JP2002006867A - カラオケ情報配信装置 - Google Patents
カラオケ情報配信装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各端末装置において利用者個人毎に好みの画
像データを取得できるようにする。 【解決手段】 端末装置3から個人画像データと曲名デ
ータを転送すると、ホスト装置1の画像データ合成配信
手段12は、任意の基本画像データを選択して、これを個
人画像データと合成する。そして、この合成画像データ
が、曲名データに対応する伴奏音楽データとともに、利
用者独自のカラオケ情報として端末装置3に配信され
る。このカラオケ情報の画像データは、利用者が個人的
に取込んだ独自の個人画像データを部分的に含む。この
ため、各端末装置3毎に利用者の好みに合った画像デー
タを取得でき、これを個性的な背景画像として表示でき
る。
像データを取得できるようにする。 【解決手段】 端末装置3から個人画像データと曲名デ
ータを転送すると、ホスト装置1の画像データ合成配信
手段12は、任意の基本画像データを選択して、これを個
人画像データと合成する。そして、この合成画像データ
が、曲名データに対応する伴奏音楽データとともに、利
用者独自のカラオケ情報として端末装置3に配信され
る。このカラオケ情報の画像データは、利用者が個人的
に取込んだ独自の個人画像データを部分的に含む。この
ため、各端末装置3毎に利用者の好みに合った画像デー
タを取得でき、これを個性的な背景画像として表示でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホスト装置から通
信回線を通じて各端末装置にカラオケ情報を配信するカ
ラオケ情報配信装置に関する。
信回線を通じて各端末装置にカラオケ情報を配信するカ
ラオケ情報配信装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般的な通信カラオケ
装置は、レーザーディスク(登録商標)やビデオCDな
どを記憶媒体とする背景動画表示装置を端末装置側に設
置し、この背景動画表示装置から出力される動画データ
と、通信回線を介してホスト装置から受信した歌詞文字
データとを重ね合わせて表示を行なうとともに、同じく
ホスト装置から受信したカラオケ演奏の起源となる伴奏
音楽データを、スピーカーなどの音声出力手段から順次
演奏出力するようになっている。
装置は、レーザーディスク(登録商標)やビデオCDな
どを記憶媒体とする背景動画表示装置を端末装置側に設
置し、この背景動画表示装置から出力される動画データ
と、通信回線を介してホスト装置から受信した歌詞文字
データとを重ね合わせて表示を行なうとともに、同じく
ホスト装置から受信したカラオケ演奏の起源となる伴奏
音楽データを、スピーカーなどの音声出力手段から順次
演奏出力するようになっている。
【0003】しかし、背景動画を表示するための動画デ
ータは、登録された曲に合わせて概ね画一化されてお
り、演奏するカラオケ曲が同じ限り、誰がリクエストし
ても同じジャンルから選び出された特定の背景画像しか
表示することができない。つまり、各端末装置が利用者
個人毎にオリジナルの画像データを取得し、これを背景
画像として表示させることは不可能であった。
ータは、登録された曲に合わせて概ね画一化されてお
り、演奏するカラオケ曲が同じ限り、誰がリクエストし
ても同じジャンルから選び出された特定の背景画像しか
表示することができない。つまり、各端末装置が利用者
個人毎にオリジナルの画像データを取得し、これを背景
画像として表示させることは不可能であった。
【0004】そこで本発明は、各端末装置において利用
者個人毎にオリジナルの画像データを取得できるカラオ
ケ情報配信装置を提供することをその目的とする。
者個人毎にオリジナルの画像データを取得できるカラオ
ケ情報配信装置を提供することをその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のカラオケ情報配
信装置は、前記目的を達成するために、伴奏音楽データ
と基本画像データとからなるカラオケ基本情報を記憶管
理するホスト装置と、このホスト装置に通信回線を経由
して接続される複数の端末装置とからなり、前記端末装
置は利用者独自の個人画像データを取込む画像取込み手
段と、この画像取込み手段で取込んだ個人画像データを
リクエストする曲名データとともに転送する画像・曲名
データ転送手段とを備え、前記ホスト装置は、前記画像
・曲名データ転送手段から転送された個人画像データと
前記カラオケ基本情報に含まれる任意の基本画像データ
とを合成し、この合成した画像データを、該画像・曲名
データ転送手段から転送された曲名データに対応する伴
奏音楽データとともに、利用者独自のカラオケ情報とし
て前記端末装置に配信する画像データ合成配信手段を備
えて構成される。
信装置は、前記目的を達成するために、伴奏音楽データ
と基本画像データとからなるカラオケ基本情報を記憶管
理するホスト装置と、このホスト装置に通信回線を経由
して接続される複数の端末装置とからなり、前記端末装
置は利用者独自の個人画像データを取込む画像取込み手
段と、この画像取込み手段で取込んだ個人画像データを
リクエストする曲名データとともに転送する画像・曲名
データ転送手段とを備え、前記ホスト装置は、前記画像
・曲名データ転送手段から転送された個人画像データと
前記カラオケ基本情報に含まれる任意の基本画像データ
とを合成し、この合成した画像データを、該画像・曲名
データ転送手段から転送された曲名データに対応する伴
奏音楽データとともに、利用者独自のカラオケ情報とし
て前記端末装置に配信する画像データ合成配信手段を備
えて構成される。
【0006】この場合、端末装置の画像・曲名データ転
送手段から個人画像データと曲名データを転送すると、
ホスト装置の画像データ合成配信手段は、ホスト装置に
予め備えたカラオケ基本情報の中から任意の基本画像デ
ータを選択して、これを個人画像データと合成する。そ
して、この合成された画像データが、曲名データに対応
する伴奏音楽データとともに、利用者独自のカラオケ情
報として端末装置に配信される。各端末装置に配信され
るカラオケ情報の画像データは、利用者が個人的に取込
んだ独自の個人画像データを部分的に含んでいるので、
同じ曲であっても各端末装置毎に利用者の好みに合った
オリジナルの画像データを取得でき、これを個性的な背
景画像として表示することが可能になる。
送手段から個人画像データと曲名データを転送すると、
ホスト装置の画像データ合成配信手段は、ホスト装置に
予め備えたカラオケ基本情報の中から任意の基本画像デ
ータを選択して、これを個人画像データと合成する。そ
して、この合成された画像データが、曲名データに対応
する伴奏音楽データとともに、利用者独自のカラオケ情
報として端末装置に配信される。各端末装置に配信され
るカラオケ情報の画像データは、利用者が個人的に取込
んだ独自の個人画像データを部分的に含んでいるので、
同じ曲であっても各端末装置毎に利用者の好みに合った
オリジナルの画像データを取得でき、これを個性的な背
景画像として表示することが可能になる。
【0007】
【発明の実施形態】以下、添付図面に基づき、本発明に
おけるカラオケ情報配信装置の各実施例を説明する。
おけるカラオケ情報配信装置の各実施例を説明する。
【0008】図1は、本発明の基本的な構成をあらわし
た概略説明図である。同図において、1は事業者によっ
て運用されるコンピュータを備えたホスト装置である。
このホスト装置1は、適宜な通信手段を介して通信回線
である電話網,ISDN(Integrated Service Digital
Network)網などの公衆電話回線網2に接続される。ま
た3は、同じく公衆電話回線網2に接続する端末装置で
あって、実施例では1台しか示さなかったが、これ以外
にも多数の端末装置3が接続される。
た概略説明図である。同図において、1は事業者によっ
て運用されるコンピュータを備えたホスト装置である。
このホスト装置1は、適宜な通信手段を介して通信回線
である電話網,ISDN(Integrated Service Digital
Network)網などの公衆電話回線網2に接続される。ま
た3は、同じく公衆電話回線網2に接続する端末装置で
あって、実施例では1台しか示さなかったが、これ以外
にも多数の端末装置3が接続される。
【0009】センター側に設置されるホスト装置1は、
各曲毎に整理されたカラオケ基本情報が記憶手段である
カラオケ基本情報データベース11に記憶管理される。こ
のカラオケ基本情報は、カラオケ演奏の起源となる例え
ばMIDI(Musical Instrument Digital Interface)
形式で保存された伴奏音楽データと、カラオケ伴奏音楽
に合わせて端末装置3の表示手段24に表示される歌詞テ
