JPH119771A - パチンコ遊技機における球送り発射制御装置 - Google Patents

パチンコ遊技機における球送り発射制御装置

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JPH119771A
JPH119771A JP18437197A JP18437197A JPH119771A JP H119771 A JPH119771 A JP H119771A JP 18437197 A JP18437197 A JP 18437197A JP 18437197 A JP18437197 A JP 18437197A JP H119771 A JPH119771 A JP H119771A
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ball feeding
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技球がなくなった以後の球送り発射作動を
停止制御して、球送り発射機器ひいては遊技機全体の適
正な保全を図る。 【解決手段】 打球発射装置Fにおける操作部F1のボ
リュームスイッチ17,スイッチ18およびタッチ感知
環19の入力条件に対する駆動制御部F4からのパルス
出力制御に基いて、球送り装置Hの球送りソレノイド3
9および該打球発射装置Fの発射ソレノイド23が、正
常な作動制御に基いて球送り・発射動作を行なう。そし
て、球送り装置Hの通路34に配設した検出具52が、
該通路34内に受入れて送出されるべき遊技球に対する
球有り検出条件を駆動制御部F4に入力しない場合に
は、該制御部F4の制限回路の制限条件に基いて、球送
りソレノイド39および発射ソレノイド23の作動制御
を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ遊技機
における球送り発射制御装置に係り、更に詳しくは、遊
技操作により発射位置に送込まれたパチンコ用の遊技球
を遊技盤内に打込んでパチンコゲームを展開し得る遊技
機において、遊技球の有無条件に応じて球送り作動およ
び打球発射作動を制御するようにした球送り発射制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機やアレンジボール機に代表さ
れるこの種の遊技機では、パチンコゲーム用の遊技球に
係る球送り発射制御装置として、一般に上球皿の裏側に
装着セットされた球送り装置と、機体の前後部に設置さ
れた打球発射装置(操作部,打球作動部および制御部を含
む)とを備えている。そしてこの制御装置では、後述す
る作動形態例によって構成条件に差異があるとしても、
球送り発射に不可欠な電気的な検出入力手段として、打
球発射装置の操作部にレバー操作に関連してON・OF
Fされる通電用のスイッチと接触感知用のタッチ部材が
組付けられており、この両手段の検出入力条件のもとで
駆動源(モータやソレノイド)の制御を含めて作動可能と
される。そうして、操作部での適正な遊技操作による入
力手段において、球送り装置の作動と打球発射位置の作
動とが設定タイミングで1サイクル単位で制御されて、
設定時間(100個/分)内で1球分毎の球送り発射作動
を遂行し、このもとで上球皿からの遊技球を1個ずつ発
射位置に送込んで遊技盤内に打出するようになってい
る。
【0003】前述した球送り発射制御装置については、
その代表的に大別区分される構成・作動形態として、操
作部のスイッチおよびタッチ部材の操作入力条件におい
て駆動される発射モータおよびカム部材等により打球杆
が1回毎の打球動作を行なう打球発射装置と、打球杆の
動作毎に連動される機械的な操作部材により球送り体が
1回毎の球送り動作を行なう球送り装置とを併合したタ
イプ、操作部のスイッチおよびタッチ部材そして励磁力
調整用の可変抵抗器(ボリュームスイッチともいう)の操
作入力条件において駆動される発射ソレノイド(ロータ
リー式および直動式を含む)により打球杆が1回毎の打
球動作を行なう打球発射装置と、スイッチおよびタッチ
部材の操作入力条件において発射ソレノイドとタイミン
グを合わせて駆動される球送りソレノイドにより打送り
体が1回毎の球送り動作を行なう球送り装置とを併用し
たタイプ、が広く利用されている。なお何れのタイプに
あっても、保全用手段として駆動制御部側にタッチ調整
具が付設されて、タッチ感度を強弱調整し得るようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来から実施
されている前述の球送り発射制御装置では、当該操作部
での操作入力条件のもとで、球送り発射作動を遂行して
上球皿内の遊技球を正常に打出し得るとしても、遊技球
がなくなった以後では操作入力条件が保持されている限
りいつまでも空の球送り発射作動を行ない、これを制止
することができなかった。具体的な実例として遊技ホー
