JP3963498B2 - エマルションポリマー組成物 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、速乾性を有するフィルム形成性エマルションポリマー組成物、およびそれから得られる機械的強度に優れた被覆材に関するものである。特に耐ブラックヒールマーク性、耐スカッフ性、耐磨耗性、密着性および耐洗剤性に優れたフロアポリッシュ被覆材を提供するためのエマルションポリマー組成物、およびそれから得られるフロアポリッシュ被覆材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
被膜形成ラテックス中のポリマーは、良好な結着性を示す被膜を生成するために十分軟質であるが、一方で高い強度を有するべく十分硬質であること、低い吸塵性を示すこと、および特定の用途によっては多数の他の関連特性を有することを要する。もし、ポリマーのガラス転移温度(Tg)が、その被膜の形成される温度よりも低ければ、ラテックスを乾燥したとき良好な結着性を示す被膜が一般的に生成されることは知られている。しかしながら、良好な被膜形成をもたらすラテツクス粒子のその柔軟性は、生成された被膜が強度、硬度、耐磨耗性および靭性を示すことに対立する軟質性または粘着性を意味している。ポリマーの有するジレンマ、すなわち良好な結着性を有する被膜を形成するためには十分軟質であることが必要とされ、有用な被膜を形成するためには十分硬質であることが必要とされるというジレンマから逃れる当該技術分野で容認された方法は、揮発性の造膜助剤を添加することである。しかし、空気汚染に対する関心がより大きくなるにつれて、できれば揮発性造膜助剤を排除する必要が生じて来た。造膜助剤の排除はまた、そのコストが節約されるので経済的でもある。
【0003】
低い最低成膜温度(MFT)を有する高Tgポリマーへの他のアプローチは、ポリマー中へ高比率で親水性モノマー(たとえば、ヒドロキシル、アミンまたはカルボキシル官能基を伴うもの)を配合することである。このことはラテツクス粒子の水膨潤性をもたらすが、これは同時にラテックス中の粒子を軟化させる。普通のポリマー濃度において、この膨潤は非常に高い粘度を生じ、特に貯蔵もしくは利用pHにおいてカルボキシル基またはアミン基が中和ないし部分的に中和されている場合には、非常に高い粘度を生じる。別の欠点は、仕上り被膜の感水性ならびに酸性または塩基性溶液に対する過敏性である。溶液重合法により調製された親水性モノマーから成るポリマーおよびその溶液中への適用は、塩化ビニル床材被覆の利用に関し米国特許第3935368号においてジェー・ワイス(J.Weiss)により教示されている。
【0004】
良好な結着性被膜の形状で硬質被覆を得るというこの問題に対する更に別の解決は、ディー・シェーンホルツ(D.Schoenholz)他の米国特許第3949107号に関するものである。シェーンホルツはTg30℃ないし80℃を有する樹脂の水性分散液を含有する艶出剤を床に施用し、艶出剤または床のいずれかをその樹脂のTg以上に予熱することを教示している。
この開示は、施用に関し適切な処方を得るために粘度の十分に低いラテツクスを教示しており、そしてこれは造膜助剤を伴わない被膜形成であり、かつまた強靭で、硬質な被膜を生成するものである。
特公昭63−450号は内部可塑性ポリマーラテックス及びその製造法に関するものであり、初段ポリマーと後段ポリマーからなるラテックス粒子中のポリマー分子の配列が新規であるポリマーラテックスが開示されている。しかしながら、このポリマーラテックスから得られた被覆材は機械的強度が劣る欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、速乾性を有するフィルム形成性エマルションポリマー組成物、およびそれから得られる機械的強度に優れた被覆材を提供するものであり、特には耐ブラックヒールマーク性、耐スカッフ性、耐磨耗性、密着性および耐洗剤性に優れたフロアポリッシュ被覆材を提供するためのエマルションポリマー組成物、およびそれから得られる、特にフロアポリッシュ用として好適に使用される被覆材を提供する。なお、本明細書において「速乾性」とは、従来の組成物と比較してより速やかに乾燥する性質をいう。
【0006】
本発明は、その第1の態様として、フィルム形成性エマルションポリマー組成物であって、ガラス転移温度が10〜100℃の範囲である第1の共重合体エマルションポリマーを60重量%以上の量で含み、0〜50℃の範囲であり第1の共重合体エマルションポリマーよりも低いガラス転移温度を有する第2の共重合体エマルションポリマーを40重量%以下の量で含み、
第2の共重合体エマルションポリマー中の、アルファ、ベータ不飽和酸のヒドロキシアルキルエステル、ビニルアルコール、アルキルフォスファト−アルキルアクリレートおよびメタクリレート、アルキルフォスフォノ−アルキルアクリレートおよびメタクリレート、並びにアルファ、ベータ不飽和酸のアルキルアミドからなる群より選ばれた非イオン性親水性単位の存在量が第2の共重合体エマルションポリマーの総重量の10重量%未満である前記エマルションポリマー組成物を提供する。
