JPH1028755A - 発射装置 - Google Patents

発射装置

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JPH1028755A
JPH1028755A JP20652896A JP20652896A JPH1028755A JP H1028755 A JPH1028755 A JP H1028755A JP 20652896 A JP20652896 A JP 20652896A JP 20652896 A JP20652896 A JP 20652896A JP H1028755 A JPH1028755 A JP H1028755A
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敏博 内ヶ島
Katsuyoshi Doi
勝義 土井
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隆寛 内ヶ島
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 遊技機の発射装置が遊技球を発射したときに
槌がバウンドしても玉送りが2個の遊技球を送り出しを
しない発射装置を提供する事。 【解決手段】 槌のハンドル小物が槌83のバウンドで
玉送レバーを作動させて2個の玉送をしていた。発射モ
ーター26に前段ケース28を設け、その内部の回転軸
33に揺動カムを取付て回転軸33と平行に揺動軸を回
転軸33の近傍に設け、前段ケース28の内側の揺動軸
には揺動カムに接触させた位置に揺動カムレバーを取付
て、前段ケース28の外側、揺動軸には玉送レバー37
を作動させる位置に揺動レバー38を設ける。従って、
槌29が玉送りに連動しないので槌29がバウンドして
も安定した玉送りができて遊技客に玉飛び不良の不快感
を与えず、遊技店においても良好な売上が望め、玉飛び
不良の修理及び調整の手間が省ける結果ともなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】弾球遊技機の発射装置が作動
する事で玉送装置を作動させて発射位置に遊技球を供給
する発射装置の玉送りに関す。
【0002】
【従来の技術】回転する発射カムにより発射槌を傾動さ
せて遊技球を発射し、また発射槌の傾動によりこの発射
槌に付けてあるハンドル小物で遊技球を発射位置に供給
するようにした遊技球供給方法はパチンコ機は特公平2
−35586号公報ですでに公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パチンコ機の電動遊技球発射装置は、モータ側に設けら
れる発射カムと発射槌に設けられたローラーアームとの
係脱関係で、発射槌が遊技球を発射した瞬間に発射槌に
付けてあるバネで発射槌が元の位置に復帰するようにな
っている。復帰したときに発射槌はバネで発射方向に対
し反対側に付勢してあるので勢い剰ってバウンドをす
る、このバウンドを極力抑えるために2個の防振ゴムが
設けてある、この防振ゴムもパチンコ機の稼働が多くな
るとゴム自体が劣化すると共に変形してくる事は周知の
事である、防振ゴムの変形劣化進行で発射槌のバウンド
も大きくなり、バウンドした瞬間にハンドル小物が玉送
レバー(通称ケタクリとも言う)を叩き球送り(以後ア
ヒルと称す)を作動させてしまって次の遊技球を発射点
に送り出してしまって次の発射槌の傾動が始まるとハン
ドル小物が玉送装置を作動させて遊技球を発射点に送り
出しをして、結果発射点には2個の遊技球が並ぶという
欠点が生じてくる。
【0004】したがって、従来のパチンコ機では遊技球
発射装置の駆動状態と遊技球供給装置の作動状態とがう
まく調節してあっても時間の経過に伴って規則正しく的
確に安定した遊技球の発射点への供給が出来なくなり、
遊技球の良い飛び状態が得られなくなり、この調整をす
るとか又は防振ゴムの交換等の余分の作業もしなくては
ならないという欠点も生じてきた。
【0005】図6でより詳しく説明すると、発射装置8
