JPS63130684A - 艶出し用水性組成物 - Google Patents

艶出し用水性組成物

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JPS63130684A
JPS63130684A JP27759886A JP27759886A JPS63130684A JP S63130684 A JPS63130684 A JP S63130684A JP 27759886 A JP27759886 A JP 27759886A JP 27759886 A JP27759886 A JP 27759886A JP S63130684 A JPS63130684 A JP S63130684A
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JP
Japan
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aqueous
weight
parts
solid content
colloidal silica
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Pending
Application number
JP27759886A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Hasegawa
長谷川 義起
Yoshigo Ninomiya
二宮 善吾
Fumio Yoshino
吉野 文夫
Shinichi Yoshioka
真一 吉岡
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、床、家具等の艶出し用に適する水性組成物に
関するものである。本発明の水性組成物は、木床、がム
床、ウレタン樹脂床、塩化ビニルタイル床、無機質床、
木製家具等の保護美装を目的に光沢仕上げを付与する分
野に利用され得る。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)艶出
し用水性組成物は床用、それも塩化ビニルタイル用とし
て多く使用されているが、性能面から臭気、重ね塗り性
、レベリング性、耐ヒールマーク性、耐ブロッキング性
、耐パウダーリング性、耐着性、はくり性、耐水性等の
多岐に亘る要求を満足させる必要があシ商品設計に苦慮
するところである。
近年特にビニルアスベストタイルよシ塩化ビニル?、リ
マー及び可塑剤の多い長尺のフレキシブルなタイルの需
要が伸びておシ、ファッション化が進む一方、艶出し用
水性組成物のレベルアップも検討されているわけである
が、タイルに使用されている可塑剤の影響のため、艶出
し組成物の塗膜の汚れ、べたつきが起シ、これを改良し
ようとすると耐着性、耐パウダーリング性等が劣るとい
う問題がクローズアップしてきている。現在のところ艶
出し用水性組成物そのものにも可塑剤は使用されておシ
塩化ビニルタイルから移行する可塑剤と相まって汚れべ
たつきが起るわけで69、ポリマーを硬くしたシ可塑成
分を減少しようとすると塩化ビニルタイルへの耐着性が
劣シ、フレキシビリティも不足した塗膜になるためツク
ウダーリングも起し易い結果になっている。
また、艶出し用水性組成物は親水性の乳化剤1.3? 
リマーを多量に含有しているため、耐水性についても余
シ良くなく、一層の改善が要求されている。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、上記の問題点を克服すべく鋭意研究を進
めた結果、艶出し用水性組成物中の主成分となる重合体
水分散液を後述する新らたな共重合体水分散液とするこ
とによシ、塗膜硬度が発現でき、且つ、付着性、フレキ
シビリティ、耐水性も良好なものが得られることを見出
して、本発明を完成させるに到った。
即ち本発明の艶出し用水性組成物は、その主剤として(
&)■α、β−モノエチレン性不飽和カルデン酸l〜2
0重量%@分子中に重合性不飽和二重結合とアルコキシ
シラン基金含有する単量体0.1〜10重量%(ハ)そ
の他のビニル系単量体70〜98.9重量%からなるビ
ニル系単量体混合物100重量部に、(b)コロイダル
シリカ1〜200 重量部(固形分)及び(c)水性ウ
レタン樹脂1〜500重量部(固形分)t−加えて乳化
重合して得られる共重合体水分散液を用いるものである
本発明の共重合体水分散液において、該共重合体を形成
するモノマー成分の一つであるα、β−七ノエナノエチ
