JPH0615030A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH0615030A
JPH0615030A JP19464892A JP19464892A JPH0615030A JP H0615030 A JPH0615030 A JP H0615030A JP 19464892 A JP19464892 A JP 19464892A JP 19464892 A JP19464892 A JP 19464892A JP H0615030 A JPH0615030 A JP H0615030A
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JP
Japan
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ball
pachinko machine
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switch
open
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Application number
JP19464892A
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English (en)
Inventor
Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス枠や開閉パネルが正常に閉じられてい
ない場合には球送り装置の作動だけを停止させる。 【構成】 球供給皿6内の球を1個宛発射位置に案内し
て、この球を1個宛弾発可能な打球発射装置を有するパ
チンコ機1において、発射操作ハンドル43の操作によ
りオンとなる発射スイッチからの信号により、上記打球
発射装置のロータリーソレノイドを作動状態とし、且つ
打球発射装置の作動と関連づけて球送り装置の電磁石を
作動させる電気的制御装置と、上記打球発射装置を作動
可能状態とし、球送り装置を作動不能状態とする金枠ス
イッチ10、パネルスイッチ17とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的駆動源によって
発射杆を作動させ、発射レールの発射位置に待機する球
を弾発するパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のパチンコ機は、モータやソレノイ
ド等の電気的駆動源を利用してパチンコ球を発射する打
球発射装置を備えたものが殆どである。また、球供給皿
内の球を1個宛発射レールの発射位置に供給する球送り
装置についても、発射杆の往復動作を連結杆等の機械的
伝達機構によって関連付けて球供給部材を作動させるも
のが一般的であったが、近年は、打球発射装置の作動に
関連して作動するソレノイド等の電気的駆動源を用い、
この電気的駆動源の作動によって球を供給する形式のも
のが開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した形式
の打球発射装置を備えたパチンコ機においては、球供給
皿を取り付けた開閉パネルが完全に閉状態となっていれ
ば球供給皿内の球を1個宛確実に発射位置に供給するこ
とができるが、開閉パネルが完全に閉じていない場合に
は発射位置への球の供給が確実に行なうことができな
い。例えば、遊技者が打球発射装置を操作して遊技を開
始しようとしても、開閉パネルが完全に閉じていない場
合には、球送り装置が作動しても球供給皿内の球を発射
位置に確実に案内することができず、このために正確な
発射が行なえず、発射レール上で球止まり等のトラブル
が発生する。また、開閉パネルが閉じていないに場合、
球が発射レール上に乗らずに他の場所に落下してしま
い、遊技者にとって貴重な球が紛失することもある。ま
た、パチンコ機の組立工場において打球発射装置の発射
杆、特に弾発部の調整を行なったり、打球の飛距離調整
を行なう際には、開閉パネルを開放した状態で発射レー
ルの発射位置に球を1個手で置いて調整する。この様な
調整作業中、打球発射装置の作動に球送り装置の電気的
駆動源の作動を関連づけてあり、また、この様な調整作
業においては開閉パネルを開放したままでないと調整で
きないので、球供給皿に球が入っている場合にはこれら
