JPH11137780A - 遊技球発射装置 - Google Patents

遊技球発射装置

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JPH11137780A
JPH11137780A JP30716797A JP30716797A JPH11137780A JP H11137780 A JPH11137780 A JP H11137780A JP 30716797 A JP30716797 A JP 30716797A JP 30716797 A JP30716797 A JP 30716797A JP H11137780 A JPH11137780 A JP H11137780A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プランジャ式ソレノイドを備える遊技球発射
装置において、供給機構の構造の簡素化とコストの低減
を図る。 【解決手段】 発射ソレノイド32の励磁、消磁により
プランジャ58が往復駆動され、それに伴ってスライダ
34が往復し、揺動腕82も往復揺動する。その揺動腕
82の先端部83は供給機構48内で往復して供給機構
48の駆動源となるので、プランジャ58が一往復駆動
される毎に、遊技球を1球ずつ発射レール26上に排
出、供給することができる。供給機構48を駆動するた
めの電磁石やソレノイド等を必要としないし、当然なが
ら電磁石等をプランジャの動きにシンクロさせて励磁す
るための回路構成も必要としないから、供給機構48の
構造の簡素化とコストの低減が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機の技術
分野に属し、詳しくは遊技球発射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機やアレンジボール式パチンコ
機などの弾球遊技機においては、遊技球供給皿(上受
皿)から発射レール上に遊技球を供給し、これを遊技球
発射装置によって打撃して遊技盤上に形成される遊技領
域に撃ち込み、その遊技領域における遊技球の挙動によ
り入賞等が成立すると(例えばパチンコ機における入賞
やアレンジボール式パチンコ機における得点の成立があ
ると)賞球としての遊技球の払出等、遊技者側に遊技上
の価値を与えていた。
【0003】従来、発射レール上に遊技球を供給するた
めの供給機構として、例えば電磁石やソレノイドによっ
て往復駆動される通断部材にて、遊技球を1球ずつ上受
皿から導入して発射レール上に供給する供給機構(例え
ば特開平6ー312045号公報)が使用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技球
発射装置においては、打球部材の動きに対応して遊技球
を1球ずつ正確に発射レール上に供給されないと正常な
発射が実現できないので、このような供給機構を用いる
に当たっては、例えば打球部材の前後進に応じて電磁石
やソレノイドを励磁、消磁し、それによって通断部材を
打球部材の動きに応じて往復させて、遊技球を1球ずつ
正確に発射レール上に供給していた。
【0005】したがって、打球部材の動き(例えばこれ
を駆動するプランジャ式ソレノイドの動作)にシンクロ
させて電磁石等を励磁するための回路構成が必要であっ
た。すなわち、供給機構の動力源としての電磁石やソレ
ノイド、それを適切なタイミングで励磁、消磁するため
の回路が必要であり、部品点数が多かった。またこれら
は電気的な部品であるためにそのコストも安くはなく、
供給機構のひいては遊技球発射装置のコスト低減の障害
となっていた。
【0006】本発明は、プランジャを直線に沿って往復
駆動し該プランジャの前端部に取付けられた打球部材に
て発射レール上の遊技球を打撃するソレノイド機構(プ
ランジャ式ソレノイド)を備える遊技球発射装置におい
て、発射レール上に遊技球を1球ずつ供給する供給機構
の構造の簡素化とコストの低減とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記課
題を解決するための請求項1記載の遊技球発射装置は、
弾球遊技機に装着されて遊技球を発射する遊技球発射装
置であって、表側に遊技球供給皿を保持する皿扉の内面
側に配され前記遊技球供給皿から供給される遊技球を1
球ずつ発射レール上に供給する供給機構と、前記皿扉の
内面と対面する前記弾球遊技機の本体側に配されプラン
ジャを直線に沿って往復駆動し該プランジャの前端部に
取付けられた打球部材にて前記発射レール上の遊技球を
打撃するソレノイド機構とを備える遊技球発射装置にお
いて、前記プランジャの前進時に前記ソレノイド機構か
ら及ぼされる前進力によって押圧位置とされ、前記プラ
