JPH11114160A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JPH11114160A
JPH11114160A JP29170997A JP29170997A JPH11114160A JP H11114160 A JPH11114160 A JP H11114160A JP 29170997 A JP29170997 A JP 29170997A JP 29170997 A JP29170997 A JP 29170997A JP H11114160 A JPH11114160 A JP H11114160A
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JP
Japan
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ball
pachinko
rail
foul
hitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP29170997A
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English (en)
Inventor
Tokihiko Kurachi
時彦 倉地
Norihiko Kaneda
則彦 金田
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SHIN TAIYO KK
Shin Taiyo KK
Original Assignee
SHIN TAIYO KK
Shin Taiyo KK
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Publication date
Application filed by SHIN TAIYO KK, Shin Taiyo KK filed Critical SHIN TAIYO KK
Priority to JP29170997A priority Critical patent/JPH11114160A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガイドレールの打球通路内を逆戻りするファ
ール球が途中で次に発射されたパチンコ球と衝突するこ
とがないようにして常に正常な打球発射動作が行なえる
ようにする。 【解決手段】 遊技盤5の前面に遊技部5aを囲うガイ
ドレール6を敷設し、該ガイドレール6は内レール6a
と外レール6bとを渦巻状に配設し、該外レール6bに
はファール球排出口17を離して発射レール18を連設
し、該発射レール18の打球発射位置20から発射され
たパチンコ球Bを前記内レール6aと外レール6bとの
間に形成される打球通路14を介して前記遊技部5aへ
打ち込むようにしたパチンコ遊技機において、前記ファ
ール球排出口17より上方に位置する打球通路14の所
定個所にファール球として打球通路14を逆戻りするパ
チンコ球B3が前記ファール球排出口17に落下するま
でに次に発射されたパチンコ球B4との衝突を避けるた
め前記逆戻りするパチンコ球B3を打球通路14から逃
すファール球逃し口25を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技中に発生した
ファール球としてのパチンコ球が打球通路を逆戻りする
ことが有っても、該パチンコ球と打球発射位置から発射
されたパチンコ球とが衝突してゲームが中断されるとい
った事態が生じないようにしたパチンコ遊技機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばパチンコ遊技機における遊
技盤の前面には、遊技部を囲うようにガイドレールが敷
設されている。該ガイドレールは内レールと外レールと
を渦巻状に配設され、また該外レールにはその下端にフ
ァール球排出口を離して発射レールが連設されており、
該発射レールの打球発射位置からパチンコ球を発射し前
記内レールと外レールとの間に形成される打球通路を介
して前記遊技部へ打ち込むようにしている。因に、前記
発射レールの発射位置からは通常1分間に100個のパ
チンコ球が自動的に発射できるようになっている。
【0003】ところで、遊技中には打球発射位置から発
射されたパチンコ球の弾発力が弱く打球通路の途中でそ
の飛翔力を失い、打球通路を逆戻りする所謂ファール球
が発生する場合が有る。該ファール球としてのパチンコ
球は次に打球発射位置から発射されるパチンコ球と衝突
して該パチンコ球の飛翔をも阻害し、遊技の途中に連続
して行われる打球動作が中断することとなり、遊技者に
不快感を与える結果となる。このため、前記ファール球
としてのパチンコ球が次に発射されるパチンコ球と衝突
するのを避けるため外レールの下端と発射レールとの間
にファール球としてのパチンコ球を落下させ排出するた
めのファール球排出口が設けられており、該ファール球
排出口に落下したパチンコ球をパチンコ遊技機前面下部
に装着される余剰球受皿に導くようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように弾発力が弱く逆戻りするファール球としてのパチ
