JPH0554794B2 - - Google Patents

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JPH0554794B2
JPH0554794B2 JP60136776A JP13677685A JPH0554794B2 JP H0554794 B2 JPH0554794 B2 JP H0554794B2 JP 60136776 A JP60136776 A JP 60136776A JP 13677685 A JP13677685 A JP 13677685A JP H0554794 B2 JPH0554794 B2 JP H0554794B2
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pachinko
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feeding
striking
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Atsushi Saito
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、パチンコ遊技機の不正検出装置に関
するものである。
従来の技術 パチンコ球は、その径が一定の大きさであり、
パチンコ遊技機の遊技盤面は、このパチンコ球の
径を基準として釘が調整されているが、この径よ
りも小さい径の不正球を使用して入賞の拡大を図
るという不正行為がしばしば行われる。
この問題に際し、従来、正常のパチンコ球と比
べて径小であつたり、また、径が同一であつても
その重量が異なる不正球を使用した場合に、不正
球を通常の経路とは別の排出経路より返却するこ
とによつて、不正球による遊技を不可とするパチ
ンコ機が、例えば、特開昭56−125282号として提
案されている。
このものは、開閉パネルの表面側の供給皿の傾
斜下端に適性な球と同程度の取込口を開設し、開
閉パネルの裏面に取込口よりの球を1個宛に制御
する送り込み装置を設け、送り込み装置の下流側
に判別樋を延設し、該判別樋の途中には基準より
も重い球が載ると回動して第1返却樋へ落下させ
る回動板を設けると共に、該回動板の上方には適
性な外径の球だけが当る高さで検出片を臨ませ、
回動板の下流側には駆動源によつて第2返却樋と
流下樋への流路を切り替える流路切替装置を設
け、適性な球が検出片に作用した時、駆動源が作
用して流路を切り替え、球を流下樋へ流下させ、
基準よりも径小の球である場合には、検出片は作
用せずに第2返却樋へ落下させて返却するもので
ある。
また、パチンコ機における不正球を選別する装
置が実公昭47−33399号として公知であり、この
ものは、球投入口より球発射部に至る球導入樋中
の上方に、所定の球を選別すべきスイツチを所要
の高さに設けると共に、その前方には電磁石によ
り開閉する遮板を設けてこの電磁石と前記スイツ
チを電線で接続してなり、球導入樋上を転動する
球が所定の大きさの球である場合には、球がスイ
ツチを作動させて電磁石により遮板が吸引される
ことにより回動して、球導入樋より球の進路を変
更させて球発射部に落下させる一方、所定球より
径小の不正球である場合には、スイツチが作動せ
ず、不正球は球導入樋上を転動して球受容器に返
却させるようにしたものである。
しかしながら、これら従来の不正球選別装置
は、検出片やマイクロスイツチを使用し、適性球
と不正球との検出動作が機械的であるため、非常
に多くの回数、例えば、何万回と繰り返される検
出動作のうちに、検出片やマイクロスイツチの検
出部分が変形したり、あるいは位置ずれを起こし
て、正確な検出動作を行うことができなくなり、
正常球が不正球と判定されてしまう誤動作の原因
となつていた。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、多数回の不正球の検出動作を
繰り返し行つた場合であつても、誤動作せず、不
正球のみを正確に検出することが可能であり、不
正球の使用を検出した場合には、不正の発生を当
該パチンコ機において報知する一方、遊技場の管
理室側に報知すると共に、直ちに当該パチンコ機
を遊技不能とするパチンコ遊技機の不正検出装置
を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明のパチンコ機の不正検出装置は、球打位
