JP4329356B2 - 光学部品の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学要素を有する光学物品の製造方法に関するものであり、詳しくは、プロジェクションTV用スクリーンやオーバーヘッドプロジェクター用フレネルレンズ等の光学部品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
表面にレンズ形状を有するフレネルレンズやレンチキュラーレンズ等の光学部品を製造する方法としては、プレス法やキャスティング法等が挙げられる。しかしながら、これらの製法は、共に成形サイクルに長時間を要するため、生産性が低いことや製造コストが高い等の問題を有している。このような問題点を解決するものとして、紫外線硬化型樹脂溶液を成形型内に注入した後、紫外線を照射し、紫外線硬化型樹脂を硬化させることにより、樹脂成形物を得るフォトポリマープロセス法(2P法)が提案されている。しかしながら、2P法においては、成形型内へ紫外線硬化型樹脂溶液を注入する際の気泡混入を防止することが生産性を向上させるうえで重要であり、種々の提案がなされている。
【0003】
提案されている▲1▼の製造方法の一例を図3(a)〜(b)に示す。微細凹凸パターンが形成された成形型12と紫外線を透過する透光性基板22間に紫外線硬化型樹脂溶液33を注入した後、前記透光性基板22側より紫外線を照射し、紫外線硬化型樹脂を硬化させ、両者を重合接着し(図3(a)参照)、成形型12を離型することによって、透光性基板22上に微細凹凸パターン33a(フレネルレンズ)を有する光学部品30(図3(b)参照)を製造する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、別の▲2▼の製造方法の一例を図4(a)〜(e)に示す。微細凹凸パターンが形成された成形型12に低粘度の紫外線硬化型樹脂溶液34(第1の樹脂溶液)を塗布して微細凹凸パターン状の紫外線硬化型樹脂塗膜層34aを形成した後(図4(a)参照)、比較的高粘度の紫外線硬化型樹脂溶液(第2の樹脂溶液)にて樹脂液溜まり35を形成し(図4(b)参照)、ベースフィルム23を介して樹脂液溜まり35側から加圧ロール43で均しながら、微細凹凸パターン状の紫外線硬化型樹脂塗膜層34a上に所定厚の紫外線硬化型樹脂塗膜層35aを形成し(図4(c)参照)、ベースフィルム23側より紫外線を照射し、紫外線硬化型樹脂を硬化させ、両者を重合接着し(図4(d)参照)、成形型12を離型することによって、ベースフィルム23上に紫外線硬化型樹脂層35b及び微細凹凸パターン34aからなる微細凹凸パターン36(フレネルレンズ)を有する光学部品40(図4(e)参照)を製造する方法がある(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
また、別の▲3▼の製造方法の一例を図5(a)〜(d)に示す。微細凹凸パターンが形成された成形型12の端部に紫外線硬化型樹脂溶液37を用いて樹脂液溜まり37aを形成し(図5(a)参照)、ベースフィルム23を介して樹脂溜まり37側から加圧ロール43で均しながら樹脂液溜まり37aを展延し(図5(b)参照)、ベースフィルム23側より紫外線を照射し、紫外線硬化型樹脂を硬化させ、両者を重合接着し(図5(c)参照)、成形型12を離型することによって、ベースフィルム23上に微細凹凸パターン37b(フレネルレンズ)を有する光学部品50(図5(d)参照)を製造する方法がある(例えば、特許文献3参照)。
【0006】
さらにまた、別の▲4▼製造方法として、微細凹凸パターン形状を有する成形型の紫外線硬化型樹脂溶液の樹脂溜まりを形成する箇所を加圧ロール側端部とロールの軸と直交する方向の両端部とし、ベース部材を介して端部側から加圧ロールで均しながら樹脂液溜まりを展延し、ベース部材側より紫外線を照射し、紫外線硬化型樹脂溶液を硬化させ、両者を重合接着し、成形型を離型することによって、ベース部材上に微細凹凸パターン(フレネルレンズ等)を製造する方法がある(例えば、特許文献4参照)。
【0007】
上記▲1▼の製造方法によれば、紫外線硬化型樹脂溶液を成形型上に展延させる際、あるいは、透光性基板を重ねる際に、気泡が入りやすく、しかもいったん入った気泡を抜くことは事実上困難である。
【0008】
