データに従って前記個人データベース手段から該当する
ユーザの個人データを検索する検索過程と、この検索過
程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフラグ
が自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベース手
段に新規登録された新着曲の内から前記個人データ中に
含まれる第2のフラグが指定する条件に該当する曲目の
音楽データを前記音楽データベース手段から読み出して
配信する配信過程とを具備することを特徴とする。
【0016】請求項11に記載の発明は、ネットワーク
を介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信す
る方法であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音
楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識
別データと、配信履歴を表す配信データと、自動配信す
るか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する
第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶
管理する個人データベース手段とを有し、前記ユーザが
アクセスする際に送出する識別データに従って前記個人
データベース手段から該当するユーザの個人データを検
索する検索過程と、この検索過程にて検索された個人デ
ータ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す
場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着
曲を抽出する抽出過程と、前記検索過程にて検索された
個人データ中に含まれる第2のフラグが、最も配信頻度
の大きいジャンルあるいはアーティストを選択する旨を
表す場合、前記配信データが表す配信履歴から該当する
ジャンルあるいはアーティストを選択する選択過程と、
前記抽出過程にて抽出された新着曲の内に、前記選択過
程にて選択されたジャンルあるいはアーティストに関す
る曲目がある場合、その曲目を表す更新情報を作成して
配信する配信過程とを具備することを特徴とする。
【0017】請求項12に記載の発明は、ネットワーク
を介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信す
る方法であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音
楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識
別データと、配信履歴を表す配信データと、自動配信す
るか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する
第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶
管理する個人データベース手段とを有し、前記ユーザが
アクセスする際に送出する識別データに従って前記個人
データベース手段から該当するユーザの個人データを検
索する検索過程と、この検索過程にて検索された個人デ
ータ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す
場合、前記音楽データベース手段に新規登録された新着
曲を抽出する抽出過程と、前記検索過程にて検索された
個人データ中に含まれる第2のフラグが、最も配信頻度
の大きいジャンルあるいはアーティストを選択する旨を
表す場合、前記配信データが表す配信履歴から該当する
ジャンルあるいはアーティストを選択する選択過程と、
前記抽出過程にて抽出された新着曲の内に、前記選択過
程にて選択されたジャンルあるいはアーティストに関す
る曲目がある場合、その曲目の音楽データを前記音楽デ
ータベース手段から読み出して配信する配信過程とを具
備することを特徴とする。
【0018】請求項13に記載の発明は、ネットワーク
を介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信す
る方法であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音
楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識
別データと、好みのジャンルあるいはアーティストを表
す設定データと、自動配信するか否かを表す第1のフラ
グおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個
人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース
手段とを有し、前記ユーザがアクセスする際に送出する
識別データに従って前記個人データベース手段から該当
するユーザの個人データを検索する検索過程と、この検
索過程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフ
ラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベー
ス手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過程と、
前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第
2のフラグが前記設定データを選択する旨を表す場合、
この設定データにて定義される好みのジャンルあるいは
アーティストに関する曲目が前記抽出過程にて抽出され
た新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目が
あれば、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配
信過程とを具備することを特徴とする。
【0019】請求項14に記載の発明は、ネットワーク
を介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信す
る方法であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音
楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識
別データと、好みのジャンルあるいはアーティストを表
す設定データと、自動配信するか否かを表す第1のフラ
グおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個
人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース
手段とを有し、前記ユーザがアクセスする際に送出する
識別データに従って前記個人データベース手段から該当
するユーザの個人データを検索する検索過程と、この検
索過程にて検索された個人データ中に含まれる第1のフ
ラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽データベー
ス手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過程と、
前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第
2のフラグが前記設定データを選択する旨を表す場合、
この設定データにて定義される好みのジャンルあるいは
アーティストに関する曲目が前記抽出過程にて抽出され
た新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目が
あれば、その曲目の音楽データを前記音楽データベース
手段から読み出して配信する配信過程とを具備すること
を特徴とする。
【0020】請求項15に記載の発明は、ネットワーク
を介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信す
る方法であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音
楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識
別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグお
よび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人デ
ータを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段
と、曲の人気順位を記憶管理するランキング情報データ
ベース手段とを有し、前記ユーザがアクセスする際に送
出する識別データに従って前記個人データベース手段か
ら該当するユーザの個人データを検索する検索過程と、
この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第
1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽デー
タベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過
程と、前記検索過程にて検索された個人データ中に含ま
れる第2のフラグがランキング情報を参照する旨を表す
場合、前記ランキング情報データベース手段から読み出
した所定順位までの曲目が前記抽出過程にて抽出された
新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があ
れば、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信
過程とを具備することを特徴とする。
【0021】請求項16に記載の発明は、ネットワーク
を介してアクセスしてくるユーザに音楽データを配信す
る方法であって、各種曲の音楽データを記憶管理する音
楽データベース手段と、少なくともアクセス認証用の識
別データと、自動配信するか否かを表す第1のフラグお
よび配信内容を選定する第2のフラグとを備える個人デ
ータを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段
と、曲の人気順位を記憶管理するランキング情報データ
ベース手段とを有し、前記ユーザがアクセスする際に送
出する識別データに従って前記個人データベース手段か
ら該当するユーザの個人データを検索する検索過程と、
この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第
1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽デー
タベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過
程と、前記検索過程にて検索された個人データ中に含ま
れる第2のフラグがランキング情報を参照する旨を表す
場合、前記ランキング情報データベース手段から読み出
した所定順位までの曲目が前記抽出過程にて抽出された
新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があ
れば、その曲目の音楽データを前記音楽データベース手
段から読み出して配信する配信過程とを具備することを
特徴とする。
【0022】本発明では、ネットワークを介してアクセ
スしてくるユーザに音楽データを配信する音楽データ配
信装置に、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽デー
タベース手段と、少なくともアクセス認証用の識別デー
タと、自動配信するか否かを表す第1のフラグおよび配
信内容を選定する第2のフラグとを備える個人データを
各ユーザ毎に記憶管理する個人データベース手段とを設
けておき、ユーザがアクセスする際に送出する識別デー
タに従って個人データベース手段から該当するユーザの
個人データを検索し、検索した個人データ中に含まれる
第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、音楽データ
ベース手段に新規登録された新着曲の内から前記個人デ
ータ中に含まれる第2のフラグが指定する条件に該当す
る曲目を抽出し、その曲目を表す更新情報を作成して配
信したり、あるいは抽出した曲目の音楽データを音楽デ
ータベース手段から読み出して配信する。これにより、
ユーザが欲する更新情報あるいは音楽データを自動的に
配信することが可能になる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の一形態について説明する。 A.概要 図1は実施の一形態による音楽データ配信システムの概
略構成を示す図である。この図に示すシステムは、イン
ターネット等のネットワークNTを介して互いに接続さ
れるユーザ1(ユーザ端末10)および配信事業者2
(音楽データ配信装置20)からなる。
【0024】配信事業者2には、各種アーティストやジ
ャンルの曲を、例えばMP3方式等で圧縮符号化した音
楽データ(オーディオデータ)としてデータベース登録