の球が球送り装置の作動によって関係のない場所に送り
出されて、床に散乱してしまう。この様に、従来のパチ
ンコ機は、打球発射装置が作動すれば無条件で球送り装
置が作動してしまうので、種々の不都合を生じる。この
ため、球送り装置が作動した場合には、確実に発射レー
ルの発射位置に球を案内できる構造及び制御を有するパ
チンコ機の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑み提
案されたもので、球供給皿内の球を1個宛発射位置に案
内して、この球を1個宛弾発可能な打球発射装置を有す
るパチンコ機において、発射用電気的駆動源と該電気的
駆動源により作動して発射レールの発射位置に待機する
球を弾発するための弾発部を有する発射杆とからなる打
球発射装置と、該打球発射装置の作動開始を検出する起
動検出手段と、球供給皿内の球を1個宛発射レールの発
射位置に案内する球送り装置と、該球送り装置を作動さ
せる球送り用電気的駆動源と、上記起動検出手段からの
検出信号により、上記打球発射装置を作動状態とし、且
つ打球発射装置の作動と関連づけて球送り装置の球送り
用電気的駆動源を作動させる電気的制御装置と、上記打
球発射装置を作動可能状態とし、球送り装置を作動不能
状態とする球送り駆動停止信号発生手段とを、備えたこ
とを特徴とするパチンコ機である。
【0005】
【作用】起動検出手段が作動開始を検出して検出信号を
送出すると、電気的制御装置が打球発射装置を作動状態
とするとともに、打球発射装置の作動と関連づけて球送
り装置の球送り用電気的駆動源を作動させる。したがっ
て、球供給皿内の球が発射位置に1個宛供給され、この
球が発射杆の弾発部によって弾発される。そして、球送
り駆動停止信号発生手段から停止信号が送出されると、
打球発射装置を作動可能状態とするが球送り装置の電気
的駆動源が停止したままとなる。したがって、打球発射
装置は作動しても球供給皿内の球は送り出されることは
ない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。パチンコ機1は、図1に示すように、額縁状前
面枠2の窓部にガラス枠3と開閉パネル4を開閉可能に
軸着し、前面枠2の裏側下方に打球発射装置5を設け、
開閉パネル4の表側に設けた球供給皿6内の球を開閉パ
ネル4裏側に設けた球送り装置7により1個宛発射レー
ル8の発射位置9に送り、この球を打球発射装置5の作
動により遊技盤(図示せず)の遊技部内に弾発するよう
に構成してある。
【0007】また、本実施例では図3乃至図5に示すよ
うに、ガラス枠3の開閉状態を検知する金枠スイッチ1
0を設けてある。即ち、ガラス枠3の軸着基端側である
開閉パネル4裏側の連絡樋11のフランジ12にブラケ
ット13を取り付け、該ブラケット13にマイクロスイ
ッチを金枠スイッチ10として固定し、ガラス枠3が正
常に閉状態になっているとガラス枠3の後部が金枠スイ
ッチ10のアクチュエータ14を押圧するように構成し
てある。したがって、ガラス枠3を前面枠2側に十分押
圧してガラス枠3を正常な閉状態にすると、金枠スイッ
チ10のアクチュエータ14がガラス枠3に押圧されて
閉状態信号(例えば「H」信号)を後述する電気的制御
装置15に送る。一方、ガラス枠3が開状態或は正常に
閉じていない状態にあるときは、アクチュエータ14が
十分に押圧されないので、金枠スイッチ10が開状態信
号乃至異常信号(例えば「L」信号)を電気的制御装置
15に送る。
【0008】なお、ガラス枠3の開閉状態を検知する金
枠スイッチ10は、上記した構成に限定されず、ガラス
枠3の開閉状態を電気的に検出することができればどの
ような構成のスイッチでも良いし、また取り付け位置も
限定されない。例えば、フォトセンサを金枠スイッチ1
0として連絡樋11上に取り付けてもよいし、また、こ
の金枠スイッチ10を飾り枠16乃至前面枠2に取り付
けてもよい。
【0009】また、本実施例では図2に示すように、開
閉パネル4の開閉状態を検知するパネルスイッチ17を
設けてある。即ち、遊技盤を載せる遊技盤載置部材18
の一側前面にマイクロスイッチをパネルスイッチ17と
して固定し、開閉パネル4が正常に閉状態になっている
と開閉パネル4裏側の球送り装置7の後部がパネルスイ
ッチ17のアクチュエータを押圧するように構成してあ
る。したがって、開閉パネル4を前面枠2側に十分押圧
