JPH06304301A - 遊技機の打球発射装置 - Google Patents

遊技機の打球発射装置

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JPH06304301A
JPH06304301A JP9404993A JP9404993A JPH06304301A JP H06304301 A JPH06304301 A JP H06304301A JP 9404993 A JP9404993 A JP 9404993A JP 9404993 A JP9404993 A JP 9404993A JP H06304301 A JPH06304301 A JP H06304301A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁式の打球発射装置において、停止位置で
機裏側に隠れる発射部材の杵先調整などを必要に応じて
容易に行えるようにする。 【構成】 遊技球を打ち出す弾発位置とその打ち出しへ
向けて待機する起動位置との間を反復動作の可能な発射
部材と、発射部材を電磁力で少なくとも弾発方向へ間欠
的に付勢する発射駆動手段と、発射部材に作用する電磁
力を調整する発射操作手段を備える遊技機の打球発射装
置において、発射部材の遊技球に対する打点などの調整
要求を人為的に発生する要求発生手段と、その調整要求
を受けて発射部材を弾発位置に所定時間だけ停止させる
調整状態への変換駆動手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパチンコなど遊技機の
打球発射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機では前面の供給皿から打球の
発射タイミングに合わせて発射レール上に1個ずつ供給
される遊技球を遊技盤のガイドレールへ向けて打ち出す
打球発射装置として最近、遊技球に対する弾発位置とそ
の打ち出しへ向けて待機する起動位置との間を反復動作
の可能な発射レバーと、発射操作に応じる電磁力で発射
レバーを少なくとも遊技球の弾発位置へ間欠的に付勢す
る駆動手段(例えば、ロータリーソレノイドなど)を備
えるものが知られている。なお、従来から発射レバーを
弾発位置に付勢するバネ部材と、バネ部材の付勢力に抗
して発射レバーをその解放位置へと移動させるカムと、
カムを一定方向へ連続的に駆動するモータなどを設け、
カムの回動に伴ってバネ部材を撓めて解放することによ
り発射レバーを弾発位置に付勢するようにしたものはよ
く見られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例ではメーカー側で出荷時の最終確認として発射レ
ール上の遊技球に対する発射レバーの打点調整などを、
例えば発射レバーの弾発位置に臨む先端部(杵先)の角
度、または発射レバー全体の取付角度を加減したりする
ことで行っているが、遊技店でも遊技球の弾発衝撃で発
射レバーの打点などが経時的に変化することから、飛距
離のバラツキや発射方向のズレを矯正するために、発射
レバーの杵先角度などを定期的に調整することが必要に
なる。
【0004】その場合、従来タイプ(バネ部材で発射レ
バーを弾発位置に付勢する)ではモータの停止により発
射レバーが弾発位置に戻るため、パチンコ機の前面側か
ら表面パネルの一部を開いて発射レバーの杵先調整が容
易に行える。しかし、電磁タイプ(発射レバーを電磁力
で弾発位置に付勢する)は発射レバーが弾発位置へ向け
て待機する起動位置に停止されるので、まず発射レバー
を弾発位置に移動させてから打点などの調整作業を行う
ことなるが、発射レバーは起動位置で表面パネルの一部
を開いても手の届かない前面枠の裏側に隠れるため、前
面枠を開いて裏側から調整するか、前面側で発射操作し
ながら弾発位置で瞬間的に発射レバーを捕らえなくては
ならず、いずれにしても手を放すと起動位置へ戻ってし
まうこともあって、調整作業に多くの時間と労力を要求
されるという問題点があった。
【0005】この発明はこのような問題点を有効に解決
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、図9のように
遊技球を打ち出す弾発位置とその打ち出しへ向けて待機
する起動位置との間を反復動作の可能な発射部材と、発
射部材を電磁力で少なくとも弾発方向へ間欠的に付勢す