ンジャの後退時には前記前進力を解除されて解除位置に
復帰する伝達機構を設け、前記供給機構には、前記遊技
球供給皿側から流入する遊技球を受け入れる受入口と該
受入口から受け入れた遊技球を前記発射レール側に排出
する排出口とを有するケースと、該ケース内で遮断位置
と受入位置とに往復変位可能で、前記押圧位置とされる
前記伝達機構によって外力を及ぼされた際には前記遮断
位置から前記受入位置に変位し該伝達機構による外力を
解除されると前記遮断位置に復帰し、前記遮断位置にあ
るときには前記受入口側から排出口側への遊技球の通過
を許さず、前記遮断位置から前記受入位置に変位して再
び遮断位置に戻る1往復変位の間に遊技球を1球だけ前
記受入口側から前記排出口に導く通断部材とを備えてい
る。
【0008】この遊技球発射装置では、遊技球を打撃す
べくソレノイド機構がプランジャを前進させると、伝達
機構は、ソレノイド機構から及ぼされる前進力によって
押圧位置とされる。すると、供給機構の通断部材が、伝
達機構によって外力を及ぼされて遮断位置から受入位置
に変位する。また、ソレノイド機構がプランジャを後退
させれば、伝達機構は解除位置に復帰し、通断部材は伝
達機構による外力を解除されて遮断位置に復帰する。す
なわち、通断部材は、プランジャが前進したときに受入
位置に変位しプランジャが後退したときに遮断位置に戻
ることで往復変位し、遊技球を1球だけ発射レール上に
供給する。なお、今回のプランジャの前進以前に発射レ
ール上にあった遊技球は、今回のプランジャの前進によ
って打撃されて発射されているから、発射レール上に同
時に複数の遊技球が存在することはない。
【0009】このように、請求項1記載の遊技球発射装
置では、供給機構の通断部材を駆動するための電磁石や
ソレノイド等を必要としないし、当然ながら電磁石等を
プランジャの動きにシンクロさせて励磁するための回路
構成も必要としないから、供給機構の構造の簡素化とコ
ストの低減が可能になる。ひいては、遊技球発射装置全
体の構造の簡素化とコストの低減が可能になる。
【0010】なお、一往復で1球の遊技球を送出する部
材は、例えば特開平6ー312045号公報に開示され
るもの等、さまざまな形態のものが公知であり、本発明
の通断部材もそれらと同様の構造を用いればよい。ま
た、通断部材は、伝達機構による外力を解除された際に
例えば自重で遮断位置に復帰する構成とすれば構造の簡
素化に一層有効である。ただし、若干複雑にはなるが、
例えばばね等の反発力で通断部材を遮断位置に復帰させ
るような構造も採用できる。
【0011】伝達機構は、プランジャの前進移動に呼応
して通断部材を押すあるいは突くものであればどのよう
な構成でもよいが、例えば請求項2記載の構成を採用で
きる。この請求項2に記載される伝達機構は、前記プラ
ンジャの前進時に該プランジャの後端部に取付けられた
フランジによって前記前進力を及ぼされて前進移動する
スライダと、該スライダによって押圧されると前進方向
に弾性変形して前記通断部材に外力を及ぼすばね体とに
より構成されているので、プランジャの前進時には、ス
ライダが前進移動し、スライダによって押圧されるてば
ね体が弾性変形して通断部材に外力を及ぼす。また、プ
ランジャの後退時には、スライダに及ぼされていた前進
力が解除されるので、ばね体が、スライダを押し戻すよ
うにして弾性復元し、それによってスライダが前進移動
前の位置に復帰する。スライダとばね体だけ(2部品)
で構成されるので、構造の簡素化を阻害せずコストを高
めるおそれもない。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面を参
照して説明することにより、発明の実施の形態を具体的
に説明する。
【0013】
【実施例】図1に示すように、弾球遊技機としてのパチ
ンコ機10の前面枠12にはプラスチック製の遊技盤保
持枠14が取付けられ、この遊技盤保持枠14の内側に
形成された窓16に遊技盤18がはめ込まれている。こ
の遊技盤18には発射された遊技球を誘導し、また遊技
盤18上に形成される遊技領域20の外周ともなる外レ
ール22と内レール24が取付けられており、遊技領域
20には周知の入賞装置や風車、障害釘等が設置されて
いる(これらの図示は省略)。
【0014】遊技盤保持枠14には、外レール22の延
長線に沿って発射レール26が取付けられ、発射レール
26の下端側には遊技球発射装置30を構成するソレノ
イド機構としての発射ソレノイド32やスライダ34等
が配されている。また、遊技盤保持枠14には、遊技盤
18の左下に上皿通路28が開口している。
【0015】遊技盤保持枠14および遊技盤18の前面
側は、前面枠12に対して開閉可能なガラス枠36に保
持されるガラス板38と、同じく前面枠12に対して開
