JP2015029643A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】スタートレバーの操作方向を反映させた演出表示を行わせる。【解決手段】複数の図柄を備えた複数のリールをスタート操作に応じて回転させるとともに停止操作に応じて停止させ、停止表示された図柄の組合せに基づいて所定の遊技価値を付与するスロットマシン1であって、スロットマシン遊技の制御を行うメイン制御部10と、リールを回転させる操作手段となる二以上の異なる方向に操作可能なスタートレバー4と、スタートレバー4の操作方向を検出し、当該操作方向を示す信号を出力する検出手段4aと、所定の演出表示を行う表示装置41と、表示装置に所定の演出表示を行わせるサブ制御部40とを備え、サブ制御部40が、検出手段4aから出力される信号を、メイン制御部10を介することなく入力することにより、スタートレバー4の操作方向に応じて異なる演出表示を表示装置に行わせる構成としてある。【選択図】図4

Description

本発明は、演出用の演出表示手段を備えるスロットマシンに関し、特に、演出表示手段において、スロットマシン遊技における内部抽選の結果や停止ボタンの停止操作順序の報知などの演出表示を行うスロットマシンに関する。
一般に、スロットマシンは、遊技者が遊技媒体となる遊技用のメダル(コイン)や遊技球(パチンコ球)を投入してスタートレバーを操作することにより、外周面に所定の絵柄や数字,文字等の図柄が表された複数のリール(通常3個のリール)が回転を開始し、定速回転後、任意のタイミングで停止ボタンが操作されることでリールが停止し、停止されたリール上の図柄の配列・組合せに応じて所定数の遊技媒体が払い出される遊技機である。
このようなスロットマシンでは、ゲームの進行・進展等に従って、スロットマシン正面に備えられた液晶表示装置やLED,各種電飾,スピーカ等を介して、遊技者に対して各種の演出表示が提示・表示されるようになっている。
例えば、通常の遊技状態から、遊技者に有利となる特定遊技状態、具体的にはボーナスゲームやRT(リプレイタイム),AT(アシストタイム),ART(アシストリプレイタイム)などの遊技状態に当選した場合、その旨や当選した可能性を明示乃至示唆する報知演出が、液晶表示装置やスピーカ等を介して表示・出力される。
また、AT,ARTなどの特定遊技状態においては、遊技者に対して停止ボタンの操作順序を報知して所定の小役図柄の成立をアシストするようになっており、そのような停止ボタンの操作順序(押し順)を示す押し順報知演出が、液晶表示装置やスピーカ等を介して映像や音声によって表示・出力される。
ここで、この種の演出表示について、スロットマシンのスタートレバーの操作方向に応じて表示内容等を異ならせるようにする技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、上下左右の4方向に操作可能なスタートレバーを備えるスロットマシン遊技機において、メダルが投入されたタイミングで、スタートレバーの4つの操作方向のうちの一の方向を抽選により決定し、その一方向について方向表示器を介して遊技者に報知することにより、その一方向にスタートレバーが操作されると、特定の小役(ベル)が入賞可能となる停止ボタンの操作順序を報知することが提案されている。
また、特許文献2には、同様に上下左右の4方向に操作可能なスタートレバーを備えるスロットマシン遊技機において、4方向の各方向に応じて演出用のリールの回転態様を異ならせるように制御を行い、そのような各方向に対応した演出用リールの回転態様を、選択画像として遊技者に報知・視認させ、遊技者が選択画面に基づいてスタートレバーを方向操作することで、4種類の演出用リールの回転態様を選択できるようにすることが提案されている。
このような特許文献1,2に提案されているような遊技機によれば、スタートレバーに演出表示の選択機能を付加することができ、スタートレバーが単にゲームの開始操作手段としてのみ用いられていた従来のスロットマシンと比較して、面白みのある新たなスロットマシン遊技を提供することが可能となった。
特開2004−329437号公報 特開2005−198726号公報
しかしながら、特許文献1,2に開示されている技術では、いずれも、スタートレバーの操作方向を検出・識別して演出表示等を行うために、スロットマシンを制御する主制御手段(メイン制御部)に、スタートレバーの操作方向を示す信号を入力させ、更に主制御手段から演出表示用の制御手段(サブ制御部)に当該信号を入力させるようになっていた。
このため、演出表示等の制御とは無関係な主制御手段において、演出表示のためにスタートレバーの操作方向を示す信号を入出力させることとなり、スロットマシン遊技の本来の制御を行う主制御手段に対して、不必要な負荷を与えることになるという問題があった。
また、特許文献1,2に記載の技術では、スタートレバーを所定の操作方向に操作させることで、演出表示を行わせるか否か(特許文献1)や、複数の演出表示がある場合にいずれの演出表示を行わせるか否か(特許文献2)を選択することはできたが、そのようなスタートレバーの操作方向と、その後に行われる演出表示との間には特に関連性はなく、スタートレバーの操作方向と演出表示の内容とは全く無関係なものであった。
このため、スタートレバーは、単に演出表示の実行・選択のための手段に過ぎず、上下方向や左右方向にスタートレバーが操作されても、その操作方向が演出表示の内容に反映等されることはなく、複数の方向に操作可能なスタートレバーの特性が十分に活用されていないという問題があった。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題等を解決するために提案されたものであり、スタートレバーの特性を活かした魅力ある新たな演出表示を提供することができるスロットマシンの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のスロットマシンは、複数の図柄を備えた複数のリールを、スタート操作に応じて回転させるとともに停止操作に応じて停止させ、停止表示された図柄の組合せに基づいて所定の遊技価値を付与するスロットマシン遊技を行わせるスロットマシンであって、スロットマシン遊技の制御を行う主制御手段と、リールを回転させる操作手段となる、二以上の異なる方向に操作可能なスタート手段と、スタート手段の操作方向を検出し、当該操作方向を示す信号を出力する検出手段と、所定の演出表示を行う演出表示手段と、演出表示手段に所定の演出表示を行わせる演出制御手段と、を備え、演出制御手段が、検出手段から出力される信号を、主制御手段を介することなく入力することにより、スタート手段の操作方向に応じて異なる演出表示を演出表示手段に行わせる構成としてある。
また、本発明のスロットマシンは、演出表示手段が、スタート手段の二以上の異なる操作方向に対応する方向にそれぞれ位置する複数の演出表示部を備え、演出制御手段が、スタート手段の操作方向に応じて、当該操作方向に対応する方向に位置する演出表示部において所定の演出表示を行わせる構成としてある。
本発明のスロットマシンによれば、スタートレバーの特性を活かした魅力ある新たな演出表示を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るスロットマシンの外観を示す概略正面図である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンの内部構成を示す概略斜視図である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンの演出表示手段(表示装置)の詳細を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンの制御構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンのメイン制御部における制御処理のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンにおける遊技状態の遷移を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンにおけるスタートレバーの操作方向と「ボーナスストックゾーン」の演出表示の対応関係を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンにおける「ボーナスストックゾーン」の報知演出の処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンにおける「ボーナスストックゾーン」の報知演出で表示される表示画像の一例を示す説明図であり、スタートレバーが下方向に操作された場合である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンにおける「ボーナスストックゾーン」の報知演出で表示される表示画像の一例を示す説明図であり、スタートレバーが上方向に操作された場合である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンにおける「ボーナスストックゾーン」の報知演出で表示される表示画像の一例を示す説明図であり、スタートレバーが左方向に操作された場合である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンにおける「ボーナスストックゾーン」の報知演出で表示される表示画像の一例を示す説明図であり、スタートレバーが右方向に操作された場合である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンにおける「ボーナスストックゾーン」の報知演出で表示される表示画像の一例を示す説明図であり、スタートレバーが右方向に操作された場合に、図12の表示画像から続いて表示される表示画像を示している。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンにおける「ストックゾーン獲得遊技」の報知演出の処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンにおける「ストックゾーン獲得遊技」の報知演出で表示される表示画像の一例を示す説明図であり、スタートレバーを上下方向のいずれかに操作すべきことが報知された状態を示している。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンにおける「ストックゾーン獲得遊技」の報知演出で表示される表示画像の一例を示す説明図であり、図15の表示画像から続いて、スタートレバーが上方向に操作された場合の表示画面を示している。
