JP7322118B2 - ネットワークを介してユーザ端末に提供されるプレイリストを管理するネットワークサーバ、方法、およびプログラム。 - Google Patents

Description

本発明は、ネットワークシステムに関し、より具体的には、ネットワークを介してユーザ端末に提供されるプレイリストを管理するネットワークサーバおよび方法に関する。

インターネットの幅広い使用に伴い、人々は音楽（あるいは音源）のようなコンテンツを格納媒体に格納した後、格納されたコンテンツを再生するよりは、コンテンツをストリーミング方式でリアルタイムにダウンロードおよび再生することを好むようになった。このようなストリーミング方式の再生では、ユーザがコンテンツを再生するたびに該当コンテンツを検索しなければならない不便さを解消するために、所望のコンテンツ情報を含むプレイリストをユーザに提供し、コンテンツ情報により該当コンテンツを再生させることで、ユーザの便宜性を向上させることができる。しかし、コンテンツ情報がプレイリストに繰り返し含まれている場合、プレイリストは相対的に多量のコンテンツ情報を含むことになる。この場合、プレイリストはユーザがそれ以上望まないコンテンツ情報を引き続き含むことがあり、これによって、ユーザはプレイリストによるコンテンツの再生にかえって不便さを感じることがある。

上記の内容は単に本発明の技術的思想に対する背景技術を理解するためのものである。例えば、上記の内容は本発明の技術分野における当業者に知られた先行技術に該当する内容であるものと理解される。

本発明の一実施形態は、ユーザに適応的にプレイリスト内のコンテンツを削除できるネットワークサーバおよび方法を提供することを目的とする。

本発明の一実施形態によるネットワークを介してユーザ端末に提供されるプレイリストを管理するネットワークサーバは、ネットワークに連結される通信機と、前記通信機を介して前記ネットワークに連結されたユーザ端末と通信するように構成される少なくとも１つのプロセッサとを含み、前記少なくとも１つのプロセッサは、前記ユーザ端末からの１つまたはそれ以上の要請に応じて決定されるコンテンツＩＤをプレイリストに含む、あるいは、前記ユーザ端末からの１つ以上の要請に応じて決定されるコンテンツＩＤをプレイリストに関連付け、前記コンテンツＩＤは、それぞれデータベースに格納されるコンテンツファイルに対応し、前記コンテンツファイルの少なくとも一部に関連付けられた前記ユーザ端末のアクションを前記コンテンツＩＤに対応するログデータセットに反映し、前記ログデータセットに基づいて、前記コンテンツＩＤの少なくとも一部を前記プレイリストから選択的に削除あるいは排除されるターゲットＩＤとして決定するように構成される。

前記少なくとも１つのプロセッサは、前記ターゲットＩＤに関連付けられた情報を前記ユーザ端末に転送し、前記ユーザ端末から前記ターゲットＩＤの少なくとも一部を選択する信号が受信される時、前記ターゲットＩＤの前記少なくとも一部を前記プレイリストから削除あるいは排除するように構成されてもよい。

前記ログデータセットそれぞれは、該当コンテンツＩＤが前記プレイリストに含まれている、あるいは、該当コンテンツＩＤが前記プレイリストに関連付けられた時点から所定の経過時間の間の前記ユーザ端末における該当コンテンツファイルの再生に関連付けられたログデータを含むことができる。

前記ログデータは、前記該当コンテンツファイルのプログレス時間の少なくとも一部をスキップする動作に関連付けられた情報を含むことができる。

前記ログデータは、前記該当コンテンツファイルの少なくとも一部が再生された時間を示すデータを含むことができる。

前記ログデータは、前記ユーザ端末において前記該当コンテンツファイルの少なくとも一部が再生された回数をカウントするデータを含むことができる。

前記少なくとも１つのプロセッサは、前記ログデータセットに基づいて、前記コンテンツＩＤにそれぞれ対応する点数を決定し、前記決定された点数に応じて前記ターゲットＩＤを決定するように構成されてもよい。

前記コンテンツファイルは、前記ユーザ端末によってリアルタイムに受信および再生されるための音楽ファイルを含むことができる。

本発明の他の一実施形態は、ネットワークを介してユーザ端末に提供されるプレイリストを管理する方法に関する。前記方法は、前記ユーザ端末からの１つまたはそれ以上の要請に応じて決定されるコンテンツＩＤをプレイリストに含む、あるいは関連付け、前記コンテンツＩＤは、それぞれデータベースに格納されるコンテンツファイルに対応する、ステップと、前記コンテンツファイルの少なくとも一部に関連付けられた前記ユーザ端末のアクションを前記コンテンツＩＤに対応するログデータセットに反映するステップと、前記ログデータセットに基づいて、前記コンテンツＩＤの少なくとも一部をターゲットＩＤとして決定するステップと、前記ターゲットＩＤを前記プレイリストから選択的に削除あるいは排除するステップとを含む。

前記削除するステップは、前記ターゲットＩＤに関連付けられた情報を前記ユーザ端末に転送するステップと、前記ユーザ端末から前記ターゲットＩＤの少なくとも一部を選択する信号が受信された時、前記ターゲットＩＤの前記少なくとも一部を前記プレイリストから削除あるいは排除するステップとを含むことができる。

前記ログデータセットそれぞれは、該当コンテンツＩＤが前記プレイリストに含まれている、あるいは、前記該当コンテンツＩＤが前記プレイリストに関連付けられた時点から所定の経過時間の間の前記ユーザ端末における該当コンテンツファイルの再生に関連付けられたログデータを含むことができる。

前記コンテンツＩＤの少なくとも一部を前記ターゲットＩＤとして決定するステップは、前記ログデータセットに基づいて、前記コンテンツＩＤにそれぞれ対応する点数を決定するステップと、前記決定された点数に応じて前記ターゲットＩＤを決定するステップとを含むことができる。

前記点数を決定するステップは、前記ログデータが前記該当コンテンツファイルのプログレス時間の少なくとも一部をスキップする動作に関連付けられた情報を含むか否かを判別するステップと、前記判別結果に応じて前記該当コンテンツＩＤの前記点数を決定するステップとを含むことができる。

