JP3945993B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体記憶装置に関し、特に、シフト冗長機能を有する半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
製造された半導体記憶装置が不良ラインを有する場合には、シフト冗長と呼ばれる手法によって、不良ラインを冗長ラインを含む他のラインによって置換することで、正常化することができる。
【0003】
図9は、シフト冗長の概要を説明する図である。この図において、メモリアレイ2は、通常ライン2aとともに、冗長ライン2bを有しており、その接続関係はデコーダ1によって管理されている。
【0004】
このような半導体記憶装置において、例えば、図10に示すように、中央部分に不良ラインが見つかったとすると、デコーダ1は、その不良ラインより右側のラインを全て右側にシフトすることにより不良ラインを冗長ラインを含む他のラインによって置換することが可能になる。
【0005】
図11は、このようなシフト冗長を実現するための回路図である。この図において、アドレスラッチ回路20は、外部から入力されたアドレス信号をラッチし、デコード回路21に供給する。
【0006】
デコード回路21は、アドレスラッチ回路20によってラッチされたアドレス信号をデコードし、メモリアレイの所定のラインを選択するための選択信号を生成して、ワードドライバ回路22に供給する。
【0007】
ワードドライバ回路22は、デコード回路21から供給された選択信号に応じてメモリアレイを駆動する。
一方、ヒューズ回路23は、メモリアレイのワードラインの本数に応じたヒューズによって構成されている。製造後の検査によってメモリアレイの所定のワードラインが不良ラインであることが検出された場合には、不良ラインの位置(アドレス)に応じたヒューズを外部の装置によって溶断することで、不良ラインを示す情報を記憶させる。
【0008】
デコード回路24は、ヒューズ回路23に保持されている不良ラインを示す情報をデコードし、ワードライン中の不良ラインを指示する指示信号を生成して、冗長回路25に供給する。
【0009】
冗長回路25は、指示信号に応じてワードドライバ回路22を制御し、不良ラインを冗長ラインを含む他のラインによって置換させる。
次に、以上の従来例の動作について説明する。
【0010】
製造後の検査によって、メモリアレイの所定のワードラインが不良ラインであることが検出された場合には、その不良ラインに応じてヒューズ回路23の該当するヒューズを溶断する作業が行われる。
【0011】
このようにして不良ラインに対応するヒューズが溶断された半導体記憶装置が所定の回路に実装された後、電源が投入されたとすると、先ず、ヒューズ回路23は、ヒューズの溶断状態に応じた信号(不良ラインを示すアドレス信号)を生成してデコード回路24に供給する。
【0012】
デコード回路24は、ヒューズ回路23から供給された信号をデコードし、指示信号を生成して冗長回路25に供給する。
冗長回路25は、デコード回路24からの指示信号を参照し、ワードドライバ回路22を制御することによってワードラインをシフトし、不良ラインを冗長ラインを含む他のラインによって置換する(図10参照)。
【0013】
シフト冗長が完了すると、半導体記憶装置はアドレス信号の受け付けを開始し、アドレスラッチ回路20は入力されたアドレス信号をラッチする。
デコード回路21は、アドレスラッチ回路20によってラッチされたアドレス信号をデコードして選択信号を生成し、ワードドライバ回路22に供給する。
【0014】
ワードドライバ回路22は、冗長回路25からの指示に基づいてシフト冗長を行っているので、デコード回路21からの選択信号を適宜シフトし、メモリアレイに供給する。その結果、不良ラインをアクセスの対象から除外するとともに、冗長ラインによって不良ラインを代替することが可能になる。
【0015】
図12は、図11に示す回路が、半導体基板上に形成される場合の回路パターンの概略を説明する図である。この図の例では、メモリアレイの一辺に沿ってデコード回路とヒューズ回路が配置されている。なお、デコード回路のうち、ハッチングが施されている部分は、冗長回路である。また、メモリアレイの右半分と、左半分がそれぞれ冗長単位であって、それぞれの単位に不良ラインが存在する場合には、冗長ラインによって置換する動作が独立して実施される。
【0016】
このように、シフト冗長の対象となるメモリアレイと、ヒューズ回路とが1対1の関係を有する場合には、冗長ラインに対応するブロックを新たに追加するだけで事足りるので、シフト冗長を容易に実現することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、シフト冗長を実現するためには、図11に示すように、通常の選択配線とは別に、シフト冗長用の選択配線を設ける必要が生ずる。特に、デコード回路21、冗長回路25以降は、配線の本数が多いため、回路のレイアウトによっては配線ペナルティを生ずる場合があるという問題点があった。
【0018】
