JP3955729B2 - 乾燥装置 - Google Patents
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Description
この発明は乾燥装置に関し、特に木材および木状薄板もしくは鋸切された木材の半製品、さらに他の製品を乾燥するための乾燥装置に関する。
【0002】
木質の多年生植物としての木立を形成する木は、その種類によって様々に異なる多量の水分を含有しており、この水分は木が切り倒された後もその木の中に留まる。よく知られているように、木は細胞中に毛管を有しており、該毛管は水分と呼ばれる自由液体および水の吸収分子を含有している。工業的な使用のニーズを満たすためには、この水分を一定レベルにまで低下させなくてはならない。この理由によって、木材を適切に、即ち、あらゆる種類の乾燥に伴う欠点の発生を防ぐ方法で、一定の許容可能な最終水分分散量値にまで乾燥するという処理を行わなくてはならない。経済的な観点から、この乾燥処理は主要な因子である。
【0003】
木材の気候に関連する条件が十分によくて、結果として、乾燥鋸切木材が許容可能な品質を有するのであれば、木材を自然の環境下で開放空気にさらして乾燥させることができる。木材の空気乾燥は時間のかかる方法であり、何年にも及ぶことがあるのを考慮しなくてはならない。木材が最終的に乾燥されると、次は、乾燥暖気が自然に循環することを必須とする適切な貯蔵条件、および計画のための期間が必要になる。木材に吸収された水分は、木材の表面が雨水、雪または他の物質によって覆われていない場合のみ、周囲の気流によって出てきて蒸発し得ることを考慮しなくてはならない。換気能力を増大することによって空気乾燥技術に影響を与えても、カビ、微生物、菌類、昆虫による攻撃に絶えず曝されるリスク、そして乾燥が不均一であると他のパラメータで表現される品質を落とす可能性があることを考えると、利するところは小さい。自然空気乾燥は、いかなる予防法制御技術やモニターによっても防ぐことのできない、予期し得ない状況が起こり得るので、形状変化という潜在的な問題を常に孕んでいる。木材中の水分散量は、気象条件に応じて一定期間後に空気乾燥技術を用いることによって制御されるが、これは計画段階から時間変化があったことを意味し、これによって他の問題が生じて、その結果、より高額な費用、品質保証という観点からの非常に多くの欠点などにつながることが多い。その一方で、低いエネルギー消費量、巨大な乾燥領域、貯蔵区、安全管理技術(safety procotion)などの他の効果もある。軸扇(axial fans)を組み合わせることによって空気乾燥プロセスを短縮化する実験がなされたが、軸扇によっては影響を与えることのできない、相対湿度やその他の非常に多くのパラメータがある。
【0004】
費用、品質および時間という面から乾燥時間を短縮するという意図を持って、様々な種類の乾燥装置が開発されてきた。これらは、技術的な観点から次のように分けることができる。第一の型は、室型およびトンネル状窯型である。よく知られている両タイプの乾燥装置は静置型と特徴付けることができる。第一型の乾燥装置においては、温度、湿度、気流容量などの物理条件を様々に変えることのできる室に木材を配置して、乾燥処理を行う。第二型の乾燥装置においては、水平輸送ユニットによって、木材は乾燥装置中を移送され、該乾燥装置中では、様々な物理条件下で、漸次乾燥処理を行うという目的で連続的に処理される。室型乾燥装置の方が安価であるが、トンネル状窯型乾燥装置に比べて生産率が悪い。トンネル状窯型乾燥装置は投資金額が比較的高い。
【0005】
既に知られている型の乾燥装置は、巨額の投資費用および経済因子という観点から設立の困難さを含む欠点を有しており、それについて以下で説明する。
【0006】
木材を乾燥するために現在使用されている技術的な処理は、15〜45℃の低温、45〜90℃の中温、または90〜130℃の高温によって行われ、例えば、誘電原理、対流原理、誘導原理または放射原理によって前記温度を達成するために制御される。
【0007】
ある種の乾燥装置にあっては、木材は適切な運搬車によって室に送られる。天井、または極めてまれであるが他所に配置された送風機によって、気流が起こされ、該気流はある場合においては横方向に流れ、また別の場合においては水平方向および横方向に流れ、さらに別の場合においては縦方向に流れる。
【0008】
