JP2006250436A - エンジン駆動式ヒートポンプ - Google Patents

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正彦 藤井
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Abstract

【課題】エンジンによりクラッチを介して圧縮機を駆動するエンジン駆動式ヒートポンプにおいて、クラッチでクラッチ滑りが発生した場合に、これを適正に検出する。また、クラッチ滑り発生の検出に際し、その発生原因を特定する。
【解決手段】エンジン回転数Nを検出する回転数検出手段と、クラッチ係合後の所定時間Δt内に前記回転数検出手段により検出されるエンジン回転数Nがクラッチ係合前のエンジン回転数No以上となった場合にクラッチ滑りが発生したと判定するクラッチ滑り判定手段と、を具備する構成とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、エンジンによりクラッチを介して駆動される圧縮機により冷媒を循環させ、冷暖房などを行うエンジン駆動式ヒートポンプに関する。
従来から、エンジンにより駆動される圧縮機により冷媒を循環させるヒートポンプ装置や冷凍装置などにおいては、エンジンからの動力がプーリやベルトを介して圧縮機に伝達されるベルト駆動のものがある。このベルト駆動においては、圧縮機への動力の伝達の断続、即ち圧縮機の作動及び停止の切換えが、圧縮機のプーリと駆動軸との間に介装される電磁クラッチ等のクラッチのオン・オフによりにより行われるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
こうしたクラッチを介する動力の伝達構成においては、圧縮機の駆動軸にベアリング等を介して回転自在に支持され前記ベルトを介して常時回転駆動されるプーリと、圧縮機の駆動軸に固設されるアーマチャとのクラッチ板などを介する摩擦係合による動力伝達が行われる。具体的には、電磁クラッチにおけるプーリとアーマチャとの摩擦面同士の間には所定のギャップ(隙間)が設けられており、電磁クラッチが励磁されることによりアーマチャがプーリに圧接されてギャップが埋まることで動力の摩擦伝達が行われる。この際、プーリ側とアーマチャ側との間に回転数の差が生じるいわゆるクラッチ滑りが発生することがある。このクラッチ滑りの発生頻度を低減させ、冷媒能力が低下することを防止するための技術が特許文献2に開示されている。
また、このようなクラッチ滑りは、圧縮機の起動時のショックを緩衝してスムーズに起動を行う作用を有するが、クラッチ滑りが異常に大きくなると、異常発熱による周囲への熱輻射やあるいは発火(火花発生)を伴う場合もある。そこで、こうしたクラッチ滑りによる異常高温をサーミスタ等の温度センサにより検出することにより、クラッチの損傷を回避するための技術が公知となっている(特許文献3参照)。
特開平5−262128号公報 特開平8−258554号公報 特開2002−61572号公報
確かに、特許文献3に開示されている技術では、温度センサによりクラッチの異常高温を検出することによりクラッチの損傷が回避できると考えられる。しかし、異常高温を判定するための設定温度は、軸受やアーマチャ等の温度測定しようとする発熱対象物に応じて適宜設定する必要があり、また、温度センサの取付位置、あるいはクラッチの構成部材の材質や形状などによって適正値が変わり、設定温度は実験的に定めることとなる旨が記載されており、異常高温を判定するための設定温度を定めることが難しいと考えられる。
一方、クラッチ滑りが発生する原因としては、電源不良などにより所定の電圧が得られず前記ギャップが完全に埋まらない、いわゆるギャップ不良や、前記摩擦面へのオイル付着が考えられるが、主な原因としては次の二つが挙げられる。
すなわち、圧縮機内部に故障などの不具合が発生し、圧縮機の駆動軸が回転不能になる場合である。この場合、クラッチ自体は正常に機能しているが、圧縮機の駆動軸が回転不能であるため、エンジンにより駆動されるプーリ側のみが回転することとなりクラッチ滑りが発生する。