される一方、配信契約した各ユーザ毎の個人データがデ
ータベース登録される。各ユーザ毎の個人データは、ア
クセス認証に用いる識別データ(IDおよびパスワー
ド)、自動配信するか否かを識別したり、音楽データ/
更新情報のいずれを自動配信するかを識別する他、配信
内容を選定する各種フラグ、好みのアーティストやジャ
ンルを指定するフィルタ設定データおよび配信履歴を表
す配信記録データからなる。なお、ここで言う更新情報
とは、配信事業者2のサイトに新規登録された曲目を紹
介する情報を指す。
【0025】配信事業者2は、サイトにアクセスしたユ
ーザ1の個人データを参照し、その個人データ中に更新
情報を自動配信する旨を表すフラグが設けられていれ
ば、配信内容を選定するフラグに従ってフィルタリング
(抽出)された更新情報を自動配信する。これにより、
ユーザが欲する更新情報だけを自動配信し得るようにな
っている。また、配信事業者2は、サイトアクセスした
ユーザ1の個人データを参照し、その個人データ中に音
楽データを自動配信する旨を表すフラグが設けられてい
れば、配信内容を選定するフラグに従ってフィルタリン
グ(抽出)された新着曲の音楽データを自動配信する。
これにより、ユーザが欲する音楽データを自動配信し得
るようになっている。
【0026】B.システム構成 次に、図1を参照して音楽データ配信システムの構成に
ついて説明する。ユーザ1が備えるユーザ端末10は、
周知のWebブラウザを備え、ネットワークNTを経由
して配信事業者2の音楽データ配信装置20にアクセス
する。また、ユーザ端末10は周知のパーソナルコンピ
ュータに限らず、例えばブラウザ機能を備えた携帯電話
や無線携帯端末であっても構わず、その場合、無線接続
する接続業者50を経由してネットワークNTに接続す
る形態となる。
【0027】配信事業者2が備える音楽データ配信装置
20は、プロキシーサーバ21、配信管理サーバ22お
よびデータベース23から構成される。プロキシーサー
バ21は、後述する配信管理サーバ22側に接続される
イントラネット(図示略)とインターネット等のネット
ワークNTとを遮断する機能を備えると共に、両ネット
ワーク間の通信を制御する。具体的には、アクセス認証
された正当なユーザ1、つまり、配信事業者2とユーザ
登録(配信契約)したユーザ端末10からの転送要求の
みを配信管理サーバ22へ中継する一方、それに対応す
る配信管理サーバ22からの各レスポンスをアクセス認
証されたユーザ端末10に返送する。
【0028】配信管理サーバ22は、ユーザ登録した各
ユーザ1毎の料金決済条件を記憶管理しており、ユーザ
1へのダウンロード(音楽データ配信)が完了した時点
で、ネットワークNTを介してバンキングシステム40
にアクセスし、そのユーザ1の料金決済条件を参照して
オンライン決済する。また、配信管理サーバ22は、プ
ロキシーサーバ21を介してアクセスしたユーザ1の個
人データ(後述する)を参照して、例えばそのユーザ1
が好むアーティストやジャンルに係わる更新情報や音楽
データを自動配信する。さらに、配信管理サーバ22
は、こうした自動配信を行う他、従来と同様、プロキシ
ーサーバ21を介してサイトアクセスしてくるユーザ端
末10にWebページ画面データ(HTMLファイル)
を送出してWebページを閲覧させたり、ユーザ端末1
0からのダウンロード要求に基づき指定された音楽デー
タをデータベース23から抽出し、それをプロキシーサ
ーバ21を経由して要求したユーザ端末10側へ送出す
る。
【0029】データベース23は、各種アーティストや
ジャンルの曲を、例えば周知のMP3方式、ATRAC
方式、WMA方式、TwinVQ方式あるいはAAC方
式等で圧縮符号化した音楽データ(オーディオデータ)
として記憶管理する音楽データベース23aと、ユーザ
登録した各ユーザ1毎の個人データを記憶管理する個人
データベースと23b、ユーザ1から配信要求された曲
のランキング(ベスト10情報)を記憶するランキング
情報データベース23cとを備える。
【0030】音楽データベース23aは、図2に図示す
る通り、各曲の音楽データ(1)〜(N)をそれぞれ1
レコードとして記憶管理する。これら音楽データは、ヘ
ッダ部HDおよび実データRDから形成される。ヘッダ
部HDは、図3に図示するように、4つのアイテム、す
なわち、ジャンルIT1、アーティスト名IT2、曲名
IT3および更新日時IT4から構成される。なお、更
新日時IT4とは音楽データベース23aに登録された
日時を指す。また、実データRDとは圧縮符号化された
音楽データ(オーディオデータ)を指す。
【0031】個人データベース23bは、ユーザ登録し
た各ユーザ1毎の個人データ(1)〜(N)から構成さ
れる。各ユーザ1毎の個人データは、識別データSD、
フラグHON,HN,FIL、フィルタ設定データFS
Dおよび配信記録データHKからなる。識別データSD
は、例えばIDおよびパスワードからなり、アクセス認
証に使用されるデータである。フラグHONは、自動配
信するか否かを識別するフラグであり、その値が「1」
であれば自動配信する旨を表し、一方、「0」であると
自動配信しない旨を表す。
【0032】フラグHNは、音楽データ/更新情報のい
ずれを自動配信するのかを指示するフラグであり、その
値が「1」であれば音楽データの自動配信を指示し、一
方、「0」であると更新情報の自動配信を指示する。フ
ラグFILは、配信内容を選定するフラグである。その
値が「0」の場合には最も配信頻度が大きいジャンルや
アーティストに関する音楽データあるいは更新情報を抽
出する態様を指定し、「1」の場合には後述するフィル
タ設定データFSDを参照して音楽データあるいは更新
情報を抽出する態様を指定し、「2」の場合にはランキ
ング情報データベース23cに格納される”ベスト10
情報(上位10曲)”に関する音楽データあるいは更新
情報を抽出する態様を指定する。
【0033】フィルタ設定データFSDは、ユーザ1の
好みのアーティストやジャンルを指定するデータであ
る。配信記録データHKは、図4に図示するように、配
信事業者2からの配信履歴を表す配信データ(1)〜
(N)からなる。音楽データの配信を受けた場合、配信
データは配信日付DATE、ジャンルJNL、アーティ
ストARTおよび曲名SNから形成され、一方、更新情
報の配信を受けた場合、配信データは配信日付DATE
および更新情報UDからなる。
【0034】C.動作 次に、図5〜図26を参照して上記構成による音楽デー
タ配信システムの動作について説明する。以下では、音
楽データ配信装置20側で実行される配信処理とユーザ
端末10側で実行される端末処理とに分けて説明して行
く。 (1)配信処理(音楽データ配信装置20の動作) 音楽データ配信装置20では、図5〜図11に示す配信
処理が実行される。配信処理は、プロキシーサーバ21
および配信管理サーバ22の動作からなる。プロキシー
サーバ21では後述するステップSA1〜SA4を実行
し、配信管理サーバ22ではステップSA5以降を実行
する。
【0035】最初に、ステップSA1では、プロキシー
サーバ21が接続要求の有無を判断する。ユーザ端末1
0からの接続要求が無ければ判断結果は「NO」とな
り、後述のステップSA8に処理を進めるが、接続要求
があると判断結果は「YES」となり、ステップSA2
に進み、所定のプロトコル(例えばTCP/IP)に従
って接続要求したユーザ端末10との接続を確立する。
そして、ステップSA3では接続確立したユーザ端末1
0から入力される識別データSD(IDおよびパスワー
ド)をプロキシーサーバ21が受信し、続くステップS
A4では受信した識別データSDに基づきプロキシーサ
ーバ21がアクセス認証を行う。
【0036】正規ユーザ、つまりユーザ登録したユーザ
1でなければ、ここでの判断結果は「NO」となり、上
述したステップSA1に処理を戻して配信管理サーバ2
2側とのアクセスを拒否し、一方、正規ユーザとしてア
クセス認証されると、判断結果が「YES」となり、次
のステップSA5に処理を進める。正規ユーザと認証さ
れたユーザ端末10が配信管理サーバ22にアクセスし
てくると、配信管理サーバ22ではステップSA5に処
理を進め、先に入力された識別データSDに基づき、そ
の識別データSDを含む個人データを、個人データベー
ス23b(図2参照)から検索しておく。
【0037】続いて、ステップSA6では、ユーザ端末
10に対してメニュー画面MNを送出する。メニュー画
面MNとは、図12に図示する一例のように、検索ボタ
ンKB、設定ボタンSBおよび終了ボタンEBを備える
画面である。なお、ユーザ端末10側で画面表示される
メニュー画面MNにおいて、検索ボタンKBがマウス等
のポインティングデバイスでクリックされた(以下、ク
リック操作と称する)場合には、音楽データ配信装置2
0側に検索画面要求が送出される。また、設定ボタンS
Bがクリック操作された場合には、音楽データ配信装置
20側に設定画面要求が送出される。終了ボタンEBが
クリック操作された場合には、音楽データ配信装置20
との接続が切断される。
【0038】次いで、ステップSA7に進むと、配信管
理サーバ22は、先のステップSA5において検索した
個人データ中のフラグHONが「0」か否か、つまり、
自動配信を希望するユーザ1であるか否かを判断する。
以下では、自動配信を希望していないユーザ1に対応す
る場合と、自動配信を希望するユーザ1に対応する場合
とに分けて各動作を説明する。
【0039】a.自動配信を希望していないユーザ1に
対応する場合 自動配信を希望していないユーザ1の場合、その個人デ
ータ中のフラグHONが「0」なので、上記ステップS
A7の判断結果は「YES」となり、配信管理サーバ2
2はステップSA8〜SA26にて自動配信を希望して
いないユーザ1に対応した処理、すなわち、ユーザ端末
10へWebページに相当する各種画面データを送出す
る一方、これら画面を閲覧するユーザ端末10からの要
求に応じた処理を実行する。以下では、配信管理サーバ
22からユーザ端末10に送出する各種画面の説明を交
えながら、その画面を閲覧するユーザ端末10からの要
求に対応した処理について述べる。
【0040】検索画面KGの送出 ユーザ端末10側で画面表示されるメニュー画面MN
(図12参照)にて検索ボタンKBがクリック操作され
ると、ユーザ端末10から検索画面要求が送出される。
配信管理サーバ22がこれを受信すると、ステップSA
8の判断結果が「YES」となり、次のステップSA9
に処理を進め、検索画面KGをユーザ端末10に送出す
る。なお、検索画面要求を受信しなければ、判断結果は
「NO」となり、後述するステップSA10(図6参
照)に処理を進める。
【0041】検索画面KGとは、図13に図示する一例
のように、入力フィールドIF1〜IF3、送信ボタン
TBおよび中止ボタンCBを備える。入力フィールドI
F1〜IF3にはそれぞれ検索する「ジャンル」、「ア
ーティスト」および「曲名」が入力される。これら入力
フィールドIF1〜IF3の内、複数フィールドに入力
がなされた場合、検索結果は各フィールドの検索範囲に
てそれぞれ検索された結果の論理和となる。送信ボタン
TBがクリック操作された場合には、音楽データ配信装
置20側に検索データが送出される。検索データとは、
各入力フィルードIF1〜IF3に入力される「ジャン
ル」、「アーティスト」および「曲名」のいずれか(あ
るいは複数)からなる。中止ボタンCBがクリック操作
された場合には、入力フィールドIF1〜IF3がクリ
アされる。
【0042】検索結果画面RGの送出 ユーザ端末10側で画面表示される検索画面KGにて入
力フィールドIF1〜IF3のいずれか(又は複数フィ
ールド)に検索データが入力され、かつ送信ボタンTB
がクリック操作されると、ユーザ端末10から検索デー
タが送出される。そして、配信管理サーバ22がそれを
受信すると、図6に示すステップSA10の判断結果が
「YES」となり、次のステップSA11に処理を進め
る。なお、検索データを受信しなければ判断結果は「N
O」となり、後述するステップSA14に処理を進め
る。
【0043】ステップSA11では、音楽データベース
23aに記憶される各音楽データ(1)〜(N)のヘッ
ダ部HD(図3参照)の内から検索データと合致するも
のを検索し、続くステップSA12では、その検索結果
に基づき検索結果画面RGを作成した後、次のステップ
SA13にてその検索結果画面RGをユーザ端末10に
送出する。
【0044】検索結果画面RGとは、図14に図示する
一例のように、検索データに基づき音楽データベース2
3aから検索した結果を一覧表示する曲リストKL、配
信ボタンHBおよび中止ボタンCBを備える。曲リスト
KLでは、クリック操作に応じて各欄に表示される曲名
などの検索結果を個別に選択したり、あるいはドラッグ
操作に応じて複数の欄に表示される曲名などの検索結果
を一括して選択することが可能になっている。配信ボタ
ンHBがクリック操作された場合には、曲リストKL中
で選択された検索結果に対応する音楽データの配信を要
求する曲配信要求が送出される。中止ボタンCBがクリ
ック操作された場合には、曲リストKL中でクリック操
作あるいはドラッグ操作にて選択された状態がクリアさ
れる。
【0045】ダウンロード画面DGの送出 ユーザ端末10側で画面表示される検索結果画面RGに
て配信ボタンHBがクリック操作されると、ユーザ端末
10から曲配信要求が送出される。配信管理サーバ22
