JP3953310B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関し、風を報知媒体として遊技者に利益状態の発生を予告報知できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機等の弾球遊技機は、始動手段に遊技球が入賞することを条件に特別図柄表示手段の特別図柄を変動させると共に、この始動手段の遊技球の入賞に関連して、遊技者に有利な利益状態を発生させるか否かを抽選手段により抽選し、その抽選結果に基づいて変動後の特別図柄を特別態様又は非特別態様で停止させる。そして、抽選手段の抽選結果が利益状態を発生させるものである場合に、特別図柄が特別態様で停止した後、特別利益状態発生手段が特別利益状態を発生させる。
【0003】
また変動後に特別態様となる可能性の高い特定の変動パターンで特別図柄が変動する場合に、その特別図柄の変動中に背景色を変化させたり、特別図柄表示手段の表示領域に特定のキャラクタを動画的に出現させたりする等の画像演出法で、特別図柄が変動後に特別態様となる可能性が高いことを報知する予告報知を行い、遊技者の興趣を喚起させる。また特別図柄の変動中にスピーカ等の音声発生手段から特定の音声を発生させて、その音声により予告報知を行うこともある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の予告報知は、特別図柄の背景色の変化、特定のキャラクタの出現、特定の音声の発生等により、遊技者の視覚又は聴覚に訴える予告報知方式を採用しているが、遊技者の視覚又は聴覚に訴えるだけでは予告報知の斬新性に欠け、遊技者の興趣を十分に喚起できない欠点がある。
【0005】
また近年では液晶式の特別図柄表示手段を採用して、その特別図柄表示手段の表示領域に特別図柄と動画とを組み合わせて表示する等、表示領域に非常に複雑な画像演出を行う傾向にある。しかし、特別図柄表示手段に出現する画像によって斬新な予告報知を行う画像予告報知方式の場合には、特別図柄表示手段に表示される画像が益々複雑になり、仮にその表示領域上において、予告報知を含む斬新性のある画像演出が可能であるとしても、画像が複雑であるために却って遊技者が予告報知を見落とす等の問題もある。
【0006】
また多数の弾球遊技機を設置した遊技ホールでは、遊技球の衝突音、スピーカからの効果音の他に、音楽その他のホール内放送があるため、音声による予告報知方式の場合には、遊技ホール内の騒音が更に著しくなり、予告音声を聞き漏らす等の問題がある。
【0007】
本発明は、このような従来の課題に鑑み、遊技者の触覚に訴えて斬新な予告報知を行える弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、遊技球を遊技領域8へと発射するための発射手段25と、発射操作をするための発射ハンドル26とを備え、前記発射ハンドル26は支持ケース36の前端側の大径のレバー支持部44と、前側に握り部37が固定され且つ前記レバー支持部44の前側で前記支持ケース36に固定されたレバー抑え部46との間に、前記支持ケース36内の操作軸38を介して前記発射手段25の調整機構に連動する発射レバー39を回動自在に備えた弾球遊技機において、前記レバー抑え部46から前記握り部37内へと一体に突出する筒状の取り付け部63内の前端部に、該取り付け部63内に収まり且つ可聴周波数外の低周波振動により風を発生させて遊技者に有利な利益状態の発生の予告報知を行うスピーカ60を後側から装着し、前記握り部32は、その前面側の遊技者の掌に対応する部分に形成され且つ前記スピーカ60からの風を吐出する小孔状の風吐出口59と、該風吐出口59を取り囲むように前記風吐出口59の外周から前記握り部32内へと一体に突出して形成され且つ後端が前記取り付け部48の前端外周に嵌合する筒部65とを有し、前記スピーカ60の後方側を開放状とし、前記筒部65内を風通路61としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図6は本発明を採用したパチンコ機の第1の実施形態を例示し、図1において、1は遊技機本体で、外枠2と、この外枠2に開閉自在に枢着された前枠3とを有する。前枠3には、その窓孔に対応して遊技盤4が裏側から着脱自在に装着され、また遊技盤4の前側にガラス扉5と前面板6とが開閉自在に配置されている。
【0010】
遊技盤4には、ガイドレール7が環状に装着されると共に、そのガイドレール7の内側の遊技領域8に特別図柄表示手段9、特別図柄始動手段10、可変入賞手段11、普通図柄表示手段12、普通図柄始動手段13、普通入賞手段14等の複数個の遊技部品が配置されている。
【0011】