【0007】
本発明はその第2の態様として、フィルム形成性エマルションポリマー組成物であって、ガラス転移温度が10〜100℃の範囲である第1の共重合体エマルションポリマーを60重量%以上の量で含み、0〜50℃の範囲であり第1の共重合体エマルションポリマーよりも低いガラス転移温度を有する第2の共重合体エマルションポリマーを40重量%以下の量で含み、
第2の共重合体エマルションポリマー中の、ビニルアルコール由来の単位の存在量が第2の共重合体エマルションポリマーの総重量の5重量%未満である前記エマルションポリマー組成物を提供する。
【0008】
さらに本発明はその第3の態様として、フィルム形成性エマルションポリマー組成物であって、ガラス転移温度が10〜100℃の範囲である第1の共重合体エマルションポリマーを60重量%以上の量で含み、0〜50℃の範囲であり第1の共重合体エマルションポリマーよりも低いガラス転移温度を有する第2の共重合体エマルションポリマーを40重量%以下の量で含み、
第2の共重合体エマルションポリマー中の、アルファ、ベータ不飽和酸のヒドロキシアルキルエステル、アルキルフォスファト−アルキルアクリレートおよびメタクリレート、アルキルフォスフォノ−アルキルアクリレートおよびメタクリレート、並びにアルファ、ベータ不飽和酸のアルキルアミドからなる群より選ばれた非イオン性親水性単位の存在量が第2の共重合体エマルションポリマーの総重量の10重量%未満であり、ビニルアルコール由来の単位の存在量が第2の共重合体エマルションポリマーの総重量の5重量%未満である前記エマルションポリマー組成物を提供する。
【0009】
上記のすべての態様において、本発明の第1の共重合体エマルションポリマーのガラス転移温度は好ましくは40〜100℃、最も好ましくは30〜90℃の範囲であり、第2の共重合体エマルションポリマーのガラス転移温度は好ましくは10〜40℃の範囲である。第1の共重合体エマルションポリマーの量は、好ましくは60重量%〜95重量%であり、第2の共重合体エマルションポリマーの量は好ましくは40重量%〜5重量%である。最も好ましくは第1の共重合体エマルションポリマーの量は、60重量%〜80重量%であり、第2の共重合体エマルションポリマーの量は40重量%〜20重量%である。なお、重量%はいずれも第1の共重合体エマルションポリマーと第2の共重合体エマルションポリマーの総固形分重量に対する、第1の共重合体エマルションポリマーの固形分重量、または第2の共重合体エマルションポリマーの固形分重量の割合である。
【0010】
第1の共重合体エマルションポリマーと第2の共重合体エマルションポリマーの平均ガラス転移温度は、好ましくは10℃以上であり、より好ましくは20℃〜80℃、さらに好ましくは30〜70℃、最も好ましくは40〜70℃の範囲である。第2の共重合体エマルションポリマーのガラス転移温度は第1の共重合体エマルションポリマーのガラス転移温度よりも低く、好ましくは10℃以上、より好ましくは30℃以上、さらに好ましくは40℃以上、最も好ましくは40〜90℃の差を有する。
【0011】
本発明のエマルションポリマー組成物に含まれる第1の共重合体エマルションポリマーおよび第2の共重合体エマルションポリマーの原料としては、付加重合可能なエチレン性不飽和結合を有する任意の化合物を使用することができ、たとえば各種のアクリル酸エステルやメタアクリル酸エステルが使用できる。また、アクリル酸、メタアクリル酸、およびイタコン酸のような酸モノマーも使用できる。さらに、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、ジビニルベンゼン、トリメチロールプロパントリメタクリレート、アリルメタクリレート等の多官能性不飽和モノマーを含有することもできる。第1の共重合体エマルションポリマーおよび第2の共重合体エマルションポリマーの原料は、規定されたガラス転移温度を有すればどのようなものも使用でき、また第1の共重合体エマルションポリマーおよび第2の共重合体エマルションポリマーの原料として同一のモノマーを使用することもできる。
【0012】
ガラス転移温度の高い第1のエマルションポリマーの原料に好適なものとしては、たとえばメタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸第2ブチル、メタクリル酸第3ブチル、メタクリル酸第3アミル、アクリル酸第3ブチルまたは第3アミル、アクリル酸またはメタクリル酸シクロヘキシル、ベンジルあるいはイソポルニル、アクリロニトリルまたはメタクリロニトリル、スチレン、塩化ビニル、クロロスチレン、酢酸ビニルおよびα−メチルスチレンがあげられる。
【0013】