また、FCRAM(Fast Cycle Random Access Memory)のように、複数のサブブロックから構成される半導体記憶装置の場合、図13に示すように、複数のサブブロックでヒューズを共有する手法が考えられる。ここで、「サブブロック」とは、冗長ラインを1本含むメモリアレイの単位をいう。図13に示す例では、ハッチングが施されている部分が冗長回路であることから、図の横方向に2個、また、図の縦方向に2個の合計4(=2×2)個のサブブロックによって構成されている。
【0019】
そして、この例では、図の上下方向に並置された2個のサブブロックが1個のヒューズ回路を共用しているため、図14に示すように、上下に並置される何れかのサブブロックのラインに不良がある場合には、上下方向に並置された他方のサブブロックも含めてシフト冗長が実行されていた。この図の例では、左から第4番目と右端のラインが不良ラインであり、これらの不良ラインは、左側のサブブロックの左端の冗長ラインと、右側のサブブロックの左端の冗長ラインによって置換されている。
【0020】
ところで、このように上下方向に並置される複数のサブブロックで同一のヒューズ回路を共用した場合には、各サブブロックのデコード回路とヒューズ回路とを配線によって連結する必要が生ずるため、図13および図14に示すように、サブブロックを跨ぐ配線が必要になる。その結果、配線ペナルティを生じる蓋然性が高まるとともに、デコーダのレイアウトが困難になるという問題点もあった。
【0021】
なお、見開きタイプのメモリレイアウトの場合では、上下に並置されるメモリアレイについてヒューズ回路を共有化することができ、その場合にはメモリアレイ上にラインを跨がせる必要がない。しかしながら、このような手法では3つ以上のメモリアレイには対応できないという問題点があった。
【0022】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、特に、複数のサブブロックを有する半導体記憶装置において、配線ペナルティが生じる蓋然性を低減するとともに、レコーダの配置を容易にすることを可能とすることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、図1に示す、シフト冗長機能を有する半導体記憶装置において、アドレス信号の入力を受けるアドレス入力回路30と、前記アドレス信号に応じてメモリアレイを駆動する駆動回路31と、前記アドレス入力回路30と前記駆動回路31とを連結する信号線32と、前記駆動回路31の近傍に配置され、前記メモリアレイに存在する不良ラインを、冗長ラインを含む他のラインによって置換する冗長回路33と、前記不良ラインを示す情報を格納した不良ライン情報格納回路34と、前記不良ライン情報格納回路34に格納されている情報を、前記信号線32を介して前記冗長回路33に供給する供給回路35と、を備え、前記供給回路35は、半導体記憶装置が起動された場合に、前記不良ラインを示す情報を、前記信号線32を介して前記冗長回路33に供給し、前記冗長回路33は、供給された前記不良ラインを示す情報を基に、前記不良ラインを前記他のラインに置換することを特徴とする半導体記憶装置が提供される。
【0024】
ここで、アドレス入力回路30は、アドレス信号の入力を受ける。駆動回路31は、アドレス信号に応じてメモリアレイを駆動する。信号線32は、アドレス入力回路30と駆動回路31とを連結する。冗長回路33は、駆動回路31の近傍に配置され、メモリアレイに存在する不良ラインを、冗長ラインを含む他のラインによって置換する。不良ライン情報格納回路34は、不良ラインを示す情報を格納し、供給回路35は、不良ライン情報格納回路34に格納されている情報を、半導体記憶装置が起動された場合に、信号線32を介して冗長回路33に供給する。冗長回路33は、供給された不良ラインを示す情報を基に、不良ラインを他のラインに置換する。
また、シフト冗長機能を有する半導体記憶装置において、アドレス信号の入力を受けるアドレス入力回路と、前記アドレス信号に応じてメモリアレイを駆動する駆動回路と、前記アドレス入力回路と前記駆動回路とを連結する信号線と、前記駆動回路の近傍に配置され、前記メモリアレイに存在する不良ラインを、冗長ラインを含む他のラインによって置換する冗長回路と、前記不良ラインを示す情報を格納した不良ライン情報格納回路と、前記不良ライン情報格納回路に格納されている情報を、前記信号線を介して前記冗長回路に供給する供給回路と、を備え、前記冗長回路は、前記情報を記憶する記憶回路を有し、該記憶された情報に基づいて前記不良ラインを前記他のラインに置換する冗長処理を行うことを特徴とする半導体記憶装置が提供される。
ここで、アドレス入力回路は、アドレス信号の入力を受ける。駆動回路は、アドレス信号に応じてメモリアレイを駆動する。信号線は、アドレス入力回路と駆動回路とを連結する。冗長回路は、駆動回路の近傍に配置され、メモリアレイに存在する不良ラインを、冗長ラインを含む他のラインによって置換する。不良ライン情報格納回路は不良ラインを示す情報を格納し、供給回路は不良ライン情報格納回路に格納されている情報を、信号線を介して冗長回路に供給する。なお、冗長回路は、不良ラインを示す情報を記憶する記憶回路を有しており、記憶された情報に基づいて不良ラインを他のラインに置換する冗長処理を行う。
【0025】
