JP3962092B2 - レンズシートの製造方法及びプロジェクションスクリーン - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、サーキュラーフレネルレンズシート等のレンズシートの製造方法、及び、この製造方法により製造されたレンズシートを用いた透過型又は反射型テレビ用のプロジェクションスクリーンに関する。
背景技術
一般に、プロジェクションスクリーンに用いられるレンズシート、特にサーキュラーフレネルレンズシートは、プレス法やキャスト法等の方法により成形されている。しかしながら、これらの両製法は、共に製作時間が長く、このため生産性が低いことや製造コストが高い等の問題があった。
このような問題点を解決するための方法として、特開平3−9301号公報には、平板状の成形型の全面に第1の電離放射線硬化型樹脂を塗布する工程と、第1の電離放射線硬化型樹脂上に第2の電離放射線硬化型樹脂の樹脂溜りを形成する工程と、第2の電離放射線硬化型樹脂上にラミネート用のベース部材を重ねて加圧ロールでベース部材と成形型との間に入り込む気泡を押し出しながら第2の電離放射線硬化型樹脂を第1の電離放射線硬化型樹脂上に均一に積層する工程とを含むレンズシートの製造方法が記載されている。
ここで、前記特開平3−9301号公報に記載された方法においては、第1の電離放射線硬化型樹脂の塗布工程に続く後工程での脱泡を促進させるため、第1の電離放射線硬化型樹脂として、第2の電離放射線硬化型樹脂を希釈して粘度を下げたもの、第2の電離放射線硬化型樹脂の温度を高温にして粘度を下げたもの、または別の粘度が低い樹脂等を使用する必要がある。
しかしながら、第2の電離放射線硬化型樹脂を希釈するために溶剤を使用すると、安全性及び乾燥工程の追加等の問題が生じる。また、第2の電離放射線硬化型樹脂を高温にする場合には、ヒーター等を設置しなければならず、また樹脂中のモノマー成分の揮発による樹脂成分の変化等の問題が生じる。さらに、モノマー過剰の別の粘度が低い樹脂を使用する場合には、硬化収縮によりレンズの所望形状が得られず、また第2の電離放射線硬化型樹脂との間で屈折率の調整をしなければならない等の問題が生じる。
発明の開示
本発明者らは、レンズシートの成形型に沿って複数のノズル部をレンズシート用樹脂組成物の塗布方向に略垂直な方向に間隔を置いて配置した多連ノズルにより、成形型上にレンズシート用樹脂組成物を塗布すると、成形型上においてレンズシート用樹脂組成物が成形型の全面に広がりやすくなり、溶剤を使用しなくとも、レンズ部に気泡を含まないレンズシートが得られることを見出した。
本発明はこのような知見に基づいてなされたものであり、安全でかつ材料コスト及び設備コストを削減でき、成形品のレンズ部に気泡を含むことがなく、しかも、成形型により連続的に生産することが可能であって、生産性の向上や、成形型の削減等によるコスト削減を図ることができるレンズシートの製造方法及びプロジェクションスクリーンを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、レンズシートの成形型上に、前記成形型に沿って複数のノズル部をレンズシート用樹脂組成物の塗布方向に略垂直な方向に間隔を置いて配置した多連ノズルによりレンズシート用樹脂組成物を塗布する工程と、前記成形型上に塗布されたレンズシート用樹脂組成物上にベース部材を重ねる工程とを含むことを特徴とするレンズシートの製造方法である。
本発明の第2の特徴は、レンズシートの成形型上に、前記成形型に沿って複数のノズル部をレンズシート用樹脂組成物の塗布方向に略垂直な方向に間隔を置いて配置した多連ノズルによりレンズシート用樹脂組成物を塗布する工程と、レンズシート用樹脂組成物と同一組成の樹脂溜りを形成する工程と、前記樹脂溜り上にベース部材を重ねるとともに、前記ベース部材の上から加圧ロールにより前記樹脂溜りを均しながら前記樹脂溜りを前記塗布済みのレンズシート用樹脂組成物上に均一に積層する工程とを含むことを特徴とするレンズシートの製造方法である。
本発明の第3の特徴は、上述した本発明の第1及び第2の特徴によるレンズシートの製造方法により製造されたレンズシートを含むことを特徴とするプロジェクションスクリーンである。
