JP2000230482A - ハイブリッドコンプレッサの制御装置 - Google Patents

ハイブリッドコンプレッサの制御装置

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JP2000230482A
JP2000230482A JP11130588A JP13058899A JP2000230482A JP 2000230482 A JP2000230482 A JP 2000230482A JP 11130588 A JP11130588 A JP 11130588A JP 13058899 A JP13058899 A JP 13058899A JP 2000230482 A JP2000230482 A JP 2000230482A
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motor
control device
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swash plate
hybrid
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JP11130588A
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Masahiro Iguchi
正博 井口
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Calsonic Kansei Corp
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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリのみにより圧縮部をモータ駆動する
ときでも、消費電力が大幅に低減できる実用性のあるハ
イブリッドコンプレッサの制御装置を提供する。 【解決手段】 バッテリBにより駆動されるモータMか
らの駆動力と、エンジンEから電磁クラッチ4を介して
伝達される駆動力との2つの駆動源からの駆動力により
圧縮部2が駆動されるように構成され、前記電磁クラッ
チ4の断続を制御するとともに前記バッテリBからモー
タMへの給電を制御するようにしたハイブリッドコンプ
レッサの制御装置において、前記電磁クラッチ4をオフ
した状態で、前記圧縮部2をモータ起動するとき、当該
圧縮部2の冷媒圧縮容量が低減するようにしたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンとモータ
により選択的に駆動されるハイブリッドコンプレッサの
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の車両用空気調和装置、特に、冷凍
車、活魚搬送車あるいはハイブリッド車等に搭載される
車両用空気調和装置は、エンジンとモータにより選択的
に駆動されるハイブリッドコンプレッサを有している
(例えば、実開平6−87678号公報等参照)。
【0003】このハイブリッドコンプレッサ1は、例え
ば、図5に示すように、圧縮部2とモータ3が1つのケ
ース内に一体的に設けられ、モータにより直接作動され
るとともに、エンジンEによりベルトV及び電磁クラッ
チ4等を介して作動されるようになっている(例えば、
実開平4−16469号公報等参照)。
【0004】なお、車両用空気調和装置は、一般的に
は、前記コンプレッサ1に、コンデンサ5、リキッドタ
ンク6、膨張弁7及びエバポレータ8等が接続され、全
体として冷凍サイクルが構成されている。そして、エバ
ポレータ8の温度が所定温度になると、制御装置Cによ
りエンジンEとハイブリッドコンプレッサ1とを連結し
ている電磁クラッチ4を断状態(「オフ状態」)とし、
バッテリBからのモータ3への給電も停止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、バッテリB
のみにより圧縮部2をモータ駆動することは、バッテリ