前面板6には発射用の遊技球を貯留する上皿15が装着され、またこの前面板6の裏側に対応して前枠3側に音声発生用スピーカ16が装着されている。上皿15は上皿本体17と、この上皿本体17を覆う上皿カバー18とを備えている。音声発生用スピーカ16は、遊技状態の変化に応じて効果音等を発生するようになっている。
【0012】
特別図柄表示手段9は液晶式であって、その表示領域19に横方向に複数個、例えば3個の特別図柄20を変動表示可能であり、特別図柄始動手段10が遊技球を検出することを条件に、その特別図柄20が所定時間変動して、「7・7・7」等の予め定められた特定の組み合わせである特別態様又は非特別態様で停止するようになっている。普通図柄表示手段12は1個の普通図柄を変動表示可能であり、普通図柄始動手段13が遊技球を検出することを条件にその普通図柄が所定時間変動して、「7」等の予め定められた特定の組み合わせである所定態様又はこれ以外の非所定態様で停止するようになっている。
【0013】
なお、特別図柄表示手段9の表示領域19は、特別図柄20の他、動画、その他の背景画像を表示可能である。普通図柄表示手段12は特別図柄表示手段9の上部に設けられている。特別図柄20、普通図柄には実施形態では数字図柄が使用されているが、アルファベット図柄、キャラクタ、その他の適宜遊技図柄を使用可能である。
【0014】
特別図柄始動手段10は、遊技球が入賞可能な開状態と入賞困難又は入賞不能な閉状態とに開閉する開閉式であって、開閉自在な左右一対の開閉爪21を備えた電動チューリップが使用され、普通図柄表示手段12の変動後の普通図柄が所定態様の場合に開閉爪21が所定時間開放する。
【0015】
可変入賞手段11は、遊技球が入賞し易い開状態と入賞不能な閉状態とに開閉する開閉式であって、下部側の横軸廻りに開閉自在な開閉板22を備え、特別図柄表示手段9の変動後の特別図柄20が特別態様となって特別利益状態が発生した場合に開閉板22が前側に開放する。可変入賞手段11の内部には、入賞検出手段23と特定領域検出手段24とが設けられ、開閉板22の開放から所定時間(例えば30秒間)が経過するか、又は所定時間が経過するまでに入賞検出手段23が所定数(例えば10個)の遊技球を検出することを条件に開閉板22を閉じ、特定領域検出手段24が特定領域への遊技球の通過を検出することを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで開閉板22の開放を繰り返すようになっている。
【0016】
前枠3の下部には、その裏側に発射手段25が装着されると共に、前面側に余剰球を貯留する下皿29と、発射手段25用の発射ハンドル26とが設けられている。発射手段25は、遊技球を遊技盤4の遊技領域8へと発射するためのもので、揺動自在に枢支された打撃槌27と、この打撃槌27を打撃方向に付勢する発射バネ28と、この発射バネ28に抗して打撃槌27を駆動する発射モータ29aとを備え、発射モータ29aにより打撃槌27を駆動し、上皿15から発射レール30上に1個づつ供給される遊技球を打撃槌27により発射バネ28のバネ力に応じて打撃して遊技領域8へと発射するようになっている。
【0017】
下皿29は図2にも示すように下皿本体31と、この下皿本体31を覆う下皿カバー32とにより構成されており、この下皿29の一側方に発射ハンドル26が配置されている。下皿カバー32には発射ハンドル26の周辺で前枠3に近接して前枠3を前面から覆うカバー部33が一体に形成され、下皿本体31とカバー部33との間に、上皿本体17から抜き取られた遊技球を下皿本体31へと案内する球案内通路34等を覆い且つ前方に膨出する膨出部35が設けられている。
【0018】
発射ハンドル26は発射手段25による遊技球の発射操作用であって、図3、図4に示すように、前枠3側に固定された前後方向の支持ケース36と、この支持ケース36の前端側に固定された握り部37と、支持ケース36内に回動自在に挿通された操作軸38と、操作軸38の前端に固定され且つ握り部37との間に操作軸38廻りに回動自在に介在された発射レバー39とを備えている。
【0019】
支持ケース36は前枠3の通孔40に挿通され、後端側が取り付けベース41側の通孔40内で保持ケース42に固定されている。取り付けベース41は前枠3の裏側に装着され、この取り付けベース41に打撃槌27、発射モータ29a等の発射機構が装着されている。支持ケース36は前端側にラッパ状に広がる支持壁部43と、この支持壁部43の前側に形成された大径のレバー支持部44とが一体に設けられ、その支持壁部43に周方向に複数個のボス部45を介してレバー抑え部46がネジ等で取り付けられている。レバー抑え部46には外周側に露出するように金属板等のタッチ部47が設けられると共に、前側から球面状その他の適宜形状の握り部37がボス部48を介して装着されている。
【0020】