閉可能な皿扉40によって覆われる構成である。皿扉4
0の表側には遊技球供給皿としての上受皿42が取付け
られ、裏面側には上受皿42に連通する上皿放出路44
が開口している。この上皿放出路44は、皿扉40を閉
じた際には上皿通路28に接続され、図示しない払出装
置から賞球として払出され上皿通路28から流出する遊
技球を上受皿42に導いて放出する。この上受皿42の
球流出路46は、皿扉40の裏面側に配された供給機構
48の受入口49(図2〜図4参照)に通じている。供
給機構48は、皿扉40を閉じた際には発射レール26
の斜め上方に一点鎖線で示す位置(ただし、発射レール
26の直上には進入していない)になる。
【0016】前面枠12の下部には、上受皿42が満杯
になった際に賞球が放出される下受皿50や遊技球発射
装置30を操作するための発射ハンドル52が取付けら
れている。図2に示すように、発射ソレノイド32およ
びスライダ34は、発射ベース54によって支持されて
おり、この発射ベース54が遊技盤保持枠14に固定さ
れている。
【0017】発射ソレノイド32は、鉄心やコイル等か
ら構成される駆動部56、駆動部56を貫通し駆動部5
6に通電すると前進駆動されるプランジャ58、プラン
ジャ58の先端に取付けられたコイルばねの打球部材6
0、プランジャ58の後端に取付けられたフランジ6
2、駆動部56とフランジ62との間に介装されたリタ
ーンスプリング64等から構成されている。なお、この
発射ソレノイド32自体は、公知のものと変わるところ
はない。
【0018】スライダ34は、本体部66と腕部68と
からなる略L字状の部材で、腕部68は、本体部66に
対してほぼ直角に突き出ていて、プランジャ58と共に
前進駆動されたフランジ62が衝突する位置まで延出さ
れている。スライダ34の本体部66には2箇所の長穴
70、72が設けられ、それぞれ発射ベース54に立設
されたピン74、76が挿通されている。このため、ス
ライダ34は、ピン74、76が長穴70、72に収ま
る範囲で、長穴70、72の長径方向に沿って往復移動
できる。なお、ピン74、76の頭部は長穴70、72
の短径よりも大きく、スライダ34がピン74、76か
ら外れるおそれはない。
【0019】本体部66の先端部にはU溝78が設けら
れており、U溝78には、スライダ34と共同して伝達
機構を構成するばね体に該当する、捻れコイルばね80
の腕である揺動腕82が挿通されている。捻れコイルば
ね80の他方の腕は固定腕84とされて発射ベース54
に固定されているので、この捻れコイルばね80は、お
おむねコイル部分を中心にして揺動腕82を揺動させる
方向に弾性変形することになる。
【0020】揺動腕82の先端部83はL字状に曲げら
れている。この先端部83は、皿扉40が閉じられて発
射レール26の斜め上方に位置した供給機構48の切欠
86に対応していて、皿扉40が閉じられた際には切欠
86を通って供給機構48内に入り込み、揺動腕82の
揺動に伴って供給機構48内で進退往復する。
【0021】図3に示すように供給機構48の受入口4
9は皿扉40(図1参照)側になる背板88に開口され
ている。また、図4に示すように、背板88と対面する
側の表板90には排出口92が開口している。図3およ
び図4に示すように、背板88には2箇所のボルト穴8
9が開けられており、供給機構48は、これらボルト穴
89を貫通するボルト(図示略)により、皿扉40に取
付けられている。また、背板88と表板90との間には
上側壁部材94および下側壁部材96が配されており、
背板88、表板90、上側壁部材94および下側壁部材
96にて、本発明のケースに該当する箱状体97を形成
している。なお、背板88と表板90との間隔は遊技球
の直径を上回り(本実施例では遊技球の直径の約1.2
倍)、遊技球を通過させることができる。そして、前述
の切欠86は上側壁部材94と下側壁部材96の間に形
成されている。
【0022】上側壁部材94には、受入口49の内側に
突出する2本の誘導リブ98、99が立設されており、
これら誘導リブ98、99は受入口49に流入した遊技
球を図3における右下方向に案内する役割を持ってい
る。また、受入口49の下辺側では、上側壁部材94は
一旦受入口49の下辺に沿って屈曲して受入口49の底
に相当する底部100を形成し、さらに下辺の中央付近
でほぼ鉛直方向に屈曲して延伸されている。
【0023】背板88、表板90、上側壁部材94およ
び下側壁部材96に囲まれる箱状体97には、通断部材
102が内蔵されている。通断部材102は、揺動軸穴
104付近から横方向に延出された腕部106、腕部1
06と直交する方向に沿って延出され下端側で円弧状に
屈曲されている外縁部108、外縁部108から突出す
る駆動突起110、腕部106と外縁部108の間に配
