JP2003150632A - データ検索システムおよびデータ検索方法 - Google Patents

データ検索システムおよびデータ検索方法

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JP2003150632A
JP2003150632A JP2001351776A JP2001351776A JP2003150632A JP 2003150632 A JP2003150632 A JP 2003150632A JP 2001351776 A JP2001351776 A JP 2001351776A JP 2001351776 A JP2001351776 A JP 2001351776A JP 2003150632 A JP2003150632 A JP 2003150632A
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JP2001351776A
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Akira Usami
陽 宇佐見
Katsuhiko Iimura
勝彦 飯村
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選択可能なコンテンツデータが多いと所望の
コンテンツデータを選択する際の利用者の負担が大き
い。また、利用者の利用頻度や利用形態に応じて選択す
るにはかなりの手間が必要となる。 【解決手段】 端末装置103において、利用頻度監視
手段107、属性情報作成手段108によりコンテンツ
データ毎に利用頻度、利用形態を表す情報をコンテンツ
データの属性情報に含めて記録媒体105に記録する。
利用者は、通信回線102を介して利用者情報と属性情
報をホスト装置101に送信することにより、ホスト装
置101から利用者の嗜好に合わせたコンテンツデータ
の属性情報を受信し、大量のコンテンツデータから所望
のコンテンツデータを容易に選択して記録媒体105に
記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末装置からのア
クセスによりホスト装置に蓄積されている複数のコンテ
ンツデータの中から所望のコンテンツデータを検索する
ためのシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置の高度化や有線/無線通信
回線の通信容量の増大に伴って、大量のコンテンツデー
タを蓄積するホスト装置とパソコンや携帯電話などの端
末装置を有線または無線の通信回線を介して接続し、ホ
スト装置からダウンロードした所望のコンテンツデータ
を端末装置の記録媒体に記録しておき、必要なときに端
末装置でコンテンツデータを再生して利用することが容
易になりつつある。
【0003】近年、通信回線を通してホスト装置から記
録媒体に音楽データを転送記録しておき、端末装置で音
楽を楽しむ音楽配信サービスが普及しつつある。また、
コンテンツデータ圧縮技術の進歩や記録媒体の記憶容量
の増大に伴い、端末装置に繋がる記録媒体に記録できる
コンテンツデータの数も増加しつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】大量のコンテンツデー
タが蓄積されているホスト装置から所望のコンテンツデ
ータを選択するとき、利用者はコンテンツデータのタイ
トル名やアーティスト名などの識別情報に基づいて選択
のための作業を行う。従来、利用者の記憶を頼りに識別
情報を参照している。または実際にコンテンツデータを
再生し確認した上で選択している。利用したコンテンツ
データであっても、かなり過去のことであれば、記憶が
曖昧であり、捜し出すのに多くの時間と労力が必要とな
り、利用者の負担が増えてしまうという問題がある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであり、ホスト装置における大量のコンテンツ
データの中から利用者が自分の好みに合ったコンテンツ
データを容易に知り、容易にダウンロードできるように
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】データ検索システムにつ
いての本発明は、次のような手段を講じることにより、
上記の課題を解決する。本発明は、端末装置から通信回
線を介して要求することによりホスト装置のデータベー
スに格納されているコンテンツデータを抽出し、前記の
抽出したコンテンツデータを通信回線を介して端末装置
に転送し、記録媒体に記録するという技術を内容とする
データ検索システムにかかわるものである。このような
データ検索システムにおいて、本発明は、前記の端末装
置とホスト装置をそれぞれ次のように構成している。
【0007】すなわち、前記の端末装置については、記
録媒体に記録されているコンテンツデータを再生する再
生手段と、再生されるコンテンツデータの利用頻度を監
視してコンテンツデータ毎の利用頻度情報を更新する利
用頻度監視手段と、再生されるコンテンツデータの識別
情報と前記の利用頻度監視手段による利用頻度情報とを
含む属性情報を作成して前記記録媒体に記録する属性情
報作成手段と、次の各機能を有する制御手段とを備えて
構成されている。前記の制御手段は、記録媒体に記録さ
れている属性情報を通信回線を介してホスト装置に送信
する機能と、ホスト装置から通信回線を介して送信され
てくる選択用属性情報を受信する機能と、受信する選択
用属性情報を表示する機能と、表示される選択用属性情
報を参照して選択したコンテンツデータの送信を通信回
線を介してホスト装置に要求する機能、およびホスト装
置から通信回線を介して送信されてくるコンテンツデー
タを受信して記録媒体に記録する機能を有している。
【0008】また、前記のホスト装置については、端末
装置から通信回線を介して受信した属性情報に含まれる
前記の利用頻度情報に基づいてその属性情報に関連する
コンテンツデータの属性情報をデータベースから抽出す
る機能と、前記抽出した属性情報を選択用属性情報とし
て通信回線を介して端末装置に送信する機能と、端末装
置から通信回線を介して受信した要求に基づいてデータ
ベースを検索し対応するコンテンツデータを抽出する機
能、および抽出されるコンテンツデータを通信回線を介
して端末装置に送信する機能を備えて構成されている。
【0009】上記のデータ検索システムについての発明
をデータ検索方法として、次のように捉えることも可能
である。
【0010】上記した課題の解決を図るデータ検索方法
についての本発明は、端末側からのアクセスによりホス
ト側に蓄積されている複数のコンテンツデータの中から
所望のコンテンツデータを検索する方法である。本発明
のデータ検索方法は、端末側において、再生されるコン
テンツデータ毎の利用頻度情報を更新するステップと、
識別情報と利用頻度情報を含む属性情報を作成するステ
ップと、属性情報をホスト側に送信するステップと、ホ
スト側から送信されてくる選択用属性情報を受信し表示
するステップと、表示される選択用属性情報を参照して
選択するコンテンツデータの送信をホスト側に要求する
ステップと、要求に応じてホスト側から送信されてくる
コンテンツデータを受信して記録するステップとを含
む。また、ホスト側において、端末側から送信されてく
る識別情報、利用頻度情報を含む属性情報を受信するス
テップと、受信した属性情報に含まれる利用頻度情報に
基づいてその属性情報に関連するコンテンツデータの属
性情報をデータベースから抽出するステップと、抽出し
た属性情報を選択用属性情報として端末側に送信するス
テップと、端末側から受信した要求に基づいてデータベ
ースを検索し対応するコンテンツデータを抽出するステ
ップと、抽出したコンテンツデータを前記端末側に送信
するステップとを含む。
【0011】上記構成による作用は次のとおりである。
【0012】端末装置において、利用者は記録媒体から
所望のコンテンツデータを読み出し、再生手段において