Bの充電容量に限界があることから、長時間の運転は好
ましくない。
【0006】特に、バッテリBにより圧縮部2をモータ
駆動する場合の初期作動は、多量の電力を消費するの
で、頻繁に行うことは避けることが好ましい。
【0007】近年、環境保護の観点から、アイドリング
時にはエンジンEを停止する、いわゆるアイドルストッ
プ車が提案されている。このアイドルストップ車に搭載
された車両用空気調和装置おいても、バッテリBによる
圧縮部2のモータ駆動は前記一般の車両と同様避けるこ
とが好ましい。
【0008】ところが、このアイドルストップ車では、
走行中車両が停止するとエンジンEも停止するので、車
両に搭載されている車両用空気調和装置も運転が停止さ
れることになる。
【0009】このため、例えば、冷房運転しているとき
にエンジンEが停止すると、冷房運転も停止し、車室内
の温度が上昇することから、一時的にバッテリBのみに
より圧縮部2をモータ駆動し、冷房運転を継続すること
もある。
【0010】このようにエンジンの停止と始動が頻繁に
繰り返されると、バッテリBの電力消費は著しく、実用
上大きな問題となる。
【0011】また、最近では、パラレル方式のハイブリ
ッド車が使用されるようになっている。このパラレルハ
イブリッド車は、図6に示すように、車両走行用の駆動
源としてエンジンEとメインモータM1 とを有してい
る。なお、図中「I」はインバータ、「D」は変速機、
「T」はタイヤである。
【0012】このエンジンEとメインモータM1 は、こ
れら駆動源の状況に応じて使い分けられるが、一般的に
は、車速により適宜選択的に使用される。
【0013】車速が30Km/h以下の場合には、駆動
源はメインモータM1 であり、車速が30Km/h以上
の場合には、エンジンEが使用される。これは、エンジ
ンEとメインモータM1 の動力特性を考慮してに基づく
もので、エンジンEは、高負荷状態では効率が良いが、
低負荷状態では効率が低下し、メインモータM1 は逆に
低負荷状態では効率が良いが、高負荷状態では効率が低
下するからである。
【0014】ところが、このパラレルハイブリッド車
も、エンジンEとメインモータM1 を選択的に使用する
関係上、前述したアイドルストップ車と同様の問題があ
る。
【0015】つまり、このパラレルハイブリッド車が、
エンジンEを駆動源として走行しているとき、走行速度
が30Km/h以下の低速走行になると、駆動源がメイ
ンモータM1 に切り替わるが、このとき、コンプレッサ
1の駆動にはバッテリBの電源が使用される。この切り
替わり時に、コンプレッサ1をメインモータM1 により
始動すると、バッテリBは大きな電力消費を強いられる
ことになる。
【0016】また、この低速走行中に、コンプレッサ1
が頻繁にオン−オフするときも、バッテリBの電力消費
は大きなものとなる。
【0017】本発明は、このような従来技術の課題に鑑
みてなされたものであり、バッテリのみにより圧縮部を
モータ駆動するときでも、消費電力が大幅に低減できる
実用性のあるハイブリッドコンプレッサの制御装置を提
供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記す
る手段により達成される。
【0019】(1) バッテリにより駆動されるモータ
からの駆動力と、エンジンから電磁クラッチを介して伝
達される駆動力との2つの駆動源からの駆動力により圧
縮部が駆動されるように構成され、前記電磁クラッチの
断続を制御するとともに前記バッテリからモータへの給
電を制御するようにしたハイブリッドコンプレッサの制
御装置において、前記電磁クラッチをオフした状態で、
前記圧縮部をモータ起動するとき、当該圧縮部の冷媒圧
縮容量が低減するようにしたことを特徴とするハイブリ
ッドコンプレッサの制御装置。
【0020】(2) 前記圧縮部は、斜板の回転運動に
よりピストンを往復動させるようにした容量可変斜板式
のものであり、前記ピストン前後に加わる圧力を調節す
ることにより前記斜板(21)の傾斜角度を制御する制御部
材を有することを特徴とするハイブリッドコンプレッサ
の制御装置。
【0021】(3) 前記制御部材は、前記モータの負
