JP2000142091A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2000142091A
JP2000142091A JP10328557A JP32855798A JP2000142091A JP 2000142091 A JP2000142091 A JP 2000142091A JP 10328557 A JP10328557 A JP 10328557A JP 32855798 A JP32855798 A JP 32855798A JP 2000142091 A JP2000142091 A JP 2000142091A
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JP
Japan
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compressor
engine
starter motor
air conditioner
temperature
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Pending
Application number
JP10328557A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Munetoki
弘志 宗時
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/003Starting of engines by means of electric motors said electric motor being also used as a drive for auxiliaries, e.g. for driving transmission pumps or fuel pumps during engine stop

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】車載用で電動コンプレッサ式の空調装置を安価
で提供する。 【解決手段】このコンプレッサ3を内燃機関1の始動用
のスタータモータ2によって駆動し得るように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の室内用の空
調装置に関し、特にコンプレッサを電動モータで駆動す
るようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等に代表されるエンジンを走行用
の動力源とする車両の車内空調装置は、一般的に吸入し
た空気を一旦冷却し、これより下流側においてリヒート
(再加熱)して車内温度をコントロールするものであ
る。この吸入空気の冷却は、圧縮機(コンプレッサ)、
凝縮器(コンデンサ)、受液器(レシーバタンク)、膨
張弁(エキスパンションバルブ)、蒸発器(エバポレー
タ)の順に冷媒を還流させる熱サイクルにおいて、吸入
空気の熱をエバポレータで吸収させることにより行なわ
れる。しかして従来、この熱サイクルの動力は、エンジ
ンのクランク軸にベルト等の連結部材によりコンプレッ
サを機械的に連結して駆動することにより得ている。
【0003】一方、エンジンを始動するために設けられ
ているスタータモータは、実公昭60−70728号公
報に掲載されているように、手動で切換えて自動車のキ
ャブチルト油圧シリンダを駆動するために用いるように
した構成があるものの、従来は、始動時にのみ用いられ
るのが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、コンプレッサをエンジンに機械的に連結して
駆動する方式では、コンプレッサを自由な位置に搭載で
きないうえ、コンプレッサの駆動回転数を自在に制御で
きないため、図3の実線Qに示すように、エンジンの低
回転時には冷房能力が不足し、高回転時には冷房能力が
大きくなりすぎる等、コンプレッサの負荷(冷房能力)
を室内状況に応じた最適なものに調整することが難しい
というデメリットがあった。
【0005】係るデメリットを排除すべく、コンプレッ
サを電動モータで駆動するものも考えられている。電動
モータを用いれば、コンプレッサを含めて配置自由度が
格段に向上するうえ、電動モータに供給する電力を制御
することでコンプレッサを所望の回転数で駆動すること
が比較的容易に実現でき、コンプレッサの負荷を図3の
点線Pに示すように最適なものに調整できるというメリ
ットが生じる。しかしながら、コンプレッサ用に専用の
電動モータが新たに必要となるうえ、係る電動モータは
比較的高出力を要求されることから、高価で重く、かつ
大きいものを使用せざるを得なくなる。したがって、車
載用としてこの種の方式を採用することは実際的に極め
て難しかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決すべくなされたものであって、内燃機関の始動
用に用いられる電動のスタータモータが高出力を有しな
がら、従来、始動時のみにしか作動させていないことに