して開閉パネル4を正常な閉状態にすると、パネルスイ
ッチ17のアクチュエータが球送り装置7に押圧されて
閉状態の信号(例えば「H」信号)を後述する電気的制
御装置15に送る。一方、開閉パネル4が開状態或は正
常に閉じていない状態にあるときは、アクチュエータが
十分に押圧されないので、パネルスイッチ17が開状態
信号乃至異常信号(例えば「L」信号)を電気的制御装
置15に送る。
【0010】なお、開閉パネル4の開閉状態を検知する
パネルスイッチ17は、上記した構成に限定されず、開
閉パネル4の開閉状態を電気的に検出することができれ
ばどのような構成のスイッチでも良いし、また取り付け
位置も限定されない。例えば、フォトセンサをパネルス
イッチ17として遊技盤載置部材18の前面に取り付け
てもよい。
【0011】上記した金枠スイッチ10及びパネルスイ
ッチ17は、球送り駆動停止信号発生手段としても機能
するもので、ガラス枠3或は開閉パネル4が正常に閉状
態になっていない場合には停止信号を送出して球送り装
置7の作動を停止させる。なお、詳しくは後述する。
【0012】打球発射装置5は、図6乃至図8に示すよ
うに、ユニットベース19の前面に電気的駆動源として
ロータリーソレノイド20を取り付け、ユニットベース
19の背面に突出した出力軸21に発射杆22を固定
し、電気的制御装置15からの信号によりロータリーソ
レノイド20が作動して発射杆22を第1ストッパ23
と第2ストッパ24との間を往復回動させ、これにより
発射レール8の傾斜下端に形成してある発射位置9の球
を発射杆22先端の弾発部25によって弾発する構成で
ある。なお、この打球発射装置5は、電気的制御装置1
5の作用により後述する球送り装置7の作動と通常は同
期して作動する。
【0013】球供給皿6は、前後幅の大きい球貯留部2
6を一側に形成すると共に、該球貯留部26から次第に
前後幅を小さくして最終的には球が一列で流下できる球
整列路27を他側に向けて僅かに下り傾斜させた状態で
形成してある。なお、この球供給皿6を開閉パネル4に
取り付けると、球整列路27の流下端が開閉パネル4の
球通過口(図示せず)に連通し、この球通過口を介して
球送り装置7の球取込流路28に接続している。
【0014】球送り装置7は、図9乃至図11に示すよ
うに、箱状のユニットケース29内に収められた状態で
開閉パネル4の裏側に取り付けられている。ユニットケ
ース29は、プラスチック製の本体29aと、該本体の
下部に着脱乃至開閉可能に取り付けた蓋29bとからな
り、本体29aの前面側に前記球通過口に連通する球入
口30を開設し、該球入口30から球取込流路28を内
部に形成してある。なお、図面の実施例では球取込流路
28の底部を蓋29b側に一体成形し、蓋29bを閉じ
ると球取込流路28が形成されるように構成してある。
また、球取込流路28の傾斜下端の底部に球抜きシャッ
ターを配設する。そして、球取込流路28の傾斜下端に
臨ませて球送り部材31を配設し、該球送り部材31の
上方に球送り用電気的駆動源として電磁石32を取り付
けてある。
【0015】球送り部材31は、後端を軸33によりユ
ニットケース29の本体29a側に軸着し、球取込流路
28の傾斜下端に臨んだ先端の上部に球抑止部34を、
下端に球載せ部35を形成し、該球抑止部34と球載せ
部35等により囲まれた空部を球1個分の球収納空部3
6としてある。そして、この球送り部材31の上部に下
向きコ字状の鉄板37を被せて固定する。
【0016】なお、球送り用電気的駆動源にプランジャ
ー式ソレノイドなどを用いた場合には、該ソレノイドの
駆動力を球送り部材31に伝達するためにリンク機構に
より駆動力伝達部材を構成してもよい。
【0017】球送り部材31の作動範囲を規制するた
め、本実施例では球送り部材31が後端の軸33を中心
にして先端部分を上下に揺動するので、球送り部材31
の先端部分の下方に受け板38を設け、また、球送り部
材31の先端部分の上方に下面開放状の細長い衝撃吸収
部材用保持部材39をユニットケース29と一体成形す
ると共に該衝撃吸収部材用保持部材39内にゴム等の弾
性体からなる衝撃吸収部材を固定する。
【0018】したがって、球送り部材31は、常には自
重により先端を下降して受け板38により支持された第
1状態(図10)で停止し、後述する電磁石32により
引き上げられると球抑止部34の上端が衝撃吸収部材に
当接(第2状態)して停止し(図11)、受け板38と