置のパチンコ球を弾発する球打杆と、前記球打杆
を駆動する打球用モータと、前記打球用モータの
駆動と連動し、打球通路のパチンコ球を球打位置
に送る球送り手段とを備えたパチンコ遊技機に対
して、前記打球通路に無接点型の球サイズ検出手
段を設け、前記球サイズ検出手段に前記球サイズ
検出手段よりの信号を判定する判定回路を連絡
し、前記判定回路に指令回路を接続し、前記指令
回路には、該パチンコ遊技機に設けられた警報手
段と、前記打球用モータの電源を開閉する打球用
モータ電源開閉手段と、遊技場の管理室に設けら
れた報知手段とを連絡したことを特徴とする構成
を有するものである。
さらに、このものに、前記球送り手段を球送り
拘束位置に係止する球送り拘束手段を設け、該球
送り拘束手段を前記指令回路に連絡した。
作 用 打球通路に設けた無接点型の球サイズ検出手段
はパチンコ球に直接接触しないでパチンコ球の球
サイズを検出して、判定回路に出力する。判定回
路は、正常球より径小の不正球の球サイズと判定
すると信号を指令回路に出力し、指令回路は、パ
チンコ遊技機に設けられた警報手段により警報
し、打球用モータの電源を開閉する打球用モータ
電源開閉手段を開にして打球用モータを停止する
ことにより、パチンコ球の弾発を不可能とし、遊
技場の管理室に設けられた報知手段に信号を出力
して遊技場側に報知する。
また、打球通路に設けた無接点型の球サイズ検
出手段が正常球より径小の不正球の球サイズと判
定すると信号を指令回路に出力し、指令回路は、
球送り拘束手段を作動して球送り手段を球送り拘
束位置に係止することにより球送り動作を停止す
る。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。第1図は、本発明の第1実施例の不正
検出装置の概略ブロツク図で、マイクロスイツチ
等からなる球打杆駆動カム位置検出センサーS1
とフオトカプラ等からなる球高検出センサーS2
及びフオトカプラ等からなる球位置確認センサー
S3が判定回路1に連絡され、前記判定回路1が
指令回路2に連絡され、前記指令回路2がパチン
コ遊技機に備えられたランプの点灯あるいはスピ
ーカーの音声による警報手段3と遊技場の管理室
に設けた報知手段4及びパチンコ球の送りを停止
する球送り拘束手段5に連絡されている。
第2図において、6はパチンコ遊技機で、その
基枠7の上部には遊技盤面8を透視させるガラス
扉9が開閉自在に装着され、前記ガラス扉9の下
部には前記遊技盤面8下部を覆う取付板10が開
閉自在に装着されている。11は、前記取付板1
0に装着された賞球払出口12を有する打球待機
樋、13は、基枠7の右下隅に装着された打球ハ
ンドル、14は、球受皿、Kは、上記ガラス扉9
を係止するキー、Lは、打止め表示ランプ、SP
は、スピーカーである。
打球ハンドル13は、第3図に示すように、基
枠7の右下隅に軸支された操作軸15の前端に装
着されており、前記操作軸15の後端には弾発力
プーリ16が設けられ、上記基枠7の裏側に固着
されたブラケツト17には、球打軸18が軸支さ
れ、前記球打軸18の前端には球打杆19が固着
されると共に、その後端には、先端にカムフオロ
ア20を軸着した従動レバー21が固着され、打
球ハンドル13の回動操作によつて打球の弾発力
調整と打球用モータMの始動・停止とが行えるよ
うになつている。打球用モータMのモータ軸22
の前端にはカム23が固着されて上記カムフオロ
ア20と衝接可能となつており、カム23とカム
フオロア20とによつて従動レバー21を往復回
動することにより、打球杆19を弾発動作させる
ように構成されている。
カム23には、第11図に示すように、近接し
て球打杆19打球を待機する初期位置にあること
を前記カム23の回動位置により検出する球打杆
駆動カム位置検出センサーS1が設けられてい
る。第3図に示されるように、前記球打杆19に
一端を係着した弾発用スプリング24の他端がロ
ープ25介して弾発力調整プーリ16連結され、
前記弾発用スプリング24と前記ロープ25を掛
ける中間プーリ26を備えた調節部材27との間
には、打球ハンドル13回動力を軽減するための
逆スプリング28が連結されている。
29は、遊技盤面8の下部に固着された発射レ
ールであり、その基端の打球位置には、球打杆1
9の先端が臨んで設けられ、前記発射レール29
の基端上方には、球止め片30を装着した球止め