上記▲2▼の製造方法では、第1の樹脂溶液として、第2の樹脂溶液を溶剤で希釈したもの、加温して粘度を低下させたもの、あるいはモノマー過剰にした低粘度の別の樹脂溶液を使用したものなどを使用する必要がある。しかしながら、第2の樹脂溶液を希釈するために溶剤を用いると、安全性や乾燥工程の追加等の問題が生じる。また、第2の樹脂溶液を加温して使用する場合には、ヒーター等を設置しなければならない。さらに、樹脂溶液中のモノマー成分が揮発することによる樹脂溶液中の成分比が安定しないことや硬化時の収縮が大きくなる場合もある。また、モノマー過剰にした低粘度の別の樹脂溶液を使用する場合には、硬化時の収縮が大きく寸法精度を維持することが困難な場合があり、さらに樹脂層間に屈折率差が生じないように成分調整しなければならない。
【0009】
上記▲3▼の方法では、端部のみに樹脂液溜まりを形成し、ロールで均すため、比較的容易に実施できるが、端部のみに樹脂液溜まりを形成しただけでは、ロールで均す方向に対して両端部及び後半部分まで充分に樹脂を展延するために過剰の樹脂液溜まりを形成しなければならず、製品部分に必要な樹脂よりも過剰となりやすく、不経済である。
【0010】
上記▲4▼の方法は、▲3▼の方法を改善したもので両端部まで充分に樹脂液を展延することで両端部での樹脂液不足を解消できる。しかしながら、やはりこの方法においても、製品部分に必要な樹脂よりも過剰になりやすい点は同様である。
【0011】
上記▲2▼〜▲4▼の方法によれば、基板を積層した際に入る比較的大きな気泡は除去できるが、樹脂液の溜まりを形成する際に、フローコート法やX−Yディスペンサーなどによる方法を用いて、フレネルレンズのような鋭利な微細パターンを有する成形型上に塗布した場合には、樹脂溶液の粘度が高い場合には微細な気泡が入りやすく抜けにくい。また、このような微細な気泡はロールで均しても、押しつぶすことが困難で、取り除くことが難しい場合もあり、製品に混入した場合には光学的に悪影響を及ぼすとともに外観上の欠陥となる。
【0012】
【特許文献1】
特許1891651号公報
【特許文献2】
特許2608440号公報
【特許文献3】
特許2790181号公報
【特許文献4】
特許2623279号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑み考案されたもので、塗工時に発生する高価な紫外線硬化型樹脂溶液の無駄を省き、成形型上の紫外線硬化型樹脂塗膜層への気泡混入を防止できる光学部品の製造方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明に於いて上記課題を達成するために、まず請求項1においては、少なくなくとも以下の工程を備えていることを特徴とする光学物品の製造方法としたものである。
(a)微細凹凸パターンが形成された成形型11上に、塗工ヘッド51により所定厚の第1の紫外線硬化型樹脂塗膜層31aを形成し、前記第1の紫外線硬化型樹脂塗膜層31aをスムージングロール41で均し、第2の紫外線硬化型樹脂塗膜層31bを形成する工程。
(b)前記第2の紫外線硬化型樹脂塗膜層上31bに透光性基板21を積層する工程。
(c)前記透光性基板21側より、紫外線にて全面露光し、紫外線硬化型樹脂を硬化させる工程。
(d)前記成形型11を離型し、前記透光性基板21上の一方の面に微細凹凸パターン31cを形成する工程。
【0015】
また、請求項2においては、少なくなくとも以下の工程を備えていることを特徴とする光学物品の製造方法としたものである。
(a)微細凹凸パターンを反転した形状が設けられた成形型11上の端部に、紫外線硬化型樹脂溶液32を用いて帯状の樹脂液溜まり32aを形成する工程。
(b)前記帯状の樹脂液溜まり32aをスムージングロール42にて平坦化して第1の紫外線硬化型樹脂塗膜層32bを形成した後、さらに、前記第1の紫外線硬化型樹脂塗膜層32bをスムージングロール41にて均し、第2の紫外線硬化型樹脂塗膜層32cを形成する工程。
(c)前記第2の紫外線硬化型樹脂塗膜層32c上に透光性基板21を積層する工程。
(d)前記透光性基板21側より、紫外線にて全面露光し、紫外線硬化型樹脂を硬化させる工程。
(e)前記成形型11を離型し、前記透光性基材21上の一方の面に微細凹凸パターン32dを形成する工程。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき説明する。
本発明の光学部品の製造方法の一実施例を図1(a)〜(f)、図2(a)〜(g)に示す。
請求項1に係わる本発明の光学部品の製造方法は図1(a)〜(f)に示すように、塗工ヘッド51により、微細凹凸パターンが形成された成形型11上に紫外線硬化型樹脂溶液31を塗布し、第1の紫外線硬化型樹脂塗膜層31aを形成した後、スムージングロール41により平坦化処理して第2の紫外線硬化型樹脂塗膜層31bを形成し、透光性基板21を積層し、紫外線露光して紫外線硬化型樹脂を硬化し、成形型11を離型して、透光性基板21上に微細凹凸パターン31cを形成するものである。
