JP3954706B2 - 遊技球発射装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾球遊技機の技術分野に属し、詳しくは遊技球発射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機やアレンジボール式パチンコ機などの弾球遊技機においては、遊技球供給皿(上受皿)から発射レール上に遊技球を供給し、これを遊技球発射装置によって打撃して遊技盤上に形成される遊技領域に撃ち込み、その遊技領域における遊技球の挙動により入賞等が成立すると(例えばパチンコ機における入賞やアレンジボール式パチンコ機における得点の成立があると)賞球としての遊技球の払出等、遊技者側に遊技上の価値を与えていた。
【0003】
従来、発射レール上に遊技球を供給するための供給機構として、例えば電磁石やソレノイドによって往復駆動される通断部材にて、遊技球を1球ずつ上受皿から導入して発射レール上に供給する供給機構(例えば特開平6ー312045号公報)が使用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、遊技球発射装置においては、打球部材の動きに対応して遊技球を1球ずつ正確に発射レール上に供給されないと正常な発射が実現できないので、このような供給機構を用いるに当たっては、例えば打球部材の前後進に応じて電磁石やソレノイドを励磁、消磁し、それによって通断部材を打球部材の動きに応じて往復させて、遊技球を1球ずつ正確に発射レール上に供給していた。
【0005】
したがって、打球部材の動き(例えばこれを駆動するプランジャ式ソレノイドの動作)にシンクロさせて電磁石等を励磁するための回路構成が必要であった。すなわち、供給機構の動力源としての電磁石やソレノイド、それを適切なタイミングで励磁、消磁するための回路が必要であり、部品点数が多かった。またこれらは電気的な部品であるためにそのコストも安くはなく、供給機構のひいては遊技球発射装置のコスト低減の障害となっていた。
【0006】
本発明は、プランジャを直線に沿って往復駆動し該プランジャの前端部に取付けられた打球部材にて発射レール上の遊技球を打撃するソレノイド機構(プランジャ式ソレノイド)を備える遊技球発射装置において、発射レール上に遊技球を1球ずつ供給する供給機構の構造の簡素化とコストの低減とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記課題を解決するための請求項1記載の遊技球発射装置は、弾球遊技機に装着されて遊技球を発射する遊技球発射装置であって、表側に遊技球供給皿を保持する皿扉の内面側に配され前記遊技球供給皿から供給される遊技球を1球ずつ発射レール上に供給する供給機構と、前記皿扉の内面と対面する前記弾球遊技機の本体側に配されプランジャを直線に沿って往復駆動し該プランジャの前端部に取付けられた打球部材にて前記発射レール上の遊技球を打撃するソレノイド機構とを備える遊技球発射装置において、
ソレノイド機構が取り付けられている部材と同部材によって支持され、前記部材の表面に対して直角方向に延出された揺動部を備え、前記プランジャの前進時には、前記プランジャに取り付けられているフランジから及ぼされる前進力によって前記揺動部が弾性変形して押圧位置とされ、前記プランジャの後退時には前記前進力を解除されて前記揺動部が解除位置に弾性復帰するばね体を設け、
前記供給機構には、
前記遊技球供給皿側から流入する遊技球を受け入れる受入口と該受入口から受け入れた遊技球を前記発射レール側に排出する排出口とを有するケースと、
該ケース内で遮断位置と受入位置とに往復変位可能で、前記押圧位置とされる前記揺動部によって外力を及ぼされた際には前記遮断位置から前記受入位置に変位し該揺動部による外力を解除されると前記遮断位置に復帰し、前記遮断位置にあるときには前記受入口側から排出口側への遊技球の通過を許さず、前記遮断位置から前記受入位置に変位して再び遮断位置に戻る1往復変位の間に遊技球を1球だけ前記受入口側から前記排出口に導く通断部材とを備えている。
【0008】