1と玉送装置80とで遊技球21を発射する為の装置で
あり、発射装置81には発射モータ92が取り付けられ
その発射モータ92には回転軸95があってその回転軸
95に発射カム85が設けられ、遊技球の21の発射に
際し回転軸95は時計方向に回転をする。発射装置81
は、図示しない発射ダイアルに図示しない心棒で巻プー
リー93に付けられていて反時計方向に廻すと発射が開
始され更に廻すと発射強度が増して飛び距離がのびる。
巻プーリー93は、図示しないワイアーで発射力調整器
90に接続され発射力調整器90は発射力の微調整をす
る目的で設けられている。玉送装置80にはアヒル82
が付けられ玉送レバー86がアヒル82の底面に当たる
位置に設けられている。発射装置81には槌83が付け
てありその槌83は引バネ89で矢印R方向に付勢さ
れ、槌83は、位置決防振ゴム88と衝撃吸収ゴム91
と共同して定められた角度に定着している。発射カム8
5の回転でその頂点が槌83のローラーアーム94に達
すると槌83は矢印D方向で点線図で示す槌84まで回
動させ、更に発射カム85が回転を重ねると、ローラー
アーム94が発射カム85の頂点から外れて引バネ89
によって矢印P方向に反発して遊技球21を飛ばす。
【0006】槌83にはハンドル小物87が付けてあ
り、槌83が移動をするとハンドル小物87が玉送レバ
ー86を作動させてアヒル82が動き遊技球21を加え
込む、槌83が矢印P方向へ反発するとアヒル82に加
えた遊技球21を発射点に落とす。このとき槌83が大
きく反発戻りをしたときには、位置決防振ゴム88と衝
撃吸収ゴム91とで槌83のバウンドを抑えているがゴ
ムの性質上劣化してくる事や、取付位置の調整が不備で
あったら槌83のバウンドも大きくなりハンドル小物8
7がアヒル82を作動させて再び遊技球21を送り出し
てしまう。次に発射カム85が回って槌83は矢印D方
向に移動して次の遊技球21を送り出し、結局発射点に
は2個の遊技球21が並んで発射作動すれば当然ながら
望む位置に遊技球21は飛ばない。かかる上記の欠点に
鑑み本発明はなされたものであり、発射における槌のバ
ウンドがあっても2個の遊技球を発射点に送り出さない
という事と槌のバウンドが生じてもそのバウンドを抑え
る調整の必要も無い発射装置の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため請求項1に示すように、遊技盤面に遊技
球を発射する発射槌を装備し、発射槌は発射モータの駆
動力で発射カムを回転させ発射槌を揺動させて遊技球を
打球させる装置において、発射モータの駆動軸の前段ケ
ースに送カムを設け、この前段ケースの駆動軸の近傍に
駆動軸と平行に軸受けを設け該軸受けにカムレバー軸を
前段ケースの対面まで貫通穿設し、送カムに当接するカ
ムレバーをカムレバー軸に穿設して、前段ケースの対面
には先端をL字型に形成し錘を入れた送杆を装着し、駆
動軸の回転に伴って送カムを伝ってカムレバーと送杆と
が揺動させるようにした。送カムとカムレバーを前段ケ
ースに封入するので接触面にグリース等の潤滑油を使う
ことができるので、送カムの表面が凸凹にすり減ること
が無く耐久性が向上する。
【0008】請求項2に示すようにカムレバーと送カム
の取付位置関係は、発射槌が遊技球を発射したあとにシ
ャフトのほぼ中心に近い位置になるようにしている。発
射した後に次の遊技球を発射点に送り出すが、槌がバウ
ンドして安定停止した後であれば良いが特公平2−35
586によれば槌に付けた押圧杆、つまりハンドル小物
が送球部を作動させる位置がその間隔を開けていて槌が
バウンドしても良い間隔を保つようにハンドル小物をラ
ジオペンチ等で曲げて調整をするようになっている。こ
の公報には2個のバウンド防止の防振ゴムの説明がなさ
れてなく発射装置における重要課題がこの防振ゴムと間
隔とが挙げられるものである。本発明は遊技球を発射し
て、槌がバウンドして安定停止したときに次の遊技球を
送り出すようにした。つまり槌がバウンドしても遊技球
送りには関係がないので安定した状態を保てる。