また、駆動回路およびメモリアレイを有するサブブロックを複数具備する半導体記憶装置において、前記サブブロックに存在する不良ラインを示す情報を前記サブブロック単位に格納する不良ライン情報格納回路と、前記不良ライン情報格納回路に格納されている情報に基づいて、前記各サブブロックに存在する不良ラインを、冗長ラインを含む他のラインによって置換する冗長回路と、を備え、前記不良ライン情報格納回路は、複数の前記サブブロックで共用され、前記サブブロックは複数の部分に分割され、前記冗長回路は前記複数の部分毎に冗長処理を実行することを特徴とする半導体記憶装置が提供される。
【0026】
ここで、不良ライン情報格納回路は、サブブロックに存在する不良ラインを示す情報をサブブロック単位に格納する。また、不良ライン情報格納回路は、複数のサブブロックで共用される。冗長回路は、不良ライン情報格納回路に格納されている情報に基づいて、各サブブロックに存在する不良ラインを、冗長ラインを含む他のラインによって置換する。
また、サブブロックは複数の部分に分割されており、冗長回路は複数の部分毎に冗長処理を実行する。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の動作原理を説明する原理図である。この図に示すように、本発明の半導体記憶装置は、アドレス入力回路30、駆動回路31、信号線32、冗長回路33、不良ライン情報格納回路34、供給回路35、および、メモリアレイ36によって構成されている。
【0028】
ここで、アドレス入力回路30は、外部からアドレス信号の入力を受け、信号線32を介して駆動回路31に供給する。
駆動回路31は、信号線32を介して供給されたアドレス信号に応じてメモリアレイ36を駆動する。
【0029】
信号線32は、アドレス入力回路30と駆動回路31とを電気的に連結し、アドレス信号を伝送する。
冗長回路33は、駆動回路31の近傍に配置され、メモリアレイ36に存在する不良ラインを冗長ラインを含む他のラインによって置換する処理を実行する。
【0030】
不良ライン情報格納回路34は、メモリアレイ36に存在する不良ラインを示す情報を格納する。
供給回路35は、不良ライン情報格納回路34に格納されている不良ラインを示す情報を、信号線32を介して冗長回路33に供給する。
【0031】
次に、以上の原理図の動作について説明する。
検査によってメモリアレイ36に不良ラインが存在することが検出された場合には、不良ライン情報格納回路34に、不良ラインを特定するための情報が他の装置によって格納される。不良ライン情報格納回路34には、複数のヒューズが具備されており、不良ラインの位置に応じて該当するヒューズが溶断されることにより、不良ライン情報が格納される。
【0032】
以上のような操作により、不良ライン情報格納回路34に対して、不良ラインを示す情報が格納された状態において、半導体記憶装置が所定の回路に実装されたとする。
【0033】
このような状態において、その回路に電源が投入されたとすると、半導体記憶装置の供給回路35は、不良ライン情報格納回路34から不良ラインに関する情報を読み出し、信号線32を介して冗長回路33に供給する。なお、このとき、アドレス入力回路30の動作は停止されており、アドレス信号の入力は中断される。
【0034】
冗長回路33は、信号線32を介して供給された情報に応じて、メモリアレイ36の不良ラインを、冗長ラインを含む他のラインによって置換する処理を実行する。
【0035】
また、冗長回路33は、内部に記憶回路を具備しており、不良ラインに関する情報をその内部に記憶することができるので、供給回路35から情報が供給された後は、内部に記憶した情報に基づいて冗長処理を継続的に実施することができる。
【0036】
冗長処理が終了すると、アドレス入力回路30は外部からアドレス信号の入力を開始する。アドレス入力回路30から入力されたアドレス信号は、信号線32を介して駆動回路31に供給される。
【0037】
駆動回路31は、信号線32を介して供給されたアドレス信号に基づいてメモリアレイ36を駆動する。このとき、冗長回路33によってシフト冗長が実行されているので、不良ラインはアクセスの対象から除外されることになる。
【0038】
以上に説明したように、本発明によれば、起動時においては、アドレス信号を駆動回路31に供給するための信号線32を利用して、不良ライン情報格納回路34から不良ラインに関する情報を冗長回路33に供給するようにしたので、従来の場合に比較して配線の本数を減少させ、配線ペナルティが発生する蓋然性を低減することが可能になる。
【0039】
また、起動時において不良ライン情報格納回路34から情報を冗長回路33に供給し、そこに情報を記憶するようにしたので、起動後に1回だけ冗長回路33に情報を供給すればよいので、装置の動作を簡略化することが可能になる。
【0040】
図2は、本発明の実施の形態の構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の半導体記憶装置は、アドレスラッチ回路50、ヒューズ回路51、スイッチ回路52、選択回路53、デコード回路54、スイッチ回路55、冗長回路56、ワードドライバ回路57、および、図示せぬメモリアレイによって構成されている。
【0041】