荷を検出し前記斜板の傾斜角度を調節するようにしたこ
とを特徴とするハイブリッドコンプレッサの制御装置。
【0022】(4) 前記制御部材は、前記ハイブリッ
ドコンプレッサが組み込まれた車両用空気調和装置のエ
バポレータに加わる熱負荷を検出し前記斜板の傾斜角度
を調節するようにしたことを特徴とするハイブリッドコ
ンプレッサの制御装置。
【0023】(5) 前記制御部材は、前記ハイブリッ
ドコンプレッサが組み込まれた車両用空気調和装置から
車室内に吹き出される吹出空気の温度を検出し前記斜板
の傾斜角度を調節するようにしたことを特徴とするハイ
ブリッドコンプレッサの制御装置。
【0024】(6)前記圧縮部は、前記エンジンと、バ
ッテリにより駆動される走行用のメインモータという2
つの駆動源を有するハイブリッド車に搭載されたもので
あってかつ当該圧縮部を駆動するサブモータを有し、前
記エンジンからメインモータに切り替わる前に、前記エ
ンジンにより回転されている前記圧縮部の回転軸を前記
サブモータによって回転させるようにしたことを特徴と
するハイブリッドコンプレッサの制御装置。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0026】図1は本発明に係るハイブリッドコンプレ
ッサの制御装置の概略説明図、図2は同制御装置の制御
状態を示すフローチャート、図3は一般的なモータ効率
等を示すグラフ、図4は本発明の他の実施の形態を示す
概略説明図であり、図5に示す部材と共通する部材には
同一符号を付し、一部説明を省略する。
【0027】まず、ハイブリッドコンプレッサについて
概説する。図1に示すように、当該ハイブリッドコンプ
レッサ10は、中央仕切壁12aにより左右に区画され
た密閉ケース12の右半部のケース12R 内に圧縮部2
が、左半部のケース12L 内にサブモータM2 が設けら
れ、このサブモータM2 の端部に設けられたプーリ40
に電磁クラッチ4が取り付けられ、プーリ40に卷回さ
れたベルトVを介してエンジンEからの動力が伝達され
るようになっている。ここに、コンプレッサ10を駆動
するモータは、ハイブリッド車の駆動走行用のメインモ
ータM1 に対して「サブモータ」と称する。
【0028】また、バッテリBからの電力がサブモータ
M2 及び電磁クラッチ4に給電されるようになっている
が、ここに設けられた制御装置CによりサブモータM2
への給電量が制御されたり、前記電磁クラッチ4を断続
する制御信号が出力され、サブモータM2 とエンジンE
という両駆動源により前記圧縮部2が選択的に駆動され
るようになっている。
【0029】さらに詳述する。前記圧縮部2は、密閉ケ
ース12R の一部を構成するシリンダ14を有し、この
シリンダ14に開設された複数個のボア15内にそれぞ
れピストン16が摺動自在に設けられている。各ピスト
ン16はピストンロッド17を介して非回転のウォブル
板18と連結され、ウォブル板18は軸受19,20を
介して斜板21に支持されており、当該斜板21の回転
により前記ピストン16が往復直線動するようになって
いる。
【0030】斜板21は、背面側にリンク21aが突設
され、このリンク21aと、密閉ケース12R の中心部
分を貫通して伸延されている第1回転軸11aより半径
方向に突出された突出部22の先端が、ピン23を介し
て連結されており、第1回転軸11aの回転によりリン
ク21a及びピン23を介して回転されるようになって
いる。
【0031】第1回転軸11aは、右端が前記シリンダ
14の中心部分に軸受J1 により、その左端部位が前記
中央仕切壁12aに設けられた軸受J2 によりそれぞれ
回転可能に支持され、左端部が後述するロータ32の中
心孔32a内に嵌挿されているが、この第1回転軸11
aの左端は、後述する端板34と連結されているので、
この端板34を介してロータ32の回転が第1回転軸1
1aに直接伝達されるようになっている。
【0032】なお、実施の形態の圧縮部2は、ピストン
16の往復動ストロークを調節して吐出冷媒量を変化さ
せる容量可変斜板式のものであるため、密閉ケース12