ガラス転移温度の低い第2のエマルションポリマーの原料に好適なものとしては、たとえばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸第2ブチル、アクリル酸アミル、アクリル酸イソアミル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸3・5・5−トリメトルヘキシル、アクリル酸デシル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸セチル、アクリル酸オクタデシル、アクリル酸オクタデセニル、メタクリル酸n−アミル、メタクリル酸第2アミル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸2−エチルブチル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸3・5・5−トリメチルヘキシル、メタクリル酸デジル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸オクタデシルならびに置換アルキル基、たとえばアクリル酸またはメタクリル酸ブトキシエチル等があげられる。さらにブタジエン、クロロプレン、イソブテン、およびイソプレンなどの他、アクリロニトリル、メタクリロニトリルなども使用することができる。
【0014】
本発明の第1の態様において、第2の共重合体エマルションポリマーにおける、アルファ、ベータ不飽和酸のヒドロキシアルキルエステル、ビニルアルコール、アルキルフォスファト−アルキルアクリレートおよびメタクリレート、アルキルフォスフォノ−アルキルアクリレートおよびメタクリレート、並びにアルファ、ベータ不飽和酸のアルキルアミドからなる群より選ばれた非イオン性親水性単位の存在量は10重量%未満である。非イオン性親水性単位の存在量は好ましくは、8重量%以下、より好ましくは1〜8重量%、さらに好ましくは6重量%以下、最も好ましくは1〜6重量%である。
【0015】
また、本発明の第2の態様において、第2の共重合体エマルションポリマーにおけるビニルアルコール由来の単位の存在量は5重量%未満であり、好ましくはビニルアルコール由来の単位を実質的に含まない。
本発明において、ビニルアルコール由来の単位とは、加水分解によりポリマー中にビニルアルコール由来の単位を生ずるものも含む意味であり、たとえば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニルなどのビニルアルコールのエステル由来の単位もビニルアルコール由来の単位に包含される。
【0016】
本発明の第3の態様においては、第2の共重合体エマルションポリマーにおける、アルファ、ベータ不飽和酸のヒドロキシアルキルエステル、ビニルアルコール、アルキルフォスファト−アルキルアクリレートおよびメタクリレート、アルキルフォスフォノ−アルキルアクリレートおよびメタクリレート、並びにアルファ、ベータ不飽和酸のアルキルアミドからなる群より選ばれた非イオン性親水性単位の存在量は10重量%未満であり、ビニルアルコール由来の単位の存在量は5重量%未満である。非イオン性親水性単位の存在量は好ましくは、8重量%以下、より好ましくは1〜8重量%、さらに好ましくは6重量%以下、最も好ましくは1〜6重量%である。また、ビニルアルコール由来の単位を実質的に含まないことが好ましい。
【0017】
本発明において言及されるポリマーのガラス転移温度は、計算ガラス転移温度である、コポリマーのガラス転移温度は、下記のフォックス(Fox)の式[Bulletin of American Physical Society,1,3,第123頁(1956]により計算することができる。
1/Tg= W1/Tg(1)+ W2/Tg(2)
ここで、W1およびW2は、成分1および成分2のポリマーの重量分率を意味し、そしてTg(1)およびTg(2)は、それぞれ成分1および2のホモポリマーのガラス転移温度(単位は絶対温度)を表す。
得られたポリマーのガラス転移温度を実験的に測定する方法としては、多くの方法が知られているが、示差走査熱量測定(DSC)によるのが簡便かつ正確で好ましい。
平均ガラス転移温度は、第1の共重合体エマルションポリマーと第2の共重合体エマルションポリマーのモノマーの合計についてフォクスの式を適用することにより求めることができる。
なお、本発明で用いられる代表的なポリマーのガラス転移温度を表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】
本発明のエマルションポリマー組成物は公知の方法により製造することができ、好ましくはエマルション重合により製造される。
重合時には常用の分散剤、例えば、アルキル硫酸アルカリ金属塩又は同アンモニウム塩、アルキルスルホン酸及び脂肪酸、オキシエチル化フェノール等のような陰イオン性及び/又は非イオン性の乳化剤が使用可能である。好ましい界面活性剤は、陰イオン性界面活性剤であるアルキル硫酸エステル塩、およびポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩であり、たとえば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、アルキルナフタレンスルフォン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル硫酸ナトリウムなどが好適に使用される。分散剤の使用量は通常全モノマーの重量基準で0.1〜6重量%である。
【0020】