ロップの起源となる歌詞文字データと、同じく端末装置
3の表示手段24に表示される背景画像の一部を構成する
動画データからなる基本画像データとを含んで構成され
る。そして、例えば新譜データの追加登録時になると、
カラオケ基本情報データベース11に記憶されるカラオケ
基本情報が随時更新されるようになっている。
各曲毎に整理されたカラオケ基本情報が記憶手段である
カラオケ基本情報データベース11に記憶管理される。こ
のカラオケ基本情報は、カラオケ演奏の起源となる例え
ばMIDI(Musical Instrument Digital Interface)
形式で保存された伴奏音楽データと、カラオケ伴奏音楽
に合わせて端末装置3の表示手段24に表示される歌詞テ
ロップの起源となる歌詞文字データと、同じく端末装置
3の表示手段24に表示される背景画像の一部を構成する
動画データからなる基本画像データとを含んで構成され
る。そして、例えば新譜データの追加登録時になると、
カラオケ基本情報データベース11に記憶されるカラオケ
基本情報が随時更新されるようになっている。
【0010】またホスト装置1は、後述する端末装置3
の画像・曲名データ転送手段22から転送されるリクエス
ト曲名と、利用者が個人的に撮影または取得した画像デ
ータ(個人画像データ)とを受信し、リクエスト曲名と
一致するカラオケ基本情報をカラオケ基本情報データベ
ース11から選択して、このカラオケ基本情報に含まれる
基本画像データに個人画像データを埋め込んで合成し、
この合成した画像データ(合成画像データ)を、同じ選
択したカラオケ基本情報に含まれる伴奏音楽データおよ
び歌詞文字データとともに、利用者独自のカラオケ情報
として公衆電話回線網2から端末装置に配信する画像デ
ータ合成配信手段12を備えている。
の画像・曲名データ転送手段22から転送されるリクエス
ト曲名と、利用者が個人的に撮影または取得した画像デ
ータ(個人画像データ)とを受信し、リクエスト曲名と
一致するカラオケ基本情報をカラオケ基本情報データベ
ース11から選択して、このカラオケ基本情報に含まれる
基本画像データに個人画像データを埋め込んで合成し、
この合成した画像データ(合成画像データ)を、同じ選
択したカラオケ基本情報に含まれる伴奏音楽データおよ
び歌詞文字データとともに、利用者独自のカラオケ情報
として公衆電話回線網2から端末装置に配信する画像デ
ータ合成配信手段12を備えている。
【0011】ホスト装置1はその他に、提携するカラオ
ケボックス店の各種情報を蓄積記憶し、例えばカラオケ
ボックス店の空き情報を提供したり、各端末装置3で空
いているカラオケボックス店の自動予約を行なえるよう
にするカラオケボックス情報提供・予約手段13と、各端
末装置3および各カラオケボックス店におけるカラオケ
曲のリクエスト回数を集計した、いわゆるカラオケ曲の
ヒットチャートを各端末装置3に提供するヒットチャー
ト提供手段14を備えている。また、各端末装置3から公
衆電話回線網2を通じて送られたカラオケ曲に合わせた
ボイス(歌声)を分析し、例えばボーカルレッスンやボ
ーカルオーデションなどを行なうボーカル分析手段15
や、画像データ合成配信手段12で作成された独自のカラ
オケ情報を、利用者以外の各端末装置3にも音声と映像
を含むBGV(Background Video)形式で紹介するカラ
オケ情報紹介手段16や、新しく登録されたカラオケ曲の
情報(新譜情報)を各端末装置3に提供する新譜情報提
供手段17を備えている。さらには、ここには具体的に図
示していないが、ホスト装置1を所有する事業者の会社
案内,リース問い合わせ,インターネットによるカラオ
ケ教室,その他各種情報を各端末装置3に提供する関連
情報提供手段と、インターネットのチャット機能を利用
して、各端末装置3どうしでいわゆるデュエットを行な
うデュエット手段や、カラオケ曲に合わせた利用者自身
の歌声を、後述する画像取込み手段21で取込んだ個人画
像データに添付して、この歌声と個人画像データを別の
端末装置3と交換し合う、いわゆるお見合いカラオケ機
能を備えた端末装置間情報交換手段と、各端末装置3か
ら転送される利用者個人のプライベート写真の個人画像
データを登録する個人画像データ登録手段や、特に携帯
電話機の着信メロディーをインターネット上で販売する
着信音販売手段などを備えている。
ケボックス店の各種情報を蓄積記憶し、例えばカラオケ
ボックス店の空き情報を提供したり、各端末装置3で空
いているカラオケボックス店の自動予約を行なえるよう
にするカラオケボックス情報提供・予約手段13と、各端
末装置3および各カラオケボックス店におけるカラオケ
曲のリクエスト回数を集計した、いわゆるカラオケ曲の
ヒットチャートを各端末装置3に提供するヒットチャー
ト提供手段14を備えている。また、各端末装置3から公
衆電話回線網2を通じて送られたカラオケ曲に合わせた
ボイス(歌声)を分析し、例えばボーカルレッスンやボ
ーカルオーデションなどを行なうボーカル分析手段15
や、画像データ合成配信手段12で作成された独自のカラ
オケ情報を、利用者以外の各端末装置3にも音声と映像
を含むBGV(Background Video)形式で紹介するカラ
オケ情報紹介手段16や、新しく登録されたカラオケ曲の
情報(新譜情報)を各端末装置3に提供する新譜情報提
供手段17を備えている。さらには、ここには具体的に図
示していないが、ホスト装置1を所有する事業者の会社
案内,リース問い合わせ,インターネットによるカラオ
ケ教室,その他各種情報を各端末装置3に提供する関連
情報提供手段と、インターネットのチャット機能を利用
して、各端末装置3どうしでいわゆるデュエットを行な
うデュエット手段や、カラオケ曲に合わせた利用者自身
の歌声を、後述する画像取込み手段21で取込んだ個人画
像データに添付して、この歌声と個人画像データを別の
端末装置3と交換し合う、いわゆるお見合いカラオケ機
能を備えた端末装置間情報交換手段と、各端末装置3か
ら転送される利用者個人のプライベート写真の個人画像
データを登録する個人画像データ登録手段や、特に携帯
電話機の着信メロディーをインターネット上で販売する
着信音販売手段などを備えている。
【0012】端末装置3は、利用者が個人的に撮影また
は取得した個人画像データを取り込む画像取込み手段21
と、画像取込み手段21で取込んだ個人画像データを、リ
クエストする曲名とともに公衆電話回線網2を介してホ
スト装置1の画像データ合成手段12に転送する画像・曲
名データ転送手段22と、画像データ合成配信手段12から
取得した利用者独自のカラオケ情報を記憶するカラオケ
情報記憶手段23と、カラオケ情報記憶手段23に記憶した
利用者独自のカラオケ情報を呼び出し、その中から歌詞
文字データと合成画像データを重ね合わせて表示する表
示手段24と、同じく利用者独自のカラオケ情報の中か
ら、伴奏音楽データを演奏出力するとともに、場合によ
っては端末装置3に接続したマイク25から入力される歌
声を出力するスピーカーなどの音声出力手段26とを備え
て構成される。
は取得した個人画像データを取り込む画像取込み手段21
と、画像取込み手段21で取込んだ個人画像データを、リ
クエストする曲名とともに公衆電話回線網2を介してホ
スト装置1の画像データ合成手段12に転送する画像・曲
名データ転送手段22と、画像データ合成配信手段12から
取得した利用者独自のカラオケ情報を記憶するカラオケ
情報記憶手段23と、カラオケ情報記憶手段23に記憶した
利用者独自のカラオケ情報を呼び出し、その中から歌詞
文字データと合成画像データを重ね合わせて表示する表
示手段24と、同じく利用者独自のカラオケ情報の中か
ら、伴奏音楽データを演奏出力するとともに、場合によ
っては端末装置3に接続したマイク25から入力される歌
声を出力するスピーカーなどの音声出力手段26とを備え
て構成される。
【0013】なお、上記ホスト装置1と各端末装置3と
の各種データのやり取りは、公衆電話回線網2を利用し
たWWW(World Wide Web)上で展開されるインターネ
ットのホームページを通して行なわれるが、本装置はこ
の方式に特に限定されるものではない。また、各端末装
置3に備えた表示手段24,マイク25および音声出力手段
26は、端末装置3の本体と一体でも別体でもよい。端末
装置3の具体的な構成は、第2実施例以下で詳しく説明
する。
の各種データのやり取りは、公衆電話回線網2を利用し
たWWW(World Wide Web)上で展開されるインターネ
ットのホームページを通して行なわれるが、本装置はこ
の方式に特に限定されるものではない。また、各端末装
置3に備えた表示手段24,マイク25および音声出力手段
26は、端末装置3の本体と一体でも別体でもよい。端末
装置3の具体的な構成は、第2実施例以下で詳しく説明
する。
【0014】また端末装置3は、個人画像データおよび
リクエストする曲名データのみならず、利用者自身のプ