以下、本発明に係るスロットマシンの一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係るスロットマシン1は、スロットマシン正面部に備えられた演出表示手段(表示装置41・各表示部42〜45)において所定の演出表示を行わせるとともに、その演出表示を、遊技者が操作するスタートレバー4の操作方向に応じて、各操作方向を反映させた異なる内容で実行させるものである。そして、その場合に、スタートレバー4の操作方向を示す信号を、スロットマシン遊技を制御する主制御手段(メイン制御部10)を介することなく、演出表示を制御する演出制御手段(サブ制御部40)に直接入力することにより演出表示を行わせるようにしたものである。
なお、本実施形態に係るスロットマシン1は、スタートレバー4の操作方向に応じて所定の演出表示を行わせる点に特徴があり、その他の点、例えばスロットマシンの物理的・機械的構成やその制御、ゲームの進行等については、既存のスロットマシンとほぼ同様のものである。従って、既存のスロットマシンと同様の部分については適宜説明を簡略化乃至割愛する。
[スロットマシン本体]
まず、本実施形態に係るスロットマシン本体の構成の概略を説明する。
図1は、スロットマシンの外観を示す概略斜視図、図2は、スロットマシンの内部構成を示す概略斜視図、図3は、スロットマシン正面部に備えられる演出表示手段(表示装置41・各表示部42〜45)の詳細を示す正面図である。
また、図4は、スロットマシンの制御構成を示すブロック図である。
これらの図に示すように、本実施形態のスロットマシン1は、複数のリール21(21a,21b,21c)を回転・停止させて所定数の遊技媒体としてメダルを払い出す回胴式遊技機である。
具体的には、スロットマシン1は、正面側に開口した筐体1bと、筐体1bの正面側を開閉可能に覆う前扉1aとで構成され、筐体1bの内部空間には、スロットマシン1を構成する制御部及び各種装置が収納・配置されている。
前扉1aは、図2に示すように、スロットマシン1の筐体1bにヒンジ等を介して開閉可能に取り付けられる扉体で、スロットマシン1の正面部を構成する。
前扉1aのほぼ中央位置には、筐体内に収納された各リール21a,21b,21cに表示された図柄を視認可能とする表示窓3が設けられている。
前扉1aの表示窓3の下側には、リール21(21a,21b,21c)の回転を始動させる操作手段(本発明に係るスタート手段)となるスタートレバー4,回転している各リール21を停止させる停止ボタン5a,5b,5c,使用遊技媒体となるメダルを投入するメダル投入口6,クレジットされたメダルをゲームに投じるベットボタン7等の遊技操作に係る複数の操作手段が配置されている。
ここで、本実施形態では、スタートレバー4が、二以上の異なる方向に操作可能な構成となっている。具体的には、本実施形態では、スタートレバー4が、スロットマシン1の正面に対して上下左右(垂直・水平)の4方向に操作可能となっている。従って、スタートレバー4が上下左右の4方向のいずれの方向に操作されても、後述するスタート信号がメイン制御部10に入力され、スタート操作が行われたことが検出されて、リール21の回転が始動されるようになる。
そして、本実施形態では、このようなスタートレバー4の上下左右の4つの操作方向を検出する検出手段4aが備えられ、この検出手段4aから出力される信号が、メイン制御部10を介することなく、サブ制御部40に入力されるようになっている(図4参照)。これによって、本実施形態に係るスタートレバー4の操作方向に応じた演出表示を、メイン制御部10を介することなくサブ制御部40の制御により行わせることができるようになる。
このような検出手段4aは、例えばスタートレバー4の先端部の周囲4方向に光センサ等のセンサ手段を配置して、各センサの検知信号をメイン制御部10/サブ制御部40に出力させることで、スタートレバー4の上下左右の4つの操作方向を検出するように構成することができる。
なお、このような検出手段4aとしては、例えば上述した特許文献1,2に開示されている構成、あるいは本出願人が特開2001−310010号公報において提案している構成等、公知の技術を用いて構成することができる。
ここで、スタートレバー4の操作方向として、本実施形態では上下左右の4方向となっているが、本発明の適用に関しては上下左右4方向に限定されるものではない。本発明は、スタートレバー4の操作方向に応じて、当該操作方向を反映させた異なる演出表示を行わせることを特徴とするものであり、その観点からは、スタートレバー4は複数(2以上)の方向に操作可能に構成されていれば良い。
従って、本実施形態で示した上下左右4方向以外にも、例えば上下2方向や左右2方向,上下左右のうちの3方向,上下左右と斜め方向を組み合わせた5方向以上など、複数の異なる演出表示を行わせるための複数の方向に操作可能に構成することができる。
また、上述のように、本実施形態では、検出手段4aからの検知信号がサブ制御部40に直接入力されるようにしてあるが、そのような検出手段4aは、メイン制御部10にスタート信号として信号を入力する手段と共用(兼用)してもよく、メイン制御部10用とは別に、サブ制御部40に直接信号を入力する専用の検出手段4aを備えるようにしても良い。
本実施形態では、図4に示すように、サブ制御部40に直接信号を入力する専用の検出手段4aを備える構成としてある。このようにすると、既存のスロットマシンへの検出手段4aの実装が可能となり、本発明の適用が容易となるメリットがある。なお、図4においては、メイン制御部10に対してスタート信号を入力するための検出手段については、公知の技術でもあり、図中表記の煩雑さを避けるために図示を省略してある。
さらに、本発明に係るスタート手段としては、本実施形態に係るレバー形状のスタートレバー4のみに限定されず、例えばボタン形状やタッチパネル方式の構成を採用することができ、複数方向に操作可能なスタート手段であれば、どのような構成を採用することもできる。
前扉1aの上部、表示窓3の上側には、液晶表示器等からなる表示装置41が設けられている。また、表示装置41の周囲四辺の近傍には、それぞれ異なる表示部42〜45が備えられている。
この表示装置41及び表示部42〜45が、本発明に係るスタートレバー4の操作方向に応じた所定の演出表示が表示される演出表示手段を構成する。
図3に本実施形態に係る表示装置41及び各表示部42〜45の詳細を示す。
同図に示すように、本実施形態に係る表示装置41は、液晶表示器等からなる表示装置41と、この表示装置41の四辺方向、すなわち上辺・左辺・右辺・下辺の各辺方向に、それぞれ異なる表示部42〜45が備えられている。
表示装置41は、液晶表示器等のディスプレイ装置によって構成され、後述するサブ制御部40の制御により、所定の演出表示に対応する演出画像が表示・制御される。
上辺表示部42は、表示装置41の上辺側に配置される表示手段である。
本実施形態では、上辺表示部42は、表示装置41の上辺ほぼ中央位置に、有色透明な結晶状の石(宝石)やレンズ等を立体的に象った樹脂製の造形部が配置され、内部にはLED等の光源が配置されるようなっている。LED等の光源が点灯されると、透明樹脂製の造形部によって光が導光・拡散・放射されて、遊技者側に目に鮮やかな光の点灯・点滅表示として視認されるようになる。この上辺表示部42は、後述するように、「ボーナスストックゾーン」におけるゲーム中にスタートレバー4が上方向に操作されることで、光の点灯・点滅による所定の演出表示が行われるようになっている。
左辺表示部43は、表示装置41の左辺側に配置される表示手段である。
本実施形態では、左辺表示部43は、表示装置41の左辺上側の位置に、有色透明な半球状の石(水晶玉)やシンボルマーカー等を立体的に象った樹脂製の造形部が配置され、内部には複数のLED等により色の異なる複数の光を発する光源が配置されるようなっている。LED等の光源が点灯されると、透明樹脂製の造形部によって光が導光・放射されて、演出内容に応じて色の異なる光が点灯・点滅されて遊技者側に表示・視認されるようになる。この左辺表示部43は、後述するように、「ボーナスストックゾーン」におけるゲーム中にスタートレバー4が左方向に操作されることで、光の点灯・点滅による所定の演出表示が行われるようになっている。