前記点数を決定するステップは、前記ログデータから、前記ユーザ端末において前記該当コンテンツファイルの少なくとも一部が再生された回数が時間が経過するほど減少するか否かを判別するステップと、前記判別結果に応じて前記該当コンテンツＩＤの前記点数を決定するステップとを含むことができる。

前記点数を決定するステップは、前記ログデータから、前記ユーザ端末において前記該当コンテンツファイルの少なくとも一部が再生された回数が閾値以下であるか否かを判別するステップと、前記判別結果に応じて前記該当コンテンツＩＤの前記点数を決定するステップとを含むことができる。

前記コンテンツファイルは、前記ユーザ端末によってリアルタイムに受信および再生されるための音楽ファイルを含むことができる。

本発明の一実施形態によるプログラムは、本発明の一実施形態によるネットワークを介してユーザ端末に提供されるプレイリストを管理する方法を、ネットワークサーバのプロセッサに実行させる。

本発明の一実施形態では、ユーザに適応的にプレイリスト内のコンテンツを削除できるネットワークサーバおよび方法が提供される。例えば、ネットワークサーバは、ユーザ端末のアクションをモニタリングして、プレイリストのコンテンツＩＤの中からターゲットＩＤを決定し、ターゲットＩＤをプレイリストから選択的に削除あるいは排除することができる。

本発明の一実施形態によるネットワークシステムを示すブロック図である。 図１のユーザ端末にディスプレイされるプレイリストに関する情報を示す図である。 図１のコンテンツ提供サーバの一実施形態を示すブロック図である。 図３のプレイリストとコンテンツファイルを概念的に示す図である。 図３のログデータを概念的に示す図である。 図３のプレイリスト管理器の一実施形態を示すブロック図である。 図６の非選好点数算出部によって決定される非選好点数を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施形態によるプレイリストを管理する方法を示すフローチャートである。 図８のＳ１４０ステップの一実施形態を示すフローチャートである。 図８のＳ１３０ステップの一実施形態を示すフローチャートである。 図１０のＳ３１０ステップの一実施形態を示すフローチャートである。 図１０のＳ３１０ステップの他の一実施形態を示すフローチャートである。 図１０のＳ３１０ステップのさらに他の一実施形態を示すフローチャートである。 図３のコンテンツ提供サーバを実現するのに適したネットワークサーバの一実施形態を示すブロック図である。

以下、本発明の一実施形態を、添付した図面を参照して詳細に説明する。下記の説明では本発明の一実施形態による動作を理解するための必要な部分が説明され、それ以外の部分の説明は本発明の要旨を不明瞭にさせないため省略されることに留意しなければならない。また、本発明はここで説明される実施形態に限定されず、他の形態で具体化されてもよい。ただし、ここで説明される実施形態は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に本発明の技術的思想を容易に実施可能な程度に詳しく説明するために提供されるものである。

明細書全体において、ある部分が他の部分に「連結」されているとする時、これは「直接的に連結」されている場合のみならず、その中間に他の素子を挟んで「間接的に連結」されている場合も含む。ここで使われた用語は、特定の実施形態を説明するためのものであり、本発明を限定するための用語ではない。明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」とする時、これは、特に反対の記載がない限り、他の構成要素を排除するのではなく、他の構成要素をさらに包含可能であることを意味する。「Ｘ、Ｙ、およびＺの少なくともいずれか１つ」、そして「Ｘ、Ｙ、およびＺから構成されたグループより選択された少なくともいずれか１つ」は、Ｘ、Ｙ、Ｚ、またはＸ、Ｙ、およびＺのうちの２つまたはそれ以上のいずれかの組み合わせ（例えば、ＸＹＺ、ＸＹＹ、ＹＺ、ＺＺ）と解釈される。ここで、「および／または」は、当該構成のうちの１つまたはそれ以上のすべての組み合わせを含む。

図１は、本発明の一実施形態によるネットワークシステムを示すブロック図である。

図１を参照すると、ネットワークシステム１００は、ネットワーク５０と、ユーザ端末１１０と、コンテンツ提供サーバ１２０とを含むことができる。

ネットワークシステム１００は、ここに説明された本発明の一実施形態による多様な方法を行うように動作する複数の装置、サーバ、および／またはソフトウェア構成を含むことができる。図１に示された装置および／またはサーバは、他の方式で構成されてよい。また、図１に示された装置および／またはサーバによって提供される動作およびサービスは、ここに説明された一実施形態のために連結または分離されてよく、より多数あるいはより少数の装置および／またはサーバによって行われてもよい。１つまたはそれ以上の装置および／またはサーバは、同一あるいは異なる企業体によって駆動および／または保持できる。

ネットワーク５０は、ユーザ端末１１０およびコンテンツ提供サーバ１２０のようなネットワークシステム１００内の構成要素を連結する。ネットワーク５０は、インターネット（ｉｎｔｅｒｎｅｔ）のようなパブリックネットワーク（ｐｕｂｌｉｃ ｎｅｔｗｏｒｋ）、少なくとも１つのプライベートネットワーク（ｐｒｉｖａｔｅ ｎｅｔｗｏｒｋ）、有線ネットワーク、無線ネットワーク、他の適切なタイプのネットワーク、およびそれらの組み合わせの少なくとも１つを含むことができる。ネットワークシステム１００内の構成要素それぞれは、有線通信機能および無線通信機能の少なくとも１つを含むことができ、それによってネットワーク５０を介して相互通信が可能である。

ユーザ端末１１０は、ネットワーク５０を介してコンテンツ提供サーバ１２０と通信して、コンテンツ提供サーバ１２０が提供するサービスを利用するための動作を行うことができる。例えば、ユーザ端末１１０は、コンテンツ提供サーバ１２０のウェブページにアクセスし、コンテンツ提供サーバ１２０にユーザアドレスを登録することができる。また、ユーザ端末１１０は、コンテンツ提供サーバ１２０に登録されたコンテンツを検索し、検索されたコンテンツをユーザアドレスに対応するプレイリストに含ませ、プレイリストに含まれたコンテンツに対応するコンテンツファイルをコンテンツ提供サーバ１２０からストリーミング方式で受信および再生することができる。このために、ユーザ端末１１０は、ストリーミング方式でコンテンツファイルを受信および再生するように構成される再生モジュールを含むことができる。このような再生モジュールは、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらを組み合わせて構成することが可能である。