操作軸38は後端側で発射手段25の発射バネ28の調整機構(図示省略)に連動連結されており、この操作軸38の前端側に発射レバー39の支持板部49が固定されている。支持板部49には、発射レバー39を操作軸38廻りに回動操作できるように、各ボス部45が貫通する周方向の長孔等の孔50が形成されている。発射レバー39は支持ケース36のレバー支持部44とレバー抑え部46との間に介在されると共に、レバー支持部44の外周に回動自在に套嵌されており、外周側に周方向に複数個の指掛け部51が設けられている。
【0021】
このパチンコ機には、図5に示すように、特別図柄表示手段9の変動後の特別図柄20が特別態様となる可能性が高い場合に、それを予告報知する予告報知手段54が設けられている。この予告報知手段54は、特別図柄表示手段9の表示領域19に表示される特別図柄20の背景色の変化、特定のキャラクタの出現等により視覚的に予告報知を行う視覚式予告報知手段55、又は音声発生用スピーカから予告音声を発生させて聴覚的に予告報知を行う聴覚式予告報知手段56と、遊技者に対して風及び/又は圧力を報知媒体として送って予告報知を行う触覚式予告報知手段57とを備えている。なお、触覚式予告報知手段57がある場合、視覚式予告報知手段55又は聴覚式予告報知手段56は省略しても良いし、その全てを併用しても良い。視覚式予告報知手段55には他の表示ランプ等を使用しても良い。
【0022】
触覚式予告報知手段57は、この実施形態では発射ハンドル26等の操作部から風を吐出する風吐出手段58により構成され、発射ハンドル26内に組み込まれている。この風吐出手段58は、図3、図4に示すように、発射ハンドル26側、例えば握り部37の表面に開口し且つ報知媒体である風を吐出する風吐出口59と、風を発生させる風発生用スピーカ60と、風発生用スピーカ60で発生した風を風吐出口59へと送る風通路61とを備えている。
【0023】
風吐出口59は発射ハンドル26を把持する遊技者の掌に対して風を吐出するように、発射ハンドル26の握り部37に設けられている。そして、この風吐出口59は握り部37に上下方向、左右方向等の所定方向に形成された複数個のスリット状の小孔により構成され、また風吐出口59の裏側には、不正目的等で発射ハンドル26内への棒、その他の部材の挿入を阻止するための阻止部62が設けられている。なお、阻止部62は、各小孔に対応する棒状等であって、各小孔との間に所定の間隔を置いて握り部37の内側に一体に形成されている。風吐出口59は小さい丸孔等でも良いし、その数は1個又は複数個でも良い。また風吐出口59が複数個の場合には、集中的に配置しても良いし、分散して配置しても良い。
【0024】
風発生用スピーカ60は握り部37内に設けられ、レバー抑え部46の筒状の取り付け部63に前向きに取り付けられている。そして、風発生用スピーカ60には、振動板64の低周波振動により予告報知に必要な風が発生するように、風吐出口59の開口面積に比較して大きい口径を有するコーン型のスピーカが使用されている。なお、風発生用スピーカ60には、コーン型以外のスピーカを使用しても良い。取り付け部63の前端は、風吐出口59を取り囲む筒部65の後端に嵌合又は近接しており、その筒部65の内部で風発生用スピーカ60の前側に風通路61が形成されている。筒部65は風吐出口59を取り囲むように握り部37内に一体に形成されている。なお、タッチ部47には風発生用スピーカ60に対応して開口66が形成されており、風発生用スピーカ60の後方は振動板64が振動し易くなるように開口66により開放されている。
【0025】
図6は制御系を示し、この制御系はその制御機能別に主制御基板67、図柄制御基板68、音声制御基板69、ランプ制御基板70、発射制御基板71等により構成され、後述のように主制御基板67から各制御基板68〜71へと所定のコマンドを一方向通信により送信するように構成されている。
【0026】
主制御基板67は主として遊技盤4側の各遊技部品による遊技動作を制御するためのもので、普通遊技制御手段72と特別遊技制御手段73とを備えている。普通遊技制御手段72は、普通図柄始動手段13の遊技球の検出を条件に所定利益状態を発生させるか否かを乱数抽選により抽選して、所定利益状態の発生を抽選した場合に、普通図柄表示手段12の普通図柄が所定態様で停止した後に特別図柄始動手段10を所定時間開放させるようになっている。
【0027】
特別遊技制御手段73は、特別図柄始動手段10の遊技球の検出を条件に特別利益状態を発生させるか否かを乱数抽選により抽選する抽選手段74と、この抽選手段74の抽選結果に基づいて特別図柄20の変動時の変動パターンを選択する変動パターン選択手段75と、抽選手段74が特別利益状態の発生を抽選した場合に特別図柄表示手段9の特別図柄20が特別態様で停止した後に特別利益状態を発生させる特別利益状態発生手段76とを備えている。