ここで、アドレスラッチ回路50は、外部から供給されたアドレス信号をラッチして、スイッチ回路52に供給する。
ヒューズ回路51は、複数のヒューズによって構成されている。そして、これらのヒューズによって、不良ラインの有無と、不良ラインを特定するための情報とを保持している。
【0042】
スイッチ回路52は、選択回路53の制御に応じて、アドレスラッチ回路50またはヒューズ回路51の出力の何れか一方を選択し、デコード回路54に供給する。
【0043】
選択回路53は、半導体記憶装置の起動時においては、ヒューズ回路51からの出力を選択することを指示する信号を、スイッチ回路52およびスイッチ回路55に供給し、冗長処理が完了した後は、アドレスラッチ回路50からの出力を選択するように指示する信号を供給する。
【0044】
デコード回路54は、アドレスラッチ回路50またはヒューズ回路51から供給されたアドレス信号をデコードし、ワードラインを選択するための選択信号を生成して出力する。
【0045】
スイッチ回路55は、選択回路53の指示に応じてデコード回路54の出力を、ワードドライバ回路57または冗長回路56に供給する。
冗長回路56は、内部にラッチ回路を有しており、デコード回路54がヒューズ回路51の出力信号をデコードした結果得られた情報を記憶する。そして、この記憶した情報に基づいてワードドライバ回路57を制御し、不良ラインを冗長ラインを含む他のラインによって置換する冗長処理を実行する。
【0046】
ワードドライバ回路57は、冗長回路56の制御に応じて冗長処理を実行するとともに、アドレスラッチ回路50から出力され、デコード回路54によってデコードされて得られた選択信号に応じてメモリアレイを制御する。
【0047】
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
出荷前検査等によってメモリアレイに存在する不良ラインが検出された場合には、その不良ラインの位置に応じて、ヒューズ回路51の所定のヒューズが溶断される。なお、ヒューズ回路51は、不良ラインの存在の有無を示すヒューズと、不良ラインのアドレスを特定するためのヒューズ群とを有しており、不良ラインが検出された場合には、前述の不良ラインの存在の有無を示すワードラインが溶断されるとともに、その不良ラインの位置に応じて前述のヒューズ群が所定のパターン(例えば、アドレス値を示す2進数に応じたパターン)で溶断される。
【0048】
このような状態において、半導体記憶装置が所定の回路に実装された後、その回路に電源が投入されたとすると、選択回路53は、ヒューズ回路51からの出力を選択するように、スイッチ回路52およびスイッチ回路55に指示する。
【0049】
その結果、図3に黒線で示すように、ヒューズ回路51からの出力は、スイッチ回路52によって選択され、デコード回路54に供給され、そこでデコードされて選択信号に変換された後、スイッチ回路55によって冗長回路56に供給される。
【0050】
冗長回路56は、スイッチ回路55から供給された冗長用の選択信号を内部のラッチ回路にラッチして保持する。このようにしてラッチ回路にラッチされた選択信号は、電源が切断されるまで保持され続ける。
【0051】
続いて、冗長回路56への選択信号の供給が完了すると、選択回路53はアドレスラッチ回路50からの出力を選択するように、スイッチ回路52およびスイッチ回路55に対して指示する。
【0052】
その結果、図4に黒線で示すように、アドレスラッチ回路50は、外部から供給されたアドレス信号をラッチし、スイッチ回路52を介してデコード回路54に供給する。
【0053】
デコード回路54は、アドレス信号をデコードして選択信号を生成し、スイッチ回路55に出力する。
スイッチ回路55は、選択回路53からの指示に応じて、デコード回路54からの出力を、ワードドライバ回路57に供給する。
【0054】
ところで、ワードドライバ回路57は、冗長回路56の制御に応じて冗長処理が実行されているので、不良ラインが冗長ラインを含む他のラインによって置換されている。その結果、不良ラインに対する選択信号が入力された場合には、不良ラインに代替する他のラインに対してアクセスがなされることになる。
【0055】
以上に説明したように、本発明によれば、半導体記憶装置が起動された際には、ヒューズ回路51に記憶されている不良ラインに関する情報を通常のアドレスが伝送される経路を利用して冗長回路56に供給するようにしたので、配線の本数を減少させることが可能になる。その結果、配線ペナルティが発生する蓋然性を低下させることが可能になる。
【0056】
また、以上の実施の形態では、冗長回路56に対してラッチ回路を具備し、そこに不良ラインに関する情報をラッチするようにしたので、起動後に1回だけヒューズ回路51からデータを読み出した後は、再度の読み出しを行うことなく、継続して冗長処理を実行することが可能になる。
【0057】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図5は、本発明の第2の実施の形態の概要を示す図である。この図に示すように、第2の実施の形態は、メモリアレイ60a,61a、デコード回路60b,61b、ヒューズ回路60c,61c、および、配線60d,61dから構成されている。
【0058】
