JP3964644B2 - 車両用開閉体の駆動制御装置 - Google Patents

車両用開閉体の駆動制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の後部ドア等の開閉体のドアロック本体を駆動する駆動制御装置に関し、単一のモータの正逆回転を制御することにより、かろうじてロックした状態のハーフラッチ位置を検知したときに、強制的に完全なロック状態であるフルラッチ位置に移行するようにしたクロージャ機構と、ラッチとストライカとの係合を解除するオープナー機構との作動の切り替えが可能な車両用開閉体の駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述のような従来の駆動制御装置としては、本出願人の特許出願に係わる特公平5−27748号公報に開示されているようなものがある。この従来の技術は、ストライカに係脱可能なラッチ、及びラッチに係脱可能なロッキングプレートを備えたロック本体と、単一の正逆回転可能なモータの駆動により、中立位置から2方向に移動可能な移動部材を有する駆動機構とを備え、移動部材の中立位置から一方向への移動により、ラッチとロッキングプレートとの係合を解除し、他方向への移動により、ラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置まで移動させるようにしたものは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この先願の発明は、ハーフラッチが働く位置までの閉扉作動の途中で開扉させると、クロージャ機構を作動させる移動部材が他方向へ移動してしまって、その状態で再び扉を閉じる方向に操作すると、ロック本体のラッチがフルラッチ位置に閉じていて閉扉できなくなるおそれがある。
【0004】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、クロージャ機構の作動をキャンセルし、ロック本体のラッチを開放位置に必ず戻るようにした車両用開閉体の駆動制御装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ストライカに係合するラッチ及び該ラッチと係合してラッチの回動を拘束するロッキングプレートを有するロック本体と、正逆回転可能な単一のモータにより駆動される移動部材とを有する駆動機構であって、該駆動機構は、ラッチが辛うじてロッキングプレートと噛み合うハーフラッチ位置を検知したときに作動するハーフラッチスイッチと、クロージャ機構と、オープナー機構とよりなり、前記クロージャ機構は、前記ハーフラッチスイッチの作動により、前記移動部材が中立位置よりモータの正転により一方向に移動し、ハーフラッチ位置になったラッチをロッキングプレートと完全に噛み合うフルラッチ位置に強制的に回動させるとともに、逆転位置でモータを逆転させ中立位置に復帰し停止してなり、前記オープナー機構は、ハンドル装置の操作により作動したハンドルスイッチの信号により該移動部材が中立位置よりモータの逆転により他方向に移動し、ロッキングプレートを作動させることによりラッチの拘束を解除させると共に、逆転位置でモータを逆転させ中立位置に復帰し停止するように制御する車両用開閉体の駆動制御装置において、前記移動部材に形成されたカムと係合するクローズスイッチとオープンスイッチとの検知信号が、ともに作動のときは、移動部材の位置は中立位置と認識してモータを停止させ、クローズスイッチが作動でオープンスイッチが不作動のときは、中立位置より一方向側の位置と認識しモータの正転を継続させ、クローズスイッチが不作動でオープンスイッチが作動のときは、中立位置より他方向側の位置と認識しモータの逆転を継続させ、クローズスイッチとオープンスイッチとがともに不作動のときは逆転位置と認識してモータを逆転させてなり、前記ハーフラッチスイッチは、開扉位置から閉扉側に移動する過程においてのハーフラッチ検出位置を除くハーフラッチ検出位置よりも開扉側でハーフラッチ位置を検出可能な位置に設け、前記クロージャ機構の作動時に、開閉体が前記ハーフラッチスイッチの作動位置を通過し且つハーフラッチ位置の手前で開扉方向へ戻された時には、前記移動部材が中立位置から離脱している場合は、作動位置の開扉側への二度目の通過を検知してモータを逆転させて移動部材を中立位置へ戻し、移動部材が中立位置から離脱していない場合は、モータを停止させて移動部材を中立位置に保持させてなることを特徴とする
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、中立位置をクローズスイッチとオープンスイッチのみで認識し、中立スイッチを必要としないので、価格の高いスイッチ類の使用を減少させながら、従来と変わらない性能が得られるようにした車両用開閉体の駆動制御装置を提供できる。また、ハーフラッチが働く位置までの閉扉作動の途中で開扉させても、クロージャ機構を作動させる移動部材が中立位置に必ず戻るようにして、クロージャ機構の作動をキャンセルし、ロック本体が確実に開放位置を維持でき、開閉体は確実に閉扉できる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用開閉体の駆動制御装置であって、前記駆動部材の中立位置からの作動と同時に計時が開始されるタイマにより設定された時間内に逆転位置が検知されないときは、モータを逆転させ中立位置まで復帰させ、その後、モータを停止させることを特徴とする