ロフィールなどを転送するメッセージデータ転送手段を
備えていてもよい。そしてホスト装置1側の画像データ
合成配信手段12により、例えば楽曲が流れる前にこのメ
ッセージデータを合成画像データに埋め込ませること
で、単に個人画像データを表示させるだけでなく、プロ
フィールの紹介なども同時に表示させることができる。
これは特に、上記お見合いカラオケ機能において、お互
いのプロフィールをカラオケ情報に含まれる合成画像デ
ータの表示で簡単に確認できる点で有益である。
リクエストする曲名データのみならず、利用者自身のプ
ロフィールなどを転送するメッセージデータ転送手段を
備えていてもよい。そしてホスト装置1側の画像データ
合成配信手段12により、例えば楽曲が流れる前にこのメ
ッセージデータを合成画像データに埋め込ませること
で、単に個人画像データを表示させるだけでなく、プロ
フィールの紹介なども同時に表示させることができる。
これは特に、上記お見合いカラオケ機能において、お互
いのプロフィールをカラオケ情報に含まれる合成画像デ
ータの表示で簡単に確認できる点で有益である。
【0015】さらに実施例では、端末装置3から個人画
像データを取り込んでホスト装置1に転送しているが、
例えばスチル写真を合成したい場合は、決められた用紙
にリクエストする曲名とプロフィールを書き込んで、こ
れに前記スチル写真とともにホスト装置1に送付すれば
よい。ホスト装置1側では、スチル写真を個人画像デー
タに変換して、この個人画像データと、歌詞文字データ
と、プロフィールの文字データと、選択した基本画像デ
ータとを合成するとともに、この合成画像データと書き
込まれた曲名に対応する伴奏音楽データとからなる利用
者独自のカラオケ情報を、例えばビデオテープなどの記
憶媒体に記憶して利用者に送付する。こうすれば、端末
装置3を持たない利用者にも、利用者の好みに合ったオ
リジナルの画像データを取得でき、これをカラオケ演奏
時に個性的な背景画像として表示することが可能にな
る。またスチル写真を個人画像データに変換できる専門
店などがあれば、この専門店に設置された端末装置3を
利用して、個人画像データを転送することもできる。こ
れは、既存の写真店などの販売促進に効果がある。
像データを取り込んでホスト装置1に転送しているが、
例えばスチル写真を合成したい場合は、決められた用紙
にリクエストする曲名とプロフィールを書き込んで、こ
れに前記スチル写真とともにホスト装置1に送付すれば
よい。ホスト装置1側では、スチル写真を個人画像デー
タに変換して、この個人画像データと、歌詞文字データ
と、プロフィールの文字データと、選択した基本画像デ
ータとを合成するとともに、この合成画像データと書き
込まれた曲名に対応する伴奏音楽データとからなる利用
者独自のカラオケ情報を、例えばビデオテープなどの記
憶媒体に記憶して利用者に送付する。こうすれば、端末
装置3を持たない利用者にも、利用者の好みに合ったオ
リジナルの画像データを取得でき、これをカラオケ演奏
時に個性的な背景画像として表示することが可能にな
る。またスチル写真を個人画像データに変換できる専門
店などがあれば、この専門店に設置された端末装置3を
利用して、個人画像データを転送することもできる。こ
れは、既存の写真店などの販売促進に効果がある。
【0016】次に、図2のフローチャートおよび図3の
合成画像データの概略説明図を参照しながら、上記構成
に付いてその作用を説明する。先ず、図2のフローチャ
ートのステップS1において、利用者は所望のカラオケ
曲の背景画像として採用したい画像データを、例えばデ
ジタルカメラやビデオカメラなどの画像情報取得機器
(図示せず)から取得する。本実施例では、デジタルカ
メラで静止画像を撮影し、これを個人画像データとして
デジタルカメラ内の書換え可能なメモリ(記憶媒体)に
一時的に記憶する。その後、このデジタルカメラを端末
装置3にケーブルで接続し、メモリに記憶された個人画
像データを画像取込み手段21により吸上げて、端末装置
3に取込む。
合成画像データの概略説明図を参照しながら、上記構成
に付いてその作用を説明する。先ず、図2のフローチャ
ートのステップS1において、利用者は所望のカラオケ
曲の背景画像として採用したい画像データを、例えばデ
ジタルカメラやビデオカメラなどの画像情報取得機器
(図示せず)から取得する。本実施例では、デジタルカ
メラで静止画像を撮影し、これを個人画像データとして
デジタルカメラ内の書換え可能なメモリ(記憶媒体)に
一時的に記憶する。その後、このデジタルカメラを端末
装置3にケーブルで接続し、メモリに記憶された個人画
像データを画像取込み手段21により吸上げて、端末装置
3に取込む。
【0017】なお、この画像取込み手段21による個人画
像データの取込みは、それ以外にも種々の手法がある。
例えば、着脱自在な例えばメモリカードなどの記憶媒体
を利用し、この記憶媒体を画像情報取得機器から端末装
置3に差し替えることにより、個人画像データの取込み
を行なうこともできる。また、静止画だけではなく、例
えばビデオカメラを利用して、静止画と動画、または動
画だけの個人画像データを生成し、これを端末装置3に
取込んでもよい。いずれにせよ、データ容量を少なくす
るために、画像情報取得機器や端末装置3に備えた図示
しない画像圧縮手段により、個人画像データの圧縮を行
なうのが好ましい。
像データの取込みは、それ以外にも種々の手法がある。
例えば、着脱自在な例えばメモリカードなどの記憶媒体
を利用し、この記憶媒体を画像情報取得機器から端末装
置3に差し替えることにより、個人画像データの取込み
を行なうこともできる。また、静止画だけではなく、例
えばビデオカメラを利用して、静止画と動画、または動
画だけの個人画像データを生成し、これを端末装置3に
取込んでもよい。いずれにせよ、データ容量を少なくす
るために、画像情報取得機器や端末装置3に備えた図示
しない画像圧縮手段により、個人画像データの圧縮を行
なうのが好ましい。
【0018】次のステップS2では、画像取込み手段21
で取込んだ個人画像データを、リクエストする曲名デー
タと共に、画像・曲名データ転送手段22により公衆電話
回線網2を通じてホスト装置1に転送する。具体的に
は、端末装置3はホスト装置1が管理するインターネッ
ト上のホームページにアクセスし、このホームページ上
に記載された入力手順に従って、利用者が予め登録・取
得した名前とID番号をホスト装置1に転送する。この
名前とID番号がホスト装置1に記憶されたものと一致
する場合には、ホスト装置1が利用者本人のアクセスで
あると判断して、ホームページ上で個人情報データとリ
クエストする曲名データの入力を促す。これを受けて、
利用者は予め取込んだ個人画像データとリクエストする
曲名データを、ホスト装置1に転送する。なお、転送す
る個人画像データは複数あってもよい。こうすれば、最
終的により個性的な背景画像を取得することができる。
で取込んだ個人画像データを、リクエストする曲名デー
タと共に、画像・曲名データ転送手段22により公衆電話
回線網2を通じてホスト装置1に転送する。具体的に
は、端末装置3はホスト装置1が管理するインターネッ
ト上のホームページにアクセスし、このホームページ上
に記載された入力手順に従って、利用者が予め登録・取
得した名前とID番号をホスト装置1に転送する。この
名前とID番号がホスト装置1に記憶されたものと一致
する場合には、ホスト装置1が利用者本人のアクセスで
あると判断して、ホームページ上で個人情報データとリ
クエストする曲名データの入力を促す。これを受けて、
利用者は予め取込んだ個人画像データとリクエストする
曲名データを、ホスト装置1に転送する。なお、転送す
る個人画像データは複数あってもよい。こうすれば、最
終的により個性的な背景画像を取得することができる。
【0019】個人画像データおよび曲名データがホスト
装置1に転送されると、ホスト装置1のヒットチャート
提供手段14は、その曲名データに対応したカラオケ曲の
リクエスト回数を1加算するとともに、画像データ合成
配信手段12は、転送されたに基づき、利用者に固有の合
成画像データを作成する(ステップS3)。この合成画
像データの作成は、リクエストした曲名データに対応す
るカラオケ基本情報をカラオケ基本情報データベース11
から選択し、このカラオケ基本情報に含まれる基本画像
データ(動画)に個人画像データを埋め込むことで行な
われる。この場合、図3に示すように、1曲の中で例え
ば旋律の区切り(フレーズ)毎に基本画像データを配置
し、歌っている間は個人画像データによる背景画像が現
れるように、双方の画像データを合成する。また、合成
画像データの容量(データサイズ)を極力少なくし、か
つ実際に表示される背景画像にある程度の独自性を持た
せるために、静止画である個人画像データと、動画であ
る基本画像データとの時間比は、12:1以下好ましくは1
8:1以下とする。例えば1曲が3分であるとすると、
