JP3964812B2 - 圧縮機用電磁クラッチ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用空調装置用いられる圧縮機用電磁クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用空調装置の冷凍サイクルに用いられる圧縮機は、電磁クラッチのオン、オフによりエンジン等の駆動源からの動力が断続されるようになっている。図5は、従来の圧縮機用電磁クラッチの回路を示している(特許文献1)。図5において、100は圧縮機を示している。圧縮機100には、オン、オフによりエンジン等の車両用駆動源(図示略)からの動力を断続する電磁クラッチ101が設けられている。電磁クラッチ101は、電磁コイル102を有している。電磁コイル102は、エアコンリレー103および後述の温度スイッチ106を介して電源104に接続されている。また、電磁コイル102は、圧縮機100の駆動軸(図示略)と一体回転可能なアーマチュア108と、プーリ(図示略)等の動力伝達手段により駆動源(エンジン)からの動力が伝達されるロータ109とを有している。そして、装置107からの信号により、リレー103の接点が閉とされ電磁コイル102に通電されると、電磁吸引力によりアーマチュア108がロータ109側に引き寄せられ両者が接触することにより駆動軸に動力が伝達され圧縮機100が駆動されるようになっている。一方、リレー103の接点が開とされ電磁コイル102が通電されなくなると、アーマチュア108はロータ109から離間されるため動力が遮断されるようになっている。
【0003】
また、電磁コイル102と温度スイッチ106との間には温度ヒューズ105が直列に接続されている。そして、何らかの原因により圧縮機100の駆動軸がロックし、アーマチュア108とロータ109との間に滑りが発生し摩擦により接触部分の温度が異常上昇した場合には、温度ヒューズ105が溶断し回路を開とすることにより圧縮機100の運転が停止され、電磁クラッチ101や圧縮機100、さらにはエンジン等への過負荷が防止され、これらの破損等の不具合が防止されるようになっている。
【0004】
また、圧縮機100の表面には、吐出される熱交換媒体(たとえば、冷媒)の温度を検出する温度スイッチ106が設けられている。そして、何らかの原因により圧縮機100の駆動軸がロック等し、圧縮機100から吐出される熱交換媒体の温度が異常上昇した場合には温度スイッチ106が作動し電磁コイル102への通電が遮断されてアーマチュア108がロータ109から離間し、エンジンからの動力が遮断され、電磁クラッチ101、圧縮機100、ひいてはエンジン等が保護されるようになっている。
【0005】
【特許文献1】
実開昭55−175635号公報(実用新案登録請求の範囲等)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような回路においては電磁コイル102と温度ヒューズ105は直列に接続されているため、温度ヒューズ105が溶断した場合でも、別途検知手段を設けない限り温度ヒューズ105の溶断の有無を装置107で検知できない。このため、温度ヒューズ105が溶断した場合にも装置107は電磁コイル102に通電しようと作動し続けることになる。一方、温度スイッチ106が作動した場合にも同様の現象が発生する。つまり、上記のような回路においては、圧縮機100等の異常をエアコン制御装置107で認識することができない。このため、装置107は圧縮機100が停止した状態でも熱交換器等を作動させようとするため、無駄な電力が消費されるとともに、車両にも悪影響を与えるおそれがある。さらに、圧縮機がエンジンと内蔵電動モータとの2つの駆動源により駆動されるハイブリッド圧縮機である場合には、異常状態においても内蔵電動モータにより圧縮機を作動させるような誤作動を招くおそれもある。
【0007】
本発明の課題は、圧縮機等に異常が発生した場合には、確実にしかも迅速にこれを制御装置等に認識させることができ、無駄な電力消費や誤作動を防止し、電磁クラッチ、圧縮機等への過負荷を防止でき、確実に車両の保護ができる圧縮機用電磁クラッチを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る圧縮機用電磁クラッチは、圧縮機の駆動軸と一体に回転されるアーマチュアと、該アーマチュアを、通電による電磁吸引力によりロータに接触させる電磁コイルとを備え、前記アーマチュアとロータとの接触、離間により駆動源からの動力を駆動軸に伝達するとともに、動力を遮断する圧縮機用電磁クラッチにおいて、前記アーマチュアとロータとの接触時における滑りによる温度の異常上昇を検出する検出手段、前記電磁コイルと別配線とされて設けられており、前記圧縮機が車両用空調装置の圧縮機で、かつ2つの異なる駆動源を有するハイブリッド圧縮機であって、前記検出手段が車両用空調装置の制御手段に接続されており、該車両用空調装置の制御手段は、前記検出手段が温度の異常上昇を検出した際に、内蔵電動モータによる圧縮機の駆動を停止、または起動を中止することを特徴とするものからなる。