の右端側外部には、斜板21の傾斜状態を調節する制御
弁13が設けられている。
【0033】前記サブモータM2 は、前記密閉ケース1
2L 内に多数積層された磁性板よりなるステータ33が
収納され、このステータ33内には、鉄芯のロータ32
が小許の間隙S1 を介して設けられている。このステー
タ33は、導線Lにより後述する制御装置Cを介してバ
ッテリBと接続されている。
【0034】当該サブモータM2 は、いわゆるリアクタ
ンスモータの如きブラシレスでかつセンサレスのモータ
であるが、このようにブラシレスとしたのは、圧縮部2
内で圧縮される冷媒の一部を、当該サブモータM2 内に
も流しサブモータM2 の冷却を行なうことが容易にで
き、メンテナンスフリーとなるからであり、また、セン
サレスとしたのは、制御装置Cと接続する線材が少なく
てすみ、しかもエンジン等からのノイズの影響を排除で
き、運転状態が安定するからである。
【0035】前記ロータ32は、軸方向両端にそれぞれ
支持板34,35が固着されている。この支持板34
は、第1回転軸11aの中央仕切壁12aより突出した
突出部分と連結され、他方の支持板35は、第1回転軸
11aと同軸的に設けられた第2回転軸11bの内端部
と連結されている。なお、この連結手段としては、スプ
ライン嵌合を行なうことが好ましい。
【0036】このようにロータ32の軸方向両端に設け
た支持板34,35の中心孔34a,35aに、別体に
構成された第1回転軸11aと第2回転軸11bの端部
を嵌挿することにより連結すれば、電磁クラッチ4、サ
ブモータM2 及び圧縮部2を同一軸線上に直列に配置す
るとき、組付時に軸心を出しやすく、しかもサブモータ
M2 の全長が異なるものを製造する場合も他の部分を変
更することはなく、製造が容易でコスト的に極めて有利
となる。また両回転軸11a,11bの中間を省略する
ことにより軽量化を図ることができるという利点もあ
る。
【0037】この第2回転軸11bは、密閉ケース12
の端部に形成された減径突部12bに軸受J3 により回
転可能に支持され、この減径突部12bの外周面には軸
受J4 を介してプーリ40が回転自在に設けられてい
る。
【0038】このプーリ40は、内リング41と外リン
グ42とからなる2重リング構造をしており、この内リ
ング41は、前記軸受J4 により回転可能に支持され、
外リング42には、溝部44が形成されている。そし
て、この溝部44にはベルトVが嵌合するように取り付
けられ、このベルトVによりエンジンEからの動力が伝
達されるようになっている。
【0039】両リング41,42の間は中空部43とさ
れているが、この中空部43内には、両リング41,4
2間に小許の間隙S2 を隔てて電磁クラッチ4のマグネ
ット部51が設けられている。このマグネット部51
は、支持板52を介して前記減径突部12bの基部に支
持されているが、電気的には導線Lにより制御装置C及
びバッテリBと直列的に接続されている。
【0040】このマグネット部51は、バッテリBから
の給電を受けて第2回転軸11bの端部に取り付けられ
たクラッチ板54を吸着することにより、プーリ40の
回転を第2回転軸11bに伝達するようになっている。
【0041】つまり、クラッチ板54は、第2回転軸1
1bの端部にセンターボルト55により取り付けられた
基部54aと、この基部54aと板ばね54bを介して
連結された吸着板54cとから構成され、前記マグネッ
ト部51が励磁され吸着板54cをマグネット部側に引
くことにより吸着板54cの一部が両リング41,42
に圧着され、両リング41,42の回転力を第2回転軸
11bに伝達するようになっている。
【0042】特に、本実施の形態に係る制御装置Cは、
エバポレータ8に取り付けられた温度センサからの信号
により電磁クラッチ4を断続する制御信号を出力するの
みでなく、サブモータM2 による圧縮部2の初期駆動の
消費電力を大幅に低減する制御も行なうようになってい
る。
【0043】つまり、例えば、アイドルストップ車の場
合には、エンジンEが停止される時点を予測し、この時
点に至る所定時間(例えば、数秒〜数十秒)前から予め
