JP2002174172A - 回転機械ユニット - Google Patents

回転機械ユニット

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JP2002174172A
JP2002174172A JP2000369650A JP2000369650A JP2002174172A JP 2002174172 A JP2002174172 A JP 2002174172A JP 2000369650 A JP2000369650 A JP 2000369650A JP 2000369650 A JP2000369650 A JP 2000369650A JP 2002174172 A JP2002174172 A JP 2002174172A
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rotary
rotary machine
rotating
motor
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JP2000369650A
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Takeshi Mizufuji
健 水藤
Kazuya Kimura
一哉 木村
Masahiro Kawaguchi
真広 川口
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Toyota Industries Corp
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Toyota Industries Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/0873Component parts, e.g. sealings; Manufacturing or assembly thereof
    • F04B27/0895Component parts, e.g. sealings; Manufacturing or assembly thereof driving means

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転軸の軸線方向へ小型化することが可能な回
転機械ユニットを提供すること。 【解決手段】モータ・ジェネレータMGは、圧縮機ハウ
ジングの外周側において回転軸6と同軸位置に配設され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両エンジ
ンの補機として用いられる、回転機械とモータ及び/又
はジェネレータとからなる回転機械ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の回転機械ユニットとしては、例
えば実開平6−87678号公報に開示されたものが存
在する。すなわち、同公報の回転機械ユニットは、空調
装置の冷凍サイクルを構成する冷媒圧縮機とモータ・ジ
ェネレータとを備えている。そして、エンジンの稼動時
には、同エンジンからの動力伝達によって圧縮機が駆動
されるとともにモータ・ジェネレータが駆動されて発電
が行われる。また、エンジンの停止時には、モータ・ジ
ェネレータが外部からの給電によって発動して圧縮機が
駆動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記公報の
回転機械ユニットにおいては、圧縮機とモータ・ジェネ
レータとが、それらの回転軸を軸線方向に直列させるよ
うにして配置されている。従って、回転機械ユニットが
回転軸の軸線方向に長くなる問題を生じていた。特に車
両エンジンの補機においては軸線方向の長大化が嫌われ
る傾向にあり、この問題は車両搭載ユニットとして必ず
解決しておく必要がある重要課題である。
【0004】本発明の目的は、回転軸の軸線方向へ小型
化することが可能な回転機械ユニットを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、回転機械のハウジングの外周側
には、回転軸と同軸位置にモータが配設されていること
を特徴とした回転機械ユニットである。
【0006】この構成においては、回転機械ユニットを
軸線方向に小型化することができる。請求項2の発明は
請求項1において、前記回転機械は動力伝達機構を介し
