JP2004191517A - 配信システム、オーディオ機器およびコンテンツ管理方法 - Google Patents
配信システム、オーディオ機器およびコンテンツ管理方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】オーディオ機器1の制御部20は、データサーバからダウンロードしようとする楽曲データが、指定されたダウンロード先(MD12a、ハードディスク15、若しくは、メモリカード17a)に記録可能であるかを判別する。制御部20は、ダウンロード先に十分な空き容量がなく記録可能でないと判別すると、ダウンロード先に記録されている楽曲データの消去候補を表示部19に一覧表示する。そして、操作部18を介して、利用者から選択された楽曲データをデータサーバにアップロードし、又は、そのまま消去する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、配信システム、オーディオ機器およびコンテンツ管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ネットワークの高速化や、データ圧縮技術の発展に伴って、楽曲データ等の配信を行う情報配信システムが普及して来ている。このような情報配信システムにおいて、一般に、利用者は、パーソナルコンピュータ(パソコン)を使用してインターネットに接続し、所定の音楽配信サイト等にアクセスする。そして、パソコンは、利用者の操作に従って、アクセス先の音楽配信サイトから所望の楽曲データをハードディスク等にダウンロードし、ダウンロードが完了した楽曲データを再生する(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−74814号公報 (第6−7頁、第1図)
【0004】
また、最近のパソコンは、所定規格の光ディスク(MD等)や所定規格のメモリカード(半導体メモリ等)にデータを書き込み、そして、読み出すことのできる機種も多い。このようなパソコンでは、音楽配信サイトからダウンロードした楽曲データをハードディスクにではなく、光ディスクやメモリカード等に直接記録することも可能である。
そして、このような楽曲データが記録された光ディスクやメモリカード等を、携帯用の音楽再生機器等にて再生することで、利用者は、何処でも好きなときにお気に入りの楽曲等を楽しむことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、所望の楽曲データをダウンロードして、記録媒体(ハードディスク、光ディスク、及び、メモリカード)に記録するうちに、記録媒体が一杯になり、新たな楽曲データを記録できなくなる場合もある。
この場合、利用者は、ダウンロード先の記録媒体を切り換えたり、記録媒体から不要な楽曲データを消去する必要がある。
【0006】
そして、記録媒体から楽曲データを消去する際に、利用者は、記録媒体から消去対象の楽曲データを自ら選んで、パソコンに消去を指示することとなる。例えば、利用者は、パソコンにて、ファイル管理プログラム等を起動させ、フォルダ単位に管理されている楽曲データをそれぞれ参照する。そして、消去しようとする楽曲データを選択し、消去を指示する。
しかしながら、ファイル管理プログラム等は、利用者が消去するつもりのない楽曲データを誤って消去してしまう場合があった。
また、楽曲データが多数ある場合等では、消去する楽曲データを容易に判断できない場合が多かった。
【0007】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、コンテンツを記録する記録媒体を適切に管理することのできる配信システム、オーディオ機器およびコンテンツ管理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る配信システムは、
サーバとオーディオ機器とがネットワークを介して接続された配信システムであって、
前記サーバは、
配信対象のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
前記オーディオ機器からの要求に応答して、前記コンテンツ記憶手段に記憶された対象のコンテンツを、前記オーディオ機器に向けて配信する配信手段と、を備え、
前記オーディオ機器は、
コンテンツを記録するための所定容量の記録手段と、
前記サーバに向けて、配信を要求するコンテンツを指定する指定手段と、
前記サーバからコンテンツが配信される前に、前記指定手段が指定したコンテンツが前記記録手段に記録可能であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段が記録可能であると判別した場合にだけ、前記サーバから配信されるコンテンツを前記記録手段に格納する格納手段と、を備える、
ことを特徴とする。
【0009】
前記オーディオ機器は、
前記判別手段がコンテンツを記録可能でないと判別した場合に、前記記録手段に既に記憶されているコンテンツの消去候補を一覧表示する表示手段と、
前記表示手段により表示された消去候補の一覧から、消去対象のコンテンツを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択されたコンテンツを、前記記録手段から消去する消去手段と、を更に備えてもよい。
