JP2003310936A - 可変入賞装置 - Google Patents

可変入賞装置

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JP2003310936A
JP2003310936A JP2002121972A JP2002121972A JP2003310936A JP 2003310936 A JP2003310936 A JP 2003310936A JP 2002121972 A JP2002121972 A JP 2002121972A JP 2002121972 A JP2002121972 A JP 2002121972A JP 2003310936 A JP2003310936 A JP 2003310936A
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ball
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movable
opening
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JP2002121972A
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Shuichi Ebara
秀一 江原
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動力伝達機構の簡素化を図る。 【解決手段】 可変入賞部品1の内部に第1可動軸23
で回転可能に取り付けられた第1可動体21の先端部に
意匠面部24を設け、第1可動体21を第1可動駆動源
17の回転でアーム16と突起20及び長孔22からな
る機械的な動力伝達機構で振り子運動させる一方、意匠
面部24の内部に第2可動体25を回転可能に設け、第
2可動体25に設けた磁性体29を第1可動体21に設
けた取付部31に取り付けられた電磁石32の励磁・消
磁によって吸引・解放することで、第2可動体25の球
受渡体28を意匠面部24の前方で上下方向に動かす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変入賞装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図8は特開平6−39093号公報に開
示された可変入賞装置を示し、可変入賞装置は遊技盤1
11に取り付けられた可変入賞部品112と、遊技盤1
11の裏側または遊技盤111の格納される遊技機枠の
裏側に設けられた制御装置113とを備え、可変入賞部
品112の内部には1つの振り子式の第1可動体114
を設け、第1可動体114の先端部にもう1つの第2可
動体115を設け、制御装置113が第1可動体114
と第2可動体115とを別々に駆動するようになってい
る。符号122は第1可動体114の軸、符号123は
第2可動体105の軸である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例は、第1可
動体114と第2可動体115とには別々の駆動源11
6;117の出力体118;119が別々のリンク機構
のような機械的な動力伝達機構120;121で連結さ
れた構造であるので、動力伝達機構120;121が複
雑になるという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、動力伝達機構を簡素化
することができる可変入賞装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、遊技
盤に取り付けられる可変入賞部品と、可変入賞部品に設
けられた複数の可動体を別々の駆動源で動かす構造体
と、複数の構造体の駆動源を別々に制御する制御装置と
を備えた可変入賞装置において、複数の構造体の少なく
とも一方を磁力によるワイヤレス形態で動力伝達を行う
構造にしたことによって、動力伝達機構を簡素化するこ
とができる。また、本発明にあっては、複数の可動体の
一方が他方に設けられ、この一方の可動体に対する動力
伝達機構が磁力による動力伝達機構により形成されれ
ば、一方の可動体に対する動力伝達機構の重量が他方の
可動体から取り除かれ、他方の可動体を少ない動力で円
滑に動かすことができる。また、本発明にあっては、複
数の構造体が可変入賞部品の特定入賞口への球の受渡動
作を行う形態であれば、複数の構造体の動作を特定入賞
口への入賞に絡ませることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図6は第1実施形態であっ