基本画像データが15秒以下好ましくは10秒以下となる。
なお、これは個人画像データが全て静止画で、基本画像
データが全て動画の場合を想定しており、それ以外の場
合はデータサイズが必要以上に大きくならないように適
宜考慮すればよい。また、これは現状の伝送速度(64kb
s)を考慮したものであり、将来的な伝送速度の高速化
に伴ない、基本画像データの時間をさらに多くすること
が可能である。
装置1に転送されると、ホスト装置1のヒットチャート
提供手段14は、その曲名データに対応したカラオケ曲の
リクエスト回数を1加算するとともに、画像データ合成
配信手段12は、転送されたに基づき、利用者に固有の合
成画像データを作成する(ステップS3)。この合成画
像データの作成は、リクエストした曲名データに対応す
るカラオケ基本情報をカラオケ基本情報データベース11
から選択し、このカラオケ基本情報に含まれる基本画像
データ(動画)に個人画像データを埋め込むことで行な
われる。この場合、図3に示すように、1曲の中で例え
ば旋律の区切り(フレーズ)毎に基本画像データを配置
し、歌っている間は個人画像データによる背景画像が現
れるように、双方の画像データを合成する。また、合成
画像データの容量(データサイズ)を極力少なくし、か
つ実際に表示される背景画像にある程度の独自性を持た
せるために、静止画である個人画像データと、動画であ
る基本画像データとの時間比は、12:1以下好ましくは1
8:1以下とする。例えば1曲が3分であるとすると、
基本画像データが15秒以下好ましくは10秒以下となる。
なお、これは個人画像データが全て静止画で、基本画像
データが全て動画の場合を想定しており、それ以外の場
合はデータサイズが必要以上に大きくならないように適
宜考慮すればよい。また、これは現状の伝送速度(64kb
s)を考慮したものであり、将来的な伝送速度の高速化
に伴ない、基本画像データの時間をさらに多くすること
が可能である。
【0020】作成した合成画像データが、リクエストし
た曲名に対応する伴奏音楽データおよび歌詞文字データ
とともに、利用者独自のカラオケ情報としてデータ化さ
れると、ホスト装置1はホームページ上でカラオケ情報
を配信する旨を表示する。これを受けて、利用者がホー
ムページ上に表示された特定のアイコンボタンを操作
し、カラオケ情報の配信を許可すると、画像データ合成
配信手段12から公衆電話回線網2を通じて端末装置3に
利用者独自のカラオケ情報が配信すなわちダウンロード
される(ステップS4)。また、これと同時に配信する
カラオケ情報のデータサイズに応じて、利用者に対する
課金処理をホスト装置1側で行なう。この課金処理は、
カラオケ情報を配信する際の通話料金を含むものであ
り、実際にはカラオケ情報のデータサイズから推定して
通話料金の課金を行なっている。また、配信されるカラ
オケ情報の中で、特に他の伴奏音楽データや歌詞文字デ
ータに比べてデータ量の大きい合成画像データは、前述
のように動画情報を極力少なくすることにより、データ
量をコンパクトにして、公衆電話回線網2による通信負
荷を低減できる。
た曲名に対応する伴奏音楽データおよび歌詞文字データ
とともに、利用者独自のカラオケ情報としてデータ化さ
れると、ホスト装置1はホームページ上でカラオケ情報
を配信する旨を表示する。これを受けて、利用者がホー
ムページ上に表示された特定のアイコンボタンを操作
し、カラオケ情報の配信を許可すると、画像データ合成
配信手段12から公衆電話回線網2を通じて端末装置3に
利用者独自のカラオケ情報が配信すなわちダウンロード
される(ステップS4)。また、これと同時に配信する
カラオケ情報のデータサイズに応じて、利用者に対する
課金処理をホスト装置1側で行なう。この課金処理は、
カラオケ情報を配信する際の通話料金を含むものであ
り、実際にはカラオケ情報のデータサイズから推定して
通話料金の課金を行なっている。また、配信されるカラ
オケ情報の中で、特に他の伴奏音楽データや歌詞文字デ
ータに比べてデータ量の大きい合成画像データは、前述
のように動画情報を極力少なくすることにより、データ
量をコンパクトにして、公衆電話回線網2による通信負
荷を低減できる。
【0021】端末装置3に配信されたカラオケ情報は、
本実施例の場合カラオケ情報記憶手段23に記憶される。
そして、上記ステップS1〜S4の各手順を繰り返し行
なうことにより、各端末装置3には利用者独自の個人画
像データを含んだ各リクエスト曲のカラオケ情報が蓄積
管理されて行く。
本実施例の場合カラオケ情報記憶手段23に記憶される。
そして、上記ステップS1〜S4の各手順を繰り返し行
なうことにより、各端末装置3には利用者独自の個人画
像データを含んだ各リクエスト曲のカラオケ情報が蓄積
管理されて行く。
【0022】カラオケ情報記憶手段23に記憶されたカラ
オケ情報は、端末装置3から必要に応じて呼出すことが
できる。呼出されたカラオケ情報は、伴奏音楽データが
音声出力手段26から伴奏音楽として出力されるととも
に、この伴奏音楽に合わせた歌詞文字データと、背景画
像となる利用者独自の合成画像データが、各々重ね合う
ようにして表示手段24から表示される。これと同時に、
マイク25からの歌声を音声出力手段26で出力することが
できる。
オケ情報は、端末装置3から必要に応じて呼出すことが
できる。呼出されたカラオケ情報は、伴奏音楽データが
音声出力手段26から伴奏音楽として出力されるととも
に、この伴奏音楽に合わせた歌詞文字データと、背景画
像となる利用者独自の合成画像データが、各々重ね合う
ようにして表示手段24から表示される。これと同時に、
マイク25からの歌声を音声出力手段26で出力することが
できる。
【0023】ところで、前記インターネット上で展開さ
れるホームページには、単に利用者独自のカラオケ情報
の配信処理に止まらず、様々な情報を取得したり送り出
すことのできるコンテンツ(内容)を含んでいる。例え
ば、端末装置3としてパーソナルコンピュータ(パソコ
ン)やモバイル端末を利用した場合、ホームページ中の
特定のコンテンツを選択して、例えばチャット機能によ
り異なる端末装置3との間でデュエットを行なうことが
できる。また、別のコンテンツを選択して、前述のお見
合いカラオケを行なったり、ヒットチャート提供手段14
からリクエストの多い人気カラオケ曲の情報をランキン
グ(例えば上位10曲)形式で取得したり、新譜情報提
供手段17から新譜情報を取得したり、カラオケボックス
情報提供・予約手段13により空いているカラオケボック
スの自動予約を行なったり、ボーカル分析手段15により
ボーカルレッスンやボーカルオーデションなどを行なっ
たり、その他、ホスト装置1を所有する事業者の会社案
内,リース問い合わせ,インターネットによるカラオケ
教室や関連する各種情報を取得したりすることができ
る。さらには、利用者個人のプライベート写真の個人画
像データを登録したり、予め購入したプリペイドカード
を利用して、携帯電話機の着信メロディーをインターネ
ット上で購入することができる。
れるホームページには、単に利用者独自のカラオケ情報
の配信処理に止まらず、様々な情報を取得したり送り出
すことのできるコンテンツ(内容)を含んでいる。例え
ば、端末装置3としてパーソナルコンピュータ(パソコ
ン)やモバイル端末を利用した場合、ホームページ中の
特定のコンテンツを選択して、例えばチャット機能によ
り異なる端末装置3との間でデュエットを行なうことが
できる。また、別のコンテンツを選択して、前述のお見
合いカラオケを行なったり、ヒットチャート提供手段14
からリクエストの多い人気カラオケ曲の情報をランキン
グ(例えば上位10曲)形式で取得したり、新譜情報提
供手段17から新譜情報を取得したり、カラオケボックス
情報提供・予約手段13により空いているカラオケボック
スの自動予約を行なったり、ボーカル分析手段15により
ボーカルレッスンやボーカルオーデションなどを行なっ
たり、その他、ホスト装置1を所有する事業者の会社案
内,リース問い合わせ,インターネットによるカラオケ
教室や関連する各種情報を取得したりすることができ
る。さらには、利用者個人のプライベート写真の個人画
像データを登録したり、予め購入したプリペイドカード
を利用して、携帯電話機の着信メロディーをインターネ
ット上で購入することができる。
【0024】以上のように、本実施例のカラオケ情報配
信装置は、伴奏音楽データと基本画像データとからなる
カラオケ基本情報を記憶管理するホスト装置1と、この
ホスト装置1に通信回線である公衆電話回線網2を経由
して接続される複数の端末装置3とからなり、端末装置
3は利用者独自の個人画像データを取込む画像取込み手
段21と、この画像取込み手段21で取込んだ個人画像デー
タをリクエストする曲名データとともに転送する画像・
曲名データ転送手段22とを備え、ホスト装置1は、画像
・曲名データ転送手段22から転送された個人画像データ