本発明の一実施形態において、ユーザ端末１１０は、コンピュータ、ＵＭＰＣ（Ｕｌｔｒａ Ｍｏｂｉｌｅ ＰＣ）、ワークステーション、ネットブック（ｎｅｔ－ｂｏｏｋ）、ＰＤＡ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａｎｔｓ）、ポータブル（ｐｏｒｔａｂｌｅ）コンピュータ、ウェブタブレット（ｗｅｂ ｔａｂｌｅｔ）、無線電話（ｗｉｒｅｌｅｓｓ ｐｈｏｎｅ）、モバイルフォン（ｍｏｂｉｌｅ ｐｈｏｎｅ）、スマートフォン（ｓｍａｒｔ ｐｈｏｎｅ）、ｅ－ブック（ｅ－ｂｏｏｋ）、ＰＭＰ（ｐｏｒｔａｂｌｅ ｍｕｌｔｉｍｅｄｉａ ｐｌａｙｅｒ）、携帯用ゲーム機などのような情報を有線および／または無線環境で送受信可能な装置などを含むことができる。

コンテンツ提供サーバ１２０は、ネットワーク５０を介してユーザ端末１１０と通信する。コンテンツ提供サーバ１２０は、プレイリストに関する情報をユーザ端末１１０に提供することができ、ユーザ端末１１０からの要請に応答して、プレイリストのコンテンツに対応するコンテンツファイルをデータベースＤＢからユーザ端末１１０に提供することができる。データベースＤＢに格納されたコンテンツファイルは、ストリーミング方式でユーザ端末１１０で再生されるのに適するようにエンコーディングされた音楽ファイルであってよい。

コンテンツ提供サーバ１２０は、ユーザ端末１１０によるコンテンツファイルの再生に関連付けられたアクションを示すログを収集し、収集されたログに基づいてプレイリストを管理することができる。

図２は、図１のユーザ端末にディスプレイされるプレイリストに関する情報を示す図である。

図１および図２を参照すると、ユーザ端末１１０は、プレイリスト画面をコンテンツ提供サーバ１２０から受けてディスプレイすることができる。プレイリスト画面は、複数のアイテムＩＴＭ１～ＩＴＭｍを含むことができる。複数のアイテムＩＴＭ１～ＩＴＭｍそれぞれは、コンテンツ提供サーバ１２０によって提供されるコンテンツファイルに対応できる。ユーザ端末１１０は、コンテンツ提供サーバ１２０に複数のアイテムＩＴＭ１～ＩＴＭｍのいずれか１つに対応するコンテンツファイルを要請し、該当コンテンツファイルをコンテンツ提供サーバ１２０からストリーミング方式で受信および再生することができる。

複数のアイテムＩＴＭ１～ＩＴＭｍそれぞれは、該当コンテンツの名前、コンテンツの創作者のようなメタデータの一部を表示するための第１領域ＡＲ１を含むことができる。図２において、第１アイテムＩＴＭ１は第１領域ＡＲ１における第１音楽名ＴＴ１および第１歌手名ＳＮ１、第２アイテムＩＴＭ２は第１領域ＡＲ１における第２音楽名ＴＴ２および第２歌手名ＳＮ２、および第ｍアイテムＩＴＭｍは第１領域ＡＲ１における第ｍ音楽名ＴＴｍおよび第ｍ歌手名ＳＮｍを含むものとして例示される。複数のアイテムＩＴＭ１～ＩＴＭｍそれぞれは、該当コンテンツファイルに対するアクセスリンクを含む第２領域ＡＲ２をさらに含むことができる。第２領域ＡＲ２を選択するユーザ入力に応答して、ユーザ端末１１０は、該当アイテムに対応するコンテンツファイルをコンテンツ提供サーバ１２０から受信および再生することができる。また、複数のアイテムＩＴＭ１～ＩＴＭｍそれぞれは、該当コンテンツのメタデータの他の一部に対するアクセスリンクを含む第３領域ＡＲ３をさらに含むことができる。第３領域ＡＲ３を選択するユーザ入力に応答して、ユーザ端末１１０は、該当コンテンツのメタデータ、例えば、コンテンツの解像度（あるいは音質）、ジャンル、発行日などをコンテンツ提供サーバ１２０から受信およびディスプレイすることができる。

図３は、図１のコンテンツ提供サーバの一実施形態を示すブロック図である。図４は、図３のプレイリストとコンテンツファイルを概念的に示す図である。図５は、図３のログデータを概念的に示す図である。

図３を参照すると、コンテンツ提供サーバ３００は、コンテンツ提供装置３１０と、第１および第２データベースＤＢ１、ＤＢ２とを含むことができる。コンテンツ提供装置３１０は、ストリーミングサーバ３１１と、プレイリスト管理器３１２と、ユーザログ収集器３１３とを含むことができる。

ストリーミングサーバ３１１は、第１データベースＤＢ１に格納されたコンテンツファイルＣＦＳをユーザ端末１１０（図１参照）に提供するように構成される。コンテンツファイルＣＦＳは、ストリーミング方式でユーザ端末１１０で再生されるのに適するようにエンコーディングされた音楽ファイルであってもよい。本発明の一実施形態において、ストリーミングサーバ３１１は、特定のコンテンツを示すコマンドがプレイリスト管理器３１２から受信されたことに応答して、該当コンテンツファイルを第１データベースＤＢ１からユーザ端末１１０に提供することができる。コマンドは、コンテンツＩＤを含むことができる。

プレイリスト管理器３１２は、第１データベースＤＢ１に格納されたプレイリストＰＬ内のコンテンツＩＤによって、ストリーミングサーバ３１１にコマンドを転送して該当コンテンツファイルをユーザ端末１１０に提供するようにする。また、プレイリスト管理器３１２は、ユーザ端末１１０からの要請に応答して、プレイリストＰＬにコンテンツＩＤをアップデートするように構成される。

図３とともに図４を参照すると、プレイリストＰＬは、第１～第ｎコンテンツＩＤ（ＩＤ１～ＩＤｎ）を含むことができる。プレイリストＰＬは、図１のユーザ端末１１０のユーザアドレスに対応するものであり、他のユーザアドレスに対して別のプレイリストが提供されてもよい。コンテンツＩＤは、コンテンツおよび／またはコンテンツファイルを識別するのに適した文字、コード、記号などを含むことができる。プレイリスト管理器３１２は、ユーザ端末１１０にコンテンツのリストを提供することができ、ユーザ端末１１０からの要請に応答して、コンテンツのリストの中から選択されたもののコンテンツＩＤをプレイリストＰＬに追加することができる。プレイリストＰＬは、このような方式で複数のコンテンツＩＤ（ＩＤ１～ＩＤｎ）を含むことができる。

