JP2002205538A - 車両用空調システム - Google Patents

車両用空調システム

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JP2002205538A
JP2002205538A JP2001001688A JP2001001688A JP2002205538A JP 2002205538 A JP2002205538 A JP 2002205538A JP 2001001688 A JP2001001688 A JP 2001001688A JP 2001001688 A JP2001001688 A JP 2001001688A JP 2002205538 A JP2002205538 A JP 2002205538A
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compressor
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generator
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JP2001001688A
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Taiji Odate
泰治 大立
Takeshi Mizufuji
健 水藤
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Toyota Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造を簡単にすることができるとともに小型
化が可能な車両用空調システムを提供する。 【解決手段】 モータ・ジェネレータMGと圧縮機CP
とを作動連結する。これらは動力伝達的に常時連結され
た状態とする。モータ・ジェネレータMGとエンジンE
gとを電磁クラッチ57を介して断接可能な状態で作動
連結する。モータ・ジェネレータMGをエンジンEgの
始動のためのエンジンスタータとして使用するときに
は、圧縮機CPの吐出容量が所定の吐出容量以下となっ
た状態で該圧縮機CPを駆動する。これによれば、モー
タ・ジェネレータMGと圧縮機CPとの間に両者を断接
可能に連結する機構を設けることなく、エンジンEgの
始動時においてモータ・ジェネレータMGに掛かる負荷
を小さくすることができる。したがって、車両用空調シ
ステムの構造を簡単にすることや、小型化することが可
能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の走行のため
の駆動力を発生可能なエンジンと、バッテリからの給電
によって駆動可能なモータを利用して駆動可能な圧縮機
とを備えた車両用空調システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のシステムとしては、例えば、特
開2000−142091号公報に開示された構成のも
のがある。
【0003】この構成では、エンジン始動用のスタータ
モータの出力軸には、ピニオンギヤが進退可能に配設さ
れている。このピニオンギヤは、前記エンジンのクラン
クシャフトに連動するリングギヤに、エンジン始動時に
ソレノイドによって噛合されるようになっている。これ
ら両ギヤが噛合した状態で前記スタータモータが駆動さ
れることで前記エンジンが始動され得るように構成され
ている。また、前記スタータモータの出力軸は、コント
ローラからの信号により断接制御される電磁クラッチを
介してコンプレッサに断接可能に連結されている。エン
ジン始動時には、前記電磁クラッチが切断状態とされ、
前記スタータモータがエンジン始動のみに用いられるよ
うになっている。これにより、エンジン始動時において
前記スタータモータに掛かる負荷を小さくすることがで
きるようになっている。また、前記コンプレッサは、前
記スタータモータと前記エンジンとの接続が解除された
状態において前記電磁クラッチが接続されて前記スター
タモータによって駆動され得るようになっている。これ
により、前記エンジンが停止中であっても空調を行うこ
とができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
成では、エンジン停止中の空調や、エンジン始動時にお
いて前記スタータモータに掛かる負荷の低減を可能にす
る構成として、2つの連結機構が備えられている。すな
わち、前記スタータモータと前記エンジンとを断接可能
に連結するための機構と、該スタータモータと前記コン
プレッサとを断接可能に連結する前記電磁クラッチとの
2つの連結機構が備えられている。つまり、この構成に
おいては、システムの構造の大型化や複雑化が引き起こ
されるという虞がある。
【0005】本発明の目的は、構造を簡単にすることが
できるとともに小型化が可能な車両用空調システムを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、車両の走行のための駆
動力を発生可能なエンジンと、バッテリからの給電によ
って駆動可能なモータを利用して駆動可能な圧縮機とを
備えた車両用空調システムであって、前記モータが前記
エンジンを始動させるエンジンスタータとして機能する