てエンジンに作動連結されており、エンジンの稼動時に
は同エンジンからの動力伝達によって回転機械の回転軸
が駆動され、エンジンの停止時にはモータが外部からの
給電によって発動して回転機械の回転軸を駆動する構成
であることを特徴としている。
【0007】この構成においては、エンジンの停止時に
おいても回転機械の駆動が可能となる。請求項3の発明
は請求項2において、前記回転機械のハウジングは、同
回転機械の主要機能部分を主として収容する大径部と、
動力伝達機構を構成する回転体を支持するための小径部
とを備え、前記モータは同ハウジングにおいて少なくと
も大径部を取り囲むようにして配設されていることを特
徴としている。
【0008】この構成においては、例えば小径部を取り
囲むようにしてモータを配設する場合と比較して、動力
伝達機構を配置するスペースの確保が容易となる。請求
項4の発明は請求項2又は3において、前記動力伝達機
構は、エンジンから回転機械への動力伝達を許容してな
おかつ、モータからエンジンへの動力伝達を阻止するこ
とが可能な、機械的な構成による動力伝達方向の制限機
能を有していることを特徴としている。
【0009】この構成においては、前記制限機能を例え
ば電磁クラッチのオンオフ制御によって達成する場合と
比較して、同電磁クラッチを外部から給電制御する構成
を必要とせず、回転機械ユニットの制御構成を簡単にで
きるし、同ユニットの電力消費量を抑えることができ
る。
【0010】請求項5の発明は、回転機械のハウジング
の外周側には、回転軸と同軸位置にジェネレータが配設
されていることを特徴とする回転機械ユニットである。
この構成においては、回転機械ユニットを軸線方向に小
型化することができる。
【0011】請求項6の発明は請求項5において、前記
回転機械のハウジングは、同回転機械の主要機能部分を
主として収容する大径部と、動力伝達機構を構成する回
転体を支持するための小径部とを備え、前記ジェネレー
タは同ハウジングにおいて少なくとも大径部を取り囲む
ようにして配設されていることを特徴としている。
【0012】この構成においては、例えば小径部を取り
囲むようにしてジェネレータを配設する場合と比較し
て、動力伝達機構を配置するスペースの確保が容易とな
る。請求項7の発明は回転機械の好適な態様を限定する
ものである。すなわち、請求項1〜6のいずれかにおい
て、前記回転機械は空調装置の冷凍サイクルを構成する
冷媒圧縮機であることを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の回転機械ユニット
を車両に適用した一実施形態について図1に従って説明
する。
【0014】(回転機械ユニットの概要)回転機械ユニ
ットは、車両空調装置の冷媒循環回路(冷凍サイクル)
を構成する回転機械としての容量可変型斜板式圧縮機
(以下単に圧縮機とする)CPと、モータ・ジェネレー
タMGとを備えている。同回転機械ユニットは、車両の
走行駆動源であるエンジン(内燃機関)Egに、動力伝
達機構PTを介して作動連結されている。
【0015】前記動力伝達機構PTは、エンジンEgか
ら圧縮機CP及びモータ・ジェネレータMGへの動力伝
達を許容してなおかつ、モータ・ジェネレータMGから
エンジンEgへの動力伝達を阻止することが可能な、機
械的な構成による動力伝達方向の制限機能を有してい
る。
【0016】従って、エンジンEgの稼動時には、同エ
ンジンEgからの動力伝達によって圧縮機CPが駆動さ
れて冷媒ガスの圧縮が行われるとともに、モータ・ジェ
ネレータMGが駆動されて電力を発生(発電)する。ま
た、エンジンEgの停止時には、圧縮機CP及びモータ
・ジェネレータMGが動力伝達的にエンジンEgから遮
断されるとともに、同モータ・ジェネレータMGが外部
からの給電によって動力を発生(発動)して圧縮機CP
が駆動される。
【0017】(圧縮機)前記圧縮機CPは、シリンダブ
ロック1と、その前端に接合固定されたフロントハウジ
ング2と、シリンダブロック1の後端に弁・ポート形成
体3を介して接合固定されたリヤハウジング4とを備え
ている。これらシリンダブロック1、フロントハウジン
グ2及びリヤハウジング4が、圧縮機CPのハウジング
を構成している。
【0018】前記シリンダブロック1とフロントハウジ
ング2とで囲まれた領域にはクランク室5が区画されて
いる。同クランク室5内には回転軸6が挿通され、同回
転軸6はシリンダブロック1及びフロントハウジング2
のそれぞれに回転可能に支持されている。同回転軸6の