なお、上述した本発明の第1及び第2の特徴においては、前記成形型はロール状に形成され、前記ベース部材は前記成形型に対して連続的に供給されることが好ましい。また、前記レンズシート用樹脂組成物は電離放射線硬化型樹脂からなり、前記ベース部材は電離放射線を透過させるために透明又は拡散特性を持つことが好ましい。さらに、前記レンズシート用樹脂組成物は前記成形型への塗布時に前記成形型との接触角を20°以下とするようフッ素系界面活性剤を含有することが好ましい。さらにまた、前記多連ノズルの前記各ノズル部は10mm以下のピッチ間隔で配置されていることが好ましい。
本発明の第1及び第2の特徴によれば、多連ノズルを用いて成形型上にレンズシート用樹脂組成物を塗布し、好ましくはフッ素界面活性剤を含有したレンズシート用樹脂組成物を塗布して成形型との接触角が20°以下となるようにしているので、成形型上に塗布されたレンズシート用樹脂組成物上に重ねられたベース部材を介して加圧ロールによりレンズシート用樹脂組成物を均すことにより、気泡の混入のないレンズシートを製造することができる。
また、多連ノズルにより塗布されるレンズシート用樹脂組成物(第1樹脂)は、このレンズシート用樹脂組成物上で均される樹脂溜り(第2樹脂)と同一組成のものを使用することが可能となるので、従来の製造方法のように、成形型への気泡の混入を防止するために第1樹脂の粘度を低く調整する必要がなく、粘度を低くするために生じる溶剤の希釈による安全性の問題や、高温にするためのヒータ設置等による設備費の問題や、第1樹脂を第2樹脂と別の組成にした場合に生じる硬化収縮や屈折率の調整等の問題が生じることがない。このため、安全かつ容易にレンズシートを製造することができ、しかも、材料コスト及び設備コストを削減することができる。
さらに、成形型をロール状に形成する場合には、レンズシートを連続的に生産することが可能となるので、生産性を大幅に向上させることができる。また、複数の成形型を用意する必要がないので、材料及び成形型にかかるコストを大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明によるレンズシートの製造方法の一実施の形態を説明するための図である。
図2は図1に示すレンズシートの製造方法の第1工程(多連ノズルによる樹脂塗布工程)を説明するための図である。
図3は図1に示すレンズシートの製造方法の第2工程(バンク樹脂塗布工程)を説明するための図である。
図4は図1に示すレンズシートの製造方法の第3工程及び第4工程(均一積層工程及び樹脂硬化工程)を説明するための図である。
図5は図1に示すレンズシートの製造方法の第5工程(剥離工程)を説明するための図である。
図6は図1に示すレンズシートの製造方法を実施するための製造装置の一例を示す図である。
図7はレンズシート用樹脂組成物と成形型との接触角を説明するための図である。
発明を実施するための最良の形態
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図7は本発明によるレンズシートの製造方法の一実施の形態を説明するための図である。
図1に示すように、本実施の形態におけるレンズシートの製造方法は、複数のノズル部が所定ピッチ間隔で配置された多連ノズルにより、サーキュラーフレネルレンズ等のレンズパターンが形成された成形型の全面にレンズシート用樹脂組成物として電離放射線硬化型樹脂を塗布する工程(工程101)と、成形型上の一端部に電離放射線硬化型樹脂組成物と同一組成の樹脂溜りを形成する工程(工程102)と、樹脂溜り上にベース部材を重ねるとともに、ベース部材の上から加圧ロールにより樹脂溜りを均しながら樹脂溜りを塗布済みの電離放射線硬化型樹脂上に均一に積層する工程(工程103)と、ベース部材を介して電離放射線硬化型樹脂に電離放射線を照射して硬化させる工程(工程104)と、成形型から電離放射線硬化型樹脂を離型する工程(工程105)とを含んでいる。