と、カラオケ基本情報に含まれる任意の基本画像データ
とを合成し、この合成した画像データ(合成画像デー
タ)を、画像・曲名データ転送手段22から転送された曲
名データに対応する伴奏音楽データとともに、利用者独
自のカラオケ情報として端末装置3に配信する画像デー
タ合成配信手段12を備えている。
信装置は、伴奏音楽データと基本画像データとからなる
カラオケ基本情報を記憶管理するホスト装置1と、この
ホスト装置1に通信回線である公衆電話回線網2を経由
して接続される複数の端末装置3とからなり、端末装置
3は利用者独自の個人画像データを取込む画像取込み手
段21と、この画像取込み手段21で取込んだ個人画像デー
タをリクエストする曲名データとともに転送する画像・
曲名データ転送手段22とを備え、ホスト装置1は、画像
・曲名データ転送手段22から転送された個人画像データ
と、カラオケ基本情報に含まれる任意の基本画像データ
とを合成し、この合成した画像データ(合成画像デー
タ)を、画像・曲名データ転送手段22から転送された曲
名データに対応する伴奏音楽データとともに、利用者独
自のカラオケ情報として端末装置3に配信する画像デー
タ合成配信手段12を備えている。
【0025】この場合、端末装置3の画像・曲名データ
転送手段22から個人画像データと曲名データを転送する
と、ホスト装置1の画像データ合成配信手段12は、ホス
ト装置1に予め備えたカラオケ基本情報の中から任意の
基本画像データを選択して、これを個人画像データと合
成する。そして、この合成画像データが、曲名データに
対応する伴奏音楽データとともに、利用者独自のカラオ
ケ情報として端末装置3に配信される。各端末装置3に
配信されるカラオケ情報の画像データは、利用者が個人
的に取込んだ独自の個人画像データを部分的に含んでい
るので、同じ曲であっても各端末装置3毎に利用者の好
みに合ったオリジナルの画像データを取得でき、これを
個性的な背景画像として表示することが可能になる。
転送手段22から個人画像データと曲名データを転送する
と、ホスト装置1の画像データ合成配信手段12は、ホス
ト装置1に予め備えたカラオケ基本情報の中から任意の
基本画像データを選択して、これを個人画像データと合
成する。そして、この合成画像データが、曲名データに
対応する伴奏音楽データとともに、利用者独自のカラオ
ケ情報として端末装置3に配信される。各端末装置3に
配信されるカラオケ情報の画像データは、利用者が個人
的に取込んだ独自の個人画像データを部分的に含んでい
るので、同じ曲であっても各端末装置3毎に利用者の好
みに合ったオリジナルの画像データを取得でき、これを
個性的な背景画像として表示することが可能になる。
【0026】なお、本実施例では、リクエストした曲名
データに対応する1曲分の時間長さの基本画像データ内
に、基本画像データを埋め込むように構成したが、例え
ば転送された個人画像データに相応しい基本画像データ
を、ホスト装置1側でカラオケ基本情報データベース11
から一乃至複数選択し、この基本画像データと個人画像
データとを繋ぎ合わせて、1曲分の時間長さの合成画像
データを作成してもよい。こうすれば、より個人画像デ
ータの雰囲気に合わせた合成画像データを、端末装置3
に配信することができる。また、利用者側の端末装置3
から例えば季節や場所などの選択条件を指定すると、こ
れに合致する一乃至複数の基本画像データをカラオケ基
本情報データベース11から選択し、この選択した基本画
像データと個人画像データとを繋ぎ合わせて、1曲分の
時間長さの合成画像データを作成してもよい。こうすれ
ば、利用者側で好みの基本画像データを選択することが
可能となる。さらに、利用者が好みの基本画像データを
取得するには、ホスト装置1がカラオケ基本情報に含ま
れる基本画像データを公開し、その中から希望する基本
画像データを端末装置3側で選択させるようにすればよ
い。
データに対応する1曲分の時間長さの基本画像データ内
に、基本画像データを埋め込むように構成したが、例え
ば転送された個人画像データに相応しい基本画像データ
を、ホスト装置1側でカラオケ基本情報データベース11
から一乃至複数選択し、この基本画像データと個人画像
データとを繋ぎ合わせて、1曲分の時間長さの合成画像
データを作成してもよい。こうすれば、より個人画像デ
ータの雰囲気に合わせた合成画像データを、端末装置3
に配信することができる。また、利用者側の端末装置3
から例えば季節や場所などの選択条件を指定すると、こ
れに合致する一乃至複数の基本画像データをカラオケ基
本情報データベース11から選択し、この選択した基本画
像データと個人画像データとを繋ぎ合わせて、1曲分の
時間長さの合成画像データを作成してもよい。こうすれ
ば、利用者側で好みの基本画像データを選択することが
可能となる。さらに、利用者が好みの基本画像データを
取得するには、ホスト装置1がカラオケ基本情報に含ま
れる基本画像データを公開し、その中から希望する基本
画像データを端末装置3側で選択させるようにすればよ
い。
【0027】また、本実施例では、合成した画像データ
を含む利用者独自のカラオケ情報を、ホスト装置1に記
憶するのではなく、直ちに端末装置3に配信して、端末
装置3のカラオケ情報記憶手段23に記憶させるようして
いる。こうした構成は、例えばパーソナルコンピュータ
や携帯が可能なモバイル端末のような、比較的記憶容量
の大きな端末装置3に有効である。つまり、端末装置3
はホスト装置1と通信を行なうことなく、独自にカラオ
ケ情報を管理することができ、また、ホスト装置1側で
は利用者個人毎のカラオケ情報を記憶する必要がなく、
その分だけ負担が軽くなる。
を含む利用者独自のカラオケ情報を、ホスト装置1に記
憶するのではなく、直ちに端末装置3に配信して、端末
装置3のカラオケ情報記憶手段23に記憶させるようして
いる。こうした構成は、例えばパーソナルコンピュータ
や携帯が可能なモバイル端末のような、比較的記憶容量
の大きな端末装置3に有効である。つまり、端末装置3
はホスト装置1と通信を行なうことなく、独自にカラオ
ケ情報を管理することができ、また、ホスト装置1側で
は利用者個人毎のカラオケ情報を記憶する必要がなく、
その分だけ負担が軽くなる。
【0028】なお、端末装置3に備えたカラオケ状記憶
手段23は、例えば上記パーソナルコンピュータやモバイ
ル端末に内蔵する磁気ディスク記憶装置(ハードディス
ク)に止まらず、携帯性に優れたCD−ROM,MD,
DVD,ビデオテープ,メモリカードなども利用可能で
ある。
手段23は、例えば上記パーソナルコンピュータやモバイ
ル端末に内蔵する磁気ディスク記憶装置(ハードディス
ク)に止まらず、携帯性に優れたCD−ROM,MD,
DVD,ビデオテープ,メモリカードなども利用可能で
ある。
【0029】また、本実施例では、端末装置3とホスト
装置1との情報のやり取りが、インターネット上で展開
されるホームページを通じて行なわれることから、利用
者独自のカラオケ情報の配信処理に限らず、様々な情報
を取得したり送り出すことが可能になる。これにより、
装置としてのアミューズメント性をより高めることがで
き、販売の促進につながる。
装置1との情報のやり取りが、インターネット上で展開
されるホームページを通じて行なわれることから、利用
者独自のカラオケ情報の配信処理に限らず、様々な情報
を取得したり送り出すことが可能になる。これにより、
装置としてのアミューズメント性をより高めることがで
き、販売の促進につながる。
【0030】図4は本発明の第2実施例を示すものであ
り、ここでは端末装置3として携帯電話機31を利用して
いる。この携帯電話機31は周知のように、通信回線であ
る携帯電話回線網32に無線で接続され、ホスト装置1と
の双方向通信が可能となっており、操作手段である操作
キー33と、前記表示手段24に相当する液晶ディスプレイ
34と、送話器35と、受話器36と、モード切替えキー37
と、アンテナ38とを備えている。特にモード切替えキー
37は、これを操作すると、通常の音声通話に加えて、イ
ンターネット上のホームページへのアクセスが可能にな
る。また、本実施例では、各携帯電話機31の記憶容量が
小さいため、ホスト装置1内には前記第1実施例で示し
た各構成(図4では図示せず)の他に、カラオケ情報記
憶手段39が設けられる。なお、その他の構成は第1実施
例と共通している。
り、ここでは端末装置3として携帯電話機31を利用して
いる。この携帯電話機31は周知のように、通信回線であ
る携帯電話回線網32に無線で接続され、ホスト装置1と
の双方向通信が可能となっており、操作手段である操作
キー33と、前記表示手段24に相当する液晶ディスプレイ
34と、送話器35と、受話器36と、モード切替えキー37
と、アンテナ38とを備えている。特にモード切替えキー
37は、これを操作すると、通常の音声通話に加えて、イ
ンターネット上のホームページへのアクセスが可能にな