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、移動部材の制御に重要な位置検知用のスイッチが故障したときも、タイマを使った簡単な制御で誤動作を防止できる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両用開閉体の駆動制御装置であって、前記クローズスイッチ又は前記オープンスイッチの不作動で、クロージャ機能或いはオープナー機能の何れかの作動が不能の時、中立位置から他方の機能を有効としたことを特徴とする
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、一方の機能が使用できない状態となっても、中立位置から他方の機能は有効に作動するので、例えスイッチの一つが故障しても使い勝手が著しく低下してしまうようなことはない。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の車両用開閉体の駆動制御装置であって、断絶していた電源からの電流を復帰させ、クロージャ機構またはオープナー機構を作動させたとき、クローズスイッチとオープンスイッチとの検知信号から移動部材の位置を認識し、移動部材が中立位置以外にあった場合、移動部材を中立位置に戻した後、クロージャ機構またはオープナー機構の作動を開始させることを特徴とする
【0014】
請求項4に記載の発明によれば、電源が断絶した機構に電源を復帰させた際、クロージャ機構またはオープナー機構のどちらを操作した場合でも、移動部材が必ず一度中立位置に復帰してから作動を開始するので、誤動作のおそれがなく安全である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
【0016】
図中符号1は、車体後部に、上下方向に開閉しうるように上端が左右方向を向くヒンジ軸(図示略)をもって枢着されたバックドアDに固定されるロック本体で、車体側に固着されるストライカ5(図8参照)と係合することにより、バックドアDを閉止位置にロックするものである。
【0017】
符号2は、モータ3によりロック本体1を強制的にハーフラッチ位置からフルラッチ位置とするクロージャ機能と、ロック本体1とストライカ5との係合を解除するオープナー機能と、クロージャ機能をキャンセルするキャンセル機能とを備えた駆動機構である。なお、図2から図6において紙面手前が車両前方であり紙面奥が車両後方である。
【0018】
図7乃至図10に示すように、ロック本体1におけるボディ4の内部には、車体側に固着されたストライカ5に係脱可能なラッチ6と、ラッチ6の爪部6a、6bに係脱可能なロッキングプレート7とがそれぞれ上下方向を向くラッチ軸8及びロッキングプレート軸9をもって枢着されている。
【0019】
ラッチ6は、図9に示すように、ストライカ5と完全に係合したフルラッチ位置と、図8に示すように、ストライカ5と辛うじて係合したハーフラッチ位置と、図7に示すように、ストライカ5と離脱したオープン位置とに移動することができる。
【0020】
ロッキングプレート7は、ばね(図示略)をもって、図9において、反時計方向に付勢され、かつ、フルラッチ位置のとき、爪部6aに係合し、また、ハーフラッチ位置のとき、爪部6bに係合することによって、ラッチ6のオープン方向への回動を阻止するとともに、図10に示すように、各爪部6a、6bから離脱したオープン位置に移動可能である。
【0021】
ボディ4に固着されたべ一スプレート10は、図2に示すように、ボディ4の上面を覆うほぼ水平なカバー部11と、カバー部11の後部(図1において左斜め上部)からほぼ垂直に起立するべ一ス部12とを有している。
【0022】
カバー部11上には、ラッチ6と一体となって回動するようにラッチ軸8に止着され、かつ遊端部に上方に向かって突出する係合ピン13aが固着されたラッチ6の一部をなすカムレバー13と、カムレバー13の外周に形成されたカム部13bを検出して、ラッチ6のハーフラッチ位置を検出するハーフラッチスイッチ14とが配設されている。前記ハーフラッチスイッチ14は、バックドアDの開扉位置から閉扉側に移動する過程において、ハーフラッチスイッチ14がハーフラッチ検出位置を除くハーフラッチ検出位置よりも開扉側でハーフラッチ位置を検出可能な位置に設けてある。
【0023】
モータ3は、べ一ス部12の上部後面に固定され、かつモータケース3aに内蔵された減速機構(図示略)を介して、正逆回転可能なギヤ18を有している。
【0024】
駆動機構2は、べ一ス部12の前面に、前後方向を向く軸19をもって枢着され、かつギヤ18に噛合する歯部20aを有する「移動部材」をなすセクタギヤ20と、べ一ス部12の前面にセクタギヤ20と同軸19をもって枢着されたクローズレバー21と、べ一ス部12の前面に軸22をもって枢着されたキャンセルレバー23と、べ一ス部12の後面に軸24をもって枢着されたオープンレバー25とを備えている。
【0025】
べ一ス部12の前面には、セクタギヤ20のクローズ位置を検出するクローズスイッチ26が、また同じく前面には、セクタギヤ20の後述するオープン位置を検出するオープンスイッチ27が、それぞれ設けられている。セクタギヤ20の外周縁には、径方向に突出し、クローズスイッチ26、オープンスイッチ27に係合可能な「カム」であるカム部材20bが取り付けられている。