【0028】
なお、特別利益状態が発生した場合には、可変入賞手段11が開放し、多数の遊技球が入賞し易くなる。可変入賞手段11は、開放後に所定時間経過するか、又はそれまでに所定数の遊技球が入賞したときに閉じ、また内部の特定領域検出手段24が遊技球の通過を検出することを条件に最大所定回数まで特別利益状態を継続する。
【0029】
特別図柄20の変動パターンには、スーパーリーチ当たり、スーパーリーチ外れ、ノーマルリーチ当たり、ノーマルリーチ外れ、リーチなし等の複数種類の変動パターンがあり、変動パターン選択手段75は抽選手段74の抽選結果に基づいてその何れかの変動パターンを択一的に選択するようになっている。なお、変動パターンは出現率が低いほど変動後の特別図柄20が特別態様となる信頼度が高くなっている。
【0030】
図柄制御基板68は、普通図柄制御手段77と特別図柄制御手段78とを備えている。普通図柄制御手段77は、普通図柄始動手段13の遊技球の検出を条件に普通図柄表示手段12の普通図柄を所定時間変動させ、普通遊技制御手段72の抽選結果が所定利益状態の場合に変動後の普通図柄を予め定められた「7」等の所定態様で停止させる機能を有する。
【0031】
特別図柄制御手段78は、特別図柄始動手段10の遊技球の検出を条件に、変動パターン選択手段75で選択された所定の変動パターンで特別図柄表示手段9の特別図柄20を所定時間変動させて、特別遊技制御手段73の抽選結果が特別利益状態の場合に特別態様、非特別利益状態の場合に非特別態様で夫々停止させる特別図柄制御機能と、変動パターン選択手段75が変動後に特別態様となる変動パターン、変動後に非特別態様となる一部の変動パターン(一部のリーチ変動パターン)を選択した場合に、特別図柄20がリーチ変動に移行する前及び/又は移行後の変動中に、特別図柄表示手段9の表示領域19に背景色の変化、キャラクタの出現等によって、変動後の特別図柄20が特別態様となる可能性が高い旨の予告報知を視覚的に行わせる予告報知制御機能とを有する。
【0032】
音声制御基板69は、音声制御手段79と風発生制御手段80とを備えている。音声制御手段79は、特別遊技制御手段73が特別利益状態を抽選した場合、特別利益状態が発生した場合等に、特別遊技制御手段73からのコマンドに基づいて効果音を発生させて、その遊技状態を聴覚的に演出するように音声発生用スピーカ16を可聴周波数の制御信号により制御する音声制御機能と、変動パターン選択手段75が変動後に特別態様となる変動パターン、変動後に非特別態様となる一部の変動パターン(一部のリーチ変動パターン)を選択した場合に、特別図柄20がリーチ変動に移行する前及び/又は移行後の変動中に、特別遊技制御手段73からのコマンドに基づいて予告報知音を発生させて、変動後の特別図柄20が特別態様となる可能性が高い旨の予告報知を聴覚的に行わせる音声予告制御機能とを有する。
【0033】
風発生制御手段80は、特別遊技制御手段73からのコマンドに基づいて予告報知を行うか否かを判定し、変動パターン選択手段75が変動後に特別態様となる変動パターン、変動後に非特別態様となる一部の変動パターン(一部のリーチ変動パターン)を選択した場合に、特別図柄20がリーチ変動に移行する前及び/又は移行後の変動中に風吐出口59から風を吐出させて、変動後の特別図柄20が特別態様となる可能性が高い旨の予告報知を触覚的に行わせる風予告制御機能を有する。そして、風発生制御手段80は、予告報知を行う旨の判定をした場合に、可聴周波数外の低周波の予告制御信号を所定時間発生して、その予告制御信号により風発生用スピーカ60を駆動するようになっている。
【0034】
発射制御基板71は遊技者が発射ハンドル26のタッチ部47に接触状態のときに発射モータ29aを起動させて発射手段25を作動させ、下皿29内の遊技球が満杯状態になる等、ゲームを停止又は中止する必要がある場合に発射手段25の作動を停止させるようになっている。ランプ制御基板70は、遊技盤4側の遊技部品に装着された表示ランプ81等を点灯又は点滅制御する。
【0035】
ゲームに際しては、遊技者が発射ハンドル26の握り部37を把持してタッチ部47に接触した状態で発射レバー39を回動操作する。遊技者の手がタッチ部47に接触すると、発射制御基板71からの発射信号により発射モータ29aが起動し、また発射レバー39を回動操作すると、操作軸38を介して発射バネ28のバネ力が上がるので、発射モータ29aが発射バネ28に抗して打撃槌27を駆動し、打撃槌27が上皿15から発射レール30上に1個づつ供給される遊技球を発射バネ28に応じたバネ力により打撃して、遊技盤4のガイドレール7を経て遊技領域8へと発射する。
【0036】