重合の開始法は、熱開始法又はレドックス開始法のいずれを使用してもよい。常用のフリーラジカル開始剤(過酸化水素、t−ブチルヒドロペルオキシド、過硫酸アンモニウム及び/又はアルカリ金属塩等)が使用できる。その量は、典型的には、全モノマーの重量基準で0.05〜3.0重量%である。同じ開始剤を適当な還元体(例えば、イソアスコルビン酸、重亜硫酸ナトリウム)と組み合わせて使用するレドックス系も同様のレベルで使用可能である。
ゲルが有意の分率で形成されるのを制限し、或いは分子量を制御するために低レベルの、メルカプタン(例えば、モノマーの全重量基準で0.05〜6重量%のn−オクチルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、メルカプトプロピオン酸ブチル若しくは同メチル又はメルカプトプロピオン酸)のような連鎖移動剤がしばしば用いられる。
【0021】
本発明のエマルションポリマー組成物に含まれるポリマーとして、コア/シェルポリマー、すなわち内部高分子物質のコア相と外部高分子物質のシェル相を有するポリマーを好適に使用することができる。このコア/シェルポリマーは、公知の製造プロセスにより製造できるが、多段階の乳化重合法により製造されるエマルジョンとして提供されることが特に好ましい。たとえば上述のモノマーを使用してまずコア相を形成し、次いで異なるエチレン性不飽和モノマーを使用して外部相であるシェル相を形成することにより得られる。
軟質ポリマーラテックス粒子に対し硬質のポリマーを連続的に重合させた、いわゆる内部可塑化ポリマーラテックス粒子も好適に使用することができる。これはたとえば、通常の乳化重合条件下で、第2のエマルションポリマーを形成する第1のエチレン性不飽和モノマー混合物を乳化重合し、次いで第1のエマルションポリマーを形成する第2のエチレン性不飽和モノマー混合物を乳化重合することにより生成することができる。
【0022】
さらに、本発明のエマルションポリマー組成物は2種類のエマルションポリマーをブレンドすることによっても調製できる。すなわち、ガラス転移温度が10〜100℃の範囲である第1の共重合体エマルションポリマーと、0〜50℃の範囲であり第1の共重合体エマルションポリマーよりも低いガラス転移温度を有し、アルファ、ベータ不飽和酸のヒドロキシアルキルエステル、ビニルアルコール、アルキルフォスファト−アルキルアクリレートおよびメタクリレート、アルキルフォスフォノ−アルキルアクリレートおよびメタクリレート、並びにアルファ、ベータ不飽和酸のアルキルアミドからなる群より選ばれた非イオン性親水性単位の存在量が10重量%未満である第2の共重合体エマルションポリマーを、第1の共重合体エマルションポリマーと第2の共重合体エマルションポリマーの固形分重量の合計に対し、第1の共重合体エマルションポリマーの固形分重量が60重量%以上であり第2の共重合体エマルションポリマーの固形分重量が40重量%以下となるように混合することにより本発明の第1の態様のエマルションポリマー組成物を調製することができる。
【0023】
ビニルアルコール由来の単位の存在量が5重量%未満である第2の共重合体エマルションポリマーを使用する事により本発明の第2の態様のエマルションポリマー組成物を調製することができ、アルファ、ベータ不飽和酸のヒドロキシアルキルエステル、アルキルフォスファト−アルキルアクリレートおよびメタクリレート、アルキルフォスフォノ−アルキルアクリレートおよびメタクリレート、並びにアルファ、ベータ不飽和酸のアルキルアミドからなる群より選ばれた非イオン性親水性単位の存在量が10重量%未満であり、ビニルアルコール由来の単位の存在量が5重量%未満である第2のエマルションポリマーを使用する事により本発明の第3の態様のエマルションポリマー組成物を調製することができる。
混合比率、平均ガラス転移温度、ガラス転移温度の差、好ましい第2のエマルションポリマーの組成などの好ましい範囲は、前述の場合と同じである。
【0024】
本発明のエマルションポリマー組成物からフィルムを形成する際には多価金属化合物が添加される。その際第1の共重合体エマルションポリマーと第2の共重合体エマルションポリマーの少なくとも1方がカルボン酸基を有することが必要である。すなわち、本発明はその一態様として、多価金属化合物を含有し、第1の共重合体エマルションポリマーと第2の共重合体エマルションポリマーの少なくとも1方がカルボン酸基を有する前述の本発明のいずれかの態様のエマルションポリマー組成物を提供する。
【0025】
多価金属化合物は水溶性又は水分散性の形であればよく、金属イオン、塩、錯体又は酸化物の形で含有することができる。多価金属は他の任意成分を配合した後に添加してもよいが、多価金属でエマルションポリマー組成物を変成した後、他の成分を加えることが好ましい。エマルションポリマーを多価金属で予め変成することにより、より広い温度範囲でエマルションポリマーフィルムの伸びと抗張力のバランスが保たれる。
【0026】