【0026】
モータ3は、バックドアDのアウターパネルに設けられたハンドル装置Hを操作することによるアウトサイドハンドルスイッチ28の不作動(ON)、及びクローズスイッチ26、オープンスイッチ27がともに作動(OFF)のときに逆転制御される。また、ハーフラッチスイッチ14及びクローズスイッチ26、オープンスイッチ27の作動により、正転制御される。さらに、クローズスイッチ26、オープンスイッチ27がともに不作動(ON)のときに逆転制御される。さらに、クローズスイッチ26、オープンスイッチ27がともに作動(OFF)するときに、停止制御されるようになっている。
【0027】
セクタギヤ20は、軸19を中心とする円弧状をなす左右方向を向く長孔20cと、長孔20cの長手方向のほぼ中央から離心方向に延出する係合孔(図示略)とを有し、常時は、図2に示すように、クローズスイッチ26、オープンスイッチ27がともにカム部材20bと当接して作動させられた中立位置に停止しており、この中立位置から、モータ3の正転及び逆転によってオープン方向(図2において時計方向)及びクローズ方向(図2において反時計方向)の2方向に回動可能となっている。
【0028】
クローズレバー21は、上方に向かって延出し、かつセクタギヤ20の長孔20cの一部、及び係合孔に重合可能な切換孔21bが穿設されたアーム部21aと、べ一ス部12を挟んでオープンレバー25に重合するように側方に向かって延出し、かつ先端部に、べ一ス部12の後方に突出するピン29a(図3)が架設されたオープンアーム部29と、ボディ4に向かって斜め下方に延出するクローズ部30とを有しており、常時は、セクタギヤ20と一体となって、中立位置から2方向に回動しうるようになっている。
【0029】
クローズ部30は、クローズレバー21が中立位置からクローズ方向に回動することによって、係合ピン13aに係合して、ラッチ6をハーフラッチ位置からフルラッチ位置に移動させうるように、カムレバー13を回動させる。
【0030】
セクタギヤ20とクローズレバー21のアーム部21aとの間には、長孔20c及び係合孔、並びに切換孔21bに摺動可能に嵌合した鍔付きピン状の切換部材31が設けられている。
【0031】
切換部材31は、セクタギヤ20の係合孔に係脱可能であって、図2に示すように、常時バネ部材(図示略)によって切換孔21bの上部方向に付勢されて切換孔21bの上部に位置している。切換部材31は、係合孔に係合した接続位置にあるときは、セクタギヤ20の回動に伴って、クローズレバー21も一体になって回動しうるように両者を接続している。また、切換部材31は、キャンセルレバー23のアーム部32に押圧され切換孔21bの下部に位置し、かつ係合孔から離脱して長孔20cに移動したキャンセル位置にあるときは、長孔20cに沿って中央から左右いずれの方向にも摺動可能となって、セクタギヤ20とクローズレバー21とがそれぞれ独立して回動しうるように、それらの接続を断つ。
【0032】
前記キャンセルレバー23のアーム部32は、軸19を中心とする円弧状をなし、かつ長孔20c及び係合孔、並びに切換孔21b上に位置し湾曲形成されてなり、キャンセルレバー23は、該アーム部32と、上方に延出する操作部33とを有しており、切換部材31を押圧せず且つ接続位置に保持する接続位置と、接続位置にある切換部材31をバネ部材(図示略)の付勢力に抗して押圧し且つキャンセル位置とに移動させることが可能であり、常時は、ばね(図示略)により接続位置に保持されている。
【0033】
操作部33は、バックドアDのインナパネル側のトリムの一部を外すことにより、外部から操作可能な位置に設けられる。
【0034】
オープンレバー25は、ほぼ上向きに延出し、かつクローズレバー21がオープン方向に回動したとき、ピン29aに係合可能な係合アーム34と、ボディ4に向けて下方に延出し、かつロッキングプレート7の突起部7aに当接可能なオープン部35と、係合アーム34が図2に示す待機位置から、ロッキングプレート7をオープン方向に回動させるオープン方向(図2において時計方向)に回動可能であり、常時は、待機位置に向かって付勢されているばね(図示略)とよりなる。
【0035】
オープン部35は、オープンレバー25がオープン方向に回動することにより、ロッキングプレート7の突起部7aに当接して、ロッキングプレート7をオープン位置に移動させる。
【0036】
クローズレバー21が中立位置からオープン方向に回動することにより、ピン29aが係合アーム34に摺接して、オープンレバー25を、待機位置からオープン方向に回動させ、かつ、図6に示すように、オープンレバー25がオープン位置に移動した後は、係合アーム34がピン29aの移動軌跡から外れて、ピン29aが係合アーム34の外縁34aに沿って摺動することにより、オープンレバー25をオープン位置を保持した状態で、クローズレバー21のオープン方向への空動を許容するようになっている。
【0037】
なお、オープンレバー25における係合アーム34の外縁34aは、オープンレバー25がオープン位置に移動したとき、軸19を中心とする円弧状に形成されている。このようにしたことにより、クローズレバー21が空動する間、オープンレバー25を確実にオープン位置に保持することができる。