衝撃吸収部材とにより作動範囲が規制されることとな
る。
【0019】なお、受け板38は、球送り部材31の球
収納空部36内の球が、該球収納空部36上面の傾斜に
よって転動して、蓋29bに開設した球供給口40から
発射レール8上に落下でき、しかも球抑止部34が球取
込流路28内の最先の球に当接して球取込流路28内の
球の流下を阻止する高さに配置する。また、衝撃吸収部
材は、球送り部材31の球抑止部34が球取込流路28
内の最先の球から外れて該最先の球が転動して球収納空
部36内に入り込み、しかも鉄板37が電磁石32の鉄
芯に当接することなく鉄板37と鉄芯との間に僅かな隙
間ができる高さに配置する。
【0020】前記した電磁石32は、下向きコ字状の鉄
芯にコイルを設け、鉄芯の先端を球送り部材31の鉄板
37に臨ませた状態で、球送り用電気的駆動源位置規制
部41によってユニットケース29内の所定位置に取り
付けてある。図面に示す球送り用電気的駆動源位置規制
部41は、鉄芯の上部を囲んで鉄芯の高さと左右を規制
する下向きコ字状の突条をユニットケース29の内面に
一体形成すると共に、鉄芯の先端間に位置して鉄芯の先
端の左右位置を規制する突起42をユニットケース29
の内面に一体形成してなる。したがって、電磁石32を
ユニットケース29の内部に取り付ける場合に、鉄芯に
開設した取付孔内にねじを挿通して、該ねじの先端雄ね
じ部をユニットケース29の雌ねじ部に締め込むと、上
記下向きコ字状の突条および突起42の作用により鉄芯
の高さ及び位置が規制された状態で固定される。
【0021】上記した構成からなる球送り装置7を備え
たパチンコ機1において遊技する場合、遊技者が球供給
皿6の球貯留部26内に球を投入すると、これらの球は
球整列路27内を流下する途中で一列に整列され、開閉
パネル4の球通過口からユニットケース29の球入口3
0を通って球取込流路28内に導入される。遊技者が発
射操作ハンドル43を操作しない状態では発射スイッチ
44とタッチスイッチ45がオフなので電磁石32が消
磁したままであり、球送り部材31は先端を下降して受
け板38に支持された第1状態で停止している(図1
0)。したがって、球取込流路28内に導入された球
は、最先の球が球送り部材31の球抑止部34に当接し
て流下を阻止された状態で待機する。
【0022】遊技者が発射操作ハンドル43を操作する
と、発射操作ハンドル43の操作によりオン−オフ作動
する起動検出手段としての発射スイッチ44とタッチス
イッチ45がオンとなって電気的制御装置15に起動信
号を送る。ガラス枠3及び開閉パネル4が正常に閉状態
となっており、金枠スイッチ10とパネルスイッチ17
とから閉状態信号が電気的制御装置15に送られている
と、上記した起動信号にもとづいて電気的制御装置15
が電磁石32に所定時間だけ給電し、電磁石32を励磁
する。電磁石32が励磁すると、鉄芯の先端の磁力によ
り球送り部材31の鉄板37が上方に吸引されるので、
球送り部材31が軸33を中心にして先端を上昇する方
向(図中反時計方向)に回動する。そして、回動した球
送り部材31は、先端上部の球抑止部34が衝撃吸収部
材に当接(第2状態)して停止する(図11)。
【0023】球送り部材31が第2状態に変換すると、
球送り部材31の球抑止部34が球取込流路28の最先
の球から外れるので、この球が転動して球送り部材31
の球収納空部36内に入り込み、次の球は球収納空部3
6内に入った球により流下を阻止されて球取込流路28
の流下先端で停止する。なお、球収納空部36内に収納
された球は、蓋29bの球供給口40の上部開口縁より
も高く位置しているので、この上部開口縁に抑えられ
て、発射レール8側に流下することはない。
【0024】所定時間が経過して電磁石32が消磁する
と、後端の軸33を中心にして球送り部材31が球の重
みで先端を下降する方向に戻り回動する。球送り部材3
1が戻り回動すると、球収納空部36内の球も下降する
ので、この球は球取込流路28の最先の球から外れる
が、球送り部材31が更に戻り回動すると、先端の球抑
止部34が最先の球に接する。したがって、球取込流路
28の最先の球は、球抑止部34により流下を阻止され
て、待機している。また、球送り部材31が戻り回動し
て先端を下降すると球収納空部36内の球も下降して球
供給口40の上部開口縁から外れる。したがって、この
球収納空部36内の球は球供給口40を通過して発射レ