制御部材13を作動して、圧縮部2の斜板21を立て、
サブモータM2 による圧縮部2の初期起動を容易にし、
消費電力を低減するようにしている。
【0044】このエンジンEが停止される時点の予測
は、例えば、車速値、エンジン回転数、サイドブレーキ
状態、ウインカーの状態あるいはトランスミッションの
レバーの設定位置等のような車両の作動あるいは制御状
態に基づいて行なうようにすれば、簡単な構成で予測可
能である。
【0045】また、パラレルハイブリッド車の場合に
は、車速が、例えば、30Km/hになると、駆動源が
メインモータM1 からエンジンEに、あるいはエンジン
EからメインモータM1 に切り替わるので、この30K
m/hという車速を感知して、当該車速に至る所定時間
(例えば、数秒〜数十秒)前から圧縮部2を駆動状態と
する。
【0046】特に、このパラレルハイブリッド車の場合
は、減速して30Km/hになる場合が問題となる。つ
まり、所定の速度から減速する場合に、駆動源がエンジ
ンEからメインモータM1 に切り替わると、コンプレッ
サの駆動源もエンジンEからメインモータM1 が使用さ
れ、バッテリに思わぬ負荷を掛けることになる。
【0047】このため、エンジンEが切り替わる時点を
予測し、この時点に至る前から予めサブモータM2 を稼
働状態とし、一時的に両駆動源を併用して圧縮部2を駆
動し、圧縮部2の初期駆動をエンジンEにより補助する
ようにしている。
【0048】ただし、このパラレルハイブリッド車の場
合も、例えば、車速値のみでなく、エンジン回転数、サ
イドブレーキ状態、ウインカーの状態あるいはトランス
ミッションのレバーの設定位置等のような車両の作動あ
るいは制御状態に基づいて、駆動源が切り替わる時点を
予測するようにしてもよい。
【0049】次に、実施の形態の作用を説明する。
【0050】例えば、夏季等のように外気温度が高い場
合には、エアコンスイッチをオンして、冷房運転を行な
う。この場合は、制御装置Cによりマグネット部51を
励磁し、プーリ40と第2回転軸11bとを機械的に連
結することによりエンジンEの回転を、ベルトV、プー
リ40、第2回転軸11b、ロータ部32及び第1回転
軸11aを介して圧縮部2に伝達し、コンプレッサ10
を回転する。
【0051】この第1回転軸11aの回転により斜板2
1が作動し、ピストンロッド17を介してピストン16
を往復動させ、冷媒を圧縮する。
【0052】この冷媒は、通常の冷房運転に供される
が、一部は、圧縮部2より中央仕切壁12aに形成され
た通路や軸受J2 を通ってサブモータM2 内に入り、当
該サブモータM2 を冷却する。
【0053】ここにおいて、例えば、アイドルストップ
車の場合には、車両が停止するとエンジンEも停止する
が、本実施の形態では、制御装置Cにより制御弁13を
制御し、当該圧縮部2の冷媒圧縮容量を調節し、圧縮部
2をモータ駆動するときの消費電力を大幅に低減するよ
うにしている。
【0054】つまり、図2に示すように、車速値又はト
ランスミッションのレバーの設定位置等、車両自体の作
動状態あるいは制御状態に基づいて車両のエンジンEが
アイドルストップすることを事前に予知する(ステップ
1)。
【0055】例えば、車速センサが5Km/hを感知し
たときあるいはトランスミッションのレバーがDレンジ
からNレンジに設定されたときには、車両は数秒〜数十
秒後に停止すると予測されることから、これによりアイ
ドルストップ直前の状態であると判断できる。アイドル
ストップが予知されない場合には、通常の冷房運転が継
続的に行われる。
【0056】また、パラレルハイブリッド車の場合は、
車速が高速から、例えば、30Km/hまで低下してく
ると、駆動源がエンジンEからメインモータM1 に切り
替わるので、この車速を事前に感知する。
【0057】前記アイドルストップ時点あるいは駆動源
の切り替わる時点が予知されると、直ちに制御装置Cに
より制御弁13を制御し、圧縮部2の斜板21をディス
トロークする(ステップ2)。圧縮部2の斜板21が傾
斜した状態で回転すると、起動時のトルク負荷が大きい
ので、予め斜板21を立った状態(ディストロークの状