ここで、第1の紫外線硬化型樹脂塗膜層31aをスムージングロール41にて平坦化処理する際に予め第1の紫外線硬化型樹脂塗膜層31a中に存在する気泡等が除去される。
【0017】
以下、請求項1に係わる本発明の光学部品の製造方法について詳細に説明する。
まず、微細凹凸パターンが形成された成形型11上に、塗工ヘッド51により紫外線硬化型樹脂溶液31を塗布し(図1(a)参照)、成形型11上に第1の紫外線硬化型樹脂塗膜層31aを形成する(図1(b)参照)。
塗工ヘッド51は塗布方向に対して略垂直な方向に配置され、成形型11サイズに合わせて塗布幅を調整する。塗工ヘッド51としてはスリット状開口部を有するスリットノズルや間隔を置いてノズル部を配置した多連ノズルが用いられる。第1の紫外線硬化型樹脂塗膜層31aの膜厚は最終設定膜厚の1.5〜2倍程度の厚さになるように、スリットノズルもしくは多連ノズルの開口部の大きさや移動速度によって調整する。
【0018】
上記紫外線硬化型樹脂溶液31に使用される樹脂としては、ウレタン(メタ)アクリレートおよび/またはエポキン(メタ)アクリレートオリゴマー、反応希釈剤、光重合開始剤、光増感剤の成分を含む組成物が挙げられる。ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーとしては、例えば、エチレングリコール、1、4ブタンジオール、ネオペンチルグルコール、ポリカプロラクトンポリオール、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートジオール、ポリテトラメチレングリコール等のポリオール類とヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、キシレンイソシアネート等のポリイソシアネート類とを反応させて得ることができる。しかし、特に限定されるものではない。
【0019】
エポキシ(メタ)アクリレートオリゴマーとしては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型プロピレンオキサイド付加物の末端グリシジルエーテル、フルオレンエポキシ樹脂等のエポキシ樹脂類と(メタ)アクリル酸とを反応させて得ることができる。しかし、特にこれらに限定されるものではない。
【0020】
次に、第1の紫外線硬化型樹脂塗膜層31aの端部からスムージングロール41を用いて紫外線硬化型樹脂塗膜層31aのスムージング処理を行い(図1(c)参照)、第2の紫外線硬化型樹脂塗膜層31bを形成する(図1(d)参照)。
上記、スムージング処理は、第1の紫外線硬化型樹脂塗膜層31aの端部からスムージングロール41を順次移動させながら、成形型11上に形成された紫外線硬化型樹脂塗膜層31a表面を平坦化処理し、所定の膜厚に調整する。
【0021】
次に、成形型11上の第2の紫外線硬化型樹脂塗膜層31bに透光性基板21を積層した後、ラミネートすることでさらに第2の紫外線硬化型樹脂塗膜層31bを均し、平均化した後、紫外線露光することで紫外線硬化型樹脂を硬化させる(図1(e)参照)。
【0022】
透光性基板21としては、例えばアクリル樹脂、MS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリオレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリイミド樹脂、または上記樹脂のブレンドからなるシート及びフィルムやガラス板などが使用できる。成形型からの離型性の点から、可とう性のあるアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、MS樹脂などが光透過性や柔軟性の点から好ましい。
【0023】
さらに、成形型11を離型することで透光性基板21上に微細凹凸パターン31cが転写された光学物品10を得ることができる(図1(f)参照)。
【0024】
さらに、請求項2に係わる本発明の光学部品の製造方法について詳細に説明する。
まず、微細凹凸パターンが形成された成形型11上に、塗工ヘッド等により紫外線硬化型樹脂溶液32を塗布し、成形型11上の端部に帯状の樹脂液溜まり32aを形成する(図2(a)参照)。
【0025】
