JP2001337683A - 音楽再生データ送信装置、音楽再生データ受信装置、音楽再生データ受信処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体 - Google Patents

音楽再生データ送信装置、音楽再生データ受信装置、音楽再生データ受信処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体

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JP2001337683A
JP2001337683A JP2000156060A JP2000156060A JP2001337683A JP 2001337683 A JP2001337683 A JP 2001337683A JP 2000156060 A JP2000156060 A JP 2000156060A JP 2000156060 A JP2000156060 A JP 2000156060A JP 2001337683 A JP2001337683 A JP 2001337683A
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JP
Japan
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user
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music reproduction
music
candidate
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Application number
JP2000156060A
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English (en)
Inventor
Satoyuki Koike
聰行 小池
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Oricon Entertainment Inc
Original Assignee
Oricon Global Entertainment Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】音楽配信システムにおいて、ある検索条件に合
致する複数の音楽再生データを検索し纏めてダウンロー
ドする際、検索結果にユーザが配信を希望しないものま
で含まれてしまうことを回避する事。 【解決手段】音楽再生データベース9、サーバ側検索情
報データベース10、ユーザ情報データベース11、サ
ーバ側処理手段12、サーバ側通信手段13、を備えた
音楽再生データ送信装置において、前記サーバ側処理手
段12はユーザの検索条件に合致する音楽再生データ送
信候補をユーザ側に出力した後、ユーザ側に送信する音
楽再生データを最終的に確定する前に、ユーザからの忌
避を受け付け忌避された音楽再生データ送信候補を削除
し、次候補を追加した上でユーザ側に再出力する事を特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを用
いたネット上等で、ユーザが膨大な数の音源の中から選
曲を行った楽曲を記録媒体へダウンロードする際の音楽
配信システムに係り、特にユーザが指定した条件に合致
する楽曲を検索する機能を有する音楽配信システムを構
成する音楽再生データ送信装置及び音楽再生データ受信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルネットワークを通じて音楽をユ
ーザに配信する音楽配信システムにおいては、楽曲名、
アーティスト名、CDアルバム名等を指定する事により
配信を希望する音楽再生データを特定してダウンロード
するシステムが、ネット上に構築されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記音楽配信システム
を利用する際に、ユーザが複数の音楽再生データの配信
を受けたい場合がある。メモリカードなど音楽再生デー
タを格納する媒体は複数の音楽再生データを格納できる
ので、上述の場合、配信を希望する全ての音楽再生デー
タを確定してから、纏めて一度にダウンロードしたいと
希望することが多い。
【0004】
【発明の目的】本発明はこのような実情に鑑みてなされ
たものであり、ユーザの希望に合致した複数の音楽再生
データの配信を容易にする事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】ユーザが複数の音楽再生
データをダウンロードしたい場合、例えば、ヒットチャ
ート上位10曲といった具合に検索条件を決定しその条
件に合致する音楽再生データを検索した後、纏めてダウ
ンロードする方法が考えられる。
【0006】しかしながら、検索結果である複数の音楽
再生データの各タイトルのうちに既にCD等を所有して
いるタイトルと同一のものを発見したときは、そのタイ
トルの音楽再生データのみ配信を受けたくない場合もあ
る。
【0007】一方、ユーザは記憶手段の容量や値段との
関係で配信を受けたい音楽再生データの件数を予め決定
している事が多いので、検索結果である複数の音楽再生
データから配信を受けたくないタイトルの音楽再生デー
タのみを除いて残りの音楽再生データの配信を受けるよ
りも、配信を受けたくない音楽再生データのみを除き、
例えばヒットチャートの上位10曲という検索条件であ
ったのであれば11位の曲でこれを置き換えた上で纏め
て音楽再生データの配信を受けたいと希望することが多
い。
【0008】このような希望を持つユーザの満足度を充
足し、ユーザの希望に合致する複数の音楽再生データを
容易に確定し纏めてダウンロードする音楽配信システム
を実現するために、発明者は、ユーザが指定した条件下
における検索結果である複数の音楽再生データの配信候
補をユーザに示した後に、ユーザから任意の音楽再生デ
ータ配信候補の忌避を受け付け、忌避された音楽再生デ
ータ配信候補をユーザが指定した条件下における次候補
で代替し、纏めてダウンロードする手段を案出した。
【0009】請求項1記載の音楽再生データ送信装置は
複数の音楽再生データ及び該音楽再生データを検索す
るための検索情報を格納したサーバ側記憶手段、ユーザ