これら公知のすべての乾燥装置においては、運搬ユニットは、窯の容積に対して可能な限り多量の積載ができるような方式および大きさで作られている。木材は、少なくとも一水平面で気流の流通を確保することができるように、通気に沿って積み上げられる。気流に必要な空気用ギャップの大きさと窯中の木材の量とを考慮して、ある種の妥協がなされる。次いで、乾燥強度を上げるために、空気用ギャップを通して熱空気を吹き込む。熱空気が高水分量を有している木材と接触すると、熱空気がその最大値まで水分を吸収し、それによって積み重ねられた木材の奥深くにある水分の吸収も可能になる。結果として、送風機が最も高い水分量の含有も可能であるような十分に強い気流を作り出していることになり、それはとりもなおさずエネルギーの浪費である。空気中の高水分量故に、壁や他の装置などの温度が低い部分に凝縮して損傷を与える可能性が高い。窯中に存在する凝縮した液体は、乾燥処理と同じくらい窯に害を与える。
【0009】
最近の乾燥技術の1つを行うことを意図している特許出願 EP 0 170 648 A1に記載されているように、室は断熱壁を有している。鋸切された木材は気流に対して縦方向に窯中に配置される。乾燥装置においては、熱レジスタを通過して、重ねられた木材を通り抜けて冷却レジスタへ至る気流を作る送風機が備え付けられている。該冷却レジスタでは、気流が同じループを繰り返すように導かれる。加熱レジスタの領域においては、空気は暖められて、積み上げられた木材を通過する間に水分を取り、水分は冷却レジスタを通過する間に放出されて、再び加熱レジスタへと至る。このような組み合わせは、新しく鋸切された木材が処理される場合は凝縮を生じやすいが、水分含有量が小さい木材、産業利用される前の最終処理には極めて適している。
【0010】
積み重ねた木材の乾燥処理によって生じた飽和水空気によって出来るだけ多量の水分を室から除去したいのであれば、空気を加熱しなくてはならない。水飽和した空気を多量に捨てることは、空気を加熱するのに先に使用した熱を大量に失うことと結びついている。木材を乾燥するこの技術を使用することによるエネルギー効率は低い。
【0011】
上記乾燥技術とは別に、真空乾燥技術が PCT/DK87/00012 および WO 87/04779に記載されており、そこでは、例えば、乾燥処理の強度をモニターして乾燥不足を避けるようにしている。応用真空技術を用いた装置は、非常に敏感に適切な真空状態を保ち、水分量の少ない木材を乾燥処理するのにはより適している。それは、即ち、多量の水分を除去するには他の乾燥技術を使用する必要があることになる。
【0012】
以上から要約されることは、これらの全ての公知技術がある欠点を有しているということである。その欠点とは、例えば、地球経済にとって許容することの出来ない比較的低いエネルギー効率、大きな占有空間、電源への高い依存性、発生率の高い乾燥不十分、非常に小さいまたは適用不能な能力などである。また、さらに、公知の装置は、乾燥木材の量を決定する乾燥容量と技術とを有する静置型として建造されている。
【0013】
本発明によると、乾燥ユニットは中空の筐体を備えており、その内部空間は排気管および空気導入管によって周辺領域と結ばれている。このようにして、本発明の原理によると、乾燥装置に固定された排気通路と共に様々な気流導入口を有する多くの通気システムに基づいて新規な乾燥装置が作られている。このような装置は、加熱ユニット、濃縮装置および換気装置を有する熱濃縮装置を備えている。乾燥装置は乾燥窯を有し、この中に、乾燥しようとする木材が運搬台によって載置される。この乾燥方法は、空気を強制的に循環させることによって、乾燥窯中で行われる。窯室において、熱濃縮ユニットが組み込まれた装填部の上方に配置され、乾燥室の反対側から窯室の底部へと延びている空気デフレクターと共に(in coinsistence with)、窯室の少なくとも1つの壁は導入または排気機能のための好適な通気空間を備えている。この通気空間は、乾燥処理中の要求された時点で空気の予備方向付けを行う機能を有するシステム空気通路を含む乾燥装置の統合ユニットとして機能する。熱濃縮装置近傍の空気デフレクターは少なくとも1つの自己調整可能な通気装置と、仕切壁および窯部の上部からなる統合ユニットとを有している。該統合ユニットは窯室の上部と共に、通気システムが配置されるトンネル状の通気空間を形成している。上に記載した部分の全体を空気デフレクターと称する。前記通気空間は、窯室の上部に配置された微気候ベントから始まり、主に側壁に沿って延び、窯部の空間内で終了する。
【0014】