ンコ球を排出するためファール球排出口が設けられてい
るものの、例えば打球通路の上部まで飛翔しその位置で
飛翔力が失われファール球として逆戻りするパチンコ球
にあっては、前記ファール球排出口に到達するまでの距
離が長いことから、該パチンコ球がファール球排出口に
落下するまでに次に発射されたパチンコ球が打球通路を
飛翔して途中で衝突するといった事態が余だに発生し、
前記課題を完全に解消できるに到ってないのが現状であ
る。そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたも
ので、打球通路の上部まで飛翔して逆戻りするパチンコ
球についても、次に発射されたパチンコ球との衝突が避
けられ、常に中断することなく打球動作が行なえるパチ
ンコ遊技機を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め本発明に係るパチンコ遊技機は、遊技盤の前面に遊技
部を囲うようにガイドレールを敷設し、該ガイドレール
は内レールと外レールとを渦巻状に配設し、該外レール
にはファール球排出口を離して発射レールを連設し、該
発射レールの打球発射位置から発射されたパチンコ球を
前記内レールと外レールとの間に形成される打球通路を
介して前記遊技部へ打ち込むようにしたパチンコ遊技機
において、前記ファール球排出口より上方に位置する打
球通路の所定個所にファール球として打球通路を逆戻り
するパチンコ球が前記ファール球排出口に落下するまで
に次に発射されたパチンコ球との衝突を避けるため前記
逆戻りするパチンコ球を打球通路から逃すファール球逃
し口を設けた構成よりなる。
【0006】前記ファール球逃し口は、打球発射位置か
ら1分間に100発のパチンコ球が自動的に発射される
状態において、打球通路内を飛翔力を失い逆戻りするフ
ァール球としてのパチンコ球が次に発射されたパチンコ
球と衝突せずに先にファール球排出口へ落下するときの
その飛翔上限位置であって、外レール側に設けられる。
これにより、前記飛翔上限位置より上方に到達して逆戻
りするファール球としてのパチンコ球は総てファール球
逃し口から逃られることとなり、次に発射されるパチン
コ球との衝突が回避され、常に支障なく連続した打球動
作が行なえる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るパチンコ遊技
機の実施の形態を図面と共に説明する。図1はパチンコ
遊技機の正面図である。図中、1はパチンコ機の機枠、
2は該機枠1の前面に開閉自在に装着される額縁状の前
面枠であり、その開口の一側にガラス扉枠3及び前面板
4が開閉自在に装着される。5は前面枠2の裏面に配設
されかつ前面上部を前記ガラス扉枠3で覆われると共に
前面下部を前記前面板4で覆われる遊技盤である。該遊
技盤5の前面に遊技部5aを囲うようにガイドレール6
が敷設される。該ガイドレール6で囲まれる遊技部5a
には多数の障害釘7や複数の通常入賞口8a,始動入賞
口8b,該始動入賞口8bにパチンコ球が入賞すること
により記号,図柄等が変動する可変表示装置9及び該可
変表示装置9の記号,図柄等が所定の記号(例えば
「7,7,7」)に揃ったとき開閉扉10aを開いて一
度に大量の入賞球を発生させる大入賞装置10等周知の
盤面部品が配設されている。また、前記前面板4の前面
に打球供給皿11が装着され、前記機枠1の前面下部に
は打球供給皿11から溢れたパチンコ球を貯留する余剰
球受皿12が装着されている。13は操作ハンドルであ
る。
【0008】前記ガイドレール6は、小径の内レール6
aと大径の外レール6bとを渦巻状に配設してなり、図
1に示すようにその一側で内レール6aと外レール6b
との間に前記遊技部5aに通ずる打球通路14が形成さ
れている。該打球通路14を形成する内レール6aの内
側上端には遊技部5aに打ち込まれたパチンコ球が打球
通路14へ戻るのを阻止するため弾性体からなる舌片1
5が取り付けられている。該舌片15は先端が打球通路
14側へ傾き、打球通路14から遊技部5aへ飛翔する
パチンコ球は通過し得るが、逆方向へのパチンコ球は阻
止される。また、該舌片15と対向する反対位置で外レ
ール6bと内レール6aとの接続部にパチンコ球を緩衝
させるための当ゴム16が取り付けられている。
【0009】前記打球通路14の下部であって外レール
6bの下端に図2に示すように打球通路14内を逆戻り
するファール球としてのパチンコ球を落下して排出させ
るファール球排出口17が設けられ、該ファール球排出
口17を離して発射レール18が敷設される。19は該
発射レール18基端の打球発射位置20にその先端が臨
む打球槌であり、前記操作ハンドル13を回動させるこ
とにより往復回動し、打球発射位置にあるパチンコ球を
弾発的に発射させるようにしている。
【0010】21は外レール6bの下方に配置される樋
部材であり、上面が開放した受樋22が前記余剰球受皿
12と連通している。そして、その上面に前記ファール
球排出口17が臨み、該ファール球排出口17に落下し
たパチンコ球を受け入れ余剰球受皿12に導くようにし
ている。前記前面板4の裏面には図2に示すように打球
供給皿11に貯留されたパチンコ球を打球槌19と連動
させて打球発射位置20へ1個ずつ供給するための打球