また、クラッチ自体の不具合による場合である。この場合、クラッチにおいて潤滑不良や摩耗などによる構成部品の破損やこれにともなう励磁力の低下などによる摩擦面における不具合が発生しクラッチ滑りが発生する。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、エンジンによりクラッチを介して圧縮機を駆動するエンジン駆動式ヒートポンプにおいて、クラッチでクラッチ滑りが発生した場合に、これを適正に検出することである。また、クラッチ滑り発生の検出に際し、その発生原因を特定することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、エンジンによりクラッチを介して圧縮機を駆動するエンジン駆動式ヒートポンプにおいて、エンジン回転数を検出する回転数検出手段と、クラッチ係合後の所定時間内に前記回転数検出手段により検出されるエンジン回転数がクラッチ係合前のエンジン回転数以上となった場合にクラッチ滑りが発生したと判定するクラッチ滑り判定手段と、を具備する構成としたものである。
請求項2においては、請求項1記載のエンジン駆動式ヒートポンプにおいて、前記クラッチ滑り判定手段によりクラッチ滑りが発生したと判定された場合に、前記エンジンのクランキングが不能のとき、圧縮機内部に不具合が発生したと判定する圧縮機不具合判定手段を具備する構成としたものである。
請求項3においては、請求項2記載のエンジン駆動式ヒートポンプにおいて、前記クランキングが可能のとき、前記クラッチ滑り判定手段により再度クラッチ滑りが発生したと判定された場合に、該クラッチに不具合が発生したと判定するクラッチ不具合判定手段を具備する構成としたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、クラッチの係合時に特徴的な挙動を示すエンジン回転数を利用して、クラッチ滑りを適正に検出することができる。つまり、エンジン回転数という動力伝達の正否と密接に関連する情報に基づくので、クラッチ滑りを適正に検出することができる。
請求項2においては、クラッチにおけるクラッチ滑り発生の原因が、圧縮機内部における不具合であることを特定することがでる。これにより、圧縮機内部の不具合に対応した適切な対処を行うことができる。
請求項3においては、クラッチにおけるクラッチ滑り発生の原因が、圧縮機内部の不具合でない場合、クラッチ滑りの原因がクラッチ自体の不具合であることを特定することができる。
次に、発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、本発明に係るエンジン駆動式ヒートポンプの冷媒回路構成について図1を用いて説明する。なお、以下に説明する冷媒回路構成は、本発明に係るエンジン駆動式ヒートポンプが有する冷媒回路構成の一例であり、本構成に限定されるものではない。
本発明に係るエンジン駆動式ヒートポンプは、駆動源としてのエンジンにより、同時にまたは一方のみが選択的に駆動される2台の圧縮機2を有するものであり、この圧縮機2により冷媒を循環させて冷暖房を行うものである。すなわち、本発明に係るエンジン駆動式ヒートポンプは、前記圧縮機2と、この圧縮機2の吐出側に接続され冷房時及び暖房時で冷媒の流れを切り換える四方弁3と、冷房時に圧縮機2から四方弁3を介して冷媒が供給される室外熱交換器4と、暖房時に圧縮機2から四方弁3を介して冷媒が供給される室内熱交換器5と、室外熱交換器4及び室内熱交換器5間に配設される室外膨張弁6とを有しており、これらで構成される冷媒サイクルを用いるものである。
前記圧縮機2には、その吐出側に冷媒吐出ライン20が接続されるとともに、その吸入側に冷媒吸入ライン30が接続されている。すなわち、前記四方弁3の一端は、圧縮機2の吐出側において冷媒吐出ライン20を介して接続され、圧縮機2は、冷媒吸入ライン30を通過してくるガス冷媒を吸引・圧縮し、高温・高圧のガス冷媒を冷媒吐出ライン20に吐出する。また、この冷媒吐出ライン20には、高温・高圧のガス冷媒中に含まれる圧縮機オイル(潤滑油)を分離して圧縮機2の吸入側に戻すための油分離器(オイルセパレータ)8が設けられている。つまり、圧縮機2から吐出されるガス冷媒は、油分離器8を介して四方弁3へと流入し、この四方弁3にて所定の方向に導かれる。また、圧縮機2の冷媒吸入側と四方弁3の別の一端が接続されて、圧縮機2に吸引されるガス冷媒も四方弁3にて導かれる。