発射手段25により順次遊技球を発射すると、その遊技球は遊技領域8の盤面に沿って落下する間に普通入賞手段14等に入賞するか、普通図柄始動手段13を通過しながら下方へと落下する。遊技球が普通図柄始動手段13を通過すると、普通遊技制御手段72の乱数抽選の抽選結果に応じて普通図柄制御手段77の制御により普通図柄表示手段12の普通図柄が所定時間変動する。そして、普通図柄表示手段12の変動後の普通図柄が例えば「7」等の所定態様になれば、普通遊技制御手段72により遊技者に有利な所定利益状態が発生して特別図柄始動手段10が所定時間開放し、この特別図柄始動手段10に遊技球が入賞可能になる。
【0037】
遊技球が特別図柄始動手段10に入賞すると、特別遊技制御手段73の抽選手段74で特別利益状態を発生させるか否かを乱数抽選等により抽選し、その抽選結果に応じて変動パターン選択手段75が特定の変動を選択して、そのコマンドを図柄制御基板68、音声制御基板69等へと送信する。図柄制御基板68では特別図柄制御手段78が主制御基板67からのコマンドを解析して、変動パターン選択手段75で選択された変動パターンで特別図柄表示手段9の特別図柄20を制御し、特別図柄20が所定の変動パターンで所定時間変動する。
【0038】
また特別図柄制御手段78では、その予告報知制御機能により、抽選手段74の抽選結果、変動パターン選択手段75の選択結果に基づいて予告報知を行うか否かを判定する。そして、抽選手段74の抽選結果が特別利益状態を発生させる旨の場合には、予告報知の判定をして、特別図柄20がリーチ変動に移行する前の適宜時点で特別図柄表示手段9の特別図柄20の背景色を変化させる等によって、変動後の特別図柄20が特別態様となる旨の予告報知を行う。
【0039】
また音声制御基板69の風発生制御手段80でも、図柄制御基板68側と同様に抽選手段74の抽選結果、変動パターン選択手段75の選択結果に基づいて予告報知を行うか否かを判定する。そして、抽選手段74の抽選結果が特別利益状態を発生させる旨の場合には、特別図柄20がリーチ変動に移行する前の適宜時点で風発生制御手段80の予告制御信号により風発生用スピーカ60を駆動する。風発生用スピーカ60の振動板64が前後に振動すると、振動板64が前に移動するときに風通路61内の空気を圧縮するため、握り部37の風吐出口59から脈流状の風が遊技者の掌へと吐出され、その風の吐出により遊技者に対して触覚的に予告報知を行う。
【0040】
特別図柄表示手段9の変動後の特別図柄20が例えば「7・7・7」等の特別態様になれば、特別利益状態発生手段76によって遊技者に有利な特別利益状態が発生し、可変入賞手段11が開放して多数の遊技球が入賞可能になる。また主制御基板67からのコマンドに基づいて音声制御基板69の音声制御手段79が音声発生用スピーカ16を駆動し、音声発生用スピーカ16が効果音を発生して特別利益状態を聴覚的に演出すると共に、ランプ制御基板70が各種の表示ランプを点滅させて特別利益状態を視覚的に演出する。
【0041】
この実施形態の場合には、発生ハンドル26の風吐出口59から吐出する風を報知媒体として、遊技者に対して触覚的に予告報知を行うようにしているので、従来の聴覚的、視覚的な予告報知に比較して斬新な予告報知が可能である。また風発生手段に風発生用スピーカ60を使用し、この風発生用スピーカ60を発射ハンドル26の握り部37内に組み込んでいるため、構造的にも簡単であり、容易かつ安価に実施できる。更に風発生用スピーカ60を可聴周波数以下の低周波の予告制御信号で駆動するようにしているため、風発生用スピーカ60による風の発生が容易であると共に、その風発生用スピーカ60の作動による騒音の発生等を防止できる。
【0042】
図7は本発明の第2の実施形態を例示する。この実施形態では、音声制御基板69に、風の発生周期等が異なる複数種類の予告報知用の風発生パターンを記憶する風発生パターン記憶手段82と、特別遊技制御手段73からのコマンドにより予告報知を行う場合に、複数種類の風発生パターンの何れかを択一的に選択する風発生パターン選択手段83と、この風発生パターン選択手段83での選択結果に基づいて風発生パターン記憶手段82の記憶データを読み出して風発生用スピーカ60を駆動する風発生制御手段80とを設けている。
【0043】
この場合には、複数種類の風発生パターンの何れかを択一的に選択して、その風発生パターンで風発生用スピーカ60を駆動するので、風の発生周期等を代えて予告報知を行うことができる。従って、風を報知媒体とする予告報知であるにも拘らず、その予告報知に変化を持たせることが可能である。
【0044】
図8は本発明の第3の実施形態を例示する。この実施形態では、音声制御基板69の風発生制御手段80は、風発生用スピーカ60を可聴周波数の制御信号で制御する第1制御機能80aと、風発生用スピーカ60を可聴周波数以下の低周波の予告制御信号で制御する第2制御機能80bとを備え、その何れの制御でも風発生用スピーカ60を駆動できるようになっている。