ル内の遊技機においては、一般に前記タッチ調整具によ
るタッチ感度が予め「強」に調整されて、実質的には常に
タッチ入力状態に保持されている。このため、このよう
な調整条件を認知している遊技者が、故意に異物を利用
して操作部のレバーを所要位置に固定化したまま遊技を
行ない、遊技の終了後にレバーを元に戻さないまま当該
遊技機から去ってしまった場合には、前記操作入力条件
が保持されたまま放置されていることにより、球送り発
射制御装置がいつまでも駆動し続けてしまう。この結
果、消費電力の無駄や駆動源の早期老朽化等を招くこと
にもなり、特に駆動用のソレノイドでは、空作動の継続
による温度上昇により励磁力が低下してしまい、以後に
行なわれる正常な実射作動で球飛び不良を招く問題があ
った。更には、前記球送り発射制御装置が空作動してい
る遊技機において、次の遊技者がこれに気付かずに遊技
球を上球皿へ投入した際には、操作部に手を触れもしな
いのに遊技球が送出されて打出されてしまい、遊技球を
無駄にするうえに慌てて操作部のレバーを戻さなければ
ならず、次の遊技者に極めて不愉快な思いをさせてしま
う不都合もあった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を解決するべく
提案されたものであって、打球操作による検出入力条件
に基いて駆動可能とされた球送り発射制御装置の適正な
球送り発射作動を維持し、遊技球がなくなった以後の球
送り発射作動を停止制御して、球送り発射制御装置ひい
ては遊技機全体の適正な保全を図り得るようにしたパチ
ンコ遊技機における球送り発射制御装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、初期
の目的を達成するため本発明は、適正な遊技操作による
電気的な検出入力条件に基いて電動式の球送り装置と打
球発射装置との関連による球送り発射作動を行ない、上
球皿からの遊技球を1個ずつ発射位置に送込んで遊技盤
内に打出してパチンコゲームを展開する遊技機におい
て、前記球送り装置では、球送り動作毎に上球皿の球出
口に連通する通路に遊技球を1個ずつ受入れて発射位置
へ送出し得る球送り体と、パルス出力制御に基いて球送
り体を動作させ得る球送りソレノイドと、通路内に遊技
球の有無を確認検出し得る検出具とを備え、前記打球発
射装置では、前記検出入力条件を発生し得る電気的な検
出入力手段および操作部材を組込んだ操作部と、この検
出入力手段の入力条件で作動制御可能とされた発射ソレ
ノイドおよび打球杆を有する打球作動部と、検出入力手
段の入力条件に対するパルス出力制御に基いて前記球送
りソレノイドおよび発射ソレノイドを設定タイミングで
作動制御すると共に、前記検出具に対する制限回路を有
する駆動制御部とを備え、前記操作部での検出入力手段
の入力条件に対する前記駆動制御部からのパルス出力制
御に基いて、前記球送りソレノイドおよび発射ソレノイ
ドが正常な作動制御により球送り・発射動作を行なうこ
とにおいて、前記検出具が通路内に受入れて送出される
べき遊技球に対する球有り検出条件を駆動制御部に入力
しない場合には、前記制限回路の制限条件に基いて球送
りソレノイドおよび発射ソレノイドの作動制御を停止さ
せるように設定したことを特徴とする。
【0007】
【作用】遊技者が打球発射装置における操作部を把持す
ると共に操作部材を適宜調整することにより、該操作部
に組込んだ電気的な検出入力手段から検出入力条件が駆
動制御部へ入力される。この検出入力条件に対する駆動
制御部からのパルス出力制御に基いて、球送り装置の球
送りソレノイドおよび打球作動部の発射ソレノイドが設
定タイミングで作動制御され、正常な球送り・発射動作
のもとに上球皿からの遊技球が遊技盤内へ打出されてゲ
ームが展開される。このような球送り・発射作動におい
て、前記球送り装置に設置された検出具が、通路内の遊
技球の有無を確認検出してその検出条件を前記打球発射
装置の駆動制御部へ入力する。このもとで検出具が、通
路内に受入れて送出すべき遊技球に対する球有り検出条
件を駆動制御部へ入力しない場合には、同制御部の制限
回路が所定の制限条件に基いて作動し、前記検出入力手
段からの検出入力条件が駆動制御部へ入力されていたと
しても、球送りソレノイドおよび発射ソレノイドの作動
制御を停止させて球送り装置および打球発射装置の空作
動を制止する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るパチンコ遊技
機における球送り発射制御装置について、好適な実施例
を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。なお、本実施例の球送り発射制御装置については、
ソレノイド駆動形式の打球発射装置および球送り装置を
装備してパチンコ機およびアレンジボール機の何れにも
簡単な変更で使用可能とされた構成作動形態にあって、