ように構成されるとともに、前記モータの前記エンジン
スタータとしての使用時には、前記圧縮機が、所定の吐
出容量以下となった状態で駆動されるように構成された
ことを要旨とする。
【0007】この発明においては、エンジンが停止状態
からモータによって始動される際には、圧縮機が、所定
の吐出容量以下となった状態で駆動されるように構成さ
れている。そのため、前記エンジンは、前記圧縮機の駆
動のために前記モータに掛かる負荷が所定値以下に低減
された状態において、前記モータによって始動される。
これによれば、例えば、前記モータと前記圧縮機とを断
接可能に連結する機構(例えば、電磁クラッチ)を設け
ることなく、エンジン始動時において前記モータに掛か
る負荷を小さくすることができる。さらにこの発明にお
いては、エンジン始動時において前記モータに掛かる負
荷を小さくすることができるため、該モータに掛かる最
大負荷値を小さくすることが容易になる。さらに、前記
モータに掛かる負荷が小さくなれば、バッテリの寿命の
延長が可能になるとともに、アイドリングストップなど
の前記エンジンの停止中に前記モータが電力不足により
停止するなどの事態が起きにくくなる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記圧縮機の吐出容量が所定容量以下
に低下されるべく制御された後に、前記エンジンが前記
モータによって始動されるように構成されたことを要旨
とする。
【0009】この発明によれば、圧縮機の吐出容量が所
定容量以下に低下されるべく制御されてから、エンジン
がモータによって始動されるようになる。つまり、エン
ジンを始動する際には、エンジン始動開始時の前記圧縮
機の吐出容量の多少に拘わらず、該圧縮機はその吐出容
量が所定容量以下に低下されるべく制御される。したが
って、エンジン始動開始時に、センサ類によって前記圧
縮機の吐出容量を検知し、検知結果が所定容量を超えて
いるときにのみ該吐出容量を所定容量以下に低下させる
構成に比較して、該圧縮機の吐出容量を把握する必要が
なくなるため、その把握のためのセンサ類を設ける必要
がなくなる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記圧縮機には、該圧縮機の吐出容量
を変更するために外部からの制御に基づいて該圧縮機の
制御室の圧力を変更可能な容量制御弁が備えられ、該圧
縮機の吐出容量は、前記モータによって前記エンジンを
始動させるためのスタータ信号と同期して駆動された前
記容量制御弁によって所定容量以下に低下されることを
要旨とする。
【0011】この発明によれば、前記吐出容量を低下さ
せるための容量制御弁の駆動が、前記スタータ信号に基
づき、これに同期して行われるため、エンジン始動時に
おいて、より確実に前記モータに掛かる負荷を小さくす
ることができるようになる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一項に記載の発明において、前記モータ及び前
記圧縮機が動力伝達機構を介して前記エンジンに作動連
結され、前記圧縮機が、前記エンジンの稼動時には同エ
ンジンからの動力伝達によって駆動され、前記エンジン
の停止時には前記モータによって駆動されることを要旨
とする。
【0013】この発明においては、圧縮機はエンジンの
停止時にのみモータによって駆動される。つまり、この
発明は、前記エンジンの稼働時には、前記圧縮機の駆動
のための負荷が前記モータに掛からない構成となってい
る。つまり、前記圧縮機を駆動するための前記バッテリ
の負荷が軽減される。したがって、前記バッテリの寿命
の延長が可能になるとともに、アイドリングストップな
どの前記エンジンの停止中に前記モータが電力不足によ
り停止するなどの事態が起きにくくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態を図1に従って説明する。なお、図1
において図面左方を前方とし、図面右方を後方とする。
【0015】図1は車両用空調システムを示す図であ
る。すなわち、車両の走行駆動源であるエンジン(内燃
機関)Egには、動力伝達機構PTを介してモータとし
てのモータ・ジェネレータMGが作動連結されている。
同エンジンEgには、動力伝達機構PT及びモータ・ジ
ェネレータMGを介して、冷媒循環回路(冷凍サイク
ル)を構成する容量可変型圧縮機としての容量可変型斜
板式圧縮機(以下単に圧縮機とする)CPが作動連結さ
れている。つまり、同圧縮機CPは、モータ・ジェネレ
ータMGよりも動力伝達経路の下流側でエンジンEgに
作動連結されている。
【0016】図1に示すように前記モータ・ジェネレー
タMGは、フロントハウジング41と、その後端に接合
固定されたリヤハウジング42とを備えている。これら
フロントハウジング41及びリヤハウジング42が、モ
ータ・ジェネレータMGのハウジングを構成している。
【0017】前記フロントハウジング41とリヤハウジ
ング42とで囲まれた領域には収容室43が区画されて
いる。同収容室43内には回転軸44が回転可能に支持
されている。同回転軸44は前記動力伝達機構PTを介
してエンジンEgに作動連結されている。
【0018】前記収容室43において回転軸44上に
は、マグネット45が一体回転可能に固定されている。