【0009】請求項3に示すように送杆は、揺動レバー
の先端に設けられていて玉送りレバーに接する位置にで
あることで発射槌のバウンドに関係が無いので大きく余
裕を持たせる必要としない。請求項4に示すように揺動
レバーのシャフト穿設反対側をL字型に形成した送杆を
設け、その送杆は重錘又はスプリングで送杆のシャフト
を中心にして送杆の先端が下方に向かって付勢をしてい
る。 カムレバーを送カムに沿って作動させるとき、何
らかの形で付勢をしなければ安定した動作が得られな
い、したがってスプリングや重錘でこの安定をはかる。
【0010】次に当然考え出される事は、本発明と同様
に玉送カムをモータ軸に設ける方法で、発射カムと玉送
カムを隣接させて外部に設ける方法である。ところが玉
送カムと発射カムは外部に晒されているので玉送カムの
表面が油膜のある内は良いが油膜が取れてくると発射装
置の周期性のある振動で玉送カムの表面の特定の位置に
段差が出てくるという欠点がある。又玉送レバーの作動
軸は油性の滑面が無いので作動する軸と作動面とがすり
減って玉送レバーが歪みを生じて玉送カムよりはずれる
という欠点も持ち合わせている。以上の解決方法も欠点
と成りうるのであり次に好適な実施例によって更に詳し
く説明をする。
【0011】
【発明の実施の形態】次述べる本発明の実施の形態を本
発明の一実施例にしたがって図面を参照して説明する。
なお、この実施例は、本発明の実施の一形態に過ぎず本
発明の実施の形態を、以下に例示する具体的な形状等に
制限するものではない。
【0012】
【実施例】図1に示すように遊技機11は、箱状の外枠
12を備えている。この外枠12は、遊技機11の各部
を支持すると共に、図示しない遊技機設置島に設置する
為の部材でもある。外枠12の正面左の上下に一対のヒ
ンジ13が設けられており、ヒンジ13で内枠14を支
持して、また内枠14はヒンジ13を支軸にして外枠1
2に対して開閉自在に装着されている。外枠12の左側
の内側面には一対の図示しない係止金具が設けてあり、
内枠14の右辺裏面に図示しないスライド錠が設けてあ
り、外枠12の係止金具とで内枠14を施錠している。
内枠14を図示しない鍵で鍵穴17に挿入して開錠操作
をすれば内枠14のスライド錠から係止金具がはずれて
内枠14が開放できる。内枠14には、上皿15が付け
られ次に述べる賞品球とした遊技球21を受けると共に
発射の為の遊技球21を整列させるものでもある。内枠
14の右下には、発射操作のハンドル18が付けられそ
のハンドル18には遊技球21の発射の制御と飛強度の
調節する発射ダイアル19がはめられている。
【0013】ハンドル18は、発射の一時停止させる為
の発射停止ボタン20が設けられ発射中にこの発射停止
ボタンを押すと発射が停止する。ハンドル18には、発
射ダイアル19がはめられてその発射ダイアル19を時
計方向に回せば遊技球21が遊技盤10に設けた案内レ
ール22を伝って矢印H方向に飛んで、発射ダイアル1
9を回す位置で飛ぶ距離の加減調節ができる。飛んだ遊
技球21はその挙動により遊技盤10に設けられた図示
しない入賞口又は図示しない大入賞口に入賞すると賞品
球として遊技球21が上皿15に払い出される。入賞し
なかった遊技球21は遊技盤10の図示しないアウト口
に流れ込むと共に入賞した遊技球21も図2に示す排出
口25から排出され遊技機設置島内部に還元される。
【0014】図2は本発明を装備した遊技機11の裏概
要図である。内枠14には、機構盤16があって遊技盤
10を交換可能にはめられている。内枠14には、発射
装置32が設けられその発射装置32には前段ケース2
8を装備し発射モータ26が設けられている。内枠14
には、詳細を図3で後述する取付ベース44で発射装置
32と発射制御装置27が設けられいて、機構盤16に
は内枠制御装置23が設けられ、これらが互いに連携し
て発射モータ26を制御して発射をおこなっている。機
構盤16には、上部に賞球タンク60が付けられ、その
下にタンクレール61が付けられ続いてカーブレール6