側への送信曲数の上限その他の検索条件及び音楽再生デ
ータ送信候補の忌避をユーザ側から受信し、ユーザ側の
表示手段に表示する音楽再生データ送信候補及びユーザ
側の記録媒体へ記録する音楽再生データの送信を行うサ
ーバ側通信手段、前記サーバ側記憶手段の検索情報から
検索条件に合致する音楽再生データ送信候補を検索し、
検索された送信候補、最終的に送信が確定した音楽再生
データをサーバ側通信手段に出力するサーバ側処理手段
を備えている。
【0010】そして、上記サーバ側処理手段は、送信す
る音楽再生データを最終的に確定する前に、ユーザから
任意の音楽再生データ送信候補を指定して忌避する指令
を受けとり、指定された送信候補を削除し、ユーザの検
索条件に合致する送信候補の次候補を追加してサーバ側
通信手段に再出力することを特徴としている。
【0011】「サーバ側記憶手段」には、例えばあるエ
リアに複数の音楽再生データが各別の識別番号を付して
格納されており、更に別のエリアには前記識別番号と同
一の各識別番号が、対応する音楽再生データのアーティ
スト名、CDアルバム名、ジャンル、又はヒットチャー
トの順位といった、ユーザが希望する音楽再生データを
検索するために必要な検索情報と関連付けて格納されて
いる。
【0012】尚、前記検索情報は定期的に更新されるの
が望ましい。
【0013】ユーザ側から受信する「検索条件」は、
「ユーザ側への送信曲数の上限」の他に例えば最新のヒ
ットチャート上位曲だとか、特定のアーティストの曲で
あるとか、年月日から年月日の間にリリースした曲のう
ちのヒットチャート上位曲といった検索条件でもよい。
【0014】ユーザ側から検索条件を受信したときは
「サーバ側処理手段」は、サーバ側記憶手段の検索情報
から検索条件に合致する「音楽再生データ送信候補」を
検索し「サーバ側通信手段」を介してユーザ側に出力す
る。
【0015】「音楽再生データ送信候補」とは、例えば
送信される音楽再生データのタイトル名であり、当該送
信候補を参照する事によりユーザは、どの音楽再生デー
タの送信を希望しあるいはしないか判断する。
【0016】検索された音楽再生データ送信候補をユー
ザ側に出力する方法としては例えば、送信希望曲数は1
0曲で現在のヒットチャート上位を検索するとの検索条
件であったときにヒットチャート上位10曲のみを出力
する方法がある。
【0017】更に、送信曲数の上限を除く検索条件に合
致する音楽再生データ送信候補の全てを、指定された送
信曲数の上限に含まれるものと含まれないものを区分し
た形で出力する方法によってもよい。
【0018】後者の場合、ユーザが、送信曲数の上限に
含まれる曲目と上限に含まれない曲目中の次候補等を比
較検討した上で忌避する音楽再生データ送信候補を決定
できるというメリットがある。
【0019】上記出力された「音楽再生データ送信候
補」を参照したユーザが何れかの「音楽再生データ送信
候補を指定して忌避」したとき、「サーバ側処理手段」
は指定された送信候補を削除し、検索条件に合致する送
信候補の次候補を追加し「サーバ側通信手段」を介して
ユーザ側に再度出力する。
【0020】例えば、送信曲数の上限を除く検索条件に
合致する音楽再生データ送信候補の全てを、指定された
送信曲数の上限に含まれるものと含まれないものを区分
した形で出力している場合には、忌避が指定された送信
候補を削除し、指定された送信曲数の上限に含まれてい
ない送信候補の次候補を送信曲数の上限に含まれる区分
に追加して再出力するといった手段が想定しうる。
【0021】上述の音楽再生データを忌避する処理は、
「送信する音楽再生データを最終的に確定する前に」行
われる。送信する音楽再生データを確定する指令はユー
ザ側から別途入力する方法によっても良いし、ユーザが
任意の音楽再生データを指定して忌避できる回数を例え
ば3回といった具合に定めておき、定められた回数の忌
避が終了したときは自動的に送信される音楽再生データ
が確定する方法によってもよい。
【0022】最終的に送信される音楽再生データが確定
したときは本音楽再生データ送信装置は音楽再生データ
をユーザ側に送信し、ユーザは自己の記憶媒体に音楽再
生データを記録する。
【0023】記憶媒体はMD、メモリースティック(商
標)等、音楽再生データを信号として記録し、再生でき
る媒体であればよい。
【0024】請求項2記載の音楽再生データ受信装置は
請求項1記載の音楽再生データ送信装置に対し検索条
件、音楽再生データ送信候補の忌避を入力し、請求項1
記載の音楽再生データ送信装置から出力された音楽再生
データ送信候補を表示し、請求項1記載の音楽再生デー
タ送信装置から出力された音楽再生データをユーザ側の
記憶媒体に記憶し、これらのために必要な送受信を請求
項1記載の音楽再生データ送信装置との間で行う音楽再
生データ受信装置である。
【0025】本音楽再生データ受信装置は上述の入力、
表示、記憶、送受信を行うことができるものであればパ
ーソナルコンピュータであってもよいし、レコード店や
コンビニエンスストアなどに設置されるミュージックポ
ッドであってもよい。
【0026】また、有線により上記送受信を行うものに
限らず、携帯電話等無線により情報を送受信するものも
本音楽再生データ受信装置に含まれる。
【0027】請求項3記載の音楽再生データ受信装置
は、サーバ側からの受信曲数の上限その他の検索条件及
び音楽再生データ受信候補の忌避を入力するユーザ側入
力手段、音楽再生データ受信候補を検索するための検索
情報を格納した検索情報データベース、前記検索情報デ
ータベースの検索情報から検索条件に合致した音楽再生
データ受信候補を検索し、検索された受信候補を表示手
段に出力し、最終的に確定した受信候補をユーザ側通信
手段に出力するユーザ側処理手段、音楽再生データ受信
候補を表示する表示手段、上記ユーザ側処理手段から出
力された音楽再生データ受信候補を、サーバ側に送信
し、送信された受信候補に対応する音楽再生データをサ
ーバ側から受信するユーザ側通信手段、受信した音楽再
生データをユーザ側の記憶媒体に記憶する記憶装置を備
えている。
【0028】そして、前述のユーザ側処理手段は、ユー
ザ側通信手段に出力する音楽再生データ受信候補を最終
的に確定する前に、ユーザ側入力手段から任意の受信候
補を指定して忌避する指令を受けとり、指定された受信
候補を削除し、ユーザの検索条件に合致する受信候補の
次候補を追加することを特徴としている。
【0029】請求項1記載の音楽再生データ送信装置が
サーバ側で音楽再生データ送信候補の検索を行う構成を