【0010】
前記オーディオ機器は、
コンテンツを記録した前記記録手段から、所定のコンテンツを消去する消去手段と、
前記消去手段がコンテンツを消去する前に、消去対象のコンテンツを、前記サーバに向けて送信する送信手段と、を更に備え、
前記サーバは、
前記送信手段により前記オーディオ機器から送られたコンテンツを保管する保管手段、を更に備えてもよい。
【0011】
前記オーディオ機器は、
コンテンツを記録した前記記録手段から、所定のコンテンツを消去する消去手段と、
前記消去手段がコンテンツを消去する前に、消去対象のコンテンツが前記サーバから配信されたコンテンツであった場合に、前記サーバに向けて対象コンテンツの識別情報を送信する送信手段と、を更に備え、
前記サーバは、
前記送信手段により前記オーディオ機器から送られた識別情報に基づいて、当該識別情報若しくは対象となるコンテンツを前記オーディオ機器と関連付けて保管する保管手段、を更に備えてもよい。
【0012】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係るオーディオ機器は、
コンテンツを配信するサーバとネットワークを介して接続されたオーディオ機器であって、
コンテンツを記録するための所定容量の記録手段と、
前記サーバに向けて、配信を要求するコンテンツを指定する指定手段と、
前記サーバからコンテンツが配信される前に、前記指定手段が指定したコンテンツが前記記録手段に記録可能であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段が記録可能であると判別した場合にだけ、前記サーバから配信されるコンテンツを前記記録手段に格納する格納手段と、
を備えることを特徴とする。
【0013】
上記のオーディオ機器は、前記判別手段がコンテンツを記録可能でないと判別した場合に、前記記録手段に既に記憶されているコンテンツの消去候補を一覧表示する表示手段と、
前記表示手段により表示された消去候補の一覧から、消去対象のコンテンツを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択されたコンテンツを、前記記録手段から消去する消去手段と、を更に備えてもよい。
【0014】
上記のオーディオ機器は、コンテンツを記録した前記記録手段から、所定のコンテンツを消去する消去手段と、
前記消去手段がコンテンツを消去する前に、消去対象のコンテンツを保管させるために、前記サーバに向けて消去対象のコンテンツを送信する送信手段、を更に備えてもよい。
【0015】
上記のオーディオ機器は、コンテンツを記録した前記記録手段から、所定のコンテンツを消去する消去手段と、
前記消去手段がコンテンツを消去する前に、消去対象のコンテンツが前記サーバから配信されたコンテンツであった場合に、消去対象のコンテンツ若しくはコンテンツの識別情報を保管させるために、前記サーバに向けて対象コンテンツの識別情報を送信する送信手段と、を更に備えてもよい。
【0016】
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係るコンテンツ管理方法は、コンテンツを配信するサーバとネットワークを介して接続され、配信されるコンテンツを所定容量の記録媒体に記録するオーディオ機器におけるコンテンツ管理方法であって、
サーバに向けて、配信を要求するコンテンツを指定する指定ステップと、
サーバからコンテンツが配信される前に、前記指定ステップにて指定したコンテンツが記録媒体に記録可能であるか否かを判別する判別ステップと、
前記判別ステップにて記録可能であると判別した場合にだけ、サーバから配信されるコンテンツを記録媒体に格納する格納ステップと、
を備えることを特徴とする。
【0017】
上記のコンテンツ管理方法は、前記判別ステップにてコンテンツが記録可能でないと判別した場合に、記録媒体に既に記憶されているコンテンツの消去候補の一覧を、所定の表示部に表示する表示ステップと、
前記表示ステップにて表示部に表示された消去候補の一覧から、消去対象のコンテンツを選択する選択ステップと、
前記選択ステップにて選択されたコンテンツを、記録媒体から消去する消去ステップと、を更に備えてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態にかかる情報配信システムについて、以下図面を参照して説明する。
【0019】
図1は、この発明の実施の形態に適用される情報配信システムの構成の一例を示す模式図である。図示するように、このシステムは、オーディオ機器1と、データサーバ3とから構成される。なお、オーディオ機器1とデータサーバ3とは、インターネット等のネットワーク9を介して接続されている。
【0020】
まず、オーディオ機器1について、図2を参照して説明する。図2は、オーディオ機器1の構成の一例を示すブロック図である。図示するように、オーディオ機器1は、チューナユニット11と、MD記録再生ユニット12と、信号処理部13と、ネットワークアダプタ14と、ハードディスク15と、フラッシュメモリ16と、メモリカードアダプタ17と、操作部18と、表示部19と、制御部20と、ソース選択部21と、アンプ22と、スピーカ23とを含んで構成される。
【0021】