変成の方法としては、多価金属の粉末を水に分散させてエマルションポリマー組成物に加えることもできるが、最初に多価金属を多価金属イオンの錯体にしたり、多価金属イオンとその対イオンにより塩を形成させ、多価金属を水溶性もしくは水分散性とするのが好ましい。多価金属イオンの錯体は、pH=9−10の希薄なアンモニア水のようなアルカリ性溶液中で可溶化することができる。水溶性または水分散性の多価金属を、温度30−50℃に保持したエマルション中に添加することによりエマルションポリマーを多価金属で変成する事ができる。
【0027】
カルシウム、アルミニウム、マグネシウム、亜鉛、バリウム、ストロンチウム等のような多価金属イオンを使用することができる。多価金属イオンの錯体、例えば亜鉛ヘキサアンモニア、重炭酸亜鉛アンモニウム等、及び多価金属イオンと対イオン、例えば塩化物イオン、酢酸イオン、重炭酸イオンとの塩も使用することができる。亜鉛が好ましい多価金属である。
多価金属のイオン、塩、錯体又は酸化物は、好ましくはエマルションポリマー固形分の重量基準で約0.1〜約10重量%、より好ましくは約0.3重量%から約2.0重量%の量で使用される。
【0028】
本発明のエマルションポリマー組成物は、速乾性を有し、それから得られる被覆材は機械的強度に優れている。本発明のエマルションポリマー組成物は、特に耐ブラックヒールマーク性、耐スカッフ性、耐磨耗性、密着性および耐洗剤性に優れたフロアポリッシュ被覆材を提供する。
なお、本発明のエマルションポリマー組成物は、具体的には後述の実施例に記載された実験条件で、5分以下、好ましくは3分以下の「速乾性」を有する。
【0029】
本発明のエマルションポリマー組成物は、必要に応じ任意に顔料、染料、充填材、酸化防止剤、オゾン劣化防止剤、安定剤、流れ調整剤、界面活性剤またはその他の成分を含むことができる。
【0030】
本発明によるエマルションポリマー組成物は、エマルションポリマーの広い範囲の用途において使用される数多くの処方を包含するエマルション+可塑剤あるいはエマルション+造膜助剤系を置換するのに特に有用である。これらのラテックスは独立フィルムの形成ならびに被覆材、たとえばペイント、ラッカー、ワニス、粉体塗料等の被被覆材の形成においても有用である。本発明のエマルションポリマー組成物はまた、天然および合成材料双方、たとえば紙、布、木材、プラスチツクス、金属およびレザー用の含浸剤および接着剤として、また不織布用のバインダーとしても有用である。本発明のエマルションポリマー組成物と他のエマルションまたはラテックス系を組み合わせて使用すれば、その最小被膜形成温度を低下させ、あるいは該他のエマルションまたはラテックス系の被覆形成を補助するために利用可能である。顔料、染料、充填材、酸化防止剤、オゾン劣化防止剤、安定剤、流れ調整剤、界面活性剤またはその他の任意成分を、本発明のエマルションポリマー組成物中に包含させることができる。
【0031】
本発明によるエマルションポリマー組成物は、特に塗料、填材または接着剤として好適に使用でき、各種の技術分野において知られる刷毛塗り、流展、浸漬、吹付けおよびその他の塗布手段を本発明によるエマルションポリマー組成物を施用するために利用することができる。
【0032】
本発明はさらに、本発明のエマルションポリマー組成物から得られる被覆材に関する。
得られる被覆材のモルホロジーは、第1の共重合体エマルションポリマーと第2の共重合体エマルションポリマーとの重量比率、それぞれのガラス転移温度、成膜条件などにより変化するので、特に限定するものではないが、本発明の好ましい態様において、本発明の被覆材は第1の共重合体エマルションポリマーが連続相を形成し、第2の共重合体エマルションポリマーが連続相または不連続相を形成するモルホロジーを有する。このようにガラス転移温度の高いエマルションポリマーからなる硬質相が連続相を形成する場合には、耐久性、機械的強度に特に優れたより好ましい被覆材が得られる。この際、軟質相が前記硬質相の接着剤的もしくは造膜助剤的な機能を果たし、そのため硬質相が連続したフィルム相を形成することを可能にすると共にフィルム形成に要する時間も短くなり、速乾性が得られるものと考えられている。本発明のエマルションポリマー組成物から得られる被覆材がフロアポリッシュ被覆材である場合、耐ブラックヒールマーク性、耐スカッフ性、耐磨耗性、密着性および耐洗剤性に優れたフロアポリッシュ被覆材を得ることができ、さらに該被覆材は速乾性を有しているため特に機械でのフロアポリッシュ塗膜の形成においては好適なものである。
【0033】
本発明によるエマルションポリマー組成物はたとえばズダノウスキー(Zdanowski)による米国特許第3328325号、ファイアマン(Fiarman)による米国特許第3467610号およびズダノウスキーによる第2発明、米国特許第3573239号によって教示されるフロアポリッシュ剤に好適に利用される。
【0034】
一般に、本発明のエマルションポリマー組成物を使用するフロアポリッシュ剤配合物は下記の配合により調製することができる。
A、BおよびCの合計は100でなければならない。存在する場合、Cの量はコポリマーAの重量に対し90%まで、そして好ましくはコポリマーAの重量の約5%乃至25%であればよい。
湿潤剤及び分散剤の例には、炭素数12乃至18である高級脂肪酸のアルカリ金属およびアミン塩、たとえばオレイン酸あるいはシリノール酸ナトリウム、カリウム、アンモニウム、またはモルホリンならびに普通のノニオン表面活性剤がある。