窯部においては、角度調節能力を有する少なくとも1つの通気ユニットが、オン−オフ状態のいずれかに設定することが可能であるように、配置されている。前記微気候ベントが、窯室の上部から窯部に亘る通気空間に接続した位置、即ち閉鎖位置にあると、内部空気循環を作る状態が作られる。しかし、開放位置においては、前記内部循環は、大気中に窯部から吹き出され、トンネル状通気空間中で圧力差によって新鮮で乾燥した空気に吸い込まれた、湿気を含んだ空気の流れと平行する外部雰囲気と再び接触する。トンネル状通気空間中には加熱要素を設けることを薦める。
【0015】
この発明によると、乾燥する木材や他の製品を積み重ねるためのユニットは、垂直方向および水平方向の積み重ねおよび縦方向の通気を可能にするアクセサリーを備えている。このアクセサリーによって、乾燥する木材の主要な面の垂直配置も行うことが出来る。木材の積み重ねを可能にする距離ホルダーは互いに垂直に配置され、ユニットの垂直サポートよりは短い。前記ユニットは互いに積み上げることが出来る。底部運搬台は輸送輪を備えてもよい。本発明によると、カビ、菌類および他の微生物などのコロニーが発達する可能性を排除するために、微気候ベントに近接する窯室空間に、空気中に含まれる湿気に紫外線を放出するUV-放出機を配置してもよい。
【0016】
本発明の原理によると、新規な乾燥装置は、窯室内で二極に配置した磁石を備える。磁化処理によって、化学、物理および生物学的処理の全てに影響を与えることが出来る。
【0017】
本発明によると、乾燥装置は、隔壁の開口部に通気装置を組み込んだ加熱濃縮装置も有する。この加熱濃縮装置は、熱放出と共に濃縮効果を増大させるために、不規則中間流を発生させるように設計されている。
【0018】
さて、添付の図面に示されている態様に基づいて、本発明をより詳細に記載する。
【0019】
図1〜3に示されている乾燥装置は、一般に、標準的な容器が全ての公知の輸送態様に使用される輸送の分野における基準および他の要件を満たすように構成された窯室1を用いた、木材および他の材料の乾燥用に設計されている。窯室1の比率は今までに知られている全ての乾燥装置と比較して、ある長所とある制限とを有している。しかしながら、当該制限は本発明によって解決される。このようにして、使用者によって、静置型または適切な位置に非常に早く簡単に配置することの出来る乾燥装置を開発することが可能になった。
【0020】
窯室1の側壁11、12、13および14の少なくとも1つ、即ち、この場合においては縦方向壁13は、適切なドア131を備えており、これによって、例えば、窯室1に入ることが出来、また、人が中で作業することが出来る。他方、示されている態様においては、壁11は、つり上げ式の搬入用ドアが備えられており、この場合においては、少なくとも1つのシステム空気通路111が取り付けられている。ドアに取り付けられていない場合は、システム空気通路111は壁11の壁領域に配置されている。本発明の一般的概念に従って、システム空気通路111の役割を以下に詳細に説明する。
【0021】
窯室1の反対側、即ち、壁12の最上部には、各排出通気空間121、122に通気するための適当な排出漏斗1210、1220を備えた、適切な統合型微気候ベント1211が取り付けられている。これによって、窯室1の内部は外部大気と連絡される。微気候ベント1211の助けを借りて、通気空間121は外部大気と窯室1の最上部100近傍の内部領域10'とを連通または遮断する。同様に、通気空間122は、適当な微気候ベント1221の助けを借りて、外部大気と窯室1の底部101近傍であって背後壁12に関して一定距離にある内部空間10"とを連絡する。この空間には熱濃縮装置2も配置されている。乾燥プログラムを自動モードで実施するときには、微気候ベント1211を使用することによって非常に有利になる。
【0022】
熱濃縮装置2は図8に概略的に示されており、以下の部材からなる。即ち、濃縮物の出口201を備えた筐体20、濃縮ユニット21、加熱ユニット22、圧縮機23およびスロットルである。圧縮機とスロットルとは適切な回路26において、濃縮ユニット21、加熱ユニット22および通気装置25と共に相互に結合されている。通気装置25は、濃縮ユニット21から加熱ユニット22への気流を可能にし、該気流は窯室1の他の内部領域へと向かって流れ続ける。暖かい湿気を含んだ空気は、濃縮ユニット21の助けを得て、空気中の水分量を減らし、水分は濃縮物となって排出路−排出管を通って流れ出すことが、このような加熱濃縮装置2によって可能になる。空気は加熱ユニット22中で、周辺領域から窯部に入る空気の温度に関して約2℃加温されている。
【0023】