同収容室43の内周面には、コイル46が巻回されたス
テータコア47が、マグネット45を取り囲むようにし
て複数固定配置されている。
【0019】モータ・ジェネレータ制御装置49はイン
バータ49aを備えている。同インバータ49aは、モ
ータ・ジェネレータMGのコイル46とバッテリ50と
の間の給電経路上に配設されている。そして、制御装置
49は、エンジンEgの稼動時にはモータ・ジェネレー
タMGを発電機として機能させることで、同モータ・ジ
ェネレータMGが生じた交流電力を、インバータ49a
により直流に変換してバッテリ50へ充電する。また、
制御装置49は、エンジンEgの停止時において車室の
冷房が必要とされると、バッテリ50から取り出した直
流電力を、インバータ49aにより交流に変換してモー
タ・ジェネレータMGを給電制御することで、同モータ
・ジェネレータMGを発動機として機能させて圧縮機C
Pを駆動する。従って、エンジンEgの停止状態におい
ても車室の冷房が可能となる。
【0020】図1に示すように前記圧縮機CPは、シリ
ンダブロック1と、その前端に接合固定されたフロント
ハウジング2と、シリンダブロック1の後端に弁形成体
3を介して接合固定されたリヤハウジング4とを備えて
いる。これらシリンダブロック1、フロントハウジング
2及びリヤハウジング4が、圧縮機CPのハウジングを
構成している。圧縮機CPは、フロントハウジング2の
前端を以ってモータ・ジェネレータMGのリヤハウジン
グ42の後端に接合固定されている。
【0021】なお、本実施形態においては、圧縮機CP
のフロントハウジング2と、モータ・ジェネレータMG
のフロントハウジング41及びリヤハウジング42と
は、ボルト48によって共締め固定されている。従っ
て、圧縮機CPとモータ・ジェネレータMGとは、一体
的に構成されているとともに、圧縮機CPのハウジング
は、モータ・ジェネレータMGのハウジングに対して容
易に着脱可能となっている。
【0022】前記シリンダブロック1とフロントハウジ
ング2とで囲まれた領域には制御室としてのクランク室
5が区画されている。同クランク室5内には回転軸6が
回転可能に支持されている。回転軸6においてフロント
ハウジング2から突出する前端部は、モータ・ジェネレ
ータMGの回転軸44の後端部に対し、凹凸嵌合やネジ
止め等の着脱容易な手段を介して、一体回転可能に直結
されている。
【0023】前記クランク室5において回転軸6上に
は、ラグプレート11が一体回転可能に固定されてい
る。クランク室5内には斜板12が収容されている。斜
板12は、回転軸6にスライド移動可能でかつ傾動可能
に支持されている。ヒンジ機構13は、ラグプレート1
1と斜板12との間に介在されている。従って、斜板1
2は、ヒンジ機構13を介したラグプレート11との間
でのヒンジ連結、及び回転軸6の支持により、ラグプレ
ート11及び回転軸6と同期回転可能であるとともに、
回転軸6の軸線L方向へのスライド移動を伴いながら回
転軸6に対し傾動可能となっている。
【0024】複数(図面には一つのみ示す)のシリンダ
ボア1aは、前記シリンダブロック1において回転軸6
を取り囲むようにして貫設形成されている。片頭型のピ
ストン20は、各シリンダボア1aに往復動可能に収容
されている。シリンダボア1aの前後開口は、弁形成体
3及びピストン20によって閉塞されており、このシリ
ンダボア1a内にはピストン20の往復動に応じて体積
変化する圧縮室が区画されている。各ピストン20は、
シュー19を介して斜板12の外周部に係留されてい
る。従って、回転軸6の回転にともなう斜板12の回転
運動が、シュー19を介してピストン20の往復直線運
動に変換される。
【0025】前記弁形成体3とリヤハウジング4との間
には、吸入室21及び吐出室22がそれぞれ区画形成さ
れている。そして、吸入室21の冷媒ガスは、各ピスト
ン20の上死点位置から下死点側への往動により、弁形
成体3に設けられた吸入ポート23及び吸入弁24を介
してシリンダボア1a(圧縮室)に吸入される。シリン
ダボア1aに吸入された冷媒ガスは、ピストン20の下
死点位置から上死点側への復動により所定の圧力にまで
圧縮され、弁形成体3に形成された吐出ポート25及び
吐出弁26を介して吐出室22に吐出される。
【0026】図1に示すように、冷媒循環回路(冷凍サ
イクル)は、上述した圧縮機CPと、同圧縮機CPの吐
出室22と吸入室21とを外部で接続する外部冷媒回路
30とからなっている。外部冷媒回路30は例えば、凝
縮器31、減圧装置としての膨張弁32及び蒸発器33
を備えている。
【0027】図1に示すように前記圧縮機CPにおいて
は、容量制御弁29を用いてクランク室5の内圧を調節
(変更)することにより、斜板12の傾斜角度を、最大
傾斜角(図1に示す状態)とゼロではないゼロ近傍の最
小傾斜角との間の任意の角度に設定可能としている。
【0028】すなわち、前記クランク室5と吸入室21
とは抽気通路27を介して接続されているとともに、吐
出室22とクランク室5とは給気通路28を介して接続
され、同給気通路28上には容量制御弁29が配設され
ている。そして、容量制御弁29が弁体29aの位置つ
まり弁開度を、ソレノイド部29bに対する外部からの
給電量に応じて変更することで、給気通路28を介した
吐出室22からクランク室5への高圧な吐出ガスの導入