る発射駆動手段と、発射部材に作用する電磁力を調整す
る発射操作手段を備える遊技機の打球発射装置におい
て、発射部材の遊技球に対する打点などの調整要求を人
為的に発生する要求発生手段と、その調整要求を受けて
発射部材を弾発位置に所定時間だけ停止させる調整状態
への変換駆動手段を設ける。
【0007】変換駆動手段として発射駆動手段を兼用す
ると共に、これらに対応する制御動作のいずれかを優先
的に実行する信号処理手段を備える。
【0008】
【作用】これによれば、発射部材の打点調整などが必要
な場合、要求発生手段により人為的に調整要求を発生さ
せると、発射部材が変換駆動手段の作動を受けて弾発位
置で所定時間だけ停止するため、その間に前面側から容
易に打点などの調整作業を行うことが可能になる。発射
駆動手段で変換駆動手段を兼用すれば、これら制御動作
のいずれかを優先的に実行する何らかの信号処理手段が
必要になるが、駆動手段は1つで済むというメリットが
得られる。
【0009】
【実施例】図1はパチンコ機全体の正面図で、その前面
枠1には遊技盤のカバーガラス2上方に大当たり表示ラ
ンプ3などが、カバーガラス2下方にパチンコ球の供給
皿4ならびに受け皿5のほか、磁気カード(プリペイド
カード)のカードリーダ挿入部6と、打球発射装置の操
作部7およびその発射レバーの杵先調整が必要なときに
操作するための押しボタン8(調整要求スイッチ)が配
設される。
【0010】供給皿4外周のカット面には、カードリー
ダが挿入カードから読み取る残高度数(最小球貸し変換
金額を1単位とする)を表示するカード残高表示器9
と、貸し球の排出を促す球貸しボタン10と、挿入カー
ドの返却を指示するカード返却ボタン11と、貸し球の
排出が有効のときに点灯する球貸し有効表示器12が設
けられる。カードリーダ挿入部6には磁気カードの正常
な挿入状態を表示するカード確認表示器13が配設され
る。
【0011】そして、カードリーダの挿入部6に磁気カ
ードを納めた状態で球貸しボタン10を押すと、カード
の残高範囲でそのボタンスイッチの1回のオンにつき所
定数の貸し球が後述する排出処理装置を介して供給皿4
もしくは受け皿5に放出される。また、カード返却ボタ
ンを押す11と、そのボタンスイッチのオンによりカー
ドリーダ内の挿入カードが突き出され、挿入部6から磁
気カードを抜き取れるようになっている。
【0012】ここで、遊技盤のカバーガラス2は前面枠
1にガラス枠14を介して開閉可能に取り付けられ、前
面枠1は機枠15に同じくヒンジ結合される。遊技盤は
前面枠1のフレーム内へ交換可能に組み付けられる。
【0013】前面枠1の裏面には図2のように裏機構盤
16が取り付けられ、その背面側に貯留タンク17から
のパチンコ球を賞球または貸し球として放出する排出処
理装置18と、遊技盤面からの入賞球をその賞球の排出
終了毎に処理済み球として1個ずつパチンコ機後方の回
収樋へ払い出す入賞処理装置(図示せず)などが設けら
れる。また、前面枠1の裏面下部に発射レバー19およ
びその駆動手段としてロータリーソレノイドなどを備え
る打球発射装置20が取り付けられる。
【0014】21は遊技盤の役物動作のほか、賞球排出
の指令出力および入賞球の払出動作などを制御する役物
制御回路、22は球貸し操作に応じる貸し球の排出指令
を出力すると共に、その排出終了時にカードリーダ25
内のカード残高を減算処理するカード制御回路、23は
賞球および貸し球の排出指令に基づいてパチンコ球の排
出処理を制御する排出制御回路、24は打球発射および
後述する変換駆動を制御する発射制御回路である。
【0015】打球発射装置20は既述のようにパチンコ
機1の前面側に配設する操作部7と、その裏面側に組み
付ける球供給機構、発射レバー19およびロータリーソ
レノイドなどから構成されるもので、操作部7は図3に
も示すように前面枠1の下部表面にハンドル26付きの
固定ノブ27を備える。ノブ27は握り部が輪切り状態
に2分割され、両部品間にハンドル26が回動可能に挟
持される。ハンドル26は中心部にてノブ27内の回転
軸に結合され、ノブ27外周に異形の指掛け部を形成す
る。操作部7の内側には打球の発射力調整用の可変抵抗
器(図示せず)が取り付けられ、その回動軸にハンドル
26の回転軸が連結される。
【0016】そして、固定ノブ27のハンドル26を回
動操作すると、ハンドル26の回転角度に応じて可変抵
抗器の抵抗値が変化する。可変抵抗器はロータリーソレ