本発明の一実施形態において、プレイリストＰＬは、第１～第ｎコンテンツＩＤ（ＩＤ１～ＩＤｎ）にそれぞれ対応する第１～第ｎメタデータＭＤ１～ＭＤｎをさらに含むことができる。他の一実施形態において、第１～第ｎメタデータＭＤ１～ＭＤｎは、プレイリストＰＬと区分されたデータセットとして第１データベースＤＢ１に格納され、プレイリストＰＬは、第１～第ｎコンテンツＩＤ（ＩＤ１～ＩＤｎ）と第１～第ｎメタデータＭＤ１～ＭＤｎとの間のマッピング情報を含むことができる。第１～第ｎメタデータＭＤ１～ＭＤｎそれぞれは、該当コンテンツの名前、コンテンツの創作者、コンテンツの該当度、ジャンル、発行日などといった該当コンテンツの関連情報を含むことができる。プレイリスト管理器３１２は、ユーザ端末１１０からの要請に応答して、第１～第ｎメタデータＭＤ１～ＭＤｎそれぞれの少なくとも一部をリスティングするプレイリスト画面（図２参照）をユーザ端末１１０に提供することができる。

コンテンツファイルＣＦＳは、第１～第ｎコンテンツＩＤ（ＩＤ１～ＩＤｎ）にマッピングされる第１～第ｎコンテンツファイルＣＦ１～ＣＦｎを含むことができる。第１～第ｎコンテンツファイルＣＦ１～ＣＦｎは、第１～第ｎコンテンツＩＤ（ＩＤ１～ＩＤｎ）にそれぞれ関連付けられるように格納される。図４にて、点線矢印は、プレイリストＰＬの第１～第ｎコンテンツＩＤ（ＩＤ１～ＩＤｎ）と第１～第ｎコンテンツファイルＣＦ１～ＣＦｎとの間のマッピング関係を概念的に示す。本発明の一実施形態において、第１～第ｎコンテンツファイルＣＦ１～ＣＦｎも、それぞれ第１～第ｎコンテンツＩＤ（ＩＤ１～ＩＤｎ）を含むことができる。

ユーザログ収集器３１３は、第１～第ｎコンテンツファイルＣＦ１～ＣＦｎの少なくとも一部に関連付けられたユーザ端末１１０のアクションを示す、および／または反映するログデータＬＤを第２データベースＤＢ２に格納するように構成される。図３とともに図５を参照すると、ログデータＬＤは、第１～第ｎコンテンツＩＤ（ＩＤ１～ＩＤｎ）にそれぞれ対応する第１～第ｎログデータセットＬＤＳ１～ＬＤＳｎを含む。ユーザログ収集器３１３は、コンテンツファイルの再生に関連付けられたユーザ端末１１０のアクションを該当ログデータセットに記録することができる。また、ユーザ端末１１０の要請に応じてコンテンツＩＤがプレイリストＰＬに追加された時間（例えば、日付）を示すデータＡＴがログデータセットに含まれてもよい。

ログデータセットは、コンテンツファイルの再生に関連付けられたユーザ端末１１０におけるログを含むことができる。本発明の一実施形態において、ユーザログ収集器３１３は、コンテンツファイルがユーザ端末１１０で再生されている間に、ユーザ端末１１０に受信されたユーザ入力に関する情報をユーザ端末１１０から受けて該当ログデータセットのユーザ入力ログＵＩＬに記録することができる。例えば、ユーザ端末１１０のユーザは、プログレスバー（ｐｒｏｇｒｅｓｓ ｂａｒ）のようなユーザインターフェースを制御して、あるいは次のコンテンツに移動するためのユーザインターフェースを選択して、再生中のコンテンツファイルの少なくとも一部に対する再生をスキップすることができる。ユーザログ収集器３１３は、このようなコンテンツファイルのプログレス時間（ｐｒｏｇｒｅｓｓ ｔｉｍｅ）の少なくとも一部をスキップする動作に関連付けられた情報を該当ログデータセットのユーザ入力ログＵＩＬに記録することができる。例えば、ユーザ入力ログＵＩＬは、１つまたはそれ以上のユーザ入力によってスキップされたプログレス時間に関する情報を含むことができる。例えば、ユーザ入力ログＵＩＬは、プログレス時間がスキップされた回数を示す情報を含むことができる。本発明の一実施形態において、ユーザログ収集器３１３は、コンテンツファイルの少なくとも一部が再生された時間を示すデータを該当ログデータセットの再生ヒストリーＰＢＨに含ませることができる。例えば、再生ヒストリーＰＢＨは、該当コンテンツファイルの少なくとも一部が再生された時間を示すタイムスタンプを含むことができる。例えば、再生ヒストリーＰＢＨは、該当コンテンツファイルの少なくとも一部が再生された回数を示す情報を含むことができる。

プレイリスト管理器３１２は、ログデータＬＤに基づいて、第１～第ｎコンテンツＩＤ（ＩＤ１～ＩＤｎ）の少なくとも一部をターゲットＩＤとして決定することができる。プレイリスト管理器３１２は、ログデータＬＤに基づいて、第１～第ｎコンテンツＩＤ（ＩＤ１～ＩＤｎ）にそれぞれ対応する非選好点数を決定し、決定された非選好点数に応じて第１～第ｎコンテンツＩＤ（ＩＤ１～ＩＤｎ）の少なくとも一部をターゲットＩＤとして決定することができる。プレイリスト管理器３１２は、決定されたターゲットＩＤをターゲットリストＴＬとして第２データベースＤＢ２に格納することができる。