レン性不飽和カルとしては、マレイン酸、フマル酸、ア
コニット酸、クロトン酸。
アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸等があげられる
。特にアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸が好まし
い。
重合体中のかかる酸成分の量は、声がアルカリ側で水不
溶性である事、又アルカリ性の塗膜はくシ剤で容易には
くシ出来る事の条件を満足する必要からビニル系単量体
混合物中100重量部の範囲、好ましくは5〜12重量
%の範囲である。
前記のα、β−モノエチレン性不飽和カルビン酸と同様
に必須の七ツマー成分となるシランモノマー、即ち重合
性不飽和二重結合とフルコキシシラン基を含有する単量
体としてはジビニルジメトキシシラン、ジビニルジ−β
−メトキシエトキシシラン、ビニルトリエトキシン2ン
、ビニルトリス−β−メトキシエトキシシラン、r−)
タクリルオキシグロビルトリメトキシシランのようなジ
ー又はトリアルコキシシラン化合物がある。
シランモノマーの使用割合は、ビニル系単量体混合物中
0.1〜1ofii%の範囲である。シランモノマーが
0.1重量−未満のときは後述するコロイダルシリカの
表面のOH基との反応性が不十分となるため塗膜の耐水
性が不良であり、汚染性も改良出来ない。10重量%を
超えるとコロイダルシリカとの反応が行き過ぎて乳化共
重合体が安定に得られないか、もし得られても艶出し用
水性組成物としての安定性が悪い。
その他のビニル系単量体としては酢酸ビニル、プロピオ
ン酸ビニル、パーサティクク酸ビニル等のビニルエステ
ル類ニアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸グチル、アクリル酸2エチルヘキシル、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ラウリル等
のアクリル酸及びメタクリル酸アルキルエステル類;ス
チレン、ビニルトルエン等の芳香族ビニル化合物:エチ
レンの如きオシ2イン類;ツタジエンの如きジエン類:
塩化ビニル、塩化ビニリデンの如きへロrン化ビニル類
;メチルビニルエーテルの如キビニルエーテル類:マレ
イン酸ジアルキルエステル、フマール酸ジアルキルエス
テル、イタコン酸ジアルキルエステルの如き不飽和二塩
基性酸アルキルジエステル類:アクリロニトリル、メタ
クリロニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミド、
N−N−ジメチルアクリルアミド;水酸基、グリシジル
基又はアミン基の官能基を有する単量体があげられ、一
種もしくは二種以上の混合物が使用される。
又、七ツマー類と共に乳化共重合されるコロイダルシリ
カは5to2 t−基本単位とする水中分散体であり、
粒子径が4〜100ミリミクロン(mμ)のものである
。コロイダルシリカの分散液の状態は酸性側、塩基性側
のいずれにあっても用いることが出来、乳化重合時にお
ける条件によシ適宜選択することが出来る。酸性側コロ
イダルシリカとしては、たとえば商品名スノーテックス
0(日量化学工業(株)製)が利用出来る。一方塩基性
側のコロイダルシリカとしては、たとえば商品名スノー
テックス20、スノーテックス30、スノーテックス4
0、スノーテックスC,スノーテックスN(日量化学工
業(株)製)が利用出来る。
同様に乳化共重合される水性ウレタン樹脂は、ポリエス
テルポリオール、ポリエーテルポリオール等のポリオー
ルと、芳香族又は脂肪、脂環族ジイソシアネートからな
るポリウレタンを水中に安定に分散もしくは溶解せしめ
たものやプリウレタンをジ°オール、ジアミン等の様な
二個以上の活性水素・をもつ低分子量化合物によシ鎖伸
長したポリウレタン樹脂を水中に安定に分散もしくは溶
解せしめたものである。分散もしくは溶解の方法として
は次の様な方法が公知である。
(1)反応の完結し九ポリマー又は末端インシアネート
基をブロック剤(オキシム、アルコール。
フェノール、メルカプタン、アミン、重亜硫酸ソーダ等
)でブロックしたポリマーを、乳化剤と機械的剪断力を
用いて強制的に水中に分散する方法。
更に末端イソシアネート基をもつウレタンポリマーを水
/乳化剤/鎖伸長剤と混合し機械的剪断力を用いて分散
化と高分子量化を同時に行なう方法。
(2)  ポリウレタンポリマーの側鎖又は末端に水酸
基、アミノ基、カルボキシル基等のイオン性基を導入す
ることによシ親水性を付与し、自己乳化によシ水中に分