供給装置23が装着され、その供給口24が前記打球発
射位置20に対向配置される。
【0011】しかして、前記ファール球排出口17より
上方に位置する打球通路14の所定個所、すなわち外レ
ール6b側であって前記打球発射位置20から発射され
るもファール球として打球通路14を逆戻りするパチン
コ球が前記ファール球排出口17に落下するまでに次に
発射されたパチンコ球と衝突するのを避けるべく前記逆
戻りするパチンコ球を打球通路14から逃がすためのフ
ァール球逃し口25が設けられる。
【0012】更に詳しくは、前記ファール球逃し口25
は、打球発射位置20からパチンコ球が自動的に連続し
て発射できる状態において、打球通路14内を飛翔力を
失い自重で逆戻りするファール球としてのパチンコ球が
次に発射されたパチンコ球と衝突せずに先にファーム球
排出口17へ落下するときのその飛翔上限位置に設けら
れる。
【0013】26は打球通路14を構成する外レール6
bの外側に沿って遊技盤5の前面に装着される略三角形
状をなす合成樹脂製のレール飾りであり、図3に示すよ
うに飾板26aの周囲に後方へ突出する側壁26bが設
けられ、一側の側壁26bを前記外レール6bの外側面
に沿うように弧状面26cに形成している。また、レー
ル飾り26の下縁には前記前面板4の裏面に突出しかつ
景品球を打球供給皿11に導く案内樋27が嵌入する凹
欠部28が設けられている。26eは遊技盤4への取付
用ボスである。そして、図4に示されるようにレール飾
り26の裏面に他側の側壁26bと中間壁26bとによ
りパチンコ球が流下し得る球誘導路29が設けられる。
【0014】前記球誘導路29の上下端面は開口し、上
端開口29aが前記ファーム球逃し口25に合致し、下
端開口29bは前記凹欠部28に臨むようになってい
る。また、該下端開口29bは凹欠部28に案内樋27
が嵌入したとき、該案内樋27の上面に開設れる通孔3
0と連通される。そこで、ファール球逃し口25すなわ
ち上端開口29a内に落下したパチンコ球は球誘導路2
9に導かれ前記案内樋27を介して打球供給皿11内に
貯留されることとなる。
【0015】また、前記ファール球逃し口25の位置す
なわち外レール6bの上端には内レール6aの上端と同
様に弾性体からなる舌片31が取着される。これにより
打球通路14内を逆戻りするファール球としてのパチン
コ球を確実にファール球逃し口25へ導くことができ
る。
【0016】本発明に係るパチンコ遊技機は上記構成よ
りなり、次に図5に基づき作用を説明する。まず、常態
では遊技者が操作ハンドル13を回動することにより打
球供給装置23から打球発射位置20へ1個ずつパチン
コ球Bが供給され、適度な弾発力により打球通路14を
介して遊技盤5前面の遊技部5aに打ち込まれる。そし
て、弾発力が非常に弱く例えば打球通路14内のファー
ル球逃し口25より下方までしか飛翔せず、その途中で
ファール球として逆戻りするパチンコ球B1が生じた場
合、該パチンコ球B1は次に発射されたパチンコ球B2
が打球通路14内を飛翔する前にファール球排出口17
に到達して該ファール球排出口17へ落下することとな
り、これらパチンコ球B1,B2が衝突することはな
い。これら動作は従来と同じである。
【0017】そこで、弾発力が弱く、例えば遊技部5a
には打ち込まれずファール球逃し口25より上方の打球
通路14内で飛翔力が失われファール球として逆戻りす
るパチンコ球B3が生じた場合、該パチンコ球B3は舌
片31に誘導されファーム球逃し口25内に逃される。
よって、打球発射位置20から次のパチンコ球B4が発
射され打球通路14内を飛翔するも、該パチンコ球B4
は前記パチンコ球B3に衝突することなく正常に遊技部
5aに打ち込まれることとなる。前記ファール球逃し口
25に落下したパチンコ球B3は、球誘導路29を介し
て打球供給皿11に貯留される。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るパチンコ
遊技機は、外レールと内レールとで形成される打球通路
であってファール球排出口より上方に位置した所定個所
にファール球逃し口を設けたので、打球通路内を逆戻り
するファール球としてのパチンコ球はファール球逃し口
またはファール球排出口のいずれかに落下して排出され
ることとなるので、次のパチンコ球との衝突が避けら
れ、常に正常な打球発射動作が行なえ遊技者に不快感を
与えるといったことが無くなる。
【0019】また、パチンコ球同志が衝突しその弾みで
ガラス扉枠のガラス板が破損するといったことも無く、
しかも単位時間内の有効打球の数が減少して遊技時間を
長引かせ、それによって遊技場経営に不利をきたすこと
もなくなるといった効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパチンコ遊技機の正面図。
【図2】ガラス扉枠及び前面板を開放した状態のパチン
コ遊技機の斜視図。
【図3】レール飾りの斜視図。
【図4】要部の平面断面図。
【図5】作用を示す遊技盤の正面図。
【符号の説明】
5 遊技盤 5a 遊技部 6 ガイドレール 6a 内レール 6b 外レール 14 打球通路 17 ファール球排出口 18 発射レール 20 打球発射位置 25 ファール球逃し口 B,B1,B2,B3,B4 パチンコ球