前記四方弁3の別の一端は、前記室内熱交換器5の一端側に接続されており、この室内熱交換器5の他端側には、液冷媒を貯溜するための液冷媒レシーバ12が接続されている。この液冷媒レシーバ12は、経路14を介して前記冷媒吸入ライン30と接続されており、該経路14には、液冷媒レシーバ12で過冷却に利用後に液冷媒レシーバ流出口12bから流出する冷媒をエンジンの冷却水(温水)の熱で蒸発させるための廃熱回収器15が設けられている。また、同じく四方弁3の残りの一端には、前記室外熱交換器4が接続されており、この室外熱交換器4と室内熱交換器5とを接続する経路13には、前記室外膨張弁6が設けられている。
このような冷媒回路構成における冷房時及び暖房時の運転について説明する。
冷房運転時においては、圧縮機2にて圧縮され吐出される高温・高圧のガス冷媒は、冷媒吐出ライン20を通り四方弁3を介して室外熱交換器4に送られ、この室外熱交換器4で室外ファン17により送風される外気に放熱することにより凝縮されて、この凝縮熱が室外の空気中に放熱される。ここで、高温・高圧過飽和状態のガス冷媒は気体から液体となる。そして、液化された冷媒は、逆止弁7aから液冷媒レシーバ流出口12aを経て液冷媒レシーバ12内に流入し、さらに液冷媒レシーバ流出口12cから逆止弁7cを経由して室内膨張弁16に到達し、この室内膨張弁16で急激に減圧され蒸発しやすい状態となって室内熱交換器5に導かれる。この室内熱交換器5が蒸発器となり、冷媒が室内の空気から蒸発熱を奪い液体から気体へと変化するとともに室内の空気を冷却する。気化した冷媒は、四方弁3を介して冷媒吸入ライン30を通り、圧縮機2に吸引されて圧縮された後、再び吐出される。
一方、暖房運転時においては、圧縮機2にて圧縮され吐出される高温・高圧のガス冷媒は、冷媒吐出ライン20を通り四方弁3を介して室内熱交換器5に送られ、この室内熱交換器5で室内ファン18により送風される室内の空気に放熱することにより凝縮されて、この凝縮熱が室内の空気中に放熱され室内の空気を温める。ここで、冷媒は気体から液体となる。そして、液化された冷媒は、逆止弁7bを経て液冷媒レシーバ流入口12aから液冷媒レシーバ12内に流入し、液冷媒レシーバ流出口12cから室内膨張弁6に到達し、この室外膨張弁6で急激に減圧され蒸発しやすい状態となって室外熱交換器4に導かれる。この室外熱交換器4が蒸発器となり、冷媒が室外の空気中から蒸発熱を奪い、冷媒の一部が液体から気体へと変化する。そして、室外熱交換器4を経て気化した冷媒は、四方弁3を介して冷媒吸入ライン30を通り、圧縮機2に吸引されて圧縮された後、再び吐出される。
以上のように構成される冷媒回路における圧縮機2は、前述の如く2台の圧縮機2・2により構成されている。これら両圧縮機2・2はベルト駆動とされ、図2に示すように、エンジンのプーリであるエンジンプーリ51と、両圧縮機2・2のプーリである駆動プーリ52・52とが単一のベルト50で接続されている。
すなわち、前記エンジンプーリ51は、エンジンのクランク軸の回転により回転駆動するものであり、エンジンの出力側に設けられるフライホイールを介して設けられる。そして、このエンジンプーリ51を有するエンジンに対し、両圧縮機2・2は、それぞれの駆動プーリ52がエンジンプーリ51と前記クランク軸方向における位置を同じくして該エンジンプーリ51の下方に位置するように配置される。つまり、エンジンと両圧縮機2・2とは、それぞれプーリが設けられる側(ベルト駆動面側)が対向するように配置されるとともに、各プーリ51・52・52の回転軸方向が同一方向(平行)となるように、かつ、各プーリ51・52・52の該回転軸方向に対する位置が同一となるように配置される。図2においては、紙面に対して垂直方向をクランク軸方向とし、エンジンプーリ51の中心をクランク中心として紙面手前側にエンジンが配置されることとなる。ここで、両圧縮機2・2は、エンジンよりも下方において略水平方向に並んだ状態で配置される。このようにして配置されるエンジン及び圧縮機2・2のエンジンプーリ51及び駆動プーリ52・52にベルト50が巻回されることにより、これらエンジンのエンジンプーリ51と、両圧縮機2・2の駆動プーリ52・52とが、単一のベルト50により接続されている。