片取付部材31が設けられている。そして、第4
図に示すように、取付板10前面に固定された球
待機樋11の下流側に通路32が形成されてい
る。
33は、球送りボツクスで、取付板10と発射
レール29との間で前記取付板10の後面の支持
部材34により着脱及び開閉自在に支持され、そ
の右端の軸35が前記支持部材34の右端に着脱
及び開閉自在に係止され、左端が前記支持部材3
4の左端に係脱自在に係合されている。前記球送
りボツクス33には取付板10に穿設された球待
機樋11の通路32の出口36と前記支持部材3
4の接続路37を介して連絡する傾斜状の球樋3
8が形成され、打球となるパチンコ球は前記通路
32より前記球樋38に流下される。打球通路を
構成する前記球樋38の端部内側には、第5図に
示すように、上部にパチンコ球サイズ検出手段と
なる球高検出センサーS2が、下部に球位置検出
センサーS3が装着されている。
39は、球送り揺動レバーであり、上記球送り
ボツクス33の略中央に支軸40によつて揺動自
在に支持され、第5図に示すように、その一端に
は重錘41が固着され、球樋38と対応する位置
には球止め部42が形成され、前記球止め部42
の下方には前記球樋38からの打球を受け入れて
反転させるための反転部43が形成され、前記反
転部43には、直線状の球送路44が延出して形
成され、前記反転部43に1つの打球を受け入れ
ると同時に打球の重量により前記反転部43が重
錘41の重量に抗して下方に揺動され、前記球止
め部42により前記球樋38の次の打球を止める
と共に、前記反転部43に受け入れた打球を前記
球送路44により所定の時間をかけて先端部に送
り出す間欠球送り機能を有する打球配給装置を構
成する。
また、球送り揺動レバー39の球送路44に
は、先端に下方に折り曲げた案内片45が形成さ
れ、前記案内片45の先端には、磁性体46が嵌
合固定され、前記磁性体46の下方に近接して、
不正球の検出によつて作動する球送り拘束手段と
なる電磁石47が設けられている。
球送りボツクス33には、上記球送り揺動レバ
ー39の下降位置先端に対応して斜状の球待機片
48が設けられ、前記球待機片48の右方には球
送出揺動レバー49が支軸50によつて球送りボ
ツクス33に揺動自在に支持され、前記球送出揺
動レバー49にはその右端に重錘を兼用する動作
伝達用のローラ51が軸着され、前記球待機片4
8と対向する左端には略S字状の球受部52が形
成されている。
前記球受部52は、その後方が前記球送りボツ
クス33に穿設された球供給孔53側へ下る斜面
が形成され、該球供給孔53は、その下縁53a
が上記球受部52の下傾揺動時、球受部52の縁
より高く、前記球受部52の上傾揺動時、球受部
52の縁よりも若干低い位置とされており、該球
受部52の下傾揺動時には球待機樋48の打球を
球受部52に受け入れ、重錘となるローラ51の
重量で該球受部52が打球を持ち上げた時には、
球受部52の打球が球供給孔53の下縁53aを
越えて発射レール29の球打位置に送り出される
ようになつている。
54は、発射レール29側部を支持するように
遊技盤面8下部に固着された支板で、その右端下
部には連動部材55が揺動自在に軸支され、前記
連動部材55は、前記支板54の前面に軸支され
たローラ当接片56と、前記支板54の後面に軸
支された連係片57とからなり、前記ローラ当接
片56が球送出揺動レバー49のローラ51と当
接され、前記連係片57が球打杆19に固着され
た引掛杆58と係合され、前記球打杆19がカム
23によつて弾発用スプリング24に抗して引つ
張られたときに、連係片57は引掛杆58により
引つ掛けられて連動部材55が揺動され、ローラ
当接片56によつてローラ51を持ち上げて球送
出揺動レバー49を揺動し、球受部52を下傾移
動するようになつている。
次に、第1実施例の動作について説明すると、
取付板10に設けた打球待機樋11にパチンコ球
Pを入れると、順次整頓して通路32を流下し、
前記取付板10に穿設した出口36と接続路37
を通つて球送りボツクス33の球樋38内に入つ
てその傾斜面上を転動して、重錘41によつては
ね上つた状態の球送り揺動レバー39の反転部4
3を第1球目のパチンコ球Pが通過すると同時
に、前記球送りレバー39はパチンコ球の重さに
より前記重錘41の重さに抗して球送路44が下
がるように揺動し、前記球送り揺動レバー39の
球止め部42が球樋38の第2球目のパチンコ球