窯室1において、窯部の最上部と、窯室1の底部領域101に結合されている側壁12から一定距離にある熱濃縮ユニット2に近接している空気デフレクター3を有する隔壁とが組み立てられる。通気空間121、122および熱濃縮装置2は側壁12と最上部領域100との間に配置され、最上部領域100から一定距離を置いて窯室1の最上部領域100の下方に配置されている空気デフレクター3は、窯室1のシステム空気通路111を有するドア11に向かって延在している。空気デフレクター3を含む最上部領域100は、最上部100と窯室1のシステム空気通路111を有するドア11とに関して、最上部100、側壁112および空気デフレクター3を含む最上部を結ぶ通路30とつながるような位置関係になっている。自動モードにおいて、システム空気通路111は制御される(The system shaft 111 can be led in automatic mode.)。
【0024】
最上部領域100の下に配置されている空気デフレクター3の形状および位置によって、トンネル形状の通気空間1000を形成することが出来、この通気空間1000中に適当に間隔をあけて通気空間121、122の近くに取り付けられた、2基の通気装置41、42を有する通気ユニット40が配置されている。窯室1の中央部に、さらに2基の加熱要素430、440を備えた通気装置43、44が配置されることもある。
【0025】
最上部および空気デフレクター3の下方であって底部101とシステム空気通路111と壁とで形成される空間には、搬入用ドア11がある。窯部6の残りの部分は、乾燥しようとする木材または他の材料が積載されている重積ユニットを有する少なくとも1以上の運搬台5の搬入を可能にするのに十分な広い窯部を提供している。本発明の原理に従って、搬入台5の位置を考慮した全ての詳細を以下で説明する。
【0026】
本発明の乾燥装置においては、その時点における気流を角度分散72させる能力を有する少なくとも1基の通気装置71も、また、備えられている。通気装置が窯室1の側壁近くに平行して配置されている場合の位置においては、作動停止状態であり、逆に、もう一つの位置に振られているときには作動状態である。例えば、搬入台5が理由の如何に関わらず窯室6に沿って移動しているときには、通気装置は作動停止状態になっていなくてはならない。図3に示されている2基の通気装置71'、71"はそれぞれ適切な支持台72'、72"上に配置されており、該支持台の各々は窯室1の縦方向の側壁13、14の一方に取り付けられている。
【0027】
図9に示されている木材の搬入重積ユニット5は車輪を備えており、搬入台5を窯部6に配置することを見越している。搬入重積ユニット5は、本発明によると、垂直距離要素51の補助を得て、木材を垂直に積載し、一定の幅を確実にあけた垂直積載52も可能にするように構成されている。少なくとも1つの重積ユニット5は図4に示す車輪50を備えており、さらに重積ユニットを使用することが推奨される。このようにして、車輪50を備えた個々の重積ユニット5を必要な高さにまで積み上げることが出来る。このようにして、図5および7に概略的に示されているように、窯部6全体に亘って必要な量の垂直方向および水平方向の積載を達成することが出来、この結果、良好な空気透過性を保証することが出来る。
【0028】
本発明によると、窯部6において木材の主要な表面が垂直板中に配置されるように、重積ユニット5に木材を積載するのが最も適切である。幅の小さな木材部品は、適切な距離部材51'によって、木材間の距離を保った上で、重積ユニット5中で垂直方向に相互に積み上げるようにして積載する必要がある。
【0029】
さらに、本発明によると、窯室1において、より正確には領域10'において、UV放射装置8が設けられている。これは、好ましくは紫外線放射器であり、カビ、菌類および他の微生物などの菌が増殖する可能性を排除するために、空気中に含まれている水分にUV光線を照射することを考えている。
【0030】
窯室1の領域1'において、二極配置した少なくとも2個の磁石を使用することができ、磁化処理は化学的、物理的および生物学的などの全ての処理、並びに窯部1に存在する全ての湿気の性質に影響を与える。
【0031】