2を接続した賞球放出装置24が設けられ、入賞がある
と賞球放出装置24が作動して上皿15に放出されるが
補充される遊技球21は賞球タンク60よりタンクレー
ル61を伝ってラッパ状の入口が付いたカーブレール6
2を経て賞球放出装置24に流れ込むようになってい
る。カーブレール62には、玉抜装置63が付けられこ
の玉抜装置63を作動させると賞球タンク60とタンク
レール61に貯留する遊技球が、排出口25より排出さ
れると共に、遊技に際して発射された遊技球も入賞に係
わらずこの排出口25より排出される。
【0015】内枠制御装置23は機構盤16の左下に位
置して、賞球タンク60のタンクスイッチ65とカーブ
レール62に設けられている図示しない中継樋スイッチ
とで遊技球21不足を検知するスイッチや図示しない下
皿に連通する樋に設けられた満杯検知の為の満杯検知ス
イッチ64からの信号で発射制御をしている。内枠制御
装置23は、上記の各スイッチからの信号で発射を停止
させるか又は発射の継続をさせるかの制御を行ってい
る。発射装置32には、発射力調整器30が設けられ遊
技球21の飛び微調整ができるようにしてある。発射ダ
イアル19を廻すと詳細を後述する巻きプリー31が廻
って遊技球21の発射ができる。
【0016】図3の(a)は本発明の具体的な発射装置
32の構造図であり、図3の(b)は発射状況の詳細図
である。発射モータ26は、取付穴48が付いた前段ケ
ース28を装備した構造から成り立っている。遊技球2
1の発射は、図示しないハンドル18内に設けた発射開
始スイッチをオンさせて遊技盤10に向けて発射の開始
となり、発射強弱調整は図1に示す発射ダイアル19の
回動量で引バネ40で矢印P方向に付勢してあるのでそ
の調節ができる。発射力の詳細設定は、発射ダイアル1
9が巻プーリ31に接続してあり、更にワイヤー66で
発射力調整器30に接続してあるので作動させながら強
弱設定調整ができる。取付ベース44の略中央に槌29
が設けられその槌29にはローラーアーム43が固着さ
れ、引バネ40によって牽引されている。取付ベース4
4には、発射モータ26が設けれれその回転軸33に発
射カム36が穿設されて回転軸33の時計方向に回転で
発射カム36がローラーアームを叩く位置に設置されて
いる。
【0017】槌29は、槌軸68を中心に矢印P方向と
反P方向に揺動可能である。槌29は、上部に位置決定
防振ゴム39と下部に衝撃吸収ゴム42とが設けられ槌
29によって遊技球21を発射した後の戻り振動を防止
するようになっている。 発射モータ26には揺動レバ
ー38が設けられその先端を略L字型に折り曲げられ
(b)にも示す玉送カセット46の玉送レバー37を矢
印U、D各方向に揺動させるように付けられている。玉
送レバー37は、揺動レバー38が揺動軸53を中心に
して矢印S方向に回動すると玉送レバー37は矢印U方
向に動く。図3(b)に示すように玉送レバー37が矢
印D方向に回動するとアヒル35が矢印T方向に動作す
る。T方向で遊技球21を加え反T方向に動作をすると
加えた遊技球21を発射レール45の発射点67に落と
す。
【0018】図4は発射モータ26の外観図で(a)は
取付ベース44の方向から見た模様であり(b)は底面
からの図である。発射モータ26には前段ケースが設け
られている。発射モータ26中央には、回転軸33があ
りその回転軸33に発射カム36が穿設されている。回
転軸33の近傍に軸を持った揺動レバー38が設けられ
ている。揺動レバー38の先端は、略L字型に曲げられ
その軸に平行に図示しない重錘を含む送杆52が付けて
あり矢印S方向に揺動レバー38は重錘で付勢されてい
る。発射モータ26には、入力端子49が設けてあり発
射制御装置27に図示しないワイヤハーネスで接続され
ている。発射カム36が下死点に達したときは揺動レバ
ー38は略垂直に状態となる。回転軸33と発射カム3
6が矢印R方向に回転をすると揺動レバー38も揺動軸
を中心に矢印S方向に動く。これは次の図5で詳細を説
明する。図5の(a)は発射モータ26の正面図で図3