このように、エンジンによりベルト駆動される圧縮機2については、該圧縮機2への動力の断続、即ち圧縮機2の作動及び停止の切換えが、圧縮機2の駆動プーリ52と該圧縮機2の駆動軸2aとの間に介装されるクラッチ40のオン・オフにより行われる。このクラッチ40の概略構成について図3を用いて説明すると、クラッチ40は周知の構成の電磁クラッチであり、圧縮機2の駆動軸2aに対してベアリング等を介して回転自在に支持され前記ベルト50を介して常時駆動される駆動プーリ52と、駆動軸2aの軸端部に固設されるアーマチャ43とが圧接して摩擦係合することにより動力の伝達が行われる。
すなわち、クラッチ40は、エンジンにより駆動される原動回転部分として、駆動プーリ52を有しており、固定部分として、圧縮機2のハウジング2b側に対して固設される基部41と、該基部41にブラケット等を介して固設されるコイル42とを有しており、従動回転部分として、駆動軸2aの軸端部に固設されるアーマチャ43を有している。このアーマチャ43においては、ケース体43aに対して弾性連結体43bを介して摩擦板43cが一体的に連結されている。つまり、このアーマチャ43の摩擦板43cと駆動プーリ52の摩擦面52aとが所定のギャップを隔てた状態で保持される。
このような構成において、クラッチ40がオンとなり、コイル42に電流が流されクラッチ40が励磁されると、その磁束によりプーリ52の摩擦面52aにアーマチャ43の摩擦板43cが吸着されて圧接し、原動回転部分である駆動プーリ52と従動回転部分であるアーマチャ43とが摩擦係合して一体化され、圧縮機2の駆動軸2aが回転駆動される。これにより、圧縮機2は運転状態となる。この間、前記弾性連結体43bは弾性変形している。
一方、クラッチ40がオフされ励磁されていない状態では、従動回転部であるアーマチャ43の摩擦板43cは、駆動プーリ52の摩擦面52aに対して前記ギャップを隔てて離れており回転されないこととなる。これにより、圧縮機2の駆動軸2aも回転されず、圧縮機2は停止状態となる。
以下の説明においては、クラッチ40がオンとなり駆動プーリ52とアーマチャ43とが摩擦係合することを、クラッチ40の「係合」とする。
このように、圧縮機2がエンジンによりベルト駆動される構成において、圧縮機2への動力の断続を行う前記クラッチ40においては、駆動プーリ52とアーマチャ43との間に回転数の差が生じるいわゆるクラッチ滑りが発生することがある。そこで、本発明においては、クラッチ40がオンとされクラッチ40が係合した時のエンジン回転数の挙動により、クラッチ滑りの発生を判定する構成としている。
すなわち、通常、クラッチ40がオンされると、前述の如くクラッチ40が励磁されてクラッチ40が係合する。これにより、圧縮機2の駆動軸2aが回転され、該圧縮機2内部において駆動軸2aが保持するロータ(図示略)が回転されることにより圧縮機2における圧縮仕事が開始されることとなる。この際、エンジンにおいては、クラッチ40が係合することによる抵抗及び圧縮機2において圧縮仕事が開始されることによる抵抗により、エンジン回転数が過度に低下してエンジンが失速することを防止するため、燃料噴射量を増加する操作が行われる。つまり、クラッチ40が係合した時は、エンジンにおける燃料噴射量が増加するとともに、クラッチ40が係合することによる抵抗及び圧縮機2において圧縮仕事が開始されることによる抵抗でエンジン回転数が低下することとなる。