本発明によると、図4および5に示されている乾燥装置によって、先に説明したように、濃縮−対流法による統合除湿乾燥処理を行うことができる。つり上げ式の搬入用ドア11を開けて、付属部品51によって、要すれば、さらに垂直距離要素51'および水平距離要素52を使用して重積ユニット5に適切に積載した、乾燥しようとする木材を窯部6に入れる。この段階では、鋸切された木材の粗い表面に付着して木材からさらに水分が失われるのを防いでいる、湿った物質の薄層が木材上に存在している。木材を窯部6に入れてドア11を閉めた後に、通気装置41、42、43、44、通気ユニット40、熱濃縮ユニットに取り付けられている通気装置25、および作動位置にある通気装置71のスイッチを入れることによって、乾燥処理が開始される。各ドア11の壁に組み込まれているシステム空気通路111を閉じる。熱濃縮装置2が作動され、通気ユニット40の加熱要素430、440を作動することによって得られる予め設定された温度で、適切な空気循環が発生する。条件が要求を満たすと、加熱要素430、440の作動を停止し、必要な熱は作動している熱濃縮装置2によってのみ供給することができる。乾燥処理を促進するためには、適切に加温された空気の適切な循環が確立されなくてはならない。木材の表面/中にある水分が空気に吸収されると、該水分は熱濃縮装置2に導かれ、そこで図8に示される濃縮ユニット21によって水分が除去されて排出管201によって該装置から排出される。この段階において、通気空間121、122によって窯室1は外部空気と連通していてもよい。トンネル状通気空間1000を介しての循環中においては、熱濃縮装置2を通過すると、空気はある程度まで加温されて通気装置25および41、42、43、44に吸い込まれる。トンネル状通気空間では、要すれば、適当な加熱要素430、440で空気を加熱し、その後、空気は通路30を通過し、システム空気通路111と空気デフレクター3とによって窯部6に入り、そこで、運搬重積ユニット50に積載された木材の配置に応じて通気装置17によって導かれる。
【0032】
このような乾燥条件によって、水分を木材から循環空気に集中的に移動させることができる。通気空間122を通って、空気は窯部6および窯室1から外部大気中へと出てゆく。科学的に、水分に富んだより冷たい空気は下方へ落ちる傾向がある。したがって、この場合は、窯室1の底部101に向かう。しかしながら、圧力差によって、前記通気空間を通って出てきた空気は、同時に、微気候ベント1211によって通気空間121から入ってきた水分の少ない新鮮な空気に置き換えられる。
【0033】
窯室6中にある残りの空気は熱濃縮ユニット2を通過し、そこで、濃縮ユニット21によって空気から水分が分離され、部分的に乾燥され、加熱ユニット22によって所望の程度まで加熱される。熱濃縮ユニットから出てきた空気はトンネル状通気空間1000に入り、空気が窯部6に入ると全ての通気装置によって新しい循環サイクルが開始される。前記乾燥モードによると、特に木材中に多量の自由水が存在する開始時において、過去の乾燥方法で知られている乾燥に伴う欠点を生じる可能性のある高温にまで加熱することなく、木材を効率的に乾燥することができる。
【0034】
窯室1および窯部6において、前記乾燥技術を以て、予め設定され、制御された空気中の水分値を達成するためには、乾燥条件を変えなければならない。よく知られているように、木材は細胞中に毛管を有しており、そこには水分と呼ばれる自由液体および吸収された水分子が含有されている。適切な乾燥技術を適用すればこの水分量を低減することができるが、この乾燥処理は、主として木材の種類に依存し、木材の種類に応じて変化するが、適当な気候条件で行わなくてはならない。この際、循環する空気は、乾燥する木材から絶えず出てくる水分を低減する能力を常に有していなくてはならない。
【0035】
上記のような方法で、この新しく開発された乾燥装置によって、いかなる種類の付属部品を組み合わせることもなく、木材を積み直す過程も必要なく、また、さらに空気を加熱する必要もなく、窯部6中で、単純かつ驚くほど短時間で乾燥を行うことが可能である。空気デフレクター3の近傍で空気は通路30を通って流れ、殆どの場合において空気を追加的に加熱する必要がないこと、新しく開発された乾燥方法の機能を停止させて実行することすら可能であることを考慮して図6および7に示されているようにシステム空気通路111は開放されている。微気候ベント1211並びに通気空間121および122は、新しく開発された乾燥方法の実行によって、閉鎖状態にある。
【0036】
