JP2995129B2 - パチンコ遊技機等における遊技球の発射方法 - Google Patents

パチンコ遊技機等における遊技球の発射方法

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JP2995129B2 JP5088986A JP8898693A JP2995129B2 JP 2995129 B2 JP2995129 B2 JP 2995129B2 JP 5088986 A JP5088986 A JP 5088986A JP 8898693 A JP8898693 A JP 8898693A JP 2995129 B2 JP2995129 B2 JP 2995129B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機の遊技
球発射装置に関するものであり、尚詳しくは、打槌を用
いない遊技球の発射方法に関するものです。
【0002】
【従来の技術】今日、パチンコ遊技機の多くは、図4に
示すように、遊技盤14を保持枠12により固定する前枠11
を有し、この前枠11の窓枠13に対して前扉21を開閉可能
に取り付け、この前扉21には上球皿24が前面に設けられ
た前板23と、前板23の上方に遊技盤14を透視するガラス
窓22が形成されており、上球皿24に入れられた遊技球が
球送り装置25により1個づつ遊技盤14の下方に設けた発
射レール35に送り込まれ、前枠11の前面下方に設けられ
た操作部32のレバー33を所要角度回転させることにより
発射球を発射することができるようにされている。
【0003】この遊技球を発射する球発射装置は、発射
盤34に設けられ、通常、操作部32のレバー33が弾性体に
より反時計方向に付勢されており、操作部32を軽く握る
ようにしてレバー33を弾性体の力に抗して時計方向に回
転させると、リミットスイッチ等の検出スイッチがオン
状態とされてモータが回転を開始し、打槌51により発射
レール35の所定位置に送り込まれた遊技球を発射するも
のであり、その主要部の構造は、一般的には、図5に示
すように、モータ41の回転軸42に固定されてモータ41の
回転に伴って回転する三日月形状等のカム43を設け、こ
のカム43に当接され、カム43の回転に従って打槌51の回
動軸52を中心に回転することにより打槌51を回動させる
ピン53が打槌51に設けられており、モータ41の回転軸42
と打槌51の回動軸52の位置がずれていることによってカ
ム43が所定角度まで回転するとピン53からカム43が外れ
る構造とし、カム43がピン53から外れたとき、打槌51が
戻しバネ54により勢い良く戻され、打槌51の後端がスト
ッパー57に当たって止められる位置まで打槌51を戻すこ
ととし、このように打槌51が元の位置に戻るとき、発射
レール35の所定位置に置かれた遊技球を打槌51の先端に
設けたスプリング58で叩くことにより発射するもので
す。
【0004】そして、前記戻しバネ54は、一端55が打槌
51に固定され、他端56が円板状の強弱調整器61に固定さ
れており、この強弱調整器61は、打槌51の回動軸52を中
心に回転可能とされると共に周囲に噛合部を有し、操作
部32のレバー33と共に回転する調整接続ギヤ62と噛合し
ている。従って、レバー33を僅かに時計方向へ回転させ
ると、図示していない検出スイッチが作動してモータ41
を回転させ、カム43がピン53に当接することによってピ
ン53や打槌51が戻しバネ54に抗して回動軸52を中心とし
て回転を開始し、カム43がピン53から外れたとき、戻し
バネ54の力によって打槌51が戻り、打槌51の先端に設け
たスプリング58で遊技球を打ち出し、レバー33の回転量
により調整接続ギヤ62が回転し、この調整接続ギヤ62と
噛合する強弱調整器61の回転量が定められ、戻しバネ54
の戻し力が調整されることにより遊技球の発射速度が定
められることになる。
【0005】尚、発射レール35と誘導レール15との間に
は、ファール球戻し路36が設けられて誘導レール15から
遊技盤14の面に打ち出されなかった遊技球を下球皿31に
戻すようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したようなスプリ
ングを先端に設けた打槌によって遊技球を打ち出す発射
装置では、スプリングの中心が遊技球の中心に正しく打
ち付けられないと遊技球の飛び方が乱れることとなり、
このような乱調を防止するために槌先調整が必要とな
り、発射装置の各部の部品の精度や組立誤差によっても
スプリングの中心がずれるため、槌先調整を行なわなけ
ればならないことが多く、又、この槌先調整としては微