右辺表示部44は、表示装置41の右辺側に配置される表示手段である。
本実施形態では、右辺表示部44は、表示装置41の右辺に沿って上から下に向かって延びる、有色透明な剣(ソード)等を立体的に象った樹脂製の造形部によって構成されている。この剣等を象った造形部は、表示装置41の右隅部分を回転軸として、図示しない駆動手段によって表示装置41の中央側に向かって回動されるようになっており、造形部の剣の先端が表示装置41の中央側にほぼ45度の範囲で回動されるようになっている。また、造形部の内部にはLED等の光源が備えられ、LED等の光源が点灯されると、透明樹脂製の造形部によって光が導光・放射されて、剣の全体が発光・発色して遊技者側に表示・視認されるようになる。この右辺表示部44は、後述するように、「ボーナスストックゾーン」におけるゲーム中にスタートレバー4が右方向に操作されることで、剣の回動及び光の点灯・点滅による所定の演出表示が行われるようになっている。
下辺表示部45は、表示装置41の下辺側に配置される表示手段である。
本実施形態では、下辺表示部45は、表示装置41の下辺ほぼ中央位置に、有色透明なレンズ等を象った樹脂製の造形部が配置され、内部にはLED等の光源が配置されるようなっている。LED等の光源が点灯されると、透明樹脂製の造形部によって光が導光・拡散・放射されて、遊技者側に目に鮮やかな光の点灯・点滅表示として視認されるようになる。この下辺表示部45は、後述するように、「ボーナスストックゾーン」におけるゲーム中にスタートレバー4が下方向に操作されることで、光の点灯・点滅による所定の演出表示が行われるようになっている。
前扉1aの下部には、メロディー音,効果音,音声などの音を出力するスピーカ9が設けられ、表示装置41・各表示部42〜45と連動して、本発明に係る演出表示のための各種音(音声・音楽・効果音等)を出力する。
そして、以上のような表示装置41・各表示部42〜45・スピーカ9は、メイン制御部10から出力される制御信号及び検出手段4aからのスタートレバー4の操作方向を示す検知信号に基づいて動作するサブ制御部40によって駆動制御されるようになっている(図4参照)。
筐体1bの内部中央には、リール21a,21b,21cと、各リール21を回転させる図示しないモータ及び回転位置を検出するセンサ等を備えるドラムユニット20が備えられている。
また、筐体1bの内部下側には、メダルの貯留・払い出しを行うメダル払出装置30が設けられている。このメダル払出装置30から払い出されるメダルは、前扉1aの最下部のメダル払出口8からスロットマシン前面に払い出される。また、メダル投入口6から投入されたメダルは、メダルセレクタ6aを経由して、メダル払出装置30に貯留される。
[メイン制御部]
筐体1bの内部には、スロットマシン1の制御手段となるメイン制御部10及びサブ制御部40が収納されている(図2参照)。
メイン制御部10は、メインRAM,メインROMなどの記憶手段が内蔵されたワンチップマイコンからなるCPU(中央演算処理装置)と、サブ制御部40を含むスロットマシン1に備えられる上記各種装置とのデータ等の送受を行うインターフェイス回路などが搭載されたメイン基板と、これを収容する基板ケースなどから構成されている。
そして、メイン制御部10は、上述したスロットマシン1の前面の各操作手段が操作されることで出力される信号に基づき、ドラムユニット20,メダル払出装置30などの各装置を制御することで、図4に示すように、以下のようなスロットマシン遊技を進行させる。このメイン制御部10が本発明に係る主制御手段を構成する。
図5は、本実施形態に係るスロットマシンのメイン制御部10における制御処理のフローチャートである。
同図に示すように、まず、スロットマシン1に電源投入されると、メイン制御部10では初期化処理が行われる(S101)。初期化処理では、RAMの作業領域を初期化するとともに、各種の初期設定が行われる。
次に、メイン制御部10では、メダル投入を監視するメダル投入処理が行われる(S102)。具体的には、遊技者によりメダル投入口6からメダルが投入されると、投入されたメダルがメダルセレクタ6aにより検出され、その検出信号がメイン制御部10に入力される。また、ベットボタン7が操作された場合は、その操作信号がメイン制御部10に入力される。
次いで、メイン制御部10は、遊技者によるスタートレバー4の操作を監視し(S103)、スタートレバー4の操作に伴い生成されるスタート信号が入力されると(S103:Yes)、内部抽選処理(S104)を行うとともに、リール21の制御信号となるパルス(駆動)信号をドラムユニット20へ出力し、リール21a〜21cを回転させるリール回転制御処理を行う(S105)。
ここで、内部抽選(S105)の抽選対象には、所定数の入賞メダルが払い出されることになる複数の小役(ベル役,チェリー役,スイカ役など)、次回ゲームにおいてメダルを掛けることなく遊技可能となるリプレイ(再遊技役)、所定のボーナス遊技に移行する契機となるボーナス役、何等の遊技価値の付与されないハズレなどがある。
内部抽選では、これらの抽選対象ごとに予め割り当てられた乱数の当選値と、スタートレバー4の操作のタイミングで所定の乱数カウンタから取得する乱数値とを比較することにより、当該ゲームにおける当選対象(ハズレを含む)を1ゲームごとに決定する。各抽選対象は、それぞれ所定の確率で抽出・当選されるように設定される。
次いで、メイン制御部10は、各停止ボタン5a,5b,5cが押下操作されると、この操作タイミングに基づいて、内部抽選で決定された当選対象に応じた図柄の組合せで停止するよう、回転している各リール21a,21b,21cの停止制御処理を行う(S106)。
次いで、メイン制御部10は、停止制御された各リール21a,21b,21cに表示されている図柄の組合せを判定する停止図柄判定処理を行う(S107)。
そして、その判定結果に応じた処理を行わせる(S108〜110)。
具体的には、メイン制御部10は、各リール21が再遊技役に対応する図柄の組合せで停止したものと判定したときには、再遊技役に入賞したと判定し(S108:Yes)、次回遊技において、メダル投入することなく遊技可能となるよう、上述したメダル投入処理(S102)が終了した後の遊技状態に移行させるようになっている(S108:Yes→S103)。
また、メイン制御部10は、各リール21がメダル払出のある小役に対応する図柄の組合せで停止したものと判定したときには、当該小役に入賞したと判定し(S109:Yes)、メダル払出装置30に対して所定数のメダルを払い出す制御を行い、入賞メダルをメダル払出口8から払い出させる(S110)。
さらに、メイン制御部10は、後述するように、停止した各リール21に表された図柄の組合せに基づいて、通常遊技状態から特定遊技状態に、また、特定遊技状態から通常遊技状態へ、遊技状態を遷移させる。
そして、メイン制御部10は、以上のようなスロットマシン遊技の進行に係る制御の他に、遊技の進行に沿った遊技演出を行わせるべく、所定の動作タイミング、例えばスタートレバー操作,停止ボタン操作,内部抽選の当選役の決定,当選役の入賞などのタイミングにおいて、所定の制御信号(例えば、制御コマンド)を出力し、この制御信号がサブ制御部40に入力されるようになっている。
具体的には、メイン制御部10からサブ制御部40に出力される制御信号には、スタートレバー操作,停止ボタン操作,ボーナス遊技の開始・終了等の遊技の進行を示す制御信号,内部抽選の結果、当選した抽選対象を示す当選対象信号(例えば、当選した小役及び再遊技役の種類,ハズレ,当選したボーナス役の種類)などがある。これらの制御信号は、メインCPUのI/Oポート、接続ケーブル等を介してサブ制御部40に送信されるようになっている。
さらに、サブ制御部40には、メイン制御部10を経由することなく、直接、スタートレバー4の上下左右の操作方向を示す信号が送信・入力されるようになっている。これによって、サブ制御部40では、メイン制御部10からの信号に応じて、本発明に係る演出表示として、本実施形態に係る「ボーナスストックゾーン」及び「ストックゾーン獲得遊技」の演出表示を実行させるようになっている。
[サブ制御部]
サブ制御部40は、上述したメイン制御部10と同様に筐体1b内部に配置され、サブCPU(中央演算処理装置)と、サブRAM,サブROMなどの記憶手段、画像制御回路、音声制御回路、ランプ制御回路等の搭載されたサブ基板と、これを収容する基板ケースなどから構成されており、表示装置41やスピーカ9、図示しない電飾ランプなどの演出手段(報知手段)を介して所定の映像演出(光による演出を含む)及び音響演出の制御を行うようになっている。
このサブ制御部40が、演出表示手段(表示装置41・各表示部42〜45)における演出表示を制御して、所定の演出表示として後述する「ボーナスストックゾーン」及び「ストックゾーン獲得遊技」の演出表示を行わせる、本発明に係る演出制御手段を構成する。
画像制御回路は、画像制御用のプロセッサ(VDPなど)と、VRAM,演出表示用の画像データを記憶した画像ROMなどから構成され、表示装置41の表示制御を行う。