以下、実施例に基づいて本発明を説明するが、かかる実施例はあくまでも本発明の例示であり、本発明の範囲をなんら制限するものではない。実施例中において、特に示さない限り部およびパーセントは重量で示すものとする。
【0035】
実施例1−5
単量体混合物の製造
脱イオン水に、ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)の30%溶液を加え攪拌した溶液に、単量体を続いてゆっくり加えることにより、乳化した単量体混合物を作った。実施例中において使用される化合物の略号は以下の通りである。
アクリル酸ブチル BA
アクリル酸2−エチルヘキシル 2−EHA
メタアクリル酸メチル MMA
メタアクリル酸ヒドロキシエチル HEMA
スチレン Sty
メタアクリル酸 MAA
アクリル酸 AA
ラウリル硫酸ナトリウム SLS
過硫酸アンモニウム APS
それぞれの脱イオン水、ラウリル硫酸ナトリウム、単量体の量は表2のとおりである。
【0036】
【表2】
【0037】
多価金属水溶液
脱イオン水 1617.8
グリシン 113.6
酸化亜鉛 132.0
【0038】
重合操作−乳化重合体の調製−
温度計、冷却器、および攪拌機を備えた適当な反応容器に、ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)の30%溶液74.5g、および脱イオン水4050.5gを含む溶液を入れ、80−85℃に加熱した。この反応容器に、前述の単量体混合物第一段の193.9gと過硫酸アンモニウム(APS)水溶液(脱イオン水71.0gにAPS12.3gを溶解させた液)の全てを加えた。約5分以内に、5−8℃の温度上昇および反応混合物の外観の変化により重合の開始を確認した。発熱が終わったとき、残りの単量体混合物第一段を反応容器に徐々に加えた。添加速度は、重合反応の熱を冷却によって除くことのできる速度(30−60分間)に調整した。重合反応温度は、必要に応じ冷却することにより85−90℃に維持した。添加が完了したとき、単量体混合物の容器および供給管を脱イオン水258.2gですすぎ反応容器に加え、30分間85−90℃に維持した。30分間の保持の後、単量体混合物第二段と過硫酸アンモニウム水溶液(脱イオン水801.1gにAPS19.3gを溶解させた液)を反応容器に徐々に加えた。添加速度は、重合反応の熱を冷却によって除くことのできる速度(2−3時間)に調整した。重合反応温度は、必要に応じ冷却することにより85−90℃に維持した。添加が完了したとき、単量体混合物の容器および供給管を脱イオン水258.2gですすぎ、反応容器に加えた。得られた乳化重合体は60℃に冷却し、前述の多価金属水溶液を添加し、アンモニア水を用いてpHを8.0−8.5に調整し、乳化重合体1−5を得た。
【0039】
比較例1
単量体混合物の製造
脱イオン水1145.4gに、ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)の30%溶液20.0gを加え攪拌した溶液に、次に示す単量体をゆっくり加えることにより、乳化した単量体混合物を作った。
アクリル酸ブチル 331.9
アクリル酸2−エチルヘキシル 53.1
メタアクリル酸メチル 974.5
メタアクリル酸ヒドロキシエチル 79.7
スチレン 1083.3
メタアクリル酸 26.6
アクリル酸(80%) 132.7
多価金属水溶液
脱イオン水 357.1
グリシン 23.0
酸化亜鉛 26.8
【0040】
重合操作−乳化重合体の調製−
温度計、冷却器、および攪拌機を備えた適当な反応容器に、ラウリル硫酸ナトリウムの30%溶液34.3g、および脱イオン水872.4gを含む溶液を入れ、80−85℃に加熱した。この反応容器に、前述の単量体混合物の38.0gと過硫酸アンモニウム水溶液(脱イオン水14.4gにAPS2.5gを溶解させた液)の全てを加えた。約5分以内に、5−8℃の温度上昇および反応混合物の外観の変化により重合の開始を確認した。発熱が終わったとき、残りの単量体混合物と過硫酸アンモニウム水溶液(脱イオン水162.1gにAPS3.9gを溶解させた液)を反応容器に徐々に加えた。添加速度は、重合反応の熱を冷却によって除くことのできる速度(2−3時間)に調整した。重合反応温度は、必要に応じ冷却することにより85−90℃に維持した。添加が完了したとき、単量体混合物の容器および供給管を脱イオン水110.0gですすぎ、反応容器に加えた。得られた乳化重合体は60℃に冷却し、前述の多価金属水溶液を添加し、アンモニア水を用いてpHを8.0−8.5に調整し、乳化重合体6を得た。
【0041】
比較例2
単量体混合物の製造
脱イオン水に、ラウリル硫酸ナトリウムの30%溶液を加え攪拌した溶液に単量体を続いてゆっくり加えることにより、乳化した単量体混合物を作った。それぞれの脱イオン水、ラウリル硫酸ナトリウム、単量体の量は表3のとおりである。
【0042】
【表3】
【0043】
多価金属水溶液
脱イオン水 1617.8
グリシン 113.6
酸化亜鉛 132.0
【0044】
重合操作−乳化重合体の調製−