このようなクラッチ40がオンされた時のエンジン回転数の挙動について、図4を用いて具体的に説明する。なお、図4においては、横軸はいずれも時間Tを示しており、エンジン回転数のグラフにおける縦軸はエンジン回転数Nを示している。また、エンジンは、その回転数が図示せぬ回転数設定手段により設定されることで、設定回転数Noで回転するように制御されている。
図4(a)は、クラッチ滑りが発生していない正常時におけるクラッチ40オン時のエンジン回転数Nの変化を示したものである。この正常時においては、エンジン回転数NがNoの状態でクラッチ40がオンされると(T=t0)、クラッチ40が係合し、前述の如くエンジンにおける燃料噴射量が増加されるとともに、クラッチ40が係合することによる抵抗及び圧縮機2において圧縮仕事が開始されることによる抵抗でエンジン回転数Nが一時的にNaまで低下する(図中A参照)。その後、燃料噴射量の増加が止み、圧縮機2における前記ロータの回転とともに駆動軸2aの回転数も増加し、これにともないエンジン回転数Nも増加してクラッチ40係合前のエンジン回転数Noの状態に戻る。つまり、クラッチ40係合時におけるエンジン回転数NのNaまでの一時的な低下は、圧縮機2において正常に圧縮仕事が開始されていることを示すものである。
一方、図4(b)は、クラッチ滑り発生時におけるクラッチ40オン時のエンジン回転数Nの変化を示したものである。このクラッチ滑り発生時においては、エンジン回転数NがNoの状態でクラッチ40がオンされると、クラッチ40が係合し、前述の如くエンジンにおける燃料噴射量が増加されるとともに、クラッチ40が係合することによる抵抗でエンジン回転数Nが一時的にNbまで低下する(図中B参照)。そして、一旦NoからNbまで低下したエンジン回転数Nは、エンジンにおいて燃料噴射量が増加されることと、クラッチ滑りの発生に起因して、クラッチ40係合前のエンジン回転数No以上に上昇することとなる。つまり、クラッチ滑り発生時においては、クラッチ40がオンとされ、クラッチ40が係合されても圧縮機2における圧縮仕事が開始されないため、この圧縮仕事が開始されることによる抵抗が発生しない分、クラッチ40係合時のエンジン回転数Nの低下が正常時と比較して少なく(Nb>Na)、エンジン1において燃料噴射量が増加される分エンジン回転数Nがクラッチ40係合前のエンジン回転数Noよりも高くなる(図中C参照)。その後、燃料噴射量の増加が止むとともにエンジン回転数Nも減少してクラッチ40係合前のエンジン回転数Noの状態に戻る。
このように、クラッチ40がオンされた時は、クラッチ40の係合時から所定時間の間エンジン回転数は特徴的な挙動を示すこととなり、本発明は、このクラッチ40オン時の所定時間内のエンジン回転数の変化を利用することにより、クラッチ40におけるクラッチ滑りを検出しようとするものである。このことから、本発明は、スクロール型圧縮機などのような駆動軸が回転されるとともに圧縮仕事がなされる圧縮機を採用するエンジン駆動式ヒートポンプにおいて適用されることが好ましい。
すなわち、エンジン駆動式ヒートポンプに用いられる圧縮機には、複数のベーンを有するロータを駆動軸で保持するベーンロータリ型のものがあり、このベーンロータリ型の圧縮機においては、ロータの回転による遠心力でベーンが突出することで形成される圧縮室において冷媒が圧縮されることにより圧縮機仕事が行われるが、潤滑不良などの理由によりクラッチ40係合時のロータの回転開始にともなってベーンが適正に突出しない場合がある。この場合、クラッチ40の係合による圧縮機における駆動軸の回転開始と圧縮仕事の開始とが時間的にずれることとなる(図4(a)D参照)。このことから、クラッチ40の係合時から所定時間内に圧縮仕事が開始されない場合があるため、本発明は、スクロール型圧縮機などのような駆動軸の回転開始とともに圧縮仕事が開始される圧縮機を採用するエンジン駆動式ヒートポンプにおいて適用することが好ましいのである。ただし、クラッチ40の係合による圧縮機における駆動軸の回転開始と圧縮仕事の開始との時間的なズレが発生しない場合は、ベーンロータリ型の圧縮機を採用するエンジン駆動式ヒートポンプにおいても本発明は適用可能である。