散又は溶解する方法。
(3)  ポリウレタンの主原料のポリオールとしてポ
リエチレングリコールの如き水浴性ポリオールを使用し
水に可溶なポリウレタン樹脂とし、水中に分散又は溶解
する方法。
本発明に使用される水性ウレタン樹脂は前述の分散又は
溶解方法の単一方法に限定するのではなく、各々の方法
によって得られた混合物も使用できる。本発明に使用で
きる水性ウレタン樹脂の市販品としては、「テンプ(ツ
ク」シリーズ、「)−イドラン」シリーズ(大日本イン
キ化学工業(株)11K)、r(ン!ラニール」シリー
ズ(バイエル社製)、rソフラネート」シリーズ(日本
ソフラン化工(株)製)、「ポイズ」シリーズ(花王(
株)製χ「ネオレッツ」シリーズ(ポリビニルケミカル
社製)、「サンプレン」シリーズ(三洋化成工業(株)
gl)、「アイゼラックス」シリーズ(保土谷化学工業
(株)製)、「スーパーフレックス」シリーズ(第一工
業製薬(株)製)等を挙げることができる。
本発明において、(a)α、β−モノエチレン性不飽和
カルがン酸とシランモノマーを含むビニル系単量体混合
物に対する、(b)コロイダルシリカと(c)水性ウレ
タン樹脂との共重合割合は、(a) : (b) : 
(c)虐100:l〜200 : l〜500(固形分
重量比)の範囲が好ましく、更K (a) : (b)
 : (c)■100:2〜150 : 10〜300
(固形分重量比)であるとよシ好適である。
(a)単量体混合物100重量部に対して(b)コロイ
ダルシリカが1重量部未満のときは有機−無機の強固な
複合塗膜を形成する効果が現われず、しかも塗膜の汚染
性の改良が期待できない。また200重量部を越えると
塗膜の造膜性が不良となる。
(、)単址体混合物100重量部に対して(C)水性ウ
レタン樹脂が1x量部未満のときは、フレキシビリティ
−1耐水性等に改良効果が認められない。
また、500重量部を超えると共重合体水分散液中K 
(c)の占める割合が著しく大きくなシ、複合効果が消
失して好ましくない。
これら(a) s (b)及び(、)成分を含む乳化重
合については公知の方法にて行なわれる。すなわち、必
要に応じ陰イオン界面活性剤および/または非イオン界
面活性剤の存在下に、水性、媒質中で(a) 、 (b
)及び(c)成分を滴下または一括仕込または分割仕込
して乳化重合を行なう。
これら(a) 、 (b)及び(c)成分な含む乳化重
合に際して陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤は
、乳化重合を円滑に進めるために用いられるが、必須条
件ではない。すなわち、(b) * (c)成分を含む
水性媒質はこれだけでモノマーを乳化分散する能力を持
っておシ、ラジカル重合に用いられる開始剤の存在下で
、界面活性剤なしで有効な共重合体水分散液を得ること
ができる。
上記方法にて得られた共重合体水分散液は、(、)α、
β−モノエチレン性不飽和カルボン酸とシランモノマー
を含むビニル系単量体混合物、(b)コロイダルシリカ
、及び(、)水性ウレタン樹脂を乳化重合過程で同時に
複合化して得られたものであるため、有機重合系4?リ
マーと有機縮合系ポリマーと無機ポリマーが、共重合体
水分散液のポリマー粒子内に何らかの架橋構造をもって
相溶しているものと考えられ、このためアクリル系樹脂
水分散体、コロイダルシリカ、水性ウレタン樹脂の単な
るブレンド物と比較しても相溶性が全く異なシ共重合体
水分散液の貯蔵安定性が良好で一年を経過しても分離、
凝集といった現象は認められない。
また、(a) + (b) t (c)成分の同時共重
合によシ、アクリル系樹脂水分散体が有する柔軟性1光
沢、コロイダルシリカが有する硬さ、耐汚染性、水性ウ
レタン樹脂が有するフレキシビリティ、耐水性などの良
さがシランモノマーの介在下に複合化されており、従来
の艶出し用水性組成物では得られなかり九相反する諸物
性(硬さと2レキシビリテイ、光沢と耐水性等)t−兼
ね備えている。
本発明の艶出し用水性組成物は、主剤として前記の(a
) = (b) s (c)成分を同時に乳化重合して
得た共重合体水分散液を用いるものであるが、実用に供
するに当ってはかかる主剤のほか各種の補助剤が適宜使
用される。
このような補助剤としては、例えばアルカリ可溶性樹脂
、ワックス、湿潤剤、分散剤及び/又は乳化剤、可塑剤
及び/又は造膜助剤、多価金属錯体などがある。
アルカリ可溶性樹脂としてはスチレン−マレイン酸樹脂
、アルカリ可溶性アルキド、アクリル系オリゴマー等が