ノイドの電源回路に接続され、ロータリーソレノイドへ
の供給電圧つまり打球の発射力をハンドル26の回動操
作に依存して加減する。固定ノブ27表面には握り手を
検出するためのタッチプレート29が設けられる。ま
た、ハンドル26を作動範囲に保持した状態でも、必要
に応じてロータリーソレノイドを一時的に停止できるよ
うに、固定ノブ27の側面に押しボタン30(発射停止
スイッチ)が付加される。なお、ハンドル26はリター
ンスプリングにより初期位置に付勢される。
【0017】図示しないが、球供給機構はソレノイドに
より駆動され、パチンコ機前面の供給皿4からの遊技球
を発射レバー19の打ち出しタイミングに合わせて1個
ずつ発射レール31上に送り出すもので、図3の露出部
を覆う開閉パネル(図示せず)裏面に取り付けられ、そ
のパネル表面に供給皿4が配設されるのである。
【0018】発射レバー19はその先端部(杵先)を発
射レール31の基端部に臨ませて配置されるもので、図
4,図5のようにユニット基板35の片側でロータリソ
レノイド36の回転軸37にナットなどで取り付けられ
る。ユニット基板35には発射レバー19の回動ストロ
ークを規制するストッパ38,39が配置される。レバ
ー19の発射位置を規制するストッパ38はブラケット
40の先端に角型の弾性部材41を一部が突出するよう
に嵌め付けたもので、ブラケット40の長孔42を介し
てユニット基板35の所定位置にネジ止され、ネジを緩
めると長孔42の範囲で位置調整が行えるようになって
いる。ストッパ39はレバー19の起動位置を規制する
もので、円形の弾性部材43がユニット基板35の所定
位置に突設のピン44上に取り付けられる。
【0019】ロータリーソレノイド36はユニット基板
35の発射レバー19と反対側に固定される。基板35
自体は打球操作部7のパネル28裏側で前面枠1に組み
付けられる。ロータリーソレノイド36はケース内の中
心を前後に貫通する回転軸37のほか、回転軸37の中
間部に結合するリンク状の回転子(図示せず)と、回転
子を囲む固定子(図示せず)などを備える。固定子はケ
ース内周で等間隔の放射状に配置する偶数個の鉄心にコ
イルを交互に逆巻きすることで、回転子は同じく鉄心に
対応する数の永久磁石を同一円周上でN極とS極が交互
に表れるように配列することでそれぞれ形成される。
【0020】そして、固定子のコイルへの電流の流れ方
向を変換器を介して切り換えると、これに伴って固定子
の各磁極が交互に変化するので、回転子の各永久磁石に
吸着力と反発力を及ぼすことになる。これらの固定子と
回転子との間には回転子を確実に正逆回転させるため、
初期位置において円周方向へ所定の位相差が設定され
る。また、発射レバー19のストッパ38,39が回転
子の回動角度を磁極ピッチよりも小さく規制する。した
がって、回転子は固定子が磁化されると位相が重なる方
向へ回動されるのであり、固定子への供給電流の流れ方
向を交互に切り換えると、発射レバー19は遊技球を打
ち出す弾発位置とその打ち出しに向けて待機する起動位
置との間を往復回動する。
【0021】ロータリーソレノイド36への供給電流の
流れ方向を所定のタイミングで切り換えると共に、その
タイミングに合わせてパチンコ機前面の供給皿4からの
遊技球を1個ずつ発射レール31上に送り出すように球
供給機構を駆動するのが発射制御回路24(ユニット基
板35に取り付けられる)で、この例では発射レバー1
9の杵先調整が必要なときに前面枠1の押しボタン8を
オンすると、発射レバー19を所定時間だけ弾発位置に
停止させるようにロータリーソレノイド36への供給電
流を制御する機能が付加される。
【0022】図6,図7は発射制御回路の動作内容を説
明するフローチャートで、パチンコ機の前面側で操作部
7の固定ノブ27を握りながら(タッチプレート29が
オンする)打力調整用のハンドル26を回動させる発射
操作が行われると、ハンドル26の操作角度に応じる電
流値でその供給方向を所定のタイミングで交互に切り換
える発射制御と共に、そのタイミングに合わせて球供給
機構を介して発射レール31上に1個ずつ遊技球を送り
出す球送り制御(ただし、球送りがソレノイドに拠らず
に発射レバーにメカニカルに連動する装置では不要とな
る)を実行する(1.09〜1.11)。なお、発射操
作を解除するとロータリーソレノイド36への通電がオ
フされるため、発射レバー19は打ち出しへ向けて待機
する起動位置に停止する。