チューナユニット11は、所定のアンテナを介してAM放送やFM放送等の放送番組を受信し、受信した番組音声をソース選択部21に供給する。
【0022】
MD(ミニディスク)記録再生ユニット12は、所定容量のMD12a(記録用MD等)を着脱自在に格納し、格納したMD12aにデータを書き込み、また、MD12aからデータを読み出すユニットである。
すなわち、MD記録再生ユニット12は、信号処理部13等に制御され、データサーバ3から配信された楽曲データ(コンテンツ)をMD12aに記録する。
また、MD記録再生ユニット12は、図3に示すような楽曲管理テーブルもMD12aに記録する。
【0023】
図3に示す楽曲管理テーブルは、MD12aに記録された楽曲データを管理するためのテーブルであり、一例として、楽曲名、アーティスト名、ダウンロード日時(D/L日時)、有効期限、再生回数、及び、格納ホルダ等の情報からなる。
なお、有効期限とは、配信された楽曲データが、期日を限って再生可能である場合に、設定される期日である。また、再生回数とは、楽曲データが再生された累計回数を示す値である。
なお、図3に示す楽曲管理テーブルは、後述するハードディスク15及び、メモリカード17aにもそれぞれ記録されている。
【0024】
信号処理部13は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)等からなり、MD12a、ハードディスク15、及び、メモリカード17aに記録された楽曲データ(例えば、暗号化されたATRAC3データやPCMデータ等)の抽出及び、復号を行い、音声信号を再生する。そして、再生した音声信号をソース選択部21に供給する。
更に、信号処理部13は、データサーバ3からストリーミング配信された楽曲データ(コンテンツ)が供給されると、デコード等を行い、復号した音声信号をソース選択部21に供給する。
【0025】
ネットワークアダプタ14は、例えば、LAN(Local Area Network)カードや高速モデム等からなり、制御部20に制御され、ネットワーク9を介してデータサーバ3との間で必要な情報を送受信する。
例えば、ネットワークアダプタ14は、コンテンツ(楽曲データ)の配信等を要求する配信要求情報をデータサーバ3に送信する。また、送信した配信要求情報に応答してデータサーバ3から配信される楽曲データ等を受信する。
【0026】
ハードディスク15は、所定容量の磁気ディスクユニットからなり、データサーバ3から配信された楽曲データ(コンテンツ)を記録し、また、記憶している楽曲データを信号処理部13等に供給する。
なお、ハードディスク15は、上述した図3に示すような楽曲管理テーブルも記録している。
【0027】
フラッシュメモリ16は、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等からなり、ユーザID、パスワード及び、機器ID等を記憶する。
これらのユーザIDやパスワード等は、制御部20に適宜読み出され、オーディオ機器1がネットワーク9を介して最初にデータサーバ3にアクセスする際に、ユーザ認証のために使用される。
【0028】
メモリカードアダプタ17は、所定容量のメモリカード17a(半導体メモリ等)を着脱自在に格納し、格納したメモリカード17aにデータを書き込み、また、メモリカード17aからデータを読み出すインタフェースアダプタである。すなわち、メモリカードアダプタ17は、制御部20に制御され、データサーバ3から配信された楽曲データ(コンテンツ)をメモリカード17aに記録する。
なお、メモリカードアダプタ17も、上述した図3に示すような楽曲管理テーブルを記録している。
【0029】
操作部18は、オーディオ機器1の前面に配置された複数のキースイッチやアナログスイッチ等からなり、利用者の操作に従った指示情報を入力して制御部20に供給する。
例えば、操作部18には、データサーバ3に対して楽曲データ(コンテンツ)の配信を要求するための要求キーや、記録媒体(MD12a、ハードディスク15、及び、メモリカード17a)から楽曲データの消去を指示する指示キー等が含まれている。
【0030】
表示部19は、蛍光表示管や液晶表示ユニット等からなり、制御部20に制御され、オーディオ機器1の動作状況等を示すシンボルやメッセージ等を表示する。
例えば、表示部19は、データサーバ3にて配信可能となるコンテンツ(楽曲データ)の一覧等を表示したり、記録媒体(MD12a、ハードディスク15、及び、メモリカード17a)から消去候補となる楽曲一覧等を表示する。
【0031】
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及び、RAM(Random Access Memory)を含んだ1チップマイコン等からなり、オーディオ機器1全体を制御する。
【0032】
例えば、制御部20は、後述するダウンロード処理や消去候補表示処理等を実行し、ダウンロードする楽曲データがダウンロード先(MD12a、ハードディスク15、若しくは、メモリカード17a)に記録可能であるかを判別する。そして、空き容量がなく記録可能でない場合に、ダウンロード先に記録されている楽曲データの消去候補を表示部19に表示し、利用者から選択された楽曲データを消去する。
【0033】