態)として起動時のトルク負荷を極力少なくする。
【0058】このディストロークは、制御弁13を外部
からコントロールし、ピストン16の前面側であるシリ
ンダ室側に加わる圧力(シリンダ内圧)よりも、ピスト
ン16の後面側であるクランク室側に加わる圧力(クラ
ンク内圧)を大きくすることにより行う。
【0059】斜板21がディストロークされると、サブ
モータM2 のステータ33にバッテリBから給電し、サ
ブモータM2 を起動する(ステップ3)。
【0060】このサブモータM2 は、ブラシレスでかつ
センサレスのモータであることから給電しても当該サブ
モータM2 が確実に回転しているか否か不明なことがあ
る。このため、本実施形態ではエンジンEを数秒〜数十
秒間一定回転させ、極性変換等が正常に行なわれ、正常
な回転に移行したか否か判断する(ステップ4)。な
お、サブモータM2 が正常回転に移行しないならば、再
度ステップ3に戻り、サブモータM2 を再起動する。
【0061】サブモータM2 が正常回転に移行すると、
電磁クラッチ4を「オフ」する(ステップ5)。この時
点で、アイドルストップ車ではアイドルストップ機能が
作動し、パラレルハイブリッド車では駆動源が切り換わ
り、エンジンEを停止し(ステップ6)、サブモータM
2 のみによる圧縮部2の駆動を開始する。
【0062】ただし、サブモータM2 に加わるトルク負
荷が大きいと消費電力も大きくなり、また、真夏の昼間
のような高熱負荷時に圧縮部を長時間モータ駆動するこ
とも消費電力が大きくなり好ましくないことから、本実
施の形態では、サブモータM2 の状態、特にトルク負荷
が所定値を越えるか否かを検知している(ステップ
7)。
【0063】なお、このサブモータM2 の状態を検知す
るには、前記トルク負荷の検知のみでなく、サブモータ
M2 の回転数、電流等を測定することにより行なっても
良い。
【0064】ここにおいて、一般にモータは、図3のa
線で示されるようなモータ効率(Ef)を示すことから、
これのピークに対応するようにb線から電流値(I)
を、c線から出力(Po)を、d線から回転数(N)を
適宜設定すれば、効率よく運転できる。
【0065】例えば、モータ効率(Ef)のピーク値であ
る65%程度の効率が得られるようにするには、電流値
(I)は13.2A、出力(Po)は500W、回転数
(N)は4300rpmとすることが好ましい。
【0066】サブモータM2 のトルク負荷が所定値を越
えると、斜板21をディストロークしてトルク負荷の軽
減を図り(ステップ8)、前記トルク負荷が所定値を越
えないときは、通常の冷房運転を継続する。
【0067】この運転中に、外的条件あるいは車室内の
状態が変化すると、これに対応して圧縮部2のトルク負
荷も変化し、サブモータM2 に負荷が掛かる虞れがある
ので、本実施の形態では、これを未然に防止するため
に、圧縮部2の負荷が所定値以上か否かもをここで検知
している(ステップ9)。
【0068】ただし、この圧縮部2の状態は、圧縮部2
の負荷を直接検知することにより行なうのみでなく、冷
房サイクルに加わる熱負荷状態あるいは車室内の吹出空
気の温度を検知することにより、あるいはこれらのうち
複数のものを検知することによりサブモータM2 に過負
荷が掛かる事態を未然に防止しても良い。
【0069】また、場合によっては、圧縮部2から吐出
される冷媒の吐出圧力、圧縮部2が吸入する冷媒の吸入
圧力、室内温度、日射量あるいはファンモータの入力電
圧等から判断することも可能である。
【0070】このようにすれば、サブモータM2 に過負
荷が掛からないのみでなく、このサブモータM2 自体も
不必要に大型化することもなく、小型のモータの使用で
良いことになるので、スペース的にもコスト的にも有利
となる。
【0071】前記熱負荷あるいはトルク負荷等が設定値
を越えると、圧縮部2をモータ駆動することは好ましく
ないので、直ちにエンジンEにより圧縮部2を駆動させ
るように、エンジンEを再始動する(ステップ10)。
そして、電磁クラッチを「オン」し(ステップ11)、
サブモータM2 への給電を停止し、サブモータM2 の回
転を停止する(ステップ12)。