がこれを受信すると、ステップSA14の判断結果が
「YES」となり、次のステップSA15に処理を進
め、ダウンロードを実行する音楽データを表示するダウ
ンロード画面DG(図15参照)をユーザ端末10に送
出する。なお、検索画面要求を受信しなければ、判断結
果は「NO」となり、図7に示すステップSA19に処
理を進める。
【0046】図15に図示した一例のダウンロード画面
DGをユーザ端末10に送出し終えると、配信管理サー
バ22はステップSA16に処理を進め、ユーザ端末1
0からの曲配信要求に応じて、対応する曲の音楽データ
を音楽データベース23aから読み出してユーザ端末1
0側に送出する。こうして、曲配信要求があった全ての
曲の音楽データをユーザ端末10側にダウンロードし終
えると、ステップSA17に処理を進めて料金徴収処理
を実行する。
【0047】すなわち、配信管理サーバ22は、予め記
憶管理している各ユーザ1毎の料金決済条件の内から現
在ダウンロードし終えたユーザ1の料金決済条件を読み
出し、その料金決済条件に従ってバンキングシステム4
0にオンライン決済を依頼して配信料金を徴収する。な
お、ここで言う料金決済条件とは、例えば指定口座から
配信料金を自動引き落としするのに必要なデータあるい
はクレジット支払いに必要なデータを指す。次いで、ス
テップSA18では、個人データベース23bにおいて
現在ダウンロードし終えたユーザ1に対応した個人デー
タ中の配信記録データHK(図4参照)として配信履歴
を表す配信データをストアする。この配信データは、配
信日付DATE、ジャンルJNL、アーティストART
および曲名SNからなる。
【0048】設定画面SGの送出 ユーザ端末10側で画面表示されるメニュー画面MN
(図12参照)にて設定ボタンSBがクリック操作され
ると、ユーザ端末10から設定画面要求が送出される。
配信管理サーバ22がこれを受信すると、図7に示すス
テップSA19の判断結果が「YES」となり、次のス
テップSA20に処理を進め、設定画面SGをユーザ端
末10に送出する。なお、設定画面要求を受信しなけれ
ば、判断結果は「NO」となり、後述するステップSA
21に処理を進める。
【0049】設定画面SGとは、個人データベース23
b(図2参照)に登録されるユーザ1毎の個人データ中
の、フラグHON,フラグHN,フラグFILおよびフ
ィルタ設定データFSDを設定する画面である。設定画
面SGは、図16に図示する一例のように、フラグHO
Nを設定するエリアE1、フラグHNを設定するエリア
E2、フラグFILを設定するエリアE3、好みのアー
ティストやジャンルを指定するフィルタ設定データFS
Dを設定するエリアE4とから構成される。
【0050】エリアE1では、自動配信するか否かを選
択するボタンが設けられており、「する」を選択した場
合にはフラグHONが「1」に、「しない」を選択した
場合にはフラグHONが「0」に設定される。エリアE
2では、音楽データ/更新情報のいずれを自動配信する
のかを選択するボタンが設けられており、「更新情報」
を選択した場合にはフラグHNが「0」に、「音楽デー
タ」を選択した場合にはフラグHNが「1」に設定され
る。エリアE3では、配信内容を選定するボタンが設け
られており、「頻度」を選択した場合にはフラグFIL
が「0」に、「設定」を選択した場合にはフラグFIL
が「1」に、「ベスト10」を選択した場合にはフラグ
FILが「2」に設定される。エリアE4では、ユーザ
1の好みの「ジャンル」や「アーティスト」を入力する
入力フィールドSF1〜SF2が設けられている。
【0051】設定画面SGを受信したユーザ端末10に
おいて上述したエリアE1〜E4で諸条件が設定され、
かつ送信ボタンSBがクリック操作されると、それら設
定された条件に対応した設定データ(フラグHON,フ
ラグHN,フラグFILおよびフィルタ設定データFS
D)がユーザ端末10から送出される。そして、配信管
理サーバ22がそれを受信すると、ステップSA21の
判断結果が「YES」となり、次のステップSA22に
処理を進める。ステップSA22では、設定データを送
出したユーザ端末10の識別データSDに基づき、個人
データベース23bから対応するユーザ1の個人データ
を検索し、その個人データエリアに、フラグHON,フ
ラグHN,フラグFILおよびフィルタ設定データFS
Dからなる設定データをデータベース登録する。なお、
設定データを受信しない場合には、上記ステップSA2
1の判断結果が「NO」となり、ステップSA23に進
む。
【0052】さて、こうしてユーザ1の設定データを個
人データベース23bに登録し終えると、配信管理サー
バ22はステップSA23に処理を進め、新着曲の有無
を判断する。ここで、図示されていない専用回線もしく
はネットワークNTを経由してデータ供給元から新着曲
の音楽データを受信した場合には、判断結果が「YE
S」となり、次のステップSA24に処理を進め、受信
した新着曲の音楽データを音楽データベース23aにデ
ータベース登録する。一方、新着曲が無い場合には、判
断結果が「NO」となり、ステップSA25に進む。
【0053】次いで、ステップSA25では、ベスト1
0情報の受信の有無を判断する。ここで、図示されてい
ない専用回線もしくはネットワークNTを経由してデー
タ供給元からベスト10情報を受信した場合には、判断
結果が「YES」となり、次のステップSA26に処理
を進め、受信したベスト10情報をランキング情報デー
タベース23cにデータベース登録した後、前述した図
5のステップSA1に処理を戻す。一方、ベスト10情
報を受信しなかった場合には、上記ステップSA25の
判断結果が「NO」となり、ステップSA1に処理を戻
す。
【0054】このように、配信管理サーバ22は、自動
配信を希望していないユーザ1、すなわち、前述したフ
ラグHONが「0」に設定された個人データを持つユー
ザ1に対してはメニュー画面MN(図12参照)を送出
し、そのメニュー画面MNからの要求に従って曲を検索
したり、検索した曲をダウンロードする他、個人データ
の設定を行うようになっている。
【0055】b.自動配信を希望するユーザ1に対応す
る場合 次に、自動配信を希望するユーザ1に対応する配信管理
サーバ22の処理について述べる。前述した通り、自動
配信を希望するユーザ1の場合、その個人データ中のフ
ラグHONが「1」なので、図5に示すステップSA7
の判断結果が「NO」となり、配信管理サーバ22は図
8に示すステップSA27に処理を進める。ステップS
A27では、音楽データベース23aに記憶される各音
楽データ毎のヘッダ部HDに設けられる更新日時IT4
(図3参照)と現在の日時とを比較し、続くステップS
A28ではこの比較結果に基づき本日更新された音楽デ
ータの有無を判断する。つまり、新着曲の音楽データが
あるかどうかを判断する。
【0056】新着曲がなければ、判断結果は「NO」と
なり、この場合、新着曲に関する更新情報もしくはその
曲の音楽データを、自動配信を希望するユーザ1宛に配
信する必要がないので、前述したステップSA8(図5
参照)に処理を戻す。一方、新着曲があると、判断結果
は「YES」となり、ステップSA29に処理を進め、
個人データ中のフラグHNが「0」か否かを判断する。
すなわち、「更新情報」の自動配信を希望するユーザ1
であるかどうかを判断する。以下では、「更新情報」の
自動配信を希望するユーザ1(フラグHNが「0」)に
対応する場合の処理と、「音楽データ」の自動配信を希
望するユーザ1(フラグHNが「1」)に対応する場合
の処理とに分けて動作説明を進める。
【0057】「更新情報」の自動配信を希望するユー
ザ1に対応する場合 「更新情報」の自動配信を希望するユーザ1であると、
ステップSA29の判断結果が「YES」となり、ステ
ップSA30以降に処理を進め、さらに配信内容を選定
するフラグFILの値に応じた処理を実行する。以下、
フラグFILの値に応じて、(イ)〜(ハ)に場合分け
して各処理の動作について説明する。
【0058】(イ)フラグFILが「0」の場合 フラグFILが「0」に設定され、最も配信頻度が大き
いジャンルやアーティストに関する更新情報を抽出する
態様を選定したユーザ1であると、ステップSA30の
判断結果が「YES」となり、ステップSA31に処理
を進める。ステップSA31では、ユーザ1の識別デー
タSDに基づき、個人データベース23bから対応する
ユーザ1の個人データを検索し、その個人データの配信
記録データHKから最も配信頻度が大きいジャンルやア
ーティストを選択する。
【0059】次いで、ステップSA32では、先のステ
ップSA28にて検出した新着曲中に、上記ステップS
A31にて選択したジャンルやアーティストに関するも
のがあるかどうかを判断する。そのジャンルやアーティ
ストに関するものが無ければ、判断結果が「NO」とな
り、この場合、自動配信すべき更新情報がない為、前述
したステップSA8(図5参照)に処理を戻す。一方、
そのジャンルやアーティストに関するものがあると、判
断結果は「YES」となり、ステップSA33に進み、
最も配信頻度が大きいジャンルやアーティストに関する
新着曲を紹介する更新情報画面LGを作成し、続くステ
ップSA34ではその更新情報画面LGをユーザ端末1
0に送出する。これにより、ユーザ1が欲する更新情報
を自動的に配信することが可能になる。
【0060】更新情報画面LGとは、図17に図示する
一例のように、フラグFILの値に応じてフィルタリン
グされた更新情報、例えば、フラグFILが「0」の場
合には最も配信頻度が大きいジャンルやアーティストに
関する新着曲を一覧表示する表示欄DF、配信ボタンH
Bおよび終了ボタンEBを備える。表示欄DFでは、ク
リック操作に応じて各欄に表示される曲名/アーティス
トを個別に選択したり、あるいはドラッグ操作に応じて
複数の欄に表示される曲名/アーティストを一括して選
択することが可能になっている。配信ボタンHBがクリ
ック操作された場合には、表示欄DF中で選択された曲
名/アーティストに対応する音楽データの配信を要求す
る曲配信要求が送出される。終了ボタンEBがクリック
操作された場合には、表示欄DF中でクリック操作ある
いはドラッグ操作にて選択された状態がクリアされる。
【0061】したがって、こうした更新情報画面LGに
て「更新情報」の自動配信を受けたユーザ1側では、表
示欄DF中からダウンロードしたい曲名/アーティスト
を選択した後、配信ボタンHBをクリック操作すると、
ユーザ端末10から配信管理サーバ22側に曲配信要求
が送出される。そして、この曲配信要求を配信管理サー
バ22が受信すると、前述したステップSA14(図6
参照)の判断結果が「YES」となり、これ以後、曲配
信を要求した音楽データが配信管理サーバ22からユー
ザ端末10にダウンロードされる。
【0062】(ロ)フラグFILが「1」の場合 フラグFILが「1」に設定され、フィルタ設定データ
FSDを参照して更新情報を抽出する態様を選定したユ
ーザ1であると、上述したステップSA30(図8参
照)の判断結果が「NO」となり、図9に示すステップ
SA35に進み、ここでの判断結果が「YES」とな
り、ステップSA36に処理を進める。そして、ステッ
プSA36では、ユーザ1の識別データSDに基づき、
個人データベース23bから対応するユーザ1の個人デ
ータを検索し、その個人データ中のフィルタ設定データ
FSDに従ってジャンルやアーティストを選択する。
【0063】次いで、ステップSA37では、先のステ
ップSA28(図8参照)にて検出した新着曲中に、上
記ステップSA36にて選択したジャンルやアーティス
トに関するものがあるかどうかを判断する。そのジャン
ルやアーティストに関するものが無ければ、判断結果が
「NO」となり、この場合、自動配信すべき更新情報が
ない為、前述したステップSA8(図5参照)に処理を
戻す。一方、そのジャンルやアーティストに関するもの
があると、判断結果は「YES」となり、図8のステッ
プSA33に進み、フィルタ設定データFSDに従って
選択したジャンルやアーティストに関する新着曲を紹介
する更新情報画面LG(図17参照)を作成し、続くス
テップSA34ではその更新情報画面LGをユーザ端末
10に送出する。これにより、ユーザが欲する更新情報
を自動的に配信することが可能になる。
【0064】更新情報画面LGにて「更新情報」の自動
配信を受けたユーザ1側では、表示欄DF中からダウン
ロードしたい曲名/アーティストを選択した後、配信ボ
タンHBをクリック操作すると、ユーザ端末10から配
信管理サーバ22側に曲配信要求が送出される。そし
て、この曲配信要求が配信管理サーバ22が受信する
と、前述したステップSA14(図6参照)の判断結果
が「YES」となり、これ以後、曲配信を要求した音楽
データが配信管理サーバ22からユーザ端末10にダウ
ンロードされる。
【0065】(ハ)フラグFILが「2」の場合 フラグFILが「2」に設定され、ランキング情報デー
タベース23cに格納される”ベスト10情報(上位1
0曲)”に関する更新情報を抽出する態様を選定したユ
ーザ1であると、図8に示すステップSA30および図
9に示すステップSA35の判断結果が共に「NO」と
なり、図9に示すステップSA38に処理を進める。ス
テップSA38では、ランキング情報データベース23
c(図2参照)に登録される「ベスト10情報」から上
位10曲の曲名を抽出する。
【0066】次いで、ステップSA39では、先のステ
ップSA28(図8参照)にて検出した新着曲中に、上