コンテンツデータを再生するが、このとき、利用頻度監
視手段は再生されたコンテンツデータについての利用頻
度情報を更新し、更新した利用頻度情報を属性情報作成
手段に渡す。属性情報作成手段は、再生されたコンテン
ツデータを他のコンテンツデータから識別するための識
別情報(例えば、そのコンテンツのタイトル名、アーテ
ィスト名、ジャンルなど)と、利用頻度監視手段が更新
した利用頻度情報とを含む属性情報を作成し、その属性
情報を記録媒体に記録する。利用頻度情報とは、どのコ
ンテンツデータをどのような回数あるいはどのような間
隔で再生しているかの情報である。このような処理の繰
り返しにより、記録媒体には利用者が再生したコンテン
ツデータについての履歴である属性情報が更新記録され
てゆく。それは、利用者の嗜好を表したものになる。
【0013】利用者の操作により、あるいは、制御手段
による定期的な自動処理により、制御手段は、記録媒体
から属性情報を読み出し、通信回線を介してホスト装置
に送信する。属性情報を受信したホスト装置は、属性情
報に含まれている利用頻度情報に基づいてその属性情報
に関連するコンテンツデータの属性情報をデータベース
から抽出し、抽出した属性情報を選択用属性情報として
通信回線を介して端末装置に送信する。端末装置は、ホ
スト装置から受信した選択用属性情報を表示するが、利
用者は表示される選択用属性情報を参照してダウンロー
ドしたいコンテンツを選択する。このコンテンツの選択
により、制御手段は、そのコンテンツデータの送信を通
信回線を介してホスト装置に要求する。その要求は、例
えば、そのコンテンツデータを示すインデックス番号に
基づいて行われる。その要求を受信したホスト装置は、
その要求に基づいてデータベースを検索し、対応するコ
ンテンツデータを抽出し、その抽出したコンテンツデー
タを通信回線を介して端末装置に送信する。端末装置に
おける制御手段は、ホスト装置から送信されてきたコン
テンツデータを受信し、記録媒体に記録する。このよう
にして新しいコンテンツデータが端末装置側の記録媒体
にダウンロードされることになる。そして、そのダウン
ロードされたコンテンツデータが利用者によって再生さ
れ、利用頻度情報が更新されてゆく。つまり、利用者の
嗜好の情報が更新されてゆく。
【0014】以上のようにして、ホスト装置は利用者の
好みに合ったコンテンツデータの選択用属性情報を端末
装置に提供するので、利用者は大量のコンテンツデータ
の中から自己の好みに合ったコンテンツを容易に知るこ
とができるとともに、選択用属性情報を用いて自己が求
めるコンテンツデータのダウンロード要求を容易に発信
することができる。
【0015】一方、ホスト装置を運用するコンテンツデ
ータの供給元業者は、利用者の嗜好やコンテンツデータ
の利用状況を詳細に分析することにより、その分析結果
を用いてコンテンツデータの作成や宣伝活動を効率的に
行うことができる。
【0016】なお、上記においては、個々の端末装置と
ホスト装置との通信に際して、個々の端末装置を他の端
末装置から識別するための利用者情報(端末装置情報)
がやりとりされることはいうまでもない。
【0017】上記において、好ましい態様として、次の
ような構成を挙げることができる。すなわち、前記の属
性情報作成手段が、再生されるコンテンツデータの識別
情報と利用頻度監視手段による利用頻度情報に加えて利
用形態情報を含む属性情報を作成して記録媒体に記録す
るように構成されていることである。この場合に、ホス
ト装置は、端末装置から通信回線を介して受信した属性
情報に含まれる利用頻度情報および利用形態情報に基づ
いてその属性情報に関連するコンテンツデータの属性情
報をデータベースから抽出するように構成されているも
のとする。
【0018】上記の利用形態情報を用いるデータ検索シ
ステムについての発明をデータ検索方法として、次のよ
うに捉えることも可能である。すなわち、端末側におい
て、コンテンツデータ毎の利用頻度情報を更新するステ
ップに代えて、利用頻度情報および利用形態情報を更新
するステップを有するとともに、識別情報と利用頻度情
報を含む属性情報を作成するステップに代えて、識別情
報と利用頻度情報および利用形態情報を含む属性情報を
作成するステップを有し、さらに、ホスト側において、
利用頻度情報に基づいて選択用属性情報を抽出するステ
ップに代えて、属性情報に含まれる利用頻度情報および
利用形態情報に基づいてその属性情報に関連するコンテ
ンツデータの属性情報を選択用属性情報としてデータベ
ースから抽出するステップを有する。
【0019】ここにおいて、前記の利用形態情報として
は、コンテンツデータを再生する端末装置の種類などを
表すものであり、例えば据え置き型のパソコンやプレー
ヤーなどの据え置き機器、携帯電話や携帯情報端末など
の携帯機器、カーオーディオなどの車載機器といった範
疇で種別されるものである。
【0020】この場合、利用頻度情報だけでなく利用形
態情報も合わせた属性情報に基づいてデータベースを検
索するので、利用者の嗜好をより詳細に分析することが
可能となる。したがって、利用者にとっては、大量のコ
ンテンツデータの中から自己の好みに合ったより的確な
コンテンツを容易に知ることができるとともに、コンテ
ンツデータの供給元業者にとっては、利用者の嗜好やコ
ンテンツデータの利用状況をより的確に分析することが
できる。
【0021】また、上記において、好ましい態様とし
て、次のような構成を挙げることができる。すなわち、
前記の端末装置は、さらに、再生手段がコンテンツデー
タを再生する日付および/または時間である利用日時を
監視してコンテンツデータ毎の利用日時情報を取得する
利用日時監視手段を備えているものとする。そして、前
記の属性情報作成手段が、前記の識別情報と利用頻度情
報に加えて前記の利用日時監視手段による利用日時情報
を含む属性情報を作成して記録媒体に記録するように構
成されているものとする。この場合に、ホスト装置は、
端末装置から通信回線を介して受信した属性情報に含ま
れる利用頻度情報および利用日時情報に基づいてその属
性情報に関連するコンテンツデータの属性情報をデータ
ベースから抽出するように構成されているものとする。
【0022】上記の利用日時情報を用いるデータ検索シ
ステムについての発明をデータ検索方法として、次のよ
うに捉えることも可能である。すなわち、端末側におい
て、コンテンツデータ毎の利用頻度情報を更新するステ
ップに代えて、利用頻度情報および利用日時情報を更新
するステップを有するとともに、識別情報と利用頻度情
報を含む属性情報を作成するステップに代えて、識別情
報と利用頻度情報および利用日時情報を含む属性情報を
作成するステップを有するとともに、ホスト側におい
て、利用頻度情報に基づいて選択用属性情報を抽出する
ステップに代えて、属性情報に含まれる利用頻度情報お
よび利用日時情報に基づいてその属性情報に関連するコ
ンテンツデータの属性情報を選択用属性情報としてデー
タベースから抽出するステップを有する。
【0023】ここで、利用日時情報は、日付の情報と時
間の情報との組み合わせでもよいし、日付の情報のみで
もよいし、時間の情報のみでもよい。日付の情報として
は、年月日、年月、月日のいずれでもよい。時間の情報
としては、時分でもよいし、単に時だけでもよい。午
前、午後の区別をするものでもよい。
【0024】この場合、利用頻度情報だけでなく利用日
時情報も合わせた属性情報に基づいてデータベースを検
索するので、利用者がコンテンツを楽しむ時間的な傾向
や季節的な傾向も併せて、利用者の嗜好をより詳細に分
析することが可能となる。したがって、利用者にとって
は、大量のコンテンツデータの中から自己の好みや行動
パターンに合ったより的確なコンテンツを容易に知るこ
とができるとともに、コンテンツデータの供給元業者に
とっては、利用者の嗜好や行動パターンやコンテンツデ
ータの利用状況をより的確に分析することができる。
【0025】上記の利用日時監視手段を含む発明におい
て、好ましい態様として、次のような構成を挙げること
ができる。すなわち、前記の属性情報作成手段が、再生
されるコンテンツデータの識別情報と利用頻度監視手段