量が調節され、抽気通路27を介したクランク室5から
吸入室21へのガス導出量とのバランスから同クランク
室5の内圧が決定される。このクランク室5の内圧の変
更に応じて、ピストン20を介してのクランク室5の内
圧とシリンダボア1aの内圧との差が変更され、斜板1
2の傾斜角度が変更される結果、ピストン20のストロ
ークすなわち吐出容量が調節される。
【0029】例えば、容量制御弁29の開度が小さくさ
れると、クランク室5の内圧が低下され、同クランク室
5の内圧とシリンダボア1aの内圧とのピストン20を
介した差も小さくなって斜板12が傾斜角度増大方向に
傾動し、圧縮機CPの吐出容量は増大される。逆に、容
量制御弁29の開度が大きくされると、クランク室5の
内圧が上昇され、同クランク室5の内圧とシリンダボア
1aの内圧とのピストン20を介した差も大きくなって
斜板12が傾斜角度減少方向に傾動し、圧縮機CPの吐
出容量は減少される。
【0030】容量制御弁29の開度は、外部情報検知手
段35からの外部情報(エアコンスイッチのオン・オフ
情報、車室温度情報及び設定温度情報等)に基づいて、
容量制御装置36により給電制御される。なお、この容
量制御弁29(ソレノイド部29b)の給電制御や、そ
の他図示しない車両の各種電装品の給電にも上述したバ
ッテリ50からの電力が用いられる。
【0031】図1に示すように、ロータ51は、モータ
・ジェネレータMGのフロントハウジング41の前部に
突設されたボス部41aに、アンギュラベアリング52
を介して回転可能に支持されている。ロータ51は、そ
の外周に掛けられたベルト53を介してエンジンEgに
作動連結されている。ハブ54は、回転軸44において
フロントハウジング41外への突出部分に固定されてい
る。アーマチャ55は、ハブ54において板バネ部54
aに支持されている。電磁コイル56は、フロントハウ
ジング41の前部に固定支持されるとともに、ロータ5
1内に配置されている。
【0032】そして、前記電磁コイル56が通電により
励磁されると、その電磁力に基づく吸引力がアーマチャ
55に作用される。従って、アーマチャ55が板バネ部
54aに抗して移動してロータ51の前面に圧接し、ロ
ータ51とアーマチャ55とが接続されて(図1の状
態)、エンジンEgと圧縮機CPとの間の動力伝達が可
能となる。
【0033】この状態から、電磁コイル56への通電が
断たれることにより該電磁コイル56が消磁されると、
アーマチャ55に作用されていた吸引力が消失する。従
って、アーマチャ55が板バネ部54aの付勢力によっ
て移動してロータ51から離間し、ロータ51とアーマ
チャ55との接続が解除されて、エンジンEgと圧縮機
CPとの間の動力伝達は不可能となる。
【0034】なお、ロータ51、ハブ54、アーマチャ
55及び電磁コイル56は、電磁クラッチ57を構成
し、該電磁クラッチ及びベルト53は、動力伝達機構P
Tを構成する。
【0035】本実施形態の車両用空調システムでは、エ
ンジンEgの稼動時には、電磁クラッチ57が接続状態
とされて、同エンジンEgからの動力伝達によりモータ
・ジェネレータMGが駆動されて電力を発生(発電)す
るとともに、圧縮機CPが駆動されて冷媒ガスの圧縮が
行われるようになっている。
【0036】一方、エンジンEgの停止時(アイドリン
グストップ時)には、電磁クラッチ57の接続状態が解
除され、エンジンEgからモータ・ジェネレータMG及
び圧縮機CPへの動力伝達が遮断されるとともに、モー
タ・ジェネレータMGがバッテリ50からの給電によっ
て回転して圧縮機CPが駆動されるようになっている。
【0037】容量制御装置36は、エアコンスイッチが
オフ状態にある等の冷房不要又は車両の急加速時等の冷
房不許可(いわゆる加速カット要求)を検知すると、容
量制御弁29を全開させて圧縮機CPの吐出容量を最小
化する。なお、これはエンジンEgが稼動状態の場合で
あり、同エンジンEgが停止した状態では、モータ・ジ
ェネレータMGの停止により冷房不要要求に対応され
る。
【0038】上述したように、斜板12の最小傾斜角度
はゼロではないため、圧縮機CPの吐出容量が最小化さ
れても、吸入室21からシリンダボア1aへの冷媒ガス
の吸入、及び吸入冷媒ガスの圧縮、並びにシリンダボア
1aから吐出室22への冷媒ガスの吐出は行われる。し
たがって、前記圧縮機CPの内部には、シリンダボア1
a→吐出室22→給気通路28→クランク室5→抽気通
路27→吸入室21→(シリンダボア1a)よりなる循
環回路が形成され、同内部循環回路を冷媒とともに潤滑
油が循環される。
【0039】また、モータ・ジェネレータMGは、エン
ジンEgを停止状態から始動させるエンジンスタータと
して機能するように構成されている。モータ・ジェネレ
ータ制御装置49は、例えば、キー操作などによるエン
ジン始動指令(スタータ信号)を検知すると、電磁クラ
ッチ57が接続された状態でモータ・ジェネレータMG
を回転させ、停止状態にあったエンジンEgを始動させ
るようになっている。
【0040】本実施形態の車両用空調システムでは、モ
ータ・ジェネレータMGの前記エンジンスタータとして
の使用時には、圧縮機CPの吐出容量が所定の容量以下
に低下されるべく制御された後に前記所定の吐出容量以
下となった状態で、該圧縮機CPが駆動されるように構