まず、図2により、図1に示す多連ノズルによる樹脂塗布工程(工程101)について説明する。図2に示すように、多連ノズルによる樹脂塗布工程(工程101)は、成形型1に沿って複数のノズル部2aが横方向(電離放射線硬化型樹脂3の塗布方向に略垂直な方向)に所定ピッチ間隔で配置された多連ノズル2により、サーキュラーフレネルレンズ等のレンズパターンが形成された成形型1の全面に電離放射線硬化型樹脂3を塗布する工程である。なお、この工程は、多連ノズル2から塗布された電離放射線硬化型樹脂3が成形型1上で広がり、成形型1のレンズ部を覆うことにより、次工程での泡の混入を抑制するための工程である。
なお、このような多連ノズル塗工方式以外の塗工方式としては、ダイヘッド塗工方式やスプレーノズル塗工方式等がある。しかしながら、ダイヘッド塗工方式は、塗工機端部でのネックインが生じ易く、成形型とのクリアランスを短く取る必要があるので、成形型の厚さの精度まで考慮に入れなければならなくなってしまい、好ましくない。また、スプレーノズル塗工方式は、粘度を低く設定しなければならず、塗工された樹脂中に泡の混入が生じ易く、好ましくない。これに対し、多連ノズル塗工方式は、成形型とのクリアランスをある程度取っても安定した塗工が可能であり、塗工された樹脂中に泡の混入も生じない。
ここで電離放射線硬化型樹脂3は、成形型1上へ塗布されたときに成形型1との接触角θが20°以下となるようにするとよく(図7参照)、このためにフッ素系界面活性剤が添加されることが好ましい。なお接触角θは、図7に示すように、電離放射線硬化型樹脂3の外面と成形型1との接線(符号X参照)における電離放射線硬化型樹脂3の外面に沿った接線γ1と、Xから成形型1の表面に沿って電離放射線硬化型樹脂3の内方へ延びる線分γs1とのなす角として定義される。なお、接触角θが20°以上であっても、成形型1の全面に電離放射線硬化型樹脂組成物3を多量に塗布することにより泡かみが生じないようにすることはできるが、過剰に塗布された電離放射線硬化型樹脂3が無駄になるので、好ましくない。
電離放射線硬化型樹脂3には、フッ素系界面活性剤を0.1〜0.5%(重量%)添加するとよい。ここで、フッ素系界面活性剤の添加量が0.1%以下であると、接触角が20°以下にならず、泡の混入が生じてしまうので、好ましくない。一方、フッ素系界面活性剤を0.5%以上添加しても、添加量に見合うだけの接触角θの低減効果を得ることはできない。また、多量のフッ素系界面活性剤を添加した場合には、電離放射線硬化型樹脂3との相溶性が悪くなり、フッ素系界面活性剤の析出が生じて製品外観上多連ノズルの塗工跡が発生してしまうので、好ましくない。なお、フッ素系界面活性剤としては、例えばパーフルオロアルキル基を持つフロラードFCシリーズ(住友3M社製)や、Fシリーズ(メガファック社製)等を使用することができる。
多連ノズル2の各ノズル部2aのピッチ間隔は10mm以下とすることが好ましい。これは、多連ノズル2の各ノズル部2aのピッチ間隔を10mmより大きくすると、フッ素系界面活性剤の作用により成形型1との接触角が20°以下となったとしても、成形型1上に線状に塗布された樹脂が隣接した樹脂まで広がりきらず(図2参照)、このまま次工程へ進んだ場合に樹脂が広がりきらなかった部分に泡が侵入してしまうからである。なおこの場合でも、電離放射線硬化型樹脂3を過剰に塗布した場合には、多連ノズル2の各ノズル部2aのピッチ間隔が10mmより大きくても気泡の混入はなくなるが、過剰に塗布された電離放射線硬化型樹脂3が無駄になるので、好ましくない。
次に、図3により、図1に示すバンク樹脂塗布工程(工程102)について説明する。図3に示すように、バンク樹脂塗布工程(工程102)は、成形型1上に塗布された塗布済みの電離放射線硬化型樹脂3上の一端部に電離放射線硬化型樹脂と同一組成の樹脂溜り4を形成する工程である。また、この工程における樹脂溜り4は、ラミネートするベース部材(図4の符号5参照)と成形型1との間に入り込む気泡を押し出すとともに、ベース部材との接着性を持たせる働きをする。なお、バンク樹脂塗布工程(工程102)は、多連ノズルによる樹脂塗布工程(工程101)の前または同時に行ってもよく、例えば多連ノズルによる樹脂塗布工程(工程101)において成形型1の一端部に樹脂溜り4を設けることもできる。
次に、図4により、図1に示す均一積層工程(工程103)及び樹脂硬化工程(工程104)について説明する。