音声制御回路は、PCM音源,効果音及び音声などの音データを記憶した音声ROM、アンプなどから構成され、スピーカ9からの音声データの出力制御を行う。
また、ランプ制御回路は、トランジスタ、制限抵抗などのLEDドライブ回路から構成され、電飾ランプの発光制御を行う。
このような構成からなるサブ制御部40は、メイン制御部10から制御信号が入力されるとともに、スタートレバー4の上下左右の操作方向を示す信号がメイン制御部10を経由することなく検出手段4aから直接入力されるようになっている。そして、それらメイン制御部10からの制御信号及びスタートレバー4の操作方向信号に基づき、サブCPUがサブROMに記憶されたプログラムを実行処理することで、上記各制御回路を制御し、これらの制御回路が表示装置41,各表示部42〜45,スピーカ9,電飾ランプなどの演出手段を介して画像データ(LEDの点滅等発光パターンデータを含む)、音データを出力するようになっている。
このようなサブ制御部40では、例えばメイン制御部10から遊技の進行を示す制御信号としてボーナス遊技の開始を示す制御信号を受信したときには、サブCPUが各制御回路にボーナス遊技開始の演出を行うように指示し、表示装置41を介してボーナス開始の画像を表示させるとともに、電飾ランプを所定の点灯パターンで発光させ、スピーカ9を介して所定のファンファーレ音を出力させる。
そして、本実施形態では、このサブ制御部40により、メイン制御部10から入力される制御信号と、メイン制御部10を介することなく入力されるスタートレバー4の上下左右の操作方向を示す信号に応じて、所定の演出表示(「ボーナスストックゾーン」及び「ストックゾーン獲得遊技」演出表示)が実行され、表示装置41・各表示部42〜45及びスピーカ9を介して遊技者に視認・視聴されるようになっている。
[遊技状態の遷移]
以上のように構成されたスロットマシン1は、メイン制御部10がサブ制御部40と協働しながら、図6に示すように遊技状態を遷移させる。
具体的には、同図に示すように、本実施形態では、スロットマシン1における遊技状態が、通常遊技状態から、遊技者に有利な特定遊技状態であるボーナス(ART)遊技に遷移するようになっている。
そして、本実施形態では、特定遊技状態であるボーナス遊技中において、サブ制御部40によって所定の演出表示として「ボーナスストックゾーン」及び「ストックゾーン獲得遊技」の演出表示が実行されるようになっている。
「通常遊技状態」は、スロットマシン1の電源投入時に滞在する遊技状態であって、スロットマシン1における遊技の大半を占める基本的な遊技状態である。
この通常遊技状態では、投入メダル数に対するリプレイ(再遊技)を含む入賞メダル数の割合を示す出玉率が、例えば50%程度となるように設定されており、この通常遊技状態においてゲームを続けるに従って、遊技者の手持ちのメダルが漸次減少するようになっている。
このような出玉率は、リプレイ,小役,ハズレ等の役の発生頻度に依存するものであることから、内部抽選においてそれら各「役」に当選する当選確率を所定の設計値に設定することで実現される。
「特定遊技状態」は、通常遊技状態と比較して遊技者にとって有利となる遊技状態であり、一般に「ボーナス」,「ボーナス遊技」と呼ばれる。
このボーナス遊技は、通常遊技状態におけるゲームを繰り返す間に、所定の条件が成立することで、通常遊技状態よりも遊技者に有利となる特定遊技状態である。すなわち、ボーナス遊技(特定遊技状態)では、遊技者が獲得できる入賞メダル数が、ゲームに使用・投入する投入数よりも多くなるように、具体的には、投入数に対する入賞メダル数の割合を示す出玉率が100%以上となるように設定された遊技状態が、例えば数10ゲームに亘って行われるようになっている。
なお、ボーナス遊技は所定の終了条件、例えば所定のゲーム数を消化することで終了となり、その後は、再び通常遊技状態に遷移することになる。
このようなボーナス遊技(特定遊技状態)としては、一般に、ボーナスゲーム(ビッグボーナス・レギュラーボーナス)や、RT,AT,ARTなどがあり、本実施形態ではARTをボーナス遊技(特定遊技状態)として採用している。
ART遊技は、メダル払出のある小役に当選した場合に当該小役に入賞できるように停止ボタンの操作内容を遊技者に報知して当該小役への入賞率が高められる特定遊技状態であるAT遊技と、リプレイ(再遊技役)の当選確率が高まる特定遊技状態であるRT遊技とが複合的に組合された遊技状態である。
このART遊技では、停止ボタンの操作内容が報知されることで小役への入賞率が高まることで入賞メダルが増加するとともに、リプレイ役が高確率で当選することでメダルの消費・減少が抑制されるため、遊技者は獲得メダル数を大きく増加させることができるようになる。
そして、このART遊技は、サブ制御部40で実行されるART抽選処理においてART遊技に当選するとともに、メイン制御部10で実行される内部抽選において、所定のART発動役に当選し、このART発動役に対応する図柄の組合せでリール21が停止したときに遷移するようになっている。
ART発動役は、例えば、通常遊技における抽選対象となっているものの、表示装置41,スピーカ9を介して、リール21の停止時において停止ボタン5に対して行う操作内容が報知されない限り、ART発動役に対応する図柄の組合せでリール21が停止しない、すなわち入賞しないようになっている。
より具体的には、ART発動役は、それぞれ三つの停止ボタン5a〜5cに対して行い得る6通りの操作順序のうちの一定の操作順序でのみ入賞可能な特定役、例えば「特殊リプレイ」役からなり、その特殊リプレイ役に当選したときに、表示装置41,スピーカ9を介して、当該特定役に対応する停止ボタン5a〜5cの操作順序が報知されることにより入賞する抽選対象となっている。
本実施形態では、サブ制御部40でのART抽選処理においてART遊技に当選し、その後、メイン制御部10の内部抽選において特殊リプレイ役に当選したときに、サブ制御部40が、その当選を示す当選対象信号の受信に基づいて、表示装置41,スピーカ9を介して特殊リプレイ役に対応する操作順序を報知するようになっている。これにより、報知された操作順序に従って遊技者により停止ボタン5a〜5cが操作されることにより、各リール21が特殊リプレイ役に対応する図柄の組合せで停止制御され、特殊リプレイ役の入賞、すなわちARTの発動を成立させることができるようになる。
そして、本実施形態では、上記のようなボーナス(ART)遊技が開始された後において、所定の条件が成立することにより、「ボーナスストックゾーン」及び「ストックゾーン獲得遊技」の演出表示が実行されるようになっている。
[ボーナスストックゾーン]
「ボーナスストックゾーン」演出表示は、上述したボーナス(ART)遊技が開始され実行中の状態において、所定の条件が成立した場合に、サブ制御部40の制御により表示装置41及び各表示部42〜45を介して表示・実行される演出表示であり、本発明の演出表示となるものである。
ボーナスストックゾーン演出表示が実行されると、ボーナス遊技はいったん中断・停止された状態となり、ボーナスストックゾーン演出表示が終了後、停止された段階から再開されるようになる。
このボーナスストックゾーン演出表示は、例えば、サブ制御部40で行われるボーナスストックゾーン演出表示を実行するための抽選処理に当選することにより、あるいは、ボーナス遊技中に特定の小役(例えばレア役と呼ばれる当選・成立頻度の低い小役)が当選・成立することにより実行・開始される。
このボーナスストックゾーン演出表示は、所定のゲーム数(例えば最低5ゲーム以上)に亘って実行され、この間は、サブ制御部40において上述したART抽選処理が実行され、かつ、そのART抽選処理におけるARTの当選確率が通常の場合よりも高確率となるように制御されるようになる。
そして、そのARTの抽選処理においてARTに当選すると、そのART当選の権利がサブ制御部40のメモリに記憶され、現在実行中のボーナス遊技が終了した後、記憶されているART当選の権利が発動・実行されるようになっている。
また、ボーナスストックゾーン演出表示中においては、所定のゲーム数の間、毎ゲームごとにARTの抽選処理が実行され、その結果、複数回ARTに当選する可能性もあり、その場合には当選した複数回のARTの権利がサブ制御部40において記憶・保持されるようになる。
従って、ボーナスストックゾーン演出表示が開始されると、所定のゲーム数(例えば最低5ゲーム以上)に亘って、通常よりも高い当選確率においてARTの抽選処理が実行され、かつ、当選した1回又は複数回のARTの権利が、次回以降のボーナス遊技のために記憶されることになる。
このため、遊技者にとっては、ボーナスストックゾーン演出表示は、次回以降のボーナス遊技の権利をできるだけ多く獲得するための「ボーナスをストックするためのゾーン(遊技状態)」となり、非常に魅力的な遊技状態が数ゲームに亘って実行されることになる。
そして、このようなボーナスストックゾーン演出表示において、ARTの抽選処理の結果を遊技者に報知(告知)する報知演出が行われるようになっており、そのような報知演出として、スタートレバー4の上下左右の操作方向に応じて異なる演出が行われるようになっている。
これによって、遊技者は、ボーナスストックゾーン演出表示において、高確率で行われるARTの抽選処理をボーナスストック遊技として楽しむことができるとともに、その高確率ART抽選の結果を、自ら操作するスタートレバー4の操作方向に応じて、異なる報知態様を選択して知ることができるようになる。