Pをその終端に係止し、後続のパチンコ球Pが第
2球目のパチンコ球Pに続いて並ぶ。
第1球目のパチンコ球Pは、上記球送り揺動レ
バー39の球送路44上を傾斜に沿つて転動して
球待機片48上に載ると、球送出揺動レバー49
の球受部52の先端に係止されて止まり、前記球
送路44上にパチンコ球Pがなくなると同時に前
記球送り揺動レバー49の球送路44は、重錘4
1の重さにより支軸40を軸にはね上げられて、
球止め部42による第2球目のパチンコ球Pの係
止が解かれ、第2球目のパチンコ球Pが反転部4
3を通過すると同時に前記球送路44を再び前記
重錘41の重さに抗して押し下げ、その傾斜に沿
つて前記球送路44上を転動して球待機片48上
の第1球目のパチンコ球Pに当つて止まり、第2
球目のパチンコ球P前記球送り揺動レバー49の
球送路44先端を係止し、前記球待機片48上に
パチンコ球Pが2つ並んだ状態で安定する。
次に、打球ハンドル13を手で握り回動操作す
ると、図示しないスイツチにより打球用モータM
が作動し、そのモータ軸22に固着したカム23
が回動し、このカム23の回転に連動して従動レ
バー21がカムフオロア20を介して往復回動
し、球打杆19が球打軸18を介して弾発用スプ
リング24に抗して引張られ、前記カム23と前
記カムフオロア20とが離脱すると、前記球打杆
19が前記弾発用スプリング24によつて元位置
へ衝撃的に復帰して球打動作を行う。手で打球ハ
ンドル13を適当に右回動すると、操作軸15後
端に装着した弾発力調整プーリ16がロープ25
を巻き取つて中間プーリ26を介して弾発用スプ
リング24の弾力を増加する方向に引張つて、打
球時における弾発強さを増す方向へ調節すること
ができる。
打球用モータMが回動してカム23とカムフオ
ロア20により球打杆19を球打位置に弾発用ス
プリング24に抗して引張ると、前記球打杆19
に固着した引張杆58が連係片57を引掛けて連
動部材55を揺動し、前記連動部材55のローラ
当接片56により球送出揺動レバー49のローラ
51を支軸50を軸として反時計方向に回転し、
第6図に示すように、前記球送出レバー49が左
傾して球待機片48上の打球となる1つのパチン
コ球Pを球受部52に受け入れ、前記球打杆19
の弾発用スプリング24による原位置への復帰に
伴つて球送出揺動レバー49が重錘を兼ねたロー
ラ51の重さにより支軸50を軸として時計方向
に回転することによりパチンコ球Pを持ち上げ
る。そして、その位置が球送りボツクス33に形
成した球供給孔53の下端53aより高くなる
と、球受部52の傾斜によりパチンコ球Pは前記
供給孔53を通つて発射レール29基端と球止め
片30とで形成した球打発射位置へ落下供給され
る。
球待機樋48上のパチンコ球Pが球送出揺動レ
バー49の球受部52へ進むと球送出路44先端
のパチンコ球Pが前記球待機樋48上へ進んで、
球送出揺動レバー49が反時計方向に回転して次
の打球が球打位置に送られる。
遊技者がパチンコ球Pの中に通常の径よりも小
さな径の不正球を入れて不正行為を行うと、第1
1図に示すように、まず、球打杆駆動カム位置検
出センサーS1により球打杆19が球打待機の初
期位置にあることを検知し、第5図に示すよう
に、球送りボツクス33の球樋38終端で、その
内側に設けた球高検出センサーS2と球位置検出
センサーS3により不正球の球サイズの検出が行
われ、前記球高検出センサーS2と球位置検出セ
ンサーS3が同時に判定回路1を介して指令回路
2に検出信号が送られ、前記指令回路2によつて
パチンコ遊技機1に備えたランプLの点灯あるい
はスピーカーSPの音声等による警報手段3と、
遊技場の管理室に設けた報知手段4により不正行
為を管理者と従業員に直ちに知らせると共に、球
送り拘束手段5となる電磁石47を励磁して、球
送り揺動レバー39の球送路44先端に形成した
案内片45に装着した磁性体46が前記電磁石4
7に引き寄せられて、前記球送り揺動レバー39
は前記球送路44が下がつた状態となり、球止め
部42で不正球を球樋38終端に係止して球送路
44に送られず、遊技を行うことができないよう
にする。
第6図は、本発明の第2実施例を示すもので、
打球供給装置の構造は、上記第1実施例と同様の
ため図面の一部のみ示すと共に説明は省略する。
球送りボツクス33の下部には、球送り揺動レ
バー39の球送路44を下降状態に係止すると球
送り拘束手段となる電磁ソレノイド60が設けら