による利用頻度情報および利用日時監視手段による利用
日時情報に加えて利用形態情報を含む属性情報を作成し
て記録媒体に記録するように構成されていることであ
る。この場合に、ホスト装置は、端末装置から通信回線
を介して受信した属性情報に含まれる利用頻度情報、利
用日時情報および利用形態情報に基づいてその属性情報
に関連するコンテンツデータの属性情報をデータベース
から抽出するように構成されているものとする。
【0026】上記の利用形態情報および利用日時情報を
用いるデータ検索システムについての発明をデータ検索
方法として、次のように捉えることも可能である。すな
わち、端末側において、コンテンツデータ毎の利用頻度
情報を更新するステップに代えて、利用頻度情報と利用
形態情報および利用日時情報を更新するステップを有す
るとともに、識別情報と利用頻度情報を含む属性情報を
作成するステップに代えて、識別情報と利用頻度情報と
利用形態情報および利用日時情報を含む属性情報を作成
するステップを有するとともに、ホスト側において、利
用頻度情報に基づいて選択用属性情報を抽出するステッ
プに代えて、属性情報に含まれる利用頻度情報と利用形
態情報および利用日時情報に基づいてその属性情報に関
連するコンテンツデータの属性情報を選択用属性情報と
してデータベースから抽出するステップを有する。
【0027】この場合、利用頻度情報だけでなく利用形
態情報および利用日時情報も合わせた属性情報に基づい
てデータベースを検索するので、利用者がコンテンツを
楽しむ機器ならびに時間的、季節的な傾向も併せて、利
用者の嗜好をより詳細に分析することが可能となる。し
たがって、利用者にとっては、大量のコンテンツデータ
の中から自己の好みや行動パターンに合ったさらにより
的確なコンテンツを容易に知ることができるとともに、
コンテンツデータの供給元業者にとっては、利用者の嗜
好や行動パターンやコンテンツデータの利用状況をさら
により的確に分析することができる。
【0028】さらに、本発明にかかわるデータ検索シス
テムは、次のような手段を講じることにより、さらなる
利便性を追求する。すなわち、第1の端末装置と、第1
の端末装置が出力する属性情報を記録する記録媒体と、
記録媒体に記録されている前記属性情報を読み出す第2
の端末装置とを備えている。そして、第1の端末装置
は、記録媒体に記録されているコンテンツデータを再生
する再生手段と、再生されるコンテンツデータの利用頻
度を監視してコンテンツデータ毎の利用頻度情報を更新
する利用頻度監視手段と、再生されるコンテンツデータ
の識別情報と利用頻度監視手段による利用頻度情報を含
む属性情報を作成して記録媒体に記録する属性情報作成
手段とを備えて構成されている。さらに、第2の端末装
置は、コンテンツデータを蓄積するデータ蓄積手段と、
記録媒体に記録されている属性情報を読み出す機能、読
み出した属性情報に含まれる利用頻度情報に基づいてそ
の属性情報に関連するコンテンツデータの属性情報をデ
ータ蓄積手段から抽出する機能、抽出した属性情報を表
示する機能を有する制御手段と、表示される属性情報を
参照して選択されたコンテンツデータをデータ蓄積手段
から読み出して再生する再生手段とを備えて構成されて
いる。
【0029】第2の端末装置は、第1の端末装置と同じ
種類のオーディオ機器または映像機器であってもよい
が、一般的には別の種類のオーディオ/ビジュアル機器
であるとする。例えば、第1の端末装置がパーソナルコ
ンピュータであり、第2の端末装置がカラオケ装置であ
るといった具合である。第2の端末装置におけるデータ
蓄積媒体には、第1の端末装置の側の記録媒体に記録さ
れているコンテンツデータとは別に複数のコンテンツデ
ータが蓄積されている。第1の端末装置の側の記録媒体
には、利用者が第1の端末装置と記録媒体を利用して再
生したコンテンツデータについての履歴として属性情報
が記録されている。第1の端末装置と同じ利用者が、第
2の端末装置とそのデータ蓄積媒体とを利用してコンテ
ンツデータを再生するときに、第1の端末装置の側の記
録媒体に記録されている自己の嗜好の傾向を顕著に表す
属性情報に基づいて第2の端末装置のデータ蓄積媒体を
検索し、その属性情報に関連するコンテンツデータの属
性情報をデータ蓄積媒体から抽出し、表示する。利用者
は、表示されたデータ蓄積媒体に蓄積のコンテンツデー
タについての属性情報を参照して、所望のコンテンツデ
ータの属性情報を選択する。
【0030】このように、利用者は、記録媒体に記録し
ているコンテンツデータを第1の端末装置において再生
し利用することができるだけでなく、記録媒体に記録し
た属性情報を有効利用して第2の端末装置のコンテンツ
データも利用者の嗜好に沿って再生し利用することがで
きる。
【0031】上記の第2の端末装置を含む発明におい
て、好ましい態様として、次のような構成を挙げること
ができる。すなわち、前記の第1の端末装置は、さら
に、再生手段がコンテンツデータを再生する日付および
/または時間である利用日時を監視してコンテンツデー
タ毎の利用日時情報を取得する利用日時監視手段を備え
ているものとする。そして、前記の属性情報作成手段
が、識別情報と利用頻度情報に加えて前記の利用日時監
視手段による利用日時情報を含む属性情報を作成して記
録媒体に記録するように構成されているものとする。こ
の場合に、第2の端末装置における制御手段は、記録媒
体に記録されている利用頻度情報と利用日時情報とを含
む属性情報を読み出す機能、読み出した属性情報に含ま
れる利用頻度情報および利用日時情報に基づいてその属
性情報に関連するコンテンツデータの属性情報をデータ
蓄積手段から抽出する機能を備えて構成されているもの
とする。
【0032】この場合、利用頻度情報だけでなく利用日
時情報も合わせた属性情報に基づいて第2の端末装置の
データ蓄積媒体を検索するので、大量のコンテンツデー
タの中から、利用者がコンテンツを楽しむ時間的な傾向
や季節的な傾向に合ったより的確なコンテンツを容易に
知ることができる。すなわち、コンテンツデータのより
的確な探索を行うことができる。
【0033】なお、上記のいずれのデータ検索システム
においても、前記の記録媒体としてはなんであってもよ
いが、コンパクトディスクやDVDやハードディスクな
どのディスク状記録媒体、または半導体メモリが好適で
ある。また、記録媒体またはデータ蓄積媒体に記録・蓄
積されているコンテンツデータとしては、音楽データや
映像データが好適である。
【0034】また、上記において、各種の手段は、ソフ
トウェアとして構成してもよいし、ハードウェアとして
構成してもよい。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかわるデータ検
索システムの実施の形態について説明する。
【0036】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係るデータ検索システムの構成を示すブロ
ック図である。
【0037】図1に示すように、このデータ検索システ
ムは、ホスト装置101と、通信回線102と、端末装
置103と、記録媒体105とを備えている。端末装置
103は、制御手段104と、再生手段106と、利用
頻度監視手段107と、属性情報作成手段108と、操
作手段109と、表示手段110と、音声出力手段11
1とを備えている。
【0038】ホスト装置101と端末装置103とは、
例えば電話線、電力線、専用線などの有線回線や電波な
どの無線回線でのインターネット接続といった通信回線
102を介して接続される。端末装置103は、例えば
個々で使用されるパソコンであってもよいし、複数の利
用者で共用して使用されるワークステーションやネット
ワーク端末装置であってもよい。記録媒体105は、例
えば半導体メモリーカードであってもよいし、ハードデ
ィスクなどのディスク状記録媒体であってもよい。記録
媒体105は、端末装置103に有線あるいは無線で接
続され、利用者は記録媒体105に予めコンテンツデー
タを記録することによって、端末装置103で記録媒体