前(図面左方)端部はフロントハウジング2の前壁部を
貫通して外部に露出されており、同フロントハウジング
2の前壁面には回転軸6の前端部を取り囲むようにし
て、圧縮機ハウジングの小径部2aが円筒状に突設され
ている。
【0019】前記クランク室5において回転軸6上に
は、ラグプレート11が一体回転可能に固定されてい
る。クランク室5内には斜板12が収容されている。同
斜板12は、回転軸6にスライド移動可能でかつ傾動可
能に支持されている。ヒンジ機構13は、ラグプレート
11と斜板12との間に介在されている。従って、斜板
12は、ヒンジ機構13を介したラグプレート11との
間でのヒンジ連結、及び回転軸6の支持により、ラグプ
レート11及び回転軸6と同期回転可能であるととも
に、回転軸6の軸線L方向へのスライド移動を伴いなが
ら回転軸6に対し傾動可能となっている。
【0020】複数(図面には一つのみ示す)のシリンダ
ボア1aは、前記シリンダブロック1において回転軸6
を取り囲むようにして貫設形成されている。片頭型のピ
ストン20は、各シリンダボア1aに往復動可能に収容
されている。シリンダボア1aの前後開口は、弁・ポー
ト形成体3及びピストン20によって閉塞されており、
このシリンダボア1a内にはピストン20の往復動に応
じて体積変化する圧縮室が区画されている。各ピストン
20は、シュー19を介して斜板12の外周部に係留さ
れている。従って、回転軸6の回転にともなう斜板12
の回転運動が、シュー19を介してピストン20の往復
直線運動に変換される。
【0021】前記回転軸6、ラグプレート11、ヒンジ
機構13、斜板12、シュー19、ピストン20及びシ
リンダボア1a等が、圧縮機CPの主要機能部分として
の圧縮機構を構成している。つまり、圧縮機ハウジング
において小径部2a以外の部分が、圧縮機構を主として
収容する同ハウジングの大径部をなしている。なお、フ
ロントハウジング2の大径部の部材番号を「2b」とす
る。
【0022】前記弁・ポート形成体3とリヤハウジング
4との間には、吸入室21及び吐出室22がそれぞれ区
画形成されている。そして、吸入室21の冷媒ガスは、
各ピストン20の上死点位置から下死点側への移動によ
り、弁・ポート形成体3に設けられた吸入ポート23及
び吸入弁24を介してシリンダボア1a(圧縮室)に吸
入される。シリンダボア1aに吸入された冷媒ガスは、
ピストン20の下死点位置から上死点側への移動により
所定の圧力にまで圧縮され、弁・ポート形成体3に形成
された吐出ポート25及び吐出弁26を介して吐出室2
2に吐出される。
【0023】前記クランク室5と吸入室21とは抽気通
路27を介して接続されているとともに、吐出室22と
クランク室5とは給気通路28を介して接続され、同給
気通路28上には電磁弁29が配設されている。
【0024】そして、前記電磁弁29がその弁体29a
の位置つまり弁開度を、ソレノイド部29bに対する外
部からの給電量に応じて変更することで、給気通路28
を介した吐出室22からクランク室5への高圧な吐出ガ
スの導入量が調節され、抽気通路27を介したクランク
室5から吸入室21へのガス導出量とのバランスから同
クランク室5の内圧が決定される。このクランク室5の
内圧の変更に応じて、ピストン20を介してのクランク
室5の内圧とシリンダボア1aの内圧との差が変更さ
れ、斜板12の傾斜角度が変更される結果、ピストン2
0のストロークすなわち吐出容量が調節される。
【0025】前記圧縮機CPの吐出室22と吸入室21
とは、同圧縮機CPと共に冷媒循環回路を構成する外部
冷媒回路30を介して接続されている。同外部冷媒回路
30は例えば、凝縮器31、減圧装置としての膨張弁3
2及び蒸発器33を備えている。
【0026】(動力伝達機構)前記フロントハウジング
2において小径部2aの外周側には、ベアリング35を
介してロータ36が回転可能に支持されている。同ロー
タ36の前端部は、回転軸6の前端部にダンパ・リミッ
タ機構37を介して連結されており、同回転軸6と一体
回転可能となっている。詳述しないが同ダンパ・リミッ
タ機構37は、ロータ36と回転軸6との間での動力伝
達時において、この伝達トルクの変動をバネ弾性により
緩和するダンパ機能と、過大なトルクの伝達を阻止する
リミッタ機能とを有している。
【0027】前記ロータ36(後述する小径円筒部36
a)の外周側には、プーリ38がベアリング39を介し
て回転可能に支持されている。同プーリ38及び前記ロ
ータ36が、「動力伝達機構を構成する回転体」をなし