【0045】
このようにすれば、風発生制御手段80の第1制御機能80aにより、風発生用スピーカ60を音声発生用として利用でき、発射ハンドル26の風吐出口59から効果音、予告報知音等の音声を発生させることができる。このため風発生用スピーカ60を多岐の演出に活用できる。なお、風発生制御手段80は第1制御機能80aと第2制御機能80bとの何れかを択一的に制御するように構成することが望ましいが、第1制御機能80aで使用する場合には、風吐出口59から多少の風を吐出させることができる。
【0046】
図9は本発明の第4の実施形態を例示する。この実施形態では、発射ハンドル26の握り部37側に、風吐出口59を取り囲み且つ裏側に突出する筒部65が設けられ、その筒部65の後端側に、風吐出口59側に向かって風発生用スピーカ60が装着されている。そして、取り付け部63の内部が風通路61となっている。
【0047】
発射ハンドル26内に風発生用スピーカ60を設けるに当たっては、このように握り部37側に風発生用スピーカ60を取り付けることも可能である。なお、風発生用スピーカ60の裏側のレバー抑え部46等に開口66を設ける等によって、風発生用スピーカ60の裏側で発射ハンドル26の内部空間を気密状にせずに外気と連通させておくことが望ましい。
【0048】
図10、図11は本発明の第5の実施形態を例示する。この実施形態では、風発生用スピーカ60は、発射ハンドル26以外の部分、例えば下皿カバー32内で下皿本体31の発射ハンドル26側に配置されている。そして、風発生用スピーカ60は、下皿カバー32の前側に膨出する膨出部35内に配置され、カバー部33から前側に屈曲して膨出する膨出壁部84の途中に、これと一体に形成された取り付け部87を介して取り付けられている。
【0049】
風発生用スピーカ60の前側と風吐出口59との間に、この両者間を接続する密閉状の風通路61が設けられ、その風通路61は下皿カバー32側の第1通路88と、発射ハンドル26内の第2通路89とにより構成されている。第1通路88は、下皿カバー32側の通路壁部90とその裏側の前枠3との間に左右方向に形成されている。通路壁部90はカバー部33から前側に突出する縦断面コ字状、U字状等であって、膨出部35側の膨出壁部84と発射ハンドル26の基部側、例えば支持ケース36の外周とにわたって左右方向に連続状に形成されている。そして、通路壁部84の一端側は支持ケース36の基部側を取り囲む構造になっており、その一端部の開口部91に支持ケース36が前側から挿入され、開口部91の外周側の嵌合部92に支持ケース36のレバー支持部44の後端側が嵌合している。なお、通路壁部84と支持ケース36は一体でも良い。
【0050】
第2通路89は支持ケース36の支持壁部43に形成された通孔93、レバー支持部44の内部空間、発射レバー39の通孔94、レバー抑え部46の通孔95、握り部37の内部空間等によって構成されている。支持壁部43の通孔91は通路壁部90内の第1通路88に連通している。
【0051】
このように風発生用スピーカ60を下皿カバー32の内部に設ける等、発射ハンドル26以外の部分に設けて、この風発生用スピーカ60により風を発生させて、その風を風通路61を介して発射ハンドル26の握り部37側の風吐出口59から吐出させることも可能である。この場合には、風発生用スピーカ60に大径のものを使用することができる。また発射ハンドル26の内部空間を風通路61の一部に利用して、その内部空間を介して風吐出口59へと風を送るようにしているため、風吐出口59が握り部37側にあるにも拘らず、風通路61を外部に設ける場合に比較して構造を簡単にできる。
【0052】
図12は本発明の第6の実施形態を例示する。この実施形態では、遊技機本体1の前面側に、遊技者が操作する操作部(例えば発射ハンドル26)又はその近傍に向かって風を吐出するように風吐出手段58が設けられている。風吐出手段58は前面板6等に装着された風発生用の送風ファン96と、上皿カバー18に形成され且つ遊技者の手等に風を吐出するように発射ハンドル26の握り部37又はその近傍に向かって開口する風吐出口59と、上皿カバー18内に設けられ且つ送風ファン96からの風を風吐出口59へと案内する風通路61とを備え、発射ハンドル26の上方側の近傍で上皿カバー18内に組み込まれている。風通路61は上皿カバー18内でその前壁部97等と一体又は別体に形成された筒部98により構成されている。送風ファン96は上皿カバー18内で駆動モータ99を介して前面板6等に装着され、駆動モータ99は予告報知制御基板100側に設けられた風発生制御手段80により制御される。予告報知制御基板100は専用の基板でも良いし、他の制御基板68〜71の何れかと兼用しても良い。
【0053】