妙な調整が要求され、且つ、この調整は熟練を要する困
難な作業であるため、時間や手数を要する欠点があっ
た。
【0007】又、打槌には遊技球を発射する際の衝撃が
繰り返して加えられるため、部品の劣化が激しく、更
に、可動部分にゴミ等が付着すると打槌の戻りが一定せ
ず、遊技球を所定の速度で正しく発射するためには清掃
等のメインテナンスが度々要求され、手数を要する欠点
もあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、発射レールに
沿って多数個の電磁石を並べるように配置し、この多数
個の電磁石に順次電流を流すこととし、短時間内にこの
電磁石の内の下方に配置した電磁石から順番に励磁し、
励磁した電磁石により遊技球を順次吸引加速して発射レ
ールから発射するようにし、レバーの回転角を検出して
回転角の増加に合わせて励磁する電磁石の数を増加させ
ることとする。
【0009】
【作用】本発明は、発射レールに沿って並べるように配
置した多数個の電磁石に順次電流を流して励磁すること
により発射レール上に置かれた遊技球を吸引移動させる
ことができる。そして、励磁する電磁石を順番に切り換
えることにより遊技球を励磁した磁石に近づけるように
順次吸引しつつ発射レールに沿って移動させ、短時間で
最下方の電磁石から順に励磁することにより遊技球を高
速で移動させることができ、発射レールから遊技球を発
射させることができる。更に、レバーの回転角に合わせ
て励磁する電磁石の数を増加させるため、レバ ーの回転
角に合わせた遊技球の発射速度とすることができる。
【0010】
【実施例】本発明に係る球発射装置の実施例は、図1に
示すように、24個の電磁石111〜134を発射レール35に
沿って発射レール35の下側に配置し、マイクロコンピュ
ータ71(以下単に「マイコン71」という)の出力に基づ
いて入出力インターフェース75から24個の制御信号を
出力させ、この制御信号をスイッチ回路80に入力するこ
とにより24個のスイッチ素子81〜104が組み込まれた
スイッチ回路80の各スイッチ素子を順次導通させて前記
発射レール35に沿って並べるように配置した24個の電
磁石111〜134を第1電磁石111から順番に励磁するもの
です。
【0011】この入出力インターフェース75は、8ビッ
トの特定信号がマイコン71から入力されると第1出力端
子からHレベルの第1制御信号をA1信号に出力し、8
ビットの他の特定信号がマイコン71から入力されると第
2出力端子からHレベルの第2制御信号をA2信号に出
力するように、特定信号の内容によって第1出力端子乃
至第24出力端子のいずれか1つからHレベルの制御信
号を出力するものです。
【0012】そして、マイコン71は、そのプログラムに
よって、入出力インターフェース75の第1出力端子から
第2出力端子へ順次制御信号が出力される特定信号を出
力するものとし、24種類の特定信号を約0.1秒程度の
短時間の間に入出力インターフェース75に送り、図2に
示すように、A1信号に出力される第1制御信号からA2
4信号に出力される第24制御信号迄を順番に出力させ
るものであって、各制御信号の出力時間を順次短くする
ように切換えタイミングを早くしつつ各制御信号をA1
信号からA24信号迄に連続して出力させるものとしてい
る。
【0013】更に、このA1信号からA24信号迄の各制
御信号が入力されるスイッチ回路80は、スイッチングト
ランジスタ等の無接点スイッチを24個用い、図3に示
すように、入出力インターフェース75に各スイッチ素子
81〜104の制御端子を接続し、第1制御信号が入力され
ると第1スイッチ素子81が導通し、第2制御信号が入力
されると第2スイッチ素子82が導通するように24個の
各制御信号により24個の各スイッチ素子81〜104を各
々導通させるものとし、この各スイッチ素子81〜104
は、第1スイッチ素子81が第1電磁石111と直列に電源
と第1電磁石111との間に挿入され、第2スイッチ素子8
2が第2電磁石112と直列に、第3スイッチ素子83が第3
電磁石113と直列に接続されるように、各スイッチ素子8
1〜104を各電磁石111〜134と直列に接続するものです。
【0014】従って、本実施例では、マイコン71からの
特定信号により第1制御信号から第24制御信号迄が順
次入出力インターフェース75から出力され、このA1信
号からA24信号迄に出力される各制御信号により第1ス
イッチ素子81乃至第24スイッチ素子104が順次導通し
て第1電磁石111乃至第24電磁石134を励磁させること
ができ、第1電磁石111乃至第24電磁石134により発射
レール35に載置された遊技球を順次吸引して移動させる
ことができる。