プレイリスト管理器３１２は、決定されたターゲットＩＤをプレイリストＰＬから選択的に削除あるいは排除することができる。本発明の一実施形態において、プレイリスト管理器３１２は、ターゲットＩＤに関連付けられた情報をユーザ端末１１０に転送することができる。ターゲットＩＤに関連付けられた情報は、プレイリスト画面（図２参照）と同じく、メタデータ、例えば、コンテンツの名前および創作者を含むことができる。例えば、ユーザ端末１１０は、ターゲットＩＤに関連付けられた情報とともに、「あなたにとって関心のない音楽がプレイリストにあるようです。それらの音楽をプレイリストから削除しますか？」といったメッセージをディスプレイすることができる。ユーザ端末１１０は、ターゲットＩＤの少なくとも一部を選択するユーザ入力を受信することができ、選択されたターゲットＩＤをプレイリスト管理器３１２に知らせることができる。プレイリスト管理器３１２は、選択されたターゲットＩＤをプレイリストＰＬから削除あるいは排除することができる。

このように、コンテンツ提供装置３１０は、ユーザ端末１１０のアクションをモニタリングしてターゲットＩＤを決定し、ターゲットＩＤをプレイリストから選択的に削除あるいは排除することができ、これによって、ユーザにとって関心のないコンテンツをプレイリストから削除可能なように、ユーザを支援する。よって、ユーザに適応的にプレイリスト内のコンテンツを削除できるコンテンツ提供装置３１０が提供される。

図３において、第１および第２データベースＤＢ１、ＤＢ２は、コンテンツ提供サーバ３００に含まれるものとして示されるが、これは例示的なものであり、第１および第２データベースＤＢ１、ＤＢ２は、コンテンツ提供サーバ３００の外部に配置されてもよい。この場合、コンテンツ提供装置３１０は、コンテンツ提供装置３１０のネットワーク５０（図１参照）を介して第１および第２データベースＤＢ１、ＤＢ２にアクセスすることができる。図３において、第１および第２データベースＤＢ１、ＤＢ２は、分離された構成要素として示されるが、これは例示的なものであり、これらは１つのデータベースとして統合されてもよい。あるいは、第１および第２データベースＤＢ１、ＤＢ２は、より多くのデータベースとして実現されてもよい。

図６は、図３に示されるプレイリスト管理器の一実施形態を示すブロック図である。図７は、図６の非選好点数算出部によって決定される非選好点数を例示的に示す概念図である。

図６を参照すると、プレイリスト管理器４００は、プレイリスト管理部４１０と、削除リスト管理部４２０と、非選好点数算出部４３０と、非選好音源抽出部４４０とを含むことができる。

プレイリスト管理部４１０は、プレイリストＰＬ（図３参照）を管理するように構成される。プレイリスト管理部４１０は、ストリーミングサーバ３１１（図３参照）にコマンドを転送して、コンテンツファイルをユーザ端末に提供するようにストリーミングサーバ３１１を制御することができる。また、プレイリスト管理部４１０は、削除リスト管理部４２０がターゲットＩＤとして決定したコンテンツＩＤをプレイリストＰＬから削除あるいは排除することができる。

削除リスト管理部４２０は、ログデータＬＤ（図３参照）によって、非選好点数算出部４３０を制御してコンテンツＩＤに対応する非選好点数を判別するようにする。削除リスト管理部４２０は、コンテンツＩＤがプレイリストＰＬに含まれている、あるいは、コンテンツＩＤが関連付けられた時間から所定の時間が経過する時、そのコンテンツＩＤに対応する非選好点数を判別するように非選好点数算出部４３０を制御することができる。本発明の一実施形態において、削除リスト管理部４２０は、ログデータＬＤの第１～第ｎログデータセットＬＤＳ１～ＬＤＳｎ（図５参照）それぞれに含まれた時間データＡＴ（図５参照）を参照することにより、コンテンツＩＤがプレイリストＰＬに含まれている、あるいは、コンテンツＩＤが関連付けられた時間から所定の時間が経過したか否かを判別することができる。

非選好点数算出部４３０は、コンテンツＩＤに対応する非選好点数をログデータＬＤの該当ログデータセットに基づいて判別することができる。本発明の一実施形態において、非選好点数算出部４３０は、ログデータセットのユーザ入力ログＵＩＬ（図５参照）が該当コンテンツファイルのプログレス時間の少なくとも一部をスキップするユーザ入力に関連付けられた情報を含む時、該当コンテンツＩＤに対応する非選好点数を増加させることができる。例えば、非選好点数算出部４３０は、スキップされたプログレス時間の合計が増加するほど非選好点数を増加させることができる。例えば、非選好点数算出部４３０は、プログレス時間がスキップされた回数が増加するほど非選好点数を増加させることができる。本発明の一実施形態において、非選好点数算出部４３０は、ログデータセットの再生ヒストリーＰＢＨ（図５参照）に基づいて、該当コンテンツファイルの少なくとも一部が再生された回数が閾値（例えば、１回）以下の時に非選好点数を増加させることができる。本発明の一実施形態において、非選好点数算出部４３０は、該当コンテンツファイルの少なくとも一部が再生された回数が低いほど非選好点数を増加させることができる。また、非選好点数算出部４３０は、ログデータセットの再生ヒストリーＰＢＨに基づいて、該当コンテンツファイルの少なくとも一部が再生された回数が時間の経過に応じて減少するほど非選好点数を増加させることができる。例えば、非選好点数算出部４３０は、時間区間（例えば、日付）においてコンテンツファイルが再生された回数が時間が経過するほど減少した時、すなわち、時間区間ごとの再生回数が減少する傾きを有する時に非選好点数を増加させることができる。図７には、非選好点数算出部４３０によって決定された第１～第ｎ非選好点数ＳＣＲ１～ＳＣＲｎが示される。図７を参照すると、第１～第ｎ非選好点数ＳＣＲ１～ＳＣＲｎは、それぞれ第１～第ｎコンテンツＩＤ（ＩＤ１～ＩＤｎ）にそれぞれ対応できる。

非選好音源抽出部４４０は、第１～第ｎ非選好点数ＳＣＲ１～ＳＣＲｎに応じてターゲットＩＤを決定するように構成される。本発明の一実施形態において、非選好音源抽出部４４０は、閾値より高い非選好点数を有するコンテンツＩＤをターゲットＩＤとして決定することができる。例えば、第１～第ｎ非選好点数ＳＣＲ１～ＳＣＲｎのうち第１および第２非選好点数ＳＣＲ１、ＳＣＲ２が閾値より低いことがある。この場合、図７に示されるように、第１および第２コンテンツＩＤ（ＩＤ１、ＩＤ２）がターゲットＩＤ（ＴＩＤ）として決定される。ターゲットＩＤ（ＴＩＤ）は、ターゲットリストＴＬを構成する。