【0072】このように、本実施の形態では、圧縮部を
モータ駆動するとき、圧縮部に設けられた制御部材によ
り当該圧縮部の冷媒圧縮容量を調節するので、エンジン
停止時の冷力が保持できるのみでなく、サブモータM2
の駆動を省電力で行なうことができ、またサブモータM
2 自体も小型化できる。
【0073】また、制御部材が、サブモータM2 の負
荷、エバポレータに加わる熱負荷、車両用空気調和装置
の吹出空気の温度等の検出により斜板の傾斜角度を調節
するようにしたので、これによってもサブモータM2 の
駆動を省電力で行なうことができることになる。
【0074】本発明は、上述した実施の形態のみに限定
されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改
変することができる。前記実施の形態では、メインモー
タM1 とサブモータM2 を区別して説明したが、本発明
は、必ずしもこれらを区別して使用することはなく、圧
縮部2の冷媒圧縮状態が調節できればよい。
【0075】前記実施の形態は、圧縮部2を冷媒の圧縮
容量が調節可能とされた容量可変斜板式のものを使用し
たが、本発明は、これのみでなく、駆動するときのトル
ク負荷を軽減できる手段を有するものであれば、通常の
斜板式のものあるいはロータリ式のもの等でもよい。
【0076】つまり、本実施の形態は、容量可変式コン
プレッサを使用し、圧縮部のトルク負荷を軽減する場合
には、斜板21の傾斜状態を変えているが、固定斜板式
のものあるいはロータリ式のものでも、圧縮時の冷媒を
吐出側に逃がすなどの手段を設け、トルクを軽減するよ
うにしもよい。ただ、これら固定斜板式あるいはロータ
リ式のものは、冷媒の圧縮容量の調節を行なうには複雑
な構成となるので、前記容量可変斜板式のものを使用す
ることが好ましい。
【0077】前記実施の形態のサブモータM2 は、メン
テナンスフリーや、冷却容易性からブラシレスであって
センサレスのものを使用しているが、本発明はこれのみ
でなく、ブラシレスであってセンサを有するもの、ブラ
シもセンサも有するモータであっても良い。
【0078】前記実施の形態に係る車両用空気調和装置
は、通常の冷凍サイクルにハイブリッドコンプレッサを
組み込んだものであるが、これのみでなく、いわゆるヒ
ートポンプ式の冷凍サイクルにハイブリッドコンプレッ
サを組み込んでも良い。
【0079】前記実施の形態は、圧縮部2とサブモータ
M2 を密閉ケース12に一体的に組み込み、端部に電磁
クラッチ4を取り付け、圧縮部2、サブモータM2 及び
電磁クラッチ4を一直線に直列に連結したものである
が、本発明は、これのみでなく、図4に示すように、圧
縮部2とサブモータM2 を別体とし、電磁クラッチ4に
よりサブモータM2 とエンジンEとを選択的に使用する
ようにしたものであってもよい。
【0080】前記実施の形態では、パラレル式ハイブリ
ッド車は、駆動源の切り換えの車速が30Km/hであ
るが、この速度は、10Km/h,20Km/h,40
Km/h,50Km/h,60Km/hなど適宜選択す
ることができるものであることは言うまでもない。
【0081】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明では、モ
ータのみにより圧縮部を駆動するとき、圧縮部に設けら
れた制御部材により当該圧縮部の冷媒圧縮容量を調節し
ているので、エンジン停止時の冷力が保持できるのみで
なく、モータの駆動を省電力で行なうことができ、また
モータ自体も小型化でき、スペース的にもコスト的にも
有利となる。
【0082】請求項2の発明では、圧縮部を容量可変斜
板式としたので、モータのみにより圧縮部を駆動すると
き、当該圧縮部の冷媒圧縮容量の調節が簡単にできる。
【0083】請求項3,4,5の発明では、制御部材
が、モータの負荷、エバポレータに加わる熱負荷、車両
用空気調和装置の吹出空気の温度等の検出により斜板の
傾斜角度を調節するようにしたので、これによってもモ
ータの省電化、小型化ができ、スペース的にもコスト的
にも有利となる。
【0084】請求項6の発明では、本発明をハイブリッ