成されている。前記制御は、例えば、圧縮機CPの回転
軸6がモータ・ジェネレータMGによって回転駆動され
ているときに、容量制御装置36が前記スタータ信号に
同期して容量制御弁29を全開させて圧縮機CPの吐出
容量を最小化するといったものである。
【0041】モータ・ジェネレータ制御装置49は、例
えば、エンジンEg及びモータ・ジェネレータMGが停
止している状態で前記スタータ信号を検知すると、電磁
クラッチ57の接続状態が解除された状態で、モータ・
ジェネレータMGを所定の回転速度で所定時間だけ回転
させる。この回転により、圧縮機CPが駆動されて該圧
縮機CPの吐出室22の圧力が上昇する。容量制御装置
36は、前記スタータ信号に同期して容量制御弁29の
開度が全開になるように該容量制御弁29を駆動する。
これによる吐出室22の高圧ガスのクランク室5への流
入により、該クランク室5の圧力が上昇する。この圧力
上昇により斜板12の傾斜角度が減少し、吐出容量が最
小状態に至らしめられる。この圧縮機CPの吐出容量を
最小化するためのモータ・ジェネレータMGの回転速度
及び回転時間は、実験によって求められ、製品間のバラ
ツキなどを考慮した上で必要充分なものに予め設定され
る。
【0042】この所定回転速度での所定時間のモータ・
ジェネレータMGの回転が終了すると(このときモータ
・ジェネレータMGは停止状態にある)、外部からの制
御により電磁クラッチ57が接続状態とされる。モータ
・ジェネレータ制御装置49は、この電磁クラッチ57
が接続された状態で、モータ・ジェネレータMGを回転
させ、エンジンEgを始動させる。このモータ・ジェネ
レータMGを、回転状態から一旦停止状態とし、電磁ク
ラッチ57が接続された後に再度回転させるようにした
のは、電磁クラッチ57が接続されることで、モータ・
ジェネレータMGに掛かる負荷が該モータ・ジェネレー
タMGの回転中に急激に増加することを防止することを
目的としている。このモータ・ジェネレータMGの回転
中の負荷の急激な増加は、該モータ・ジェネレータMG
の脱調などの原因となるためである。
【0043】また、容量制御装置36は、例えば、アイ
ドリングストップ時においてエアコンスイッチがオン状
態にあって圧縮機CPが駆動されている場合に、前記ス
タータ信号を検知すると、回転軸44の回転を持続させ
たまま、容量制御弁29の開度が全開になるように該容
量制御弁29を駆動する。モータ・ジェネレータ制御装
置49は、容量制御装置36によるこの駆動の開始時点
からの所定時間後、モータ・ジェネレータMGを一旦停
止させる。この所定の時間の長さは、容量制御装置36
による容量制御弁29の前記駆動によって圧縮機CPの
吐出容量が最小化されるために必要充分なものとして、
少なくとも回転軸44の回転速度を考慮した上で実験に
よって求められ予め設定されたものである。つまり、モ
ータ・ジェネレータMGの前記一旦停止時においては、
圧縮機CPの吐出容量が最小化されている。電磁クラッ
チ57は、このモータ・ジェネレータMGが一旦停止さ
れた状態において、外部からの制御により接続状態とさ
れる。モータ・ジェネレータ制御装置49は、この電磁
クラッチ57が接続された状態で、モータ・ジェネレー
タMGを回転させ、エンジンEgを始動させる。
【0044】一方、モータ・ジェネレータ制御装置49
及び容量制御装置36は、アイドリングストップ時にお
いてエアコンスイッチがオフ状態にあってモータ・ジェ
ネレータMGの回転軸44が停止されている場合には、
前述のエンジンEg及びモータ・ジェネレータMGが停
止している状態と同様の動作を行う。つまり、モータ・
ジェネレータMGの回転により圧縮機CPが駆動され吐
出容量が最小化された後、モータ・ジェネレータMGが
一旦停止されて電磁クラッチ57が接続状態とされ、エ
ンジンEgがモータ・ジェネレータMGによって始動さ
れる。
【0045】本実施形態では、以下のような効果を得る
ことができる。 (1) モータ・ジェネレータMGがエンジンスタータ
として機能するように構成されるとともに、モータ・ジ
ェネレータMGの前記エンジンスタータとしての使用時
には、圧縮機CPが、所定の吐出容量以下となった状態
で駆動されるように構成されている。このため、エンジ
ンEgは、圧縮機CPの駆動のためにモータ・ジェネレ
ータMGに掛かる負荷が所定値以下に低減された状態に
おいて、該モータ・ジェネレータMGによって始動され
る。これによれば、例えば、モータ・ジェネレータMG
と圧縮機CPとを断接可能に連結する機構(例えば、電
磁クラッチ)を設けることなく、エンジン始動時におい
てモータ・ジェネレータMGに掛かる負荷を小さくする
ことができる。したがって、車両空調システムの構造を
簡単にすることができるとともに、該システムの小型化
が可能になる。さらに、この構成においては、エンジン
始動時においてモータ・ジェネレータMGに掛かる負荷
を小さくすることができるため、該モータ・ジェネレー
タMGに掛かる最大負荷値を小さくすることが容易にな
る。したがって、モータ・ジェネレータMGの前記エン
ジンスタータとしての使用時に、圧縮機CPが、所定の
吐出容量よりも大きい状態で駆動される構成に比較し
て、モータ・ジェネレータMGの容量を低減することが
容易になる。さらに、モータ・ジェネレータMGに掛か