この遊技球発射装置では、遊技球を打撃すべくソレノイド機構がプランジャを前進させると、ばね体の揺動部は、プランジャに取り付けられているフランジから及ぼされる前進力によって弾性変形して押圧位置とされる。すると、供給機構の通断部材が、揺動部によって外力を及ぼされて遮断位置から受入位置に変位する。また、ソレノイド機構がプランジャを後退させれば、揺動部は解除位置に弾性復帰し、通断部材は揺動部による外力を解除されて遮断位置に復帰する。すなわち、通断部材は、プランジャが前進したときに受入位置に変位しプランジャが後退したときに遮断位置に戻ることで往復変位し、遊技球を1球だけ発射レール上に供給する。なお、今回のプランジャの前進以前に発射レール上にあった遊技球は、今回のプランジャの前進によって打撃されて発射されているから、発射レール上に同時に複数の遊技球が存在することはない。
【0009】
このように、請求項1記載の遊技球発射装置では、供給機構の通断部材を駆動するための電磁石やソレノイド等を必要としないし、当然ながら電磁石等をプランジャの動きにシンクロさせて励磁するための回路構成も必要としないから、供給機構の構造の簡素化とコストの低減が可能になる。ひいては、遊技球発射装置全体の構造の簡素化とコストの低減が可能になる。
【0010】
なお、一往復で1球の遊技球を送出する部材は、例えば特開平6ー312045号公報に開示されるもの等、さまざまな形態のものが公知であり、本発明の通断部材もそれらと同様の構造を用いればよい。また、通断部材は、揺動部による外力を解除された際に例えば自重で遮断位置に復帰する構成とすれば構造の簡素化に一層有効である。ただし、若干複雑にはなるが、例えばばね等の反発力で通断部材を遮断位置に復帰させるような構造も採用できる。
【0011】
ばね体の揺動部は、プランジャの前進移動に呼応して通断部材を押すあるいは突くものであればどのような構成でもよい。
また、フランジから及ぼされる前進力は、直接与えられてもよいし間接的に与えられてもよい。例えば請求項2記載のように、前記プランジャの往復方向と平行に往復移動可能に前記ソレノイド機構が取り付けられている部材に取り付けられ、前記プランジャの前進時に該プランジャの後端部に取付けられた前記フランジによって前記前進力を及ぼされて前進移動して前記揺動部を前記押圧位置に弾性変形させ、前記プランジャの後退時には前記前進力を解除されて前記解除位置に弾性復帰する前記揺動部により後退させられるスライダを設けることができる。
この構成であると、プランジャの前進時には、スライダが前進移動し、スライダによって押圧されてばね体の揺動部が弾性変形して通断部材に外力を及ぼす。また、プランジャの後退時には、スライダに及ぼされていた前進力が解除されるので、ばね体の揺動部が、スライダを押し戻すようにして弾性復元し、それによってスライダが前進移動前の位置に復帰する。スライダとばね体だけ(2部品)で構成されるので、構造の簡素化を阻害せずコストを高めるおそれもない。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例を図面を参照して説明することにより、発明の実施の形態を具体的に説明する。
【0013】
【実施例】
図1に示すように、弾球遊技機としてのパチンコ機10の前面枠12にはプラスチック製の遊技盤保持枠14が取付けられ、この遊技盤保持枠14の内側に形成された窓16に遊技盤18がはめ込まれている。この遊技盤18には発射された遊技球を誘導し、また遊技盤18上に形成される遊技領域20の外周ともなる外レール22と内レール24が取付けられており、遊技領域20には周知の入賞装置や風車、障害釘等が設置されている(これらの図示は省略)。
【0014】
遊技盤保持枠14には、外レール22の延長線に沿って発射レール26が取付けられ、発射レール26の下端側には遊技球発射装置30を構成するソレノイド機構としての発射ソレノイド32やスライダ34等が配されている。また、遊技盤保持枠14には、遊技盤18の左下に上皿通路28が開口している。
【0015】
遊技盤保持枠14および遊技盤18の前面側は、前面枠12に対して開閉可能なガラス枠36に保持されるガラス板38と、同じく前面枠12に対して開閉可能な皿扉40によって覆われる構成である。皿扉40の表側には遊技球供給皿としての上受皿42が取付けられ、裏面側には上受皿42に連通する上皿放出路44が開口している。この上皿放出路44は、皿扉40を閉じた際には上皿通路28に接続され、図示しない払出装置から賞球として払出され上皿通路28から流出する遊技球を上受皿42に導いて放出する。この上受皿42の球流出路46は、皿扉40の裏面側に配された供給機構48の受入口49(図2〜図4参照)に通じている。供給機構48は、皿扉40を閉じた際には発射レール26の斜め上方に一点鎖線で示す位置(ただし、発射レール26の直上には進入していない)になる。