採っているに対し本音楽再生データ受信装置はユーザ
側、つまり音楽再生データ受信装置自体が音楽再生デー
タ受信候補の検索を行い、任意の音楽再生データ受信候
補の忌避を受け付ける構成となっている。
【0030】「音楽再生データ受信候補を検索するため
の検索情報を格納した検索情報データベース」には、例
えば、複数の音楽再生データに割り振られた識別番号が
アーティスト名、CDアルバム名、ジャンル、又はヒッ
トチャートの順位といった、ユーザが希望する音楽再生
データを検索するために必要な検索情報と関連付けて格
納されている。尚、「検索情報データベース」の内容も
請求項1の音楽再生データ送信装置について前述した
「サーバ側記憶手段」に格納されている検索情報と同様
に定期的に更新されるのが望ましい。
【0031】ユーザが検索条件を入力したときは「ユー
ザ側処理手段」は、検索情報データベースの検索情報か
ら検索条件に合致する「音楽再生データ受信候補」を検
索し表示手段に出力する。ユーザが入力しうる「検索条
件」は請求項1記載の音楽再生データ送信装置について
前述したものと同一のものが想定しうる。
【0032】「音楽再生データ受信候補」とは、例えば
上述の音楽再生データに割り振られた各識別番号に対応
するタイトル名であり、表示手段に表示された当該受信
候補を参照することによりユーザは、どの音楽再生デー
タの受信を希望するかあるいはしないか判断する。
【0033】検索された音楽再生データ受信候補を表示
手段に表示する方法としては、例えば受信希望曲数は1
0曲で現在のヒットチャート上位曲を検索するとの検索
条件であったときにヒットチャート上位10曲のみを表
示する方法がある。
【0034】更に、受信曲数の上限を除く検索条件に合
致する音楽再生データ受信候補の全てを、指定された受
信曲数の上限に含まれるものと含まれないものを区分し
た形で出力する方法によってもよい。
【0035】後者の場合、ユーザが、受信曲数の上限に
含まれる曲目と上限に含まれない曲目中の次候補等を比
較検討した上で忌避する音楽再生データ受信候補を決定
できるというメリットがある。
【0036】上記表示された「音楽再生データ受信候
補」を参照したユーザが何れかの「音楽再生データ受信
候補を指定して忌避」したとき、「ユーザ側処理手段」
は指定された受信候補を削除し、検索条件に合致する受
信候補の次候補を追加し表示手段に再度出力する。
【0037】例えば、受信曲数の上限を除く検索条件に
合致する音楽再生データ受信候補の全てを、指定された
受信曲数の上限に含まれるものと含まれないものを区分
した形で出力している場合には、忌避が指定された受信
候補を削除し、指定された送信曲数の上限に含まれてい
ない受信候補の次候補を配信曲数の上限に含まれる区分
に追加して再出力するといった手段が想定しうる。
【0038】上述の音楽再生データを忌避する処理は、
「ユーザ側通信手段に出力する音楽再生データ受信候補
を最終的に確定する前に」行われる。出力する音楽再生
データ受信候補を最終的に確定する指令はユーザ側入力
手段から別途入力する方法によってもよいし、ユーザが
任意の音楽再生データ受信候補を指定して忌避できる回
数を例えば3回といった具合に定めておき、定められた
回数の忌避が終了したときは自動的に出力される音楽再
生データ受信候補が確定する方法によってもよい。
【0039】最終的に出力される音楽再生データ受信候
補が確定したときは、音楽再生データ受信候補、例えば
識別番号等サーバ側の音楽再生データを特定する為の情
報をユーザ側通信手段からサーバ側に送信する。サーバ
側には複数の音楽再生データを格納したデータベースが
有り、ユーザは確定された音楽再生データ送信候補に対
応する音楽再生データをサーバ側から受信し、自己の記
録媒体に記録する。
【0040】請求項4記載のコンピュータ読み取り可能
な媒体は、例えばパーソナルコンピュータや、ミュージ
ックポッド等に組み込むことにより請求項3記載の音楽
再生データ受信装置と同様の処理を行わせるためのプロ
グラムを格納しているものである。
【0041】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕
【0042】以下、本発明の第1実施形態について、図
1乃至図9を参照しながら説明する。
【0043】図1は、本発明の一実施形態である音楽再
生データ送信装置を含む音楽配信システムの全体構成を
示すブロック図である。
【0044】本音楽再生データ送信装置は、サーバ側記
憶手段8s、サーバ側処理手段12、サーバ側通信手段
13から構成される。
【0045】サーバ側記憶手段8sは例えばハードディ
スクであり音楽再生データベース9、サーバ側検索情報
データベース10、ユーザ情報データベース11が格納
されている。
【0046】音楽再生データベース9には、複数の音楽
再生データが、各別の識別番号を付された上で格納され
ている。
【0047】サーバ側検索情報データベース10には、
上記各音楽再生データの各識別番号に対応する複数の識
別番号が音楽再生データの楽曲名、アーティスト名、ジ
ャンルといった検索情報と関連付けて格納されている。
【0048】更にサーバ側検索情報データベース10に
は、楽曲の内容(イメージ情報)を表現するための複数
の文字コードを設定し、前記各識別番号に対応して格納
されている。
【0049】この文字コードは楽曲の内容の特徴的要素
を感覚的に的確に分類して表現できると思われるものを
選んで採用するもので、例えば感情を表現するものとし
て「楽しい」、「切ない」、「気楽」等の文字コード、
イメージを表現するものとして「恋愛」、「男らし
さ」、「青春」等の文字コードがある。
【0050】尚、サーバ側検索情報データベース10の
内容はヒットチャートのランキング等も含まれるので定
期的(例えば週に1回)に更新されるものとする。
【0051】ユーザ情報データベース11は、ユーザの
検索条件として既にダウンロードした音楽再生データを
除くという条件が設定された際の処理のために設けられ
ているものであり、各ユーザに割り振られたユーザ番号
が、同一番号のユーザに対し過去にダウンロードした音
楽再生データの識別番号とともに格納されている。
【0052】ユーザ番号は、例えば本音楽配信システム
を継続的に利用するユーザの請求により別途郵送により
通知されるものである。
【0053】サーバ側処理手段12は、ユーザの検索条
件に合致する音楽再生データの送信候補(以下単に送信
候補という。)の検索、指定された送信候補の忌避処