【0038】
したがって、オープンスイッチ27の検出によりモータ3が停止した直後、クローズレバー21が種々の慣性力によりオープン位置を超過しても、オープンレバー25に対して超過した後の動きが伝達されないので、オープンレバー25の変形や損傷を防止できる。
【0039】
次に図11に基づいて本例の電気回路の概略構成を説明する。
【0040】
符号40は制御装置であり、入力側の電源入力ポートには、電源となるバッテリー41のプラス側が接続されている。一方、バッテリー41のマイナス側には、ロックスイッチ42、ハーフラッチスイッチ14、クローズスイッチ26、オープンスイッチ27、アウトサイドハンドルスイッチ28の一端が並列に接続され、各スイッチの他端は、制御装置40の入力ポートに接続されている。またバッテリー41のマイナス側端子は、アースされている。
【0041】
なお、ロックスイッチ42は、車両のサイドドア等の開閉を禁止するインサイドロックノブの作動に連動するもので、ロックスイッチ42が作動中は、クロージャ機構、オープナー機構が作動しないようにしているものである。
【0042】
制御装置40の出力ポートには、モータ3が接続されており、各スイッチ14,26,27,28,42の入力条件により制御装置40は、モータ正転リレー、モータ逆転リレー(いずれも図示略)によりモータ3を正転または逆転制御を行う。
【0043】
次に、図12の基本動作タイムチャート及び図13並びに図14に示すフローチャートを参照して、上述の実施形態の各機能について説明する。
【0044】
(クローズ機能)
バックドアDが開扉位置にあるとき、ロック本体1及び駆動機構2は、図2及び図7にそれぞれ示すタイムチャートの中開の領域で、クローズスイッチ26、オープンスイッチ27がともに作動の中立位置にあり、ハーフラッチスイッチ14も作動の状態である。
【0045】
ここで、バックドアDを閉じると、クロージャモードがスタートし、ラッチ6は、ストライカ5に係合して、オープン位置から図3及び図8に示すハーフラッチ位置に移動する。この状態がフローチャートに示すステップ1(S1)でクロージャ起動条件の成立であり、タイムチャートの▲1▼領域である。ハーフラッチスイッチ14が、カムレバー13を介して、ラッチ6がハーフラッチ位置に達したことを検出すると、モータ正転リレーがONとなりモータ3が正転制御され、セクタギヤ20及びクローズレバー21がクローズ方向に回動する。
【0046】
クローズレバー21がクローズ方向に移動すると、図4に示すようにクローズ部30がカムレバー13の係合ピン13aに係合して、ラッチ6をハーフラッチ位置からフルラッチ位置まで強制的に移動させることにより、バックドアDは、半ドア状態から全閉位置に引き込まれる。この状態がタイムチャートの▲2▼領域であり、セクタギア20の移動直後に、オープンスイッチ27は不作動となり、クローズスイッチ26は作動を継続する。
【0047】
クローズスイッチ26が、セクタギヤ20のカム部材20bからはずれて不作動となり、クローズスイッチ26、オープンスイッチ27がともに不作動になると、ラッチ6のフルラッチ位置が認識され、モータ正転リレーはOFFとなり、モータ3は停止制御される。この状態が、フローチャートのステップ2(S2)で、クロージャ作動停止条件成立であり、タイムチャートの▲3▼領域である。
【0048】
ついで、モータ逆転リレーがONとなり、モータ3が逆転制御され、セクタギヤ20及びクローズレバー21は、中立位置に向け復帰移動を開始する。この状態が、フローチャートのステップ3(S3)のクロージャ中立復帰作動条件成立で、タイムチャートの▲4▼領域であり、セクタギヤ20逆転の直後、クローズスイッチ26は再びカム部材20bに当接し作動状態となり、オープンスイッチ27は、不作動を継続する。
【0049】
セクタギヤ20が中立位置に復帰すると、オープンスイッチ27は、セクタギヤ20のカム部材20bと当接し作動状態となるので、制御装置40は、クローズスイッチ26とオープンスイッチ27とがともに作動の中立位置と認識すると、モータ逆転リレーはOFFとなり、モータ3は停止制御される。この状態が、フローチャートのステップ4(S4)のクロージャ中立復帰停止条件成立あり、タイムチャートの中閉の領域である。
【0050】
(オープナー機能)
バックドアDが閉止位置にあるときは、駆動機構2は、図5に示すように、セクタギヤ20及びクローズレバー21が中立位置にあり、切換部材31が接続位置に保持されて、セクタギヤ20とクローズレバー21とが接続されている。ロック本体1は、図9に示すように、ラッチ6がフルラッチ位置にあり、ロッキングプレート7が爪部6aに係合している。この位置は、タイムチャートの中閉の領域であり、クローズスイッチ26、オープンスイッチ27ともセクタギヤ20のカム部材20bに当接し、作動状態にある中立位置である。
【0051】
フローチャートのステップ5(S5)は、オープナー機能を作動させるにあたり安全の見地から車両の停止位置を確認するもので、車速が0か否か、シフトレバーがパーキングポジションにあるか否か、パーキングブレーキの作動状況か否か、フートブレーキが作動状況か否かを見て車両停止を確認しており、車両停止条件が成立すると、ステップ6(S6)に進む。
【0052】