【0023】押しボタン8のオンで調整要求が発生する
と、発射レバー19を弾発位置に保持する調整状態への
変換制御が開始され、発射レバー19を所定時間(例え
ば、5秒間)だけ弾発方向へ付勢し続けるように一方向
の電流でロータリーソレノイド36を継続的に駆動する
と共に、所定時間の経過後にロータリーソレノイド36
の駆動を停止する(1.01〜1.08)。この場合、
発射レバー19の調整作業が終了するとその調整具合を
実際に遊技球の発射で確認することが必要になるが、所
定時間の経過を待たずに早めに確認作業が行えるよう
に、変換制御中に発射操作が行われると、発射制御なら
びに球送り制御へ優先的に移行する(1.02→1.1
0,1.11)。
【0024】また、変換制御中にロータリーソレノイド
36を連続して通電状態に保つと発熱量が大きくなるの
で、図8のように変換制御の開始から所定の短時間(発
射レバー19を起動位置から弾発位置へ移動させるに必
要な作動時間で、例えば0.5秒間)だけロータリーソ
レノイド36への通電を継続するが、その時間経過後に
は間欠タイマに基づいて発射レバー19が自重で起動位
置へ復帰するのを抑える最小の保持力を確保するように
ロータリーソレノイド36への通電状態を断続的に制御
する(2.01〜2.10)。なお、図7は図6のメイ
ンルーチンにおいて、ステップ1.04で行われる制御
内容を説明するサブルーチンである。
【0025】このような構成により、パチンコ機の通常
状態において打球発射装置20の操作部7を正常に発射
操作すると、ロータリーソレノイド36と球供給機構が
同期的に駆動され、パチンコ機前面の供給皿4から遊技
球を1個ずつ発射レール31上に送り出しながら、これ
をハンドル26の操作角度に応じる発射力で遊技盤へ向
けて連続的に打ち出すことになる。
【0026】この場合、発射レバー19は供給電流の流
れ方向の切り換えに伴って正逆回動するロータリーソレ
ノイド36によって駆動され、その駆動力で発射動作と
復帰動作を交互に繰り返すので、発射動作のみをソレノ
イドの電磁力で付勢する場合(復帰動作はバネ力や自重
に依存する)に較べて迅速かつ安定した確実な打球発射
が得られ、緩慢な復帰動作の途中から発射動作に切り替
わるといったこともなく、遊技球のムラ飛び防止が有効
に図れる。
【0027】ところで、発射レバー19の杵先は遊技球
を打ち出す衝撃で経時的に変化するが、その杵先調整が
必要なときに供給皿4の位置する表面パネルを開いて前
面枠の押しボタン8をオンすると、ロータリーソレノイ
ド36が一方向の供給電流を受けて図3のように発射レ
バー19を弾発位置へ所定時間だけ継続的に付勢するた
め、その間に発射レバー19の杵先に対する調整作業を
容易に行うことができる。
【0028】つまり、従来のように前面枠1を開いてそ
の裏側から調整したり、また前面側の発射操作によって
発射レバー19を弾発位置で瞬間的に捕らえたりしなく
て済むため、とくに調整具合は実際に遊技球の発射で確
認しながら、必要に応じて調整作業を繰り返すことにな
るが、その度に簡単な押しボタン8の操作により発射レ
バー19が弾発位置に停止できるので、従来に較べて杵
先調整を遥かに能率良く処理できることになる。
【0029】しかも、発射レバー19の杵先調整時にロ
ータリーソレノイド36を所定時間にわたって連続して
通電状態に保つのでなく、発射レバー19を起動位置か
ら弾発位置へ移動させるに必要な短時間だけ通電状態を
継続すると共に、その時間経過後には間欠タイマに基づ
いて発射レバー19に対する最小の保持力を確保するよ
うに通電状態を断続的に制御するようにしたので、ロー
タリーソレノイド36の発熱量を少なく抑えながら発射
レバー19の停止時間(変換制御の時間設定)を長く延
ばすことも可能になる。
【0030】この例では発射レバー19に対する変換制
御中に発射操作が行われるとその制御を優先すること
で、変換制御の終了を待たずに確認作業へ移れるように
なっているが、変換制御の時間設定によってはその制御
中に行われる発射操作を無効にしたり、また一時的に発
射操作を優先させてその発射制御(球送り制御を含む)
が停止されると、変換制御の動作期間中であれば押しボ
タン8のオンに拠らずに、その残り時間で再び発射レバ
ー19を弾発位置に停止させるようにしても良い。
【0031】また、前面枠1に調整要求を発生する専用
の押しボタン8を備えるが、パチンコ機の電源投入に基
づきその度に調整要求が発生するようにしたり、既存の