理、サーバ側通信手段13への各種出力、配信履歴のユ
ーザ情報データベース11への格納等を行うCPUを含
む。
【0054】サーバ側通信手段13は、モデムである。
【0055】一方、音楽再生データ受信装置はユーザが
検索条件等の各種入力をしたり希望に合致する音楽再生
データをダウンロードし、自己の記憶媒体に記憶する為
の端末であり、各地のレコード店、コンビニエンススト
ア等の店頭に設置されネットワーク30を介して音楽再
生データ送信装置と接続されている。
【0056】音楽再生データ受信装置は、ユーザ側通信
手段14、表示手段15、入力手段16、記憶装置1
7、ユーザ側処理手段18から構成される。
【0057】表示手段15はユーザに対し検索結果であ
る送信候補その他必要な情報の表示を行うディスプレイ
である。
【0058】入力手段16は例えばユーザが検索条件、
特定の送信候補の忌避その他各種入力を行うためのタッ
チスイッチであり表示手段15上の文字、記号にユーザ
が触れること等により入力が行われる様な構成でもよ
い。
【0059】記憶装置17は例えばダウンロードした音
楽再生データをユーザが挿入した記憶媒体17aに記憶
するレコーダである。記憶媒体17aは、メモリーステ
ィック(商標)やMD等、音楽再生データを信号として
記録し、再生できる媒体であればよい。
【0060】またユーザ側通信手段14はモデムであ
る。
【0061】ユーザ側処理手段18は、例えば上記ユー
ザ側通信手段14、表示手段15、ユーザ側入力手段1
6、記憶装置17を有効に機能させるための各種処理を
行うCPUを含んでいる。
【0062】次に音楽再生データ送信装置において、音
楽再生データ受信装置から入力された検索条件に合致す
る音楽再生データを検索し、ネットワーク30を介して
音楽再生データ受信装置に送信するまでの処理を図2に
示すフローチャート等を参照しつつ説明する。
【0063】本音楽再生データ送信装置がユーザの検索
条件に合致する音楽再生データを検索するためには、前
提として、音楽再生データ受信装置から検索条件がユー
ザにより入力される必要がある。
【0064】検索条件の入力は、ユーザが音楽再生デー
タ受信装置の表示手段15に表示される案内に従い入力
手段16を操作することによりなされるものである。そ
こで、先ず検索条件の入力について説明する。
【0065】音楽再生データ受信装置側では先ずユーザ
側処理手段18が図3に示すような画面を表示手段15
に表示する。
【0066】ユーザは希望する音楽再生データを曲の
「アーティスト名」、曲の「タイトル名」、特定のテレ
ビ番組の主題歌、挿入歌として採用されているといった
「タイアップ」、「ヒットチャート」の上位曲、曲の
「制作者」、「あなたに合った曲を選択」の何れかの表
示を指で触れる等により希望の検索方法を選択する(図
2の111)。
【0067】「あなたに合った曲を選択」というのは、
ユーザが音楽再生データの楽曲名やアーティスト名が分
からないような場合や、楽曲の持っている雰囲気やテン
ポ等の表現形態から漠然と楽曲を選択したい場合に文字
コードとして検索条件を入力するためのものである。本
音楽再生データ送信措置は、ユーザ側から複数の文字コ
ードに関する検索条件が入力された場合に、サーバ側検
索条件データベース10へ各識別番号と対応して格納さ
れている文字コードと、前記入力された文字コードが同
一であるかを判断する事により楽曲の絞り込みを行う機
能を有している。この絞り込み機能を利用するために
は、ユーザが上記検索方法入力画面(図3)で「あなた
に合った曲を選択」を選ぶ必要がある。
【0068】ユーザが何れかの検索方法を選択した場
合、ユーザ側処理手段18は図4に示すような画面を表
示手段15に表示する。
【0069】本音楽再生データ送信装置は検索条件に合
致する複数の音楽再生データ送信候補の曲名、アーティ
スト名をヒットチャート順に整理し音楽再生データ受信
装置へ出力する。従ってユーザは「今週」、「今月」、
「今年度上半期」、「今年度下半期」、「1年間」、
「3年間」、「5年間」、「すべてのヒットチャート」
から何れかを選択し、表示手段15上の「選択条件へ」
を指で触れる等によりヒットチャート情報に関する検索
条件を確定させる(112)。
【0070】ヒットチャート情報に関する検索条件を確
定させるとユーザ側処理手段18は図5に示すような画
面を表示手段15に表示する。
【0071】この画面においては検索する楽曲の「ジャ
ンル」、国内のアーティストのものかそれとも海外のも
のかを選択する「国別指定」、特定のCM、テレビ番
組、映画の主題歌、挿入歌として採用されているか否か
という「タイアップ」、「ボーカル」の性別の他「ダウ
ンロード指定」といった選択情報に関する検索条件を入
力し、「確定」を指で触れる等により確定させる(11
3)。
【0072】「ダウンロード指定」というのはユーザが
纏めて配信を受ける音楽再生データのうちに以前配信を
受けたものと同一のものが存在しており、重複して料金
を支払わなければならないという不利益を回避したい場
合に、既にダウンロードした曲を「除く」という検索条
件を入力するものである。
【0073】また、配信を希望する音楽再生データの曲
数についての初期設定は8曲になっているが、入力手段
16からユーザが増減する事が出来る。
【0074】選択情報に関する検索条件を確定させると
ユーザ側処理手段18は図6に示すような画面を表示手
段15に表示する。
【0075】尚、この画面はユーザが先の検索方法選択
画面(図3)において「あなたに合った曲を選択」を選
択した場合に限り、前記選択情報入力確定後に挿入され
るものである。
【0076】従って、ユーザが先の検索方法選択画面
(図3)において「あなたに合った曲を選択」以外を選
択したときは図6に示す画面は表示されず、前記選択情
報に関する検索条件確定後、直ちにユーザ側処理手段1
8は後述のユーザ番号入力要求画面を表示手段15に表
示する事になる。
【0077】ユーザは表示手段15上に列挙された各文
字コードのうち、配信を受けたい楽曲のイメージに合致
すると思われる文字コードを指で触れる等によりチェッ
クマークを表示させる。希望に合致するすべての文字コ
ードをチェックしたときは表示手段15に表示されてい
る「確定」を指で触れること等により確定させる(11
4)。
【0078】文字コードに関する検索条件を確定させる
とユーザ側処理手段18は図7に示すような画面を表示
手段15に表示する。ユーザ番号入力を要求する画面で
ある。