従って、本実施形態に係るボーナスストックゾーン演出表示によれば、従来のスロットマシンで行われてきた演出表示にはない興味や関心,興奮や期待感を遊技者に与えることができるようになる。
このボーナスストックゾーン演出表示の詳細については、図面を参照しつつ後述する(図7〜13参照)。
[ストックゾーン獲得遊技]
「ストックゾーン獲得遊技」演出表示は、上述したボーナスストックゾーン演出表示の場合と同様、ボーナス(ART)遊技が開始され実行中の状態において、所定の条件が成立した場合に、サブ制御部40の制御により表示装置41を介して表示・実行される演出表示であり、本発明の演出表示となるものである。
ストックゾーン獲得遊技演出表示が実行されると、ボーナスストックゾーン演出表示の場合と同様、ボーナス遊技はいったん中断された状態となり、ストックゾーン獲得遊技演出表示が終了後、中断された段階から再開されるようになる。
このストックゾーン獲得遊技演出表示も、上述したボーナスストックゾーン演出表示の場合と同様、例えばサブ制御部40で行われるストックゾーン獲得遊技演出表示を実行するための抽選処理に当選することにより、あるいは、ボーナス遊技中に特定の小役(例えばレア役と呼ばれる当選・成立頻度の低い小役)が当選・成立することにより実行・開始される。
このストックゾーン獲得遊技演出表示では、所定のゲーム数(例えば最低5ゲーム以上)に亘って実行され、この間は、上述したボーナスストックゾーン演出表示の権利が得られる特定の図柄配列(例えば「RUSH・RUSH・RUSH」)が揃うように、複数のリール21が停止制御されるようになる。
そして、このボーナスストックゾーン演出表示の権利が得られる特定の図柄配列は、複数のリール21が所定の順番で停止された場合、すなわち、各リール21に対応した停止ボタン5が所定の操作順に停止操作された場合にのみ、リールの停止制御が行われるようになっている。
従って、遊技者は、ストックゾーン獲得遊技演出表示が行われている間は、毎ゲームごとに、3つの停止ボタン5の6通りの操作順のうちのいずれか一つを選択して操作することで、1/6の確率で、ボーナスストックゾーン演出表示の権利が得られる特定の図柄配列を揃えることができるようになる。
その特定の図柄配列が揃えられることにより、ボーナスストックゾーン演出表示の権利がサブ制御部40のメモリに記憶され、現在実行されているストックゾーン獲得遊技演出表示が終了した後に、記憶されているボーナスストックゾーン演出表示が開始・実行されるようになっている。
また、ストックゾーン獲得遊技演出表示中においては、所定のゲーム数の間、毎ゲームごとに、リール21の所定の停止順、すなわち停止ボタン5の所定の押し順に従って、特定の図柄配列が揃うようにリール21の停止制御が実行され、その結果、複数回ボーナスストックゾーン演出表示の権利に当選する可能性もあり、その場合には当選した複数回のボーナスストックゾーン演出表示の権利がサブ制御部40において記憶・保持されるようになる。
従って、ストックゾーン獲得遊技演出表示が開始されると、所定のゲーム数(例えば最低5ゲーム以上)に亘って、ボーナスストックゾーン演出表示の権利が獲得できるリール21の停止制御が実行され、かつ、獲得された1回又は複数回のボーナスストックゾーン演出表示の権利が、ストックゾーン獲得遊技演出表示終了後に実行されるために記憶されることになる。
このため、遊技者にとっては、ストックゾーン獲得遊技演出表示は、次回以降のボーナス遊技の権利をできるだけ多く獲得するための「ボーナスをストックするためのゾーンを1回又は複数回獲得することができる遊技」となり、非常に魅力的な遊技状態が数ゲームに亘って実行されることになる。
そして、このようなストックゾーン獲得遊技演出表示において、上述した特定の図柄配列が停止制御されるための停止ボタン5の押し順を遊技者に報知する報知演出が行われるようになっており、そのような報知演出が行われる条件として、スタートレバー4を上方向又は下方向のいずれかの方向に操作することで、そのような停止ボタン5の押し順の報知演出が行われたり行われなかったりするようになっている。
すなわち、スタートレバー4の上方向/下方向のいずれかの方向に操作することで、特定の図柄配列が揃う停止ボタン5の押し順報知が実行されることになり、遊技者は1/2の確率で押し順報知を受けることができ、それによって特定の図柄配列を揃えてボーナスストックゾーン演出表示の権利を獲得することができるようになる。
これによって、遊技者は、ストックゾーン獲得遊技演出表示において、特定の図柄配列を停止させてボーナスストックゾーン演出表示の権利が得られる遊技を楽しむことができるとともに、そのための停止ボタン5の所定の押し順を、自ら操作するスタートレバー4の操作方向に応じて、1/2の確率で知ることができるようになる。従って、本実施形態に係るストックゾーン獲得遊技演出表示は、上述したボーナスストックゾーン演出表示と並んで、従来のスロットマシンで行われてきた演出表示にはない興味や関心,興奮や期待感を遊技者に与えることができるようになる。
このストックゾーン獲得遊技演出表示の詳細についても、図面を参照しつつ後述する(図14〜16参照)。
[ボーナスストックゾーン演出表示の動作]
以下、本実施形態に係るボーナスストックゾーン演出表示の詳細について、図7〜13を参照しつつ説明する。
図7は、本実施形態に係るサブ制御部40で実行されるボーナスストックゾーン演出表示におけるART抽選処理の結果を報知(告知)する報知演出とスタートレバー4の操作方向との対応関係を示す説明図である。
図8は、本実施形態に係るボーナスストックゾーンの報知演出の処理を示すフローチャートである。
本実施形態に係るボーナスストックゾーン演出表示は、サブ制御部40によって実行・制御されて、所定のゲーム数(例えば最低5ゲーム以上)の間、サブ制御部40においてART抽選処理が実行され、かつ、そのART抽選処理におけるARTの当選確率が通常の場合よりも高確率となるように制御されるようになっている。
そして、そのような高確率で行われるARTの抽選処理の結果が、遊技者に所定の報知演出の形で報知(告知)されるようになっており、そのような報知演出として、スタートレバー4の上下左右の操作方向に応じて異なる演出が行われるようになっている。
具体的には、図7に示すように、スタートレバー4が下方向に操作された場合には、「図柄告知モード」となり、ARTの抽選処理の結果が、リール21の停止図柄によって報知されるようになる。
また、この場合、スタートレバー4の操作方向である下方向に対応して、表示装置41の位置を基準として、表示装置41の下方向(下辺方向)に位置する表示部45及びリール21によって、所定の報知演出表示が行われるようになる(図9参照)。
さらに、スタートレバー4の操作方向である下方向に対応して、表示装置41において表示される表示画像が下方向に向かって移動又は振動するように画像制御が行われるようになる。
スタートレバー4が上方向に操作された場合には、「完全告知モード」となり、ARTの抽選処理の結果、当選したか否かが表示装置41及び表示部42の表示により完全に(100%)報知されるようになる。
また、この場合、スタートレバー4の操作方向である上方向に対応して、表示装置41の位置を基準として、表示装置41の上方向(上辺方向)に位置する表示部42によって、所定の報知演出表示が行われるようになる(図10参照)。
さらに、スタートレバー4の操作方向である上方向に対応して、表示装置41において表示される表示画像が上方向に向かって移動又は振動するように画像制御が行われるようになる。
スタートレバー4が左方向に操作された場合には、「色告知モード」となり、ARTの抽選処理の結果が、表示部43の色表示により報知されるようになる。
また、この場合、スタートレバー4の操作方向である左方向に対応して、表示装置41の位置を基準として、表示装置41の左方向(左辺方向)に位置する表示部43によって、所定の報知演出表示が行われるようになる(図11参照)。
さらに、スタートレバー4の操作方向である左方向に対応して、表示装置41において表示される表示画像が左方向に向かって移動又は振動するように画像制御が行われるようになる。
スタートレバー4が右方向に操作された場合には、「チャンス告知モード」となり、ARTの抽選処理の結果、当選している可能性(チャンス)を示す表示が表示装置41により報知されるようになる。
また、この場合、スタートレバー4の操作方向である右方向に対応して、表示装置41の位置を基準として、表示装置41の右方向(右辺方向)に位置する表示部44によって、所定の報知演出表示が行われるようになる(図12〜13参照)。
さらに、スタートレバー4の操作方向である右方向に対応して、表示装置41において表示される表示画像が右方向に向かって移動又は振動するように画像制御が行われるようになる。
以下、図8及び図9〜13を参照して、ボーナスストックゾーン演出表示におけるスタートレバー4の操作方向に対応した報知演出処理についてより具体的に説明する。
まず、上述したように、ボーナスストックゾーン演出表示は、ボーナス(ART)遊技が開始され実行中の状態において、所定の条件(ボーナスストックゾーン演出表示用の抽選で当選、ボーナス遊技中に特定の小役成立など)が成立した場合に、サブ制御部40の制御により表示装置41及び各表示部42〜45を介して開始され、所定のゲーム数(最低5ゲーム以上など)に亘って実行される。