された平板部112、平板部112に連接して設けられ
内側から排出口92側に傾斜する傾斜部116からなっ
ている。なお、平板部112のほぼ中央には長円形の規
制穴114が設けられている。
【0024】通断部材102は、背板88に立設された
揺動軸118を揺動軸穴104に貫通させることで背板
88に取付けられており、揺動軸118を中心にして揺
動自在である。ただし、背板88に立設された規制軸1
20が規制穴114を貫通しているので、通断部材10
2の揺動範囲は、規制軸120が規制穴114内に納ま
る範囲に規制されている。
【0025】こうした構成から、駆動突起110を押圧
し、その押圧を解除することにより通断部材102を往
復揺動させることが可能である。そして、規制軸120
が規制穴114の上側の端部に当たり腕部106がほぼ
水平となる遮断位置(図3(a)および図4(a)参
照)では、腕部106の先端107と上側壁部材94の
底部100との共同によって、受入口49から流入した
遊技球が底部100から落下するのを阻止する。一方、
通断部材102を上向きに揺動変位させて受入位置(図
3(b)および図4(b)参照)にした際には、腕部1
06の上昇により先端107と底部100との間隔が開
くので、受入口49から流入した遊技球が底部100か
ら傾斜部116上に落下することができる。
【0026】以上説明した構造であるので、この遊技球
発射装置30では、発射ハンドル52が操作されると発
射ソレノイド32が励磁、消磁を繰り返すので、プラン
ジャ58は駆動部56により前進駆動され、リターンス
プリング64により後退させられて、往復する。
【0027】このプランジャ58の前進時には、フラン
ジ62がスライダ34に衝突し、これを前進駆動するの
で、揺動腕82が前進揺動させられる。前進揺動させら
れた揺動腕82の先端部83が、供給機構48内で前進
して駆動突起110を押圧すると、通断部材102が上
向きに揺動変位させられ腕部106の上昇により先端1
07と底部100との間隔が開く。このときに、受入口
49から流入した遊技球Aが底部100上にあれば、そ
の遊技球Aは底部100から傾斜部116上に落下する
(図3(b)および図4(b)参照)。
【0028】ただし、遊技球Aは、傾斜部116と表板
90の排出口92の上辺部分とによって排出口92側へ
の落下を阻止されている。また、遊技球Aに続く遊技球
Bがあれば、遊技球Bは先行する遊技球Aによって底部
100からの落下を阻まれて底部100上に留め置かれ
る。
【0029】そして、発射ソレノイド32が消磁され、
プランジャ58がリターンスプリング64により後退さ
せられると、スライダ34が揺動腕82に及ぼしていた
押圧力が解除されるので、揺動腕82がスライダ34を
後退させながら弾性復帰する。これに伴い、揺動腕82
の先端部83が通断部材102に及ぼしていた押圧力も
解除されるので、通断部材102は、自重と遊技球Aの
荷重とによって遮断位置に復帰する。その際には傾斜部
116と排出口92の上辺部分との間隔が開くので、遊
技球Aは傾斜部116上を転動して落下し排出口92か
ら排出され、発射レール26上に落下する。この遊技球
は、次にプランジャ58が前進駆動されたときに、その
先端の打球部材60によって打撃され、遊技領域20に
向けて発射される。
【0030】一方、後続の遊技球Bは、通断部材102
の遮断位置への復帰によって腕部106の先端107と
底部100との間隔が狭くなるので、底部100に留め
られる。そして、次にプランジャ58が一往復駆動され
ると、上述と同様に、通断部材102が遮断位置〜受入
位置〜遮断位置と一往復し、遊技球Bが排出口92から
発射レール26上に排出される。以下、次々と受入口4
9に流入する遊技球に対して同様の動作を繰り返すこと
によって、遊技球を1球ずつ発射レール26上に排出、
供給することができる。
【0031】このように、本実施例の遊技球発射装置3
0では、供給機構48の通断部材102を駆動するため
の電磁石やソレノイド等を必要としないし、当然ながら
電磁石等をプランジャ58の動きにシンクロさせて励磁
するための回路構成も必要としないから、供給機構48
の構造の簡素化とコストの低減が可能になる。ひいて
は、遊技球発射装置30全体の構造の簡素化とコストの
低減が可能になる。
【0032】また、プランジャ58の前進力を供給機構
48に伝達する伝達機構が、スライダ34と捻れコイル
ばね80との2部品で構成されるので、構造の簡素化を
阻害せずコストを高めるおそれもない。 (変形例)実施例は、プランジャの後端に備えたフラン
ジを介してスライダを駆動する例であるが、プランジャ
の先端側にフランジを取付けて、それによって伝達機構
のばね体を駆動する構成も可能である。図5に示すのは
その一例であり、図示しないソレノイドによって前後進