以下、本発明に係るエンジン駆動式ヒートポンプの制御構成について図5を用いて説明する。本発明に係るエンジン駆動式ヒートポンプは、エンジン1及びクラッチ40を制御する制御手段としてのコントローラ60を具備しており、このコントローラ60により、エンジン1の運転制御及びクラッチ40のオン・オフの制御を含むエンジン駆動式ヒートポンプの運転制御が行われる。つまり、コントローラ60により、クラッチ40のオン・オフが切り換えられることにより、エンジン1から圧縮機2への動力の断続が制御され、圧縮機2の運転・停止が制御される。また、本発明に係るエンジン駆動式ヒートポンプは、エンジン1の回転数を検出する回転数検出手段としての回転センサ55を具備している。この回転センサ55はコントローラ60と接続されており、該回転センサ55により検出されるエンジン回転数がコントローラ60に入力される。
そして、コントローラ60は、前述したようなクラッチ40係合後の所定時間内のエンジン回転数の変化に基づき、クラッチ40においてクラッチ滑りが発生したと判定する。つまり、コントローラ60はクラッチ滑り判定機能を有しており、該コントローラ60がクラッチ滑り判定手段の一例である。すなわち、クラッチ滑り判定手段としてのコントローラ60は、クラッチ40係合後の所定時間内に前記回転センサ55により検出されるエンジン回転数が、クラッチ40係合前のエンジン回転数以上となった場合に、クラッチ滑りが発生したと判定する。
このコントローラ60によるクラッチ滑り発生の判定について、図4を用いて具体的に説明する。コントローラ60は、回転センサ55により検出され入力されるエンジン回転数Nを常時認識しており、クラッチ40オンの信号を出力すると(T=t0)、その時点でのエンジン回転数(クラッチ40係合前のエンジン回転数No)を認識するとともに、予め設定される所定時間Δtの計測を開始する。そして、この所定時間Δt内に、回転センサ55により検出されるエンジン回転数Nとクラッチ係合前のエンジン回転数Noとを比較し、回転センサ55により検出されるエンジン回転数Nがクラッチ40係合前のエンジン回転数No以上となった場合に、クラッチ滑りが発生したと判定する。
なお、本実施形態においては、コントローラ60がクラッチ滑り判定手段として機能する構成としているが、クラッチ滑り判定手段を制御手段としてのコントローラ60とは別体として設ける構成としてもよい。
このように、回転センサ55により検出されるエンジン回転数に基づいて、クラッチ40におけるクラッチ滑りの発生を判定する構成とすることにより、クラッチ40の係合時に特徴的な挙動を示すエンジン回転数を利用して、クラッチ滑りを適正に検出することができる。つまり、エンジン回転数という動力伝達の正否と密接に関連する情報に基づくので、クラッチ滑りを適正に検出することができる。
以上のように、クラッチ40係合時におけるエンジン回転数の挙動から、クラッチ40におけるクラッチ滑りの発生を判定するのであるが、このクラッチ滑りの原因として、圧縮機2内部に故障などの不具合が発生し、圧縮機2の駆動軸2aが回転不能になることがある。そこで、本発明に係るエンジン駆動式ヒートポンプは、クラッチ40においてクラッチ滑りが発生した場合、その発生原因が、圧縮機2内部における不具合であると判定する圧縮機不具合判定手段を具備している。
すなわち、この圧縮機不具合判定手段は、前記クラッチ滑り判定手段としてのコントローラ60により、クラッチ40においてクラッチ滑りが発生したと判定された場合に、エンジン1のクランキングが不能のとき、圧縮機2内部に不具合が発生したと判定する。つまり、圧縮機不具合判定手段は、クラッチ40においてクラッチ滑りが発生した場合、その原因が圧縮機2内部の不具合であることを判定し、クラッチ滑り発生の原因を特定する。
この圧縮機2内部の不具合の判定にともなう具体的な制御について、図6に示すフローチャートに沿って説明する。
まず、クラッチ滑り判定手段としてのコントローラ60により、クラッチ40においてクラッチ滑りが発生したと判定される(S101)。ここで、クラッチ滑りが発生したと判定すると、コントローラ60は、エンジン1の運転を停止する(S102)。これにより、エンジンプーリ51の回転は停止し、両圧縮機2・2の運転も停止される。