ボーナスストックゾーン演出表示が実行されると、ボーナス遊技はいったん中断され、ボーナスストックゾーン演出表示が終了後に再開されることになる。
ボーナスストックゾーン演出表示では、毎回のゲームごとに、スタートレバー4が操作されると(S201)、リール21が回転を開始するとともに、サブ制御部40においてARTの抽選処理が行われる(S202)。このとき、サブ制御部40で行われるART抽選処理は、通常遊技状態におけるARTの当選確率よりも高確率となるように制御されるようになっており、例えば1/10の確率でARTに当選されるようになる。
そして、そのART抽選処理の結果が、そのゲームにおいてスタートレバー4が上下左右のいずれの方向に操作されたかに応じて、異なる報知態様によって遊技者に報知されるようになる。
まず、スタートレバー4が下方向に操作された場合には(S203:Yes)、図柄告知モード処理が行われる(S204)。
この図柄告知処理モードでは、ARTの抽選処理の結果が、リール21の停止図柄によって報知されるようになる。
具体的には、スタートレバー4が下方向に操作されると、図9に示すように、スタートレバー4の操作方向である下方向に対応して、表示装置41の下方向(下辺方向)に位置する表示部45を構成する造形部の内部に配置されたLED等の光源が点灯・点滅する。
同時に、表示装置41の表示画像中において、例えば「7を狙え!」というリール21の停止図柄を示唆する文字等が表示される。
さらに、このとき、表示装置41の表示画像の全体が、スタートレバー4が操作されたタイミングで、スタートレバー4の操作方向である下方向に対応して、下方向に向かって瞬間的に移動又は振動して元に戻るように画像制御が行われる。
これによって、遊技者は、自ら操作したスタートレバー4の操作方向が下向きであることが表示装置41及び表示部45の表示によって明確に再確認・再認識できるとともに、スタートレバー4の操作によって回転を開始したリール21について、表示装置41で表示・示唆された「7を狙え!」という演出表示に従って、「7・7・7」の図柄配列で停止されるように停止ボタン5を停止操作する。
このとき、ART抽選処理においてARTが当選していれば、リール21は、停止ボタン5の操作タイミングに応じて、「7・7・7」の図柄配列で停止されるように停止制御され、ART抽選処理においてARTが当選していなければ、停止ボタン5をどのように操作しても、リール21は「7・7・7」の図柄配列で停止されないように停止制御されることになる。
その結果、停止したリール21の図柄配列が演出表示通りの「7・7・7」となった場合には、ART抽選処理においてARTが当選していたことになり、遊技者はボーナス(ART)遊技が「ストック」されたことを知ることができる。
従って、この図柄告知モードでは、リール21を狙った図柄配列で停止させることができる所謂目押しの技量を有する遊技者にとっては、自らの停止ボタン5の操作によって、ART抽選処理において当選したか否かを確実に知ることができるようになるとともに、指示・報知された所定図柄(「7・7・7」など)が目押しにより停止するか否かの期待感やスリル、当該図柄が揃ったときの喜びや驚き,満足感などを楽しむことができるようになる。
このため、この図柄告知モードは、スロットマシン遊技に熟練・精通した上級者向けにより好ましい告知演出となる。スタートレバー4の下向きの操作方向にこの図柄告知モードを割り当てたのも、オーソドックスな遊技スタイルを好む上級者・熟練者の遊技者に配慮したものである。
次に、スタートレバー4が上方向に操作された場合には(S205:Yes)、完全告知モード処理が行われる(S206)。
この完全告知処理モードでは、ARTの抽選処理の結果、ARTに当選したか否かが完全に100%告知・報知されるようになる。
具体的には、スタートレバー4が上方向に操作されると、図10に示すように、ART抽選処理の結果当選していれば、スタートレバー4の操作方向である上方向に対応して、表示装置41の上方向(上辺方向)に位置する表示部42を構成する造形部の内部に配置されたLED等の光源が点灯・点滅する。
同時に、表示装置41の表示画像中において、例えば「V」の文字・マーク等が表示され、ARTに当選されたことが示される。
さらに、このとき、表示装置41の表示画像の全体が、スタートレバー4が操作されたタイミングで、スタートレバー4の操作方向である上方向に対応して、上方向に向かって瞬間的に移動又は振動して元に戻るように画像制御が行われる。
これによって、遊技者は、自ら操作したスタートレバー4の操作方向が上向きであることが表示装置41及び表示部42の表示によって明確に再確認・再認識できるとともに、表示部42の点灯や表示装置41の表示内容によって、当該ゲームでのART抽選処理においてARTに当選したことを完全に知ることができるようになる。
一方、ART抽選処理において当選しなかった場合には、上方向の表示部42は一切点灯・点滅等はせず、表示装置41にも「V」などのマークや文字が表示されることはなく、遊技者は当該ゲームのART抽選処理においてはARTに当選しなかったことを完全に知ることになる。
なお、ART抽選処理においてARTに当選した場合に、表示部42の点灯・点滅のタイミングや、表示装置41の「V」マークなどの表示タイミングは、スタートレバー4の操作の直後であってもよく、また、スタートレバー4の操作の直後には一切報知を行わず、リール21を全て(3つ)停止させたタイミングで表示部42,表示装置41での報知を行うようにしても良い。また、そのような報知タイミングをゲーム毎に異ならせることもできる。
表示部42や表示装置41でのART当選の報知タイミングを、ゲーム毎に異ならせて、ランダムにリール21の停止後のタイミングで当選報知を行うことにより、完全告知モードを選択したにも拘わらずスタートレバー4を(上方向に)操作したタイミングでは何等の報知も行われないことから抽選に外れたと思った遊技者に対して、リール21の停止後にART当選を知らせて驚きや喜びを付与することができるようになる。
このような完全告知モードは、リール21の目押しによる停止操作が不得手な初心者や未経験者などに特に好ましい報知態様となるが、報知タイミングがゲーム毎に異なることで、上級者・熟練者の遊技者にとっても魅力のある報知演出となり得るものである。
次に、スタートレバー4が左方向に操作された場合には(S207:Yes)、色告知モード処理が行われる(S208)。
この色告知処理モードでは、ARTの抽選処理の結果が、表示部43の色表示により報知されるようになる。
具体的には、スタートレバー4が左方向に操作されると、図11に示すように、表示装置41の左方向(左辺方向)に位置する表示部43を構成する造形部の内部に配置されたLED等の光源が所定の色で発光・発色する。同時に、表示装置41では、表示部43がゲーム毎やART当選の有無によって発光色を異ならせることを示す、例えば虹色の光が表示部43から発せられているような表示画像が表示されるようになる。
さらに、表示装置41の表示画像の全体が、スタートレバー4が操作されたタイミングで、スタートレバー4の操作方向である左方向に対応して、左方向に向かって瞬間的に移動又は振動して元に戻るように画像制御が行われる。
そして、その後に行われる停止ボタン5の停止操作により停止制御されたリール21の配列図柄の色が、表示部43の発光色と異なる色であればARTに当選(矛盾演出)、配列図柄の色と表示部43の発光色とが同じ色であればARTに非当選となる。
すなわち、この色告知モードでは、スタートレバー4の操作タイミングで決定された図柄配列に応じて、ART抽選処理に当選している場合には、その図柄配列と異なる発光色で表示部43が発光・発色するように制御される。
これによって、遊技者は、自ら操作したスタートレバー4の操作方向が左向きであることが表示装置41及び表示部43の表示によって明確に再確認・再認識できるとともに、表示部43の発光色と、その後に停止制御されるリール21の配列図柄の色との一致/不一致によってART抽選処理においてARTが当選したか否かを知ることができる。
この色告知モードは、リール21の図柄配列と表示部43の発光色の対応関係によってART抽選処理において当選したか否かが示されるもので、従来にはない新たな報知演出となり、遊技者に新たな面白みと報知結果に対する喜びや驚き,満足感などを与えることができるようになる。従って、この色告知モードは、スロットマシン遊技の初級者・未経験者から上級者・熟練者まで、幅広いレベルの遊技者に魅力のある告知演出として好ましいものとなる。
さらに、スタートレバー4が右方向に操作された場合には(S209:Yes)、チャンス告知モード処理が行われる(S210)。
このチャンス告知処理モードでは、ARTの抽選処理の結果、当選している可能性(チャンス)を示す表示が表示装置41により報知されるようになる。
具体的には、スタートレバー4が右方向に操作されると、まず図12に示すように、表示装置41の右方向(右辺方向)に沿って上から下に向かって延びる有色透明な剣(ソード)等を立体的に象った造形部が、表示装置41の右隅部分を回転軸として、表示装置41の中央側に向かって回動され、造形部の剣の先端が表示装置41の中央側にほぼ45度の角度で回転・突出する。また、このとき造形部の内部のLED等の光源が点灯・点滅し、剣を象った造形部の全体が発光・発色して遊技者側に表示・視認される。また、この間、表示装置41の中央側に回転・突出した剣の造形部は、剣の先端部分が小刻みに振動するような駆動制御が行われる。