着目し、係るスタータモータによりコンプレッサを駆動
することによって、車載用の電動式コンプレッサを実現
することを目的としたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明に係る車両用空
調装置は、電動のスタータモータにより内燃機関を始動
させる構成の車両に搭載され、少なくともコンプレッサ
による冷媒の吸入圧縮作用を利用して空調を行なうもの
であって、このコンプレッサを前記スタータモータによ
って駆動し得るように構成したことを特徴とする。
【0008】このような構成によると、エンジン始動用
の電動スタータモータを、エンジン始動時以外で利用す
ることにより、専用の電動モータを設けることなく、電
動式のコンプレッサを実現することが可能になる。した
がって、コストや重量の増大、あるいは配置スペースの
問題等を招くことなく、電動モータの特徴である回転数
制御の容易性を利用して、コンプレッサの負荷調整を自
在に行なえるという効果を得ることができる。そして、
低燃費、低エミッションを実現することができ、また特
に内燃機関の低回転時における冷房性能の向上を図るこ
とも可能になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1、図2を参
照して説明する。本実施例による空調装置は、図1、図
2に概略的に示すように、内燃機関たるエンジン1を走
行駆動源とする車両100に搭載され、吸入した空気A
の温度調整を、次のように行なうものである。すなわ
ち、車両100の空気吸入口IN近傍に配設したブロア
4により内外気切換ダンパ6を介して空気Aを吸入し、
この吸入空気Aをブロア4の下流に設けられた低温のエ
バポレータ5を通過させて冷却するとともに除湿する。
そして、この冷却した空気Aを、エアミックスダンパ7
により2分化し、その一方をヒータコア8を通過させて
リヒートし、他方と再び混合する。この際、別に設けた
コントローラ9によってエアミックスダンパ7を制御し
て、2分化する空気Aの比率を変え、その温度を調整す
る。
【0010】一方、エバポレータ5を低温化するため
に、エバポレータ5内には熱サイクルによって低温化し
た冷媒ガスを還流させてある。この冷媒ガスの低温化
は、図2に示すように、コンプレッサ3、コンデンサ3
1、レシーバタンク32、エキスパンションバルブ3
3、及びエバポレータ5の順に冷媒を還流させる熱サイ
クルにおいて行なわれている。この熱サイクルの動力源
は、コンプレッサ3であり、言い換えれば、本空調装置
の空調作用は、コンプレッサ3の作動を主体として営ま
れている。
【0011】しかして、本実施例では、図2に示すよう
に、このコンプレッサ3を、エンジン始動用の電動スタ
ータモータ2により駆動するようにしている。このスタ
ータモータ2は、その出力軸21にピニオンギヤ22が
進退可能に配設されてなるものであり、図示しないキー
スイッチを運転者が始動位置に動かすことにより、図示
しないソレノイドへの通電が行われ、このピニオンギヤ
22がエンジン1のクランクシャフト11に連動するリ
ングギヤ12に噛合するとともに、電力を供給されて回
転し、エンジン1を始動させ得るように構成されてい
る。一方、このスタータモータ2の出力軸21は、断接
手段である電磁クラッチCLを介してコンプレッサ3に
も断接可能に連結されている。電磁クラッチCLは、例
えばコントローラ9から出力されるクラッチ信号aによ
り断接制御される。
【0012】スタータモータ2の駆動電力は、エンジン
始動時には、従来通り図示しないリレースイッチが運転
者のキー操作によりオン状態となることによりバッテリ
Bから供給される。一方、コンプレッサ3の駆動時に
は、エンジン始動時同様、コントローラ9からの信号で
リレースイッチをオンすることにより供給してもよい
が、このようにすると電力供給量、すなわちモータ回転
数を制御できないため、例えば、高速のオンオフが行な
える半導体スイッチング素子等を用いて構成した供給電
力調整手段10をバッテリBとスタータモータ2とを結
ぶ電力供給線c上に介在させ、バッテリBから供給され
る電流のオンオフを高速で行なうとともに、そのデュー
ティ比をコントローラ9から出力した電力制御信号bに
より制御して、スタータモータ2の回転数を制御し得る
ようにしている。
【0013】コントローラ9は、例えばマイコン装置と
称されるものであり、図示しないCPU、メモリ、入出
力インタフェース等を具備する既知のものを用いてい
る。そして、上述したようにクラッチ信号a、及び電力
制御信号bを少なくとも出力し得る。また、この他に、
図示しないが車内温度や、外気温等を検出する種々のセ
ンサからの検出信号が入力されるようにしてある。しか
して、このコントローラ9を別個に設ける必要はなく、
例えば、既存のエンジンコントローラにその機能を担わ
せるようにしてもよい。
【0014】しかして、エンジン始動時には、コントロ
ーラ9は、クラッチ信号aにより電磁クラッチCLを切
断状態にして、スタータモータ2がエンジン始動のみに
用いられるようにする。一方エンジン始動後には、スタ
ータモータ2とエンジン1との接続が解除されているこ