この場合には、風発生制御手段80が主制御基板67からのコマンドに基づいて予告報知を行う旨の判定をすると、送風ファン96を回転させる。そして、この送風ファン96から風通路61を経て風吐出口59へと送風し、その風吐出口59から発射ハンドル26の握り部37側へと風を吐出する。従って、遊技者が発射ハンドル26の握り部37を把持するか、又はその握り部37に手を添えておけば、その風が遊技者の手に当たるので、前述の各実施形態と同様に風を報知媒体として予告報知を行うことができる。
【0054】
なお、操作部又はその近傍に風を吐出可能であれば、風吐出手段58は上皿カバー18の他、前枠3側、下皿カバー32側等の何処に配置しても良い。また下皿カバー32内に風吐出手段58を設ける場合にも、第5の実施形態以外の構造を採用しても良い。更に送風ファン96以外の風発生手段を採用しても良い。
【0055】
図13は本発明の第7の実施形態を例示する。この実施形態では、遊技機本体1の前面側の上部、例えばガラス扉5の上部側に装着された大当たり表示ランプ等の装飾手段101の内部又はその近傍に、遊技者の顔に向かって風を吐出するように風吐出手段58が設けられている。
【0056】
遊技ホールでは遊技機本体1の前に配置された椅子102に座って遊技者が遊技を行うため、遊技者の顔の位置は概ね一定であり、このように遊技機本体1の上部等に風吐出手段58を設けておけば、その風吐出手段58から遊技者の顔に対して風を吐出することにより触覚的に予告報知を行うことができる。なお、風吐出手段58は、遊技者の顔に対して風を吐出可能であれば、ガラス扉5の上部の他、前枠3の側部、上皿カバー18等の何処に配置しても良い。
【0057】
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明はこれらの各実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
【0058】
各実施形態では、風吐出手段58を設けて、その風吐出口59から吐出する風を報知媒体として触覚的に予告報知を行う場合を例示したが、風の他、空気圧(ガス圧)等の圧力を報知媒体として使用することも可能である。例えば、第1の実施形態において、遊技者が握り部37の風吐出口59を掌で塞いだ場合には、風発生用スピーカ60が低周波振動しても、風吐出口59から風は吐出しない。しかし、風発生用スピーカ60の前側が略密閉状態にあるため、振動板64が前側に移動したときに風通路61内の圧力が上昇するので、遊技者はそのときの圧力変化により触覚的に予告報知を把握できる。第4の実施形態の場合も同様である。
【0059】
この場合には、風吐出手段58は圧力吐出手段、風吐出口59は圧力吐出口、風発生用スピーカ60は圧力発生用スピーカ、風通路61は圧力通路となる。従って、風及び圧力を包含する上位概念的には、それらは報知媒体吐出手段、報知媒体吐出口、報知媒体発生手段、報知媒体通路となる。
【0060】
また圧力を報知媒体とする場合には、その圧力変化を遊技者が触覚的に感知できれば良いので、例えば第1の実施形態、第2の実施形態の構造において、発射ハンドル26の握り部37の風吐出口59を単なる開口とし、その開口を閉塞するように、弾性変形可能な薄板状、シート状等の感圧部材を握り部37の表面側に装着しておき、この感圧部材を介して圧力の変化を遊技者が感知するようにしても良い。風及び/又は圧力を報知媒体として予告報知を行う場合、その風及び/又は圧力の発生、その他による演出は適宜決定すれば良い。
【0061】
実施形態では、主制御基板67に図柄制御基板68、音声制御基板69、ランプ制御基板70等の複数個の演出制御基板を、主制御基板67から各制御基板68〜70へと所定のコマンドを一方向通信により送信可能に接続しているが、主制御基板67に図柄制御基板68、音声制御基板69、ランプ制御基板70等の演出制御基板の1個又は2個を一方向通信可能に接続し、他の演出制御基板と主制御基板67に接続された演出制御基板とを双方向通信可能に接続し、他の演出制御基板と主制御基板67に接続された演出制御基板との何れかに風発生の演出制御を行う風発生制御手段80を設けても良い。
【0062】
図柄制御基板68と音声制御基板69、音声制御基板69とランプ制御基板70、図柄制御基板68とランプ制御基板70とを一体化する等、異なる演出制御機能を備えた2個又は3個の複数個の制御基板を一体の基板構成としても良い。つまり、1個の演出制御基板に異なる複数種類の演出制御機能に持たせても良い。その場合にも、一体化された演出制御基板(異なる複数種類の演出制御機能を有する演出制御基板)に風発生の演出制御を行う風発生制御手段80を設けても良いし、一体化されていない演出制御基板(個別の演出制御機能を有する音声制御基板69等の専用の演出制御基板)に風発生制御手段80を設けても良い。
【0063】