105に記録されている音楽や映画などのコンテンツデ
ータを利用することができる。
【0039】端末装置103において、制御手段104
は所定のプログラムに従って処理を実行し、必要に応じ
て通信回線102を介してホスト装置101と通信し、
キーボードやボタンなどの操作手段109を介して利用
者からの指示を入力し、表示手段110へ表示内容を出
力し、記録媒体105に対してコンテンツデータの記録
と読み出しを行う。再生手段106は、記録媒体105
から読み出したコンテンツデータを再生する。コンテン
ツデータが音楽データであれば音声出力手段111を介
して出力を行い、コンテンツデータが映像データであれ
ば表示手段110を介して出力を行う。
【0040】以下、第1の実施形態のデータ検索システ
ムの動作について説明する。
【0041】まず、端末装置103において通信回線1
02を介してホスト装置101からコンテンツデータを
入力し、記録媒体105にコンテンツデータを記録す
る。記録媒体105にコンテンツデータを記録する手段
は、通信回線102を介さずに端末装置103に有線あ
るいは無線で接続される装置であってもよい。CDやD
VDなどのリムーバブル記録媒体から読み込んだもので
もよい。
【0042】コンテンツデータの記録に際しては、その
コンテンツデータに付属する属性情報を記録媒体105
に記録する。属性情報は、利用者によって入力されても
よい。
【0043】利用者は、端末装置103において、記録
媒体105に記録されているコンテンツデータの属性情
報を参照してコンテンツデータを選択し、選択したコン
テンツデータを記録媒体105から読み出して再生す
る。
【0044】以下、端末装置103の各部の動作につい
て詳細に説明する。
【0045】端末装置103では、属性情報を作成して
記録媒体105に記録するための処理が行われる。
【0046】図2は、端末装置103で作成される属性
情報の構造を示す図である。この属性情報の態様が各実
施形態において相違している。
【0047】図2に示すように、本実施形態の属性情報
は、コンテンツデータ毎のインデックス番号と、タイト
ル名、アーティスト名、ジャンルからなる識別情報と、
コンテンツデータへのアクセスもしくはコンテンツデー
タの再生動作に基づくコンテンツデータの利用頻度を表
す利用頻度情報と、コンテンツデータを再生する端末装
置の種類などを表す利用形態情報で構成される。コンテ
ンツデータを再生する端末装置の種類は、例えば据え置
き型のパソコンやプレーヤーなどの据え置き機器、携帯
電話や携帯情報端末などの携帯機器、カーオーディオな
どの車載機器といった範疇で種別される。
【0048】次に、図1の端末装置103における属性
情報の作成処理について具体的に説明する。
【0049】図3は、利用者が端末装置103において
記録媒体105から再生するコンテンツデータを選択す
る動作と併せて、端末装置103が属性情報を作成する
動作を示すフローチャートである。
【0050】図3に示すように、端末装置103におい
て、まず、操作手段109に入力される利用者の指示に
従って、制御手段104は、記録媒体105に記録され
ているコンテンツデータ毎の属性情報を取得する(ステ
ップS31)。取得した属性情報を表示手段110に表
示する(ステップS32)。利用者は、表示手段110
に表示された属性情報を参照して所望のコンテンツデー
タを選択する(ステップS33)。
【0051】利用頻度監視手段107は、ステップS3
3で選択されたコンテンツデータの属性情報に含まれる
利用頻度情報を更新して属性情報作成手段108に通知
する。制御手段104は、端末装置103の種類を表す
利用形態情報を属性情報作成手段108に通知する。属
性情報作成手段108は、ステップS33で選択された
コンテンツデータの属性情報に含まれる利用頻度情報と
利用形態情報を更新し、制御手段104を介して記録媒
体105に保存する(ステップS34)。
【0052】ステップS33で選択されたコンテンツデ
ータは、再生手段106で再生され、表示手段110ま
たは音声出力手段111で出力される。
【0053】図4は、利用者が記録媒体105のコンテ
ンツデータの属性情報をホスト装置101へ送信し、ホ
スト装置101からコンテンツデータを受信し、記録媒
体105へ記録する動作を示すフローチャートである。
【0054】図4において、端末装置103は、まず、
操作手段109に入力される利用者の指示に従って、制
御手段104は記録媒体105に記録されているコンテ
ンツデータ毎の属性情報を取得する(ステップS4
1)。ステップS41は、操作手段109に入力される
利用者の指示によらず、予め決められた時間間隔を制御
手段104で監視して自動的に実行するようにしてもよ
い。
【0055】次いで、通信回線102を介して属性情報
を利用者情報とともにホスト装置101に送信する(ス
テップS42)。
【0056】属性情報を受信したホスト装置101で
は、受信した属性情報に基づいてデータベース(データ
蓄積媒体)を検索し、その属性情報における識別情報に
共通または関連するコンテンツデータの属性情報を選択
用属性情報として抽出し、その選択用属性情報を通信回
線102を介して端末装置103に送信する。このホス
ト装置101の動作については後述する。
【0057】次いで、端末装置103においては、ホス
ト装置101から選択用属性情報を受信して表示手段1
10に表示する(ステップS43)。ステップS43
で、ホスト装置101から送信される選択用属性情報
は、記録媒体105に一時的に保存しておいてもよい。
【0058】利用者は、表示手段110に表示された選
択用属性情報を参照して所望のコンテンツデータを選択
する(ステップS44)。すると、制御手段104は、
選択された属性情報におけるインデックス番号を通信回
線102を介してホスト装置101に送信する(ステッ
プS45)。
【0059】インデックス番号を受信したホスト装置1
01では、受信したインデックス番号に基づいてデータ
ベースを検索し、該当するコンテンツデータを読み出
し、読み出したコンテンツデータを通信回線102を介
して端末装置103に送信する。このホスト装置101
の動作については後述する。
【0060】次いで、端末装置103においては、ホス
ト装置101より通信回線102を介してコンテンツデ
ータを受信し、記録媒体105に保存する(ステップS
46)。
【0061】図5は、ホスト装置101における動作を
示すフローチャートである。これは、端末装置103か
ら送信されてくるる属性情報を分析し、例えば利用頻度
の高いコンテンツデータの識別情報に共通する属性情報
を端末装置に送信し、利用者によって選択されたコンテ
ンツデータを読み出して端末装置103に送信する動作
を示している。ホスト装置101から端末装置103に
送信する情報としては、利用頻度の高いコンテンツデー
タの識別情報に関連する識別情報を有するコンテンツデ
ータの属性情報であってもよい。
【0062】図5において、ホスト装置101は、ま
ず、端末装置103より通信回線102を介して利用者
情報と属性情報を受信する(ステップS51)。
【0063】次いで、ホスト装置101は、受信した属
性情報に基づいて利用者の嗜好を分析し、例えば利用頻
度の高いコンテンツデータや、利用する形態(機器の種
別)に応じて利用頻度の高いコンテンツデータの識別情
報に共通するコンテンツデータの属性情報を利用者のた
めの選択用属性情報として、ホスト装置101のデータ
ベースから抽出する(ステップS52)。この場合に、
ホスト装置101がデータ蓄積媒体から抽出する選択用
属性情報としては、利用頻度の高いコンテンツデータの
識別情報に関連する識別情報を有するコンテンツデータ
の属性情報であってもよい。
【0064】次いで、通信回線102を介して、ステッ
プS52で抽出した選択用属性情報を端末装置103に
送信する(ステップS53)。
【0065】端末装置103では、前述した図4のフロ
ーチャートのステップS45で説明したように、ホスト
装置101から受信した選択用属性情報に基づいて利用