【0009】
上記圧縮機車両用空調装置の圧縮機であり、上記検出手段は車両用空調装置の制御手段に接続される。検出手段と制御手段とを接続することにより、圧縮機に何らかの異常が発生した場合には車両用空調装置の制御手段により直ちにこれが検知され、車両用空調装置の停止等必要な措置を講ずることができるので、熱交換器、電磁クラッチ、圧縮機を確実に保護できる。
【0010】
また、上記圧縮機は2つの異なる駆動源により駆動されるハイブリッド圧縮機である。本発明によれば、電磁クラッチ等に異常が発生し、外部側の駆動源(たとえば、エンジン)からの動力の伝達が遮断された際に、車両用空調装置の制御手段が、ハイブリッド圧縮機の内蔵電動モータによる圧縮機の駆動を停止、または起動を中止することで、そのような場合に圧縮機を駆動させるような誤作動を防止できる。
【0011】
上記のような圧縮機用電磁クラッチにおいては、電磁コイルの配線と温度の異常上昇を検出する検出手段の配線とが別配線になっているので、検出手段を圧縮機の駆動を制御する制御手段に直接接続することが可能になる。したがって、圧縮機等に何らかの異常が発生しこれを異常検出手段が検出した場合には、直ちに信号が制御装置に送られ、該制御装置により異常が検知され、圧縮機の停止等の必要な措置が迅速に講じられるので、電磁クラッチや圧縮機の過負荷を防止できこれらを確実に保護できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の圧縮機用電磁クラッチの望ましい実施の形態について図面を参照して説明する。
図1ないし図3は、本発明の第1実施態様に係る圧縮機用電磁クラッチを示している。なお、以下の実施態様における圧縮機は、車両(自動車)用空調装置の冷凍回路に適用される圧縮機に構成されている。図1において、1はハイブリッド圧縮機を示している。ハイブリッド圧縮機1は、ハウジング2を有している。ハウジング2は、フロントハウジング3、第1ハウジング4、第2ハウジング5、リアハウジング6から構成されており、図1の左側からこの順に接合されている。ハウジング2の内部には、第1圧縮機構7と第2圧縮機構8が設けられている。
【0013】
第1圧縮機構7は後述のように車両用駆動源としてのエンジン9により駆動されるようになっている。一方、第2圧縮機構8はリアハウジング6内に収納された内蔵電動モータ10により駆動されるようになっている。エンジン9、モータ10はそれぞれ同時にも、単独でも駆動可能になっている。したがって、両圧縮機構7、8も同時駆動、単独駆動が可能になっている。第1圧縮機構7は、端板11と該端板11に一体化された渦巻体12とからなる固定スクロール13と、端板14と該端板14に一体化された渦巻体15とからなる可動スクロール16とを有している。固定スクロール13の渦巻体12と可動スクロール16の渦巻体15は互いに角度をずらせてかみ合されている。本実施態様においては固定スクロール13は圧縮機1の第1ハウジング4に一体に形成されている。
【0014】
駆動軸17の一端には、クランク機構18を有するクランクシャフトが一体的に形成されている。クランク機構18のクランクピン19は、駆動軸17の軸心から偏心した位置に設けられており、偏心ブッシュ20に一定の遊び量をもって挿入嵌合されている。偏心ブッシュ20は可動スクロール16の突起内に挿入されたドライブベアリング21に回転自在に挿入されている。本実施態様においては、第1圧縮機構7のみを駆動する駆動源としてのエンジン9からの動力が駆動軸17の他端に設けられた電磁クラッチ22を介して駆動軸17に伝達されると、クランクピン19が挿入嵌合される偏心ブッシュ20が回転する。これに伴い自転阻止機構としてのボールカップリング23により自転が阻止された可動スクロール16に旋回運動が付与されるようになっている。
【0015】
可動スクロール16の旋回運動に伴って、吸入孔24を有する吸入室25から圧縮機1内に吸入された流体は、両渦巻体12、15の外端から渦巻体内部に取り込まれる。そして、両渦巻体12、15により形成される流体ポケットがその容積を減少しながら中央に向かって移動されるに伴って流体が圧縮され、端板に穿設された吐出孔26から後述の吐出空間27内へと吐出されるようになっている。吐出孔26は、吐出空間27内に設けられた吐出弁としてのリード弁28により開閉されるようになっている。
【0016】