ている。同プーリ38は、その外周にエンジンEgの出
力軸(図示しない)からのベルト40が巻き掛けられて
おり、同エンジンEgの稼動時には常時回転駆動され
る。
【0028】前記ベアリング39には、周知のコロ式ワ
ンウェイクラッチ41が内装されている。同ワンウエイ
クラッチ41は、プーリ38からロータ36への動力伝
達を許容してなおかつ、ロータ36からプーリ38への
動力伝達を阻止することが可能である。つまり、同ワン
ウェイクラッチ41によって、前記「回転機械ユニット
の概要」で述べた、機械的な構成による動力伝達方向の
制限機能が達成されている。なお、図面にはワンウエイ
クラッチ41を構成するコロ41aとカム面41bが表
れている。
【0029】(モータ・ジェネレータ)前記動力伝達機
構PTにおいてロータ36の後端部は、圧縮機CPに対
して小径部2aの外周側から、フロントハウジング2の
前壁面前方を経由して同フロントハウジング2の大径部
2bの外周側にまで延在されている。従って、同ロータ
36は、フロントハウジング2の小径部2aの外周側に
配置される小径円筒部36aと、フロントハウジング2
の大径部2bの外周側に配置される大径円筒部36b
と、同小径円筒部36aと大径円筒部36bとを連結す
る複数の連結部36cとからなっている。この複数の連
結部36cはそれぞれフィン形状をなすとともに、回転
軸6の軸線Lを中心とした放射状に配置されており、ロ
ータ36の回転によって圧縮機ハウジングの周囲に軸線
L方向前後の気流を発生させるファンとして機能する。
【0030】前記ロータ36において大径円筒部36b
の内周面には、回転軸6の軸線L周りに等間隔で複数の
マグネット45が固定されている。フロントハウジング
2の大径部2bにおいて後端部外周面には、軸線Lを中
心としたフランジ状にモータ・ジェネレータハウジング
部44が一体形成されている。同ハウジング部44はボ
ルト挿通孔44cを備えており、回転機械ユニットを車
両に取り付けるためのブラケットとしての機能も有して
いる。
【0031】前記モータ・ジェネレータハウジング部4
4は前方側(マグネット45側)に開口される凹状空間
を有しており、この軸線Lを中心とした円環状凹部44
a内にはマグネット45に極近傍で対向するようにし
て、回転軸6の軸線L周りに等間隔で複数のコイル47
が配設されている。従って、コイル47が給電制御され
ることでロータ36が回転駆動され、逆にロータ36
(マグネット45)が回転されることでコイル47に電
力が生じる。つまり、本実施形態のモータ・ジェネレー
タMGとしてはフラットロータ型が用いられている。
【0032】モータ・ジェネレータ制御装置49はイン
バータ49a及びコンバータ49bを備えている。同制
御装置49は、モータ・ジェネレータMGの後方側に位
置するように、シリンダブロック1の外周面に配設され
ている。図面において太矢印で示すように、同制御装置
49のインバータ49a及びコンバータ49bは、モー
タ・ジェネレータMGのコイル47とバッテリ50との
間の給電経路上に配設されている。なお、バッテリ50
は、上述した電磁弁29や回転機械ユニット以外の車両
の各種電装品の給電にも用いられる。
【0033】前記モータ・ジェネレータ制御装置49と
シリンダブロック1との間には、回転軸6の軸線L方向
前後へ貫通する通気通路48が設けられている。モータ
・ジェネレータハウジング部44にも、一部が同通気通
路48に対応した複数の通気通路44bが貫通形成され
ている。従って、例えば図面において矢印で示すよう
に、ロータ36(連結部36c)が回転されることで、
圧縮機ハウジングの後方側から両通気通路44b,48
を経由して圧縮機ハウジングの前方側に向かう気流が形
成され、モータ・ジェネレータ制御装置49(特にイン
バータ49aやコンバータ49b)やモータ・ジェネレ
ータMG(特にマグネット45やコイル47)が通風冷
却されることとなる。
【0034】さて、前記モータ・ジェネレータ制御装置
49は、エンジンEgの稼動時にはモータ・ジェネレー
タMGを発電機として機能させることで、同モータ・ジ
ェネレータMGが生じた交流電力を、インバータ49a
により直流に変換するとともに、コンバータ49bによ
り降圧してバッテリ50へ蓄電する。
【0035】また、前記モータ・ジェネレータ制御装置
49は、エンジンEgの停止時において車室の冷房が必
要とされると、バッテリ50から取り出した直流電力
を、インバータ49aにより交流に変換するとともに、
コンバータ49bにより昇圧してモータ・ジェネレータ