ソース選択部21は、入力切換スイッチ等からなり、制御部20に制御され、チューナユニット11、MD記録再生ユニット12及び、信号処理部13の何れか1つを入力ソースとして選択する。ソース選択部21は、選択した入力ソースから出力される音声信号をアンプ22に供給する。
【0034】
アンプ22は、所定の増幅回路等からなり、ソース選択部21を介して供給された音声信号を適宜増幅し、増幅した音声信号をスピーカ23に供給する。
【0035】
スピーカ23は、ステレオスピーカ等からなり、アンプ22にて増幅された音声信号に従って、音声(楽曲音等)を出力する。
【0036】
次に、データサーバ3について、図4を参照して説明する。図4は、データサーバ3の構成の一例を示すブロック図である。図示するように、データサーバ3は、データベース30と、処理制御部41と、エンコード処理ユニット42と、通信制御部43とを含んで構成される。
【0037】
データベース30は、例えば、コンテンツ管理DB31と、利用者情報管理DB32と、ロッカーサービスDB33とからなる。
コンテンツ管理DB31は、配信対象となるコンテンツ(楽曲データ)を格納し、そして管理するデータベースである。具体的にコンテンツ管理DB31は、図5に示すように、楽曲ID、楽曲名、アーティスト名、データ容量、及び、格納アドレス等の情報を記憶する。
なお、楽曲IDとは、コンテンツを特定するためのユニークな識別情報である。
【0038】
利用者情報管理DB32は、データサーバ3にアクセスしサービスを利用できる利用者についての情報を管理するデータベースである。具体的に利用者情報管理DB32は、図6に示すように、利用者を特定するユーザID、パスワード及びユーザ名等や、利用者が好んで聴く楽曲のジャンル、楽曲名やアーティスト等を設定しておくための嗜好情報等を記憶する。
【0039】
ロッカーサービスDB33は、利用者(オーディオ機器1)からアップロードされた楽曲データを保管し、そして管理するためのデータベースである。具体的にロッカーサービスDB33は、図7に示すように、楽曲名、アーティスト名、及び、格納アドレス等の情報を、ユーザID単位に分けて管理する。
【0040】
図4に戻って、処理制御部41は、所定のコンピュータユニットからなり、データサーバ3全体を制御する。
例えば、処理制御部41は、通信制御部43を介して、オーディオ機器1から送られる配信要求情報を受信すると、コンテンツ管理DB31を検索し、対応するコンテンツ(楽曲データ)を取得する。そして、取得したコンテンツを、通信制御部43を介してオーディオ機器1に向けてダウンロード配信する。
なお、ストリーミングを要求された場合には、処理制御部41は、取得したコンテンツをエンコード処理ユニット42に供給して、オーディオ機器1へのストリーミング配信を行う。
また、処理制御部41は、オーディオ機器1から楽曲データがアップロードされると、ロッカーサービスDB33に、受信した楽曲データをユーザIDに対応付けて格納する。
【0041】
エンコード処理ユニット42は、コンテンツを、オーディオ機器1にて再生可能となるストリームデータ形式に、リアルタイムにエンコードするエンコーダ回路等からなる。
エンコード処理ユニット42は、処理制御部41から供給されたコンテンツをストリームデータに順次エンコードし、エンコードしたコンテンツ(ストリームデータ)を、通信制御部43を介してオーディオ機器1に向けて配信する。
なお、エンコード処理ユニット42によってコンテンツを順次エンコードする代わりに、予めストリーミング配信用にオーサリングされたコンテンツ(ストリームデータ)をコンテンツ管理DB31に格納しておいてもよい。
【0042】
通信制御部43は、回線制御装置やゲートウェイ装置等からなり、ネットワーク9を介して、データサーバ3とオーディオ機器1との間に必要な情報を送受信する。
【0043】
以下、この発明の形態にかかる情報配信システムの動作について、図8及び図9等を参照して説明する。
図8は、オーディオ機器1にて実行されるダウンロード処理を説明するためのフローチャートである。また、図9は、ダウンロード処理から呼び出される消去候補表示処理を説明するためのフローチャートである。
なお、図8に示すダウンロード処理は、例えば、データサーバ3からオーディオ機器1にダウンロードの対象となる楽曲データ(コンテンツ)の一覧情報が供給された後に、制御部20により実行されるものとする。
【0044】
まず、オーディオ機器1の制御部20は、表示部19に配信楽曲一覧を表示し、利用者により選択される楽曲及び、その容量を特定する(ステップS11)。すなわち、制御部20は、表示される楽曲一覧中から操作部18を介して指定された楽曲データ(コンテンツ)及び、その容量を特定する。
【0045】
制御部20は、操作部18を介して、ダウンロード先の指定を受ける(ステップS12)。具体的に制御部20は、ダウンロード先として、MD12a、ハードディスク15、及び、メモリカード17aの何れかの指定を促すメッセージを表示部19に表示した状態で、操作部18からの指示を受ける。
【0046】
制御部20は、指定されたダウンロード先から、記録済みの同一の楽曲データを検索する(ステップS13)。
そして、制御部20は、同一の楽曲データがダウンロード先に存在しているか否かを判別する(ステップS14)。
例えば、制御部20は、ダウンロードが指定された楽曲データの楽曲名及びアーティスト名等をキーにして、ダウンロード先(MD12a、ハードディスク15、若しくは、メモリカード17a)を検索し、同一の楽曲データが既に記録されているか否かを判別する。