便宜上パチンコ機に使用された場合を主に説明する。
【0009】先ず本実施例のパチンコ機について、その
基本的構成を図1,図2および図3を参照して要約説明
すると、外枠Aの開口前面側に対して開閉および着脱が
可能に組付けられた前枠Bにおいて、共通の遊技構成部
材であるガラス窓Cと上球皿Dが開閉および着脱可能に
組付けセットされると共に、下球皿Eと打球発射装置F
が装備セットされており、また裏側に球処理部等を備え
た機構セット盤(図示しない)が装備されている。前枠B
では、全体が合成樹脂成形されたタイプにおいて、内側
に窓枠口2を開口した枠体1と、この枠体1の裏側に一
体成形されて窓枠口2の正面内部に臨む遊技盤用のセッ
ト口5を開口した保持枠4とが、前後に連設された内外
二重枠形態とされている。そして枠体1においては、窓
枠口2の下部に下球皿Eおよび打球発射装置Fの一部等
を設置するための設置部3が成形され、一方保持枠4に
おいては、窓枠口2の下部内側に位置する遊技補助盤6
が一体成形されており、この補助盤6の上端縁を基準に
してセット口5が開口されて、遊技盤Gを着脱可能に収
容セットし得るようになっている。なお、前枠Bのその
余の構成およびガラス窓Cの構成については、図示程度
に止めて説明を省略する。
【0010】このようなパチンコ機において、前記上球
皿Dでは複数の皿構成部材を組合わせてユニット化さ
れ、前枠Bの枠体1の左端側に横開きおよび着脱可能に
装着される1枚の開閉板8前面に組付けセットされてお
り、そして開閉板8の裏面には最下流端(図示右端)に成
形された球出口9に連絡される後述の球送り装置Hがセ
ットされ、また球出口9底面に連絡された内部の球抜き
経路10に対して球抜き機構11が組込まれている(図
1,図3および図5参照)。一方前記下球皿Eでは、前枠
Bの枠体1の設置部3全面に取着される1枚のセット支
板と複数の皿構成部材とを組合わせてユニット化されて
おり、そして上球皿Dの球抜き経路10と連通する球戻
し路12と球抜き機構13が夫々成形,組込まれ(図2参
照)、また右側部に打球発射装置Fの操作ハンドル部F1
を組付けセットするための保持部14が成形されている
(図2参照)。ちなみに、双方の球皿D,Eは共に図示外
郭形状に構成されて、下球皿Eの水平上面に上球皿Dが
整合状態で載置保持されるようになっている。
【0011】パチンコ機に実施された遊技球用の球送り
発射制御装置における前記打球発射装置Fは、駆動源に
直線往復動式の電磁ソレノイド(発射ソレノイドともい
う)を有する形態で、打球操作に基いて上球皿Dから球
送り装置Hを介して発射レール7基端の発射位置Tに送
込まれた遊技球を1球ずつ打出すようになっている。そ
してこの打球発射装置Fは、基本的な構成として図1〜
図4に示すように、球円筒形クリップ状にユニット構成
されて下球皿Eの保持部14に着脱可能に組付けセット
された操作ハンドル部(単にハンドル部ともいう)F
1と、前枠B側の遊技補助盤6前面に着脱可能に装着セ
ットされてハンドル部F1での打球操作における入力条
件に基いて発射ソレノイド23の駆動による直線の打球
動作を行なう打球作動部F2および発射部F3と、前枠B
の設置部3裏側に着脱可能にセットされて打球作動部F
2を駆動制御する駆動制御部F4等を備えている。
【0012】このような打球発射装置Fにおいて、ハン
ドル部F1では、図3に略示するように、固定基体をな
す把持体15と把持キャップ55との間に操作レバー1
6を組付けてユニット化されており、そして前記下球皿
Eの保持部14に対しては、把持体15の筒部を保持筒
14a内に嵌挿してビスで固定していることにより、ハ
ンドル部F1全体が所定角度の斜状にセットされて下球
皿Eと一体化されている(図2および図3参照)。また電
気的な検出入力手段として、把持体15内に発射ソレノ
イド23に対する可変抵抗器(ボリュームスイッチとも
いう)17およびスイッチ18が組込まれると共に、把
持体15の外周に金属製のタッチ感知環19が取着され
ており、これら部材17,18,19は把持体15の筒部
内に組込み固定された6極円筒形の集合コネクタ20に
個々の配線を介して集約的に接続されて、同コネクタ2
0に嵌合接続された中継コネクタ21および配線Iを介
して裏側の駆動制御部F4に接続されるようになってい
る(図4参照)。なお、操作レバー16の回動操作量に応
じて可変抵抗器17がボリューム調整され、一方スイッ
チ18は、球の連続発射と単発発射に応じてレバー13
の回動操作状態で検出(ON)とされ、このもとで把持体
15の外側から操作し得る操作片56を利用して非検出
(OFF)にされるようになっている。
【0013】また前記打球作動部F2では、後述の発射
部F3と併合された形態を例示し、発射レール7のセッ
トベースでもある合成樹脂成形の支持盤22に駆動源用
の直動式の発射ソレノイド23が設置されている。具体
的には、図2および図4に示すように、前枠B側の遊技
補助盤6の右側前面に対して前側から着脱可能に位置決