【0015】尚、図3において、各電磁石111〜134と並
列にダイオードを24個設けたダイオード回路140は、
フリーホイールダイオードとして各ダイオードを用いる
ものであり、各電磁石111〜134の励磁を止めたとき、電
磁石111〜134に生じる逆起電力を消費する為のもので
す。そして、各電磁石111〜134を1cm間隔等の等間隔
に配置し、前述のように、A1信号からA24信号に出力
する各制御信号の切換えタイミングを順次早くしつつ、
約80ミリ秒程度の間に24種の特定信号をマイコン71
から出力させると、遊技球を秒速5m乃至6m程度の速
度で発射することができるものです。
【0016】又、上記実施例は、各電磁石111〜134を等
間隔に配置し、特定信号による第1制御信号乃至第24
制御信号の切換えタイミングを順次早くし、以てHレベ
ルとする制御信号の持続時間を短くしてるも、各制御信
号の持続時間は同一とし、第1電磁石111と第2電磁石1
12の間隔よりも第23電磁石133と第24電磁石134との
間隔を広くするように各電磁石111〜134の間隔を順次広
くすることにより遊技球の移動速度に合わせて遊技球の
加速を行うようにすることもある。
【0017】そして、遊技球の発射速度を制御するに際
しては、レバー33の回転角をロータリーエンコーダ等の
角度検出器により検出し、レバー33の回転角が最大のと
きに前述したように24種の特定信号を出力して24個
の全ての電磁石111〜134を励磁させるも、レバー33の回
転角が小さいときは特定信号の出力個数を少なくするよ
うに特定信号の出力を途中で打ち切り、励磁する電磁石
は第1電磁石111から順番に励磁しつつ励磁する電磁石
の個数を減らし、レバー33の回転角度の増大に合わせて
各電磁石111〜134の内の励磁する電磁石の数を増加させ
ることとすれば、レバー33の回転角に合わせて遊技球の
速度を早くすることができる。
【0018】尚、電磁石の数は24個に限定されるもの
でなく、スイッチ素子やフリーホイールダイオードの数
は適宜電磁石の数に合わせれば足りることは言うまでも
ない。このように、本実施例は、発射レール35に沿って
並べるように配置した多数の電磁石111〜134を順番に励
磁して各電磁石111〜134の吸引力で加速することにより
遊技球を発射するものであるから、打槌51を持ちいずに
遊技球を発射することができ、機械的構造を単純として
清掃等のメインテナンスを容易とすることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、発射レールに沿って並べた多
数個の電磁石を短時間内に下方に配置した電磁石から順
番に励磁して遊技球を加速発射し、レバーの回転角に合
わせて励磁する電磁石の数を増加させて発射速度を調整
する方法であるから、打槌を用いる必要がなく、槌先調
整が不要となり、又、衝撃の発生する機械部品が無いた
め、清掃その他のメインテナンスが容易となる利点を有
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技球の発射方法を実施するため
の装置概略図である。
【図2】本発明に係る遊技球の発射方法における制御信
号の一例を示すタイムチャートである。
【図3】本発明に係る遊技球の発射方法を実施するため
の主要回路を示す図である。
【図4】従来のパチンコの遊技機を示す正面図である。
【図5】従来のパチンコ遊技機における遊技球発射装置
の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 パチンコ遊技機 11 前枠 14 遊技盤 21 前扉 32 操作部 33 レバー 34 発射盤 35 発射レー
ル 41 モータ 43 カム 51 打槌 53 ピン 54 戻しバネ 61 強弱調整
器 71 マイクロコンピュータ 75 入出力イ
ンターフェース 80 スイッチ回路 111〜134 電磁石

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ遊技機等において、多数個の電
    磁石を発射レールに沿って並べるように配置し、この多
    数個の電磁石を短時間内に下方に配置した電磁石から順
    番に励磁し、励磁した電磁石により遊技球を吸引移動さ
    せることにより遊技球を順次加速移動させて発射レール
    から打ち出し、且つ、レバーの回転角を検出することに
    よりレバーの回転角の増加に合わせて順番に励磁する電
    磁石の数を増加させることを特徴とするパチンコ遊技機
    等における遊技球の発射方法。
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