なお、楽曲ID等のユニーク情報がダウンロード先に記憶されている場合に、楽曲IDをキーにしてダウンロード先を検索してもよい。
【0047】
制御部20は、同一の楽曲データが存在していると判別すると、エラーメッセージ等を表示部19に表示し、同一楽曲が既に存在する旨を報知する(ステップS15)。そして、制御部20は、そのままダウンロード処理を終える。
【0048】
一方、同一の楽曲データがダウンロード先に存在していないと判別した場合に、制御部20は、ダウンロード先における記録可能な残量を取得する(ステップS16)。
そして、制御部20は、ダウンロード先に十分な残量があるか否かを判別する(ステップS17)。つまり、ダウンロード先の記録可能残量が、ダウンロードしようとする楽曲データのデータ容量以上であるか否かを判別する。
【0049】
制御部20は、ダウンロード先に十分な残量がないと判別すると、消去候補表示処理を実行する(ステップS18)。
具体的に制御部20は、ダウンロード先に記録されている楽曲データ(コンテンツ)の消去候補を、表示部19に一覧表示するために、図9に示す消去候補表示処理を実行する。
【0050】
図9の消去候補表示処理を開始すると、まず、制御部20は、変数nに初期値の1をセットし、また、フラグFを初期設定としてオフにする(ステップS41)。なお、変数nは、一覧表示のタイプ(ソート順)を規定し、また、フラグFは、楽曲一覧に画像(ジャケット写真のサムネイル画像等)を含ませるか否かを規定する。
【0051】
そして、制御部20は、変数nにセットされている値が1であるか否かを判別する(ステップS42)。
制御部20は、変数nが1であると判別すると、指定されたダウンロード先(MD12a、ハードディスク15、若しくは、メモリカード17a)から図3に示すような楽曲管理テーブルを読み出し、再生回数の少ない順にソートする(ステップS43)。
【0052】
また、変数nが1でないと判別すると、制御部20は、変数nが2であるか否かを判別する(ステップS44)。
制御部20は、変数nが2であると判別すると、指定されたダウンロード先から同様に図3に示す楽曲管理テーブルを読み出し、ダウンロード日時(D/L日時)の古い順にソートする(ステップS45)。
【0053】
また、変数nが2でない(変数nが3である)と判別すると、制御部20は、同様に楽曲管理テーブルを読み出し、有効期限の古い順にソートする(ステップS46)。なお、この際、有効期限が既に経過しているレコード(楽曲管理テーブル)だけを対象としてもよく、また、有効期限が間近に迫ったレコードを更に対象に含めてもよい。
【0054】
そして、制御部20は、フラグFがオンに設定されているか否かを判別する(ステップS47)。つまり、楽曲一覧に画像を含ませる状態に設定されているか否かを判別する。
制御部20は、フラグFがオンでない(オフである)と判別すると、ソート後の楽曲管理テーブルに従って、消去候補となる楽曲一覧を表示部19に表示する(ステップS48)。
【0055】
例えば、楽曲管理テーブルが再生回数の少ない順にソートされている場合に、制御部20は、図10(a)に示すように、消去候補として再生回数の少ない楽曲一覧を表示する。
また、ダウンロード日時の古い順にソートされている場合に、制御部20は、図10(b)に示すように、消去候補としてダウンロードの古い楽曲一覧を表示する。
更に、有効期限の古い順にソートされている場合に、図10(c)に示すように、消去候補として有効期限の古い楽曲一覧を表示する。この際、有効期限が既に経過していることや、有効期限が間近に迫っていることを示すシンボル等を合わせて表示してもよい。
なお、図10(a)〜(c)に示す楽曲一覧は、所定数分の楽曲の情報がスクロール表示可能となっている。また、ダウンロード先がMD12aやメモリカード17aである場合には、全ての楽曲の情報をスクロール表示可能としてもよい。
【0056】
図9に戻って、ステップS47にてフラグFがオンであると判別した場合に、制御部20は、各楽曲データに付加された画像データ(ジャケット写真等)を読み出し、画像を含めた楽曲一覧を表示する(ステップS49)。例えば、制御部20は、上述の図10(a)〜(c)に示す情報に加えて、各楽曲のジャケット写真等をサムネイル表示する。
【0057】
制御部20は、表示切換が指示されたか否かを判別する(ステップS50)。つまり、操作部18を介して、一覧表示のタイプ(ソート順)の切り換えが、利用者により指示されたか否かを判別する。
そして、表示切換が指示されたと判別した場合に、制御部20は、変数nに1を加算する(ステップS51)。
なお、加算後の変数nが3を超えている場合に(ステップS52)、制御部20は、変数nに初期値の1をセットする(ステップS53)。
【0058】
制御部20は、画像表示が指示されたか否かを判別する(ステップS54)。つまり、操作部18を介して、一覧表示に画像(アーティスト写真のサムネイル画像等)を表示することが、利用者により指示されたか否かを判別する。
そして、画像表示が指示されたと判別した場合に、制御部20は、フラグFにオンをセットする(ステップS55)。
なお、フラグFがオンの状態で、画像表示が指示された場合に、フラグFを再度オフに戻してもよい。
【0059】