記ステップSA38にて抽出した「ベスト10」の曲名
があるかどうかを判断する。該当する曲名が無ければ、
判断結果は「NO」となり、この場合、自動配信すべき
更新情報がない為、前述したステップSA8(図5参
照)に処理を戻す。一方、新着曲中に「ベスト10」の
曲名があると、判断結果は「YES」となり、ステップ
SA40に進み、該当する曲名が配信記録データHK中
に無いかどうか、つまり、配信済みの曲であるかどうか
を判断する。配信済みの曲であれば、判断結果は「N
O」となり、この場合、自動配信すべき更新情報がない
ので、前述したステップSA8(図5参照)に処理を戻
す。
【0067】これに対し、未配信の曲であると、上記ス
テップSA40の判断結果が「YES」となり、図8の
ステップSA33に進み、「ベスト10情報」から選び
出した未配信の新着曲を紹介する更新情報画面LG(図
17参照)を作成し、続くステップSA34ではその更
新情報画面LGをユーザ端末10に送出する。これによ
り、ユーザが欲する更新情報を自動的に配信することが
可能になる。
【0068】更新情報画面LGにて「更新情報」の自動
配信を受けたユーザ1側では、表示欄DF中からダウン
ロードしたい曲名/アーティストを選択した後、配信ボ
タンHBをクリック操作すると、ユーザ端末10から配
信管理サーバ22側に曲配信要求が送出される。そし
て、この曲配信要求が配信管理サーバ22が受信する
と、前述したステップSA14(図6参照)の判断結果
が「YES」となり、これ以後、曲配信を要求した音楽
データが配信管理サーバ22からユーザ端末10にダウ
ンロードされる。
【0069】「音楽データ」の自動配信を希望するユ
ーザ1に対応する場合 フラグHNが「1」に設定され、「音楽データ」の自動
配信を希望するユーザ1であると、図8に図示したステ
ップSA29の判断結果が「NO」となり、図10に示
すステップSA41以降に処理を進め、さらに配信内容
を選定するフラグFILの値に応じた処理を実行する。
以下、フラグFILの値に応じて、(イ)〜(ハ)に場
合分けして各処理の動作について説明する。
【0070】(イ)フラグFILが「0」の場合 フラグFILが「0」に設定され、最も配信頻度が大き
いジャンルやアーティストに関する音楽データを抽出す
る態様を選定したユーザ1であると、図10に図示する
ステップSA41の判断結果が「YES」となり、ステ
ップSA42に処理を進める。ステップSA42では、
ユーザ1の識別データSDに基づき、個人データベース
23bから対応するユーザ1の個人データを検索し、そ
の個人データ中の配信記録データHKから最も配信頻度
が大きいジャンルやアーティストを選択する。
【0071】次いで、ステップSA43では、先のステ
ップSA28(図8参照)にて検出した新着曲中に、上
記ステップSA42にて選択したジャンルやアーティス
トに関するものがあるかどうかを判断する。そのジャン
ルやアーティストに関するものが無ければ、判断結果は
「NO」となり、この場合、自動配信すべき音楽データ
が無いから、前述したステップSA8(図5参照)に処
理を戻す。一方、そのジャンルやアーティストに関する
ものがあると、判断結果は「YES」となり、ステップ
SA44に進み、ダウンロード実行を表すダウンロード
画面DG(図15参照)をユーザ端末10に送出する。
【0072】ダウンロード画面DGをユーザ端末10に
送出し終えると、配信管理サーバ22はステップSA4
5に処理を進め、最も配信頻度が大きいジャンルやアー
ティストに関する新着曲の音楽データを、音楽データベ
ース23aから読み出してユーザ端末10側に送出す
る。これにより、ユーザが欲する音楽データを自動的に
配信することが可能になる。音楽データをユーザ端末1
0にダウンロードし終えると、ステップSA46に処理
を進めて料金徴収処理を実行する。すなわち、配信管理
サーバ22は、予め記憶管理している各ユーザ1毎の料
金決済条件の内から現在ダウンロードし終えたユーザ1
の料金決済条件を読み出し、その料金決済条件に従って
バンキングシステム40にオンライン決済を依頼して配
信料金を徴収する。配信料金徴収後、配信管理サーバ2
2は、前述したステップSA8(図5参照)に処理を戻
す。
【0073】(ロ)フラグFILが「1」の場合 フラグFILが「1」に設定され、フィルタ設定データ
FSDを参照して音楽データを抽出する態様を選定した
ユーザ1であると、図10に図示したステップSA41
の判断結果が「NO」となり、図11に示すステップS
A47に進み、ここでの判断結果が「YES」となって
ステップSA48に処理を進める。そして、ステップS
A48では、ユーザ1の識別データSDに基づき、個人
データベース23bから対応するユーザ1の個人データ
を検索し、その個人データ中のフィルタ設定データFS
Dに従ってジャンルやアーティストを選択する。
【0074】次いで、ステップSA49では、先のステ
ップSA28(図8参照)にて検出した新着曲中に、上
記ステップSA48にて選択したジャンルやアーティス
トに関するものがあるかどうかを判断する。そのジャン
ルやアーティストに関するものが無ければ、判断結果が
「NO」となり、この場合、自動配信する必要がないの
で、前述したステップSA8(図5参照)に処理を戻
す。一方、そのジャンルやアーティストに関するものが
あると、判断結果は「YES」となり、図10に図示す
るステップSA44に進み、ダウンロード実行を表すダ
ウンロード画面DG(図15参照)をユーザ端末10に
送出する。
【0075】ダウンロード画面DGをユーザ端末10に
送出し終えると、配信管理サーバ22はステップSA4
5に処理を進め、フィルタ設定データFSDに従って選
択したジャンルやアーティストに関する新着曲の音楽デ
ータを、音楽データベース23aから読み出してユーザ
端末10側に送出する。これにより、ユーザが欲する音
楽データを自動的に配信することが可能になる。音楽デ
ータをユーザ端末10にダウンロードし終えると、ステ
ップSA46に処理を進めて料金徴収処理を実行する。
そして、配信料金徴収後、配信管理サーバ22は、前述
したステップSA8(図5参照)に処理を戻す。
【0076】(ハ)フラグFILが「2」の場合 フラグFILが「2」に設定され、ランキング情報デー
タベース23cに格納される”ベスト10情報(上位1
0曲)”に関する音楽データを抽出する態様を選定した
ユーザ1であると、図10に示すステップSA41およ
び図11に示すステップSA47の判断結果がいずれも
「NO」となり、図11に示すステップSA50に処理
を進める。ステップSA50では、ランキング情報デー
タベース23c(図2参照)に登録される「ベスト10
情報」から上位10曲の曲名を抽出する。
【0077】次いで、ステップSA51では、先のステ
ップSA28(図8参照)にて検出した新着曲中に、上
記ステップSA50にて抽出した「ベスト10」の曲名
があるかどうかを判断する。該当する曲名が無ければ、
判断結果は「NO」となり、この場合、自動配信すべき
音楽データがない為、前述したステップSA8(図5参
照)に処理を戻す。一方、新着曲中に「ベスト10」の
曲名があると、判断結果は「YES」となり、ステップ
SA52に進み、その曲名が配信記録データHK中に無
いかどうか、つまり、配信済みの曲であるかどうかを判
断する。配信済みの曲であれば、判断結果は「NO」と
なり、この場合、自動配信する必要がないので、前述し
たステップSA8(図5参照)に処理を戻す。
【0078】これに対し、未配信の曲であると、上記ス
テップSA52の判断結果が「YES」となり、図10
に示すステップSA44に進み、ダウンロード実行を表
すダウンロード画面DG(図15参照)をユーザ端末1
0に送出する。ダウンロード画面DGをユーザ端末10
に送出し終えると、配信管理サーバ22はステップSA
45に処理を進め、その未配信の曲の音楽データを、音
楽データベース23aから読み出してユーザ端末10側
に送出する。これにより、ユーザが欲する音楽データを
自動的に配信することが可能になる。音楽データをユー
ザ端末10に配信し終えると、ステップSA46に処理
を進めて料金徴収処理を実行する。そして、配信料金徴
収後、配信管理サーバ22は、前述したステップSA8
(図5参照)に処理を戻す。
【0079】(2)端末処理(ユーザ端末10の動作) ユーザ端末10では、音楽データ配信装置20側とデー
タ授受する端末処理と、この端末処理からコールされる
設定処理とが実行される。以下、各処理毎の動作につい
て説明する。 a.端末処理の動作 図18〜図22を参照して端末処理の動作を説明する。
ユーザ端末10では、ステップSB1にて音楽データ配
信装置20側に接続要求を送信し、続くステップSB2
では所定のプロトコル(例えばTCP/IP)に従って
音楽データ配信装置20側のプロキシーサーバ21との
接続を確立する。次いで、ステップSB3では、接続確
立したプロキシーサーバ21に識別データSD(IDお
よびパスワード)を送信する。
【0080】これにより、プロキシーサーバ21では、
その識別データSDに基づきアクセス認証を行う。正規
ユーザとしてアクセス認証されると、ユーザ端末10は
ステップSB4に処理を進め、配信管理サーバ22から
送出されるデータを受信する。そして以後、ユーザ端末
10では受信したデータ内容に応じた処理を実行する。
以下では、受信したデータ内容に応じた処理として、
「音楽データが自動配信される場合」、「更新情報が自
動配信される場合」、「メニュー画面を受信した場合」
の各ケースに分けて動作を説明する。
【0081】音楽データが自動配信される場合 音楽データを自動配信する際、配信管理サーバ22はダ
ウンロード画面DG(図15参照)を送出する(図10
のステップSA44参照)。すると、ユーザ端末10で
は、ステップSB5の判断結果が「YES」となり、ス
テップSB6に処理を進め、そのダウンロード画面DG
を画面表示する。次いで、配信管理サーバ22から音楽
データが送信されると(図10のステップSA45参
照)、ステップSB7〜SB8にてダウンロードが終了
する迄、その音楽データを受信し続ける。そして、ダウ
ンロードが終了すると、ステップSB8の判断結果が
「YES」となり、ステップSB9に進み、ダウンロー
ド画面DGをクリアして上述のステップSB4に処理を
戻す。
【0082】更新情報が自動配信された場合 更新情報を自動配信する際、配信管理サーバ22は、更
新情報画面LG(図17参照)を送出する(図8のステ
ップSA33参照)。すると、ユーザ端末10では、図
19に図示するステップSB10の判断結果が「YE
S」となり、ステップSB11に処理を進め、その更新
情報画面LGを画面表示する。そして、ユーザ1が更新
情報画面LGの表示欄DFに表示される曲の内からダウ
ンロードしたい曲を選択すべく曲選択操作(クリック操
作もしくはドラッグ操作)すると、ステップSB12の
判断結果が「YES」となり、ステップSB13に処理
を進め、その選択された曲の表示欄の表示形態を変化
(例えば、ビット反転等)させて選択状態を表す。
【0083】こうして更新情報画面LGにてダウンロー
ドしたい曲を選択した後、ユーザ1が配信ボタンHBを
クリック操作すると、ステップSB14の判断結果が
「YES」となり、ステップSB15に進み、曲配信要
求を送信する。この曲配信要求に応じて配信管理サーバ
22はダウンロード画面DGを送出する(図6のステッ
プSA15参照)。これにより、ユーザ端末10はステ
ップSB16〜SB17にてダウンロード画面DGを受
信して画面表示する。
【0084】次いで、配信管理サーバ22から音楽デー
タが送信されると(図6のステップSA16参照)、ス
テップSB18〜SB19にてダウンロードが終了する
迄、その音楽データを受信し続ける。そして、ダウンロ
ードが終了すると、ステップSB19の判断結果が「Y
ES」となり、ステップSB20に進み、ダウンロード
画面DGをクリアして前述したステップSB4に処理を
戻す。なお、ユーザ1が終了ボタンEBをクリック操作
した場合には、ステップSB21の判断結果が「YE
S」となり、ステップSB20に処理を進め、ダウンロ
ード画面DGをクリアしてステップSB4に処理を戻
す。
【0085】メニュー画面を受信した場合 配信管理サーバ22がメニュー画面MN(図12参照)
を送出すると(図5のステップSA6参照)、ユーザ端
末10では、図20に図示するステップSB22に処理
を進め、受信したメニュー画面MNを画面表示する。そ
して以後、このメニュー画面MNにおける検索ボタンK
B、設定ボタンSBおよび終了ボタンEBのクリック操
作に応じた処理を実行する。以下では、クリック操作さ
れる各ボタン毎の処理について述べる。
【0086】(イ)メニュー画面MNの検索ボタンKB
をクリック操作した場合 ユーザ1が検索ボタンKBをクリック操作すると、ステ
ップSB23の判断結果が「YES」となり、ステップ
SB24に処理を進め、検索画面要求を配信管理サーバ
22側へ送出する。この検索画面要求に応じて配信管理
サーバ22は検索画面KG(図13参照)を送出する
(図5のステップSA9参照)。すると、ユーザ端末1
0はステップSB25〜SB26−1にて検索画面KG
を受信して画面表示する。そして、ユーザ1がこの検索
画面KGの入力フィールドIF1〜IF3のいずれか、
あるいは複数のフィールドに検索データを入力すると、
ステップSB26−2の判断結果が「YES」となり、