なお、メモリアレイ60a、デコード回路60b、ヒューズ回路60c、および、配線60dのうち、左から第1列目〜第5列目までは1つのサブブロックを形成し、また、第6列目〜第10列目までは他の1つのサブブロックを形成している。
【0059】
また、メモリアレイ61a、デコード回路61b、ヒューズ回路61c、および、配線61dのうち、左から第1列目〜第5列目までは1つのサブブロックを形成し、また、第6列目〜第10列目までは他の1つのサブブロックを形成している。
【0060】
この例では、説明の簡略化のためにサブブロックを4つしか示していないが、実際には5以上のサブブロックが存在する場合も想定される。
ここで、メモリアレイ60a,61aは、複数のメモリセルがマトリクス状に配置されて構成されている。
【0061】
デコード回路60b,61bは、デコード回路と冗長デコード回路(ハッチングが施される部分)とから構成される。デコード回路は、アドレス信号を入力してデコードすることにより選択信号を生成し、該当するワードラインをアクティブの状態にする。冗長デコード回路は、ヒューズ回路60c,61cに格納されている不良ラインに関する情報を読み出してデコードし、シフト冗長処理を実行する。
【0062】
ヒューズ回路60c,61cは、例えば、不良ラインの存在の有無を示すヒューズと、不良ラインが存在する位置を示す複数のヒューズとから構成されており、メモリアレイ60a,61aのワードラインに平行な辺に隣接して配置されている。
【0063】
配線60d,61dは、デコード回路60b,61bと、ヒューズ回路60c,61cとを接続し、これらの間で情報を伝送する。
図6は、図5に示す第2の実施の形態の動作を説明する図である。
【0064】
この図に示すように、この実施の形態の場合では、ヒューズ回路が図の上下方向のサブブロックでは独立して設けられ、図の左右方向のサブブロックではヒューズ回路が共用されていることから、上下のサブブロックで独立してシフト冗長を実行することができる。
【0065】
例えば、上側のメモリアレイ60aでは、右側のサブブロックの左から第4列目が不良ラインであるとすると、右側のサブブロックのみならず左側のサブブロックも同様にして左端の冗長ラインによって置換される。
【0066】
また、メモリアレイ60bでは、例えば、左側のサブブロックの左から第3列目が不良ラインであるとすると、左側のサブブロックのみならず右側のサブブロックも同様にして左端の冗長ラインによって置換される。
【0067】
このように、図の上下方向に並置されているサブブロックに独立したヒューズ回路を設けることにより、図13に示すように、メモリセルを跨いで信号線を配置する必要がなくなるので、配線ペナルティの発生を低減することが可能になる。
【0068】
なお、この図の例では、図の左右方向に配置されるサブブロックでヒューズ回路を共用するようにしたが、それぞれが独立したヒューズ回路を具備するようにすることも可能である。
【0069】
また、ヒューズ回路をワードラインに平行するサブブロックの辺に隣接して配置するようにしたので、例えば、複数のサブブロックでヒューズ回路を共用するような場合であっても、メモリアレイを跨いで配線を設ける必要がなくなるので、配線ペナルティの発生を低減することができる。
【0070】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図7は、本発明の第3の実施の形態の構成例を示す図である。なお、第3の実施の形態は第1の実施の形態と第2の実施の形態を総合したものである。この図の例では、第3の実施の形態は、サブブロック65およびサブブロック66によって構成されている。なお、図5に示すように、図の横方向に2個またはそれ以上のサブブロックを有する構成としてもよい。
【0071】
図8は、図7に示す破線で囲繞された部分を拡大して示す図である。この図の例は、アドレスラッチ回路70、ヒューズ回路71、選択回路72、スイッチ回路73、デコード回路74a,75a、スイッチ回路74b,75b、ラッチ回路74c,75c、冗長回路74d,75d、ワードドライバ回路74e,75e、および、メモリセル74f,75fによって構成されている。
【0072】
なお、アドレスラッチ回路70はアドレスラッチ回路50に、ヒューズ回路71はヒューズ回路51に、選択回路72は選択回路53に、スイッチ回路73はスイッチ回路52に、デコード回路74a,75aはデコード回路54に、スイッチ回路74b,75bはスイッチ回路55に、冗長回路74d,75d、ワードドライバ回路74e,75eはワードドライバ回路57に、ラッチ回路74c,75cは冗長回路56にそれぞれ対応している。
【0073】
アドレスラッチ回路70は、サブブロック65のワードラインに平行する辺に隣接して配置されており、外部から供給されたアドレス信号をラッチして、スイッチ回路73に供給する。
【0074】
ヒューズ回路71は、アドレスラッチ回路70と同様に、サブブロック65のワードラインに平行する辺に隣接して配置されている。なお、ヒューズ回路71は、複数のヒューズによって構成されており、これらのヒューズによって、不良ラインの有無と、不良ラインが存在する場合にはその不良ラインを特定するための情報とを保持している。
【0075】