温度計、冷却器、および攪拌機を備えた適当な反応容器に、ラウリル硫酸ナトリウムの30%溶液74.5g、および脱イオン水4050.5gを含む溶液を入れ、80−85℃に加熱した。この反応容器に、前述の単量体混合物第一段の193.9gと過硫酸アンモニウム水溶液(脱イオン水71.0gにAPS12.3gを溶解させた液)の全てを加えた。約5分以内に、5−8℃の温度上昇および反応混合物の外観の変化により重合の開始を確認した。発熱が終わったとき、残りの単量体混合物第一段を反応容器に徐々に加えた。添加速度は、重合反応の熱を冷却によって除くことのできる速度(30−60分間)に調整した。重合反応温度は、必要に応じ冷却することにより85−90℃に維持した。添加が完了したとき、単量体混合物の容器および供給管を脱イオン水258.2gですすぎ、反応容器に加え、30分間85−90℃に維持した。30分間の保持の後、単量体混合物第二段と過硫酸アンモニウム水溶液(脱イオン水801.1gにAPS19.3gを溶解させた液)を反応容器に徐々に加えた。添加速度は、重合反応の熱を冷却によって除くことのできる速度(2−3時間)に調整した。重合反応温度は、必要に応じ冷却することにより85−90℃に維持した。添加が完了したとき、単量体混合物の容器および供給管を脱イオン水258.2gですすぎ、反応容器に加えた。得られた乳化重合体は60℃に冷却し、前述の多価金属水溶液を添加し、アンモニア水を用いてpHを8.0−8.5に調整し、乳化重合体7を得た。
【0045】
比較例3および実施例6
単量体混合物の製造
脱イオン水に、ラウリル硫酸ナトリウムの30%溶液を加え攪拌した溶液に単量体を続いてゆっくり加えることにより、乳化した単量体混合物を作った。
それぞれの脱イオン水、ラウリル硫酸ナトリウム、単量体の量は表4のとおりである。
【0046】
【表4】
【0047】
多価金属水溶液
脱イオン水 357.1
グリシン 23.0
酸化亜鉛 26.8
【0048】
重合操作−乳化重合体の調製−
温度計、冷却器、および攪拌機を備えた適当な反応容器に、ラウリル硫酸ナトリウムの30%溶液34.3g、および脱イオン水872.4gを含む溶液を入れ、80−85℃に加熱した。この反応容器に、前述の単量体混合物の38.0gと過硫酸アンモニウム水溶液(脱イオン水14.4gにAPS2.5gを溶解させた液)の全てを加えた。約5分以内に、5−8℃の温度上昇および反応混合物の外観の変化により重合の開始を確認した。発熱が終わったとき、残りの単量体混合物と過硫酸アンモニウム水溶液(脱イオン水162.1gにAPS3.9gを溶解させた液)を反応容器に徐々に加えた。添加速度は、重合反応の熱を冷却によって除くことのできる速度(2−3時間)に調整した。重合反応温度は、必要に応じ冷却することにより85−90℃に維持した。添加が完了したとき、単量体混合物の容器および供給管を脱イオン水110.0gですすぎ、反応容器に加えた。得られた乳化重合体は60℃に冷却し、前述の多価金属水溶液を添加し、アンモニア水を用いてpHを8.0−8.5に調整し、乳化重合体8と9を得た。
乳化重合体8と9を次の重量比で混合し、乳化重合体10と11とした。
比較例3 乳化重合体8:乳化重合体9 = 7:3 (重合体10)
実施例6 乳化重合体8:乳化重合体9 = 3:7 (重合体11)
それぞれの乳化重合体について、表5に示した配合で組成物を調製した。
【0049】
【表5】
【0050】
注1 住友3M株式会社製のフッソ系界面活性剤(フロラード FC−129,有効成分50%
注2 ワッカー・シリコン社製の消泡剤(SWS−211,有効成分50%)
注3 ローム・アンド・ハース社製のアルカリ可溶性樹脂(プライマル 1−1955,有効成分40%)
注4 東邦化学工業株式会社製ポリエチレンワックスエマルジョン(ハイテックE−4B,有効成分40%)
得られた配合物の評価結果を表6に示す。
表6中、乳化重合体の番号は、対応する乳化重合体を使用した表5に示す配合物についての評価であることを意味する。乳化重合体1から5、および11に関するものは本発明の実施例であり、他のものは比較例である。
【0051】
試験方法
耐ブラックヒールマーク性、耐水性、耐洗剤性1、および除去性は、日本工業規格(JIS)K3920に準じて試験した。
耐スカッフ性は、JIS K3920中の耐ブラックヒールマーク性15に準じて試験した後、タイル上の擦り傷を観察して評価した。
耐洗剤性2は、1/20のフォーワード(登録商標)を3回塗布したタイルに十分行きわたるようモップで塗り広げる。5分後175回転ポリッシャーでタイル上を5往復し塗膜の状態を観察して評価した。
乾燥性は、ローム・アンド・ハース社の「フロアポリッシュの評価方法」14粘着度/乾燥速度に準じて試験した。サボン・タック・テスターまたは同様の装置を粘着度と乾燥速度を測定するのに用いる。厚さ80ミクロンのポリッシュ・フィルムをタイルの表面に作り乾くまで放置する。(外見上、表面に湿り気がなくなり乾いたようになった時)次にタック・テスターをポリッシュフィルム(25.4mm角)の上にセットし500gの荷重をかけ5秒間放置後、直ちに取り除く。その際、完全に引き離すのに5秒間以上を要した時は表面はまだタック・フリーの状態にないとし、さらに30秒おきにテストを繰り返しタック・フリーになるまで続ける。ポリッシュを塗布してからタック・フリーになるまでの時間(分)を測定する。