図4に示すように、均一積層工程(工程103)は、樹脂溜り4上に電離放射線透過性のベース部材5を重ねるとともに、ベース部材5の上から加圧ロール6により樹脂溜り4を均しながら樹脂溜り4を塗布済みの電離放射線効果型樹脂3上に均一に積層する工程である。ここで、加圧ロール6により樹脂溜り4を均す方向は多連ノズルによる樹脂塗布工程(工程101)における電離放射線硬化型樹脂3の塗布方向と略平行である。なお、この工程は、成形型1とベース部材5との間に入り込む気泡を押し出すとともに、成型品の厚さを均一にする働きをする。
ここでベース部材5には、樹脂溜り4が接触する面にプライマー処理等を前もって施しておくとよく、これにより樹脂溜り4とベース部材5との密着性を向上させることができる。
次に、樹脂硬化工程(工程104)は、図4に示すように、光源7を用いてベース部材5を介して電離放射線硬化型樹脂3,4に電離放射線を照射して硬化させる工程である。
最後に、剥離工程(工程105)は、成形型1から、電離放射線硬化型樹脂3,4からなる成型品を解圧離型して、ベース部材5上にレンズ部が形成されたレンズシート9(図5参照)を得る工程である。
以上、本発明によるレンズシートの製造方法の一実施の形態について説明してきたが、このようなレンズシートの製造方法は、平板状の成形型を備えた製造装置により実施することができる他、図6に示すようなロール状の成形型を備えた製造装置によっても実施することができる。
図6に示すように、この製造装置においては、成形型1がロール状に形成され、この成形型1の全面に多連ノズル2から電離放射線硬化型樹脂3が塗布されるようになっている。また、成形型1上に塗布された塗布済みの電離放射線硬化型樹脂3上にはダイヘッド10から電離放射線硬化型樹脂3と同一組成の電離放射線硬化型樹脂(図示せず)が塗布されるようになっている。なお、ここでも多連ノズル2から樹脂溜り4分の樹脂を塗布することにより、ダイヘッド10による樹脂溜り4の塗布を代替することができる。
さらに、ダイヘッド10の上方には一対の加圧ロール6,6がロール状の成形型1を表裏両面から挟むよう配置され、給紙ロール11を介して加圧ロール6(表面側)と成形型1との間にベース部材5が連続的に供給されるようになっている。さらにまた、加圧ロール6,6のさらに上方には光源7が設けられ、ベース部材5を介して電離放射線硬化型樹脂に電離放射線が照射されるようになっている。なお、光源7の上方には離型ロール8が設けられ、ベース部材5上にレンズ部が形成されたレンズシート9が成形型1から離型されるようになっている。
ここで、このようなロール状の成形型を備えた製造装置によりレンズシートを製造する場合には、ベース部材5として、厚さ0.25mm以下のフィルムを使用することが好ましい。これは、それ以上の厚さになると、フィルムの供給及び成形後の巻き取りが不可能になるからである。また、レンズシート用樹脂組成物である電離放射線硬化型樹脂としては、例えばウレタンアクリレート系の柔軟性の高いものを使用することが好ましく、これによりサーキュラーフレネルレンズシート等のレンズシートを連続的に離型する際に生じるレンズ部の成形型へ引っ掛かりがなくなり、レンズ部の破損のないレンズシートを得ることができる。
実施例
次に、図1乃至図7に示すレンズシートの製造方法の具体的実施例について述べる。
第1の実施例
まず、図1乃至図5により、本発明によるレンズシートの製造方法の第1の実施例について述べる。なお、この第1の実施例は、平板状の成形型を用いてサーキュラーフレネルレンズシートを製造する方法を具体的に説明するためのものである。
まず、図2に示すように、平板状の成形型1に沿って複数のノズル部2aが横方向に配置された多連ノズル2により、成形型1の全面にシート用樹脂組成物としてウレタンアクリレート系の紫外線硬化型樹脂3を塗布した。なお、多連ノズル2による紫外線硬化型樹脂3の塗布は、多連ノズル2の延在方向に略垂直な方向に成形型1を移動させながら行い、成形型1の全面にわたって150g塗布した(工程101)。