者がコンテンツデータを選択すると、その選択したコン
テンツデータの属性情報のインデックス番号がホスト装
置101に送信される。
【0066】ホスト装置101においては、通信回線1
02を介して端末装置103から送信されてきたインデ
ックス番号すなわち端末装置103の利用者が選択した
コンテンツデータの属性情報のインデックス番号を受信
する(ステップS54)。
【0067】そして、ホスト装置101は、インデック
ス番号に基づいてデータベース(データ蓄積媒体)を検
索し、該当するコンテンツデータを抽出し、抽出したコ
ンテンツデータつまり利用者が選択したコンテンツデー
タを通信回線102を介して端末装置103に送信する
(ステップS55)。
【0068】上記の説明において、端末装置103の動
作を分かりやすくするために、図1においては、破線で
囲んだ中にある処理ブロック、すなわち、制御手段10
4と、再生手段106と、利用頻度監視手段107と、
属性情報作成手段108については、それぞれを個別の
処理ブロックとして図示したが、これらのうちの任意の
処理ブロックは、その動作を実現するプログラムを中央
演算処理装置(CPU)で実行させるように構成しても
よい。
【0069】上記において、ホスト装置101は端末装
置103から受信した利用者情報とコンテンツデータの
属性情報とに基づいてデータベースを検索するが、この
検索に用いる属性情報については、識別情報、利用者情
報および利用形態情報のすべてに基く検索のほか、識別
情報と利用者情報との組み合わせにおける検索、あるい
は識別情報と利用形態情報との組み合わせによる検索で
あってもよく、あるいは、識別情報のみの検索であって
もよい。また、いずれの場合にも、識別情報について
は、タイトル名、アーティスト名およびジャンルのすべ
てを用いる検索のほか、これらのうちの任意の1つまた
は任意の複数の組み合わせをもって検索するのでもよ
い。
【0070】以上のように、第1の実施形態のデータ検
索システムにおいては、利用者が端末装置を利用して記
録媒体に記録されているコンテンツデータを再生するた
びに利用頻度を含む属性情報を自動的に作成し、利用者
の操作によりまたは自動的に属性情報をホスト装置に送
信すると、ホスト装置は、利用者の嗜好に合ったコンテ
ンツをデータベースにおける大量のコンテンツの中から
検索し、その検索で得られた属性情報を選択用属性情報
として端末装置に返し、利用者が端末装置において選択
用属性情報の中から希望のコンテンツを選択し、そのコ
ンテンツの要求をホスト装置に伝えると、ホスト装置は
要求のあったコンテンツのコンテンツデータを読み出し
て端末装置にデータ転送する。したがって、利用者は、
自己の嗜好に合ったコンテンツデータを極めて容易に入
手することができる。
【0071】また、ホスト装置を運用するコンテンツデ
ータの供給元業者は、利用者の嗜好やコンテンツデータ
の利用状況を詳細に分析することにより、その分析結果
を用いてコンテンツデータの作成や宣伝活動を効率的に
行うことができる。
【0072】(第2の実施形態)図6は、本発明の第2
の実施形態に係るデータ検索システムの構成を示すブロ
ック図である。
【0073】図6に示すように、このデータ検索システ
ムは、ホスト装置101と、通信回線102と、端末装
置103と、記録媒体105とを備えている。端末装置
103は、制御手段104と、再生手段106と、利用
頻度監視手段107と、属性情報作成手段62と、操作
手段109と、表示手段110と、音声出力手段111
とに加えて、利用日時監視手段61を備えている。図6
において、図1と同様の構成には同一の参照符号を付
す。
【0074】以下、第2の実施形態のデータ検索システ
ムの動作について説明する。ただし、第2の実施形態が
第1の実施形態と異なる点は、利用日時監視手段61の
動作と、属性情報作成手段62の動作であり、他の構成
および動作については同一であるので、それら同一の構
成および動作についての詳細な説明は省略する。
【0075】第2の実施形態が第1の実施形態と大きく
異なる点は、端末装置103が利用日時監視手段61を
備え、属性情報に利用日時を表す利用日時情報を含む点
である。つまり、本実施形態では、利用者が選択したコ
ンテンツデータを再生する場合において、利用日時監視
手段61は、利用日時を表す利用日時情報を属性情報作
成手段62に通知し、属性情報作成手段62は、利用頻
度監視手段107から通知される利用頻度情報と、利用
日時監視手段61から通知される利用日時情報に基づい
て属性情報を更新する。なお、記録媒体105に記録さ
れている属性情報をホスト装置101に送信し、送信し
た属性情報に含まれる識別情報と共通または関連する属
性情報を受信し、ホスト装置101より受信した属性情
報に基づいてコンテンツデータを選択し、その選択した
コンテンツデータをホスト装置101から受信する方法
については第1の実施形態と同様であるので、動作の詳
細な説明は省略する。
【0076】図7は、端末装置103で作成される属性
情報の構造を示す図である。
【0077】図7の属性情報の構造が図2の属性情報の
構造と大きく異なる点は、コンテンツデータを再生する
端末装置の種類から特定されるコンテンツデータを利用
する形態を表す利用形態情報を格納するための領域が存
在せず、端末装置103でコンテンツデータを再生した
利用日時を表す利用日時情報を格納するための領域が存
在する点である。
【0078】次に、図6の端末装置103における属性
情報の作成処理について具体的に説明する。
【0079】図8は、利用者が端末装置103において
記録媒体105から再生するコンテンツデータを選択す
る動作と併せて、端末装置103が属性情報を作成する
動作を示すフローチャートである。
【0080】図8に示すように、端末装置103におい
て、まず、操作手段109に入力される利用者の指示に
従って、制御手段104は、記録媒体105に記録され
ているコンテンツデータ毎の属性情報を取得する(ステ
ップS81)。取得した属性情報を表示手段110に表
示する(ステップS82)。利用者は、表示手段110
に表示された属性情報を参照して所望のコンテンツデー
タを選択する(ステップS83)。
【0081】利用頻度監視手段107は、ステップS8
3で選択されたコンテンツデータの属性情報に含まれる
利用頻度情報を更新して属性情報作成手段108に通知
する。
【0082】また、利用日時監視手段61は、選択され
たコンテンツデータの属性情報に含まれる利用日時情報
を更新するための時間的情報を属性情報作成手段62に
通知する。
【0083】属性情報作成手段62は、ステップS83
で選択されたコンテンツデータの属性情報に含まれる利
用頻度情報と利用日時情報を更新して制御手段104を
介して記録媒体105に保存する(ステップS84)。
【0084】ステップS83で選択されたコンテンツデ
ータは、再生手段106で再生され、表示手段110ま
たは音声出力手段111で出力される。
【0085】上記の説明において、端末装置103の動
作を分かりやすくするために、図6においては、破線で
囲んだ中にある処理ブロック、すなわち、制御手段10
4と、再生手段106と、利用頻度監視手段107と、
利用日時監視手段61と、属性情報作成手段62につい
ては、それぞれを個別の処理ブロックとして図示した
が、これらのうちの任意の処理ブロックは、その動作を
実現するプログラムを中央演算処理装置(CPU)で実
行させるように構成してもよい。
【0086】以上のように、第2の実施形態によれば、
端末装置において利用者が記録媒体に記録されているコ
ンテンツデータを利用する利用頻度に利用日時を合わせ
た属性情報をホスト装置に送信することにより、ホスト
装置より利用者の嗜好に合うコンテンツデータおよびコ
ンテンツデータの属性情報を大量のコンテンツデータの
中から容易に検索し、入手することが可能である。
【0087】また、ホスト装置を運用するコンテンツデ
ータの供給元業者は、利用者の嗜好や、コンテンツデー
タの利用状況を詳細に分析することができ、分析結果を
用いて効率的なコンテンツデータ作成や宣伝活動を行う