スイッチ回路73は、デコード回路74a,75aからの配線が直線になる位置に配置され、選択回路72の制御に応じて、アドレスラッチ回路70またはヒューズ回路71の出力の何れか一方を選択し、デコード回路74a,75aに供給する。
【0076】
選択回路72は、半導体記憶装置の起動時においては、ヒューズ回路71からの出力を選択することを指示する信号を、スイッチ回路73およびスイッチ回路74b,75bに供給し、冗長処理が完了した後は、アドレスラッチ回路70からの出力を選択するように指示する信号を供給する。
【0077】
デコード回路74a,75aは、サブブロックの最上部に配置され、アドレスラッチ回路70またはヒューズ回路71から供給されたアドレス信号をデコードし、ワードラインを選択するための選択信号を生成して出力する。
【0078】
スイッチ回路74b,75bは、デコード回路74a,75aの下に配置され、選択回路72の指示に応じてデコード回路74a,75aの出力を、ワードドライバ回路74e,75eまたはラッチ回路74c,75cの何れかに供給する。
【0079】
ラッチ回路74c,75cは、スイッチ回路74b,75bの下に配置され、ヒューズ回路71から供給された情報をラッチして記憶し、冗長回路74d,75dに供給する。
【0080】
ワードドライバ回路74e,75eは、冗長回路74d,75dの下に配置され、ラッチ回路74c,75cによってラッチされた情報に基づいて冗長処理を実行する。
【0081】
メモリセル74f,75fは、複数のメモリ素子が列方向に配置されて形成されている。
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
【0082】
出荷前検査等によってメモリセル74f,75f,・・・に存在する不良ラインが検出された場合には、その不良ラインの位置に応じて、ヒューズ回路71の所定のヒューズが溶断される。なお、この溶断作業は、サブブロック単位で実行される。
【0083】
そして、前述の場合と同様に、ヒューズ回路71は、不良ラインの存在の有無を示すヒューズと、メモリアレイの不良ラインのアドレスを特定するためのヒューズ群とを有しており、不良ラインが検出された場合には、前述の不良ラインの存在の有無を示すワードラインが溶断されるとともに、その不良ラインの位置に応じて前述のヒューズ群が溶断される。
【0084】
このような状態において、半導体記憶装置が所定の回路に実装された後、その回路に電源が投入されたとすると、各サブブロックの選択回路は、ヒューズ回路からの出力を選択するように指示する。例えば、図8の例では、選択回路72は、ヒューズ回路71からの出力を選択するように、スイッチ回路73およびスイッチ回路74b,75bに指示する。
【0085】
その結果、ヒューズ回路71からの出力は、スイッチ回路73によって選択され、デコード回路74a,75aに供給され、そこでデコードされて選択信号に変換された後、スイッチ回路74b,75bによってラッチ回路74c,75cにそれぞれ供給される。
【0086】
ラッチ回路74c,75cは、スイッチ回路74b,75bから供給された情報をラッチして保持し、冗長回路74d,75dに供給する。
冗長回路74d,75dは、スイッチ回路74b,75bから供給された冗長用の選択信号をラッチして保持する。このようにしてラッチされた情報は、電源が切断されるまで保持され続ける。
【0087】
続いて、冗長回路74d,75dへの選択信号の供給が完了すると、選択回路72はアドレスラッチ回路70からの出力を選択するように、スイッチ回路73およびスイッチ回路74b,75bに対して指示する。
【0088】
その結果、アドレスラッチ回路70は、外部から供給されたアドレス信号をラッチし、スイッチ回路73を介してデコード回路74a,75aに供給する。
デコード回路74a,75aは、アドレス信号をデコードして選択信号を生成し、スイッチ回路74b,75bに出力する。
【0089】
スイッチ回路74b,75bは、選択回路72からの指示に応じて、デコード回路74a,75aからの出力を、ワードドライバ回路74e,75eに供給する。
【0090】
ところで、ワードドライバ回路74e,75eは、冗長回路74d,75dの制御に応じて冗長処理を実行しているので、不良ラインが他のラインによって置換されている。その結果、不良ラインに対する選択信号が入力された場合には、不良ラインに代替する他のラインに対してアクセスがなされることになる。具体的には、メモリセル74fが不良ラインである場合に、メモリセル74fへのアクセス要求がなされたときには、図示せぬ他のラインのメモリセルに対してアクセスが振り分けられることになる。
【0091】
以上に説明したように、本発明によれば、ワードラインに平行な方向(図の上下方向)に並置されるサブブロックに対して独立なヒューズ回路を設け、それぞれを独立して制御するようにしたので、図13に示すように、メモリセルを跨いで配線を行う必要がなくなり、配線ペナルティの発生を防止することが可能になる。
【0092】
また、アドレス信号を伝送する配線と、冗長情報を伝送する配線とを共用するようにしたので、配線の本数を減少させることにより、前述の場合と同様に配線ペナルティの発生を防止することが可能になる。
【0093】