【0052】
タック・テスターの詳細
幅25.4mm,長さ82.6mm,厚さ1.6mmのアルミニウム板を曲げて6.45cm2の面積となる平面を作る。曲げる角度は6.45cm2の表面上に5gの重りをのせ、残りの57.2mmのアルミニウム板とちょうどバランスがとれるようにして決める。装置の補正を行うときは、6ミクロンのアルミホイルを6.45cm2表面に被せて行う。テストは通常ビニル,ビニルコンポジションの両方のタイルについて温度20℃,相対湿度65%の状態下で行う。
【0053】
【表6】
Claims (4)
- フィルム形成性エマルションポリマー組成物を含むフロアポリッシュ用組成物であって:
該フィルム形成性エマルションポリマー組成物が、ガラス転移温度が10〜100℃の範囲であり;アクリル酸エステル、メタアクリル酸エステル、酸モノマー、アクリル酸、メタアクリル酸、イタコン酸、多官能性不飽和モノマー、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、ジビニルベンゼン、トリメチロールプロパントリメタクリレート、アリルメタクリレート、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸第2ブチル、メタクリル酸第3ブチル、メタクリル酸第3アミル、アクリル酸第3ブチル、アクリル酸第3アミル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸ベンジル、アクリル酸イソボルニル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル酸イソボルニル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、スチレン、塩化ビニル、クロロスチレン、酢酸ビニルおよびα−メチルスチレンから選択される1以上のモノマーを含む;第1の共重合体エマルションポリマーを60重量%〜95重量%の量で含み、
0〜50℃の範囲であり第1の共重合体エマルションポリマーよりも低いガラス転移温度を有し;アクリル酸エステル、メタアクリル酸エステル、酸モノマー、アクリル酸、メタアクリル酸、イタコン酸、多官能性不飽和モノマー、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、ジビニルベンゼン、トリメチロールプロパントリメタクリレート、アリルメタクリレート、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸第2ブチル、アクリル酸アミル、アクリル酸イソアミル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸3,5,5−トリメチルヘキシル、アクリル酸デシル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸セチル、アクリル酸オクタデシル、アクリル酸オクタデセニル、メタクリル酸n−アミル、メタクリル酸第2アミル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸2−エチルブチル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸3,5,5−トリメチルヘキシル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸オクタデシル、アクリル酸置換アルキル、メタクリル酸置換アルキル、アクリル酸ブトキシエチル、メタクリル酸ブトキシエチル、ブタジエン、クロロプレン、イソブテン、イソプレン、アクリロニトリル、およびメタクリロニトリルから選択される1以上のモノマーを含む;第2の共重合体エマルションポリマーを5重量%〜40重量%の量で含み、
第2の共重合体エマルションポリマー中の、アルファ、ベータ不飽和酸のヒドロキシアルキルエステル、アルキルフォスファト−アルキルアクリレートおよびメタクリレート、アルキルフォスフォノ−アルキルアクリレートおよびメタクリレート、並びにアルファ、ベータ不飽和酸のアルキルアミドからなる群より選ばれた非イオン性親水性単位の存在量が1〜8重量%であり、ビニルアルコール由来の単位の存在量が0から5重量%未満である:
フロアポリッシュ用組成物。 - 第1の共重合体エマルションポリマーと第2の共重合体エマルションポリマーのガラス転移温度の差が10℃以上である、請求項1記載のフロアポリッシュ用組成物。
- 多価金属化合物をさらに含有し、第1の共重合体エマルションポリマーと第2の共重合体エマルションポリマーの少なくとも1方がカルボン酸基を有する、請求項1項記載のフロアポリッシュ用組成物。
- 請求項1から3のいずれか1項記載のフロアポリッシュ用組成物から得られる被覆材。
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