第2圧縮機構8は、端板29と該端板29に一体化された渦巻体30とからなる固定スクロール31と、端板32と該端板32に一体化された渦巻体33とからなる可動スクロール34を有している。本実施態様においては、固定スクロール31は、ハウジング5に一体に形成されている。また、本実施態様においては、第1圧縮機構7の固定スクロール13と第2圧縮機構8の固定スクロール31とは背中合せに配置されている。そして、両固定スクロール13、31間に吐出空間27が設けられるようになっている。
【0017】
駆動軸35の一端には、クランク機構36を有するクランクシャフトが一体的に形成されている。クランク機構36のクランクピン37は、駆動軸35の軸心から偏心した位置に設けられており、偏心ブッシュ38に一定の遊び量をもって挿入嵌合されている。偏心ブッシュ38は、可動スクロール34の突起内に挿入されたドライブベアリング39に回転自在に挿入されている。本実施態様においては、第2圧縮機構8のみを駆動する駆動源としての内蔵電動モータ10からの動力が駆動軸35に固定された回転子40から駆動軸35に伝達されると、クランクピン37が挿入嵌合される偏心ブッシュ38が回転する。これに伴い自転阻止機構としてのボールカップリング41により自転が阻止された可動スクロール34に旋回運動が付与されるようになっている。なお、42は内蔵電動モータ10の固定子を示している。
【0018】
本実施態様においては、吸入孔24、吸入室25から圧縮機1内に吸入された流体は、固定スクロール31の端板29に設けられた連通孔43を介して、第2圧縮機構8側に流入する。そして、可動スクロール34の旋回運動に伴って、両渦巻体30、33の外端から渦巻体内部に取り込まれる。そして両渦巻体により形成される流体ポケットがその容積を減少しながら中央に向かって移動されるに伴って流体が圧縮され、端板29に設けられた吐出孔44から吐出空間27内へと吐出されるようになっている。吐出孔44は、吐出空間27内に設けられた吐出弁としてのリード弁45により開閉されるようになっている。
【0019】
なお、吐出空間27は、吐出通路46に連通されている。吐出された流体は、通路46から、空調装置の冷凍回路(図示略)内へと送られるようになっている。
【0020】
上記のような圧縮機1の電磁クラッチ22は、ロータ47を有している。ロータ47は、フロントハウジング3の先端に、ベアリング48を介して回転可能に設けられている。また、ロータ47には、エンジン9からの動力を伝達するプーリベルト(図示略)が係合される係合部49が設けられている。さらに、ロータ47の内部には、導線を巻回して構成された電磁コイル50が設けられている。電磁コイル50はエアコンリレー51を介して電源52に接続されている。そして、車両用空調装置の制御手段としてのエアコン制御装置53からの信号により、リレー51の接点が閉とされると電磁コイル51に通電され、電磁吸引力が作用する。該電磁吸引力により、軸17と一体回転可能なアーマチュア54がロータ47側に引き寄せられ、両者が接触する。ロータ47とアーマチュア54との接触によりエンジン9からの動力が軸17に伝達され、圧縮機1の第1圧縮機構7が駆動される。一方、エアコンリレー51の接点が開とされ電磁コイル50に通電されなくなると、アーマチュア54はロータ47から離間されるためエンジン9からの動力が遮断され、圧縮機構7の駆動が停止されるようになっている。
【0021】
電磁クラッチ22は、途中に検出手段としての温度ヒューズ56および温度スイッチ57とを有する回路55によりエアコン制御装置53に接続されている。温度ヒューズ56は、ロータ47とアーマチュア54との間の滑りにより接触部の温度が異常上昇した際には溶断して回路55を開とする。一方、温度スイッチ57も上記温度の異常上昇があり、圧縮機1からの吐出冷媒の温度が異常上昇した際には作動して回路55を開とするようになっている。本実施態様においては、温度ヒューズ56の溶断および/または温度スイッチ57が作動し、回路55が開となったときには、該信号が直ちにエアコン制御装置53に送られる。そして、エアコン制御装置53から信号が送られ、リレー51が開となり電磁コイル50への通電が停止される結果、ロータ47からアーマチュア54が離間し、エンジン9からの動力の伝達が遮断されるよにうなっている。また、エアコン制御装置53は、圧縮機1の内蔵電動モータ10へ信号を送り、モータ10が駆動中である場合は直ちに停止させるようになっている。また、モータ10が停止中であるときは装置53からの信号により起動が中止されるようになっている。さらに、エアコン装置53は、ヒータユニット内の熱交換器等(図示略)に信号を送り、回路55が開となったときは熱交換器等の駆動が停止されるようになっている。