る負荷が小さくなれば、バッテリ50の寿命の延長が可
能になるとともに、アイドリングストップなどのエンジ
ンEgの停止中にモータ・ジェネレータMGが電力不足
により停止するなどの事態が起きにくくなる。
【0046】(2) 容量制御装置36によって圧縮機
CPの吐出容量が所定容量以下に低下されるべく制御さ
れた後に、エンジンEgがモータ・ジェネレータMGに
よって始動されるように構成されている。つまり、エン
ジンを始動する際には、エンジン始動開始時の圧縮機C
Pの吐出容量の多少に拘わらず、該圧縮機CPはその吐
出容量が所定容量以下に低下されるべく制御される。し
たがって、エンジン始動開始時に、センサ類によって圧
縮機CPの吐出容量を検知し、検知結果が所定容量を超
えているときにのみ該吐出容量を所定容量以下に低下さ
せる構成に比較して、圧縮機CPの吐出容量を把握する
必要がなくなるため、その把握のためのセンサ類を設け
る必要がなくなる。
【0047】(3) 圧縮機CPの吐出容量が、モータ
・ジェネレータMGによってエンジンEgを始動させる
ためのスタータ信号と同期して駆動された容量制御弁2
9によって所定容量以下に低下されるように構成されて
いる。これによれば、前記吐出容量を低下させるための
容量制御弁29の駆動が、前記スタータ信号に基づき、
これに同期して行われるため、エンジン始動時におい
て、より確実にモータ・ジェネレータMGに掛かる負荷
を小さくすることができるようになる。
【0048】(4) 圧縮機CPを、エンジンEgの稼
動時には同エンジンEgからの動力伝達によって駆動
し、エンジンEgの停止時にはモータ・ジェネレータM
Gによって駆動する構成とした。つまり、モータ・ジェ
ネレータMGが、エンジンEgの停止時にのみ圧縮機C
Pを駆動するようにした。したがって、エンジンEgの
稼働時には、圧縮機CPの駆動のための負荷がモータ・
ジェネレータMGに掛からないため、該モータ・ジェネ
レータMGに対する電力供給に関してのバッテリ50の
負荷がさらに低減されるようになる。
【0049】(5) 圧縮機CPとモータ・ジェネレー
タMGとは直列に配置されて一体的に構成されており、
両機器CP,MGの回転軸6,44は同一軸線L上に直
結されて配置されている。したがって、両回転軸6,4
4間の動力伝達のために、例えばベルトやプーリ等を必
要とせず、その構成を簡素化することができる。また、
電磁クラッチ57は、エンジンEg側にではなく、圧縮
機CP及びモータ・ジェネレータMG側に設けられてい
る。そのため、電磁クラッチ57、圧縮機CP及びモー
タ・ジェネレータMGへの電力または電気信号の供給な
どのためのハーネスの共用が容易になる。
【0050】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態を図2に従って説明する。この第2の実施形態
の車両用空調システムは、前記第1の実施形態において
モータ・ジェネレータMGと圧縮機CPとを別体に構成
したものであり、その他の点では第1の実施形態の車両
用空調システムとほぼ同一の構成になっている。したが
って、第1の実施形態と共通する構成部分については図
面上に同一符号を付して重複した説明を省略する。
【0051】図2に示すように、本実施形態の車両用空
調システムのモータ・ジェネレータMGと圧縮機CPと
は別ユニットで構成され、それぞれの回転軸44,6に
は、プーリ61,62が一体回転可能に固定されてい
る。各プーリ61,62は、それぞれプーリ63に対し
て、ベルト64を介して作動連結されている。つまり、
モータ・ジェネレータMGと圧縮機CPとは、動力伝達
的に常時連結された状態になっている。
【0052】プーリ63が固定された回転軸66と、エ
ンジンEgのクランクシャフト67との間には、該回転
軸66と該クランクシャフト67との動力伝達を断接可
能な電磁クラッチ68が設けられている。この電磁クラ
ッチ68は、前記第1の実施形態の電磁クラッチ57の
ようにソレノイドなどを利用して外部からの給電制御な
どにより動力の伝達及び遮断を切り換え可能に構成され
たものである。
【0053】本実施形態の車両用空調システムでは、エ
ンジンEgの稼動時には、電磁クラッチ68が接続状態
とされて、同エンジンEgからの動力伝達によりモータ
・ジェネレータMGが駆動されて電力を発生(発電)す
るとともに、圧縮機CPが駆動されて冷媒ガスの圧縮が
行われるようになっている。
【0054】一方、エンジンEgの停止時(アイドリン
グストップ時)には、電磁クラッチ68の接続状態が解
除され、モータ・ジェネレータMG及び圧縮機CPが動
力伝達的にエンジンEgから遮断されるとともに、モー
タ・ジェネレータMGがバッテリ50からの給電によっ
て回転して圧縮機CPが駆動されるようになっている。
【0055】また、エンジンEgの始動時には、容量制
御装置36によって圧縮機CPの吐出容量が所定値以下
となるように制御され、モータ・ジェネレータMGが一
旦停止された後、電磁クラッチ68が接続状態とされ
て、エンジンEgがモータ・ジェネレータMGによって
始動される。
【0056】なお、本実施形態では、プーリ61,6
2,63、ベルト64、回転軸66及び電磁クラッチ6
8によって動力伝達機構が構成されている。本実施形態
では、第1の実施形態の(1)〜(4)の効果の他に、
以下のような効果を得ることができる。