る。また、本実施例では、各携帯電話機31の記憶容量が
小さいため、ホスト装置1内には前記第1実施例で示し
た各構成(図4では図示せず)の他に、カラオケ情報記
憶手段39が設けられる。なお、その他の構成は第1実施
例と共通している。
【0031】本実施例の場合、携帯電話機31のモード切
替えキー37を操作し、携帯電話回線網32を通じてホスト
装置1のホームページにアクセスする。そして、名前と
ID番号をホスト装置1に転送し、ログインした後に、
別の図示しない画像情報取得機器から取得した個人画像
データ(静止画)を、携帯電話機31に接続した画像取込
み手段21により取込んで、これをリクエストする曲名デ
ータとともにホスト装置1に転送する。ホスト装置1
は、転送された個人データと任意の基本画像データ(動
画)を組み合わせて合成し、この合成画像データを、リ
クエストした曲名に対応する伴奏音楽データおよび歌詞
文字データとともに、利用者独自のカラオケ情報として
ホスト装置1のカラオケ情報記憶手段39に記憶する。な
お、ホスト装置1にカラオケ情報記憶手段39を設ける場
合は、種々の利用者のカラオケ情報が記憶されるので、
各カラオケ情報に利用者を特定するID番号を含ませる
のが望ましい。
替えキー37を操作し、携帯電話回線網32を通じてホスト
装置1のホームページにアクセスする。そして、名前と
ID番号をホスト装置1に転送し、ログインした後に、
別の図示しない画像情報取得機器から取得した個人画像
データ(静止画)を、携帯電話機31に接続した画像取込
み手段21により取込んで、これをリクエストする曲名デ
ータとともにホスト装置1に転送する。ホスト装置1
は、転送された個人データと任意の基本画像データ(動
画)を組み合わせて合成し、この合成画像データを、リ
クエストした曲名に対応する伴奏音楽データおよび歌詞
文字データとともに、利用者独自のカラオケ情報として
ホスト装置1のカラオケ情報記憶手段39に記憶する。な
お、ホスト装置1にカラオケ情報記憶手段39を設ける場
合は、種々の利用者のカラオケ情報が記憶されるので、
各カラオケ情報に利用者を特定するID番号を含ませる
のが望ましい。
【0032】本実施例では、利用者は必要に応じて自身
の所有する携帯電話機31をホスト装置1と接続し、この
ホスト装置1にカラオケ情報の配信要求を行なう。する
と、ホスト装置1はカラオケ情報記憶手段39に記憶され
る全てのカラオケ情報から、携帯電話機31より予め転送
したID番号に一致するカラオケ情報を読出し、これを
携帯電話機31に配信する。なお、同一のID番号で複数
のカラオケ情報が存在する場合は、ホスト装置1からど
のカラオケ情報を配信したいのかを促すように、携帯電
話機31の液晶ディスプレイ34を表示させ、操作キー33の
入力により特定させればよい。こうして配信されたカラ
オケ情報は、例えば動画表示機能が携帯電話機31に付加
されている場合は、液晶ディスプレイ34を介して背景画
像となる合成画像データと歌詞文字データを表示するこ
とができる。
の所有する携帯電話機31をホスト装置1と接続し、この
ホスト装置1にカラオケ情報の配信要求を行なう。する
と、ホスト装置1はカラオケ情報記憶手段39に記憶され
る全てのカラオケ情報から、携帯電話機31より予め転送
したID番号に一致するカラオケ情報を読出し、これを
携帯電話機31に配信する。なお、同一のID番号で複数
のカラオケ情報が存在する場合は、ホスト装置1からど
のカラオケ情報を配信したいのかを促すように、携帯電
話機31の液晶ディスプレイ34を表示させ、操作キー33の
入力により特定させればよい。こうして配信されたカラ
オケ情報は、例えば動画表示機能が携帯電話機31に付加
されている場合は、液晶ディスプレイ34を介して背景画
像となる合成画像データと歌詞文字データを表示するこ
とができる。
【0033】以上のように、本実施例においても、各携
帯電話機31に配信されるカラオケ情報の画像データは、
利用者が個人的に取込んだ独自の個人画像データを部分
的に含んでいるので、同じ曲であっても各形態電話機31
毎に利用者の好みに合ったオリジナルの画像データを取
得でき、これを個性的な背景画像として表示することが
可能になる。
帯電話機31に配信されるカラオケ情報の画像データは、
利用者が個人的に取込んだ独自の個人画像データを部分
的に含んでいるので、同じ曲であっても各形態電話機31
毎に利用者の好みに合ったオリジナルの画像データを取
得でき、これを個性的な背景画像として表示することが
可能になる。
【0034】また、本実施例では、合成した画像データ
を含む利用者独自のカラオケ情報を、ホスト装置1のカ
ラオケ情報記憶手段39に記憶するようしている。こうし
た構成は、携帯電話機31のような記憶容量に余裕のない
端末装置3に有効である。つまり、携帯電話機31は必要
に応じてホスト装置1のカラオケ情報記憶手段39からカ
ラオケ情報の配信を受けることができ、携帯電話機31の
記憶容量を気にする必要がない。また、この場合は、携
帯電話機31にカラオケ情報を配信する毎に、加金を行な
うように構成してもよい。
を含む利用者独自のカラオケ情報を、ホスト装置1のカ
ラオケ情報記憶手段39に記憶するようしている。こうし
た構成は、携帯電話機31のような記憶容量に余裕のない
端末装置3に有効である。つまり、携帯電話機31は必要
に応じてホスト装置1のカラオケ情報記憶手段39からカ
ラオケ情報の配信を受けることができ、携帯電話機31の
記憶容量を気にする必要がない。また、この場合は、携
帯電話機31にカラオケ情報を配信する毎に、加金を行な
うように構成してもよい。
【0035】携帯電話機31にホームページへのアクセス
機能が付加されている場合、これを利用して他の様々な
情報を取得することができる。例えば、携帯電話機31の
着信メロディー販売(この場合は、通話料金に課金す
る)の他に、ヒットチャート提供手段14からリクエスト
の多い人気カラオケ曲の情報をランキング(例えば上位
10曲)形式で取得したり、カラオケボックス情報提供
・予約手段13によりカラオケボックスの空き状況を掲
載,確認するとともに、空いているカラオケボックスの
自動予約を行なったりすることができる。
機能が付加されている場合、これを利用して他の様々な
情報を取得することができる。例えば、携帯電話機31の
着信メロディー販売(この場合は、通話料金に課金す
る)の他に、ヒットチャート提供手段14からリクエスト
の多い人気カラオケ曲の情報をランキング(例えば上位
10曲)形式で取得したり、カラオケボックス情報提供
・予約手段13によりカラオケボックスの空き状況を掲
載,確認するとともに、空いているカラオケボックスの
自動予約を行なったりすることができる。
【0036】このように、端末装置3はホスト装置1と
電話回線を通じて情報のやり取りができるあらゆる機器
が対象となる。例えば、通信機能を備えたゲーム専用機
を端末装置3とした場合、上述した利用者独自のカラオ
ケ情報の配信のみならず、カラオケ曲に合わせた利用者
自身の歌声をホスト装置1に転送して、別の端末装置3
とチャット感覚での勝ち抜き戦(カラオケボーカルラン
キング)を行なうなどのゲーム機能を持たせることがで
きる。また、こうしたゲーム専用機にハードディスクを
実装することで、ホスト装置1から楽曲および再生ソフ
トウェアのダウンロードを行なうことも可能になる。ま
た、通信カラオケシステムの端末機なども、センターと
の間で電話回線による双方向通信を行なっていることか
ら、これを本装置の端末装置3としてそのまま利用する
ことが可能になる。
電話回線を通じて情報のやり取りができるあらゆる機器
が対象となる。例えば、通信機能を備えたゲーム専用機
を端末装置3とした場合、上述した利用者独自のカラオ
ケ情報の配信のみならず、カラオケ曲に合わせた利用者
自身の歌声をホスト装置1に転送して、別の端末装置3
とチャット感覚での勝ち抜き戦(カラオケボーカルラン
キング)を行なうなどのゲーム機能を持たせることがで
きる。また、こうしたゲーム専用機にハードディスクを
実装することで、ホスト装置1から楽曲および再生ソフ
トウェアのダウンロードを行なうことも可能になる。ま
た、通信カラオケシステムの端末機なども、センターと
の間で電話回線による双方向通信を行なっていることか
ら、これを本装置の端末装置3としてそのまま利用する
ことが可能になる。
【0037】さらに、携帯電話機31にカラオケ情報を配
信する場合、この携帯電話機31を別の外部機器に接続す
ることで、様々な利用形態を展開することができる。例
えば、第3実施例における図5には、車両(図示せず)
に搭載したナビゲーションシステム41にケーブル42を介
して携帯電話機31を接続したものを示している。このナ
ビゲーションシステムは、自身の位置を知るためのGP
S(Global Positioning System)装置を内蔵してお
り、他に地図情報などを記憶するCD−ROMやDVD