ステップ6(S6)では、防盗性の見地から車両のサイドドアのロック本体1のノブロックの作動状況を確認するため、ロックスイッチ42の作動の有無を確認している。ここで、ノブロックが操作されていないロックスイッチ42がOFFの状況と確認できれば、オープナーモードがスタートする。
【0053】
ここでバックドアDのハンドル装置Hを操作すると、アウトサイドハンドルスイッチ28が不作動位置(ON)となり、モータ逆転リレーがONとなり、モータ3が逆転して、セクタギヤ20及びクローズレバー21が中立位置からオープン方向に回動することにより、図6に示すように、切換部材31は、長孔20cの右方に移動し、ピン29aは、オープンレバー25の係合アーム34を押動して、オープンレバー25を図6に示すオープン位置に移動させる。この状態が、フローチャートのオープナー起動条件成立でタイムチャート▲5▼の領域であり、クローズスイッチ26は、カム部材20bから外れて不作動となり、オープンスイッチ27は、カム部材20bとの当接を継続中で作動となっている。
【0054】
オープンレバー25がオープン位置に移動すると、係合アーム34がピン29aの移動軌跡から外れて、オープンレバー25は、それ以上回動することなく、その位置に保持され、かつオープン部35は、ロッキングプレート7の突起部7aに係合して、ロッキングプレート7をオープン位置に移動させることにより、ラッチ6とロッキングプレート7の係合を解除しバックドアDを開くことができる。この状態がフローチャートのステップ8(S8)のオープナー作動停止条件成立であり、モータ逆転リレーがOFFとなり、モータ3が停止制御される。これは、タイムチャートの(6)領域であり、オープンスイッチ27がカム部材20bから離脱して不作動となり、クローズスイッチ26、オープンスイッチ27ともに不作動となる。
【0055】
この状態で、モータ3が逆転制御されるのであるが、オープンスイッチ27がカム部材20bから離脱し不作動となると同時に、タイマ5(T5)が計時を始め、タイマがカウントアップするまでの時間t5の間、モータ3の逆転動作は保留される。
【0056】
この時間t5の間に、ラッチ6のロッキングプレート7との係合が解除され、ハーフラッチスイッチ14が不作動となると、モータ正転リレーがONされ、モータ3が正転制御され、セクタギヤ20及びクローズレバー21は、オープン位置から中立位置に復帰移動を始める。このタイマT5の機能は、オープンスイッチ27が不作動になり、ロッキングプレート7がオープン位置に達したのが確認できても、ラッチ6がロッキングプレート7と係合解除が十分にされない状態でモータ3を逆転すると、ラッチ6とロッキングプレート7が再び係合してしまうので、これを防止するためにラッチ6が係合解除する時間を確保するためのものである。
【0057】
モータ3が逆転されると、直後にオープンスイッチ27がカム部材20bと係合し作動状態となり、復帰移動中は、オープンスイッチ27が作動状態、クローズスイッチ26は不作動状態となっている。この状態が、タイムチャートの(7)領域である。
【0058】
セクタギヤ20が中立位置に復帰すると、クローズスイッチ26がカム部材20bと当接し、作動状態となり、図2に示すようにクローズスイッチ26、オープンスイッチ27がともに作動状態となる。ここで、中立位置が認識されるので、モータ正転リレーがOFFし、モータ3への給電が停止され、オープンレバー25は、ばねの付勢力により待機位置に復帰する。この状態が、フローチャートのステップ10(S10)でオープナー中立復帰停止条件成立となり、タイムチャートの中開の領域である。
【0059】
(キャンセル機能)
セクタギヤ20及びクローズレバー21のクローズ動作中に、例えば、モータ3または制御回路40等の故障により、モータ3の回転が停止して、セクタギヤ20がクローズ位置に停止した場合には、クローズ部30がカムレバー13の係合ピン13aに係合して、ラッチ6のオープン位置方向への移動を阻止して、その後のバックドアDの開扉操作が不能になるおそれがある。このような場合には、キャンセルレバー23を接続位置からキャンセル位置に移動させることにより、開扉操作を回復することができる。
【0060】
すなわち、キャンセルレバー23がキャンセル位置に移動すると、切換部材31はキャンセル位置に移動して、セクタギヤ20とクローズレバー21との接続が切断される。この状態で、クローズレバー21を中立位置に復帰させると、ラッチ6のオープン位置への移動が可能になる。その後、車両の適所に別途配設された操作手段(図示略)を操作して、ロッキングプレート7をオープン位置に移動させることによって、バックドアDを開扉することができる。
【0061】
また、クローズレバー21がオープン位置にあるときに、上述と同様の原因によりモータ3の回転が停止した場合は、オープンレバー25を介してロッキングプレート7がオープン位置に拘束され、バックドアDの閉扉が不能になるおそれがあるが、この場合においても、キャンセルレバー23をキャンセル位置に移動させた状態で、クローズレバー21を中立位置に復帰させることによって、ロッキングプレート7の拘束が解かれ、バックドアDを閉じることができる。
【0062】
以上が基本動作であるが、以下に付属機能であるスイッチ故障対応機能及び電源投入時対応機能について説明する。
【0063】
(クロージャー作動途中の開扉操作)