次のステップSB27に処理を進め、入力された検索デ
ータを対応するフィールド内に表示する。
【0087】こうして、入力フィールドIF1〜IF3
に検索データを入力した後、ユーザ1が検索画面KGの
送信ボタンTBをクリック操作すると、ステップSB2
8の判断結果は「YES」となり、ステップSB29に
処理を進め、入力フィールドIF1〜IF3に入力され
た検索データを配信管理サーバ22側に送信する。検索
データを受信した配信管理サーバ22は、その検索デー
タに基づき検索した結果を検索結果画面RG(図14参
照)として送出する(図6のステップSA13参照)。
すると、ユーザ端末10では、ステップSB30にてそ
れを受信して検索結果画面RGを画面表示する。なお、
検索画面KGにおいて中止ボタンCBをクリック操作し
た場合には、ステップSB31の判断結果が「YES」
となり、ステップSB32に進み、検索画面KGをクリ
アしてメニュー画面MNに戻る。
【0088】さて、ユーザ1が検索結果画面RGの曲リ
ストKLに表示される曲の内からダウンロードしたい曲
を選択すべく曲選択操作(クリック操作もしくはドラッ
グ操作)すると、図21に示すステップSB33の判断
結果が「YES」となり、ステップSB34に処理を進
め、その選択された曲の表示形態を変化(例えば、ビッ
ト反転等)させて選択状態を表す。こうして検索結果画
面RGにてダウンロードしたい曲を選択した後、ユーザ
1が配信ボタンHBをクリック操作すると、ステップS
B35の判断結果が「YES」となり、ステップSB3
6に進み、曲配信要求を送信する。この曲配信要求に応
じて配信管理サーバ22はダウンロード画面DGを送出
する(図6のステップSA15参照)。これにより、ユ
ーザ端末10はステップSB37〜SB38にてダウン
ロード画面DGを受信して画面表示する。
【0089】次いで、配信管理サーバ22から音楽デー
タが送信されると(図6のステップSA16参照)、ス
テップSB39〜SB40にてダウンロードが終了する
迄、その音楽データを受信し続ける。そして、ダウンロ
ードが終了すると、ステップSB40の判断結果が「Y
ES」となり、ステップSB41に進み、ダウンロード
画面DGをクリアして上述したステップSB33に処理
を戻す。次に、ユーザ1が中止ボタンCBをクリック操
作すると、ステップSB42の判断結果が「YES」と
なり、ステップSB43に処理を進め、検索結果画面R
Gをクリアした後、図20のステップSB22を介して
メニュー画面MNに戻る。
【0090】(ロ)メニュー画面MNの設定ボタンSB
をクリック操作した場合 ユーザ1が設定ボタンSBをクリック操作すると、図2
2に示すステップSB44の判断結果が「YES」とな
り、ステップSB45に処理を進め、設定画面要求を配
信管理サーバ22側へ送出する。設定画面要求に応じて
配信管理サーバ22は設定画面SG(図16参照)を送
出する(図7のステップSA20参照)。すると、ユー
ザ端末10はステップSB45〜SB46にて設定画面
SGを受信して画面表示する。次いで、ステップSB4
8では、後述する設定処理を実行する。この設定処理
は、設定画面SGのエリアE1〜E3にそれぞれ配設さ
れる設定ボタンのクリック操作およびエリアE4でのデ
ータ入力に応じて、設定データ(フラグHON,フラグ
HN,フラグFILおよびフィルタ設定データFSD)
を生成するものであり、その詳細については追って述べ
る。
【0091】設定処理完了後、ユーザ1が設定画面SG
の送信ボタンTBをクリック操作すると、ステップSB
49の判断結果が「YES」となり、ステップSB51
に処理を進め、上記ステップSB49の設定処理にてセ
ット設定データ(フラグHON,フラグHN,フラグF
ILおよびフィルタ設定データFSD)を配信管理サー
バ22に送出し、続くステップSB52では設定画面S
Gをクリアした後、図20のステップSB22を介して
メニュー画面MNに戻る。なお、ユーザ1が設定画面S
Gの中止ボタンCBをクリック操作した場合には、ステ
ップSB50の判断結果が「YES」となり、ステップ
SB52を経て設定画面SGをクリアした後、メニュー
画面MNに戻る。
【0092】(ハ)メニュー画面MNの終了ボタンEB
をクリック操作した場合 ユーザ1が終了ボタンEBをクリック操作すると、図2
2に示すステップSB53の判断結果が「YES」とな
り、ステップSB54に進み、音楽データ配信装置20
側との接続を切断し、続くステップSB55にてメニュ
ー画面MNをクリアして端末処理を終了させる。
【0093】b.設定処理の動作 次に、図16および図23〜図26を参照して設定処理
の動作について説明する。上述したステップSB48
(図22参照)を介して設定処理が実行されると、ユー
ザ端末10は、図23に示すステップSC1に処理を進
め、クリック操作の有無を判断する。以下、図16に示
す設定画面SGのエリアE1〜E3でそれぞれボタンク
リック操作される場合およびエリアE4でデータ入力す
る場合の処理について述べる。
【0094】エリアE1でボタンクリック操作される
場合 設定画面SGのエリアE1には自動配信するか否かを選
択する「する」ボタンと「しない」ボタンとが設けられ
ており、「する」ボタンがクリック操作されると、上記
ステップSC1を介してステップSC2に進み、ここで
の判断結果が「YES」となり、ステップSC3に進
む。ステップSC3では、「する」ボタンの表示を点灯
させる一方、「しない」ボタンの表示を消灯させて「す
る」ボタンが選択された状態にあることを表示する。そ
して、ステップSC4では、「する」ボタンのクリック
操作に対応してフラグHONを「1」にセットした後、
ステップSC1に処理を戻す。
【0095】これに対し、「しない」ボタンがクリック
操作された場合には、上記ステップSC1,SC2を介
してステップSC5に進み、ここでの判断結果が「YE
S」となり、ステップSC6に進む。ステップSC6で
は、「する」ボタンの表示を消灯させる一方、「しな
い」ボタンの表示を点灯させて「しない」ボタンが選択
された状態にあることを表示する。そして、ステップS
C7では、「しない」ボタンのクリック操作に対応して
フラグHONを「0」にセットした後、ステップSC1
に処理を戻す。
【0096】エリアE2でボタンクリック操作される
場合 上記の処理にてフラグHONが「1」にセットされた
後、エリアE2の「更新情報」ボタンがクリック操作さ
れると、ステップSC8,SC9の判断結果が共に「Y
ES」となり、ステップSC10に進む。ステップSC
10では、「更新情報」ボタンの表示を点灯させる一
方、「曲」ボタンの表示を消灯させて「更新情報」ボタ
ンが選択された状態にあることを表示する。そして、ス
テップSC11では、「更新情報」ボタンのクリック操
作に対応してフラグHNを「0」にセットした後、ステ
ップSC1に処理を戻す。
【0097】これに対し、「曲」ボタンがクリック操作
された場合には、ステップSC9を介して図24に示す
ステップSC12に進み、ここでの判断結果が「YE
S」となり、ステップSC13に進む。ステップSC1
3では、「更新情報」ボタンの表示を消灯させる一方、
「曲」ボタンの表示を点灯させて「曲」ボタンが選択さ
れた状態にあることを表示する。そして、ステップSC
14では、「曲」ボタンのクリック操作に対応してフラ
グHNを「1」にセットした後、ステップSC1に処理
を戻す。
【0098】エリアE3でボタンクリック操作される
場合 上記の処理にてフラグHONが「1」にセットされた
後、エリアE3の「頻度」ボタンがクリック操作される
と、ステップSC15の判断結果が「YES」となり、
ステップSC16に進む。ステップSC16では、「頻
度」ボタンの表示を点灯させる一方、「設定」および
「ベスト10」の両ボタンの表示を消灯させて「頻度」
ボタンが選択された状態にあることを表示する。そし
て、ステップSC17では、「頻度」ボタンのクリック
操作に対応してフラグFILを「0」にセットした後、
ステップSC1に処理を戻す。
【0099】これに対し、「設定」ボタンがクリック操
作された場合には、ステップSC18の判断結果が「Y
ES」となり、ステップSC19に進む。ステップSC
19では、「設定」ボタンの表示を点灯させる一方、
「頻度」および「ベスト10」の両ボタンの表示を消灯
させて「設定」ボタンが選択された状態にあることを表
示する。そして、ステップSC20では、「設定」ボタ
ンのクリック操作に対応してフラグFILを「1」にセ
ットした後、ステップSC1に処理を戻す。
【0100】また、「ベスト10」ボタンがクリック操
作された場合には、図25に示すステップSC21の判
断結果が「YES」となり、ステップSC22に進む。
ステップSC22では、「ベスト10」ボタンの表示を
点灯させる一方、「頻度」および「設定」の両ボタンの
表示を消灯させて「ベスト10」ボタンが選択された状
態にあることを表示する。そして、ステップSC23で
は、「ベスト10」ボタンのクリック操作に対応してフ
ラグFILを「2」にセットした後、ステップSC1に
処理を戻す。
【0101】エリアE4にデータ入力される場合 この場合、クリック操作がなされないので、図23に示
すステップSC1の判断結果が「NO」となり、図26
に示すステップSC24に処理を進める。そして、ステ
ップSC24ではフラグHONが「1」、つまり、自動
配信する設定であるかどうかを判断する。自動配信する
設定であれば判断結果は「YES」となり、次のステッ
プSC25に処理を進めるが、自動配信しない設定(フ
ラグHONが「0」)であると、エリアE4の入力フィ
ールドSF1〜SF2に好みの「ジャンル」や「アーテ
ィスト」を入力する必要がないので、判断結果が「N
O」となり、設定処理を完了させて前述した端末処理に
復帰する。
【0102】次いで、ステップSC25では、フラグH
Nが「1」、つまり、曲(音楽データ)配信を指定した
設定であるかどうかを判断する。曲配信を指定してれば
判断結果は「YES」となり、次のステップSC26に
処理を進めるが、更新情報配信を指定した設定(フラグ
HNが「0」)であると、エリアE4の入力フィールド
SF1〜SF2に好みの「ジャンル」や「アーティス
ト」を入力する必要がないので、判断結果が「NO」と
なり、設定処理を完了させて前述した端末処理に復帰す
る。
【0103】次に、ステップSC26では、フラグFI
Lが「1」であるかどうかを判断する。ここで、前述し
た「頻度」や「ベスト10」を参照する設定であると、
エリアE4の入力フィールドSF1〜SF2に好みの
「ジャンル」や「アーティスト」を表すフィルタ設定デ
ータFSDを入力する必要がないので、判断結果は「N
O」となり、設定処理を完了させるが、「設定」ボタン
のクリック操作による設定、すなわち、フィルタ設定デ
ータFSDを参照する設定であれば判断結果は「YE
S」となり、ステップSC27に処理を進め、例えばカ
ーソルを表示させる等して入力を促し、好みの「ジャン
ル」や「アーティスト」を表すフィルタ設定データFS
Dを入力させる。
【0104】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベー
ス23aと、アクセス認証用の識別データSDおよび自
動配信するか否かを表すフラグHON、配信内容を選定
するフラグHN,FIL等を備える個人データを各ユー
ザ毎に記憶管理する個人データベース23bとを配信事
業者2(音楽データ配信装置20)に設けておき、ユー
ザ1(ユーザ端末10)がアクセスする際に送出する識
別データSDに従って個人データベース23bから該当
するユーザ1の個人データを検索し、検索した個人デー
タ中に含まれるフラグHONが自動配信する旨を表す場
合、音楽データベース23bに新規登録された新着曲の
内から前記個人データ中に含まれるフラグHN,FIL
が指定する条件に該当する曲目を抽出し、その曲目を表
す更新情報を作成して配信したり、あるいは抽出した曲
目の音楽データを音楽データベース手段から読み出して
配信するので、ユーザが欲する更新情報あるいは音楽デ
ータを自動的に配信し得るようになっている。
【0105】なお、上述した実施の形態では、ユーザ1
が配信事業者2にアクセスした時に、配信事業者2側か
ら新着曲の更新情報や音楽データの自動配信を受けるよ
うにしたが、これに替えて、配信事業者2からユーザ1
にアクセスして音楽データを配信する形態とすることも
可能である。すなわち、この形態では、ユーザ1がユー
ザ端末10として携帯電話を使用し、その電話番号と、
好みのアーティストあるいはジャンルの曲が音楽データ
ベース23aに新規登録された場合に直接配信を受ける
旨を表すフラグとを個人データとして個人データベース
23bに登録しておく。そして、当該ユーザ1の好みの
アーティストあるいはジャンルの曲が音楽データベース
23aに新規登録された場合に、配信事業者2がユーザ
1の携帯電話に直接電話してその曲の音楽データをメー
ル送信する。このようにすれば、ユーザ1は配信事業者
2にアクセスせずとも、好みのアーティストあるいはジ
ャンルの新曲の音楽データを自動的に入手することが可
能になる。
【0106】加えて、上述した実施の形態では、音楽デ
ータベース23aに記憶される各音楽データ毎のヘッダ
部HDに設けられる更新日時IT4と現在日時とを比較
して新着曲の有無を判断し、新着曲があればそれを紹介
する更新情報を作成するようにしたが、これに替えて、
例えば、音楽データ配信装置20側でユーザ1毎のアク