エンジン1の運転を停止させたコントローラ60は、クラッチ滑りの発生を判定したクラッチ40を予め係合させる(S103)。つまり、エンジン1を始動する前に予めクラッチ滑りが発生したと判定したクラッチ40を係合させる。そして、この状態でエンジン1のクランキングを試行する(S104)。すなわち、ここでエンジン1の始動前に係合されるクラッチ40は、クラッチ滑りが発生したと判定されたクラッチ40であり、本実施形態のように2台の圧縮機2・2を備え、各圧縮機2に対してクラッチ40が設けられる冷媒回路構成においては、クラッチ滑りが発生したと判定されたクラッチ40のみが予め係合されることとなり、この状態でエンジン1のクランキングが行われる。
そして、前記ステップS104において試行されたエンジン1のクランキングが不能のときは(S105)、コントローラ60は、圧縮機2内部に不具合が発生したと判定する(S106)。つまり、クラッチ滑りが発生したと判定されたクラッチ40が予め係合された状態でのエンジン1のクランキングが不能ということは、クラッチ40自体の係合には不具合はないが、圧縮機2の駆動軸2aが回転不能であるということであり、この場合、コントローラ60は圧縮機2内部に不具合が発生したと判定する。すなわち、コントローラ60は、クラッチ40におけるクラッチ滑り発生の原因が、圧縮機2内部における不具合であると判定する圧縮機不具合判定機能を有しおり、本実施形態におけるコントローラ60が、圧縮機不具合判定手段の一例である。ただし、圧縮機不具合判定手段を制御手段としてのコントローラ60とは別体として設ける構成としてもよい。
このようにして、圧縮機不具合判定手段としてのコントローラ60により、クラッチ40におけるクラッチ滑り発生の原因が、圧縮機2内部における不具合であることを特定することがでる。これにより、圧縮機2内部の不具合に対応した適切な対処を行うことができる。
また、クラッチ滑りの原因としては、前述のような圧縮機2内部の不具合による場合の他、クラッチ40自体の不具合による場合がある。この場合、クラッチ40における潤滑不良や摩耗などによる構成部品の破損やこれにともなう励磁力の低下などにより、摩擦面における不具合が発生しクラッチ滑りが発生する。そこで、本発明に係るエンジン駆動式ヒートポンプは、クラッチ40においてクラッチ滑りが発生した場合であって、かつ、その発生原因が圧縮機2内部における不具合でないとき、クラッチ滑りの発生原因が、クラッチ40自体の不具合であると判定するクラッチ不具合判定手段を具備している。
すなわち、このクラッチ不具合判定手段は、前記クラッチ滑り判定手段としてのコントローラ60により、クラッチ40においてクラッチ滑りが発生したと判定された場合に、エンジン1のクランキングが可能のとき、該コントローラ60により再度クラッチ滑りが発生したと判定された場合に、該クラッチ40に不具合が発生したと判定する。つまり、クラッチ不具合判定手段は、クラッチ40においてクラッチ滑りが発生した場合であって、かつ、その発生原因が圧縮機2内部における不具合でないとき、クラッチ滑りの原因がクラッチ40自体の不具合であることを判定し、クラッチ滑り発生の原因を特定する。
このクラッチ40の不具合の判定にともなう具体的な制御について、図6に示すフローチャートに沿って説明する。
前述の如く、クラッチ滑り判定手段としてのコントローラ60により、クラッチ40においてクラッチ滑りが発生したと判定された場合(S101)、その後の一連の制御が行われる(S102〜S104)。そして、ステップS104において試行されたエンジン1のクランキングが可能のときは(S105)、コントローラ60は、クラッチ40をオフとしクラッチ40の係合を解除する(S107)。