ことができる。
【0088】(第2の実施形態の変形)図9は、端末装
置103で作成される属性情報の構造を示す図であり、
図2の属性情報の構造と図7の属性情報の構造を併せ持
つ。すなわち、インデックス番号、識別情報、利用頻度
情報のほか、利用形態情報と利用日時情報とを併せ有し
ている。
【0089】この場合、図8に示すフローチャートにお
いて、そのステップS84で制御手段104によって端
末装置103の種類を表す利用形態情報を属性情報作成
手段62に通知し、図9に示す属性情報の構造の利用頻
度情報と、利用形態情報と、利用日時情報を更新し、記
録媒体105に記録する。
【0090】この場合、第1の実施形態と同様の効果を
併せ持つことができる。
【0091】(第3の実施形態)図10は、本発明の第
3の実施形態に係るデータ検索システムの構成を示すブ
ロック図である。
【0092】図10に示すように、このデータ検索シス
テムは、第1の端末装置103と、記録媒体105と、
第2の端末装置1001を備えている。第1の端末装置
103は、制御手段104と、再生手段106と、利用
頻度監視手段107と、属性情報作成手段108と、操
作手段109と、表示手段110と、音声出力手段11
1とを備えている。また、第2の端末装置1001は、
制御手段1002と、再生手段1003と、データ蓄積
媒体1004と、操作手段1005と、表示手段100
6と、音声出力手段1007とを備えている。第1の端
末装置103は例えばパソコンであり、第2の端末装置
1001は例えばカラオケ装置である。図10におい
て、図1と同様の構成には同一の参照符号を付す。
【0093】以下、第3の実施形態のデータ検索システ
ムの動作について説明する。ただし、第3の実施形態が
第1の実施形態と異なる点は、記録媒体105が第2の
端末装置1001に接続する点であり、第1の端末装置
103の構成および動作については同一であるので、そ
れら同一の構成および動作についての詳細な説明は省略
する。
【0094】第3の実施形態が第1の実施形態と大きく
異なる点は、記録媒体105が第2の端末装置1001
に接続され、利用者が第2の端末装置1001を利用し
て記録媒体105から属性情報を読み出し、属性情報に
従って第2の端末装置1001に含まれるデータ蓄積媒
体1004のコンテンツデータを検索して選択し、再生
することである。その属性情報は、利用頻度情報と利用
形態情報とを含んでいる。
【0095】つまり、本実施形態では、第1の端末装置
103を利用して更新された属性情報を記録媒体105
に記録する。利用者は、記録媒体105を第2の端末装
置1001に接続して、操作手段1005により入力さ
れる利用者の指示に従って、制御手段1002から記録
媒体105に記録されている属性情報を読み出す。この
属性情報には、インデックス番号、識別情報、利用頻度
情報のほかに利用形態情報を含んでいる。
【0096】第2の端末装置1001は、属性情報に含
まれる識別情報と共通または関連する識別情報を有する
コンテンツデータの属性情報をデータ蓄積媒体1004
から読み出して表示手段1006で表示する。利用者
は、表示手段1006に表示される属性情報(識別情
報、利用頻度情報、利用形態情報)を参照して所望のコ
ンテンツデータを選択する。制御手段1002は、選択
されたコンテンツデータをデータ蓄積媒体1004から
読み出し、再生手段1003で再生され、コンテンツデ
ータが音楽データであれば音声出力手段1007を介し
て出力を行い、コンテンツデータが映像データであれば
表示手段1006を介して出力を行う。
【0097】以上のように、第3の実施形態によれば、
第1の端末装置において利用者が記録媒体に記録されて
いるコンテンツデータを利用する利用頻度および利用形
態に合わせた属性情報を同じ記録媒体に記録するが、そ
の記録媒体を第2の端末装置に接続することにより、第
2の端末装置より、利用者の嗜好に合うコンテンツデー
タおよびコンテンツデータの属性情報を大量のコンテン
ツデータの中から容易に検索し、入手することが可能で
ある。
【0098】(第4の実施形態)図11は、本発明の第
4の実施形態に係るデータ検索システムの構成を示すブ
ロック図である。
【0099】図11に示すように、このデータ検索シス
テムは、第1の端末装置103と、記録媒体105と、
第2の端末装置1001を備えている。第1の端末装置
103は、制御手段104と、再生手段106と、利用
頻度監視手段107と、利用日時監視手段61と、属性
情報作成手段62と、操作手段109と、表示手段11
0と、音声出力手段111とを備えている。また、第2
の端末装置1001は、制御手段1002と、再生手段
1003と、データ蓄積媒体1004と、操作手段10
05と、表示手段1006と、音声出力手段1007と
を備えている。図11において、図6と同様の構成には
同一の参照符号を付す。また、図11において、図10
と同様の構成には同一の参照符号を付す。
【0100】以下、第4の実施形態のデータ検索システ
ムの動作について説明する。ただし、第4の実施形態が
第2の実施形態と異なる点は、記録媒体105が第2の
端末装置1001に接続する点であり、第1の端末装置
103の構成および動作については同一であるので、そ
れら同一の構成および動作についての詳細な説明は省略
する。
【0101】第4の実施形態が第2の実施形態と大きく
異なる点は、記録媒体105が第2の端末装置1001
に接続され、利用者が第2の端末装置1001を利用し
て記録媒体105から属性情報を読み出し、属性情報に
従って第2の端末装置1001に含まれるデータ蓄積媒
体1004のコンテンツデータを検索して選択し、再生
することである。
【0102】また、第4の実施形態が第2の実施形態と
大きく異なる点は、属性情報に利用頻度情報に加えて利
用日時情報を含むことである。
【0103】つまり、本実施形態では、第1の端末装置
103を利用して更新された属性情報を記録媒体105
に記録する。利用者は、記録媒体105を第2の端末装
置1001に接続して、操作手段1005により入力さ
れる利用者の指示に従って、制御手段1002から記録
媒体105に記録されている属性情報を読み出す。この
属性情報には、インデックス番号、識別情報、利用頻度
情報、利用形態情報のほかに利用日時情報を含んでい
る。
【0104】第2の端末装置1001は、属性情報に含
まれる識別情報と共通または関連する識別情報を有する
コンテンツデータの属性情報(利用頻度情報、利用形態
情報および利用日時情報)をデータ蓄積媒体1004か
ら読み出して表示手段1006で表示する。利用者は、
表示手段1006に表示される属性情報を参照して所望
のコンテンツデータを選択する。制御手段1002は、
選択されたコンテンツデータをデータ蓄積媒体1004
から読み出し、再生手段1003で再生され、コンテン
ツデータが音楽データであれば音声出力手段1007を
介して出力を行い、コンテンツデータが映像データであ
れば表示手段1006を介して出力を行う。
【0105】以上のように、第4の実施形態によれば、
第1の端末装置において利用者が記録媒体に記録されて
いるコンテンツデータを利用する利用頻度、利用形態お
よび利用日時に合わせた属性情報を同じ記録媒体に記録
するが、その記録媒体を第2の端末装置に接続すること
により、第2の端末装置より、利用者の嗜好に合うコン
テンツデータおよびコンテンツデータの属性情報を大量
のコンテンツデータの中から容易に検索し、入手するこ
とが可能である。
【0106】なお、第4の実施形態において、利用形態
情報を削除してもよい。
【0107】
【発明の効果】本発明のデータ検索システムまたはデー
タ検索方法によれば、端末装置において利用者が記録媒
体に記録されているコンテンツデータを利用する利用頻
度、または利用形態、または利用日時を合わせた属性情
報をホスト装置に送信することにより、ホスト装置より
利用者の嗜好に合うコンテンツデータの属性情報および
コンテンツデータを大量のコンテンツデータの中から容
易に検索し、入手することができ、ホスト装置を運用す