同時に、表示装置41では、回転するリール21を停止させるべき停止ボタン5の停止操作順(押し順)を示す「1」,「2」,「3」の表示画像が表示されるようになる。
さらに、表示装置41の表示画像の全体が、スタートレバー4が操作されたタイミングで、スタートレバー4の操作方向である右方向に対応して、右方向に向かって瞬間的に移動又は振動して元に戻るように画像制御が行われる。
その後、停止ボタン5の停止操作が行われてリール21が停止すると、図13に示すように、表示装置41の中央側に突出していた剣の造形部が、元の位置である表示装置41の右辺に沿った状態に戻るように駆動される。
そして、剣の造形部が元の位置に戻ったタイミング、すなわち、リール21が全て停止したタイミングで、表示装置41には、例えば「10%」や「77%」などの文字画像が表示され、ARTの抽選処理の結果、ARTに当選している可能性(チャンス)が示される。
ここで、ARTに当選している可能性(チャンス)としては、図13(a)に示す「10%」であれば、ART当選の可能性はかなり低いことを示しており、図13(b)に示す「77%」であれば、ART当選の可能性は非常に高く、ほぼ100%当選していることを示すものである。なお、当選がほぼ100%である場合に「77%」と表示するのは、スロットマシン遊技においてボーナス当選図柄が「7・7・7」であることに関連付けたものである。
このチャンス告知モードでは、剣を象った造形部が発光しながら回転移動したり先端が小刻みに振動するように駆動制御されることで、遊技者に対して従来には存在しない斬新で魅力的な報知演出を提示することができる。
また、そのような駆動制御された剣の造形部が元の位置に戻されたタイミングで、ART当選の可能性を暗示するパーセント表示が表示装置41に表示されることで、遊技者にART当選の可能性(チャンス)が提示されることになり、遊技者はART当選の可能性を想像乃至推定することができ、ART当選に対する期待やスリルなどをかき立てることができるようになる。
従って、このチャンス告知モードは、上述した色告知モードとも相まって、スロットマシン遊技の初級者・未経験者から上級者・熟練者まで、幅広いレベルの遊技者に魅力のある告知演出を提供することができるものとなる。
以上のようなスタートレバー4の操作方向に応じた演出表示が実行されるボーナスストックゾーン演出表示は、所定の終了条件が成立するまで(S211:Yes)、例えば所定のゲーム数(5ゲーム)が消化された後に終了抽選が行われて終了確定が成立するまで、上述したS201〜S210の処理が繰り返されることになる。
所定の終了条件が成立してボーナスストックゾーン演出表示が終了すると、いったん中断していたボーナス遊技が、中断されていた段階から再開される。
[ストックゾーン獲得遊技演出表示の動作]
次に、本実施形態に係るストックゾーン獲得遊技演出表示の詳細について、図14〜16を参照しつつ説明する。
図14は、本実施形態に係るストックゾーン獲得遊技の報知演出の処理を示すフローチャートである。
また、図15,16は、本実施形態に係るスロットマシンにおけるストックゾーン獲得遊技の報知演出で表示される表示画像の一例を示す説明図である。
本実施形態に係るストックゾーン獲得遊技演出表示は、サブ制御部40によって実行・制御されて、所定のゲーム数(例えば最低5ゲーム以上)の間、上述したボーナスストックゾーン演出表示の権利が得られる特定の図柄配列(例えば「RUSH・RUSH・RUSH」)が揃うように、複数のリール21が停止制御されるようになっている。
また、そのボーナスストックゾーン演出表示の権利が得られる特定の図柄配列は、複数のリール21が所定の順番で停止された場合、すなわち、各リール21に対応した停止ボタン5が所定の操作順に停止操作された場合にのみ、リールの停止制御が行われるようになっている。
そして、この場合に、ボーナスストックゾーン演出表示の権利が得られる特定の図柄配列が停止制御されるための停止ボタン5の押し順が、スタートレバー4を上方向又は下方向のいずれかの方向に操作することで、報知されるようになっている。
従って、遊技者は、スタートレバー4を上方向/下方向のいずれかの方向に操作することで、特定の図柄配列が揃う停止ボタン5の押し順について1/2の確率で報知を受けることができ、それによって特定の図柄配列を揃えてボーナスストックゾーン演出表示の権利を確実に獲得できるようになる。
以下、図14及び図15,16を参照して、ストックゾーン獲得遊技演出表示におけるスタートレバー4の操作方向に対応した報知演出処理についてより具体的に説明する。
まず、上述したように、ストックゾーン獲得遊技演出表示は、ボーナス(ART)遊技が開始され実行中の状態において、所定の条件(ストックゾーン獲得遊技演出表示用の抽選で当選、ボーナス遊技中に特定の小役成立など)が成立した場合に、サブ制御部40の制御により表示装置41を介して開始され、所定のゲーム数(最低5ゲーム以上など)に亘って実行される。
ストックゾーン獲得遊技演出表示が実行されると、ボーナス遊技はいったん中断され、ボーナスストックゾーン演出表示が終了後に再開されることになる。
ストックゾーン獲得遊技演出表示では、毎回のゲームごとに、まず1回目のスタートレバー4が操作されると(S301)、リール21の回転制御は行われず、サブ制御部40においてリールの回転方向の抽選処理が行われる(S302)。
このリールの回転方向の抽選処理は、後述する2回目のスタートレバー4が操作されたタイミングで、リールを順回転(下向き回転)方向と逆回転(上向き)方向のいずれに回転させるかを抽選により決定するものであり、ゲーム毎に抽選が行われて順回転/逆回転が決定される。
このとき、スタートレバー4が操作されたにも関わらずリール21の回転制御が行われない状態において、その後リール21が上下いずれかの方向に回転を開始することを示すために、リール21が上下方向に小刻みに移動・振動する制御が行われる。
このリールの回転方向抽選とともに、表示装置41には、遊技者に対して所定のスタートレバー操作選択表示が表示される。
このスタートレバー操作選択表示は、表示装置41の表示内容によって、遊技者が、スタートレバー4を上方向又は下方向のいずれかの方向を選択し、その選択した方向にスタートレバー4を操作すべきことを報知するものである。
具体的には、図15に示すように、表示装置41にスタートレバー4を示す画像が表示されるとともに、上方向・下方向の二方向にスタートレバー4を操作すべきことが画像表示される。さらに、「レバーを叩け!」などの文字表示により、スタートレバー4を上方向又は下方向のいずれかに選択・操作すべきことを促す表示が行われる。
このとき、リール21は、上下いずれかの方向に回転を開始する直前の状態を示すものとして、上下方向への小刻みな移動・振動制御が行われたままとなっている。
このような演出表示が行われることにより、遊技者は、スタートレバー4を上方向又は下方向のいずれかに操作すべきこと、その選択操作が正解することによって何らかのメリットが得られることが理解される。
そして、遊技者が、演出表示に促されて上方向又は下方向のいずれかを選択してスタートレバー4の2回目の操作を行うと(S304)、その操作されたスタートレバー4の操作方向が、リール回転方向抽選により決定された方向と一致しているか否かが判定される(S305)。
その結果、リール回転方向抽選により決定された回転方向とスタートレバー4の操作方向が一致している場合には(S305:Yes)、当該方向にリールが回転すると同時に、所定の押し順報知演出表示が実行される(S306)。
従って、遊技者は1/2の確率で、押し順報知演出表示を得ることができ、その結果、ボーナスストックゾーン演出表示の権利が得られる特定の図柄配列を確実に揃えることができるようになる。
このとき、遊技者は、自ら選択・操作したスタートレバー4の操作方向と、回転を開始したリール21の回転方向とが一致しているため、リール21が回転を開始した瞬間に、自らのスタートレバー4の操作方向の選択が正解であったことが直ちに認識・理解でき、その瞬間の喜びと驚き,満足感などは非常に大きなものとなる。
この押し順報知演出表示は、例えば図16に示すように、回転しているリール21を停止させるべき停止ボタン5の停止操作順(押し順)を示す数字「1」,「2」,「3」が、対応するリール21(停止ボタン5)を示す位置に表示画像として表示されることで行われる。
図16に示す例では、遊技者がスタートレバー4を上方向に操作・選択したところ、リール回転方向抽選の方向と一致した結果、停止ボタン5の押し順報知演出表示が表示装置41に表示された状態を示している。
そして、この押し順報知演出表示に従って停止ボタン5が停止操作されることで(S307)、ボーナスストックゾーン演出表示の権利が得られる特定の図柄配列(例えば「RUSH・RUSH・RUSH」)が揃うように、複数のリール21が停止制御されるようになっている。
なお、遊技者が、S304において上方向又は下方向のいずれかを選択してスタートレバー4の2回目の操作を行った結果、リール回転方向抽選により決定された方向と一致しなかった場合には(S305:No)、停止ボタン5の押し順報知演出表示は実行されない。