ド車に適用したので、駆動源が切り替わってもある程度
消費電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す概略説明図であ
る。
【図2】 制御装置の制御状態を示すフローチャートで
ある。
【図3】 一般的なモータ効率等を示すグラフである。
【図4】 本発明の他の実施の形態を示す概略説明図で
ある。
【図5】 従来のハイブリッドコンプレッサを示す概略
説明図である。
【図6】 従来のハイブリッド車を示す概略説明図であ
る。
【符号の説明】
2…圧縮部、 4…電磁クラッチ、 11…回転軸、 13…制御部材、 21…斜板、 32…ロータ、 B…バッテリ、 C…制御装置、 E…エンジン、 M…モータ、 M1 …メインモータ、 M2 …サブモータ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ(B) により駆動されるモータ
    (M)からの駆動力と、エンジン(E) から電磁クラッチ
    (4)を介して伝達される駆動力との2つの駆動源からの
    駆動力により圧縮部(2)が駆動されるように構成され、
    前記電磁クラッチ(4)の断続を制御するとともに前記バ
    ッテリ(B) からモータ(M)への給電を制御するようにし
    たハイブリッドコンプレッサの制御装置において、 前記電磁クラッチ(4)をオフした状態で、前記圧縮部
    (2)をモータ起動するとき、当該圧縮部(2)の冷媒圧縮
    容量が低減するようにしたことを特徴とするハイブリッ
    ドコンプレッサの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記圧縮部(2)は、斜板(21)の回転運動
    によりピストン(16)を往復動させるようにした容量可変
    斜板式のものであり、前記ピストン(16)前後に加わる圧
    力を調節することにより前記斜板(21)の傾斜角度を制御
    する制御部材(13)を有することを特徴とする請求項1に
    記載のハイブリッドコンプレッサの制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部材(13)は、前記モータ(M)の
    負荷を検出し前記斜板(21)の傾斜角度を調節するように
    したことを特徴とする請求項2に記載のハイブリッドコ
    ンプレッサの制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部材(13)は、前記ハイブリッド
    コンプレッサが組み込まれた車両用空気調和装置のエバ
    ポレータに加わる熱負荷を検出し前記斜板(21)の傾斜角
    度を調節するようにしたことを特徴とする請求項2に記
    載のハイブリッドコンプレッサの制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部材(13)は、前記ハイブリッド
    コンプレッサが組み込まれた車両用空気調和装置から車
    室内に吹き出される吹出空気の温度を検出し前記斜板(2
    1)の傾斜角度を調節するようにしたことを特徴とする請
    求項2に記載のハイブリッドコンプレッサの制御装置。
  6. 【請求項6】 前記圧縮部(2)は、前記エンジン(E)
    と、バッテリ(B)により駆動される走行用のメインモー
    タ(M1)という2つの駆動源を有するハイブリッド車に搭
    載されたものであってかつ当該圧縮部(2)を駆動するサ
    ブモータ(M2)を有し、前記エンジン(E)からメインモー
    タ(M1)に切り替わる前に、前記エンジン(E) により回転
    されている前記圧縮部(2)の回転軸(11)を前記サブモー
    タ(M2)によって回転させるようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載のハイブリッドコンプレッサの制御装
    置。
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