て、図1は可変入賞装置における可変入賞部品1を縦方
向に切断した断面を示し、図2は可変入賞部品1の内部
構造を分解した外観を示し、図3は可変入賞部品1を分
解した外観を示し、図4及び図5は特定入賞口33と第
2可動体25との動作関係を示し、図6は制御装置Sの
制御処理を示す。
【0007】図1を参照し、可変入賞装置について説明
する。可変入賞装置は前方開放後方閉鎖状の箱形に形成
された可変入賞部品1を備え、可変入賞部品1は前後方
向中間部に外側に突出する取付脚部2を備える。そし
て、可変入賞部品1の取付脚部2よりも後部を遊技盤3
に形成された開口部4に遊技盤3の前面である意匠盤面
の方向から挿入し、取付脚部2が開口部4周りの意匠盤
面に接触し、図外の止ねじが取付脚部2に形成された図
外の取付孔を経由して遊技盤3に締結されることで、可
変入賞部品1が遊技盤3に取り付けられる。
【0008】可変入賞部品1の取付脚部2よりも前側の
周壁は遊技盤3の意匠盤面を流下する球を可変入賞部品
1の内部に取り込まない形態であって、周壁の上部には
左右に相対峙する球取入口5が前側より後側に窪むよう
に切り欠かれる。球取入口5には開閉体6が左右に開閉
可能に配置される。開閉体6の下部に開閉体6と一緒に
回転するように設けられた開閉軸7は球取入口5周りの
周壁に回転可能に装着され、可変入賞部品1から後側に
突出した開閉軸7の後端部には可変入賞部品1の後壁に
固定的に設けられた電磁ソレノイドのような開閉駆動源
8のプランジャのような開閉出力体9が動力伝達機構1
0で連結される。
【0009】そして、プランジャが開閉駆動源8への給
電でコイルスプリングのような弾性体11のばね力に抗
して上方に吸引されると、開閉軸7が動力伝達機構10
を介して一方向に回転し、左右一対の開閉体6が可変入
賞部品1より外側に開放する。この開閉体6による球取
入口5の開放中は遊技盤3を流下する球が開閉体6から
球取入口5を経由して可変入賞部品1の内部に取り込ま
れる。前記開閉駆動源8への電力供給が遮断されると、
開閉出力体9が弾性体11のばね力で下方に突出し、開
閉軸7が動力伝達機構10を介して上記と逆方向に回転
し、左右一対の開閉体6が可変入賞部品1の外側から球
取入口5を閉じる。この開閉体6による球取入口5の閉
鎖中は遊技盤3を流下する球が開閉体6で可変入賞部品
1の内部に取り込まれない。
【0010】可変入賞部品1の内部構造について詳述す
る。可変入賞部品1の前後方向中間部には縦壁12が固
定的に設けられる。縦壁12は下部に普通入賞口13を
備え、前面に球取入口5より可変入賞部品1の内部に取
り込まれた球を普通入賞口13に誘導する斜面14を備
える。普通入賞口13には普通球検出器15が設けられ
る。普通球検出器15は普通入賞口13を上方から下方
に通過する球を検出した信号(普通入賞検出信号)を制
御装置Sに出力する。
【0011】縦壁12の背部における空間部には動力伝
達機構16が配置される。動力伝達機構16のモータの
ような第1可動駆動源17は縦壁12に固定的に取り付
けられる。第1可動駆動源17のモータ軸のような第1
出力体18にはアーム19が一緒に回転するように取り
付けられる。アーム19の先端部に設けられた突起20
は第1可動体21に形成された長孔22に嵌め込まれ
る。第1可動体21の中間部は可変入賞部品1の後壁に
第1可動軸23で左右方向に回転可能に取り付けられ
る。そして、第1出力体18が第1可動駆動源17への
給電で一方向に回転駆動すると、突起20が第1出力体
18の周囲に旋回することによって、第1可動体21が
第1可動軸23を中心として時計の振り子のように左右
に往復する振り子運動を行う。
【0012】第1可動軸23よりも下方における第1可
動体21の下端部には後方から前方に膨出した顔の形を
した意匠面部24を備える。意匠面部24の裏側におけ
る内部空間に配置された第2可動体25は意匠面部24
に第2可動軸26で上下方向に回転可能に取り付けられ
る。第2可動体25は意匠面部24の内部空間から意匠
面部24に形成された口のような貫通孔27を経由して
意匠面部24の外側に突出した舌片のような球受渡体2
8と、鉄のような磁性体29とを備える。第1可動体2
1には第1可動軸23を支える支持部30から突出した
取付部31を備える。取付部31は意匠面部24と前後
方向に所定間隔をもって対応し、取付部31の裏面には
電磁石32が固定的に取り付けられる。
【0013】そして、電磁石32への給電で電磁石32
に発生した磁力(電磁石32の励磁動作)が磁性体29
を吸引すると、第2可動体25の球受渡体28が下方か