などの記憶媒体を再生する再生装置43と、各種情報を表
示する表示手段24に相当する表示装置44を備えている。
ナビゲーションシステム41に携帯電話機31を接続する
と、携帯電話回線網32を通じてホスト装置1のホームペ
ージにアクセスすることができ、その内容が表示装置44
に表示される。こうすると、携帯電話機31を通して配信
された利用者独自のカラオケ情報の中で、合成された画
像データと歌詞文字データを車両内の表示装置44にて表
示し、かつナビゲーションシステム41に接続したスピー
カーユニット(図示せず)より、伴奏音楽データを出力
させることができ、車両内をあたかもカラオケボックス
のような感覚で利用することができる。また、ホームペ
ージへのアクセス機能が付加されているので、表示装置
44を利用して、前述のカラオケボックス情報提供・予約
手段13によるカラオケボックスの空き状況の掲載,確認
や、ヒットチャート提供手段14によるリクエストの多い
人気カラオケ曲のランキング情報掲載を行なったり、他
にボーカル分析手段15によるボーカルレッスンやボーカ
ルオーデションや、カラオケ情報紹介手段16によるオリ
ジナルのカラオケ情報紹介などを行なうことができる。
信する場合、この携帯電話機31を別の外部機器に接続す
ることで、様々な利用形態を展開することができる。例
えば、第3実施例における図5には、車両(図示せず)
に搭載したナビゲーションシステム41にケーブル42を介
して携帯電話機31を接続したものを示している。このナ
ビゲーションシステムは、自身の位置を知るためのGP
S(Global Positioning System)装置を内蔵してお
り、他に地図情報などを記憶するCD−ROMやDVD
などの記憶媒体を再生する再生装置43と、各種情報を表
示する表示手段24に相当する表示装置44を備えている。
ナビゲーションシステム41に携帯電話機31を接続する
と、携帯電話回線網32を通じてホスト装置1のホームペ
ージにアクセスすることができ、その内容が表示装置44
に表示される。こうすると、携帯電話機31を通して配信
された利用者独自のカラオケ情報の中で、合成された画
像データと歌詞文字データを車両内の表示装置44にて表
示し、かつナビゲーションシステム41に接続したスピー
カーユニット(図示せず)より、伴奏音楽データを出力
させることができ、車両内をあたかもカラオケボックス
のような感覚で利用することができる。また、ホームペ
ージへのアクセス機能が付加されているので、表示装置
44を利用して、前述のカラオケボックス情報提供・予約
手段13によるカラオケボックスの空き状況の掲載,確認
や、ヒットチャート提供手段14によるリクエストの多い
人気カラオケ曲のランキング情報掲載を行なったり、他
にボーカル分析手段15によるボーカルレッスンやボーカ
ルオーデションや、カラオケ情報紹介手段16によるオリ
ジナルのカラオケ情報紹介などを行なうことができる。
【0038】また、ホスト装置1で作成した利用者独自
のカラオケ情報を、CD−ROMやDVDなどの記憶媒
体45に記憶しておけば、いちいち携帯電話機31を接続し
てホスト装置1と情報のやり取りを行なわなくても、再
生装置43に記憶媒体45を装着するだけで、合成画像デー
タを表示装置44に表示し、かつスピーカーユニットよ
り、伴奏音楽データを出力させることが可能になる。
のカラオケ情報を、CD−ROMやDVDなどの記憶媒
体45に記憶しておけば、いちいち携帯電話機31を接続し
てホスト装置1と情報のやり取りを行なわなくても、再
生装置43に記憶媒体45を装着するだけで、合成画像デー
タを表示装置44に表示し、かつスピーカーユニットよ
り、伴奏音楽データを出力させることが可能になる。
【0039】図6は本発明の第4実施例であり、ここで
は投影装置としてのプロジェクター51を利用した例を示
している。プロジェクター51は、第1実施例における表
示手段24と音声出力手段26を備えており、このプロジェ
クター51と携帯電話機31をケーブルで接続すると、携帯
電話機31にダウンロードした利用者独自のカラオケ情報
の中で、合成された画像データと歌詞文字データをプロ
ジェクター51により拡大してスクリーン52に投影するこ
とができ、またプロジェクター51に内臓または外付けの
スピーカー(図示せず)を利用して、伴奏音楽データを
出力させることができる。
は投影装置としてのプロジェクター51を利用した例を示
している。プロジェクター51は、第1実施例における表
示手段24と音声出力手段26を備えており、このプロジェ
クター51と携帯電話機31をケーブルで接続すると、携帯
電話機31にダウンロードした利用者独自のカラオケ情報
の中で、合成された画像データと歌詞文字データをプロ
ジェクター51により拡大してスクリーン52に投影するこ
とができ、またプロジェクター51に内臓または外付けの
スピーカー(図示せず)を利用して、伴奏音楽データを
出力させることができる。
【0040】図7は本発明の第5実施例であり、ここで
は既存のカラオケ通信システムの端末機55をケーブル42
により携帯電話機31と接続した例を示している。端末機
55は、前記公衆電話回線網2を介して図示しないセンタ
ーとの情報のやり取りを行なう端末機本体56と、表示手
段24に相当するディスプレイ57と、音声出力手段26に相
当するスピーカー58と、端末器本体56に一乃至複数接続
が可能なマイク59を備えて構成される。この場合は、端
末機55を通常のカラオケ通信機能として利用できる他
に、携帯電話機31を通してダウンロードされた利用者独
自のカラオケ情報を、ケーブル42を介して端末機55に送
り出すことにより、合成された画像データと歌詞文字デ
ータをディスプレイ57により表示することができるとと
もに、スピーカー58を利用して伴奏音楽データを出力さ
せることができ、これに合わせてマイク59からの歌声を
スピーカー58から出力させることができる。つまり、カ
ラオケボックスなどに設置された既存の通信カラオケシ
ステムの端末機55に携帯電話機31を接続するだけで、利
用者独自のカラオケ情報を端末機55から表示および出力
させることができ、カラオケボックスなどでの利用が容
易になる。
は既存のカラオケ通信システムの端末機55をケーブル42
により携帯電話機31と接続した例を示している。端末機
55は、前記公衆電話回線網2を介して図示しないセンタ
ーとの情報のやり取りを行なう端末機本体56と、表示手
段24に相当するディスプレイ57と、音声出力手段26に相
当するスピーカー58と、端末器本体56に一乃至複数接続
が可能なマイク59を備えて構成される。この場合は、端
末機55を通常のカラオケ通信機能として利用できる他
に、携帯電話機31を通してダウンロードされた利用者独
自のカラオケ情報を、ケーブル42を介して端末機55に送
り出すことにより、合成された画像データと歌詞文字デ
ータをディスプレイ57により表示することができるとと
もに、スピーカー58を利用して伴奏音楽データを出力さ
せることができ、これに合わせてマイク59からの歌声を
スピーカー58から出力させることができる。つまり、カ
ラオケボックスなどに設置された既存の通信カラオケシ
ステムの端末機55に携帯電話機31を接続するだけで、利
用者独自のカラオケ情報を端末機55から表示および出力
させることができ、カラオケボックスなどでの利用が容
易になる。
【0041】図8は本発明の第6実施例であり、ここで
はパソコンやモバイル端末などのコンピュータ機器61を
ケーブル42により携帯電話機31と接続した例を示してい
る。コンピュータ機器61は、前記公衆電話回線網2に適
宜接続可能で、制御処理装置の他に、ハードディスクな
どの記憶装置やフロッピー(登録商標)ディスクおよび
CD−ROMの再生装置などを備えたコンピュータ本体
62と、表示手段24に相当するディスプレイ63と、音声出
力手段26に相当するスピーカー64と、音声入力手段とし
てのマイク65とを備えて構成される。この場合は、携帯
電話機31にダウンロードされた利用者独自のカラオケ情
報を、ケーブル42を介して端末機55に送り出すことによ
り、合成された画像データと歌詞文字データをディスプ
レイ63により表示することができるとともに、スピーカ
ー64を利用して伴奏音楽データを出力させることがで
き、これに合わせてマイク65からの歌声をスピーカー64
から出力させることができる。特に、コンピュータ機器
61が携帯可能なモバイル端末である場合、携帯電話機31
がホスト装置1と通信可能なあらゆる場所で、カラオケ
を楽しむことができる。
はパソコンやモバイル端末などのコンピュータ機器61を
ケーブル42により携帯電話機31と接続した例を示してい
る。コンピュータ機器61は、前記公衆電話回線網2に適
宜接続可能で、制御処理装置の他に、ハードディスクな
どの記憶装置やフロッピー(登録商標)ディスクおよび
CD−ROMの再生装置などを備えたコンピュータ本体