MGを給電制御することで、同モータ・ジェネレータM
Gを発動機として機能させて圧縮機CPを駆動する。従
って、エンジンEgの停止状態においても車室の冷房が
可能となる。
【0036】上記構成の本実施形態においては、次のよ
うな効果を奏する。 (1)前記モータ・ジェネレータMGは、圧縮機ハウジ
ングの外周側において回転軸6と同軸位置に配設されて
いる。従って、回転機械ユニットを軸線L方向に小型化
することができ、特に車両搭載性が良好となる。
【0037】(2)前記モータ・ジェネレータMG(少
なくともマグネット45群及びコイル47群)は、圧縮
機ハウジングの大径部2bを取り囲むようにして配設さ
れている。従って、例えば同モータ・ジェネレータMG
(マグネット45群及びコイル47群)を圧縮機ハウジ
ングの小径部2aを取り囲むようにして配設する場合
(この態様も本発明の趣旨を逸脱するものではない)と
比較して、ダンパ・リミッタ機構37やワンウエイクラ
ッチ41を配置するスペースの確保が容易となる。
【0038】(3)前記動力伝達機構PTは、エンジン
Egからモータ・ジェネレータMG及び圧縮機CPへの
動力伝達を許容してなおかつ、モータ・ジェネレータM
GからエンジンEgへの動力伝達を阻止することが可能
な、機械的な構成による動力伝達方向の制限機能を有し
ている。従って、このような機能を、電磁クラッチのオ
ンオフ制御によって達成する場合(この態様も本発明の
趣旨を逸脱するものではない)と比較して、同電磁クラ
ッチを外部から給電制御する構成を必要とせず、回転機
械ユニットの制御構成を簡単にできるし、同ユニットの
電力消費量を抑えることができる。特にワンウェイクラ
ッチ41は、前述の「機械的な構成による動力伝達方向
の制限機能」の具体化が容易である。
【0039】(4)前記モータ・ジェネレータ制御装置
49が圧縮機ハウジングに配設(固定)されており、回
転機械ユニットの車両組付け時においてその取り扱いが
容易となる。
【0040】(5)モータ・ジェネレータMGとしては
フラットロータ型が用いられており、同型式はその他の
型式と比較して回転機械ユニットの軸線L方向への小型
化に対する貢献度が高い。
【0041】本発明の趣旨から逸脱しない範囲で以下の
態様でも実施可能である。 ・上記実施形態においてモータ・ジェネレータMGを単
なるモータに変更すること。
【0042】・上記実施形態においてモータ・ジェネレ
ータMGを単なるジェネレータに変更すること。 ・モータ・ジェネレータMGはフラットロータ型に限定
されるものではなく、例えばコイル47の外周側にマグ
ネット45を配置するアウタロータ型や、コイル47の
内周側にマグネット45を配置するインナロータ型であ
ってもよい。
【0043】・ワンウェイクラッチは、上記実施形態で
挙げたコロ(ローラ)式に限定されるものではなく、カ
ム式(スプラグ式)又はツメ式或いはスプリング式であ
ってもよい。
【0044】・回転機械としては冷媒圧縮機以外にも、
例えばブレーキアシスト装置用の油圧ポンプや、パワー
ステアリング装置用の油圧ポンプや、エアサスペンショ
ン装置用のエアポンプ等、外部からの回転入力により作
動する機械であれば何でもよい。
【0045】・本発明の回転機械ユニットを、車両以外
の例えば船舶に適用すること。上記実施形態から把握で
きる技術的思想について記載する。 (1)モータ制御装置は圧縮機ハウジングに配設されて
いる請求項1〜4のいずれか又は請求項7に記載の回転
機械ユニット。
【0046】(2)ジェネレータ制御装置は圧縮機ハウ
ジングに配設されている請求項5〜7のいずれかに記載
の回転機械ユニット。 (3)前記モータの回転部分にファンが設けられている
請求項1〜4のいずれか又は請求項7或いは前記(1)
に記載の回転機械ユニット。
【0047】(4)前記ジェネレータの回転部分にファ
ンが設けられている請求項5〜7のいずれか又は前記
(2)に記載の回転機械ユニット。 (5)前記モータは、少なくとも回転子(上記実施形態
においてはマグネット45)及び固定子(上記実施形態
においてはコイル47)が大径部を取り囲むようにして
配設されている請求項3に記載の回転機械ユニット。
【0048】(6)前記ジェネレータは、少なくとも回
転子(上記実施形態においてはマグネット45)及び固
定子(上記実施形態においてはコイル47)が大径部を
取り囲むようにして配設されている請求項6に記載の回
転機械ユニット。
【0049】(7)前記モータはフラットロータ型であ
る請求項1〜4のいずれか又は請求項7或いは前記