削除リスト管理部４２０は、ログデータＬＤを参照して、ターゲットＩＤ（ＴＩＤ）それぞれに対応するコンテンツファイルがユーザ端末１１０で再生されているか否かを判別する。ここで、コンテンツファイルがユーザ端末１１０で再生されている場合、削除リスト管理部４２０は、該当ターゲットＩＤをターゲットリストＴＬから除外することができる。削除リスト管理部４２０は、ターゲットＩＤが特定の時間の間ターゲットリストＴＬに引き続き含まれ（あるいは保管され）ている時、そのターゲットＩＤをプレイリスト管理部４１０に知らせることができる。プレイリスト管理部４１０は、そのターゲットＩＤをプレイリストＰＬから削除することができる。一実施形態において、プレイリスト管理部４１０は、ターゲットＩＤに関連付けられた情報をユーザ端末１１０（図１参照）に転送することができ、ユーザ端末１１０からのフィードバック信号に応答して、そのターゲットＩＤをプレイリストＰＬから削除することができる。

図８は、本発明の一実施形態によるプレイリストを管理する方法を示すフローチャートである。

図１および図８を参照すると、Ｓ１１０ステップにおいて、プレイリストＰＬ（図４参照）が構成される。コンテンツ提供サーバ１２０は、ユーザ端末１１０からの１つまたはそれ以上の要請に応じて決定されるコンテンツＩＤをプレイリストＰＬに含む、あるいは関連付ける。例えば、ユーザ端末１１０は、ユーザ入力に応答して、コンテンツをプレイリストＰＬに含ませることをコンテンツ提供サーバ１２０に要請し、コンテンツ提供サーバ１２０は、該当コンテンツＩＤをプレイリストＰＬに含ませることができる。例えば、ユーザ端末１１０にコンテンツファイルの少なくとも一部が提供された時、該当コンテンツＩＤをプレイリストＰＬに含ませることができる。

Ｓ１２０ステップにおいて、コンテンツ提供サーバ１２０は、プレイリストＰＬに含まれたコンテンツＩＤ（ＩＤ１～ＩＤｎ）（図４参照）の少なくとも一部に関連付けられたユーザ端末１１０のアクションをモニタリングして、ユーザ端末１１０のアクションをログデータセットＬＤＳ１～ＬＤＳｎ（図５参照）に反映する。ユーザ端末１１０のアクションは、コンテンツファイルの再生に関連付けられる。例えば、コンテンツ提供サーバ１２０は、コンテンツファイルのプログレス時間（ｐｒｏｇｒｅｓｓ ｔｉｍｅ）の少なくとも一部をスキップする動作に関連付けられた情報を該当ログデータセットのユーザ入力ログＵＩＬ（図５参照）に記録することができる。例えば、コンテンツ提供サーバ１２０は、コンテンツファイルの少なくとも一部が再生された時間を示すデータを該当ログデータセットの再生ヒストリーＰＢＨ（図５参照）に記録することができる。例えば、コンテンツ提供サーバ１２０は、コンテンツファイルの少なくとも一部が再生された回数を示す情報を該当ログデータセットの再生ヒストリーＰＢＨにカウントすることができる。

Ｓ１３０ステップにおいて、コンテンツ提供サーバ１２０は、ログデータセットＬＤＳ１～ＬＤＳｎに基づいて、コンテンツＩＤ（ＩＤ１～ＩＤｎ）の少なくとも一部をターゲットＩＤとして決定する。コンテンツＩＤがプレイリストＰＬに含まれた時点から所定の時間経過する時、該当ログデータセットに基づいて、コンテンツＩＤがターゲットＩＤであるか否かが決定される。このように、コンテンツＩＤがプレイリストＰＬに含まれた時点から所定の時間経過するまでアップデートされたログデータセットに基づいて、ターゲットＩＤが決定される。

Ｓ１４０ステップにおいて、コンテンツ提供サーバ１２０は、決定されたターゲットＩＤをプレイリストＰＬから選択的に削除あるいは排除する。

このように、プレイリストの管理方法は、プレイリストＰＬのコンテンツに関連付けられたユーザ端末１１０のアクションをモニタリングしてターゲットＩＤを決定し、ターゲットＩＤをプレイリストから選択的に削除あるいは排除することができる。これによって、ユーザにとって関心のないコンテンツをプレイリストから削除可能なように、ユーザを支援する。よって、ユーザに適応的にプレイリスト内のコンテンツを削除できるプレイリストの管理方法が提供される。

図９は、図８のＳ１４０ステップの本発明の一実施形態を示すフローチャートである。

図１および図９を参照すると、Ｓ２１０ステップにおいて、コンテンツ提供サーバ１２０は、決定されたターゲットＩＤに関連付けられた情報をユーザ端末１１０に転送する。ターゲットＩＤに関連付けられた情報は、ユーザ端末１１０にディスプレイされるプレイリスト画面（図２参照）と同じく、メタデータ、例えば、コンテンツの名前および創作者を含むことができる。

Ｓ２２０ステップにおいて、ユーザ端末１１０からターゲットＩＤの少なくとも一部を選択する信号が受信された時、選択されたターゲットＩＤはプレイリストＰＬから削除あるいは排除される。

図１０は、図８のＳ１３０ステップの一実施形態を示すフローチャートである。図１１は、図１０のＳ３１０ステップの一実施形態を示すフローチャートである。図１２は、図１０のＳ３１０ステップの他の一実施形態を示すフローチャートである。図１３は、図１０のＳ３１０ステップのさらに他の一実施形態を示すフローチャートである。

図１および図１０を参照すると、Ｓ３１０ステップにおいて、コンテンツ提供サーバ１２０は、ログデータセットに基づいて、該当コンテンツＩＤに対応する非選好点数を決定する。