このときは、遊技者が選択・操作したスタートレバー4の操作方向と、回転を開始したリール21の回転方向とが上下反対方向に異なるため、リール21が回転を開始した瞬間に、自らのスタートレバー4の操作方向の選択が間違っていた(不正解であった)ことを明確に認識・理解することになる。
但し、この場合にも、遊技者が自らの判断により停止ボタン5を操作した結果、ボーナスストックゾーン演出表示の権利が得られる特定の図柄配列が停止制御される操作順となっていれば、当該特定の図柄配列が揃うように複数のリール21が停止制御されることになる。
従って、遊技者は、スタートレバー4の上下2方向の選択操作に1/2の確率で不正解となった場合でも、3つの停止ボタン5の6通りの操作順のうちのいずれか一つを選択して操作することで、1/6の確率でボーナスストックゾーン演出表示の権利が得られる特定の図柄配列を揃えることは可能となる。
そして、停止されたリール21上に特定の図柄配列が停止・成立していれば、それによってボーナスストックゾーン演出表示の権利が1回獲得される。
以上のようなスタートレバー4の操作方向の選択により押し順報知の演出表示が実行され又は実行されないストックゾーン獲得遊技演出表示は、所定の終了条件が成立するまで(S310:Yes)、例えば所定のゲーム数(5ゲーム)が消化された後に終了抽選が行われて終了確定が成立するまで、上述したS301〜S309の処理が繰り返されることになる。
所定の終了条件が成立してストックゾーン獲得遊技演出表示が終了すると、ストックゾーン獲得遊技において獲得された数のボーナスストックゾーン演出表示が実行され、その後に、中断していたボーナス遊技が中断されていた段階から再開されるようになる。
以上説明したように、本実施形態に係るスロットマシン1によれば、スロットマシン前面に備えられた表示装置41と複数の表示部42〜45及びスピーカ9を介して所定のボーナスストックゾーン演出表示・ストックゾーン獲得遊技演出表示が実行されるようになる。
そして、ボーナスストックゾーン演出表示では、遊技者の選択により、スタートレバー4を上下左右の4方向のいずれかに操作することで、それぞれ、操作方向に応じた異なる報知演出表示を実行させることができる。
また、ストックゾーン獲得遊技演出表示では、遊技者の選択により、スタートレバー4を上下の2方向のいずれかに操作することで、所定の報知演出表示を実行させ又は実行させないようにすることができる。
このため、遊技者は、自らの選択・判断により、スタートレバー4を上下左右の4方向や上下の2方向に操作することで、異なる報知演出表示を選択的に実行させたり、特定の報知演出表示を実行させるか否かの一種の賭け・ゲームを楽しむことができ、単なる抽選結果の報知や停止ボタン5の押し順報知ではなく、自ら行うスロットマシン遊技の操作・判断によりその成否を決定することができる報知演出表示を実行させることができるようになる。
これにより、本実施形態に係る演出表示によれば、従来のスロットマシンで行われてきた演出表示にはない興味や関心,興奮や期待感を遊技者に与えることができ、従来にはない新たな特定遊技状態獲得のためのゲーム性を実現することが可能となる。
そして、本実施形態では、遊技者が選択・操作するスタートレバー4の上下左右の4つの操作方向を示す信号を、スロットマシン遊技の主な制御を行うメイン制御部10を介することなく、演出表示を制御するサブ制御部40に直接入力するようにしてある。これによって、本実施形態に係るスタートレバー4の操作方向に応じた演出表示は、メイン制御部10を介することなくサブ制御部40の制御により行わせることができるようになり、メイン制御部10に対して不必要な負荷を与えることなく、スタートレバー4の操作方向に応じて、操作方向を反映させた演出表示を行わせることができるようになっている。
従って、本実施形態に係るスロットマシン1では、上下方向や左右方向に操作可能なスタートレバー4の特性を活かした魅力ある新たな演出表示を提供することが可能となり、特にART等のボーナス遊技中に行われる演出表示に好適なスロットマシンを実現することができる。
以上、本発明の遊技機の好ましい実施形態について説明したが、本発明に係るスロットマシンは上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、本発明に係る演出表示が実行される遊技者に有利な特定遊技状態として、ART遊技を採用していたが、本発明に係る演出表示が実行可能な特定遊技状態としては、ART遊技のみに限定されるものではない。
スロットマシンに備えられる、通常遊技状態と比較して遊技者に有利となる特定遊技状態であれば、どのような遊技状態であっても本発明を適用することができる。例えば、上記実施形態で示したART遊技以外にも、AT遊技やRT遊技、あるいは小役の当選確率が増加するビッグボーナス/レギュラーボーナス等のボーナスゲームについても、本発明を適用することができる。
また、上述した実施形態では、本発明に係る演出表示として、ボーナス遊技(ART)中における次回以降のボーナス遊技のストック当選(権利獲得)を示す内部当たり報知演出や、停止ボタンの停止操作順を示す押し順報知演出を例にとって説明したが、本発明に係る演出表示は、上記のようなストック当選や押し順報知の場合のみに限定されるものではない。
例えば、通常遊技状態中におけるボーナス遊技の当選報知や、間もなくボーナス遊技が開始される前兆報知など、遊技者に対して特定の遊技状態や当選内容等を知らせるための任意の報知演出表示に本発明を適用することができる。
また、スタート手段の複数の操作方向に対応して配置される複数の演出表示部は、上述した実施形態では、4つの表示部42〜45が、表示装置41の位置を基準として、スタートレバー4の操作方向に対応する方向に配置されていたが、表示装置41以外を基準位置として複数の演出表示部を配置させることもできる。例えば、リールの表示窓の位置を基準としたり、スタートレバーの位置を基準として、複数の表示部を配置させることもでき、所定位置を基準とするかぎり、スロットマシンのどのような位置を基準とすることもできる。
また、上述した実施形態では、本発明に係る演出表示が表示・実行されるスロットマシンとして、遊技媒体としてメダル(コイン)を使用するスロットマシンを例にとって説明したが、本発明は、遊技媒体として遊技球(パチンコ玉)を使用するスロットマシン(所謂玉スロ,パロット,パチロット)にも適用できることは言うまでもない。
本発明は、メダルや遊技球を使用して遊技が行われるスロットマシン(回胴式遊技機)に利用することができ、特に、遊技者に有利となる特定遊技状態の当選乃至当選の可能性を報知し、あるいは停止ボタンの停止操作順を報知するスロットマシンに好適に利用することができる。
1 スロットマシン
2 前面パネル
3 表示窓
4 スタートレバー
4a 検出手段
5(5a,5b,5c) 停止ボタン
6 メダル投入口
7 ベットボタン
8 遊技メダル払出口
9 スピーカ
10 メイン制御部
20 ドラムユニット
21(21a,21b,21c) リール
30 メダル払出装置
40 サブ制御部
41 表示装置

Claims (4)

  1. 複数の図柄を備えた複数のリールを、スタート操作に応じて回転させるとともに停止操作に応じて停止させ、停止表示された図柄の組合せに基づいて所定の遊技価値を付与するスロットマシン遊技を行わせるスロットマシンであって、
    前記スロットマシン遊技の制御を行う主制御手段と、
    リールを回転させる操作手段となる、二以上の異なる方向に操作可能なスタート手段と、
    前記スタート手段の操作方向を検出し、当該操作方向を示す信号を出力する検出手段と、
    所定の演出表示を行う演出表示手段と、
    前記演出表示手段に所定の演出表示を行わせる演出制御手段と、を備え、
    前記演出制御手段が、前記検出手段から出力される信号を、前記主制御手段を介することなく入力することにより、前記スタート手段の操作方向に応じて異なる演出表示を前記演出表示手段に行わせることを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記演出表示手段が、所定位置を基準として、前記スタート手段の二以上の異なる操作方向に対応する方向にそれぞれ位置する複数の演出表示部を備え、
    前記演出制御手段が、前記スタート手段の操作方向に応じて、当該操作方向に対応する方向に位置する前記演出表示部において所定の演出表示を行わせる請求項1記載のスロットマシン。
  3. 前記主制御手段が、前記スロットマシン遊技のゲームにおいて、前記スタート手段が一回目に操作されると、前記リールを回転させず当該リールを順回転又は逆回転方向に回転させることを抽選により決定し、前記スタート手段が二回目に操作されると、前記リールを前記抽選により決定された順回転又は逆回転方向に回転させる制御を行い、
    前記演出制御手段が、前記二回目のスタート手段の操作方向が前記抽選により決定された前記リールの回転方向と一致している場合に、前記演出表示部において所定の演出表示を行わせる請求項1又は2記載のスロットマシン。
  4. 前記演出制御手段が、前記演出表示手段に表示させる演出表示画像を、前記スタート手段の操作方向に応じて、当該操作方向に移動又は振動させる請求項1乃至6のいずれか一項記載のスロットマシン。
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