次に、スムージングロール42により樹脂液溜まり32aを均し(図2(b)参照)、成形型11上に第1の紫外線硬化型樹脂塗膜層32bを形成する(図2(c)参照)。第1の紫外線硬化型樹脂塗膜層32bの膜厚は最終設定膜厚の1.5〜2倍程度の厚さになるように調整する。
【0026】
次に、第1の紫外線硬化型樹脂塗膜層32bの端部からスムージングロール41にてスムージング処理を行い(図2(d)参照)、第2の紫外線硬化型樹脂塗膜層32cを形成する(図2(e)参照)。
上記、スムージング処理は、第1の紫外線硬化型樹脂塗膜層32bの端部からスムージングロール41を順次移動させながら、表面を平坦化処理し、所定の膜厚になるように調整する。
【0027】
次に、成形型11上の第2の紫外線硬化型樹脂塗膜層32cに透光性基板21を積層した後、ラミネートすることでさらに第2の紫外線硬化型樹脂塗膜層32cを均し、平均化した後、紫外線露光することで紫外線硬化型樹脂を硬化させる(図2(f)参照)。
さらに、成形型11を離型することで透光性基板21上に微細凹凸パターン32dが転写された光学物品20を得ることができる(図2(g)参照)。
【0028】
従来のように、樹脂液溜まりを形成した後ベースフィルムを介して樹脂溜まり側から加圧ロールで均しながら樹脂液溜まりを展延する方法では、紫外線硬化型樹脂塗膜層内への気泡混入を避けることが難しかったが、本発明の光学部品の製造方法では、紫外線硬化型樹脂塗膜層をスムージングするという工程を追加しているので、成形型11上の微細な溝を予め紫外線硬化型樹脂によって埋めることで、気泡の混入を防止することができる。また、透光性基板21のラミネート速度を従来よりも速くできる。
【0029】
【発明の効果】
上記したように、本発明の光学部品の製造方法によれば、以下のような効果を有する。
第1に、成形型上に形成した紫外線硬化型樹脂塗膜層をスムージングロールで平滑化処理することにより、平滑化された紫外線硬化型樹脂塗膜層への気泡混入を防止することができるため、気泡混入のない高品質な光学物品を生産性良く、安価に供給できる。
また、成形型上への紫外線硬化型樹脂塗膜層の形成を有効面内にのみ形成できるため、高価な紫外線硬化型樹脂を余分に使用することなく、製造コストを抑えた光学物品を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(f)は、本発明の光学物品の製造方法の一実施例を工程順に示す模式構成図である。
【図2】(a)〜(g)は、本発明の光学物品の製造方法の一実施例を工程順に示す模式構成図である。
【図3】(a)〜(b)は、従来の光学物品の製造方法の一実施例を示す模式構成図である。
【図4】(a)〜(e)は、従来の光学物品の製造方法の一実施例を示す模式構成図である。
【図5】(a)〜(d)は、従来の光学物品の製造方法の一実施例を示す模式構成図である。
【符号の説明】
10、20、30、40、50……光学部品
11、12……成形型
21、22……透光性基板
23……ベースフィルム
31、32、33、34、35、37……紫外線硬化型樹脂溶液
31a、32b……第1の紫外線硬化型樹脂塗膜層
31b、32c……第2の紫外線硬化型樹脂塗膜層
32a……帯状の樹脂液溜まり
34a、35a……紫外線硬化型樹脂塗膜層
35b……紫外線硬化型樹脂層
31c、32d、33a、36、37b……微細凹凸パターン
35、37a……樹脂液溜まり
41、42……スムージングロール
43……加圧ロール
51……塗工ヘッド

Claims (1)

  1. 少なくなくとも以下の工程を備えていることを特徴とする光学物品の製造方法。
    (a)微細凹凸パターンを反転した形状が設けられた成形型(11)上の端部に、紫外線硬化型樹脂溶液(32)を用いて帯状の樹脂液溜まり(32a)を形成する工程。
    (b)前記帯状の液溜まり(32a)をスムージングロール(42)にて平坦化して最終設定膜厚の1.5〜2.0倍の厚さに第1の紫外線硬化型樹脂塗膜層(32b)を形成した後、さらに、前記第1の紫外線硬化型樹脂塗膜層(32b)をスムージングロール(41)にて均し、第2の紫外線硬化型樹脂塗膜層(32c)を形成する工程。
    (c)前記第2の紫外線硬化型樹脂塗膜層(32c)上に透光性基板(21)を積層する工程。
    (d)前記透光性基板(21)側より、紫外線にて全面露光し、紫外線硬化型樹脂を硬化させる工程。
    (e)前記成形型(11)を離型し、前記透光性基板(21)上の一方の面に微細凹凸パターン(32d)を形成する工程。
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