本発明の一実施形態において、図１１を参照すると、コンテンツ提供サーバ１２０は、ログデータセットのユーザ入力ログＵＩＬ（図５参照）に基づいて、コンテンツファイルのプログレス時間の少なくとも一部をスキップする動作が発生したか否かを判別することができ（Ｓ４１０）、判別結果に応じて該当非選好点数を増加させることができる（Ｓ４２０）。例えば、ユーザはコンテンツファイルのプログレス時間の少なくとも一部をスキップすることができ、コンテンツ提供サーバ１２０は、スキップされたプログレス時間の合計が増加するほど、および／またはプログレス時間がスキップされた回数が増加するほど非選好点数を増加させることができる。

本発明の一実施形態において、図１２を参照すると、コンテンツ提供サーバ１２０は、ログデータセットの再生ヒストリーＰＢＨ（図５参照）に基づいて、コンテンツファイルが再生された回数が閾値以下であるか否かを判別することができ（Ｓ５１０）、判別結果に応じて該当非選好点数を増加させることができる（Ｓ５２０）。

本発明の一実施形態において、図１３を参照すると、コンテンツ提供サーバ１２０は、ログデータセットの再生ヒストリーＰＢＨに基づいて、コンテンツファイルが再生された回数が時間の経過に応じて減少するか否かを判別し（Ｓ６１０）、判別結果に応じて該当非選好点数を増加させることができる（Ｓ６２０）。

Ｓ３２０ステップにおいて、決定された非選好点数に応じて該当コンテンツＩＤをターゲットＩＤとして決定する。

図１４は、図３のコンテンツ提供サーバを実現するのに適したネットワークサーバの一実施形態を示すブロック図である。

図１４を参照すると、ネットワークサーバ１０００は、バス１１００と、少なくとも１つのプロセッサ１２００と、システムメモリ１３００と、ストレージインターフェース１４００と、通信インターフェース１５００と、格納媒体１６００と、通信機１７００とを含む。

バス１１００は、ネットワークサーバ１０００の多様な構成要素に連結されて、データ、信号、および情報を伝達する。プロセッサ１２００は、汎用あるいは専用プロセッサのいずれか１つであってよく、ネットワークサーバ１０００の諸動作を制御することができる。

プロセッサ１２００は、実行される時に多様な機能を提供するプログラムコードおよび命令語をシステムメモリ１３００にローディングし、ローディングされたプログラムコードおよび命令語を処理するように構成される。システムメモリ１３００は、プロセッサ１２００のワーキングメモリとして提供される。本発明の一実施形態として、システムメモリ１３００は、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）、および他のタイプのコンピュータによって読取可能な媒体の少なくとも１つを含むことができる。

プロセッサ１２００は、プロセッサ１２００によって実行される時、図３のストリーミングサーバ３１１、プレイリスト管理器３１２、およびユーザログ収集器３１３の機能を提供するストリーミングサーバモジュール１３１０、プレイリスト管理モジュール１３２０、およびユーザログ収集モジュール１３３０をシステムメモリ１３００にローディングすることができる。それらのプログラムコードおよび／または命令語はプロセッサ１２００によって実行されて、図３を参照して説明されたストリーミングサーバ３１１、プレイリスト管理器３１２、およびユーザログ収集器３１３の動作を行うことができる。

プログラムコードおよび／または命令語は、別のコンピュータによって読取可能な記録媒体である格納媒体１６００からシステムメモリ１３００にローディングされる。あるいは、プログラムコードおよび／または命令語は、ネットワークサーバ１０００の外部から通信機１７００を介してシステムメモリ１３００にローディングされてもよい。

図１４において、システムメモリ１３００は、プロセッサ１２００と区分された構成として示されているが、システムメモリ１３００の少なくとも一部は、プロセッサ１２００に含まれてもよい。

ストレージインターフェース１４００は、格納媒体１６００に連結される。ストレージインターフェース１４００は、バス１１００に連結されたプロセッサ１２００およびシステムメモリ１３００のような構成要素と格納媒体１６００との間をインターフェーシングすることができる。通信インターフェース１５００は、通信機１７００に連結される。通信インターフェース１５００は、バス１１００に連結された構成要素と通信機１７００との間をインターフェーシングすることができる。プロセッサ１２００は、通信機１７００を介してネットワーク５０に連結されたユーザ端末１１０（図１参照）と通信可能である。

本発明の一実施形態において、バス１１００、プロセッサ１２００、およびシステムメモリ１３００は、１つのボード１０５０に統合される。例えば、バス１１００、プロセッサ１２００、およびシステムメモリ１３００は、１つの半導体チップに実装される。本発明の一実施形態において、１つのボード１０５０は、ストレージインターフェース１４００と、通信インターフェース１５００とをさらに含むことができる。

格納媒体１６００は、電源が遮断されても格納されたデータを保持する多様なタイプの不揮発性格納媒体、例えば、フラッシュメモリ（ｆｌａｓｈ ｍｅｍｏｒｙ）、ハードディスク（ｈａｒｄ ｄｉｓｋ）などを含むことができる。格納媒体１６００の少なくとも一部は、図３の第１および第２データベースＤＢ１、ＤＢ２として機能することができる。

通信機１７００（あるいはトランシーバ）は、ネットワーク５０を介してネットワークサーバ１０００とネットワークシステム１００（図１参照）内の他の装置および／またはサーバとの間の信号を送受信することができる。

特定の実施形態および適用例が説明されたが、特定の実施形態および適用例は本発明のより全般的な理解のために一実施形態として提供されたに過ぎず、本発明は上記の実施形態および適用例に限定されるものではなく、本発明の属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような記載から多様な修正および変形が可能である。

したがって、本発明の思想は、説明された一実施形態に限定されるものではなく、後述する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等または等価的変形があるあらゆるものは本発明の思想の範疇に属する。

１１０：ユーザ端末
１２０、３００：コンテンツ提供サーバ
３１０：コンテンツ提供装置
３１１：ストリーミングサーバ
３１２：プレイリスト管理器
３１３：ユーザログ収集器

Claims (17)