ール8上に落下し、発射レール8の下り傾斜によって転
動して、発射レール8の傾斜下端に形成してある発射位
置9に供給されて停止する。
【0025】この頃になると、電気的制御装置15から
の信号によりロータリーソレノイド20が作動して発射
杆22を待機位置から発射位置9に向けて回動する。し
たがって、発射位置9に供給された球は、発射杆22の
弾発部25により弾発され、発射レール8からガイドレ
ールを介して遊技部内に飛入し、遊技に供される。
【0026】発射位置9に供給した球が発射されると、
ロータリーソレノイド20が消磁して戻り回動して発射
待機位置に戻り始め、この頃には電気的制御装置15か
らの信号により電磁石32が再び励磁されるので、前記
と同様に、次の球が発射位置9に供給される。この様
に、球送り装置7は、電気的制御装置15からの信号に
より、発射装置の弾発動作に同期して(電磁石32とロ
ータリーソレノイド20の励磁タイミングには所定の時
間差を維持しつつ)、球を1個宛繰り返し発射位置9に
供給する。
【0027】一方、ガラス枠3または開閉パネル4が正
常に閉じられていない場合、或はガラス枠3や開閉パネ
ル4を開放すると、金枠スイッチ10やパネルスイッチ
17、即ち球送り駆動停止信号発生手段から電気的制御
装置15に開状態信号乃至異常信号が送られる。この様
な信号が送出されると、電気的制御装置15は、打球発
射装置5を作動しても球送り装置7の電磁石32への給
電を停止し、球送り装置7の作動を停止する。即ち、開
状態信号乃至異常信号は、打球発射装置5の作動には影
響を与えることなく、球送り装置7の電気的駆動源の作
動不能信号として機能する。したがって、球送り装置7
が送り出した球が不用意に発射位置9以外の場所、例え
ばパチンコ機1の内部や遊技店の床などに球が落下する
ことを回避できる。
【0028】そして、ガラス枠3や開閉パネル4を開放
しても、発射操作ハンドル43を操作すれば打球発射装
置5は作動するので、例えば組立工場においては球供給
皿6内に球が入っていてもこの状態で発射杆22の調整
作業などを支障なく行なうことができ、また、遊技店に
おいても同様に調整作業を行なうことができる。
【0029】なお、本発明における球送り駆動停止信号
発生手段は、前記した金枠スイッチ10やパネルスイッ
チ17に限定されるものでなく、打球発射装置5の作動
に影響を与えることなく球送り装置7の電気的駆動源の
作動を停止させるものであればどのような構成でも良
い。例えば、図2に示すように、開閉パネル4の裏側に
専用スイッチ46を設け、この専用スイッチ46を操作
すると作動不能信号が電気的制御装置15に送出され、
打球発射装置5は起動検出手段からの信号によって作動
するが球送り装置7の電気的駆動源は停止したままにな
るように構成してもよい。
【0030】また、球送り駆動停止信号発生手段として
前記したスイッチ10,17,46をすべて設ける必要
もなく、適宜選択して設けることができる。このような
場合、図13に示すように、発射スイッチ44とタッチ
スイッチ45とを入力とする第1アンドゲート47の出
力を発射用電気駆動源の駆動回路に送り、この第1アン
ドゲート47の出力を一方の入力とし、球送り駆動停止
信号発生手段の出力を他方の入力とする第2アンドゲー
ト48を設け、この第2アンドゲート48の出力を球送
り用電気的駆動源の駆動回路に送ることにより前記した
制御を成し得る。また、第1アンドゲート47の出力を
一方の入力とし、第2アンドゲート48の出力を反転し
て他方の入力とする第3アンドゲート49を設け、この
第3アンドゲート49の出力により球送り停止表示ラン
プを点灯乃至点滅させたり、或は警告音発生器などの報
知手段を作動させるように構成してもよい。この様にす
ると、打球発射装置のみオン状態であって、球送り装置
がオンしないために通常の打球発射が行なえない場合、
その旨を音や光で遊技者に知らせることができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、遊
技中にガラス枠や開閉パネルが正常に閉じられていない
ため等に起因して球送り駆動停止信号発生手段からの停
止信号がある場合には、球送り装置の作動が停止される
ので、球送り装置が作動して球が発射レールの発射位置
に確実に供給される状態のときのみ球供給皿内の球が送
られることとなり、球供給皿内の球が別の場所に落下或