【0079】ユーザ番号は、検索結果である送信候補の
中から既にダウンロードした曲を「除く」場合に、サー
バ側処理手段12がユーザ情報データベース11から当
該ユーザの過去の配信履歴についての情報を取り出すた
めに必要であり、それ以外にも今回ダウンロードする曲
の識別番号を新たな配信履歴としてユーザ情報データベ
ース11に格納するために必要となる。
【0080】ユーザは、ユーザ番号を入力後「確定」を
指で触れること等によりこれを確定させる。また、ユー
ザ番号を持っていないときは「ユーザ番号無し」を選択
する(115)。
【0081】以上で音楽再生データ受信装置側における
検索条件の入力が全て終了する。
【0082】音楽再生データ受信装置に入力された検索
条件はネットワーク30を介してサーバ側通信手段13
が受信しサーバ側処理手段12に送られる(116)。
【0083】サーバ側処理手段12は配信希望曲数を除
く検索条件に合致する識別番号をサーバ側検索情報デー
タベース10から検索する(117)。
【0084】もし、ユーザが既にダウンロードした曲を
「除く」という要求をしていたときは、サーバ側検索情
報データベース10だけでなくユーザ情報データベース
11にもアクセスし、今回のユーザ(前記入力したユー
ザ番号により識別)が過去に同じ識別番号の音楽再生デ
ータをダウンロードしていないかを判断する。過去にダ
ウンロードした音楽再生データと同一のものは送信候補
に含めない。
【0085】サーバ側処理手段12は、ユーザ側に送信
する音楽再生データに対応する識別番号が最終的に確定
するまで、前記配信希望曲数を除く検索条件に合致する
全ての識別番号をサーバ側記憶手段8sへ暫定的に格納
しておく。
【0086】次にサーバ側処理手段12は検索した識別
番号に対応する楽曲名とアーティスト名を送信候補と
し、サーバ側通信手段13から音楽再生データ受信装置
に送信する(118)。
【0087】送信候補は曲名を画面左側に、アーティス
ト名を画面右側に、そして削除のチェックを表示させる
欄をアーティスト名の右側に設け、更にユーザが設定し
た配信希望曲数の範囲内でヒットチャートの上位曲から
配列して表示手段15に表示される。
【0088】例えばユーザが配信を希望する音楽再生デ
ータの曲数についての設定を8曲としたままで検索した
ときは、図8に示すようにヒットチャートの上位8曲が
送信候補として表示されることになる。ユーザは表示さ
れた送信候補より何れかを忌避するかそれともダウンロ
ードを行うか決定する(119)。
【0089】ユーザが何れかの送信候補についての音楽
再生データのダウンロードを希望しないときは、その楽
曲の表示を指で触れること等により削除の欄のチェック
マークを表示させる。削除する曲は複数でも良く、ユー
ザが削除を希望する全ての受信候補のチェックを済ませ
たら「更新」を指で触れること等により確定する(図8
の場合、2位の送信候補が削除される事になる)。
【0090】確定された削除に関する情報はネットワー
ク30を介してサーバ側通信手段13が受信し再びサー
バ側処理手段12に送られる(120)。
【0091】サーバ側処理手段12は、削除が指定され
た送信候補を削除した上で、前記サーバ側記憶手段8s
へ暫定的に格納した識別番号のうちヒットチャートの次
順位にあるものを読み出し送信候補に追加する(12
1)。
【0092】そして更新された検索結果としてサーバ側
通信手段13から音楽再生データ送信装置へ再送信する
(118)。
【0093】ユーザは検索結果が希望に合致する受信候
補で満たされるまで削除の欄にチェックマークを表示さ
せ更新させる処理を行う(118から121の繰り返
し)。
【0094】最初の検索結果又は更新後の検索結果が希
望に合致する送信候補で満たされたときは表示手段15
上の「ダウンロード」を指で触れる等により送信候補を
確定する。送信候補の確定に関する情報はネットワーク
30を介してサーバ側通信手段13が受信しサーバ側処
理手段12に送られる(122)。
【0095】送信候補確定の情報を受けた後にサーバ側
処理手段12はユーザに対しクレジット番号入力を要求
する(123)。表示手段15には図9に示すような画
面が表示される。
【0096】ユーザから入力されたクレジット番号を受
け取ったあとにサーバ側処理手段12は今回ダウンロー
ドする音楽再生データの代金について決済処理を行う
(124)。決済処理終了後、サーバ側処理手段12は
前記記憶手段8sに暫定的に格納されていた識別番号の
うち、最終的に確定した送信候補の識別番号に対応する
音楽再生データを音楽再生データベース9から読み出
し、サーバ側通信手段13から音楽再生データ受信装置
へ送信する(125)。これによりユーザは希望に合致
する複数の音楽再生データを纏めて自己の記憶媒体に格
納できる。
【0097】送信後、先の図7に示した画面においてユ
ーザがユーザ番号を入力していた場合、サーバ側処理手
段12は、今回送信した全ての音楽再生データの識別番
号を送信履歴としてユーザ番号とともに格納することに
より、ユーザ情報データベース11を更新する(12
6)。ユーザ情報データベースを更新した後全ての処理
を終了させる。
【0098】一方、ユーザ番号が入力されていないとき
は、音楽再生データ送信後そのまま終了となる。
【0099】以上で、音楽再生データ送信装置がユーザ
の検索条件に合致する音楽再生データを検索しネットワ
ーク30を介して音楽再生データ受信装置に送信する処
理が終了する。
【0100】〔第2実施形態〕
【0101】以下、本発明の第2実施形態について、図
3乃至図6、図8乃至図12を参照しながら説明する。
【0102】図10は本発明の一実施形態である音楽再
生データ受信装置を含む音楽配信システムの全体構成を
示すブロック図である。
【0103】音楽配信システム全体として見たとき、第
1実施形態においては音楽再生データ送信装置で送信候
補の検索及び忌避の処理が行われる構成であったのに対
し本実施形態の場合、音楽再生データ受信装置の側で音
楽再生データ受信候補(以下受信候補という)の検索及
び忌避の処理を行い、最終的にダウンロードする音楽再
生データの識別番号が確定してからサーバである音楽再
生データ送信装置との交信を行う構成となっている。
【0104】本音楽再生データ受信装置は、ユーザ側記
憶手段8y、ユーザ側通信手段14、表示手段15、入
力手段16、記憶装置17、ユーザ側処理手段18、ユ
ーザカード処理手段20から構成される。
【0105】ユーザ側通信手段14,表示手段15、入