1. ネットワークに連結される通信機と、
   前記通信機を介して前記ネットワークに連結されたユーザ端末と通信するように構成される少なくとも１つのプロセッサと、を含み、
   前記少なくとも１つのプロセッサは、
   前記ユーザ端末からの１つ以上の要請に応じて決定されるコンテンツＩＤをプレイリストに含む、あるいは、前記ユーザ端末からの１つ以上の要請に応じて決定されるコンテンツＩＤをプレイリストに関連付け、前記コンテンツＩＤは、それぞれデータベースに格納されるコンテンツファイルに対応し、
   前記コンテンツファイルの少なくとも一部に関連付けられた前記ユーザ端末のアクションを前記コンテンツＩＤに対応するログデータセットに反映し、
   前記ログデータセットに基づいて、前記コンテンツＩＤの少なくとも一部を前記プレイリストから選択的に削除あるいは排除されるターゲットＩＤとして決定し、
   前記ターゲットＩＤが決定された後の特定の期間内に、前記ターゲットＩＤの１つに対応するコンテンツファイルを少なくとも部分的に再生する前記ユーザ端末が検出されることに応答して、前記ターゲットＩＤの１つを前記ターゲットＩＤから除外するように構成される、ネットワークを介してユーザ端末に提供されるプレイリストを管理するネットワークサーバ。
2. 前記少なくとも１つのプロセッサは、
   前記特定の期間が経過した後に、前記ターゲットＩＤに関連付けられた情報を前記ユーザ端末に転送し、
   前記ユーザ端末から前記ターゲットＩＤの少なくとも一部を選択する信号が受信される時、前記ターゲットＩＤの前記少なくとも一部を前記プレイリストから削除あるいは排除するように構成される、請求項１に記載のネットワークサーバ。
3. 前記ログデータセットそれぞれは、該当コンテンツＩＤが前記プレイリストに含まれている、あるいは、該当コンテンツＩＤが前記プレイリストに関連付けられた時点から所定の経過時間の間の前記ユーザ端末における該当コンテンツファイルの再生に関連付けられたログデータを含む、請求項１に記載のネットワークサーバ。
4. 前記ログデータは、前記該当コンテンツファイルのプログレス時間の少なくとも一部をスキップする動作に関連付けられた情報を含む、請求項３に記載のネットワークサーバ。
5. 前記ログデータは、前記該当コンテンツファイルの少なくとも一部が再生された時間を示すデータを含む、請求項３に記載のネットワークサーバ。
6. 前記ログデータは、前記ユーザ端末において前記該当コンテンツファイルの少なくとも一部が再生された回数をカウントするデータを含む、請求項３に記載のネットワークサーバ。
7. 前記少なくとも１つのプロセッサは、前記ログデータセットに基づいて、前記コンテンツＩＤにそれぞれ対応する点数を決定し、前記決定された点数に応じて前記ターゲットＩＤを決定するように構成される、請求項３に記載のネットワークサーバ。
8. 前記コンテンツファイルは、前記ユーザ端末によってリアルタイムに受信および再生されるための音楽ファイルを含む、請求項１に記載のネットワークサーバ。
9. ネットワークを介してユーザ端末に提供されるプレイリストを管理する方法において、
   前記ユーザ端末からの１つまたはそれ以上の要請に応じて決定されるコンテンツＩＤをプレイリストに含む、あるいは関連付け、前記コンテンツＩＤは、それぞれデータベースに格納されるコンテンツファイルに対応する、ステップと、
   前記コンテンツファイルの少なくとも一部に関連付けられた前記ユーザ端末のアクションを前記コンテンツＩＤに対応するログデータセットに反映するステップと、
   前記ログデータセットに基づいて、前記コンテンツＩＤの少なくとも一部をターゲットＩＤとして決定するステップと、
   前記ターゲットＩＤが決定された後の特定の期間内に、前記ターゲットＩＤの１つに対応するコンテンツファイルを少なくとも部分的に再生する前記ユーザ端末が検出されることに応答して、前記ターゲットＩＤの１つを前記ターゲットＩＤから除外するステップと、
   前記特定の期間が経過した後に、前記ターゲットＩＤを前記プレイリストから選択的に削除あるいは排除するステップと、を含む、ネットワークを介してユーザ端末に提供されるプレイリストを管理する方法。
10. 前記削除するステップは、
    前記ターゲットＩＤに関連付けられた情報を前記ユーザ端末に転送するステップと、
    前記ユーザ端末から前記ターゲットＩＤの少なくとも一部を選択する信号が受信された時、前記ターゲットＩＤの前記少なくとも一部を前記プレイリストから削除あるいは排除するステップと、を含む、請求項９に記載の方法。
11. 前記ログデータセットそれぞれは、該当コンテンツＩＤが前記プレイリストに含まれている、あるいは、前記該当コンテンツＩＤが前記プレイリストに関連付けられた時点から所定の経過時間の間の前記ユーザ端末における該当コンテンツファイルの再生に関連付けられたログデータを含む、請求項９に記載の方法。
12. 前記コンテンツＩＤの少なくとも一部を前記ターゲットＩＤとして決定するステップは、
    前記ログデータセットに基づいて、前記コンテンツＩＤにそれぞれ対応する点数を決定するステップと、
    前記決定された点数に応じて前記ターゲットＩＤを決定するステップと、を含む、請求項１１に記載の方法。
13. 前記点数を決定するステップは、
    前記ログデータが前記該当コンテンツファイルのプログレス時間の少なくとも一部をスキップする動作に関連付けられた情報を含むか否かを判別するステップと、
    前記判別結果に応じて前記該当コンテンツＩＤの前記点数を決定するステップと、を含む、請求項１２に記載の方法。
14. 前記点数を決定するステップは、
    前記ログデータから、前記ユーザ端末において前記該当コンテンツファイルの少なくとも一部が再生された回数が時間が経過するほど減少するか否かを判別するステップと、
    前記判別結果に応じて前記該当コンテンツＩＤの前記点数を決定するステップと、を含む、請求項１２に記載の方法。
15. 前記点数を決定するステップは、
    前記ログデータから、前記ユーザ端末において前記該当コンテンツファイルの少なくとも一部が再生された回数が閾値以下であるか否かを判別するステップと、
    前記判別結果に応じて前記該当コンテンツＩＤの前記点数を決定するステップと、を含む、請求項１２に記載の方法。
16. 前記コンテンツファイルは、前記ユーザ端末によってリアルタイムに受信および再生されるための音楽ファイルを含む、請求項９に記載の方法。
17. 請求項９乃至１６のいずれか一項に記載のネットワークを介してユーザ端末に提供されるプレイリストを管理する方法を、ネットワークサーバのプロセッサに実行させるためのプログラム。

Images