ここで成形型1としては、一辺が1mの正方形状の平板にピッチ0.1mmのサーキュラーフレネルレンズパターンが形成されたものを用いた。また、多連ノズル2の各ノズル2aのピッチ間隔は、下記表1に示すように(15mm,12mm,10mm,5mm)の4通りに調整した。さらに、紫外線硬化型樹脂3には、下記表1に示すような(0.5%,0.1%,0.05%,0%)の4通りの添加量にてフッ素系界面活性剤を添加するとともに、硬化後の屈折率がそれぞれ1.55となるよう調整した。なお、下記表1における接触角θの値は、成形型1の中央部(レンズ形状のない部分)に紫外線硬化型樹脂3を1g滴下して30秒後に測定した値である。
なお、紫外線硬化型樹脂及び紫外線硬化型樹脂に添加されるフッ素系界面活性剤の組成は下記の通りである。
紫外線硬化型樹脂(いずれも重量部)
(アクリル系モノマー)
アロニックスM5700(東亜合成社製) 40部
アロニックスM101(東亜合成社製) 10部
NKエステルA−400(新中村化学社製) 10部
アロニックスM210(東亜合成社製) 10部
(ウレタンアクリレート系オリゴマー)
ウレタンアクリレート系反応物1 30部
(反応開始剤)
ダロキュアー1173(チバガイギー社製) 2部
フッ素系界面活性剤
フロラードFC−430(住友3M社製)
なお、上記ウレタンアクリレート系オリゴマー(ウレタンアクリレート系反応物1)は、ビスフェノールAエチレンオキサイド(EO)10モル付加物のジオールと、無水マレイン酸からなるポリエステルポリオールと、キシリレンジイソシアネートと、ヒドロキシエチルアクリレートとの反応物(数平均分子量7480)である。
Figure 0003962092
次に、図3に示すように、成形型1上に塗布された塗布済みの紫外線硬化型樹脂3上に、フローコート法により、紫外線硬化型樹脂3と同一組成の150gの樹脂溜り(バンク)4を形成した(工程102)。なお樹脂溜り4は、成形型1の進行方向(矢印方向)前端部において進行方向と略垂直な方向に成形型1の横幅分だけ延びるよう形成した。
このようにして樹脂溜り4を形成した後、図4に示すように、ベース部材5として、厚さ2.0mmの紫外線吸収剤を添加していない透明アクリル板(スミペックスHT、住友化学社製)を樹脂溜り4上に重ねるとともに、加圧ロール6,6を速度1.5m/minで転動させ、成形型1を進行方向(矢印方向)へ移動させて樹脂溜り4を均しながら樹脂溜り4を塗布済みの紫外線硬化型樹脂3上に均一に積層した(工程103)。
次に、図4に示すように、紫外線光源7を用いてベース部材5を介して1500[mJ/cm2]の紫外線を照射し、紫外線硬化型樹脂組成物3と、その上に積層された紫外線硬化型樹脂4を硬化させた(工程104)。
最後に、成形型1から、紫外線硬化型樹脂3,4からなる成型品を解圧離型して、ベース部材5上にサーキュラーフレネルレンズが形成されたサーキュラーフレネルレンズシート9(図5参照)を得た(工程105)。
なお、このようにして製造されたサーキュラーフレネルレンズシート9の外観を検査した結果、上記表1に示すように、多連ノズル2の各ノズル部2aのピッチ間隔が10mm以下で、かつ紫外線硬化型樹脂3の成形型1との接触角θが20°以下の場合に、気泡の混入のない良好なサーキュラーフレネルレンズシート9が得られることが分かった。また、紫外線硬化型樹脂の成形型1との接触角θが20°以下の場合であっても、フッ素系界面活性剤の添加量が1.0%の場合には、サーキュラーフレネルレンズシート9からフッ素系界面活性剤が析出してしまうことが分かった。
実施例2
次に、図1乃至図6により、本発明によるレンズシートの製造方法の第2の実施例について述べる。なお、この第2の実施例は、ロール状の成形型を用いてサーキュラーフレネルレンズシートを製造する方法を具体的に説明するためのものである。以下、図6に示す製造装置における各工程を前工程側から順に説明する。
まず、図6に示すように、ロール状の成形型1に沿って複数のノズル部が横方向に配置された多連ノズル2により、成形型1の全面にシート用樹脂組成物としてウレタンアクリレート系の紫外線硬化型樹脂3を塗布した。なお、多連ノズル2による紫外線硬化型樹脂3の塗布は、多連ノズル2の延在方向に略垂直な方向に成形型1を回転速度1.5m/minで回転させながら行い、成形型1の全面にわたって150g塗布した(工程101)。