ら上方に向けて回転して意匠面部24における貫通孔2
7の上端に接触する。その状態において、前記電磁石3
2への給電が遮断され、電磁石32に発生していた磁力
が消滅(電磁石32の消磁動作)すると、磁性体29に
対する電磁石32の吸引が解除され、第2可動体25に
おける球受渡体28が自重で上方から下方に向けて回転
して意匠面部24における貫通孔27の下端に接触す
る。よって、電磁石32への給電と遮断とが繰り返され
ることで、球受渡体28が昇降動作を繰り返す。
【0014】第2可動体25の前部における空間部には
Vゾーンと呼ばれるような特定入賞口33が設けられ
る。特定入賞口33は可変入賞部品1の底壁より上方に
突出した形態であって、可変入賞部品1における底壁の
左右方向中央部に配置される。特定入賞口33の上面に
は後方に向けて突出する球受取体34を備える。特定入
賞口33には特定球検出器35が設けられる。特定球検
出器35は特定入賞口33を上方から下方に通過する球
を検出した信号(特定入賞検出信号)を制御装置Sに出
力する。
【0015】可変入賞部品1の底壁には普通入賞口13
から排出されて特定入賞口33を経由して特定入賞口3
3から排出された球または普通入賞口13から排出され
て特定入賞口33を経由しない球を可変入賞部品1の内
部から外部に排出する球排出口36を備える。球排出口
36から遊技盤3の裏面に排出された球は遊技盤3の裏
面に設けられた図外のセット板のような球通路形成体で
下方に誘導される。
【0016】可変入賞部品1の前面開口部は前面板37
で覆われる。前面板37は可変入賞部品1に固定的に取
り付けられる形態であって、上部視認領域38と下部視
認領域39とを備える。上部視認領域38は開放中の開
閉体6から球取入口5を経由して普通入賞口13に入賞
する球の動態を前側から遊技者に視認させるための領域
である。下部視認領域39は第1可動体21における意
匠面部24の振り子動作、第2可動体25における球受
渡体28の昇降動作、球受渡体28から特定入賞口33
に入賞する球の動態を前側から遊技者に視認させるため
の領域である。上部視認領域38及び下部視認領域39
は透視性を有するガラスまたは合成樹脂のようなパネル
で形成される。
【0017】図2を参照し、縦壁12、第1可動体2
1、第1可動駆動源17、第2可動体25、電磁石32
などの構成部品について説明する。第2可動体25が意
匠面部24の裏側から意匠面部24に挿入され、第2可
動体25の球受渡体28が貫通孔27に挿入された後、
第2可動軸26が意匠面部24の周壁に形成された一方
の孔40から第2可動体25の軸受孔41を経由して意
匠面部24の周壁に形成された図外の他方の孔に装着さ
れる。その後、取付部31が第1可動体21の支持部3
0周りに設けられた結合部42に結合される。取付部3
1が結合部42に結合される前かまたは結合された後の
何れかにおいて、電磁石32は取付部31に取り付けら
れる。電磁石32の励磁コイル43より突出した鉄心の
ような磁心44の一端部を取付部31に形成された孔4
5に挿入し、当該磁心44および励磁コイル43を取付
部31に結合することによって、電磁石32が取付部3
1に固定的に取り付けられる。
【0018】これと並行し、アーム19の一端部に形成
された嵌合部46が第1出力体18に装着された後、止
ねじ47が嵌合部46に形成されたねじ孔(孔壁に雌ね
じが形成された孔の形態)48に締結され、ねじ孔48
から嵌合部46の内部に突出した止ねじ47の先端が第
1出力体18で受け止められることによって、止ねじ4
7が嵌合部46と第1出力体18とを一緒に回転するよ
うに結合し、アーム19と第1出力体18とが一緒に回
転するように連結される。第1出力体18に結合された
アーム19の突起20が第1可動体21の長孔22に挿
入されたまま、第1可動駆動源17を縦壁12の裏側に
近づけることによって、第1可動駆動源17のボディか
ら外側に突出した一対のブラケット49が縦壁12の裏
面に設けられた一対の支柱50の端面に重ね合わせられ
た状態において、止ねじ51がブラケット49の取付孔
52を経由して支柱50に締結されることによって、第
1可動駆動源17のボディが縦壁12に固定的に取り付
けられる。要するに、可変入賞部品1の内部に設けられ
る複数の構造体の一方は第1可動体21と動力伝達機構
16および第1可動駆動源17で構成され、他方は第2
可動体25と磁性体29および電磁石32で構成され
る。
【0019】このように、第1可動体21、第2可動体
25、電磁石32、取付部31、アーム19、第1可動
駆動源17が縦壁12に取り付けられた状態において、
目隠板53が第1可動体21と取付部31との間の隙間