力手段16、記憶装置17及び記憶媒体17aは第1実
施形態において述べたものと同一の構成である。
【0106】ユーザ側処理手段18は、例えばユーザの
検索条件に合致する受信候補の検索、指定された受信候
補の忌避処理、ユーザ側通信手段14への各種出力、ユ
ーザカード処理手段20に配信履歴の読み込み及び更新
を行わせる指令等を行うCPUを含む。
【0107】ユーザ側記憶手段8yは例えばハードディ
スクでありユーザ側検索情報データベース19が格納さ
れている。
【0108】ユーザ側検索情報データベース19には、
音楽再生データを特定するための識別番号が音楽再生デ
ータの楽曲名、アーティスト名、ジャンルといった検索
情報と関連付けて格納されている。
【0109】ユーザ側検索情報データベース19は、定
期的(例えば週1回)に音楽再生データ送信装置と音楽
再生データ受信装置との間で交信する事により、サーバ
側検索情報データベース10と同一の内容が保たれてい
る。
【0110】尚、サーバ側検索情報データベース10の
内容は第1実施形態に述べたところと同様の構成であ
り、定期的に更新されるものである。
【0111】ユーザカード処理手段20は、ユーザの検
索条件として既にダウンロードした音楽再生データを除
くという条件が設定されていた場合に、ユーザカード2
0aに格納されている各ユーザの配信履歴に関する情報
を読み出しユーザ側処理手段18に伝送する処理、及び
音楽再生データをダウンロードした後に今回ダウンロー
ドした音楽再生データの識別番号をユーザカード20a
へ格納することにより配信履歴を更新する処理を行う。
【0112】ユーザカード20aは例えば、ICカー
ド、メモリースティック(商標)等、配信履歴に関する
情報を信号として記録出来る媒体であって、携帯容易な
ものであればよい。
【0113】一方、音楽再生データ送信装置は音楽再生
データ受信装置から受け取った識別番号を基に音楽再生
データを送信するサーバであり、ネットワーク30を介
して各地にある音楽再生データ受信装置と接続されてい
る。
【0114】音楽再生データ送信装置はサーバ側記憶手
段8s、サーバ側処理手段12、サーバ側通信手段13
から構成される。
【0115】サーバ側記憶手段8sは例えばハードディ
スクであり、音楽再生データベース9、サーバ側検索情
報データベース10が格納されている。
【0116】音楽再生データベース9、サーバ側検索情
報データベース10、サーバ側通信手段13は第1実施
形態において述べたものと同一の構成である。
【0117】サーバ側処理手段12は、音楽再生データ
受信装置から受信した識別番号に対応する音楽再生デー
タを音楽再生データベース9から読み出しサーバ側通信
手段13から音楽再生データ受信装置へ送信する処理、
及び定期的(例えば週に1回)に更新されるサーバ側検
索情報データベース10の内容をサーバ側通信手段13
から全ての音楽再生データ受信装置へ配信する処理等を
行う。
【0118】次に本音楽再生データ受信装置において、
ユーザが入力した検索条件に合致する音楽再生データを
纏めてダウンロードし記憶媒体17aに格納するまでの
処理を図11に示すフローチャート等を参照しつつ説明
する。
【0119】本音楽再生データ受信装置を起動するとユ
ーザ側処理手段18は図3に示すような画面を表示手段
15に表示する。ユーザは第1実施形態の場合と同様に
希望の検索方法を選択する(図11の211)。
【0120】ユーザが「アーティスト名」「タイトル
名」「タイアップ」「ヒットチャート」「制作者」「あ
なたにあった曲を選択」のうちの何れかの検索方法を選
択した場合、ユーザ側処理手段18は図4に示すような
画面を表示手段15に表示する。ユーザは第1実施形態
の場合と同様にヒットチャート情報に関する検索条件を
入力し確定させる(212)。
【0121】ヒットチャート情報に関する検索条件を確
定させるとユーザ側処理手段18は図5に示すような画
面を表示手段15に表示する。
【0122】ユーザは第1実施形態の場合と同様に「ジ
ャンル」、「国別指定」、「タイアップ」、「ボーカ
ル」、「ダウンロード指定」、「曲数」等の選択情報に
関する検索条件を入力し確定させる(213)。
【0123】選択情報に関する検索条件を確定させると
ユーザ側処理手段18は図6に示すような画面を表示手
段15に表示する。
【0124】ユーザは第1実施形態の場合と同様に配信
を受けたい楽曲のイメージに合致する文字コードを入力
し確定させる(214)。
【0125】文字コードに関する検索条件を確定させる
とユーザ側処理手段18は図12に示すような画面を表
示手段15に表示する。ユーザカード挿入を要求する画
面である。
【0126】ユーザカード20aは例えば本音楽配信シ
ステムを継続的に利用するユーザの請求により別途郵送
されるものである。ユーザカード20aは検索結果であ
る受信候補の中から既にダウンロードした曲を「除く」
場合に、ユーザ側処理手段18が当該ユーザの過去の配
信履歴についての情報を取り出すために必要であり、そ
れ以外にも今回ダウンロードする曲の識別番号を新たな
配信履歴として格納するために必要となる。
【0127】ユーザは、ユーザカード20aを有してい
るときはユーザカード処理手段20に挿入し、「OK」
を指で触れる等により確定する。ユーザカード20aを
持っていないときは「ユーザカード無し」を選択する
(215)。
【0128】以上で検索条件の入力が全て終了する。
【0129】検索条件入力後、ユーザ側処理手段18は
配信希望曲数を除く検索条件に合致する識別番号をユー
ザ側検索情報データベース19から検索する(21
6)。
【0130】もし、ユーザが既にダウンロードした曲を
「除く」という要求をしており、ユーザカード20aが
挿入されているときはユーザカード20aから過去に配
信を受けている音楽再生データの識別番号を読み出し、
検索結果である受信候補の識別番号とマッチングする事
等により過去に同じ識別番号の音楽再生データをダウン
ロードしていないか判断する。過去にダウンロードした
音楽再生データと同一のものは受信候補に含めない。
【0131】ユーザ側処理手段18は、サーバに対し配
信を要求する音楽再生データに対応する識別番号が最終
的に確定するまで、前記配信希望曲数を除く検索条件に
合致する全ての識別番号をユーザ側記憶手段8yへ暫定
的に格納しておく。
【0132】次にユーザ側処理手段18は検索した識別
番号に対応する楽曲名とアーティスト名を受信候補と
し、表示手段15に出力する(217)。