あげられる。一般にアルカリ可溶性樹脂は通常、酸価1
00〜300.平均分子量200〜10,000、好ま
しくは800〜5,000迄の範囲のものが使用される
。かかる樹脂は、光沢、レベリング性、耐着性の改良の
ために添加されるものである。使用量は共重合体水分散
液(固形分)を重量基準として50チを超えない量であ
シ、多量使用は耐水性低下につながる。
ワックスとしてはカルナウバ、カンデイラ、フィッシャ
ート、ロプシ、ロウ、微結晶ロウ、ラノリン、ココア脂
、綿実、ステアリン、木ロウ、ベーペリー、ミルチ、ニ
クズク、 p4−ム核、密aつ、鯨ロウ、支那ロウ、羊
脂、酸化−リエチレンワックス、ポリエチレン、ポリf
aぜレン、エチレンとアクリルエステルと酸の共重合体
、ヤシ油又は大豆油の水素化によりて得られるロウ、/
4ラフイン、セレシン、モンタン、オノケライト等のよ
うな鉱物ロウ等、植物性、動物性、合成及び/又は鉱物
性のaつが挙げられる。これらを乳化分散し九ものを単
独又は併用して用いられる。
そのままで艶出し可能な臘の組成物におけるワックスは
共重合体水分散液(固形分)とワックスとの合計100
重量部中35重量部を越えてはならず、0〜25重量部
が好ましい。パフ屋の組成物であっても共重合体水分散
液(固形分)とワックスとの合計10031量部中50
重量部が上限でこれ以上になると共重合体水分散液を使
用する目的さえもが失われてしまい、ワックスのみを乳
化分散した艶出し用水性組成物に比べても耐久性、耐水
性等の利点がなくなる。
湿潤剤及び分散剤の例としては、炭素数12〜18の高
級脂肪酸のアルカリ金属及びアミン塩並びに普通の非イ
オン性界面活性剤が挙げられる。
湿潤剤の添加はレベリング性を改良する。
乳化剤としては非イオン性界面活性剤及びアニオン性界
面活性剤が挙げられる。非イオン性界面活性剤としては
ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル、ポリオ
キシエチレンラウリルエーテル;アニオン性界面活性剤
としてはラウリル硫酸塩、ドデシルベシゼンスル2オン
酸塩等が代表的なものである。共重合体をアニオン性界
面活性剤のみで乳化重合する場合は多価金属陽イオンを
与える化合物を加える前に分散液に非イオン性界面活性
剤を加えるのが望ましい事がある。乳化重合後に使用さ
れる必要な界面活性剤の量は一般に約0.1〜10重量
%が適当である。
可塑剤及び/又は造膜助剤は、皮膜形成温度を低下させ
るために使用するもので、共重合体水分散液(固形分)
′x量の約75重量%迄添加することが出来、5〜35
重量−の添加量が極めて実際的である。可塑剤の添加目
的は普通、皮膜の形成を容易にすることであシ共重合体
水分散液が本来強靭で弾力性がある場合は、むしろ造膜
助剤の使用が好ましい。可塑剤及び/又は造膜助剤の使
用量が多いとブロッキング性、汚染性、乾燥性でマイナ
スとなる。可塑剤としてはトリブトキシエチルフォスフ
ェート、ジブチルフタレート、ベンジルブチルフタレー
ト等が有用であシ、又造膜助剤としてはエチルカルピト
ール、ブチルカルピトールのようなカルピトール類、エ
チルセロソルブ、エチルセロソルブ、1so−7’ロビ
ルセロソルプのようなセロソルブ類、エチルセロソルツ
アセテート、ブチルセロソルブアセテートのような七ロ
ソルプアセテート類が有用である。
本発明で用いることができる多価金属錯体は処方のいず
れかの段階で組成物中に配合することが出来るが、一般
に共重合体水分散液に多価金属錯体を加えるのが好都合
である。多価金属錯体全添加する目的は共重合体中のカ
ル?キシル基を多価金属塩(代表的なものは亜鉛塩であ
る)で架橋してIリマーの分子量を増大させると共にそ
の強度と耐洗剤性を良くすることにあシ、しかも重ね塗
シ性を向上するところだある。
多価金属錯体を用いる架橋方法の代表的なものとしては
共重合体中に亜鉛アンモニウム錯体、即ちZu(NHs
)4X (但し、Xは・CO,、CHCOOのような酸
基を示す)を含有させる方法であり、かかる錯体を含む
組成物は塗布層水分が蒸発すると共にアンモニアは揮発
するので皮膜形成前に亜鉛アンモニウム錯体から遊離し
た亜鉛イオンが共1合体のカルゲキシ基と結合して架橋
反応が完了し形成した保獲膜が日常の中性洗剤による洗
浄にも耐性を示すようKなシ、しかもアンモニアを含む
洗剤では逆反応が起シ亜鉛はアンモニア錯体となシ架橋
が切れるので容易に洗浄剥離することができる。
との他にアクリル酸亜鉛又はメタクリル酸亜鉛とエチレ
ンジアミン又はジエチレントリアきンよシ合成させる亜