【0016】
前面枠12の下部には、上受皿42が満杯になった際に賞球が放出される下受皿50や遊技球発射装置30を操作するための発射ハンドル52が取付けられている。
図2に示すように、発射ソレノイド32およびスライダ34は、発射ベース54によって支持されており、この発射ベース54が遊技盤保持枠14に固定されている。
【0017】
発射ソレノイド32は、鉄心やコイル等から構成される駆動部56、駆動部56を貫通し駆動部56に通電すると前進駆動されるプランジャ58、プランジャ58の先端に取付けられたコイルばねの打球部材60、プランジャ58の後端に取付けられたフランジ62、駆動部56とフランジ62との間に介装されたリターンスプリング64等から構成されている。なお、この発射ソレノイド32自体は、公知のものと変わるところはない。
【0018】
スライダ34は、本体部66と腕部68とからなる略L字状の部材で、腕部68は、本体部66に対してほぼ直角に突き出ていて、プランジャ58と共に前進駆動されたフランジ62が衝突する位置まで延出されている。
スライダ34の本体部66には2箇所の長穴70、72が設けられ、それぞれ発射ベース54に立設されたピン74、76が挿通されている。このため、スライダ34は、ピン74、76が長穴70、72に収まる範囲で、長穴70、72の長径方向に沿って往復移動できる。なお、ピン74、76の頭部は長穴70、72の短径よりも大きく、スライダ34がピン74、76から外れるおそれはない。
【0019】
本体部66の先端部にはU溝78が設けられており、U溝78には、スライダ34と共同して伝達機構を構成するばね体に該当する、捻れコイルばね80の腕である揺動腕82が挿通されている。捻れコイルばね80の他方の腕は固定腕84とされて発射ベース54に固定されているので、この捻れコイルばね80は、おおむねコイル部分を中心にして揺動腕82を揺動させる方向に弾性変形することになる。
【0020】
揺動腕82の先端部83はL字状に曲げられている。この先端部83は、皿扉40が閉じられて発射レール26の斜め上方に位置した供給機構48の切欠86に対応していて、皿扉40が閉じられた際には切欠86を通って供給機構48内に入り込み、揺動腕82の揺動に伴って供給機構48内で進退往復する。
【0021】
図3に示すように供給機構48の受入口49は皿扉40(図1参照)側になる背板88に開口されている。また、図4に示すように、背板88と対面する側の表板90には排出口92が開口している。
図3および図4に示すように、背板88には2箇所のボルト穴89が開けられており、供給機構48は、これらボルト穴89を貫通するボルト(図示略)により、皿扉40に取付けられている。また、背板88と表板90との間には上側壁部材94および下側壁部材96が配されており、背板88、表板90、上側壁部材94および下側壁部材96にて、本発明のケースに該当する箱状体97を形成している。なお、背板88と表板90との間隔は遊技球の直径を上回り(本実施例では遊技球の直径の約1.2倍)、遊技球を通過させることができる。そして、前述の切欠86は上側壁部材94と下側壁部材96の間に形成されている。
【0022】
上側壁部材94には、受入口49の内側に突出する2本の誘導リブ98、99が立設されており、これら誘導リブ98、99は受入口49に流入した遊技球を図3における右下方向に案内する役割を持っている。また、受入口49の下辺側では、上側壁部材94は一旦受入口49の下辺に沿って屈曲して受入口49の底に相当する底部100を形成し、さらに下辺の中央付近でほぼ鉛直方向に屈曲して延伸されている。
【0023】
背板88、表板90、上側壁部材94および下側壁部材96に囲まれる箱状体97には、通断部材102が内蔵されている。
通断部材102は、揺動軸穴104付近から横方向に延出された腕部106、腕部106と直交する方向に沿って延出され下端側で円弧状に屈曲されている外縁部108、外縁部108から突出する駆動突起110、腕部106と外縁部108の間に配された平板部112、平板部112に連接して設けられ内側から排出口92側に傾斜する傾斜部116からなっている。なお、平板部112のほぼ中央には長円形の規制穴114が設けられている。
【0024】