るコンテンツデータの供給元業者は、利用者の嗜好や、
コンテンツデータの利用状況を詳細に分析することがで
き、分析結果を用いて効率的なコンテンツデータ作成や
宣伝活動を行うことができる。
【0108】また、本発明のデータ検索システムまたは
データ検索方法によれば、第1の端末装置において利用
者が記録媒体に記録されているコンテンツデータを利用
する利用頻度、または利用形態、または利用日時を合わ
せた属性情報を記録した記録媒体を第2の端末装置に接
続することにより、第2の端末装置より利用者の嗜好に
合うコンテンツデータの属性情報およびコンテンツデー
タを大量のコンテンツデータの中から容易に検索し、入
手することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るデータ検索シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態に係るコンテンツデ
ータの属性情報の構成を示す図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態に係るコンテンツデ
ータの再生における属性情報作成手段の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】 本発明の第1の実施形態に係るホスト装置か
らコンテンツデータの属性情報およびコンテンツデータ
を受信する端末装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】 本発明の第1の実施形態に係る端末装置から
属性情報および選択したコンテンツデータのインデック
ス番号を受信し、属性情報およびコンテンツデータを送
信するホスト装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の第2の実施形態に係るデータ検索シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図7】 本発明の第2の実施形態に係るコンテンツデ
ータの属性情報の構成を示す図である。
【図8】 本発明の第2の実施形態に係るコンテンツデ
ータの再生における属性情報作成手段の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図9】 本発明の第2の実施形態に係るコンテンツデ
ータの属性情報の構成を示す図である。
【図10】 本発明の第3の実施形態に係るデータ検索
システムの構成を示すブロック図である。
【図11】 本発明の第4の実施形態に係るデータ検索
システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
61…利用日時監視手段 62、108…属性情報作成手段 101…ホスト装置 102…通信回線 103…端末装置 104、1002…制御手段 105…記録媒体 106、1003…再生手段 107…利用頻度監視手段 109、1005…操作手段 110、1006…表示手段 111、1007…音声出力手段 1001…第2の端末装置 1004…データ蓄積媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/10 311 G11B 20/10 311 27/00 27/00 D Fターム(参考) 5B075 KK33 KK37 ND16 PP13 PP22 PR04 5D044 AB05 AB07 BC08 CC09 DE49 EF05 FG18 GK12 HL01 HL11 5D110 AA29 BB01 BB29 DA12 DB03 DC05 DC16 DE02 EA02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置から通信回線を介して要求する
    ことによりホスト装置のデータベースに格納されている
    コンテンツデータを抽出し、前記抽出したコンテンツデ
    ータを前記通信回線を介して前記端末装置に転送し、記
    録媒体に記録するデータ検索システムであって、 前記端末装置は、前記記録媒体に記録されているコンテ
    ンツデータを再生する再生手段と、 再生されるコンテンツデータの利用頻度を監視してコン
    テンツデータ毎の利用頻度情報を更新する利用頻度監視
    手段と、 前記再生されるコンテンツデータの識別情報と前記利用
    頻度監視手段による前記利用頻度情報とを含む属性情報
    を作成して前記記録媒体に記録する属性情報作成手段
    と、 前記記録媒体に記録されている前記属性情報を前記通信
    回線を介して前記ホスト装置に送信する機能、前記ホス
    ト装置から前記通信回線を介して送信されてくる選択用
    属性情報を受信する機能、前記受信する選択用属性情報
    を表示する機能、前記表示される選択用属性情報を参照
    して選択したコンテンツデータの送信を前記通信回線を
    介して前記ホスト装置に要求する機能、および前記ホス
    ト装置から前記通信回線を介して送信されてくるコンテ
    ンツデータを受信して前記記録媒体に記録する機能を有
    する制御手段とを備えて構成され、 前記ホスト装置は、前記端末装置から前記通信回線を介
    して受信した属性情報に含まれる前記利用頻度情報に基
    づいてその属性情報に関連するコンテンツデータの属性
    情報をデータベースから抽出する機能と、前記抽出した
    属性情報を選択用属性情報として通信回線を介して前記
    端末装置に送信する機能、前記端末装置から前記通信回
    線を介して受信した要求に基づいて前記データベースを
    検索し対応するコンテンツデータを抽出する機能、およ
    び前記抽出されるコンテンツデータを前記通信回線を介
    して前記端末装置に送信する機能を備えて構成されてい
    ることを特徴とするデータ検索システム。
  2. 【請求項2】 前記属性情報作成手段は、前記再生され
    るコンテンツデータの識別情報と前記利用頻度監視手段
    による前記利用頻度情報に加えて利用形態情報を含む属
    性情報を作成して前記記録媒体に記録するように構成さ
    れ、 前記ホスト装置は、前記端末装置から前記通信回線を介
    して受信した属性情報に含まれる前記利用頻度情報およ
    び利用形態情報に基づいてその属性情報に関連するコン
    テンツデータの属性情報をデータベースから抽出するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    データ検索システム。
  3. 【請求項3】 前記端末装置は、さらに、前記再生手段
    がコンテンツデータを再生する日付および/または時間
    である利用日時を監視してコンテンツデータ毎の利用日
    時情報を取得する利用日時監視手段を備え、 前記属性情報作成手段は、前記識別情報と前記利用頻度
    情報に加えて前記利用日時監視手段による利用日時情報
    を含む属性情報を作成して前記記録媒体に記録するよう
    に構成され、 前記ホスト装置は、前記端末装置から前記通信回線を介
    して受信した属性情報に含まれる前記利用頻度情報およ
    び利用日時情報に基づいてその属性情報に関連するコン
    テンツデータの属性情報をデータベースから抽出するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    データ検索システム。
  4. 【請求項4】 前記属性情報作成手段は、前記再生され
    るコンテンツデータの識別情報と前記利用頻度監視手段
    による前記利用頻度情報および前記利用日時監視手段に
    よる前記利用日時情報に加えて利用形態情報を含む属性
    情報を作成して前記記録媒体に記録するように構成さ
    れ、 前記ホスト装置は、前記端末装置から前記通信回線を介
    して受信した属性情報に含まれる前記利用頻度情報、利
    用日時情報および利用形態情報に基づいてその属性情報