れ、前記球送り揺動レバー39の下降時に前記球
送路44先端に形成した案内片45が前記電磁ソ
レノイド60のプランジヤ61に設けた係止杆6
2と係合される。そして、パチンコ球Pを打球位
置へ送る球送出揺動レバー49と連動する連動部
材55の連係片57には別の球送り拘束手段とな
る電磁ソレノイド63のプランジヤ64に設けた
引掛杆65が係合されている。
第2実施例の作動について説明すると、第1実
施例と同様に球樋38の終端で、その内側に設け
た不正球検出手段となる球高検出センサーS2と
球位置検出センサーS3が球サイズによつて不正
球を検出すると、判定回路1を介して指令回路2
に検出信号が送られ、警報手段3と報知手段4を
作動すると同時に、電磁ソレノイド60を励磁し
て下降状態の球送り揺動レバー39の球送路44
先端に形成した案内片45が前記電磁ソレノイド
60の係止杆62によつて係止されて、前記球送
り揺動レバー39の球送路44を下降状態に保持
し、その球止め部42で球樋38内の不正球を係
止する。
また、指令回路2によつて別の送り拘束手段と
なる電磁ソレノイド63を励磁して引掛杆65が
連動部材55の連係片57を係止し、球送出揺動
レバー49をパチンコ球Pを打球位置に送ること
がないようにし、パチンコ球Pが球打杆19によ
り弾発されることがないようにする。なお、この
実施例において、電磁ソレノイド60及び63は
いずれか一方のみでもよい。
第7図は、本発明の第3実施例の不正検出装置
の概略ブロツク図で、第1図に示した指令回路2
が打球用モータMに接続した発射停止手段となる
開閉回路100に連絡されている。
本実施例においては、第8図に示すように、第
4図と同様の取付板10の打球待機樋11に形成
した通路32の出口36と球送りボツクス33の
球樋38を連絡する打球通路である接続路37に
球サイズ検出装置となる球高検出センサーS2と
球位置検出センサーS3が設けられる。
第3実施例の作用を説明すると、打球待機樋1
1に形成した通路32を流下して、その出口36
を通つて接続路37を介して球送りボツクス33
の球樋38に送られるパチンコ球P中に不正球が
混入していると、球打杆駆動カム位置検出センサ
ーS1によつて球打杆19が打球初期位置にある
ことを検知している時、前記接続路37を通過す
る際に不正球は球高検出センサーS2と球位置検
出センサーS3で検出されて、その検出信号が判
定回路1を介して指令回路2によつて警報手段3
と報知手段4が作動すると共に、打球用モータM
に接続した発射停止手段である開閉回路100を
開放して前記打球用モータMを停止するので、打
球杆19はパチンコ球Pの弾発が不可能となる。
なお、第5図に示した球送りボツクス33の球
樋38終端に設けた球高検出センサーS2と球位
置検出センサーS3により、第7図に示すブロツ
ク図を構成し、判定回路1を介して指令回路2に
不正球の検出信号を送つて、前記指令回路2によ
つて警報手段3と報知手段4を作動して不正行為
を管理者及び従業員に知らせると共に開閉回路1
00を開放して打球用モータMを停止することも
できる。
また、第5図に示す第1実施例では、発射レー
ル29上のパチンコ球Pは球打杆19により弾発
されてしまうが、不正球の検出信号によつて球送
り拘束手段5を作動すると共に打球用モータMを
停止させるようにしてもよい。
第9図及び第10図は、本発明の第4実施例を
示し、発射レール29と球止め片30が固定板6
6側面に突設したレール取付部材67と球止め片
取付部材31にネジにより固着され、球送出揺動
レバー49によつて球供給孔53から送られたパ
チンコ球Pは、発射レール29の傾斜により転動
して前記球止め片30に当つて打球発射位置に係
止され、球サイズ検出装置として前記球止め片3
0の端面には所定の位置に球高検出センサーS2
が装着され、前記発射レール29の基端上面には
球位置確認センサーS3が所定の位置に装着され
ている。
次に、この第4実施例の作動を説明すると、パ
チンコ球Pは、第11図に示すように、第3図の
球送出揺動レバー49により球供給孔53から送
られて発射レール29の傾斜に沿つて転動して球
止め片30に当つて前記発射レール30基端の打
球位置に係止し、球打杆駆動カム検出センサーS
1はカム23の初期位置を検出し、第12図に示
すように、前記球止め片30に装着した球サイズ
検出装置の球高検出センサーS2によりパチンコ