通断部材102は、背板88に立設された揺動軸118を揺動軸穴104に貫通させることで背板88に取付けられており、揺動軸118を中心にして揺動自在である。ただし、背板88に立設された規制軸120が規制穴114を貫通しているので、通断部材102の揺動範囲は、規制軸120が規制穴114内に納まる範囲に規制されている。
【0025】
こうした構成から、駆動突起110を押圧し、その押圧を解除することにより通断部材102を往復揺動させることが可能である。そして、規制軸120が規制穴114の上側の端部に当たり腕部106がほぼ水平となる遮断位置(図3(a)および図4(a)参照)では、腕部106の先端107と上側壁部材94の底部100との共同によって、受入口49から流入した遊技球が底部100から落下するのを阻止する。一方、通断部材102を上向きに揺動変位させて受入位置(図3(b)および図4(b)参照)にした際には、腕部106の上昇により先端107と底部100との間隔が開くので、受入口49から流入した遊技球が底部100から傾斜部116上に落下することができる。
【0026】
以上説明した構造であるので、この遊技球発射装置30では、発射ハンドル52が操作されると発射ソレノイド32が励磁、消磁を繰り返すので、プランジャ58は駆動部56により前進駆動され、リターンスプリング64により後退させられて、往復する。
【0027】
このプランジャ58の前進時には、フランジ62がスライダ34に衝突し、これを前進駆動するので、揺動腕82が前進揺動させられる。前進揺動させられた揺動腕82の先端部83が、供給機構48内で前進して駆動突起110を押圧すると、通断部材102が上向きに揺動変位させられ腕部106の上昇により先端107と底部100との間隔が開く。このときに、受入口49から流入した遊技球Aが底部100上にあれば、その遊技球Aは底部100から傾斜部116上に落下する(図3(b)および図4(b)参照)。
【0028】
ただし、遊技球Aは、傾斜部116と表板90の排出口92の上辺部分とによって排出口92側への落下を阻止されている。また、遊技球Aに続く遊技球Bがあれば、遊技球Bは先行する遊技球Aによって底部100からの落下を阻まれて底部100上に留め置かれる。
【0029】
そして、発射ソレノイド32が消磁され、プランジャ58がリターンスプリング64により後退させられると、スライダ34が揺動腕82に及ぼしていた押圧力が解除されるので、揺動腕82がスライダ34を後退させながら弾性復帰する。これに伴い、揺動腕82の先端部83が通断部材102に及ぼしていた押圧力も解除されるので、通断部材102は、自重と遊技球Aの荷重とによって遮断位置に復帰する。その際には傾斜部116と排出口92の上辺部分との間隔が開くので、遊技球Aは傾斜部116上を転動して落下し排出口92から排出され、発射レール26上に落下する。この遊技球は、次にプランジャ58が前進駆動されたときに、その先端の打球部材60によって打撃され、遊技領域20に向けて発射される。
【0030】
一方、後続の遊技球Bは、通断部材102の遮断位置への復帰によって腕部106の先端107と底部100との間隔が狭くなるので、底部100に留められる。そして、次にプランジャ58が一往復駆動されると、上述と同様に、通断部材102が遮断位置〜受入位置〜遮断位置と一往復し、遊技球Bが排出口92から発射レール26上に排出される。以下、次々と受入口49に流入する遊技球に対して同様の動作を繰り返すことによって、遊技球を1球ずつ発射レール26上に排出、供給することができる。
【0031】
このように、本実施例の遊技球発射装置30では、供給機構48の通断部材102を駆動するための電磁石やソレノイド等を必要としないし、当然ながら電磁石等をプランジャ58の動きにシンクロさせて励磁するための回路構成も必要としないから、供給機構48の構造の簡素化とコストの低減が可能になる。ひいては、遊技球発射装置30全体の構造の簡素化とコストの低減が可能になる。
【0032】
また、プランジャ58の前進力を供給機構48に伝達する伝達機構が、スライダ34と捻れコイルばね80との2部品で構成されるので、構造の簡素化を阻害せずコストを高めるおそれもない。
(変形例)