    に関連するコンテンツデータの属性情報をデータベース
    から抽出するように構成されていることを特徴とする請
    求項3に記載のデータ検索システム。
  5. 【請求項5】 第1の端末装置と、前記第1の端末装置
    が出力する属性情報を記録する記録媒体と、前記記録媒
    体に記録されている属性情報を読み出す第2の端末装置
    とを備え、 前記第1の端末装置は、前記記録媒体に記録されている
    コンテンツデータを再生する再生手段と、 再生されるコンテンツデータの利用頻度を監視してコン
    テンツデータ毎の利用頻度情報を更新する利用頻度監視
    手段と、 前記再生されるコンテンツデータの識別情報と前記利用
    頻度監視手段による前記利用頻度情報を含む属性情報を
    作成して前記記録媒体に記録する属性情報作成手段とを
    備えて構成され、 前記第2の端末装置は、コンテンツデータを蓄積するデ
    ータ蓄積手段と、 前記記録媒体に記録されている前記属性情報を読み出す
    機能、前記読み出した属性情報に含まれる前記利用頻度
    情報に基づいてその属性情報に関連するコンテンツデー
    タの属性情報を前記データ蓄積手段から抽出する機能、
    前記抽出した属性情報を表示する機能を有する制御手段
    と、 前記表示される属性情報を参照して選択されたコンテン
    ツデータを前記データ蓄積手段から読み出して再生する
    再生手段とを備えて構成されていることを特徴とするデ
    ータ検索システム。
  6. 【請求項6】 前記第1の端末装置は、さらに、前記再
    生手段がコンテンツデータを再生する日付および/また
    は時間である利用日時を監視してコンテンツデータ毎の
    利用日時情報を取得する利用日時監視手段を備え、 前記属性情報作成手段は、前記識別情報と前記利用頻度
    情報に加えて前記利用日時監視手段による利用日時情報
    を含む属性情報を作成して前記記録媒体に記録するよう
    に構成され、 前記第2の端末装置における前記制御手段は、前記記録
    媒体に記録されている前記利用頻度情報と利用日時情報
    とを含む属性情報を読み出す機能、前記読み出した属性
    情報に含まれる前記利用頻度情報および利用日時情報に
    基づいてその属性情報に関連するコンテンツデータの属
    性情報を前記データ蓄積手段から抽出する機能を備えて
    構成されていることを特徴とする請求項5に記載のデー
    タ検索システム。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体は、ディスク状記録媒体で
    ある請求項1から請求項6までのいずれかに記載のデー
    タ検索システム。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体は、半導体メモリである請
    求項1から請求項6までのいずれかに記載のデータ検索
    システム。
  9. 【請求項9】 前記コンテンツデータは、音楽データで
    ある請求項1から請求項6までのいずれかに記載のデー
    タ検索システム。
  10. 【請求項10】 前記コンテンツデータは、映像データ
    である請求項1から請求項6に記載のいずれかのデータ
    検索システム。
  11. 【請求項11】 端末側からのアクセスによりホスト側
    に蓄積されている複数のコンテンツデータの中から所望
    のコンテンツデータを検索する方法であって、 前記端末側において、再生されるコンテンツデータ毎の
    利用頻度情報を更新するステップと、識別情報と前記利
    用頻度情報を含む属性情報を作成するステップと、前記
    属性情報を前記ホスト側に送信するステップと、前記ホ
    スト側から送信されてくる選択用属性情報を受信し表示
    するステップと、表示される選択用属性情報を参照して
    選択したコンテンツデータの送信を前記ホスト側に要求
    するステップと、前記要求に応じて前記ホスト側から送
    信されてくるコンテンツデータを受信して記録するステ
    ップとを含み、 前記ホスト側において、前記端末側から送信されてくる
    前記識別情報、利用頻度情報を含む属性情報を受信する
    ステップと、受信した属性情報に含まれる前記利用頻度
    情報に基づいてその属性情報に関連するコンテンツデー
    タの属性情報をデータベースから抽出するステップと、
    前記抽出した属性情報を選択用属性情報として前記端末
    側に送信するステップと、前記端末側から受信した要求
    に基づいてデータベースを検索し対応するコンテンツデ
    ータを抽出するステップと、抽出したコンテンツデータ
    を前記端末側に送信するステップとを含むことを特徴と
    するデータ検索方法。
  12. 【請求項12】 前記端末側において、前記コンテンツ
    データ毎の利用頻度情報を更新するステップに代えて、
    前記利用頻度情報および利用形態情報を更新するステッ
    プを有するとともに、前記識別情報と前記利用頻度情報
    を含む属性情報を作成するステップに代えて、前記識別
    情報と利用頻度情報および利用形態情報を含む属性情報
    を作成するステップを有し、 前記ホスト側において、前記利用頻度情報に基づいて前
    記選択用属性情報を抽出するステップに代えて、前記属
    性情報に含まれる前記利用頻度情報および利用形態情報
    に基づいてその属性情報に関連するコンテンツデータの
    属性情報を選択用属性情報としてデータベースから抽出
    するステップを有していることを特徴とする請求項11
    に記載のデータ検索方法。
  13. 【請求項13】 前記端末側において、前記コンテンツ
    データ毎の利用頻度情報を更新するステップに代えて、
    前記利用頻度情報および利用日時情報を更新するステッ
    プを有するとともに、前記識別情報と前記利用頻度情報
    を含む属性情報を作成するステップに代えて、前記識別
    情報と利用頻度情報および利用日時情報を含む属性情報
    を作成するステップを有し、 前記ホスト側において、前記利用頻度情報に基づいて前
    記選択用属性情報を抽出するステップに代えて、前記属
    性情報に含まれる前記利用頻度情報および利用日時情報
    に基づいてその属性情報に関連するコンテンツデータの
    属性情報を選択用属性情報としてデータベースから抽出
    するステップを有していることを特徴とする請求項11
    に記載のデータ検索方法。
  14. 【請求項14】 前記端末側において、前記コンテンツ
    データ毎の利用頻度情報を更新するステップに代えて、
    前記利用頻度情報と利用形態情報および利用日時情報を
    更新するステップを有するとともに、前記識別情報と前
    記利用頻度情報を含む属性情報を作成するステップに代
    えて、前記識別情報と利用頻度情報と利用形態情報およ
    び利用日時情報を含む属性情報を作成するステップを有
    し、 前記ホスト側において、前記利用頻度情報に基づいて前
    記選択用属性情報を抽出するステップに代えて、前記属
    性情報に含まれる前記利用頻度情報と利用形態情報およ
    び利用日時情報に基づいてその属性情報に関連するコン
    テンツデータの属性情報を選択用属性情報としてデータ
    ベースから抽出するステップを有していることを特徴と
    する請求項11に記載のデータ検索方法。
  15. 【請求項15】 前記コンテンツデータは、音楽データ
    である請求項11から請求項14までのいずれかに記載
    のデータ検索方法。
  16. 【請求項16】 前記コンテンツデータは、映像データ
    である請求項11から請求項14までのいずれかに記載
    のデータ検索方法。
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