めセットされる支持盤22の右側に成形された収容箱部
58内に、発射ソレノイド23が横長傾斜状態で収容保
護されてビス固定されており、このソレノイド23の長
手方向に打球片57を有するプランジャ形式の打球杆2
4が、設定された打出し角で挿通支持されている。そし
て、発射ソレノイド23のパルス通電励磁毎に始端から
終端の設定ストロークを直線往復動して、発射位置Tに
着座している遊技球を打球片57で打出し得るようにな
っている。なお打球杆24は、適宜回止め規制されたも
とでバネ59で始端位置に保持されており、その前後端
に取着されたゴム状のストッパ60により往復動時の衝
撃が緩和されるようになっている。
【0014】これに対して前記発射部F3では、前述し
た支持盤22の左側前面に、所定長の発射レール7が固
定されている。支持盤22については、前記保持枠4の
遊技補助盤6前面に位置決めセットされてビス固定され
る1枚のセット板とされており、発射レール7の下端部
に合わせた上部対向位置に発射位置Tを設定するための
球止め片61が成形され、また上端部にファール球用の
球受け片62が成形されている。一方発射レール7につ
いては、断面M字形で曲率半径の大きな円弧に基いて成
形されて、設定された発射角で位置決めセットされてビ
ス固定されている。なおこの発射部F3では、不正小球
の打出しを防止するために、発射位置Tの間隔、つまり
発射レール7の下端部と球止め片61の下端との球受け
間隔を正規サイズ(例えば直径11mm)の遊技球より若
干小さく(例えば10.4〜10.6mm位)設定して、不
正小球を発射位置Tから下方へ通出落下させるようにな
っている。また発射レール7の発射角を、前記打球杆2
4の打出し角より適宜大きく設定している。
【0015】一方前記駆動制御部F4では、球送り・発射
に係る各々の電気的部品の総括的な入出力制御をなすも
ので、図4に示すように、前枠Bの設置部3裏側に着脱
可能に装備される開蓋可能なケース25内に、時限タイ
マー回路(制限回路)65を具備すると共に必要な回路を
構成した回路基板26(図9参照)が内蔵されており、こ
の基板26に配置された図示6個の接続具27,28,2
9,63,30および31を利用して、図4中右側から順
に電源(AC24V)、発射ソレノイド23、後述する球
送りソレノイド39および検出具52、操作ハンドル部
1内の可変抵抗器17、スイッチ18およびタッチ感
知環19が、夫々の配線等を介して接続される。但し、
前記中継コネクタ21に接続された配線Iは、図4に示
すように、設置盤3に開口された孔3aから裏側へ延出
され、可変抵抗器17用の3本と、スイッチ18および
タッチ感知環19用の3本とに区分されて、図示左側の
2つの接続具30,31に接続される。なお回路基板2
6には、タッチ感度と球飛び励磁力を調整するための調
整具(可変抵抗器)32A,32Bが付設されており、ま
た同基板26のタッチ回路(図示しない)と前記タッチ感
知環19とを合わせて、便宜上タッチスイッチともい
う。
【0016】前述したパチンコ機に実施された遊技球用
の球送り発射制御装置における前記球送り装置Hは、前
記打球発射装置Fの打球作動とタイミングを合わせて球
送り作動を行ない得る電動制御部形態の例にあって、基
本的な構成として図3,図5および図6に示すように、
合成樹脂成形された1つのケース体33に、作動源であ
る電磁ソレノイド(球送りソレノイドともいう)39と、
昇降回動レバー形式の球送り体43とを組付けて、全体
がカセット形式に構成されて取扱い得るようになってい
る。そして前記上球皿Dの開閉板8裏面において、ケー
ス体33が球出口9に合わせて着脱可能にビス止めセッ
トされて、球送りソレノイド39が前記駆動制御部F4
に接続されたもとで、前記操作ハンドル部F1での検出
入力条件(スイッチ18およびタッチ感知環19の検出
条件)に基づいて、球送りソレノイド39が設定時間毎
に1回ずつパルス制御作動されることに対して、球送り
体43が1回毎に昇降変化して遊技球1個ずつに対する
球送り動作を行ない、球出口9から受入れた球を前記発
射レール7の発射位置Tに送出し得るようになってい
る。
【0017】このような球送り装置Hにおける各部の具
体的な構成として、先ずケース体33では、その中央部
に前記球出口9裏面に整合して発射位置T側に連絡し得
る1つの所要長さの通路34を、前記発射レール7と平
行となる横向きに延在する傾斜状態に成形して、入口と
なる前側開口域を球受け口35、出口となる後側開口域
を球送り口36としており、そして通路34の球受け口
35の下部に球受け台54を形成する一方、球受け口3
5の側方に球送りソレノイド39の取着部37と、球送
り体43の収容室38とを夫々成形している。また球送
りソレノイド39では、ケース体33の取着部37にビ
ス着される支持鉄片40の一方にコイルを巻回した磁力
発生部(ボビンともいう)41を装着して、1部品単位で