実施例は、プランジャの後端に備えたフランジを介してスライダを駆動する例であるが、プランジャの先端側にフランジを取付けて、それによって伝達機構のばね体を駆動する構成も可能である。図5に示すのはその一例であり、図示しないソレノイドによって前後進駆動されるプランジャ190にはフランジ192が外嵌されている。このフランジ192は、一端をベース板194に固定された板ばね196に接しており、プランジャ190の先端部は板ばね196の貫通窓198を貫通して突出している。また、板ばね196の自由端側には先端揺動部200が形成されており、この先端揺動部200が実施例の揺動腕82の先端部83と同様に通断部材102の駆動突起110に当接される。このように構成しても、プランジャ190の前後進に伴って供給機構48の通断部材102を往復させて、実施例と同様に遊技球を発射レール26上に1球ずつ供給することができる。そして、実施例と同様の効果を発揮できる。
【0033】
以上、実施例および変形例に従って、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の遊技球発射装置を備える弾球遊技機のガラス枠および皿扉を開いた状態の正面図である。
【図2】 実施例の遊技球発射装置の斜視図である。
【図3】 実施例の遊技球発射装置の供給機構の受入口側の一部破断図である。
【図4】 実施例の遊技球発射装置の供給機構の排出口側の一部破断図である。
【図5】 変形例の遊技球発射装置の一部斜視図である。
【符号の説明】
10…パチンコ機(弾球遊技機)、12…前面枠、14…遊技盤保持枠、18…遊技盤、20…遊技領域、26…発射レール、30…遊技球発射装置、32…発射ソレノイド(ソレノイド機構)、34…スライダ(伝達機構)、42…上受皿(遊技球供給皿)、46…球流出路、48…供給機構、49…受入口、56…駆動部、58…プランジャ、60…打球部材、62…フランジ、64…リターンスプリング、66…本体部、68…腕部、70…長穴、74…ピン、78…U溝、80…捻れコイルばね(伝達機構、ばね体)、82…揺動腕(伝達機構、ばね体)、83…先端部(伝達機構、ばね体)、84…固定腕、86…切欠、88…背板、90…表板、92…排出口、97…箱状体(ケース)、102…通断部材、104…揺動軸穴、106…腕部、107…先端、108…外縁部、110…駆動突起、112…平板部、114…規制穴、116…傾斜部、118…揺動軸、120…規制軸、A…先行の遊技球、B…後続の遊技球。

Claims (2)

  1. 弾球遊技機に装着されて遊技球を発射する遊技球発射装置であって、
    表側に遊技球供給皿を保持する皿扉の内面側に配され前記遊技球供給皿から供給される遊技球を1球ずつ発射レール上に供給する供給機構と、前記皿扉の内面と対面する前記弾球遊技機の本体側に配されプランジャを直線に沿って往復駆動し該プランジャの前端部に取付けられた打球部材にて前記発射レール上の遊技球を打撃するソレノイド機構とを備える遊技球発射装置において、
    ソレノイド機構が取り付けられている部材と同部材によって支持され、前記部材の表面に対して直角方向に延出された揺動部を備え、前記プランジャの前進時には、前記プランジャに取り付けられているフランジから及ぼされる前進力によって前記揺動部が弾性変形して押圧位置とされ、前記プランジャの後退時には前記前進力を解除されて前記揺動部が解除位置に弾性復帰するばね体を設け、
    前記供給機構には、
    前記遊技球供給皿側から流入する遊技球を受け入れる受入口と該受入口から受け入れた遊技球を前記発射レール側に排出する排出口とを有するケースと、
    該ケース内で遮断位置と受入位置とに往復変位可能で、前記押圧位置とされる前記揺動部によって外力を及ぼされた際には前記遮断位置から前記受入位置に変位し該揺動部による外力を解除されると前記遮断位置に復帰し、前記遮断位置にあるときには前記受入口側から排出口側への遊技球の通過を許さず、前記遮断位置から前記受入位置に変位して再び遮断位置に戻る1往復変位の間に遊技球を1球だけ前記受入口側から前記排出口に導く通断部材とを備えた
    ことを特徴とする遊技球発射装置。
  2. 請求項1記載の遊技球発射装置において、
    前記プランジャの往復方向と平行に往復移動可能に前記ソレノイド機構が取り付けられている部材に取り付けられ、前記プランジャの前進時に該プランジャの後端部に取付けられた前記フランジによって前記前進力を及ぼされて前進移動して前記揺動部を前記押圧位置に弾性変形させ、前記プランジャの後退時には前記前進力を解除されて前記解除位置に弾性復帰する前記揺動部により後退させられるスライダ
    を設けたことを特徴とする遊技球発射装置。
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