図15、16のタイムチャートに基づいて説明する。前記クロージャ機構は、バックドアDの閉扉時に前記ハーフラッチスイッチ14の作動位置を通過し且つハーフラッチ位置の手前で、開扉方向への戻し操作をした時には、セクタギヤ20が中立位置から離脱している場合(図15)は、作動位置の開扉側への二度目の通過を検知してモータ3を逆転させてセクタギヤ20を中立位置へ戻すことを可能としている。セクタギヤ20が中立位置から離脱していない場合(図16)は、モータ3をただちに停止させてセクタギヤ20を中立位置に保持させる。このようにして、ハーフラッチが働く位置までの閉扉作動の途中で開扉させても、クロージャ機構を作動させるセクタギア20が中立位置に必ず戻るようにして、クロージャ機構の作動をキャンセルし、ロック本体1が確実に開放位置を維持できるようにしてある。
【0064】
(スイッチ故障対応機能)
本例の制御装置40では、クローズスイッチ26、オープンスイッチ27の2つのスイッチの作動、不作動の態様によって、セクタギヤ20のギアポジションを認識している。これらのスイッチが故障して、信号を制御装置40に送ってこないと、正常な制御が不可能となる。ここで、セクタギヤ20が、あるギアポジションから別のギアポジションに移動するとき、その移動完了時に信号を発生するスイッチはあらかじめ決まっている。そこで、そのスイッチに注目して、そのギアポジションのスタートからタイマにより設定時間を計時し、その設定時間が過ぎてもその信号発生予定のスイッチが作動されない場合は、スイッチの故障と判断し、対処するものである。クローズスイッチ26又はオープンスイッチ27の不作動で、クロージャ機能或いはオープナー機能の何れかの作動が不能の時には、中立位置から他方の機能を有効とした。以下、故障したスイッチ及びその態様別に説明する。
【0065】
<オープンスイッチが作動状態で故障>
図17のタイムチャートに基づいて説明する。図12の基本タイムチャートの▲1▼の領域でハーフラッチスイッチ14が作動状態から計時開始したタイマT1の設定時間t1以内にオープンスイッチ27が不作動状態とならないときは、カウントアップ後モータ3を逆転させ、クローズスイッチ26が不作動状態とし、モータ3を正転させて中立復帰させ、クローズスイッチ26が作動状態で、モータ3を停止する。
【0066】
図12の基本タイムチャートの▲5▼の領域で、アウトサイドハンドルスイッチ28が不作動状態から計時開始したタイマT4の設定時間t4以内にオープンスイッチ27が作動状態とならないときは、カウントアップ後タイマT5の設定時間t5の間停止保留した後、モータ3を正転させて中立復帰させ、クローズスイッチ26の作動でモータ3を停止する。
【0067】
<オープンスイッチが不作動状態で故障>
図18のタイムチャートに基づいて説明する。図12の基本タイムチャートの▲3▼領域でモータ3が逆転と同時に計時開始したタイマT3の設定時間t3以内にオープンスイッチ27が作動状態にならないときは、タイマT3のカウントアップ後モータ3を正転させて中立復帰させ、クローズスイッチ26の作動でモータ3を停止させる。
【0068】
<クローズスイッチが作動状態で故障>
図19のタイムチャートに基づいて説明する。図12の基本タイムチャートの(1)の領域でハーフラッチスイッチ14の不作動から計時開始したタイマT2の設定時間t2以内にクローズスイッチ26が不作動状態とならないときは、カウントアップ後モータ3を逆転させて中立復帰させ、オープンスイッチ27の作動でモータ3を停止させる。なお、次の作動でも同様の状況の時は、次からクロージャ機構は作動させない。
【0069】
(電源復帰時対応機能)
電源であるバッテリー41が何らかの原因で切断されると、制御装置40は機能停止し、駆動機構2は作動中の状態のままで停止する。ここで電源を再投入し、クロージャ操作かオープナー操作を行うと、中立位置以外で停止していたときは、一度中立位置に復帰してから、その操作された機能を実行するようになっている。よって、停止直前にどのような位置にあろうとも、誤動作をするおそれはなく、電源再投入後も確実な作動が可能である。以下、電源再投入したときの駆動機構の位置とクロジャ機能かオープナー機能のどちらの操作をされたかに分けて説明する。
【0070】
<クロージャ位置でクロージャ操作されたとき>
図20のタイムチャートに基づいて説明する。ハーフラッチスイッチ14の作動により停止位置からモータ3は逆転して中立復帰し、オープンスイッチ27の作動後通常のクロージャ作動を行う。
【0071】
<クロージャ位置でオープン操作されたとき>
図21のタイムチャートに基づいて説明する。アウトサイドハンドルスイッチ28の不作動により停止位置からモータ3は逆転して中立復帰し、後は通常のオープナー作動を行う。
【0072】
<オープン位置でクロージャ操作されたとき>
図22のタイムチャートに基づいて説明する。ハーフラッチスイッチ14の作動により、停止位置からモータ3は正転して中立復帰し、後は通常のクロージャ作動を行う。
【0073】
<オープン位置でオープン操作されたとき>
図23のタイムチャートに基づいて説明する。アウトサイドハンドルスイッチ28の不作動により、停止位置からモータ3は正転して中立復帰し、後は通常のオープナー作動を行う。
【0074】
<中立位置でクロージャ操作されたとき>
図24のタイムチャートに基づいて説明する。停止位置が中立位置なので、クロージャ操作されたときは、そこから通常のクロージャ作動を行う。