したがって、本発明によると、公知の乾燥方法と比較した相違点は、繰り返し循環させることをやめたこと、および効率を低下させる、乾燥した空気と水分で飽和した空気との混合を行わないことである。通気ユニット40の通気装置41、42、43、44、熱濃縮装置2の通気装置25、および通気装置71は適切な空気循環を起こさせる。窯室1に導かれ、窯部6に導入される外部空気は、開いているシステム空気通路を通り抜け、次いで、窯部6を通り、自己調整通気口31を通り、その後、加熱ユニット22を含む熱濃縮装置2を通過する。この熱濃縮装置2は殆ど、あるいは永久的に機能停止している。その後、空気は通気装置25の助けによってトンネル状通気空間1000を通って空気通路30へ至る。システム空気通路111が開かれた位置にあるとき、空気通路30から出てきた空気は再び窯部6に入ることができず、窯室1から外部大気中に排出される。このようにして、乾燥した新鮮な空気だけが乾燥してゆく材木と接触することができる。極端な気候条件である場合は、ここで意味する付属装置によって行うことのできる特定の処理を、取り込まれた新鮮な空気に対してしなくてはならないが、これが本発明の原理に影響を与えないことを当業者であれば理解するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】乾燥装置の垂直面における縦方向の断面図である。
【図2】乾燥装置の垂直面における横方向の断面図である。
【図3】乾燥装置の水平面における縦方向の断面図である。
【図4】縦方向の通気を可能にするために、積み重ねられた木材に対して除湿乾燥および対流乾燥の組み合わせからなる操作の最中の、乾燥装置の垂直面における縦方向の断面図である。
【図5】図4と同態様の装置の、垂直面における横方向の断面図である。
【図6】再び、積み重ねられた木材に対して、自然空気乾燥の加速処理に好適な操作の最中の、図1〜3による装置の縦方向の断面図である。
【図7】図6と同態様の乾燥装置の、横方向の断面図である。
【図8】本発明による装置の濃縮ユニットを示す図面である。
【図9】本発明による装置によって構成される木材を積み重ねるユニットである。
Claims (18)
- 窯室(1)に配置された数多くの通気システムに基づいて作られ、濃縮ユニット(21)および加熱ユニット(22)を有する熱濃縮装置(2)を備え、少なくとも1基の通気装置(25)、窯部(6)、さらに窯室(1)に設けられた少なくとも1つの搬入用ドア(131)を有し、窯室(1)には乾燥する木材または他の材料が運搬重積ユニット(5)によって配置され、該木材中の水分が前記窯室(1)内、特に前記窯部(6)内を循環する空気に次第に吸収されてゆく乾燥装置において、ドアとして配置することもできる少なくとも1つの壁(11)がシステム空気通路(111)を備え、該システム空気通路(111)は、乾燥モードを実行したりモニターしたりするために、窯室(1)内の窯部(6)上に配置された空気デフレクター(3)と共に気流を導く機能を有し、前記窯室(1)は、窯室(1)の他方の側壁(12)から一定距離のところであって窯室(1)の底部(101)近くに熱濃縮装置(2)を有しており、該熱濃縮装置(2)は少なくとも1基の自己調節通気口(31)を有し、この熱濃縮装置(2)近傍に前記空気デフレクター(3)が延在し、この空気デフレクター(3)は窯室(1)の最上部(100)をシステム空気通路(111)向かって窯部(6)上に亘って延び、窯室(1)のドア(11)の壁にそれぞれ取り付けられた空気デフレクター(3)とシステム空気通路(111)の間の空気通路(30)とこれらとでトンネル状通気空間(1000)を形成し、この中に適切な通気ユニット(40)が配置されており、前記システム空気通路( 111 )が、窯室(1)のドア( 11 )および壁のそれぞれに関して、それが閉じた位置にあるときは、窯室(1)の最上部( 100 )と空気デフレクター(3)との間にあるトンネル状通気空間( 1000 )から、空気デフレクター(3)とドア( 11 )および壁との間の空気通路( 30 )を通過して窯部(6)に入り、自己調整通気口( 31 )の方向に流れ、空気デフレクター(3)の下方を通過して熱濃縮ユニット(2)の方角に流れるという気流の内部循環を可能にし、一方、システム空気通路( 111 )が開いているときには、トンネル状通気空間( 1000 )からシステム空気通路( 111 )を開けることによって形成される少なくとも2つの空隙部分を通って、気流が窯室(1)から少なくとも1つの上方の空気通路を通って開いた空間に出、新鮮な空気が少なくとも1つの下方の空気通路を通って外部から直接窯部(6)に吸い込まれることを特徴とする乾燥装置。
- 空気・排気用通気空間(121、122)の両方が窯室(1)の壁(12)に近接して配置された、同一の微気候ベント(1211)を備えており、前記壁の隣に空気デフレクター(3)に近接させて熱濃縮装置(2)が配置されており、窯室(1)から1つの通気空間(121)が窯室(1)の最上部(100)の下側を通って外部大気と連通し、第2の通気空間(122)が窯室(1)の底部(101)の上方を通って外部と通じるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