の取付ベース44の同方向から見た図である。図5の
(b)は前段ケース28の内部構造図である。回転軸3
3は、揺動カム50が穿設され回転軸33と共に回転を
する。揺動軸53には、揺動カムレバー51が穿設され
揺動カム50が回転をするとそれに沿って揺動する。揺
動レバー38には送杆52が付けられ玉送レバー37に
接している。図5の(a)に示すように揺動カムレバー
51が揺動すると揺動レバー38も揺動し、玉送レバー
37を矢印U、D方向に回動させ、アヒル35もT方向
と反T方向に回動する。したがって発射モータ26が回
転をするとアヒル35が回動し図3で説明したように遊
技球21を加えては図3(b)の発射点67に落とす結
果となり槌29のバウンドの影響を受けなくてスムーズ
な玉送りができる。
【0019】以上の本発明の構成と動作によると、玉送
をする為の玉送レバー37がいかにスムーズに作動させ
るかで発明をなされたものであって一つ一つの欠点を解
決する事で本構成が成り立つ。まず第一に位置決定防振
ゴム39と衝撃吸収ゴム42が劣化変形しても槌29の
バウンドで玉送レバー37を2度叩かない。図6に示す
従来の方式では槌83がバウンドすると槌に付けてある
ハンドル小物87が玉送レバー86をも動かしてしま
う。この場合は位置決定防振ゴム39の調整と衝撃吸収
ゴム42の交換をし取り付け調整をしなければならな
い。なお位置決定防振ゴム39の調整は遊技球21の飛
球効果に大きく影響を及ぼすので熟練を重ねた技術者で
も調整が難しい、位置決定防振ゴム39を位置調整をす
ると遊技球21と槌83との打球点の位置まで変化して
くるので槌83の先まで図示しない槌先調整器で調整を
しなければならないという難しさがある。
【0020】第二に玉送りは発射と玉送りのタイミング
が決定されたものであり揺動カム50の回転角度と発射
カム36の回転角度が、発射点に遊技球21が落下した
ときに槌29が次の発射準備に取り掛かる、このとき槌
29の先が発射点より外に出るので、槌29の先に遊技
球21が当たって発射方向に飛び出す事が無い。図6の
玉送レバー86とハンドル小物87の関係は遊技球21
を落とすタイミングと槌83が少々バウンドしてもハン
ドル小物87が玉送レバー86を作動させない範囲に余
裕が設けてある、ところがこの余裕の範囲を決定させる
には熟練を要した技術者でないと調整は不可能で第一に
述べたように遊技店の一般店員には出来なかった。
【0021】第三に揺動カム50と揺動レバー38が密
封した前段ケースに設けられているのでグリースを塗布
すれば埃も入らなくグリースの酸化現象も少なくなるの
で揺動カムレバー51と揺動カム50はすり減らず、安
定した動作が得られる。図6の従来方式はハンドル小物
87と玉送レバー86との接触点のすり減りで玉送レバ
ー86側の接触点が、発射の振動ですり減って可動時間
の経過で段差が生じてくる、その為に槌83がバウンド
もしないのに遊技球21を2個送りや3個送りがされ
る。この対策としてハンドル小物87の接触点に遊動さ
せてルーズバネを挿入する方法が採られているが、この
ルーズバネが外れてしまう事と、やはりルーズバネは硬
質であるため玉送レバー86がすり減ることもあった。
【0022】第四に揺動軸53と図示しない軸受けとに
余裕があっても前段ケース28でグリースにより潤滑さ
れているのでこれ以上にすり減る事も無く又揺動カムレ
バー51が前段ケース28で囲われ揺動案内をしている
ので安定して玉送レバー37を動かす事が出来る。図6
に示す従来の方式で考案又は発明されると思われる前述
した図示しない玉送カムを発射カム85に隣接して設け
た場合、玉送レバー86とその玉送カムとの間にすり減
りが生じてくると玉送カムから玉送レバー86が外れる
と言う事危険性がある。この場合は玉送レバー86が図
示しない発射レールに取り付けてあるので発射レールご
との交換をして、第一に述べた発射点の調整をしなけれ
ばならない。
【0023】以上述べたように本発明は優れた効果を発
揮できて、今まで発射に関して素人には修理調整は無理
と言っていた事が回避できて、遊技店においては遊休台