とを条件に、コントローラ9は、クラッチ信号aにより
電磁クラッチCLを接続状態にする。
【0015】そして、運転者により図示しないエアコン
スイッチが入れられると、コントローラ9は、その時に
運転者により設定された温度や、外気温、室温等に応じ
て、コンプレッサ3を最適な回転数で駆動すべく、電力
制御信号bを出力してスタータモータ2を作動させる。
このような構成によると、従来、エンジン始動時以外に
は使用されていなかった電動のスタータモータ2を利用
するので、専用の電動モータを設けることなく、電動式
のコンプレッサ3を実現することが可能になる。したが
って、コストや重量の増大、あるいは配置スペースの問
題等を招くことがなく、また、スタータモータ2の回転
数を制御することによりコンプレッサ3の負荷調整を自
在に行なえるという効果を得ることができる。したがっ
て、温度調整を連続的にかつ滑らかに行なうことがで
き、車内の快適性を向上させることができるようになる
だけでなく、低燃費、低エミッションを実現することが
でき、また特にエンジン1の低回転時における冷房性能
の向上を図ることも可能になる。加えて、従来であれ
ば、エンジン停止中は、空調を行うことはできなかった
が、本実施例によれば、エンジン停止中でも空調を行う
ことが可能になる。
【0016】なお、本発明は上述した実施例に限られな
い。例えば、断接手段は電磁クラッチ以外のものでもよ
いし、スタータモータへの電力供給の制御は、デューテ
ィ比制御に限られるものではない。その他、本発明は上
記図示例に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々
の変形か可能である。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
エンジン始動用の電動スタータモータを、エンジン始動
時以外でコンプレッサ駆動用に利用することにより、専
用の電動モータを設けることなく、電動式のコンプレッ
サを実現することが可能になる。したがって、コストや
重量の増大、あるいは配置スペースの問題等を招くこと
なく、電動モータの特徴である回転数制御の容易性を利
用して、コンプレッサの負荷調整を自在に行なえるとい
う効果を得ることができる。その結果、低燃費、低エミ
ッションを実現することができ、また特に内燃機関の低
回転時における冷房性能の向上を図ることも可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す車両用空調装置の模式
的全体構成図。
【図2】同実施例のスタータモータとコンプレッサを主
として示す模式的構成図。
【図3】従来のコンプレッサの負荷を主として示す負荷
曲線図。
【符号の説明】
1…内燃機関(エンジン) 2…スタータモータ 3…コンプレッサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動のスタータモータにより内燃機関を始
    動させる構成の車両に搭載され、少なくともコンプレッ
    サによる冷媒の吸入圧縮作用を利用して空調を行なうも
    のであって、このコンプレッサを前記スタータモータに
    よって駆動し得るように構成したことを特徴とする車両
    用空調装置。
JP10328557A 1998-11-18 1998-11-18 車両用空調装置 Pending JP2000142091A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1221391A2 (en) 2001-01-09 2002-07-10 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Air-conditioning system for vehicle and its control method
JP2003002040A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Masahiro Kawamichi 乗物内の冷房方法および冷房装置
JP2006240575A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Mazda Motor Corp 車両用空調装置

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US6640562B2 (en) 2001-01-09 2003-11-04 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Air-conditioning system for vehicle and its control method
JP2003002040A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Masahiro Kawamichi 乗物内の冷房方法および冷房装置
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