【0075】
<中立位置でオープン操作されたとき>
図25のタイムチャートに基づいて説明する。停止位置が中立位置なので、オープン操作されたときは、そこから通常のオープナー作動を行う。
【0076】
<クロージャ側の逆転位置でクロージャ操作されたとき>
図26のタイムチャートに基づいて説明する。ハーフラッチスイッチ14の作動により停止位置からモータ3は正転すると同時に計時を開始するタイマT2の設定時間t2以内にオープンスイッチ27が作動にならなかったら、そこからモータ3を逆転して中立復帰し、後は通常のクロージャ作動を行う。
【0077】
<クロージャ側の逆転位置でオープン操作されたとき>
図27のタイムチャートに基づいて説明する。アウトサイドハンドルスイッチ28の不作動により、停止位置からモータ3が逆転すると同時に計時を開始するタイマT4の設定時間t4以内にクローズスイッチ26が作動になったら、そのまま中立復帰し、後は通常のオープナー作動を行う。
【0078】
<オープン側の逆転位置でクロージャ操作されたとき>
図28のタイムチャートに基づいて説明する。ハーフラッチスイッチ14の作動により停止位置からモータ3は正転すると同時に計時を開始するタイマT2の設定時間t2以内にオープンスイッチ27が作動になったとき、そのまま中立復帰し、後は通常のクロージャ作動を行う。
【0079】
<オープン側の逆転位置でオープン操作されたとき>
図29のタイムチャートに基づいて説明する。アウトサイドハンドルスイッチ28の不作動により停止位置からモータ3が逆転すると同時に計時を開始するタイマT4の設定時間t4以内にクローズスイッチ26が作動にならなかったら、そこから正転して中立復帰し、後は通常のオープナー作動を行う。
【0081】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、中立位置をクローズスイッチとオープンスイッチのみで認識し、中立スイッチを必要としないので、価格の高いスイッチ類の使用を減少させながら、従来と変わらない性能が得られるようにした車両用開閉体の駆動制御装置を提供できる。また、ハーフラッチが働く位置までの閉扉作動の途中で開扉させても、クロージャ機構を作動させる移動部材が中立位置に必ず戻るようにして、クロージャ機構の作動をキャンセルし、ロック本体が確実に開放位置を維持でき、開閉体は確実に閉扉できる。
【0082】
請求項2に記載の発明によれば、移動部材の制御に重要な位置検知用のスイッチが故障したときも、タイマを使った簡単な制御で誤動作を防止できる。
【0083】
請求項3に記載の発明によれば、一方の機能が使用できない状態となっても、中立位置から他方の機能は有効に作動するので、例えスイッチの一つが故障しても使い勝手が著しく低下してしまうようなことはない。
【0084】
請求項4に記載の発明によれば、電源が断絶した機構に電源を復帰させた際、クロージャ機構またはオープナー機構のどちらを操作した場合でも、移動部材が必ず一度中立位置に復帰してから作動を開始するので、誤動作のおそれがなく安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の車両を示す斜視図である。
【図2】 図1のクローズレバーが中立位置にあるときの駆動機構の作動説明図。
【図3】 図8のラッチがハーフラッチ位置にあるときの駆動機構の作動説明図。
【図4】 図2のクローズレバーがクローズ位置にあるときの駆動機構の作動説明図。
【図5】 図9のラッチがフルラッチ位置にあるときの駆動機構の作動説明図。
【図6】 図2のオープンレバーがオープン位置にあるときの駆動機構の作動説明図。
【図7】 図2におけるVII-VII線で横断したオープン位置におけるロック本体の断面図。
【図8】 図7と同様に横断したハーフラッチ位置におけるロック本体の断面図。
【図9】 図7と同様に横断したフルラッチ位置におけるロック本体の断面図。
【図10】 図7と同様に横断したロッキングプレートがオープン位置におけるロック本体の断面図。
【図11】 本発明の一実施形態の電気回路の概略を示すブロック図。
【図12】 本発明の一実施形態の駆動機構の基本作動態様を示すタイムチャート図。
【図13】 本発明の一実施形態のクロージャ機構の作動態様を示すフローチャート図。
【図14】 本発明の一実施形態のオープナー機構の作動態様を示すフローチャート図。
【図15】 本発明の一実施形態のクロージャ作動途中の開扉で、移動部材が中立位置を離脱した場合におけるモータ逆転によりロック本体が中立位置へ戻される態様を示すタイムチャート図。
【図16】 本発明の一実施形態のクロージャ作動途中の開扉で、移動部材が中立位置を離脱していない場合におけるモータ停止によるロック本体が中立位置を保持する態様を示すタイムチャート図。
【図17】 本発明の一実施形態のスイッチ故障対応機能でオープンスイッチが作動にならない故障の際のタイムチャート図。
【図18】 本発明の一実施形態のスイッチ故障対応機能でオープンスイッチが不作動にならない故障の際のタイムチャート図。
【図19】 本発明の一実施形態のスイッチ故障対応機能でクロージャスイッチが不作動にならない故障の際のタイムチャート図。
【図20】 本発明の一実施形態の電源復帰時対応機能でクロージャ位置でクロージャ操作されたときのタイムチャート図。