セスログ(ログイン/ログオフ日時)を記録するように
し、今回ログインしたユーザ1の前回ログオフ日時をア
クセスログから読み出し、読み出した前回ログオフ日時
から現在日時に至るまでの間の新着曲の有無を判断して
更新情報を作成するようにしても良い。このようにすれ
ば、各ユーザ毎の更新情報を作成することができる。
【0107】
【発明の効果】請求項1,9に記載の発明によれば、ユ
ーザがアクセスする際に送出する識別データに従って個
人データベース手段から該当するユーザの個人データを
検索し、検索した個人データ中に含まれる第1のフラグ
が自動配信する旨を表す場合、音楽データベース手段に
新規登録された新着曲の内から前記個人データ中に含ま
れる第2のフラグが指定する条件に該当する曲目を抽出
し、その曲目を表す更新情報を作成して配信するので、
ユーザが欲する更新情報を自動的に配信することができ
る。請求項2,10に記載の発明によれば、ユーザがア
クセスする際に送出する識別データに従って個人データ
ベース手段から該当するユーザの個人データを検索し、
検索した個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配
信する旨を表す場合、音楽データベース手段に新規登録
された新着曲の内から前記個人データ中に含まれる第2
のフラグが指定する条件に該当する曲目の音楽データを
音楽データベース手段から読み出して配信するので、ユ
ーザが欲する音楽データを自動的に配信することができ
る。請求項3,11に記載の発明によれば、ユーザがア
クセスする際に送出する識別データに従って個人データ
ベース手段から該当するユーザの個人データを検索し、
検索した個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配
信する旨を表す場合、音楽データベース手段に新規登録
された新着曲を抽出しておく。そして、個人データ中に
含まれる第2のフラグが、最も配信頻度の大きいジャン
ルあるいはアーティストを選択する旨を表す場合、ユー
ザの配信履歴中から該当するジャンルあるいはアーティ
ストを選択し、そのジャンルあるいはアーティストに関
する曲目が新着曲の内にあれば、その曲目を表す更新情
報を作成して配信するから、ユーザの配信履歴の内で最
も配信頻度の大きいジャンルあるいはアーティストに関
する新着曲を紹介する更新情報をユーザへ自動的に配信
することができる。請求項4,12に記載の発明によれ
ば、ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従
って個人データベース手段から該当するユーザの個人デ
ータを検索し、検索した個人データ中に含まれる第1の
フラグが自動配信する旨を表す場合、音楽データベース
手段に新規登録された新着曲を抽出しておく。そして、
個人データ中に含まれる第2のフラグが、最も配信頻度
の大きいジャンルあるいはアーティストを選択する旨を
表す場合、ユーザの配信履歴中から該当するジャンルあ
るいはアーティストを選択し、そのジャンルあるいはア
ーティストに関する曲目が新着曲の内にあれば、その曲
目の音楽データを音楽データベース手段から読み出して
配信するので、ユーザの配信履歴の内で最も配信頻度の
大きいジャンルあるいはアーティストに関する新着曲の
音楽データをユーザへ自動的に配信することができる。
請求項5,13に記載の発明によれば、ユーザがアクセ
スする際に送出する識別データに従って個人データベー
ス手段から該当するユーザの個人データを検索し、検索
した個人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信す
る旨を表す場合、音楽データベース手段に新規登録され
た新着曲を抽出しておく。そして、個人データ中に含ま
れる第2のフラグが、個人データ中に設けられる設定デ
ータを選択する旨を表す場合、この設定データにて定義
されるユーザ好みのジャンルあるいはアーティストに関
する曲目が新着曲の内にあれば、その曲目を表す更新情
報を作成して配信するから、ユーザ好みのジャンルある
いはアーティストに関する新着曲を紹介する更新情報を
ユーザへ自動的に配信することができる。請求項6,1
4に記載の発明によれば、ユーザがアクセスする際に送
出する識別データに従って個人データベース手段から該
当するユーザの個人データを検索し、検索した個人デー
タ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を表す場
合、音楽データベース手段に新規登録された新着曲を抽
出しておく。そして、個人データ中に含まれる第2のフ
ラグが、個人データ中に設けられる設定データを選択す
る旨を表す場合、この設定データにて定義されるユーザ
好みのジャンルあるいはアーティストに関する曲目が新
着曲の内にあれば、その曲目の音楽データを音楽データ
ベース手段から読み出して配信するので、ユーザ好みの
ジャンルあるいはアーティストに関する新着曲の音楽デ
ータをユーザへ自動的に配信することができる。請求項
7,15に記載の発明によれば、ユーザがアクセスする
際に送出する識別データに従って個人データベース手段
から該当するユーザの個人データを検索し、検索した個
人データ中に含まれる第1のフラグが自動配信する旨を
表す場合、音楽データベース手段に新規登録された新着
曲を抽出しておく。そして、個人データ中に含まれる第
2のフラグがランキング情報を参照する旨を表す場合、
ランキング情報データベース手段から読み出した所定順
位までの曲目が新着曲の内にあれば、その曲目を表す更
新情報を作成するので、例えばベストテンに入っている
新着曲を紹介する更新情報をユーザへ自動的に配信する
ことができる。請求項8,16に記載の発明によれば、
ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従って
個人データベース手段から該当するユーザの個人データ
を検索し、検索した個人データ中に含まれる第1のフラ
グが自動配信する旨を表す場合、音楽データベース手段
に新規登録された新着曲を抽出しておく。そして、個人
データ中に含まれる第2のフラグがランキング情報を参
照する旨を表す場合、ランキング情報データベース手段
から読み出した所定順位までの曲目が新着曲の内にあれ
ば、その曲目の音楽データを音楽データベース手段から
読み出して配信するので、例えばベストテンに入ってい
る新着曲の音楽データをユーザへ自動的に配信すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の一形態である音楽データ配
信システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】データベース23の構成を示す図である。
【図3】音楽データベース23aに格納される音楽デー
タの構成を示す図である。
【図4】配信記録データHKの構成を示す図である。
【図5】配信処理の動作を示すフローチャートである。
【図6】配信処理の動作を示すフローチャートである。
【図7】配信処理の動作を示すフローチャートである。
【図8】配信処理の動作を示すフローチャートである。
【図9】配信処理の動作を示すフローチャートである。
【図10】配信処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図11】配信処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図12】メニュー画面MNの一例を示す図である。
【図13】検索画面KGの一例を示す図である。
【図14】検索結果画面RGの一例を示す図である。
【図15】ダウンロード画面DGの一例を示す図であ
る。
【図16】設定画面SGの一例を示す図である。
【図17】更新情報画面LGの一例を示す図である。
【図18】端末処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図19】端末処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図20】端末処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図21】端末処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図22】端末処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図23】設定処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図24】設定処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図25】設定処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図26】設定処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ユーザ 2 配信事業者 10 ユーザ端末 20 音楽データ配信装置 21 プロキシーサーバ 22 配信管理サーバ 23 データベース 23a 音楽データベース 23b 個人データベース 23c ランキング情報データベース 40 バンキングシステム 50 接続業者

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介してアクセスしてくる
    ユーザに音楽データを配信する装置であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手
    段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信す
    るか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する
    第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶
    管理する個人データベース手段と、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従
    って前記個人データベース手段から該当するユーザの個
    人データを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された個人データ中に含まれ
    る第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽
    データベース手段に新規登録された新着曲の内から前記
    個人データ中に含まれる第2のフラグが指定する条件に
    該当する曲目を抽出し、その曲目を表す更新情報を作成
    して配信する配信手段とを具備することを特徴とする音
    楽データ配信装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介してアクセスしてくる
    ユーザに音楽データを配信する装置であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手
    段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信す
    るか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する
    第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶
    管理する個人データベース手段と、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従
    って前記個人データベース手段から該当するユーザの個
    人データを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された個人データ中に含まれ
    る第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽
    データベース手段に新規登録された新着曲の内から前記
    個人データ中に含まれる第2のフラグが指定する条件に
    該当する曲目の音楽データを前記音楽データベース手段
    から読み出して配信する配信手段とを具備することを特
    徴とする音楽データ配信装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介してアクセスしてくる
    ユーザに音楽データを配信する装置であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手
    段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、配信履歴を
    表す配信データと、自動配信するか否かを表す第1のフ
    ラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える
    個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベー
    ス手段と、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従