【0057】(6) モータ・ジェネレータMGと圧縮
機CPとを別ユニットで構成した。これによれば、モー
タ・ジェネレータMGと圧縮機CPとを一体的なユニッ
トとして構成した場合に比較して、各ユニット(MG,
CP)の大きさを小さくすることができ、狭いスペース
に分配することが可能になるなど、配置の自由度が増
す。
【0058】実施の形態は前記に限定されるものではな
く、例えば、以下の様態としてもよい。 ○ 上記各実施形態では、圧縮機CPがエンジンEg及
びモータ・ジェネレータMGによって駆動され得る構成
としたが、モータのみによって駆動される構成としても
よい。この場合、例えば、図3に示すような構成とす
る。この構成では、圧縮機CPとモータ71とは動力伝
達的に常時連結されている。さらに、モータ71とエン
ジンEgとは、電磁クラッチ73によって動力伝達的に
断接可能に連結されている。また、エンジンEgには、
該エンジンEgからの回転動力を受けることによって、
バッテリ50に充電するための電力を発生可能なオルタ
ネータ74が動力伝達的に常時連結されている。オルタ
ネータ74によってバッテリ50に充電された電力は、
モータ制御装置75(インバータ75a)を介してモー
タ71に供給されるようになっている。モータ71は、
この給電により得られた回転力によって、圧縮機CPを
駆動したりエンジンEgを始動したりすることができる
ようになっている。なお、モータ71によって圧縮機C
Pを駆動する際には、外部からの給電制御により電磁ク
ラッチ73が切断状態とされ、モータ71とエンジンE
gとの間の動力伝達は許容されないようになっている。
一方、エンジンEgの始動時には、圧縮機CPの吐出容
量が所定値以下となった状態で、電磁クラッチ73が接
続状態とされて、エンジンEgがモータ71によって始
動されるようになっている。なお、モータ制御装置75
は、エンジンEgの稼働状態に拘わらず、車室の冷房が
必要とされると、バッテリ50から取り出した直流電力
を、インバータ75aにより交流に変換してモータ71
に供給することで、同モータ71を回転させて圧縮機C
Pを駆動する。この構成においても、モータ71と圧縮
機CPとを断接可能に連結する機構(例えば、電磁クラ
ッチ)の省略による車両空調システムの構造の簡略化及
び小型化が可能である。また、エンジン始動時における
モータ71への負荷の低減により、モータ71のエンジ
ンスタータとしての使用時に、圧縮機CPが、所定の吐
出容量よりも大きい状態で駆動される構成に比較して、
モータ71の容量を低減することが容易になる。さら
に、モータ71に掛かる負荷が小さくなれば、バッテリ
50の寿命の延長が可能になるとともに、アイドリング
ストップなどのエンジンEgの停止中にモータ71が電
力不足により停止するなどの事態が起きにくくなる。
【0059】○ 前記両実施形態では、圧縮機CPの吐
出容量が所定容量以下に低下されるべく制御された後に
エンジンEgがモータ・ジェネレータMGによって始動
されるようになっている。しかし、前記吐出容量制御
は、エンジンEgの始動時以外のときに行われるもので
あってもよい。例えば、エンジンEgの停止直前に、該
エンジンEgまたはモータ・ジェネレータMGによって
圧縮機CPを駆動した状態で吐出容量を低下させるよう
にしてもよい。また、エンジンEgの停止後に、モータ
・ジェネレータMGによって圧縮機CPを駆動した状態
で吐出容量を低下させるようにしてもよい。これによれ
ば、このエンジンEgの停止後(且つ前記吐出容量の所
定容量以下への低下後)の該エンジンEgの始動時に
は、圧縮機CPの容量が所定容量以下に低下された状態
で該圧縮機CPがモータ・ジェネレータMGによって駆
動されるようになる。
【0060】○ 圧縮機CPの吐出容量は、スタータ信
号(モータ・ジェネレータMGによってエンジンEgを
始動させるための信号)と同期して制御されなくてもよ
い。例えば、エンジンEgを停止する際にエンジンスト
ップ信号が発せられるように構成し、このエンジンスト
ップ信号に同期して前記吐出容量を制御するようにして
もよい。例えば、エンジンEgの停止直前に、該エンジ
ンEgまたはモータ・ジェネレータMGによって圧縮機
CPを駆動した状態で吐出容量を低下させるようにして
もよい。また、エンジンEgの停止後に、モータ・ジェ
ネレータMGによって圧縮機CPを駆動した状態で吐出
容量を低下させるようにしてもよい。
【0061】○ 圧縮機CPが停止した状態でモータ・
ジェネレータMGによってエンジンEgを始動する際に
は、該圧縮機CPの吐出容量制御のための、容量制御弁
29の駆動と、回転軸6の駆動とは、どちらが先に開始
されてもよい。同時に開始されてもよい。
【0062】○ モータ・ジェネレータMGによってエ
ンジンEgを始動する際には、圧縮機CPの吐出容量が
最小容量になるように制御される必要はない。モータ・
ジェネレータMGの容量や、バッテリ50の容量や寿命
などから許容される範囲内でのモータ・ジェネレータM
Gへの負荷に対応した前記吐出容量であれば、最小容量
よりも大きな容量であってもよい。
【0063】○ 前記両実施形態では、エンジンEgの
始動時においてモータ・ジェネレータMGの停止時に電
磁クラッチ57(または68)を接続状態にするように
したが、モータ・ジェネレータMGを一旦停止させず、