また、ラッチ回路を具備し、そこに不良ラインに関する情報をラッチするようにしたので、起動後に1回だけヒューズ回路からデータを読み出した後は、再度の読み出しを行うことなく、継続して冗長処理を実行することが可能になる。
【0094】
なお、以上の実施の形態では、各サブブロック単位で独立した1個のヒューズ回路を設けるようにしたが、ワードラインに直交する方向に並置される複数のサブブロックで1個のヒューズ回路を共用するようにしてもよい。その場合にはメモリアレイの外部に配線を設ければよいことから、従来のように、メモリアレイを跨ぐ配線を行う必要がないので、そのような構成においても配線ペナルティの発生を防止することができる。
【0095】
また、ワードラインに平行する方向に並置されるサブブロックであっても、例えば、見開きタイプの配線であれば、メモリセル上に跨がせることなく配線を行うことができるので、配線ペナルティの発生を防止することができる。なお、その場合には、ワードラインを跨がせずに制御可能なサブブロックは上下方向に2つまでとなるのは前述の通りである。
【0096】
更に、以上の実施の形態では、ワードラインに対する冗長処理を例に挙げて説明したが、本発明はワードラインのみならず、コラムライン等にも適用可能であることはいうまでもない。
【0097】
最後に以上に示した回路はほんの一例であり、本発明がこのような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、シフト冗長機能を有する半導体記憶装置において、アドレス信号の入力を受けるアドレス入力回路と、アドレス信号に応じてメモリアレイを駆動する駆動回路と、アドレス入力回路と駆動回路とを連結する信号線と、駆動回路の近傍に配置され、メモリアレイに存在する不良ラインを、冗長ラインを含む他のラインによって置換する冗長回路と、不良ラインを示す情報を格納した不良ライン情報格納回路と、不良ライン情報格納回路に格納されている情報を、信号線を介して冗長回路に供給する供給回路と、を設け、供給回路は、半導体記憶装置が起動された場合に、不良ラインを示す情報を、信号線を介して冗長回路に供給し、冗長回路は、供給された不良ラインを示す情報を基に、不良ラインを他のラインに置換するようにしたので、起動時に信号線により不良ラインを示す情報を冗長回路に供給できるとともに、必要な信号線の本数を減少させることができ、その結果、配線ペナルティの発生を低減することが可能になる。
また、シフト冗長機能を有する半導体記憶装置において、アドレス信号の入力を受けるアドレス入力回路と、アドレス信号に応じてメモリアレイを駆動する駆動回路と、アドレス入力回路と駆動回路とを連結する信号線と、駆動回路の近傍に配置され、メモリアレイに存在する不良ラインを、冗長ラインを含む他のラインによって置換する冗長回路と、不良ラインを示す情報を格納した不良ライン情報格納回路と、不良ライン情報格納回路に格納されている情報を、信号線を介して冗長回路に供給する供給回路と、を備え、冗長回路は、情報を記憶する記憶回路を有し、該記憶された情報に基づいて不良ラインを他のラインに置換する冗長処理を行うようにしたので、1回だけ冗長回路に不良ラインを示す情報を供給して記憶回路に記憶させればよいので、装置の動作を簡略化することが可能になる。
【0099】
また、駆動回路およびメモリアレイを有するサブブロックを複数具備する半導体記憶装置において、サブブロックに存在する不良ラインを示す情報をサブブロック単位に格納する不良ライン情報格納回路と、不良ライン情報格納回路に格納されている情報に基づいて、各サブブロックに存在する不良ラインを、冗長ラインを含む他のラインによって置換する冗長回路と、を備え、不良ライン情報格納回路は、複数のサブブロックで共用され、サブブロックは複数の部分に分割され、冗長回路はその複数の部分毎に冗長処理を実行するようにしたので、サブブロックを跨ぐ配線を除外することが可能になるので、配線ペナルティの発生を減少させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理を説明する原理図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の構成例を示す図である。
【図3】図2に示す第1の実施の形態の動作を説明するための図である。
【図4】図2に示す第1の実施の形態の動作を説明するための図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の構成例を示す図である。
【図6】図5に示す第2の実施の形態の動作を説明するための図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の構成例を示す図である。
【図8】図7に示す破線で囲繞された部分の詳細な構成例を示す図である。
【図9】従来におけるシフト冗長の概要を説明するための図である。
【図10】従来におけるシフト冗長の概要を説明するための図である。
【図11】従来の半導体記憶装置の構成例を示す図である。
【図12】図11に示す回路が、半導体基板上に形成される場合の回路パターンの概略を説明する図である。
【図13】複数のサブブロックから構成される半導体記憶装置におけるシフト冗長の一例を説明するための図である。