制御部20は、楽曲の選択、若しくは、ダウンロード先の変更が指示されたか否かを判別する(ステップS56)。すなわち、表示部19に表示されている消去候補となる楽曲一覧から楽曲(少なくとも1つ以上)が選択され、若しくは、ダウンロード先の変更が操作部18を介して利用者により指示されたか否かを判別する。
【0060】
制御部20は、楽曲の選択等が指示されていないと判別した場合、ステップS42に処理を戻し、上述のステップS42〜S56を繰り返し実行する。
一方、楽曲の選択等が指示されたと判別すると、制御部20は、消去候補表示処理を終え、図8のダウンロード処理に処理を戻す。
【0061】
図8のダウンロード処理に戻って、制御部20は、ダウンロード先の変更が指示されたか否かを判別する(ステップS19)。つまり、図9の消去候補表示処理がダウンロード先の変更により終了したものであるか否かを判別する。
制御部20は、ダウンロード先の変更が指示されたと判別すると、上述のステップS12に処理を戻す。つまり、ダウンロード先の指定から再度やり直す。
【0062】
一方、ダウンロード先の変更が指示されていない(図9の消去候補表示処理が楽曲の選択により終了した)と判別した場合に、制御部20は、消去又はアップロードの選択を受け付ける(ステップS20)。例えば、制御部20は、選択された楽曲(楽曲データ)をそのまま消去するか、若しくは、データサーバ3(ロッカーサービスDB33)にアップロードするかの選択メッセージを表示部19に表示し、操作部18を介した指示を受け付ける。
【0063】
制御部20は、楽曲データの消去が指示された場合に(ステップS21)、後述するステップS24に処理を進める。また、楽曲データの消去が指示されず、アップロードが指示された場合に(ステップS22)、制御部20は、選択された楽曲データをデータサーバ3に向けて送信する(ステップS23)。
すなわち、制御部20は、ダウンロード先に記録されている楽曲データを読み出し、ネットワークアダプタ14を介して、データサーバ3に向けて送信する。この際、制御部20は、ユーザIDやロッカーサービスDB33への格納を依頼する依頼情報も併せて、データサーバ3に送信するものとする。
【0064】
そして、データサーバ3の処理制御部41は、オーディオ機器1から送られた楽曲データを通信制御部43を介して受信すると、依頼情報に従って、ロッカーサービスDB33に楽曲データを格納する。つまり、処理制御部41は、図7に示すようなロッカーサービスDB33においてユーザIDに対応させて、楽曲データを格納する。
【0065】
楽曲データをデータサーバ3に送信すると、オーディオ機器1の制御部20は、選択された楽曲データをダウンロード先から消去する(ステップS24)。その際、制御部20は、図3に示す楽曲管理テーブルも更新する。
そして、制御部20は、上述のステップS17に処理を戻す。
【0066】
ステップS17にて、十分な残量があると判別した場合に、制御部20は、ダウンロード先における既存のフォルダを検索する(ステップS25)。
そして、制御部20は、有効なフォルダが検索できたか否かを判別する(ステップS26)。
例えば、制御部20は、ダウンロードしようとする楽曲データのアーティスト名をキーにして、ダウンロード先のフォルダを検索し、同一名のフォルダが既に作成されているか否かを判別する。つまり、以前に同じアーティスト名の楽曲をダウンロード済みであり、既に、有効なフォルダがダウンロード先に作成されている状態であるか否かを判別する。
【0067】
制御部20は、有効なフォルダが検索できたと判別した場合に、既存のフォルダにダウンロードを行う楽曲データを格納する旨を表示部19に表示する(ステップS27)。
一方、有効なフォルダが検索できなかったと判別した場合に、制御部20は、新たなフォルダを作成する(ステップS28)。例えば、制御部20は、ダウンロードしようとする楽曲データのアーティスト名のフォルダを作成する。
【0068】
そして、制御部20は、ダウンロード配信を要求する要求情報を生成し、データサーバ3に向けて送信する(ステップS29)。
データサーバ3の処理制御部41は、オーディオ機器1から送られる要求情報を受信すると、この要求情報に従って、コンテンツ管理DB31から対象のコンテンツ(楽曲データ)を読み出す。そして、読み出した楽曲データをオーディオ機器1に向けてダウンロード配信する。
【0069】
オーディオ機器1の制御部20は、ダウンロード配信される楽曲データをフォルダに格納する(ステップS30)。つまり、送信した要求情報に応答して、データサーバ3から配信される楽曲データを受信すると、指定されるダウンロード先に記録する。
そして、制御部20は、ダウンロード先の楽曲管理テーブルを更新する(ステップS31)。つまり、図3に示す楽曲管理テーブルに新たな楽曲の情報を追加して更新する。
【0070】
このように、図8及び図9を参照して説明したダウンロード処理及び消去候補表示処理により、ダウンロードしようとする楽曲データがダウンロード先(MD12a、ハードディスク15、若しくは、メモリカード17a)に記録可能であるか否かが判別される。そして、記録可能でない場合に、ダウンロード先に記録されている楽曲データの消去候補が表示部19に表示される。
利用者は、図10(a)〜(c)に示すような消去候補の楽曲一覧から容易に消去しようとする楽曲データを選択でき、楽曲データの消去やアップロードを指示することができる。