更に一体化された演出制御基板と、これとは別の演出制御基板との何れかを、主制御基板67に一方向通信可能に接続し、一体化された演出制御基板と、別の演出制御基板とを双方向通信可能に接続しても良い。双方向通信可能に複数個の演出制御基板を接続する場合には、各演出制御基板に、夫々の演出制御目的に応じた演出抽選機能を持たせても良いし、1個又は2個等の一部の演出制御基板に、複数の演出制御目的に応じた演出抽選機能を持たせても良い。
【0064】
また本発明はパチンコ機の他、アレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機は勿論のこと、回胴式遊技機等でも同様に実施できる。なお、弾球遊技機では発射手段25が操作部となるが、回胴式遊技機の場合には、回胴リールの始動レバー、停止スイッチ等が操作部となる。
【0065】
【発明の効果】
本発明によれば、スピーカ60からの風により遊技者の触覚に訴えて斬新な予告報知を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すパチンコ機の正面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示すパチンコ機の下皿部分の平面図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示す発射ハンドルの側面断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示す発射ハンドルの平面断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示す制御系の概略ブロック図である。
【図6】本発明の第1実施形態を示す制御系のブロック図である。
【図7】本発明の第2実施形態を示す制御系のブロック図である。
【図8】本発明の第3実施形態を示す制御系のブロック図である。
【図9】本発明の第4実施形態を示す発射ハンドルの縦断面図である。
【図10】本発明の第5実施形態を示す発射ハンドル部分の平面断面図である。
【図11】本発明の第5実施形態を示す発射ハンドル部分の正面断面図である。
【図12】本発明の第6実施形態を示す構成図である。
【図13】本発明の第7実施形態を示すパチンコ機装着状態の正面図である。
【符号の説明】
26 発射ハンドル
54 予告報知手段
57 触覚式予告報知手段
58 風吐出手段
59 風吐出口
60 風発生用スピーカ
61 風通路
74 抽選手段
80 風発生制御手段
96 送風ファン

Claims (4)

  1. 遊技球を遊技領域(8)へと発射するための発射手段(25)と、発射操作をするための発射ハンドル(26)とを備え、前記発射ハンドル(26)は支持ケース(36)の前端側の大径のレバー支持部(44)と、前側に握り部(37)が固定され且つ前記レバー支持部(44)の前側で前記支持ケース(36)に固定されたレバー抑え部(46)との間に、前記支持ケース(36)内の操作軸(38)を介して前記発射手段(25)の調整機構に連動する発射レバー(39)を回動自在に備えた弾球遊技機において、前記レバー抑え部(46)から前記握り部(37)内へと一体に突出する筒状の取り付け部(63)内の前端部に、該取り付け部(63)内に収まり且つ可聴周波数外の低周波振動により風を発生させて遊技者に有利な利益状態の発生の予告報知を行うスピーカ(60)を後側から装着し、前記握り部(32)は、その前面側の遊技者の掌に対応する部分に形成され且つ前記スピーカ(60)からの風を吐出する小孔状の風吐出口(59)と、該風吐出口(59)を取り囲むように前記風吐出口(59)の外周から前記握り部(32内へと一体に突出して形成され且つ後端が前記取り付け部(48)の前端外周に嵌合する筒部(65)とを有し、前記スピーカ(60)の後方側を開放状とし、前記筒部(65)内を風通路(61)としたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記取り付け部(63)の前端部の内周縁に前記スピーカ(60)の外周縁が当接したことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記スピーカ(60)を可聴周波数外の低周波の制御信号で駆動する制御手段(80)を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記制御手段(80)は、前記スピーカ(60)を可聴周波数の制御信号と可聴領周波数外の低周波の制御信号とで駆動可能であることを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
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