回転中に接続状態にするようにしてもよい。この場合、
モータ・ジェネレータMGの脱調などが発生しないよう
に、電磁クラッチ57(または68)が接続される際
に、モータ・ジェネレータMGへの負荷が急激に増加し
ないようにすればよい。
【0064】○ ピストン20の往復動によって冷媒の
圧縮を行う容量可変型斜板式圧縮機CPに代えて、特開
平11−324930号公報に開示されているような容
量可変スクロール型圧縮機等の回転型圧縮機を採用して
もよい。
【0065】○ 斜板12(カムプレート)が回転軸6
と一体回転する容量可変型斜板式圧縮機CPに代えて、
カムプレートが回転軸に対して相対回転可能に支持され
て揺動するタイプ、例えば、揺動(ワッブル)式圧縮機
を採用してもよい。
【0066】○ 上記第1の実施形態においては、圧縮
機CPがモータ・ジェネレータMGよりも動力伝達経路
の下流側でエンジンEgに作動連結されていた。しか
し、これに限定されるものではなく、圧縮機CPが、モ
ータ・ジェネレータMGよりも動力伝達経路の上流側で
エンジンEgに作動連結される構成であってもよい。つ
まり、例えば、上記第1実施形態において圧縮機CPと
モータ・ジェネレータMGの直列前後関係を反転させて
もよい。
【0067】○ モータ・ジェネレータMGには、圧縮
機CPに加え、これ以外の回転機械が作動連結されてい
てもよい。例えば、ブレーキアシスト装置用の油圧ポン
プや、パワーステアリング装置用の油圧ポンプや、エア
サスペンション装置用のエアポンプや、冷却液の循環に
よりエンジンEgやモータ・ジェネレータMGやバッテ
リ50などの冷却を行うための冷却装置の冷却液循環用
のポンプ等、外部からの回転入力により作動する機械で
あれば何が作動連結されていてもよい。モータ・ジェネ
レータMGに、圧縮機CPに加え、これ以外の回転機械
が作動連結されている場合に、圧縮機CPの駆動が不要
とされるとともにこれ以外の回転機械の駆動が必要とさ
れるときには、圧縮機CPの容量が所定容量以下に低下
された状態で該圧縮機CP以外の回転機械が駆動される
ようにすればなおよい。
【0068】次に、前記実施形態から把握できる請求項
に記載した発明以外の技術的思想について以下に記載す
る。 (1) 前記圧縮機が前記モータのみによって駆動され
る構成とされた請求項1〜4のいずれか一項に記載の車
両用空調システム。
【0069】(2) 前記圧縮機と前記モータとが一体
的に構成されている請求項1〜4及び技術的思想(1)
のいずれか一項に記載の車両用空調システム。 (3) 前記圧縮機と前記モータとが別体に構成されて
いる請求項1〜4及び技術的思想(1)のいずれか一項
に記載の車両用空調システム。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜4に記
載の発明によれば、車両用空調システムにおいて、構造
を簡単にすることができるとともに小型化が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の車両用空調システムの概要を
示す断面図。
【図2】第2の実施形態の車両用空調システムの概要を
示す構成図。
【図3】別例の車両用空調システムの概要を示す構成
図。
【符号の説明】
5…制御室としてのクランク室、29…容量制御弁、5
0…バッテリ、CP…圧縮機としての容量可変型斜板式
圧縮機、Eg…エンジン、MG…モータ(エンジンスタ
ータ)としてのモータ・ジェネレータ、PT…動力伝達
機構。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行のための駆動力を発生可能な
    エンジンと、バッテリからの給電によって駆動可能なモ
    ータを利用して駆動可能な圧縮機とを備えた車両用空調
    システムであって、 前記モータが前記エンジンを始動させるエンジンスター
    タとして機能するように構成されるとともに、前記モー
    タの前記エンジンスタータとしての使用時には、前記圧
    縮機が、所定の吐出容量以下となった状態で駆動される
    ように構成された車両用空調システム。
  2. 【請求項2】 前記圧縮機の吐出容量が所定容量以下に
    低下されるべく制御された後に、前記エンジンが前記モ
    ータによって始動されるように構成された請求項1に記
    載の車両用空調システム。
  3. 【請求項3】 前記圧縮機には、該圧縮機の吐出容量を
    変更するために外部からの制御に基づいて該圧縮機の制
    御室の圧力を変更可能な容量制御弁が備えられ、該圧縮
    機の吐出容量は、前記モータによって前記エンジンを始
    動させるためのスタータ信号と同期して駆動された前記
    容量制御弁によって所定容量以下に低下される請求項2
    に記載の車両用空調システム。
  4. 【請求項4】 前記モータ及び前記圧縮機が動力伝達機
    構を介して前記エンジンに作動連結され、前記圧縮機
    が、前記エンジンの稼動時には同エンジンからの動力伝
    達によって駆動され、前記エンジンの停止時には前記モ
    ータによって駆動される請求項1〜3のいずれか一項に
    記載の車両用空調システム。
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