に嵌め込まれたまま、縦壁12が図1に示す可変入賞部
品1に前側から内部に挿入された後、縦壁12の上部が
図1に示す可変入賞部品1に設けられた受止部54に嵌
め込まれる一方、止ねじ55が縦壁12に形成された取
付孔56を経由して図1に示す可変入賞部品1に設けら
れた支柱57に締結されることによって、第1可動体2
1、第2可動体25、電磁石32、取付部31、アーム
19、第1可動駆動源17および縦壁12からなる複合
体が可変入賞部品1の内部に固定的に取り付けられる。
【0020】これと並行し、第1可動体21と取付部3
1との間の隙間に嵌め込まれたまま縦壁12と一緒に可
変入賞部品1の内部に挿入された目隠板53が図1に示
す可変入賞部品1に設けられた支柱58に止ねじ59で
締結される。これによって、図3に示すように可変入賞
部品1の内部に第1可動体21、第2可動体25、電磁
石32、取付部31、アーム19、第1可動駆動源17
および縦壁12からなる複合体および目隠板53が組み
付けられる。
【0021】図3を参照し、可変入賞部品1と前面板3
7とからなる構成部品について説明する。第1可動体2
1、第2可動体25、電磁石32、取付部31、アーム
19、第1可動駆動源17および縦壁12からなる複合
体および目隠板53が組み付けられた可変入賞部品1の
前面に上部視認領域38および下部視認領域39を有す
る前面板37を結合することによって、可変入賞部品1
の前側開口が前面板37で閉鎖される。
【0022】図4及び図5を参照し、第2可動体25と
特定入賞口33との関係について説明する。図4に示す
ように、第1可動体21が特定入賞口33と前後で対向
する状態において、電磁石32が消磁していると、第2
可動体25の球受渡体28が下向きとなっているので、
普通入賞口13から真下に落下した球Aは仮想線で示す
ように第1可動体21の意匠面部24と特定入賞口33
の球受取体34との間の空間から意匠面部24と球受渡
体28との間の空間を経由して可変入賞部品1の底壁に
落下し、底壁から球排出口36に取り込まれる。
【0023】図5に示すように、第1可動体21が特定
入賞口33と前後で対向する状態において、電磁石32
が励磁していると、第2可動体25の磁性体29が電磁
石32の磁力で吸着され、第2可動体25の球受渡体2
8が上向きとなって球受取体34と対応するので、普通
入賞口13から真下に落下した球Bは仮想線で示すよう
に球受渡体28で受け止められた後に球受渡体28で球
受取体34に受け渡される。この球受渡体28から球受
取体34に受け渡された球は球受取体34から特定入賞
口33に入賞する。この特定入賞口33に入賞した球B
は特定球検出器35で検出されるとともに特定入賞口3
3から可変入賞部品1の底壁に落下し、底壁から球排出
口36に取り込まれる。
【0024】実施形態の動作について図6のフローチャ
ートも参照しつつ説明する。制御装置Sが電源スイッチ
のオン動作に伴う電力供給で起動すると、制御装置Sが
電磁石32を消磁するとともに第1可動駆動源17を動
作する(ステップ103;105参照)。そして、球が
皿装置の上球貯蔵室(上皿)に入っている状態におい
て、遊技者が球発射操作機構を操作すると、球が上球貯
蔵室から遊技機枠の内部に設けられた図外の球発射機構
に供給され、当該球が球発射機構で遊技領域に向けて発
射される。
【0025】遊技領域に発射された球が始動入賞部品に
入賞すると(ステップ101がNO、ステップ102が
YESを参照)、始動入賞球検出器が球を検出した信号
(始動入賞検出信号)を制御装置Sに出力し、制御装置
Sが始動入賞動作をすべく電磁石32および開閉駆動源
8を制御する。この始動入賞動作による電磁石32への
制御によって、第2可動体25が間欠昇降する(ステッ
プ106参照)。つまり、電磁石32が励磁すると、第
2可動体25が上昇し、電磁石32が消磁すると、第2
可動体25が下降するというように、第2可動体25が
上昇と下降とを間欠的に繰り返す。
【0026】前記始動入賞動作による開閉駆動源8への
制御によって、開閉体6が1回または数回数秒間隔で開
閉する。この開閉体6の開放中において、球が遊技領域
から開閉体6、球取入口5を経由して可変入賞部品1の
内部に取り込まれて普通入賞口13に入賞すると、普通
球検出器15が球を検出した信号(普通入賞検出信号)
を制御装置Sに出力する。開閉体6の開放中に可変入賞
部品1の内部に取り込まれた全部の球は普通入賞口13
に入賞する。
【0027】次に、普通入賞口13から落下した球が特
定入賞口33に入賞すると、特定球検出器35が球を検
出した信号(特定入賞検出信号)を制御装置Sに出力