駆動されるプランジャ190にはフランジ192が外嵌
されている。このフランジ192は、一端をベース板1
94に固定された板ばね196に接しており、プランジ
ャ190の先端部は板ばね196の貫通窓198を貫通
して突出している。また、板ばね196の自由端側には
先端揺動部200が形成されており、この先端揺動部2
00が実施例の揺動腕82の先端部83と同様に通断部
材102の駆動突起110に当接される。このように構
成しても、プランジャ190の前後進に伴って供給機構
48の通断部材102を往復させて、実施例と同様に遊
技球を発射レール26上に1球ずつ供給することができ
る。そして、実施例と同様の効果を発揮できる。
【0033】以上、実施例および変形例に従って、本発
明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらの
例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の遊技球発射装置を備える弾球遊技機
のガラス枠および皿扉を開いた状態の正面図である。
【図2】 実施例の遊技球発射装置の斜視図である。
【図3】 実施例の遊技球発射装置の供給機構の受入口
側の一部破断図である。
【図4】 実施例の遊技球発射装置の供給機構の排出口
側の一部破断図である。
【図5】 変形例の遊技球発射装置の一部斜視図であ
る。
【符号の説明】
10…パチンコ機(弾球遊技機)、12…前面枠、14
…遊技盤保持枠、18…遊技盤、20…遊技領域、26
…発射レール、30…遊技球発射装置、32…発射ソレ
ノイド(ソレノイド機構)、34…スライダ(伝達機
構)、42…上受皿(遊技球供給皿)、46…球流出
路、48…供給機構、49…受入口、56…駆動部、5
8…プランジャ、60…打球部材、62…フランジ、6
4…リターンスプリング、66…本体部、68…腕部、
70…長穴、74…ピン、78…U溝、80…捻れコイ
ルばね(伝達機構、ばね体)、82…揺動腕(伝達機
構、ばね体)、83…先端部(伝達機構、ばね体)、8
4…固定腕、86…切欠、88…背板、90…表板、9
2…排出口、97…箱状体(ケース)、102…通断部
材、104…揺動軸穴、106…腕部、107…先端、
108…外縁部、110…駆動突起、112…平板部、
114…規制穴、116…傾斜部、118…揺動軸、1
20…規制軸、A…先行の遊技球、B…後続の遊技球。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾球遊技機に装着されて遊技球を発射す
    る遊技球発射装置であって、 表側に遊技球供給皿を保持する皿扉の内面側に配され前
    記遊技球供給皿から供給される遊技球を1球ずつ発射レ
    ール上に供給する供給機構と、前記皿扉の内面と対面す
    る前記弾球遊技機の本体側に配されプランジャを直線に
    沿って往復駆動し該プランジャの前端部に取付けられた
    打球部材にて前記発射レール上の遊技球を打撃するソレ
    ノイド機構とを備える遊技球発射装置において、 前記プランジャの前進時に前記ソレノイド機構から及ぼ
    される前進力によって押圧位置とされ、前記プランジャ
    の後退時には前記前進力を解除されて解除位置に復帰す
    る伝達機構を設け、 前記供給機構には、 前記遊技球供給皿側から流入する遊技球を受け入れる受
    入口と該受入口から受け入れた遊技球を前記発射レール
    側に排出する排出口とを有するケースと、 該ケース内で遮断位置と受入位置とに往復変位可能で、
    前記押圧位置とされる前記伝達機構によって外力を及ぼ
    された際には前記遮断位置から前記受入位置に変位し該
    伝達機構による外力を解除されると前記遮断位置に復帰
    し、前記遮断位置にあるときには前記受入口側から排出
    口側への遊技球の通過を許さず、前記遮断位置から前記
    受入位置に変位して再び遮断位置に戻る1往復変位の間
    に遊技球を1球だけ前記受入口側から前記排出口に導く
    通断部材とを備えたことを特徴とする遊技球発射装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遊技球発射装置におい
    て、 前記伝達機構を、 前記プランジャの前進時に該プランジャの後端部に取付
    けられたフランジによって前記前進力を及ぼされて前進
    移動するスライダと、該スライダによって押圧されると
    前進方向に弾性変形して前記通断部材に外力を及ぼすば
    ね体とにより構成したことを特徴とする遊技球発射装
    置。
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