    って前記個人データベース手段から該当するユーザの個
    人データを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された個人データ中に含まれ
    る第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽
    データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽
    出手段と、 前記検索手段によって検索された個人データ中に含まれ
    る第2のフラグが、最も配信頻度の大きいジャンルある
    いはアーティストを選択する旨を表す場合、前記配信デ
    ータが表す配信履歴から該当するジャンルあるいはアー
    ティストを選択する選択手段と、 前記抽出手段によって抽出された新着曲の内に、前記選
    択手段が選択したジャンルあるいはアーティストに関す
    る曲目がある場合、その曲目を表す更新情報を作成して
    配信する配信手段とを具備することを特徴とする音楽デ
    ータ配信装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介してアクセスしてくる
    ユーザに音楽データを配信する装置であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手
    段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、配信履歴を
    表す配信データと、自動配信するか否かを表す第1のフ
    ラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える
    個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベー
    ス手段と、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従
    って前記個人データベース手段から該当するユーザの個
    人データを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された個人データ中に含まれ
    る第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽
    データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽
    出手段と、 前記検索手段によって検索された個人データ中に含まれ
    る第2のフラグが、最も配信頻度の大きいジャンルある
    いはアーティストを選択する旨を表す場合、前記配信デ
    ータが表す配信履歴から該当するジャンルあるいはアー
    ティストを選択する選択手段と、 前記抽出手段によって抽出された新着曲の内に、前記選
    択手段が選択したジャンルあるいはアーティストに関す
    る曲目がある場合、その曲目の音楽データを前記音楽デ
    ータベース手段から読み出して配信する配信手段とを具
    備することを特徴とする音楽データ配信装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介してアクセスしてくる
    ユーザに音楽データを配信する装置であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手
    段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、好みのジャ
    ンルあるいはアーティストを表す設定データと、自動配
    信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定
    する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に
    記憶管理する個人データベース手段と、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従
    って前記個人データベース手段から該当するユーザの個
    人データを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された個人データ中に含まれ
    る第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽
    データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽
    出手段と、 前記検索手段によって検索された個人データ中に含まれ
    る第2のフラグが前記設定データを選択する旨を表す場
    合、この設定データにて定義される好みのジャンルある
    いはアーティストに関する曲目が前記抽出手段によって
    抽出された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当す
    る曲目があれば、その曲目を表す更新情報を作成して配
    信する配信手段とを具備することを特徴とする音楽デー
    タ配信装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介してアクセスしてくる
    ユーザに音楽データを配信する装置であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手
    段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、好みのジャ
    ンルあるいはアーティストを表す設定データと、自動配
    信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定
    する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に
    記憶管理する個人データベース手段と、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従
    って前記個人データベース手段から該当するユーザの個
    人データを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された個人データ中に含まれ
    る第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽
    データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽
    出手段と、 前記検索手段によって検索された個人データ中に含まれ
    る第2のフラグが前記設定データを選択する旨を表す場
    合、この設定データにて定義される好みのジャンルある
    いはアーティストに関する曲目が前記抽出手段によって
    抽出された新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当す
    る曲目があれば、その曲目の音楽データを前記音楽デー
    タベース手段から読み出して配信する配信手段とを具備
    することを特徴とする音楽データ配信装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介してアクセスしてくる
    ユーザに音楽データを配信する装置であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手
    段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信す
    るか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する
    第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶
    管理する個人データベース手段と、 曲の人気順位を記憶管理するランキング情報データベー
    ス手段と、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従
    って前記個人データベース手段から該当するユーザの個
    人データを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された個人データ中に含まれ
    る第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽
    データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽
    出手段と、 前記検索手段によって検索された個人データ中に含まれ
    る第2のフラグがランキング情報を参照する旨を表す場
    合、前記ランキング情報データベース手段から読み出し
    た所定順位までの曲目が前記抽出手段によって抽出され
    た新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目が
    あれば、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配
    信手段とを具備することを特徴とする音楽データ配信装
    置。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介してアクセスしてくる
    ユーザに音楽データを配信する装置であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手
    段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信す
    るか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する
    第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶
    管理する個人データベース手段と、 曲の人気順位を記憶管理するランキング情報データベー
    ス手段と、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従
    って前記個人データベース手段から該当するユーザの個
    人データを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された個人データ中に含まれ
    る第1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽
    データベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽
    出手段と、 前記検索手段によって検索された個人データ中に含まれ
    る第2のフラグがランキング情報を参照する旨を表す場
    合、前記ランキング情報データベース手段から読み出し
    た所定順位までの曲目が前記抽出手段によって抽出され
    た新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目が
    あれば、その曲目の音楽データを前記音楽データベース
    手段から読み出して配信する配信手段とを具備すること
    を特徴とする音楽データ配信装置。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介してアクセスしてくる
    ユーザに音楽データを配信する方法であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手
    段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信す
    るか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する
    第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶
    管理する個人データベース手段とを有し、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従
    って前記個人データベース手段から該当するユーザの個
    人データを検索する検索過程と、 この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第
    1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽デー
    タベース手段に新規登録された新着曲の内から前記個人
    データ中に含まれる第2のフラグが指定する条件に該当
    する曲目を抽出し、その曲目を表す更新情報を作成して
    配信する配信過程とを具備することを特徴とする音楽デ
    ータ配信方法。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介してアクセスしてく