構成されて取扱い得るようになっている。そして、前記
駆動制御部F4からのパルス通電制御により磁力発生部
41で発生した磁力を、支持鉄片40の一端の磁着部4
2に集中的に作用させて球送り体43を昇降操作し得る
ようになっている。なお、このソレノイド39の磁力発
生部41に接続された配線は、前記上球皿Dの開閉板8
裏側から前枠Bの設置部3裏側を経由して、駆動制御部
4の回路基板26の接続具(図4中右から第3番目)2
9に接続される。
【0018】一方球送り体43は、図7に示すように、
本体44と球送り用の上下の第1規制片45および第2
規制片46を合わせて1つに樹脂成形されて本体44の
上辺に磁性片(鉄片)47を取着しており、ケース体33
の収容室38内に横向きに収容された状態で、本体44
の上側端が支軸48に支持されて第1、第2規制片4
5,46を通路34側に延出している。そしてこの球送
り体43は、収容室38に設けたストッパ49,50に
より昇降位置,変位量が規制されているもとで、球送り
ソレノイド39の励磁,消磁に伴い磁着部42および磁
性片47を介して昇降変化し得、作動前では自重により
下降端位置に保持されて第1規制片45を球受け口35
の前側内に位置させて第2規制片46を通路34の略中
央部の下面から下降させた第1の規制状態とされ、また
作動時では上昇位置に保持されて第1規制片45を球受
け口35外に位置させて第2規制片46を通路34内へ
突出させた第2の規制状態とされるようになっている。
そして双方の規制片45,46は、互いに1球分に適し
た間隔を以って左右の上下に適宜変位しており、第2規
制片46が球送り口36の開閉(球の停止,解放)を行な
うことに対して、第1規制片45は前記球出口9の開閉
を行なって同球出口9に臨む球と通路34に入った球と
を分離するようになっている。
【0019】そして本実施例の球送り装置Hでは、図
3,図5および図6に例示するように、前記ケース体3
3の裏側において、通路34の球送り口36の側部に成
形された凹部51に検出具52が着脱可能に組込まれて
ビス着された蓋片53で保持されており、該検出具52
により球送り口36内に入って発射レール7側へ送出さ
れる球の有無を検出し得るようになっている。この検出
具52は、前述すると共に図4に示すように、配線等を
介して前記駆動制御部F4の回路基板26の接続具63
に接続されており、該検出具52による遊技球の検出信
号が該回路基板26の時限タイマー回路65へ入力され
るようになっている。前記時限タイマー回路65は、図
9に示すように、前記検出具52が通路34内の球有り
検出を適宜時間(例えば数秒間)に亘って該基板26へ入
力しない場合に作動して、適宜設定時間(例えば30秒)
後にタイムアップするように構成されている。すなわ
ち、前記ボリュームスイッチ17,スイッチ18および
タッチ感知環19の入力条件に対する回路基板26から
のパルス出力制御に基いて、球送り装置Hの球送りソレ
ノイド39および打球発射装置Fの発射ソレノイド23
が正常な作動制御により球送り・発射動作を行なうこと
において、上球皿Dからの遊技球が球送り送置Hを経て
発射位置Tへ送出されない場合には、前記検出具52が
球有り検出条件を該回路基板26に入力しないから前記
時限タイマー回路65が作動して、設定時間経過後に該
タイマー回路65がタイムアップしたことに基いて、球
送りソレノイド39および発射ソレノイド23の作動制
御を停止させるようになっている。なお検出具52は、
近接スイッチやセンサー等の無接点タイプが好適に使用
可能とされて、当該遊技機のメイン基板(遊技用制御基
板)の球検出回路部(共に図示しない)側に接続すること
もできる。
【0020】また、本実施例の球送り装置Hの球送りソ
レノイド39と打球発射装置Fの発射ソレノイド23と
の作動については、図8に例示するように、駆動制御部
4でのパルス出力制御に基づいてなされる。すなわ
ち、操作ハンドル部F1でのスイッチ検出入力条件とタ
ッチ検出入力条件が回路基板26に入力されているもと
で、第1パルスP1により球送りソレノイド39が励磁・
消磁されて球送り体42を昇降作動させる。一方、前記
2つの検出入力条件に加えてボリューム調整条件が回路
基板26に入力されているもとで、第2パルスP2によ
り発射ソレノイド23が励磁・消磁されて打球杆24を
直線往復動させる。これら第1パルスP1および第2パ
ルスP2は、1分間に100回以下となる規定サイクル
に制御設定されて、球送りソレノイド39と発射ソレノ
イド23による球送り・打球作動の確動安定化が図られ
ている。ちなみに本実施例の球送り装置Hでは、通路3
4が発射レール7に沿って延在する樋状に設定されてい
るので、球送り体43の第2規制片46による規制を解
放された遊技球が、球送り口36を介して発射レール7
の発射位置Tに到達するのに適宜時間を要するから、最
初の第1パルスP1による球送りソレノイド39の動作
で送込まれた遊技球は、最初の第2パルスP2による発