62と、表示手段24に相当するディスプレイ63と、音声出
力手段26に相当するスピーカー64と、音声入力手段とし
てのマイク65とを備えて構成される。この場合は、携帯
電話機31にダウンロードされた利用者独自のカラオケ情
報を、ケーブル42を介して端末機55に送り出すことによ
り、合成された画像データと歌詞文字データをディスプ
レイ63により表示することができるとともに、スピーカ
ー64を利用して伴奏音楽データを出力させることがで
き、これに合わせてマイク65からの歌声をスピーカー64
から出力させることができる。特に、コンピュータ機器
61が携帯可能なモバイル端末である場合、携帯電話機31
がホスト装置1と通信可能なあらゆる場所で、カラオケ
を楽しむことができる。
【0042】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実施が可
能である。
なく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実施が可
能である。
【0043】
【発明の効果】本発明のカラオケ情報配信装置は、伴奏
音楽データと基本画像データとからなるカラオケ基本情
報を記憶管理するホスト装置と、このホスト装置に通信
回線を経由して接続される複数の端末装置とからなり、
前記端末装置は利用者独自の個人画像データを取込む画
像取込み手段と、この画像取込み手段で取込んだ個人画
像データをリクエストする曲名データとともに転送する
画像・曲名データ転送手段とを備え、前記ホスト装置
は、前記画像・曲名データ転送手段から転送された個人
画像データと前記カラオケ基本情報に含まれる任意の基
本画像データとを合成し、この合成した画像データを、
該画像・曲名データ転送手段から転送された曲名データ
に対応する伴奏音楽データとともに、利用者独自のカラ
オケ情報として前記端末装置に配信する画像データ合成
配信手段を備えて構成され、各端末装置において利用者
個人毎にオリジナルの画像データを取得できる。
音楽データと基本画像データとからなるカラオケ基本情
報を記憶管理するホスト装置と、このホスト装置に通信
回線を経由して接続される複数の端末装置とからなり、
前記端末装置は利用者独自の個人画像データを取込む画
像取込み手段と、この画像取込み手段で取込んだ個人画
像データをリクエストする曲名データとともに転送する
画像・曲名データ転送手段とを備え、前記ホスト装置
は、前記画像・曲名データ転送手段から転送された個人
画像データと前記カラオケ基本情報に含まれる任意の基
本画像データとを合成し、この合成した画像データを、
該画像・曲名データ転送手段から転送された曲名データ
に対応する伴奏音楽データとともに、利用者独自のカラ
オケ情報として前記端末装置に配信する画像データ合成
配信手段を備えて構成され、各端末装置において利用者
個人毎にオリジナルの画像データを取得できる。
【図1】本発明の第1実施例を示すカラオケ情報配信装
置の全体構成をあらわした概略説明図である。
置の全体構成をあらわした概略説明図である。
【図2】同上カラオケ情報を配信するまでの手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図3】同上合成した画像データの内容を示す概略説明
図である。
図である。
【図4】本発明の第2実施例を示すカラオケ情報配信装
置の全体構成をあらわした概略説明図である。
置の全体構成をあらわした概略説明図である。
【図5】本発明の第3実施例を示すもので、車両に搭載
したナビゲーションシステムを利用した概略説明図であ
る。
したナビゲーションシステムを利用した概略説明図であ
る。
【図6】本発明の第4実施例を示すもので、プロジェク
ターを利用した概略説明図である。
ターを利用した概略説明図である。
【図7】本発明の第5実施例を示すもので、カラオケ通
信システムの端末機を利用した概略説明図である。
信システムの端末機を利用した概略説明図である。
【図8】本発明の第6実施例を示すもので、パソコン若
しくはモバイル端末を利用した概略説明図である。
しくはモバイル端末を利用した概略説明図である。
1 ホスト装置 2 公衆電話回線網(通信回線) 3 端末装置 12 画像データ合成配信手段 21 画像取込み手段 22 画像・曲名データ転送手段 31 携帯電話機(端末装置) 32 携帯電話回線網(通信回線)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/781 H04N 5/781 510F 7/173 610
Claims (1)
- 【請求項1】 伴奏音楽データと基本画像データとから
なるカラオケ基本情報を記憶管理するホスト装置と、こ
のホスト装置に通信回線を経由して接続される複数の端
末装置とからなり、前記端末装置は利用者独自の個人画
像データを取り込む画像取込み手段と、この画像取込み
手段で取込んだ個人画像データをリクエストする曲名デ
ータとともに転送する画像・曲名データ転送手段とを備
え、前記ホスト装置は、前記画像・曲名データ転送手段
から転送された個人画像データと前記カラオケ基本情報
に含まれる任意の基本画像データとを合成し、この合成
した画像データを、該画像・曲名データ転送手段から転
送された曲名データに対応する伴奏音楽データととも
に、利用者独自のカラオケ情報として前記端末装置に配
信する画像データ合成配信手段を備えたことを特徴とす
るカラオケ情報配信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000182673A JP2002006867A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | カラオケ情報配信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000182673A JP2002006867A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | カラオケ情報配信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002006867A true JP2002006867A (ja) | 2002-01-11 |
Family
ID=18683391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000182673A Pending JP2002006867A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | カラオケ情報配信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002006867A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003302985A (ja) * | 2002-04-12 | 2003-10-24 | Daiichikosho Co Ltd | カラオケ装置の使用方法、楽曲管理サーバー、およびカラオケ装置 |
JP2008177717A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 映像番組配信方法、映像番組配信システムで用いられる合成サーバ及び合成サーバ用プログラム |
JP2008275936A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Daiichikosho Co Ltd | 画像対応楽曲推薦提示システム |
-
2000
- 2000-06-19 JP JP2000182673A patent/JP2002006867A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003302985A (ja) * | 2002-04-12 | 2003-10-24 | Daiichikosho Co Ltd | カラオケ装置の使用方法、楽曲管理サーバー、およびカラオケ装置 |
JP2008177717A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 映像番組配信方法、映像番組配信システムで用いられる合成サーバ及び合成サーバ用プログラム |
JP2008275936A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Daiichikosho Co Ltd | 画像対応楽曲推薦提示システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050207 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050607 |