- 前記窯部(6)中に、調節可能な支持台(72)上に載置した少なくとも1基の通気装置(71)を有する少なくとも1つの追加通気ユニット(7)が配置されており、前記調節可能な支持台は、側壁に平行に配置されているときは切断モード、非平行に配置されているときには連通モードする能力を有していて、気流の角分散を可能にすることができることを特徴とする請求項1または2に記載の乾燥装置。
- 空気デフレクター(3)と窯室(1)の最上部との間にあるトンネル状通気空間(1000)内に配置された通気装置(41、42、43、44)の少なくともいくつかが、トンネル状通気空間(1000)中の空気を補足的に加熱する適当な加熱ユニット(430、440)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
- 乾燥する材料、特に木材を移動させるための前記運搬重積ユニット(5)が、垂直距離要素(51)だけでなく、水平距離要素(52)も備えていることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
- 前記運搬重積ユニット(5)の少なくともいくつかが、その可動性を保証する車輪(50)を有していることを特徴とする請求項5に記載の乾燥装置。
- 前記運搬重積ユニット(5)が前記垂直距離要素(51)によって相互に重積されることを特徴とする請求項5または6に記載の乾燥装置。
- 筐体(20)中にある前記熱濃縮装置(2)が、濃縮ユニット(21)に隣接して濃縮物を導出するための排出管(201)、濃縮ユニット、加熱ユニット(22)、圧縮機(23)およびスロットル(24)を備え、これらは適切な回路で結ばれており、さらに、通気装置(25)を有していることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
- 前記窯室(1)が国際的なコンテナ輸送のために大きさの標準を満たしている標準コンテナに基づいて建設されていることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
- 空気デフレクター(3)の通気口(31)が自己調整可能であることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
- 窯室(1)の内部であって、通気・排気用通気空間(121、122)の近くに放射装置(8)が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
- 前記放射装置が、好ましくは紫外線発生機であることを特徴とする請求項11に記載の乾燥装置。
- 少なくとも2個の磁石が窯室(1)内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
- 少なくとも2個の永久磁石が窯室(1)の内部に配置されていることを特徴とする請求項13に記載の乾燥装置。
- 排気・通気用通気空間(121、122)および空気デフレクター(3)の近傍に配置された少なくとも2個の永久磁石によって、窯室(1)の内部に、2極磁場が形成されることを特徴とする請求項14に記載の乾燥装置。
- 水平方向から見た、隣接する垂直距離要素(51)間の距離が常に側方垂直支持体(52)よりも短いことを特徴とする請求項5に記載の乾燥装置。
- 垂直距離要素(51)の外に、前記重積ユニット(5)が水平距離要素(51')も使用して、垂直距離要素(51)間に互いに垂直方向に置かれた木材要素の間それぞれに適切な空気ギャップを保証することを特徴とする請求項5または 16に記載の乾燥装置。
- 通気空間(121、122)と組み合わせて作用する微気候ベント(1211)が、湿度が高くなったときに窯室(1)の最上部で作動され、通気空間(121)を介して窯部(6)と結合されており、窯部(6)では空気が吹き出しているが、圧力差がある場合は、通気空間(121)によって新鮮な外気がこの領域(10')内に吸い込まれ、一方、微気候ベント(1211)が停止されている場合は、乾燥プロセスが外側の大気とは分離されており、窯室(1)内で内部空気循環が発生していることを特徴とする請求項1または2に記載の乾燥装置。
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