射ソレノイド23の動作に間に合わない。従って、この
最初の第1パルスP1により送込まれた遊技球は、最初
の第2パルスP2と次の第2パルスP2とのインターバル
Sの間に発射位置Tへ着座し、次の第2パルスP2によ
る発射ソレノイド23の動作により打出されるようにな
っている。
【0021】なお、この検出具52を利用して発射位置
Tへ送出される遊技球を1個ずつカウント検出するよう
にすれば、アレンジボール機(毎回の図柄組合わせゲー
ムに所定数の遊技球が必要とされる遊技機)にも実施し
得る。
【0022】
【実施例の作用】前述のように構成された本実施例のパ
チンコ機では、外枠Aに対する前枠Bに、図1および図
2に略示する共通の遊技構成部材C,D,E,Fおよび所
定の遊技盤Gが夫々装備セットされて1台毎に構成され
る。そして、遊技ホール内の設置枠台(図示しない)に所
定の傾き起立姿勢で設置された外枠Aに、前枠B全体を
組付けセットして電源投入保持(通電保持)することによ
り、縦型弾球遊技機として遊技に供し得る。このような
パチンコ機に実施される本実施例の球送り発射制御装置
における打球発射装置Fでは、遊技の開始にあたり操作
ハンドル部F1で打球操作を行なうことにより、図9に
示すように、可変抵抗器(ボリュームスイッチ)17,ス
イッチ18およびタッチ感知環(タッチスイッチ)19の
検出入力条件が駆動制御部F4の回路基板26に入力さ
れているもとで、球送り装置Hの球送り作動に基づいて
遊技球を1球ずつ発射レール7側へ送込んで発射位置T
に着座保持させ、これに次いで打球作動部F2の発射ソ
レノイド23の通電駆動励磁に従って直線往復動する打
球杆24で遊技球を打出すと共に発射レール7上を発射
させて遊技盤G内に打込み、所要のパチンコゲームを展
開し得る。
【0023】そして、本実施例の球送り発射制御装置に
おける前記球送り装置Hは、基本的な球送り作動とし
て、球送りソレノイド39の作動制御に対する球送り体
42の第1、第2の状態変化において、上球皿Dからの
遊技球を1個ずつ受入れて分離状態で送出すようになっ
ている。すなわち装置H自体の作動前においては、図1
0(a)および図10(b)に示すように、球送りソレノイ
ド39が休止(消磁)条件であることに対して、球送り体
43が下降端位置に保持されてその第1規制片45を通
路34の球受け口35の前側内に位置させて上球皿Dの
球出口9を閉鎖している第1の規制状態にある。このた
め上球皿D内に投入された遊技球の最先行球は、第1規
制片45で停止されたまま球出口9内の前側で待機す
る。このもとで前述した打球操作によるスイッチ18お
よびタッチスイッチ19の検出入力条件において、駆動
制御部F3からのパルス制御により球送りソレノイド3
9が励磁されると、磁着部42および磁性片47を介し
て球送り体43が、図11(a)および図11(b)に示す
ように上昇傾動した第2規制状態に保持される。これに
より、前記最先行球が第1規制片45から開放されて通
路34の球受け口35に入って球受け台54に受入れら
れ、該通路34の略中央部の下面から突出している第2
規制片46で一旦停止される。
【0024】そして、前記球送りソレノイド39が休止
(消磁)状態に復元されることに対して球送り体43が磁
力解放されて、自重で図10(a)および図10(b)に示
す下降端位置の第1規制状態に復帰保持される。これに
より、第1規制片45が球出口9裏側を閉鎖し、同口9
内に臨む次の球を停止して通路内の最先行球と分離する
一方、第2規制片46が通路34の下面から下降して退
避(没入)して最先行球を解放する。この結果、図10
(a)中に想像線で例示するように、最先行球が次の球以
降の圧力を一切受けることなく自重で通路34内を転動
した後に球送り口36裏側へ転出して発射レール7の基
部上に送出され、そのまま降下して発射位置Tに着座静
止される。そうして、この球が前記打球発射装置Fの打
球杆24で打出された後において、前述と同様に球送り
ソレノイド39の励磁により球送り体43が第2規制状
態に変化することにより、球出口9内の次の球が通路3
4に受入れられて一旦停止され、次いで球送りソレノイ
ド39の休止により球送り体43が第1規制状態に復元
することにより、以降の球を一旦停止したもとで通路3
4内の球を解放して発射位置T側へ送出すものである。
【0025】このように本実施例の球送り発射制御装置
における球送り装置Hでは、球送りソレノイド39の1
回毎の作動制御(励磁,消磁)に対する球送り体43の第
1,第2規制状態の変化により前述したような1球毎の
分離球送り作動を行ない得るものであるから、上球皿D
の遊技球(排出された賞球を含む)の増減圧力変化に影響
されることなく、設定時間毎に1球ずつを円滑に受入れ
て分離したまま送出すことができ、これにより発射位置
Tでの球の着座状態の安定化を維持して、打球杆24に
よる的確な打出しを確保することができるものである。