【図21】 本発明の一実施形態の電源復帰時対応機能でクロージャ位置でオープン操作されたときのタイムチャート図。
【図22】 本発明の一実施形態の電源復帰時対応機能でオープン位置でクロージャ操作されたときのタイムチャート図。
【図23】 本発明の一実施形態の電源復帰時対応機能でオープン位置でオープン操作されたときのタイムチャート図。
【図24】 本発明の一実施形態の電源復帰時対応機能で中立位置でクロージャ操作されたときのタイムチャート図。
【図25】 本発明の一実施形態の電源復帰時対応機能で中立位置でオープン操作されたときのタイムチャート図。
【図26】 本発明の一実施形態の電源復帰時対応機能でクロージャ側の逆転位置でクロージャ操作されたときのタイムチャート図。
【図27】 本発明の一実施形態の電源復帰時対応機能でクロージャ側の逆転位置でオープン操作されたときのタイムチャート図。
【図28】 本発明の一実施形態の電源復帰時対応機能でオープン側の逆転位置でクロージャ操作されたときのタイムチャート図。
【図29】 本発明の一実施形態の電源復帰時対応機能でオープン側の逆転位置でオープン操作されたときのタイムチャート図。
【符号の説明】
D バックドア(開閉体)
H ハンドル装置
T1〜T5 タイマ
1 ロック本体
2 駆動機構
3 モータ
5 ストライカ
6 ラッチ
7 ロッキングプレート
14 ハーフラッチスイッチ
20 セクタギヤ(移動部材)
20b カム部材(カム)
26 クローズスイッチ
27 オープンスイッチ
28 アウトサイドハンドルスイッチ(ハンドルスイッチ)
41 バッテリー(電源)

Claims (4)

  1. ストライカに係合するラッチ及び該ラッチと係合してラッチの回動を拘束するロッキングプレートを有するロック本体と、正逆回転可能な単一のモータにより駆動される移動部材とを有する駆動機構であって、
    該駆動機構は、ラッチが辛うじてロッキングプレートと噛み合うハーフラッチ位置を検知したときに作動するハーフラッチスイッチと、クロージャ機構と、オープナー機構とよりなり、
    前記クロージャ機構は、前記ハーフラッチスイッチの作動により、前記移動部材が中立位置よりモータの正転により一方向に移動し、ハーフラッチ位置になったラッチをロッキングプレートと完全に噛み合うフルラッチ位置に強制的に回動させるとともに、逆転位置でモータを逆転させ中立位置に復帰し停止してなり、
    前記オープナー機構は、ハンドル装置の操作により作動したハンドルスイッチの信号により該移動部材が中立位置よりモータの逆転により他方向に移動し、ロッキングプレートを作動させることによりラッチの拘束を解除させると共に、逆転位置でモータを逆転させ中立位置に復帰し停止するように制御する車両用開閉体の駆動制御装置において、
    前記移動部材に形成されたカムと係合するクローズスイッチとオープンスイッチとの検知信号が、ともに作動のときは、移動部材の位置は中立位置と認識してモータを停止させ、クローズスイッチが作動でオープンスイッチが不作動のときは、中立位置より一方向側の位置と認識しモータの正転を継続させ、クローズスイッチが不作動でオープンスイッチが作動のときは、中立位置より他方向側の位置と認識しモータの逆転を継続させ、クローズスイッチとオープンスイッチとがともに不作動のときは逆転位置と認識してモータを逆転させてなり、
    前記ハーフラッチスイッチは、開扉位置から閉扉側に移動する過程においてのハーフラッチ検出位置を除くハーフラッチ検出位置よりも開扉側でハーフラッチ位置を検出可能な位置に設け、
    前記クロージャ機構の作動時に、開閉体が前記ハーフラッチスイッチの作動位置を通過し且つハーフラッチ位置の手前で開扉方向へ戻された時には、前記移動部材が中立位置から離脱している場合は、作動位置の開扉側への二度目の通過を検知してモータを逆転させて移動部材を中立位置へ戻し、移動部材が中立位置から離脱していない場合は、モータを停止させて移動部材を中立位置に保持させてなることを特徴とする車両用開閉体の駆動制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用開閉体の駆動制御装置であって、
    前記駆動部材の中立位置からの作動と同時に計時が開始されるタイマにより設定された時間内に逆転位置が検知されないときは、モータを逆転させ中立位置まで復帰させ、その後、モータを停止させることを特徴とする車両用開閉体の駆動制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用開閉体の駆動制御装置であって、
    前記クローズスイッチ又は前記オープンスイッチの不作動で、クロージャ機能或いはオープナー機能の何れかの作動が不能の時、中立位置から他方の機能を有効としたことを特徴とする車両用開閉体の駆動制御装置。
  4. 請求項1に記載の車両用開閉体の駆動制御装置であって、
    断絶していた電源からの電流を復帰させ、クロージャ機構またはオープナー機構を作動させたとき、クローズスイッチとオープンスイッチとの検知信号から移動部材の位置を認識し、移動部材が中立位置以外にあった場合、移動部材を中立位置に戻した後、クロージャ機構またはオープナー機構の作動を開始させることを特徴とする車両用開閉体の駆動制御装置。
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