【0133】受信候補は曲名を画面左側に、アーティス
ト名を画面右側に、そして削除のチェックを表示させる
欄をアーティスト名の右側に設け、更にユーザが設定し
た配信希望曲数の範囲内でヒットチャートの上位曲から
配列して表示手段15に表示される。
【0134】例えばユーザが配信を希望する音楽再生デ
ータの曲数についての設定を8曲としたままで検索した
ときは、図8に示すようにヒットチャートの上位8曲が
受信候補として表示されることになる。ユーザは表示さ
れた受信候補により何れかを忌避するかそれともダウン
ロードを行うか決定する(218)。
【0135】ユーザが何れかの受信候補についての音楽
再生データのダウンロードを希望しないときは、その楽
曲の表示を指で触れること等により削除の欄のチェック
マークを表示させる。削除する曲は複数でも良く、ユー
ザが削除を希望する全ての受信候補のチェックを済ませ
たら「更新」を指で触れること等により確定する(図8
の場合、2位の送信候補が削除される事になる)(21
9)。
【0136】ユーザ側処理手段18は、削除が指定され
た受信候補を削除した上で、前記ユーザ側記憶手段8y
へ暫定的に格納した識別番号のうちヒットチャートの次
順位にあるものを読み出し送信候補に追加する(22
0)。
【0137】そして更新された検索結果として表示手段
15へ再出力する(217)。
【0138】ユーザは検索結果が希望に合致する受信候
補で満たされるまで削除の欄にチェックマークを表示さ
せ更新させる処理を行う(217から220の繰り返
し)。
【0139】最初の検索結果又は更新後の検索結果が希
望に合致する受信候補で満たされたときは表示手段15
上の「ダウンロード」を指で触れる等により受信候補を
確定する(221)。
【0140】受信候補確定後、ユーザ側処理手段18は
ユーザに対しクレジット番号入力を要求する(22
2)。表示手段15には、図9に示すような画面が表示
される。
【0141】入力されたクレジット番号と前記確定した
受信候補である音楽再生データの識別番号は、ユーザ側
通信手段14からネットワーク30を介して音楽再生デ
ータ送信装置に送信される(223)。
【0142】ユーザから入力されたクレジット番号を受
け取ったあとにサーバ側処理手段12は、今回ダウンロ
ードする音楽再生データの代金について決済処理を行
い、決済処理終了後、受け取った識別番号に対応する音
楽再生データを読み出す。
【0143】本音楽再生データ受信装置は、読み出され
た音楽再生データを音楽再生データ送信装置から受信す
る(224)。
【0144】ユーザ側処理手段18は、受信した音楽再
生データを記憶媒体17aに格納する(225)。
【0145】格納後、先の図11に示した画面において
ユーザがユーザカード20aをユーザカード処理手段2
0に挿入していた場合、ユーザ側処理手段18は、今回
受信した全ての音楽再生データの識別番号を受信履歴と
してユーザカード20aに格納することにより、ユーザ
カード20aを更新する(226)。ユーザカード20
aを更新した後、全ての処理を終了させる。
【0146】一方、ユーザカード20aが挿入されてい
ないときは、音楽再生データ格納後そのまま終了とな
る。
【0147】以上で、音楽再生データ受信装置がユーザ
の検索条件に合致する音楽再生データを検索しネットワ
ーク30を介して音楽再生データ送信装置から受信しユ
ーザの記憶媒体に格納する処理が全て終了する。
【0148】尚、本発明の実施形態は上記に限られな
い。例えば第1実施形態又は第2実施形態における、ダ
ウンロードする音楽再生データの代金についての決済処
理は、音楽再生データ受信装置にユーザがクレジットカ
ードを挿入し、暗証番号を入力する事により行われる構
成を採用しても良い。
【0149】また、第1実施形態又は第2実施形態にお
ける検索結果の表示方法として、図8に示したように、
検索条件に合致する送信候補または受信候補をユーザが
設定した配信希望曲数の範囲内でヒットチャートの上位
曲から配列して表示する方法でなく、図13に示すよう
に、配信希望曲数を除く検索条件に合致する受信候補の
全てあるいは送信候補の全てを、ヒットチャート順に配
列し、ユーザが設定した配信希望曲数の範囲内と範囲外
とを区分した形で表示する方法によってもよい。
【0150】
【発明の効果】本発明は上記のように構成され機能する
ので、ユーザが予めダウンロードをしたい音楽再生デー
タの曲数を決定してから希望に合致する音楽再生データ
を探し出したいという状況において、ユーザの希望に合
致する複数の音楽再生データを容易かつ迅速に探し出し
纏めてダウンロード出来る一方、前記纏めてダウンロー
ドされるものに、ユーザがCD等を既に所有している曲
と同一タイトルであるといった事情等によりダウンロー
ドしたくないものまで含まれてしまう事態が回避され
る。
【0151】請求項1記載の発明は、サーバ側送信装置
でユーザに忌避された音楽再生データ送信候補の検索、
忌避された送信候補の削除、次候補代替の各処理を行う
のでユーザ側の受信装置に検索のためのデータベースを
設ける必要が無い。従って、例えば、ヒットチャート順
位など検索情報が定期的に変動する場合にもサーバ側の
データベースのみ更新すればよいというメリットがあ
る。
【0152】請求項2記載の発明は音楽再生データ受信
候補の忌避といった従来の音楽再生データ受信装置とは
異なる入力を可能にするという効果がある。
【0153】請求項3及び4記載の発明はユーザ側受信
装置でユーザに忌避された音楽再生データ受信候補の検
索、忌避された送信候補の削除、次候補代替の各処理を
行うので最終的に音楽再生データ受信候補が確定するま
でサーバとの送受信を行う必要がない。従って電気通信
回線の使用効率が向上し、通話料の節約が出来るという
メリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態記載の音楽再生データ送信装置を
含む音楽配信システムの全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】第1実施形態記載の音楽再生データ送信装置に
おいて、音楽再生データ受信装置から入力された検索条
件に合致する音楽再生データを検索し、ネットワーク3
0を介して音楽再生データ受信装置に送信するまでの処
理を示すフローチャートである。
【図3】 第1実施形態又は第2実施形態において表示
手段15に表示される、検索方法に関する検索条件入力
を要求する画面を示す図である。