【0026】また本実施例の球送り発射制御装置では、
打球発射装置Fのボリュームスイッチ17,スイッチ1
8およびタッチ感知環19の検出入力条件に対する回路
基板26からのパルス出力制御に基いて、球送り装置H
の球送りソレノイド39および打球発射装置Fの発射ソ
レノイド23が正常な作動制御により球送り・発射動作
を行なっている際に、上球皿Dからの遊技球が球送り送
置Hを経て発射位置Tへ送出されないと、検出具52が
球なし状態を検出してこれを回路基板26に入力するよ
うになる。そして、この球なし状態が所要時間に亘って
継続すると、回路基板26内の時限タイマー回路65が
作動して、設定時間経過後に該タイマー回路65がタイ
ムアップすることに基いて、前記ボリュームスイッチ1
7,スイッチ18およびタッチ感知環19の検出入力条
件が回路基板26に入力されていても、球送りソレノイ
ド39および発射ソレノイド23の作動制御を強制的に
停止させ、球送り装置Hおよび打球発射装置Fの空作動
を制止するようになる。
【0027】従って、本実施例の球送り発射制御装置で
は、例えば前記タッチ調整具によるタッチ感度が予め
「強」に調整されていると共に、遊技者が故意に異物を利
用して操作部のレバーを所要位置に固定化したまま当該
遊技機から去ってしまった場合の如く、前記ボリューム
スイッチ17,スイッチ18およびタッチ感知環19の
検出入力条件が保持されたまま放置されたとしても、設
定時間の経過後には空の球送り発射作動を制止するよう
になる。従って、球送り装置Hや打球発射装置Fが空作
動することによる消費電力の無駄使いや駆動源の早期老
朽化等を防止すると共に、特に駆動用のソレノイドで
は、温度上昇による励磁力低下や球飛び不良を好適に防
止し得る。また、球送り装置Hや打球発射装置Fが空作
動している遊技機において、次の遊技者がこれに気付か
ずに遊技球を上球皿へ投入した際に起こる遊技球の不意
の打出しや無駄等を好適に防止し、次の遊技者に不愉快
な思いをさせることもない。
【0028】また、本実施例の球送り発射制御装置の球
送り装置Hによれば、上球皿D側での球抜き時にケース
体33内に球を残すことなく全ての遊技球の抜出しを可
能とし得る。すなわちこの装置Hでは、前述したように
作動前または復元時の第1規制状態にあっては、第1規
制片45が球出口9裏側および通路34の球受け口35
の上流側を閉鎖して遊技球を通路34に受入れない条件
に保持されている。このため遊技の終了等にあたり、上
球皿D側の球抜き機構11を開放操作した場合には、球
出口9底面の開閉片11A(図3,図9および図10参
照)を開放位置に保持したもとで、全ての遊技球を球出
口9から球抜き経路10および球戻し路12を介して下
球皿E側へ抜出すことができ(図2参照)、通路34内へ
の通入を阻止してその残留球の取扱い,処理の手間を省
くことができる。なお下球皿Eでは、球抜き機構13を
開放操作することにより、皿外に用意された球箱(図示
しない)に排出することができる。
【0029】
【変更例】本発明の対象とする球送り発射制御装置は、
ケース体33内に組み込まれた球送り体43に遊技球用
の第1,第2規制片45,46を配設して、球送り体43
の第1,第2規制状態の変化において遊技球を1個ずつ
受入れて次の球以降と分離しながら送出するもので、こ
の球送り体43の作動源については、前述した実施例の
球送りソレノイド39に限らず、打球動作に連動する連
繋部材67の作動を利用するタイプでもよい。言い換え
ると、打球発射装置Fが駆動モータにより打球杆を往復
動させる形式である場合においては、球送り装置Hは、
打球杆の打球動作に連動する機械的な連繋部材67の傾
動や昇降動等に対して、球送り体43を1回ずつ作動変
化させる形式であってもよい(図7中想像線参照)。
【0030】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るパチン
コ遊技機における球送り発射制御装置によれば、球送り
装置の通路に検出具を配設して該通路内の遊技球の有無
を確認検出し、該検出具の検出条件を打球発射装置にお
ける制限回路を具備した駆動制御部へ入力するよう構成
した。すなわち前記検出具が、球送り装置の通路内に受
入れて送出すべき遊技球に対する球有り検出条件を駆動
制御部へ入力しない場合には、前記制限回路が所定の制
限条件に基いて作動し、設定時間後に球送りソレノイド
および発射ソレノイドの作動制御を停止させて球送り装
置および打球発射装置の空作動を制止することができ
る。従って、遊技者が遊技の終了後にレバーを元に戻さ
ないまま当該遊技機から去ってしまった場合には、所定
時間後に球送り装置および打球発射装置の作動制御が停
止されるので、これら球送り発射制御装置がいつまでも
駆動し続けてしまう不都合を好適に解消し得る利点があ
る。またこの結果として、消費電力の無駄使いや球送り
ソレノイドおよび発射ソレノイド等の早期老朽化を防止
し、特に発射ソレノイドでは、空作動の継続による温度