(1)、(3)又は(5)に記載の回転機械ユニット。 (8)前記ジェネレータはフラットロータ型である請求
項5〜7のいずれか又は前記(2)、(4)或いは
(6)に記載の回転機械ユニット。
【0050】(9)回転機械とモータ・ジェネレータと
からなり、同回転機械及びモータ・ジェネレータはエン
ジンに対して動力伝達可能に連結されており、エンジン
の稼動時には同エンジンからの動力伝達によって回転機
械の回転軸が駆動されるとともにモータ・ジェネレータ
が発電され、エンジンの停止時にはモータ・ジェネレー
タが外部からの給電によって発動して回転機械が備える
回転軸を駆動する構成の回転機械ユニットにおいて、前
記回転機械のハウジングの外周側には、回転軸と同軸位
置にモータ・ジェネレータが配設されていることを特徴
とする回転機械ユニット。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、回
転機械ユニットを軸線方向に小型化することができ、特
に車両搭載性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 回転機械ユニットの断面図。
【符号の説明】
1…圧縮機ハウジングを構成するシリンダブロック、2
…同じくフロントハウジング、4…同じくリヤハウジン
グ、6…回転軸、CP…回転機械としての冷媒圧縮機、
MG…モータ・ジェネレータ、Eg…エンジン、PT…
動力伝達機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 真広 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3H076 AA06 BB38 CC07 CC12 CC13 CC16 CC17 CC20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転機械とモータとからなり、モータが
    外部からの給電によって発動して回転機械が備える回転
    軸を駆動する構成の回転機械ユニットにおいて、 前記回転機械のハウジングの外周側には、回転軸と同軸
    位置にモータが配設されていることを特徴とする回転機
    械ユニット。
  2. 【請求項2】 前記回転機械は動力伝達機構を介してエ
    ンジンに作動連結されており、エンジンの稼動時には同
    エンジンからの動力伝達によって回転機械の回転軸が駆
    動され、エンジンの停止時にはモータが外部からの給電
    によって発動して回転機械の回転軸を駆動する構成であ
    る請求項1に記載の回転機械ユニット。
  3. 【請求項3】 前記回転機械のハウジングは、同回転機
    械の主要機能部分を主として収容する大径部と、動力伝
    達機構を構成する回転体を支持するための小径部とを備
    え、前記モータは同ハウジングにおいて少なくとも大径
    部を取り囲むようにして配設されている請求項2に記載
    の回転機械ユニット。
  4. 【請求項4】 前記動力伝達機構は、エンジンから回転
    機械への動力伝達を許容してなおかつ、モータからエン
    ジンへの動力伝達を阻止することが可能な、機械的な構
    成による動力伝達方向の制限機能を有している請求項2
    又は3に記載の回転機械ユニット。
  5. 【請求項5】 回転機械とジェネレータとからなり、同
    回転機械及びジェネレータは動力伝達機構を介してエン
    ジンに作動連結されており、エンジンの稼動時には同エ
    ンジンからの動力伝達によって回転機械の回転軸が駆動
    されるとともにジェネレータが発電する構成の回転機械
    ユニットにおいて、 前記回転機械のハウジングの外周側には、回転軸と同軸
    位置にジェネレータが配設されていることを特徴とする
    回転機械ユニット。
  6. 【請求項6】 前記回転機械のハウジングは、同回転機
    械の主要機能部分を主として収容する大径部と、動力伝
    達機構を構成する回転体を支持するための小径部とを備
    え、前記ジェネレータは同ハウジングにおいて少なくと
    も大径部を取り囲むようにして配設されている請求項5
    に記載の回転機械ユニット。
  7. 【請求項7】 前記回転機械は空調装置の冷凍サイクル
    を構成する冷媒圧縮機である請求項1〜6のいずれかに
    記載の回転機械ユニット。
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