し、制御装置Sが大当り動作をすべく開閉駆動源8を制
御する(ステップ101がYES参照)。この大当り動
作による開閉駆動源8への制御によって、開閉体6が例
えば30秒のような所定時間だけ開いた後に閉じる。こ
の開閉体6の開放中において、普通入賞口13へ入賞し
た球数が10個というような所定個数になるか(制御装
置Sが普通入賞検出信号の入力される毎に計数し、計数
した値が所定個数となる)または大当り開始から所定時
間が経過するまで(制御装置Sが大当り開始から計時
し、計時した時間が所定時間となるまで)の何れかにお
いて、球が特定入賞口33に入賞しなければ開閉動作を
停止して大当り動作を終了する一方、球が特定入賞口3
3に入賞するとその回における大当り動作である開閉体
6の開閉動作を停止して新たな大当り動作である開閉体
6の開閉動作を開始する。
【0028】特に、前記大当り動作中において、第1可
動体21の意匠面部24が特定入賞口33と対応するよ
うに、制御装置Sが第1可動駆動源17の駆動を停止す
る(ステップ106参照)一方、普通入賞信号の計数値
に基づき第2可動体25を特定入賞口33への入賞のき
っかけを作る誘導姿勢に姿勢制御する(ステップ10
7;108;109参照)。例えば、普通入賞口13へ
入賞した球数が8個というような姿勢判定値未満までは
(普通入賞信号の計数値が1〜7)、制御装置Sが電磁
石32を消磁し、計数値が姿勢判定値に到達すると、制
御装置Sが電磁石32を励磁し続ける。この電磁石32
の励磁は1回の大当り動作中継続し、1回の大当り動作
の終了とともに終わる(電磁石32が消磁する)。この
ように、姿勢判定値を普通入賞信号の最大計数値として
制御装置Sに設定された所定個数に近い値として制御装
置Sに設定すれば、特定入賞による大当りの動作を長時
間継続させて、遊技者に還元する賞球払出数を多くする
ことができる。
【0029】図7は第2実施形態に係る大当り動作中に
おける第2可動体25の動態を示す。第1実施形態では
大当り動作の開始に伴い第1可動体21を特定入賞口3
3と対応するように停止したのに対し、第2実施形態で
は第1可動体21を大当り動作中でも左右に振り子運動
させるとともに大当り動作中は第2可動体25の球受渡
体28を上昇位置で停止させる。図7に示すように、ス
テップ201がYESであることから大当り動作が開始
すると、ステップ206で制御装置Sが電磁石32を励
磁し続ける。これによって、第2可動体25の球受渡体
28が上昇位置で停止する。このように、第2実施形態
によれば、第1実施形態に比べて制御処理を簡単にする
ことができる。図7におけるステップ201〜205は
図6のステップ101〜105と同じである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の可変入賞部品を示す縦断面
図。
【図2】 第1実施形態の可変入賞部品の内部構造を示
す分解斜視図。
【図3】 第1実施形態の可変入賞部品を示す分解斜視
図。
【図4】 第1実施形態の動作関係を示す模式図。
【図5】 第1実施形態の動作関係を示す模式図。
【図6】 第1実施形態のフローチャート。
【図7】 第2実施形態のフローチャート。
【図8】 従来例を示す模式図。
【符号の説明】
1 可変入賞部品 3 遊技盤 17 第1可動駆動源(駆動源) 21 第1可動体(可動体) 25 第2可動体(可動体) 29 磁性体 32 電磁石(駆動源) 33 特定入賞口 S 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に取り付けられる可変入賞部品
    と、可変入賞部品に設けられた複数の可動体を別々の駆
    動源で動かす構造体と、複数の構造体の駆動源を別々に
    制御する制御装置とを備えた可変入賞装置において、複
    数の構造体の少なくとも一方を磁力によるワイヤレス形
    態で動力伝達を行う構造にしたことを特徴とする可変入
    賞装置。
  2. 【請求項2】 複数の可動体の一方が他方に設けられ、
    この一方の可動体に対する動力伝達機構が磁力による動
    力伝達機構により形成されたことを特徴とする請求項1
    記載の可変入賞装置。
  3. 【請求項3】 複数の構造体が可変入賞部品の特定入賞
    口への球の受渡動作を行う形態であることを特徴とする
    請求項1記載の可変入賞装置。
JP2002121972A 2002-04-24 2002-04-24 可変入賞装置 Pending JP2003310936A (ja)

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