上昇を起因とした励磁力低下がないから、以後に行なわ
れる正常な実射作動での球飛び不良を招来することがな
い。更には、球送り装置や打球発射装置が空作動してい
る遊技機において、次の遊技者がこれに気付かずに遊技
球を上球皿へ投入した際に起こる遊技球の不意の打出し
や無駄等を好適に防止し、次の遊技者に不愉快な思いさ
せることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のパチンコ機を前側開放状態で略示す
る正面図である。
【図2】前枠および下球皿の要部と球送り発射制御装置
における打球発射装置の一部とを示す正面図である。
【図3】球送り発射制御装置における打球発射装置およ
び球送り装置を主に示す平断面図である。
【図4】打球発射装置の打球作動部と駆動制御部を一部
破断して示す背面図である。
【図5】上球皿の一部および球送り装置を示す背面図で
ある。
【図6】球送り装置の前面側の正面図である。
【図7】球送り装置の要部を示す断面図である。
【図8】球送り・打球作動のパルス制御設定側を示す説
明図である。
【図9】球送り装置および打球発射装置の空作動防止例
を略示するブロック図である。
【図10】球送り装置の作動前状態を示す動作説明図で
ある。
【図11】球送り装置の作動時状態を示す動作説明図で
ある。
【符号の説明】
9 球出口 16 操作レバー(操作部材) 17 可変抵抗器(検出入力手段) 18 スイッチ(検出入力手段) 19 タッチ感知環(検出入力手段) 23 発射ソレノイド 24 打球杆 34 通路 39 球送りソレノイド 43 球送り体 52 検出具 65 時限タイマー回路(制限回路) D 上球皿 F 打球発射装置 F1 操作ハンドル部(操作部) F2 打球作動部 F4 駆動制御部 G 遊技盤 H 球送り装置 T 発射位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適正な遊技操作による電気的な検出入力
    条件に基いて電動式の球送り装置(H)と打球発射装置(F)
    との関連による球送り発射作動を行ない、上球皿(D)か
    らの遊技球を1個ずつ発射位置(T)に送込んで遊技盤(G)
    内に打出してパチンコゲームを展開する遊技機におい
    て、 前記球送り装置(H)では、球送り動作毎に上球皿(D)の球
    出口(9)に連通する通路(34)に遊技球を1個ずつ受入れ
    て発射位置(T)へ送出し得る球送り体(43)と、パルス出
    力制御に基いて球送り体(43)を動作させ得る球送りソレ
    ノイド(39)と、通路(34)内に遊技球の有無を確認検出し
    得る検出具(52)とを備え、 前記打球発射装置(F)では、前記検出入力条件を発生し
    得る電気的な検出入力手段(17,18,19)および操作部材(1
    6)を組込んだ操作部(F1)と、この検出入力手段(17,18,1
    9)の入力条件で作動制御可能とされた発射ソレノイド(2
    3)および打球杆(24)を有する打球作動部(F2)と、検出入
    力手段(17,18,19)の入力条件に対するパルス出力制御に
    基いて前記球送りソレノイド(39)および発射ソレノイド
    (23)を設定タイミングで作動制御すると共に、前記検出
    具(52)に対する制限回路(65)を有する駆動制御部(F4)と
    を備え、 前記操作部(F1)での検出入力手段(17,18,19)の入力条件
    に対する前記駆動制御部(F4)からのパルス出力制御に基
    いて、前記球送りソレノイド(39)および発射ソレノイド
    (23)が正常な作動制御により球送り・発射動作を行なう
    ことにおいて、前記検出具(52)が通路(34)内に受入れて
    送出されるべき遊技球に対する球有り検出条件を駆動制
    御部(F4)に入力しない場合には、前記制限回路(65)の制
    限条件に基いて、球送りソレノイド(39)および発射ソレ
    ノイド(23)の作動制御を停止させるように設定したこと
    を特徴とするパチンコ遊技機における球送り発射制御装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007202608A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Sanyo Product Co Ltd パチンコ遊技機
JP2011152453A (ja) * 2011-05-16 2011-08-11 Sanyo Product Co Ltd パチンコ遊技機
JP2013063292A (ja) * 2012-12-03 2013-04-11 Sanyo Product Co Ltd パチンコ遊技機

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