スイッチを利用して、例えば打球操作部の押しボタン3
0やハンドル26を特定パターンで操作するときに調整
要求が発生するように制御プロクラムを構成することも
できる。
【0032】なお、発射レバー19を調整状態に停止す
る変換制御についてはロータリーソレノイド式の発射装
置20に限定されるものではなく、プランジャタイプの
ソレノイドで発射動作を行い、起動位置への復帰動作を
バネ力や自重に依存するものにも広く適用可能で、場合
によってはこれら発射駆動手段と別にこの制御対象の変
換駆動手段として専用のソレノイドを付加するようにし
ても良い。
【0033】
【発明の効果】以上要するにこの発明によれば、遊技球
を打ち出す弾発位置とその打ち出しへ向けて待機する起
動位置との間を反復動作の可能な発射部材と、発射部材
を電磁力で少なくとも弾発方向へ間欠的に付勢する発射
駆動手段と、発射部材に作用する電磁力を調整する発射
操作手段を備える遊技機の打球発射装置において、発射
部材の遊技球に対する打点などの調整要求を人為的に発
生する要求発生手段と、その調整要求を受けて発射部材
を弾発位置に所定時間だけ停止させる調整状態への変換
駆動手段を設けたので、発射部材の打点調整などが必要
な場合、要求発生手段により人為的に調整要求を発生さ
せると、発射部材が変換駆動手段の作動を受けて弾発位
置で所定時間だけ停止するため、その間に前面側から容
易に打点などの調整作業を行うことが可能になる。
【0034】また、発射駆動手段で変換駆動手段を兼用
すれば、これら制御動作のいずれかを優先的に実行する
何らかの信号処理手段が必要になるが、駆動手段は1つ
で済むというメリットが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機全体の正面図である。
【図2】パチンコ機全体の背面図である。
【図3】打球発射装置の一部正面図である。
【図4】発射レバーの取付状態を示す斜視図である。
【図5】発射レバーの取付状態を示す正面図である。
【図6】発射制御回路の動作内容を説明するフローチャ
ートである。
【図7】発射制御回路の動作内容を説明するフローチャ
ートである。
【図8】変換制御時の通電特性図である。
【図9】この発明のクレーム対応図である。
【符号の説明】
1 前面枠 4 供給皿 7 打球発射操作部 8 調整要求発生用の押しボタン 19 発射レバー 20 打球発射装置 24 発射制御回路 26 打力調整ハンドル 31 発射レバー 36 ロータリーソレノイド 38,39 ストッパ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球を打ち出す弾発位置とその打ち出
    しへ向けて待機する起動位置との間を反復動作の可能な
    発射部材と、発射部材を電磁力で少なくとも弾発方向へ
    間欠的に付勢する発射駆動手段と、発射部材に作用する
    電磁力を調整する発射操作手段を備える遊技機の打球発
    射装置において、発射部材の遊技球に対する打点などの
    調整要求を人為的に発生する要求発生手段と、その調整
    要求を受けて発射部材を弾発位置に所定時間だけ停止さ
    せる調整状態への変換駆動手段を設けたことを特徴とす
    る遊技機の打球発射装置。
  2. 【請求項2】 変換駆動手段として発射駆動手段を兼用
    すると共に、これらに対応する制御動作のいずれかを優
    先的に実行する信号処理手段を備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の打球発射装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07275446A (ja) * 1995-04-05 1995-10-24 Newgin Kk パチンコ遊技機における打球駆動制御装置
US5655770A (en) * 1995-09-15 1997-08-12 Capcom Coin-Op, Inc. Pinball solenoid power control system
US5657987A (en) * 1995-09-15 1997-08-19 Capcom Coin-Op, Inc. Pinball solenoid power control system

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