ここで成形型1としては、横幅が1mで直径が0.8mのロール表面にピッチ0.1mmのサーキュラーフレネルレンズパターンが形成されたものを用いた。また、多連ノズル2の各ノズルのピッチ間隔は、5mmに調整した。さらに、紫外線硬化型樹脂3には、フッ素系界面活性剤を添加するとともに、硬化後の屈折率が1.55となるよう調整した。なお、上記実施例1と同様の方法で測定した紫外線硬化型樹脂3と成形型1との接触角θは17°であった。
なお、紫外線硬化型樹脂及び紫外線硬化型樹脂に添加されるフッ素系界面活性剤の組成は下記の通りであり、(例1)及び(例2)の2通りの組成にて実験を行った。
Figure 0003962092
なお、上記ウレタンアクリレート系オリゴマー(ウレタンアクリレート系反応物2)は、ビスフェノールAプロピレンオキサイド5モル付加物と、無水マレイン酸からなるポリエステルと、キシリレンジイソシアネートと、2−ヒドロキシエチルアクリレートとの反応物であるウレタンアクリレート(数平均分子量7000)である。
次に、成形型1上に塗布された塗布済みの紫外線硬化型樹脂3上に、ダイヘッド10から紫外線硬化型樹脂3と同一組成の紫外線硬化型樹脂4(図示せず)を噴出させ(ダイヘッドコート法)、成形型1の回転と平行な方向に全面にわたって150g塗布した(工程102)。
その後、給紙ロール11を介して供給された厚さ125μm、幅1200mmの表面易接着処理を施した透明PETフィルムからなるベース部材5(A−4100、東洋紡社製)をダイヘッド10から噴出された紫外線硬化型樹脂4上に重ねるとともに、加圧ロール6,6により成形型1の回転と平行な方向に均しながら均一な厚さの紫外線硬化型樹脂を形成した(工程103)。
次に、紫外線光源7を用いてベース部材5を介して1500[mJ/cm2]の紫外線を照射し、紫外線硬化型樹脂3と、その上に積層された紫外線硬化型樹脂4を硬化させた(工程104)。
最後に、30℃に温度調節された離型ロール8により、成形型1から、紫外線硬化型樹脂3,4からなる成型品を解圧離型して、ベース部材5上にサーキュラーフレネルレンズが形成されたサーキュラーフレネルレンズシート9を得た(工程105)。
なお、このようにして製造されたサーキュラーフレネルレンズシートの気泡混入及び逆離型によるレンズ部の破損を検査した結果、下記表2に示すように、気泡の混入やレンズの破損のない良好なサーキュラーフレネルレンズシートが得られることが分かった。
Figure 0003962092

Claims (5)

  1. サーキュラーフレネルレンズシートの成形型上に、前記成形型に沿って複数のノズル部をレンズシート用樹脂組成物の塗布方向に略垂直な方向に間隔を置いて配置した多連ノズルによりレンズシート用樹脂組成物を直線状に塗布していく工程と、
    レンズシート用樹脂組成物と同一組成の樹脂溜りを形成する工程と、
    前記樹脂溜り上にベース部材を重ねるとともに、前記ベース部材の上から加圧ロールにより多連ノズルによる樹脂塗布方向と略平行な方向に前記樹脂溜りを均しながら前記樹脂溜りを前記塗布済みのレンズシート用樹脂組成物上に均一に積層する工程とを含むことを特徴とするサーキュラーフレネルレンズシートの製造方法。
  2. 前記成形型はロール状に形成され、前記ベース部材は前記成形型に対して連続的に供給されることを特徴とする請求項1記載のレンズシートの製造方法。
  3. 前記レンズシート用樹脂組成物は電離放射線硬化型樹脂からなり、前記ベース部材は電離放射線を透過させるために透明又は拡散特性を持つことを特徴とする請求項1記載のレンズシートの製造方法。
  4. 前記レンズシート用樹脂組成物は前記成形型への塗布時に前記成形型との接触角が20°以下となるようフッ素系界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1記載のレンズシートの製造方法。
  5. 前記多連ノズルの前記各ノズル部は10mm以下のピッチ間隔で配置されていることを特徴とする請求項1記載のレンズシートの製造方法。
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