JP3940479B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾球遊技機の技術分野に属し詳しくは発射レール上に供給される遊技球の動作を安定させるための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の弾球遊技機の一例として図2に示すパチンコ機100は、外枠102にヒンジ104によって前面枠106を蝶着し、その前面枠106に固着された遊技盤保持枠108により遊技盤110を保持する構造となっている。
【0003】
遊技盤保持枠108には発射レール112が固定され、前面枠106には打球杵114を有する発射装置116が取付けられている。そして、球止118によって発射レール112上に留め置かれた遊技球を打球杵114にて打撃して発射すると、その遊技球はガイドレール120にて誘導されて、遊技盤110上のガイドレール120にて囲まれた遊技領域122に飛び込む。遊技領域122には、各種の入賞装置や障害釘、風車等の障害部材が配されており(いずれも図示は省略)、これらと遊技球の相互作用によりパチンコ遊技が行われる。
【0004】
また、前面枠106に蝶着された皿扉124の表側には上皿(遊技球供給皿)126が取付けられ、皿扉124の背面側には発射レール112上に遊技球を1球ずつ供給するための供給機構128が設置されている。供給機構128は、例えば特公昭55−13747号公報や特開平5−123433号公報に記載されているような、発射装置116によって駆動される構造のもの、特開平6ー312045号公報や特開平8−182808号公報に記載されているように駆動源(電磁石やソレノイド)を備えるもの等各種あるが、いずれも上皿126から導入した遊技球を、発射装置116の稼働に合わせて(例えば打球杵114が後退する毎に)1球ずつ発射レール上に排出する構成である。
【0005】
なお、最近では、前面枠106に相当する部分と遊技盤保持枠108に相当する部分を一体化したプラスチック製の枠体(中枠と呼ばれたり、従前どおりに前面枠と呼ばれることもある)が用いられることもある。また、発射装置としてプランジャ式のソレノイド(プランジャが打球杵114に相当する)が用いられることもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のような構成(皿扉124の背面側から発射レール112上に遊技球を排出する構成)とすると、図3に示されるように、供給機構128(内部構造の図示は省略)から排出された遊技球が発射レール112を保持する部材(ここに示す例では遊技盤保持枠108)に当たってから発射レール112上に落下するから、その衝突によって遊技球が暴れて発射レール112上で安定するまでに時間がかかる。一方、発射装置116は一定のタイミングで動作するために、ときには不安定な(発射レール112上で静止していない)遊技球を打撃してしまうこともあった。そうすると、遊技球の飛びが安定せず、遊技者が狙った場所に撃ち込めないことがあった。
【0007】
本発明は、このような不具合を防止することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記課題を解決するための請求項1記載の弾球遊技機は、遊技球供給皿を保持し弾球遊技機の本体側に対して開閉される皿扉と、該皿扉の背面に対面する前記本体側の部材に固定される発射レールと、前記皿扉の背面側に配されて前記遊技球供給皿から導入した遊技球を前記発射レール上に1球ずつ供給する供給機構と、前記発射レール上の遊技球を打撃して発射する発射装置とを備える弾球遊技機において、
前記発射レールが固定される部材に貼り付けられた緩衝材であり、前記供給機構から排出される遊技球が一旦緩衝材に当たってから前記発射レール上に落下する緩衝材を設けたので、供給機構から排出された遊技球は緩衝材に当たり、
緩衝材によって運動エネルギを削がれてから発射レール上に落下する。すると、発射レール上に落下した際の遊技球の運動エネルギも小さく、速やかに安定する(速やかに静止する)。よって、発射装置が一定のタイミングで動作しても、不安定な遊技球を打撃してしまうことはなく、遊技球の飛びは安定し、遊技者は狙った場所に遊技球を撃ち込むことができる。
【0009】
なお、緩衝材としては、ゴム、弾性プラスチック、スポンジ、エアクッション、液体を封入したクッション等が例示されるが、これらに限るものではない。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例を図面を参照して説明することにより、発明の実施の形態を具体的に説明する。
【0011】
【実施例】
この例は、本発明をパチンコ機に適用したものであるが、パチンコ機の全体的な構成は公知技術に従っているので、図2および従来の技術の欄の記載を援用することで図示および説明を省略する。
【0012】
図1に示すように、この実施例のパチンコ機においては、発射レール10は補強プレート12を介して遊技盤保持枠14に固定されている。また、遊技盤保持枠14には、発射レール10の基端部10aの上方において球止16が固定され、その球止16に隣接して緩衝材に該当する衝撃吸収ゴム18が貼り付けられている。そして、図示しない発射装置の本体により駆動される打球杵22にて、球止16によって発射レール10上に留め置かれた遊技球を打撃できる。
【0013】
衝撃吸収ゴム18は、供給機構(本体部の図示は省略)の排出口20から排出される遊技球の接触が想定される場所に配されている。このため、供給機構から排出された遊技球は衝撃吸収ゴム18に当たってから発射レール10上に落下することになる。遊技球は、衝撃吸収ゴム18との接触によって運動エネルギを削がれるので、発射レール10上に落下した際の遊技球の運動エネルギはきわめて小さく、発射レール10上で弾むようなことはなく、速やかに発射レール10を基端部10a側に移動して球止16と発射レール10とに挟まれる位置で速やかに静止する。よって、発射装置が一定のタイミングで動作しても(打球杵22が一定のタイミングで往復しても)、打球杵22が不安定な遊技球を打撃してしまうことはなく、遊技球の飛びは安定し、遊技者は狙った場所に遊技球を撃ち込むことができる。
【0014】
以上、実施例に従って、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例における発射レール付近の斜視図である。
【図2】 従来例のパチンコ機の一部破断正面図である。
【図3】 従来例のパチンコ機において発射レール上に排出される遊技球の挙動の説明図である。
【符号の説明】
10…発射レール
10a…基端部
12…補強プレート
14…遊技盤保持枠
16…球止
18…衝撃吸収ゴム(緩衝材)
20…排出口
22…打球杵
Claims (1)
- 遊技球供給皿を保持し弾球遊技機の本体側に対して開閉される皿扉と、該皿扉の背面に対面する前記本体側の部材に固定される発射レールと、前記皿扉の背面側に配されて前記遊技球供給皿から導入した遊技球を前記発射レール上に1球ずつ供給する供給機構と、前記発射レール上の遊技球を打撃して発射する発射装置とを備える弾球遊技機において、
前記発射レールが固定される部材に貼り付けられた緩衝材であり、前記供給機構から排出される遊技球が一旦緩衝材に当たってから前記発射レール上に落下する緩衝材を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33310797A JP3940479B2 (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33310797A JP3940479B2 (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 弾球遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11164939A JPH11164939A (ja) | 1999-06-22 |
JP3940479B2 true JP3940479B2 (ja) | 2007-07-04 |
Family
ID=18262370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP33310797A Expired - Lifetime JP3940479B2 (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3940479B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6656201B2 (ja) * | 2017-04-20 | 2020-03-04 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP6897717B2 (ja) * | 2017-04-20 | 2021-07-07 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2022058042A (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
1997
- 1997-12-03 JP JP33310797A patent/JP3940479B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11164939A (ja) | 1999-06-22 |
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