鉛キレート水溶液を架橋剤として加える方法、・リンゴ
酸亜鉛アンモニア又はヒトミキシ酢酸亜鉛アンモニア錯
体水溶液を架橋剤として加える方法、又は多価金属錯体
が二車アミノ配位子(例、グリシン、アラニン等)の多
価金属キレート、又は二車アミノ配位子の多価金属アン
モニウムキレートを架橋剤として加える方法等がある。
多価金属錯体としては、上記亜鉛錯体の亜鉛の代りにベ
リリウム、カドミヴム、銅、カルシウム、マグネシウム
、ジルコニウム、パリ−ラム、ストロンチウム、アルミ
ニウム、ビスマス、アンチモン、鉛、コバルト、鉄、ニ
ッケル等の金属を用いたものがあげられる。
多価金属錯体を加える場合、その割合は共重合体水分散
液(固形分)の重量基準で1〜50%、好ましくは2〜
20チである。
力、ルーキシレート(酸又は塩)基を有する共重合体を
含む艶出し用水性組成物の場合は水酸化アンモニウム及
ヒテトラメチルアンモエウムヒドロオキシドのようなあ
る種のアンモニア化したクリーナーによシ除去すること
が°出来る。尚、モノエタノールアミンのようなアミン
も剥離剤の役割を果すことが出来る。
(効果) 主剤として(a)α、β−モノエチレン性不飽和カルが
ン酸とシランモノマーを含むビニル系単量体混合物と(
b)コロイダルシリカと(c)水性ウレタン樹脂を同時
に乳化重合して得られる共重合体水分散液を用いる本発
明の艶出し用水性組成物はこれらの複合効果によシ耐汚
染性、柔軟性、強じん性を兼ね備えた物性を示す。
(実施例) 次に、実施例等にもとすいて本発明の説明を行なう。例
中、部および百分率は特に記載のない限シ重量基準であ
る。
製造例1(共重合体水分散液の製造) (1)重合性モノマー r−メタクリルオキシゾロピルトリメトキシシラン  
   1部(2)乳化剤 ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ        3
部(3)コロイダルシリカ スノーテックス30 (日量化学工業(株)、固形分30%)      2
0部(4)水性ウレタン樹脂 ハイトランHw−311 吠日本インキ化学工業(株)、固形分45%)、  5
0部(5)水 イオン交換水           150部(6)重
合開始剤 過硫酸アンモニウム             0.5
部攪拌機、コンデンサー、滴下ロート、温度計を取シつ
け九ステンレス製反応容器に乳化剤、コロイダルシリカ
、水性ウレタン樹脂、イオン交換水を仕込み、窒素ガス
気流下に70″Cまで加熱して重合開始剤を添加し、更
に重合性モノマー11〜180分間に亘って滴下した。
この時の反応温度は70〜80℃の範囲に調整した。滴
下終了後、同温で2時間かきまぜを行なった後、冷却し
、14%のアンモニア水でP!(8〜9、固形分40%
の範囲に調整して安定に乳化した共重合体水分散液を得
た。
製造例2〜14 上記製造例1と同様にして表−IK示す原料にもとすき
共重合体水分散液全製造した。
製造例15 (1)x合性モノマー 2−エチルへキシルアクリレ−)          
20部エチルアクリレート         40部メ
チルメタクリレート        30部スチレン 
              5部メタクリル酸   
         5部r−メタクリルオキシプロピル
トリメトキシシラン     0.5部(2)乳化剤 ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ        3
部ポリ唐ジエチレンノニルフェノールエーテル(HLB
 13)     2部(3)水 イオン交換水           150部(4)重
合開始剤 過硫酸アンモニウム         0.5部攪拌機
、コンデンサー、滴下ロート、温度計を取シつけたステ
ンレス製反応容器に乳化剤、イオン交換水を仕込み、窒
Xfス気流下に70″′Cまで加熱して重合開始剤を添
加し、更に重合性七ツマーt−180分間に亘って滴下
し喪。この時の反応温度は70℃〜80℃の範囲に調整
した。滴下終了後、同温で2時間かきまぜを行なった後
、冷却し、14%のアンモニア水でpH8〜9、固形分
40%の範囲に調整して安定に乳化したアクリル系水分
散体を得た。
これに、スノーテックス30f:500部とネオレッツ
R−960を20部加えてアクリル系樹脂水分散体と無
機ポリマー分散体と水性ウレタン樹脂のブレンド物を得
穴。
実施例1 製造例1で製造した共重合体水分散液を使用して以下の
配合で艶出し用水性組成物を得た。
0)共重合体水分散液(固形分15%)    75.