このため、利用者がダウンロード先(MD12a、ハードディスク15、若しくは、メモリカード17a)の楽曲データ(コンテンツ)の整理や消去を効率的に行える。そして、その際に、楽曲データの誤消去等も防止できる。
この結果、コンテンツを記録する記録媒体を適切に管理することができる。
【0071】
上記の実施の形態では、オーディオ機器1にてダウンロード先の記録媒体の記録可能容量が少ないときに、選択された楽曲データをデータサーバ3(ロッカーサービスDB33)に送信して保管させる場合について説明した。しかしながら、保管先は、データサーバ3に限らず任意である。例えば、オーディオ機器1の他の記録媒体に移送して、保管(記録)させてもよい。
【0072】
また、データサーバ3は、オーディオ機器1からアップロードされた楽曲データをロッカーサービスDB33に格納する場合について説明した。しかしながら、ロッカーサービスDB33には、楽曲データそのものではなく、楽曲データの識別情報(例えば、楽曲ID等)を記憶するようにしてもよい。
例えば、オーディオ機器1は、楽曲データのアップロードが指示された際に、楽曲データの識別情報をデータサーバ3に向けて送信する。そして、データサーバ3は、アップロードされた識別情報を、ユーザIDと対応させてロッカーサービスDB33に格納する。
この場合、オーディオ機器1からデータサーバ3に送るデータ量を大幅に削減できると共に、ロッカーサービスDB33の必要容量も削減できる。
【0073】
また、ロッカーサービスDB33は、楽曲データそのものを自ら記憶する場合に、オーディオ機器1からの送信要求に応答して、自己が記憶する楽曲データをオーディオ機器1に送信する。
一方、上述の識別情報を記憶する場合に、ロッカーサービスDB33は、送信要求に応答して、識別情報に対応する楽曲データをデータサーバ3から抽出し、抽出した楽曲データをオーディオ機器1に送信してもよい。その際、ロッカーサービスDB33は、データサーバ3を介してオーディオ機器1に対象の楽曲データが送信されるように、データサーバ3に指示を出してもよい。
【0074】
上記の実施の形態では、データサーバ3が楽曲データのコンテンツを配信し、オーディオ機器1が記録媒体(MD12a、ハードディスク15、及び、メモリカード17a)に記録する場合について説明したが、配信対象のコンテンツは、楽曲データに限られず任意である。例えば、データサーバ3は、映像データから構成されるコンテンツを配信し、オーディオ機器1が記録媒体に記録してもよい。
また、オーディオ機器1がコンテンツを記録する記録媒体は、任意である。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コンテンツを記録する記録媒体を適切に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報配信システムの構成の一例を示す模式図である。
【図2】オーディオ機器の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】オーディオ機器の記録媒体に記録される楽曲管理テーブルの一例を示すブロック図である。
【図4】データサーバの構成の一例を示すブロック図である。
【図5】コンテンツ管理DBの具体的な内容の一例を示す模式図である。
【図6】利用者情報管理DBの具体的な内容の一例を示す模式図である。
【図7】ロッカーサービスDBの具体的な内容の一例を示す模式図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るダウンロード処理を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態に係る消去候補表示処理を説明するためのフローチャートである。
【図10】(a)〜(c)共に、図9の消去候補表示処理にて表示部19に表示される消去候補となる楽曲一覧の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 オーディオ機器
11 チューナユニット
12 MD記録再生ユニット
13 信号処理部
14 ネットワークアダプタ
15 ハードディスク
16 フラッシュメモリ
17 メモリカードアダプタ
18 操作部
19 表示部
20 制御部
21 ソース選択部
22 アンプ
23 スピーカ
3 データサーバ
30 データベース
31 コンテンツ管理DB
32 利用者情報管理DB
33 ロッカーサービスDB
41 処理制御部
42 エンコード処理ユニット
43 通信制御部
Claims (10)
- サーバとオーディオ機器とがネットワークを介して接続された配信システムであって、
前記サーバは、
配信対象のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
前記オーディオ機器からの要求に応答して、前記コンテンツ記憶手段に記憶された対象のコンテンツを、前記オーディオ機器に向けて配信する配信手段と、を備え、
前記オーディオ機器は、
コンテンツを記録するための所定容量の記録手段と、
前記サーバに向けて、配信を要求するコンテンツを指定する指定手段と、