は案内されることを防止できる。したがって、遊技者の
損失を回避することができる。そして、遊技店や組立工
場において、開閉パネルを開いて発射レールの発射位置
に1個宛球を手で置いて発射杆の弾発部の調整を行なっ
たり、飛距離調整を行なったりする場合には、球送り駆
動停止信号発生手段と電気的制御手段によって、打球発
射装置は作動しても球送り装置の電気的駆動源は作動し
ないようにしたので、球供給皿内に球がある場合でも、
球供給皿内の球をパチンコ機の内部や床に落下させるこ
となく上記調整作業を行なうことができる。したがっ
て、調整作業の効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】前面枠を開放した状態におけるパチンコ機の斜
視図である。
【図2】前面枠、ガラス枠、開閉パネルを開放した状態
におけるパチンコ機の斜視図である。
【図3】ガラス枠、飾り枠、及び球供給皿の斜視図であ
る。
【図4】開閉パネル及び球供給皿の斜視図である。
【図5】金枠スイッチの取り付け構造を示す斜視図であ
る。
【図6】打球発射装置と打球発射ハンドルの側面図であ
る。
【図7】打球発射装置の斜視図である。
【図8】打球発射装置の分解斜視図である。
【図9】球送り装置の分解斜視図である。
【図10】球送り部材の第1状態における球送り装置の
正面図である。
【図11】球送り部材の第2状態における球送り装置の
正面図である。
【図12】電気的制御装置の概略ブロック図である。
【図13】起動検出手段としての発射スイッチと球送り
駆動停止信号発生手段としての金枠スイッチ等との関係
を示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 前面枠 3 ガラス枠 4 開閉パネル 5 打球発射装置 6 球供給皿 7 球送り装置 8 発射レール 9 発射位置 10 金枠スイッチ 15 電気的制御装置 17 パネルスイッチ 20 発射用電気的駆動源としてのロータリーソレノイ
ド 22 発射杆 25 弾発部 31 球送り部材 32 球送り用電気的駆動源としての電磁石 43 発射操作ハンドル 44 起動検出手段としての発射スイッチ 46 専用スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球供給皿内の球を1個宛発射位置に案内
    して、この球を1個宛弾発可能な打球発射装置を有する
    パチンコ機において、 発射用電気的駆動源と該電気的駆動源により作動して発
    射レールの発射位置に待機する球を弾発するための弾発
    部を有する発射杆とからなる打球発射装置と、 該打球発射装置の作動開始を検出する起動検出手段と、 球供給皿内の球を1個宛発射レールの発射位置に案内す
    る球送り装置と、 該球送り装置を作動させる球送り用電気的駆動源と、 上記起動検出手段からの検出信号により、上記打球発射
    装置を作動状態とし、且つ打球発射装置の作動と関連づ
    けて球送り装置の球送り用電気的駆動源を作動させる電
    気的制御装置と、 上記打球発射装置を作動可能状態とし、球送り装置を作
    動不能状態とする球送り駆動停止信号発生手段とを、備
    えたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 球送り駆動停止信号発生手段は、専用ス
    イッチであることを特徴とする請求項1に記載のパチン
    コ機。
  3. 【請求項3】 球送り駆動停止信号発生手段は、金枠の
    開閉状態を検出可能な金枠スイッチであることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】 球送り駆動停止信号発生手段は、開閉パ
    ネルの開閉状態を検出可能なパネルスイッチであること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    パチンコ機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010063540A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Sammy Corp 弾球遊技機

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