0部(ロ)亜鉛炭酸アンモニウム溶液$ 1     
 2.O#Cツ S凧2625A   (固形分15%
)    10.0#に) ファインテックスPE−1
40”(#  )      15.0 #(ホ) ト
リプトキシエチルフォスフニー)         1
.01(へ) ジエチレングリコ−、ルモノエチルエー
テル     4.0#ネ1 亜鉛炭酸アンモニウム溶
液(透明溶液)これらをかきまぜてスラリー状にする。
* 2 8MA 2625A (米国、アルコケミカル
社製)スチレン−無水マレインWlillli脂、アン
モニア水で可溶化して使用。
本3 ファインテックスPE−140(大日本インキ化
学工業)ポリエチレンワックスエマルジョン *4 メガファックF−120(大日本インキ化学工業
)フッ素系界面活性剤 実施例2〜9.比較例1〜6 製造例2.〜15で展進した共重合体水分散液或いはブ
レンド物を使用し、実施例1と同様にして艶出し用水性
組成物を得た。
実施例1〜9及び比較例1〜6の艶出し用水性組成物に
つ込て、その配合組成及び物性評価結果を、表−2にま
とめる。
性能評価 (試験法) 大きさ76X303g+黒色ビニルタイルに艶出し用水
性組成物0.5−を均一に塗布する。温度25℃、湿度
50チ朋にて30分乾燥し、更に0.54を塗布し、そ
の時のレベリング性、光沢、重ね塗り性を評価する。
ピ)と同様に塗布されたタイル[2つのウォータースポ
ットをつけ、5分後に一つはF紙で吸いとシ、一つは布
でぬぐい去る。観察によシ、耐ウオータースポット性を
判定する。
(イ)と同様に塗布されたタイルを乾燥器(温度50℃
)で16時間放置後、耐洗剤性、除去性の試験をが−ド
ナー洗浄試験機によシ行い評価する。
尚、耐洗剤性は市販粉末洗剤の1%水溶液を用いて行な
い、除去性はさらにアンモニアを加え濃度3%にしたも
のを使用して行なう。
に) ブラックヒールマーク性、耐摩耗性標準試験法(
A、S、T、M )によシブラックヒールマーク性、耐
摩耗性を評価する。
ストで判断する。
本発明の水性艶出し組成物に関して実施例でその処方を
あげたが、かかる組成物は下地処理を目的としたシーラ
ーとしての機能も有しており、又、ベースエマルジョン
に造膜助剤を重加したのみの処方による塗膜は下地への
付着性、上塗りする塗膜との付着性ともにこれまでのベ
ースエマルジョンになA抜きん出た性能を発揮するもの
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、主剤として、 (a)(イ)α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸
    1〜20重量%、 (ロ)分子中に重合性不飽和二重結合とアルコキシシラ
    ン基を含有する単量体0.1〜10重量%、 (ハ)その他のビニル系単量体70〜98.9重量%か
    らなるビニル系単量体混合物100重量部に (b)コロイダルシリカ1〜200重量部(固形分)及
    び (c)水性ウレタン樹脂1〜500重量部(固形分)を
    加えて乳化重合して得られる共重合体水分散液を用いる
    艶出し用水性組成物。
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