前記サーバからコンテンツが配信される前に、前記指定手段が指定したコンテンツが前記記録手段に記録可能であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段が記録可能であると判別した場合にだけ、前記サーバから配信されるコンテンツを前記記録手段に格納する格納手段と、を備える、
ことを特徴とする配信システム。 - 前記オーディオ機器は、
前記判別手段がコンテンツを記録可能でないと判別した場合に、前記記録手段に既に記憶されているコンテンツの消去候補を一覧表示する表示手段と、
前記表示手段により表示された消去候補の一覧から、消去対象のコンテンツを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択されたコンテンツを、前記記録手段から消去する消去手段と、を更に備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の配信システム。 - 前記オーディオ機器は、
コンテンツを記録した前記記録手段から、所定のコンテンツを消去する消去手段と、
前記消去手段がコンテンツを消去する前に、消去対象のコンテンツを、前記サーバに向けて送信する送信手段と、を更に備え、
前記サーバは、
前記送信手段により前記オーディオ機器から送られたコンテンツを保管する保管手段、を更に備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の配信システム。 - 前記オーディオ機器は、
コンテンツを記録した前記記録手段から、所定のコンテンツを消去する消去手段と、
前記消去手段がコンテンツを消去する前に、消去対象のコンテンツが前記サーバから配信されたコンテンツであった場合に、前記サーバに向けて対象コンテンツの識別情報を送信する送信手段と、を更に備え、
前記サーバは、
前記送信手段により前記オーディオ機器から送られた識別情報に基づいて、当該識別情報若しくは対象となるコンテンツを前記オーディオ機器と関連付けて保管する保管手段、を更に備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の配信システム。 - コンテンツを配信するサーバとネットワークを介して接続されたオーディオ機器であって、
コンテンツを記録するための所定容量の記録手段と、
前記サーバに向けて、配信を要求するコンテンツを指定する指定手段と、
前記サーバからコンテンツが配信される前に、前記指定手段が指定したコンテンツが前記記録手段に記録可能であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段が記録可能であると判別した場合にだけ、前記サーバから配信されるコンテンツを前記記録手段に格納する格納手段と、
を備えることを特徴とするオーディオ機器。 - 前記判別手段がコンテンツを記録可能でないと判別した場合に、前記記録手段に既に記憶されているコンテンツの消去候補を一覧表示する表示手段と、
前記表示手段により表示された消去候補の一覧から、消去対象のコンテンツを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択されたコンテンツを、前記記録手段から消去する消去手段と、を更に備える、
ことを特徴とする請求項5に記載のオーディオ機器。 - コンテンツを記録した前記記録手段から、所定のコンテンツを消去する消去手段と、
前記消去手段がコンテンツを消去する前に、消去対象のコンテンツを保管させるために、前記サーバに向けて消去対象のコンテンツを送信する送信手段、を更に備える、
ことを特徴とする請求項5に記載のオーディオ機器。 - コンテンツを記録した前記記録手段から、所定のコンテンツを消去する消去手段と、
前記消去手段がコンテンツを消去する前に、消去対象のコンテンツが前記サーバから配信されたコンテンツであった場合に、消去対象のコンテンツ若しくはコンテンツの識別情報を保管させるために、前記サーバに向けて対象コンテンツの識別情報を送信する送信手段と、を更に備える、
ことを特徴とする請求項5に記載のオーディオ機器。 - コンテンツを配信するサーバとネットワークを介して接続され、配信されるコンテンツを所定容量の記録媒体に記録するオーディオ機器におけるコンテンツ管理方法であって、
サーバに向けて、配信を要求するコンテンツを指定する指定ステップと、
サーバからコンテンツが配信される前に、前記指定ステップにて指定したコンテンツが記録媒体に記録可能であるか否かを判別する判別ステップと、
前記判別ステップにて記録可能であると判別した場合にだけ、サーバから配信されるコンテンツを記録媒体に格納する格納ステップと、
を備えることを特徴とするコンテンツ管理方法。 - 前記判別ステップにてコンテンツが記録可能でないと判別した場合に、記録媒体に既に記憶されているコンテンツの消去候補の一覧を、所定の表示部に表示する表示ステップと、
前記表示ステップにて表示部に表示された消去候補の一覧から、消去対象のコンテンツを選択する選択ステップと、
前記選択ステップにて選択されたコンテンツを、記録媒体から消去する消去ステップと、を更に備える、
ことを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ管理方法。
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