【図4】 第1実施形態又は第2実施形態において表示
手段15に表示される、ヒットチャート情報に関する検
索条件入力を要求する画面を示す図である。
【図5】 第1実施形態又は第2実施形態において表示
手段15に表示される、選択情報に関する検索条件入力
を要求する画面を示す図である。
【図6】 第1実施形態又は第2実施形態において表示
手段15に表示される、文字コードに関する検索条件入
力を要求する画面を示す図である。
【図7】第1実施形態において表示手段15に表示され
る、ユーザ番号入力を要求する画面を示す図である。
【図8】 第1実施形態又は第2実施形態において表示
手段15に表示される、検索結果を表示する画面を示す
図である。
【図9】第1実施形態又は第2実施形態において表示手
段15表示される、クレジットカード番号入力を要求す
る画面を示す図である。
【図10】第2実施形態記載の音楽再生データ受信装置
を含む音楽配信システムの全体構成を示すブロック図で
ある。
【図11】第2実施形態記載の音楽再生データ受信装置
において、ユーザが入力した検索条件に合致する音楽再
生データを纏めてダウンロードし、記憶媒体17aに格
納するまでの処理を示すフローチャートである。
【図12】第2実施形態において表示手段15に表示さ
れる、ユーザカード挿入を要求する画面を示す図であ
る。
【図13】本発明の一実施形態としての音楽再生データ
受信装置がユーザの検索条件に合致する検索結果を表示
する画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
8s サーバ側記憶手段 8y ユーザ側記憶手段 9 音楽再生データベース 10 サーバ側検索情報データベース 11 ユーザ情報データベース 12 サーバ側処理手段 13 サーバ側通信手段 14 ユーザ側通信手段 15 表示手段 16 入力手段 17 記憶装置 18 ユーザ側処理手段 19 ユーザ側検索情報データベース 20 ユーザカード処理手段 30 ネットワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の音楽再生データ及び音楽再生デー
    タを検索するための検索情報を格納したサーバ側記憶手
    段と、 ユーザ側への送信曲数の上限その他の検索条件及び音楽
    再生データ送信候補の忌避をユーザ側から受信し、ユー
    ザ側の表示手段に表示する音楽再生データ送信候補及び
    ユーザ側の記録媒体へ記録する音楽再生データの送信を
    行うサーバ側通信手段と、 前記サーバ側記憶手段の検索情報から検索条件に合致す
    る音楽再生データ送信候補を検索し、検索された送信候
    補、最終的に送信が確定した音楽再生データをサーバ側
    通信手段に出力するサーバ側処理手段と、 を備えた音楽再生データ送信装置であって、 上記サーバ側処理手段は、送信する音楽再生データを最
    終的に確定する前に、ユーザから任意の音楽再生データ
    送信候補を指定して忌避する指令を受けとり、指定され
    た送信候補を削除し、ユーザの検索条件に合致する送信
    候補の次候補を追加してサーバ側通信手段に再出力する
    ことを特徴とする、 音楽再生データ送信装置。
  2. 【請求項2】 前記ユーザ側への送信曲数の上限その他
    の検索条件、音楽再生データ送信候補の忌避を請求項1
    記載の音楽再生データ送信装置に入力するユーザ側入力
    手段と、 請求項1記載の音楽再生データ送信装置との送受信を行
    うユーザ側通信手段と、 請求項1記載の音楽再生データ送信装置から出力された
    音楽再生データ送信候補を表示する表示手段と、 請求項1記載の音楽再生データ送信装置から出力された
    音楽再生データをユーザ側の記憶媒体に記憶する記憶装
    置と、 を備えた音楽再生データ受信装置。
  3. 【請求項3】 サーバ側からの受信曲数の上限その他の
    検索条件及び音楽再生データ受信候補の忌避を入力する
    ユーザ側入力手段と、 音楽再生データ受信候補を検索するための検索情報を格
    納した検索情報データベースと、 前記検索情報データベースの検索情報から検索条件に合
    致した音楽再生データ受信候補を検索し、検索された受
    信候補を表示手段に出力し、最終的に確定した受信候補
    をユーザ側通信手段に出力するユーザ側処理手段と、 音楽再生データ受信候補を表示する表示手段と、 上記ユーザ側処理手段から出力された音楽再生データ受
    信候補を、サーバ側に送信し、送信された受信候補に対
    応する音楽再生データをサーバ側から受信するユーザ側
    通信手段と、 受信した音楽再生データをユーザ側の記憶媒体に記憶す
    る記憶装置と、 を備えた音楽再生データ受信装置であって、 前述のユーザ側処理手段は、ユーザ側通信手段に出力す
    る音楽再生データ受信候補を最終的に確定する前に、ユ
    ーザ側入力手段から任意の受信候補を指定して忌避する
    指令を受けとり、指定された受信候補を削除し、ユーザ
    の検索条件に合致する受信候補の次候補を追加すること
    を特徴とする、 音楽再生データ受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の音楽再生データ受信装置
    において、 サーバ側からの受信曲数の上限その他の検索条件をユー
    ザから受け取り、受け取った検索条件に基づき音楽再生
    データ受信候補を検索し、検索された受信候補を表示手
    段に出力する処理と、 表示手段に表示された音楽再生データ受信候補の何れか
    をユーザが指定して忌避したときは、指定された受信候
    補を削除し、ユーザの検索条件に合致する受信候補の次
    候補を追加し、新たな受信候補とした後に表示手段に再
    出力する処理と、 ユーザが最終的に確定した音楽再生データ受信候補をユ
    ーザ側通信手段からサーバ側通信手段に出力する処理
    と、 前記出力された音楽再生データ受信候補に応答してサー
    バ側から送信された音楽再生データをユーザの記憶媒体
    に記憶する処理とを、 上記ユーザ側処理手段に実行させるための音楽再生デー
    タ受信処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な媒体。
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