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の前面に遊技部を囲うようにガイ
    ドレールを敷設し、該ガイドレールは内レールと外レー
    ルとを渦巻状に配設し、該外レールにはファール球排出
    口を離して発射レールを連設し、該発射レールの打球発
    射位置から発射されたパチンコ球を前記内レールと外レ
    ールとの間に形成される打球通路を介して前記遊技部へ
    打ち込むようにしたパチンコ遊技機において、 前記ファール球排出口より上方に位置する打球通路の所
    定個所にファール球として打球通路を逆戻りするパチン
    コ球が前記ファール球排出口に落下するまでに次に発射
    されたパチンコ球との衝突を避けるため前記逆戻りする
    パチンコ球を打球通路から逃すファール球逃し口を設け
    たことを特徴とするパチンコ遊技機。
JP29170997A 1997-10-07 1997-10-07 パチンコ遊技機 Pending JPH11114160A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29170997A JPH11114160A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 パチンコ遊技機

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JP29170997A JPH11114160A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 パチンコ遊技機

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JPH11114160A true JPH11114160A (ja) 1999-04-27

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ID=17772392

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JP29170997A Pending JPH11114160A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 パチンコ遊技機

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008104655A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Aruze Corp 弾球遊技機
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JP2015110183A (ja) * 2015-03-26 2015-06-18 株式会社ソフイア 遊技機

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