【図14】複数のサブブロックから構成される半導体記憶装置におけるシフト冗長の一例を説明するための図である。
【符号の説明】
30 アドレス入力回路
31 駆動回路
32 信号線
33 冗長回路
34 不良ライン情報格納回路
35 供給回路
36 メモリアレイ
50 アドレスラッチ回路
51 ヒューズ回路
52 スイッチ回路
53 選択回路
54 デコード回路
55 スイッチ回路
56 冗長回路
57 ワードドライバ回路
60a,61a メモリアレイ
60b,61b デコード回路
60c,61c ヒューズ回路
70 アドレスラッチ回路
71 ヒューズ回路
72 選択回路
73 スイッチ回路
74a,75a デコード回路
74b,75b スイッチ回路
74c,75c ラッチ回路
74d,75d 冗長回路
74e,75e ワードドライバ回路
74f,75f メモリセル

Claims (10)

  1. シフト冗長機能を有する半導体記憶装置において、
    アドレス信号の入力を受けるアドレス入力回路と、
    前記アドレス信号に応じてメモリアレイを駆動する駆動回路と、
    前記アドレス入力回路と前記駆動回路とを連結する信号線と、
    前記駆動回路の近傍に配置され、前記メモリアレイに存在する不良ラインを、冗長ラインを含む他のラインによって置換する冗長回路と、
    前記不良ラインを示す情報を格納した不良ライン情報格納回路と、
    前記不良ライン情報格納回路に格納されている情報を、前記信号線を介して前記冗長回路に供給する供給回路と、を備え、
    前記供給回路は、半導体記憶装置が起動された場合に、前記不良ラインを示す情報を、
    前記信号線を介して前記冗長回路に供給し、
    前記冗長回路は、供給された前記不良ラインを示す情報を基に、前記不良ラインを前記他のラインに置換することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. シフト冗長機能を有する半導体記憶装置において、
    アドレス信号の入力を受けるアドレス入力回路と、
    前記アドレス信号に応じてメモリアレイを駆動する駆動回路と、
    前記アドレス入力回路と前記駆動回路とを連結する信号線と、
    前記駆動回路の近傍に配置され、前記メモリアレイに存在する不良ラインを、冗長ラインを含む他のラインによって置換する冗長回路と、
    前記不良ラインを示す情報を格納した不良ライン情報格納回路と、
    前記不良ライン情報格納回路に格納されている情報を、前記信号線を介して前記冗長回路に供給する供給回路と、を備え、
    前記冗長回路は、前記情報を記憶する記憶回路を有し、該記憶された情報に基づいて前記不良ラインを前記他のラインに置換する冗長処理を行うこと、
    を特徴とする半導体記憶装置。
  3. 前記供給回路は、半導体記憶装置が起動された場合に、前記不良ラインを示す情報を、前記信号線を介して前記冗長回路に供給することを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記冗長回路は、前記情報を記憶する記憶回路を有していることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  5. 駆動回路およびメモリアレイを有するサブブロックを複数具備する半導体記憶装置において、
    前記サブブロックに存在する不良ラインを示す情報を前記サブブロック単位に格納する不良ライン情報格納回路と、
    前記不良ライン情報格納回路に格納されている情報に基づいて、前記各サブブロックに存在する不良ラインを、冗長ラインを含む他のラインによって置換する冗長回路と、を備え、
    前記不良ライン情報格納回路は、複数の前記サブブロックで共用され、
    前記サブブロックは複数の部分に分割され、前記冗長回路は前記複数の部分毎に冗長処理を実行することを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 前記不良ライン情報格納回路を共有している複数の前記サブブロックは、前記ラインに対して直交する方向に並置されていることを特徴とする請求項5記載の半導体記憶装置。
  7. 前記不良ライン情報格納回路は、前記不良ラインと平行する前記サブブロックの一辺に隣接して配置されていることを特徴とする請求項5記載の半導体記憶装置。
  8. 前記冗長回路は、前記サブブロックの近傍に配置されることを特徴とする請求項5記載の半導体記憶装置。
  9. ドレス信号の入力を受けるアドレス入力回路と、
    前記アドレス信号に応じて前記サブブロックを駆動する駆動回路と、
    前記アドレス入力回路と前記駆動回路とを連結する信号線と、
    前記不良ライン情報格納回路に格納されている情報を、前記信号線を介して前記冗長回路に供給する供給回路と、
    を更に有することを特徴とする請求項記載の半導体記憶装置。
  10. 前記駆動回路は、前記サブブロックの一辺に沿って配置され、前記信号線は、前記駆動回路に平行に配置されていることを特徴とする請求項記載の半導体記憶装置。
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