その後、コントローラ60は、エンジン1の運転を一旦停止するとともにエンジン1を再起動する(S108)。そして、クラッチ40の係合を再試行する(S109)。このクラッチ40の再係合の際、クラッチ滑り判定手段としてのコントローラ60は、該クラッチ40においてクラッチ滑りの発生を再度判定する(S110)。ここで、再度クラッチ滑りが発生したと判定した場合は、コントローラ60は、クラッチ40に不具合が発生したと判定する(S111)。つまり、クラッチ滑りが発生したと判定されたクラッチ40が予め係合された状態でのエンジン1のクランキングが可能ということは、圧縮機2の駆動軸2aが回転可能であり、圧縮機2内部には不具合が発生しておらず、この状態で再度クラッチ滑りが発生したということは、クラッチ40自体の係合に不具合があるということであり、この場合、コントローラ60はクラッチ40に不具合が発生したと判定する。すなわち、コントローラ60は、クラッチ40におけるクラッチ滑り発生の原因が、クラッチ40の不具合であると判定するクラッチ不具合判定機能を有しており、本実施形態におけるコントローラ60が、クラッチ不具合判定手段の一例である。ただし、クラッチ不具合判定手段を、制御手段としてのコントローラ60とは別体として設ける構成としてもよい。
一方、前記ステップS110において、クラッチ滑り判定手段としてのコントローラ60によりクラッチ滑りが発生していないと判定された場合は、クラッチ40は正常であることとなる(S112)。この場合、コントローラ60は、クラッチ40においてクラッチ滑りは発生していないと判定し、通常通りの運転制御を行う(S113)。
このようにして、クラッチ滑り判定手段としてのコントローラ60により、クラッチ40におけるクラッチ滑り発生の原因が圧縮機2内部における不具合でない場合、クラッチ滑りの原因が、クラッチ40自体の不具合であることを特定することができる。
以上のようにして、クラッチ40におけるクラッチ滑り発生の原因が特定された場合、例えば、コントローラ60により、クラッチ40をオフとしてクラッチ40の係合を解除させるとともにエンジン1の運転を停止させ、ランプや警告音などにより、クラッチ滑り発生の原因が、圧縮機2内部における不具合またはクラッチ40の不具合であることを明示する警報を発する構成とすることができる。
また、本実施形態のように、2台の圧縮機2・2を有する冷媒回路構成の場合は、所望の出力が1台の圧縮機2のみで賄える場合は、クラッチ滑りが発生したクラッチ40を介する圧縮機2の運転を停止させた状態で、エンジン1からの正常な動力伝達が行われかつ正常に機能する圧縮機2のみにより、エンジン駆動式ヒートポンプの運転を続ける構成とすることができる。
本発明に係るエンジン駆動式ヒートポンプの冷媒回路図。 圧縮機のベルト駆動構成を示す図。 クラッチの概略構成を示す図。 クラッチオン時のエンジン回転数の変化を示すグラフ。 本発明に係るエンジン駆動式ヒートポンプの制御構成を示す図。 クラッチ滑り発生原因を特定するための制御を示すフローチャート。
符号の説明
1 エンジン
2 圧縮機
40 クラッチ
55 回転センサ
60 コントローラ

Claims (3)

  1. エンジンによりクラッチを介して圧縮機を駆動するエンジン駆動式ヒートポンプにおいて、エンジン回転数を検出する回転数検出手段と、クラッチ係合後の所定時間内に前記回転数検出手段により検出されるエンジン回転数がクラッチ係合前のエンジン回転数以上となった場合にクラッチ滑りが発生したと判定するクラッチ滑り判定手段と、を具備する構成としたことを特徴とするエンジン駆動式ヒートポンプ。
  2. 請求項1記載のエンジン駆動式ヒートポンプにおいて、前記クラッチ滑り判定手段によりクラッチ滑りが発生したと判定された場合に、前記エンジンのクランキングが不能のとき、圧縮機内部に不具合が発生したと判定する圧縮機不具合判定手段を具備する構成としたことを特徴とするエンジン駆動式ヒートポンプ。
  3. 請求項2記載のエンジン駆動式ヒートポンプにおいて、前記クランキングが可能のとき、前記クラッチ滑り判定手段により再度クラッチ滑りが発生したと判定された場合に、該クラッチに不具合が発生したと判定するクラッチ不具合判定手段を具備する構成としたことを特徴とするエンジン駆動式ヒートポンプ。
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