として技術者の調整を待つといった事も無くなり、遊技
店オーナーは売上の減少も無く安心して営業をする事が
できるようになり、遊技客も不満を覚える事も無くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例のパチンコ機の前面斜視図である。
【図2】 本実施例のパチンコ機の背面斜視図である。
【図3】 (a)発射装置の一部破断図で、(b)発射
の状況説明図である。
【図4】 発射モータの2面図で(a)は背面図で
(b)は底面図である。
【図5】 発射モータの作動説明図で(a)は遊技球を
送り出す原理説明図で(b)は揺動レバーの動作説明図
である。
【図6】 従来の発射装置と玉送装置の動作説明の一部
破断図である。
【符号の説明】
10…遊技盤、11…遊技機、12…外枠、13…ヒン
ジ、14…内枠、15…上皿、16…機構盤、17…鍵
穴、18…ハンドル、19…発射ダイアル、20…発射
停止ボタン、21…遊技球、22…案内レール、23…
内枠制御装置、24…賞球放出装置、25…排出口、2
6…発射モータ、27…発射制御装置、28…前段ケー
ス、29…槌、30…発射力調整器、31…巻プーリ、
32…発射装置、33…回転軸、35…アヒル、36…
発射カム、37…玉送レバー、38…揺動レバー、39
…位置決防振ゴム、40…引バネ、42…衝撃吸収ゴ
ム、43…ローラーアーム、44…取付ベース、45…
発射レール、46…玉送カセット、48…取付穴、49
…入力端子、50…揺動カム、51…揺動カムレバー、
52…送杆、53…揺動軸、60…賞球タンク、61…
タンクレール、62…カーブレール、63…玉抜装置、
64…満杯検知スイッチ、65…タンクスイッチ、66
…ワイヤー、67…発射点、68…槌軸。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤面に遊技球を発射する発射槌を装
    備し、該発射槌は発射駆動装置の発射カムで揺動させ、
    更に前記発射槌に設けたハンドル小物で玉送レバーを作
    動させて前記遊技球を発射点に送り出す事を含めた前記
    遊技球を打球させる発射装置において、 前記発射駆動装置の前段に前段ケースを設け、該前段ケ
    ースの内部に前記発射駆動装置の軸に送カムを設け、前
    記前段ケースの前記駆動軸の近傍に該駆動軸と平行にカ
    ムレバー軸を前記前段ケースの表面まで貫通させ、前記
    送カムに当接するカムレバーを前記カムレバー軸に装着
    して、前記前段ケースの外部には先端を略L字型に形成
    し重錘を封じた揺動レバーに送杆を装着し、前記駆動軸
    の回転に伴って前記送カムを伝って前記カムレバーと前
    記送杆を前記発射駆動装置の作動に同期して揺動させる
    ことを特徴とする発射装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発射装置において、 前記発射槌が前記遊技球を発射したあと前記送カムの位
    置は前記カムレバーが前記駆動軸に近い位置にしたこと
    を特徴とする発射装置。
  3. 【請求項3】 請求項1と請求項2記載の発射装置にお
    いて、 前記送杆は該送杆の先端を前記駆動軸と平行に折り曲げ
    形成して、玉送レバーに当接する位置にしたことを特徴
    とする発射装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載の発射装置におい
    て、 前記揺動レバーには、前記送杆を設け該送杆と前記揺動
    レバーはモータ回転と反対方向に付勢したことを特徴と
    する発射装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4記載の発射装置におい
    て、 請求項1から請求項4までの構成であることを特徴とす
    る発射装置。
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