【0022】
本実施態様においては、電磁コイル50の配線と、検出手段としての温度ヒューズ56、温度スイッチ57とは別配線になっており、検出手段としてのヒューズ56、スイッチ57はエアコン制御装置53に実質的に直接接続されているので、上記検出手段により異常が検出された場合には、エアコン制御装置53が直ちにこれを検知し、電磁コイル50への通電が止められ圧縮機1の停止等の必要な措置が迅速に講じられるので、電磁クラッチ22や圧縮機1の過負荷を防止しこれらを確実に保護できる。また、無駄な電力消費を防止できる。
【0023】
また、エアコン制御装置53により異常が検知された際には、モータ10の駆動停止、起動中止の措置が速やかに講じられるので、圧縮機1を一層確実に保護できる。また、熱交換器の駆動も停止されるので、熱交換器等を保護しつつ、無駄な電力消費を確実に防止できる。
【0024】
図4は、本発明の第2実施態様に係る電磁クラッチ58を備えた圧縮機1を含む空調装置の回路図である。なお、上記第1実施態様と同一の部材には同一の番号を付しその説明を省略する。本実施態様においては、温度の異常上昇を検出する温度ヒューズ56、温度スイッチ57は、電磁コイル50とは別配線になっているとともに、ヒューズ56、スイッチ57は各々独立してエアコン制御装置53に接続されている。したがって、エアコン制御装置53においては、ヒューズ56の溶断であるのか、スイッチ57の作動であるのかを認識することができる。なお、圧縮機1等が停止された後、圧縮機1が再起動可能であれば、スイッチ57の作動と判断できるし、再起動不可能であるときはヒューズ56の溶断と判断することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の圧縮機用電磁クラッチによるときは、温度の異常上昇を検出する検出手段が、電磁クラッチの電磁コイルとは別配線として接続されているので、異常発生時において圧縮機等への過負荷を確実に防止でき、圧縮機等を保護することができる。また、電力の無駄な消費を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施態様に係る電磁クラッチを用いた圧縮機の断面図である。
【図2】本発明の第1実施態様に係る電磁クラッチの断面図である。
【図3】本発明の第1実施態様に係る電磁クラッチを用いた圧縮機が適用された車両用空調装置の回路図である。
【図4】本発明の第2実施態様に係る電磁クラッチを用いた圧縮機が適用された車両用空調装置の回路図である。
【図5】従来の電磁クラッチを用いた圧縮機を適用した車両用空調装置の回路図である。
【符号の説明】
1 ハイブリッド圧縮機
2 ハウジング
3 フロントハウジング
4 第1ハウジング
5 第2ハウジング
6 リアハウジング
7 第1圧縮機構
8 第2圧縮機構
9 車両用駆動源としてのエンジン
10 内蔵電動モータ
11、14、29、32 端板
12、15、30、33 渦巻体
13、31 固定スクロール
16、34 可動スクロール
17、35 駆動軸
18、36 クランク機構
19、37 クランクピン
20、38 偏心ブッシュ
21、39 ドライブベアリング
22、58 電磁クラッチ
23、41 ボールカップリング
24 吸入孔
25 吸入室
26、44 吐出孔
27 吐出空間
28、45 吐出弁としてのリード弁
40 回転子
42 固定子
43 連通孔
46 吐出通路
47 ロータ
48 ベアリング
49 係合部
50 電磁コイル
51 エアコンリレー
52 電源
53 エアコン制御装置
54 アーマチュア
55 回路
56 温度ヒューズ
57 温度スイッチ

Claims (2)

  1. 圧縮機の駆動軸と一体に回転されるアーマチュアと、該アーマチュアを、通電による電磁吸引力によりロータに接触させる電磁コイルとを備え、前記アーマチュアとロータとの接触、離間により駆動源からの動力を駆動軸に伝達するとともに、動力を遮断する圧縮機用電磁クラッチにおいて、前記アーマチュアとロータとの接触時における滑りによる温度の異常上昇を検出する検出手段、前記電磁コイルと別配線とされて設けられており、前記圧縮機が車両用空調装置の圧縮機で、かつ2つの異なる駆動源を有するハイブリッド圧縮機であって、前記検出手段が車両用空調装置の制御手段に接続されており、該車両用空調装置の制御手段は、前記検出手段が温度の異常上昇を検出した際に、内蔵電動モータによる圧縮機の駆動を停止、または起動を中止することを特徴とする圧縮機用電磁クラッチ。
  2. 前記検出手段が温度スイッチおよび/または温度ヒューズからなる、請求項の圧縮機用電磁クラッチ。
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