    るユーザに音楽データを配信する方法であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手
    段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信す
    るか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する
    第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶
    管理する個人データベース手段とを有し、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従
    って前記個人データベース手段から該当するユーザの個
    人データを検索する検索過程と、 この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第
    1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽デー
    タベース手段に新規登録された新着曲の内から前記個人
    データ中に含まれる第2のフラグが指定する条件に該当
    する曲目の音楽データを前記音楽データベース手段から
    読み出して配信する配信過程とを具備することを特徴と
    する音楽データ配信方法。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介してアクセスしてく
    るユーザに音楽データを配信する方法であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手
    段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、配信履歴を
    表す配信データと、自動配信するか否かを表す第1のフ
    ラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える
    個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベー
    ス手段とを有し、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従
    って前記個人データベース手段から該当するユーザの個
    人データを検索する検索過程と、 この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第
    1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽デー
    タベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過
    程と、 前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第
    2のフラグが、最も配信頻度の大きいジャンルあるいは
    アーティストを選択する旨を表す場合、前記配信データ
    が表す配信履歴から該当するジャンルあるいはアーティ
    ストを選択する選択過程と、 前記抽出過程にて抽出された新着曲の内に、前記選択過
    程にて選択されたジャンルあるいはアーティストに関す
    る曲目がある場合、その曲目を表す更新情報を作成して
    配信する配信過程とを具備することを特徴とする音楽デ
    ータ配信方法。
  12. 【請求項12】 ネットワークを介してアクセスしてく
    るユーザに音楽データを配信する方法であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手
    段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、配信履歴を
    表す配信データと、自動配信するか否かを表す第1のフ
    ラグおよび配信内容を選定する第2のフラグとを備える
    個人データを各ユーザ毎に記憶管理する個人データベー
    ス手段とを有し、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従
    って前記個人データベース手段から該当するユーザの個
    人データを検索する検索過程と、 この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第
    1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽デー
    タベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過
    程と、 前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第
    2のフラグが、最も配信頻度の大きいジャンルあるいは
    アーティストを選択する旨を表す場合、前記配信データ
    が表す配信履歴から該当するジャンルあるいはアーティ
    ストを選択する選択過程と、 前記抽出過程にて抽出された新着曲の内に、前記選択過
    程にて選択されたジャンルあるいはアーティストに関す
    る曲目がある場合、その曲目の音楽データを前記音楽デ
    ータベース手段から読み出して配信する配信過程とを具
    備することを特徴とする音楽データ配信方法。
  13. 【請求項13】 ネットワークを介してアクセスしてく
    るユーザに音楽データを配信する方法であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手
    段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、好みのジャ
    ンルあるいはアーティストを表す設定データと、自動配
    信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定
    する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に
    記憶管理する個人データベース手段とを有し、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従
    って前記個人データベース手段から該当するユーザの個
    人データを検索する検索過程と、 この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第
    1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽デー
    タベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過
    程と、 前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第
    2のフラグが前記設定データを選択する旨を表す場合、
    この設定データにて定義される好みのジャンルあるいは
    アーティストに関する曲目が前記抽出過程にて抽出され
    た新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目が
    あれば、その曲目を表す更新情報を作成して配信する配
    信過程とを具備することを特徴とする音楽データ配信方
    法。
  14. 【請求項14】 ネットワークを介してアクセスしてく
    るユーザに音楽データを配信する方法であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手
    段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、好みのジャ
    ンルあるいはアーティストを表す設定データと、自動配
    信するか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定
    する第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に
    記憶管理する個人データベース手段とを有し、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従
    って前記個人データベース手段から該当するユーザの個
    人データを検索する検索過程と、 この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第
    1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽デー
    タベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過
    程と、 前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第
    2のフラグが前記設定データを選択する旨を表す場合、
    この設定データにて定義される好みのジャンルあるいは
    アーティストに関する曲目が前記抽出過程にて抽出され
    た新着曲の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目が
    あれば、その曲目の音楽データを前記音楽データベース
    手段から読み出して配信する配信過程とを具備すること
    を特徴とする音楽データ配信方法。
  15. 【請求項15】 ネットワークを介してアクセスしてく
    るユーザに音楽データを配信する方法であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手
    段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信す
    るか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する
    第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶
    管理する個人データベース手段と、 曲の人気順位を記憶管理するランキング情報データベー
    ス手段とを有し、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従
    って前記個人データベース手段から該当するユーザの個
    人データを検索する検索過程と、 この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第
    1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽デー
    タベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過
    程と、 前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第
    2のフラグがランキング情報を参照する旨を表す場合、
    前記ランキング情報データベース手段から読み出した所
    定順位までの曲目が前記抽出過程にて抽出された新着曲
    の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があれば、
    その曲目を表す更新情報を作成して配信する配信過程と
    を具備することを特徴とする音楽データ配信方法。
  16. 【請求項16】 ネットワークを介してアクセスしてく
    るユーザに音楽データを配信する方法であって、 各種曲の音楽データを記憶管理する音楽データベース手
    段と、 少なくともアクセス認証用の識別データと、自動配信す
    るか否かを表す第1のフラグおよび配信内容を選定する
    第2のフラグとを備える個人データを各ユーザ毎に記憶
    管理する個人データベース手段と、 曲の人気順位を記憶管理するランキング情報データベー
    ス手段とを有し、 前記ユーザがアクセスする際に送出する識別データに従
    って前記個人データベース手段から該当するユーザの個
    人データを検索する検索過程と、 この検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第
    1のフラグが自動配信する旨を表す場合、前記音楽デー
    タベース手段に新規登録された新着曲を抽出する抽出過
    程と、 前記検索過程にて検索された個人データ中に含まれる第
    2のフラグがランキング情報を参照する旨を表す場合、
    前記ランキング情報データベース手段から読み出した所
    定順位までの曲目が前記抽出過程にて抽出された新着曲
    の内にあるかどうかを判断し、該当する曲目があれば、
    その曲目の音楽データを前記音楽データベース手段から
    読み出して配信する配信過程とを具備することを特徴と
    する音楽データ配信方法。
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