球Pの高さが検出され、前記発射レール29に装
着した球位置検出センサーS3によりパチンコ球
Pの中心が検出され、球打杆19で弾発される。
そして、発射レール29基端上の発射位置に規
定より径の小さい不正球が係止されると、球止め
片30に装着した球高検出センサーS2は正しい
反射光を受光しないので、上記センサーS2が判
定回路1を介して指令回路2に不正球の検出信号
を送り、前記指令回路2によつて第3実施例と同
様に警報手段3と報知手段4を作動すると共に、
開閉回路100を開放して打球用モータMを停止
する。
次に、第13図は本発明の第5実施例のブロツ
ク図を示し、球サイズ検出手段となるフオトカプ
ラ等からなる球径検出センサーS4が打球用モー
タMに接続した発射停止手段となる開閉回路10
0に連絡されている。
そして、球径検出センサーS4としては、第8
図に示す支持部材34の接続路37、第5図に示
す球送りボツクス33の球樋38あるいは第8図
に示す発射レール29と球止め片30に設けた球
高検出センサーS2を使用して不正球を検出さ
せ、前記球径検出センサーS4が不正球を検出す
ると同時に検出信号により開放回路100が開放
されて直ちに打球用モータMの停止が行われ、球
送り機能とと弾発機能が停止されるようにする。
第14図は本発明の第6実施例のブロツク図を
示し、第1図に示す第1実施例の判定回路1に球
サイズ検出手段となるフオトカプラ等からなる不
正球検出センサーS5と磁石の使用を検出する磁
力スイツチ等からなる磁石検出センサーS6及び
ガラス扉の不正開放を検出するマイクロスイツチ
等からなる扉不正開放検出センサーS7がそれぞ
れ連絡されたものである。
この第6実施例の作用について説明すると、遊
技者がパチンコ遊技機6に対して小径の不正球を
使用したりパチンコ遊技機6に対し磁石を使用し
たり、あるいは前記パチンコ遊技機6のガラス扉
9を不正に開放する不正行為を行うと、不正球検
出センサーS5、磁石検出センサーS6あるいは
扉不正開放検出センサーS7が不正行為を検出し
て、その検出信号を判定回路1に介して指令回路
2に伝え、前記指令回路2により警報手段3と報
知手段4により不正行為を管理者や従業員に報知
すると同時に、前記球送り拘束手段5により第5
図あるいは第6図に示すように、球送り揺動レバ
ー39や球送出揺動レバー49を作動する連動部
材55の連係片57を球送り拘束手段となる電磁
ソレノイドで拘束して球送りを停止する。
なお、不正球検出センサーS5には、球高検出
センサーS2と球位置検出センサーS3とが使用
され、上記不正球検出センサーS5、磁石検出セ
ンサーS6あるいは扉不正開放検出センサーS7
のいずれかによる不正行為の検出信号により打球
用モータMを停止させることも可能であり、フオ
トカプラからなる球高検出センサーS2、球位置
検出センサーS3、球径検出センサーS4及び不
正球検出センサーS5は球径が所定の高さ及び位
置を満たす反射光を受光しないときに不正球の投
入発生として不正球使用の不正行為を検出する。
なお、パチンコ球Pは所定の径であるため、発
射レール29基端上面と球止め片30の下面との
間の打球位置の距離を所定の径よりもわずかに小
さくしてパチンコ球Pが係止するような間隔を形
成し、前記発射レール29基端側部下方に不正球
検出用のマイクロスイツチを設けておき、前記パ
チンコ球Pの径よりも小さな不正球は、前記球止
め片30により係止されずに前記発射レール29
上を傾斜に沿つて転動し、その基端より下方に落
下してマイクロスイツチを作動し、前記マイクロ
スイツチの作動により打球用モータMを停止させ
るようにすることを可能である。この場合、当該
不正球をパチンコ機の球受皿14に返却させる球
通路を設ける構成をとつてもよい。
発明の効果 本発明のパチンコ遊技機の不正検出装置は、球
打位置のパチンコ球を弾発する球打杆と、球打杆
を駆動する打球用モータと、打球用モータの駆動
により係動し、打球通路のパチンコ球を球打位置
に送る球送り手段とを備えたパチンコ遊技機に対
して、打球通路に無接点型の球サイズ検出手段を
設けたことにより、パチンコ球が適性球であるか
適性球より径小の不正球であるかをパチンコ球に
直接接触せずに球サイズを検出するので、検出動
作が機械的でないため、検出動作が非常に多くの
回数繰り返されても正確な検出動作を行うことが
可能となり、正常球が不正球と判定されてしまう
誤動作を解消することができ、装置の耐久性にも
すぐれ、球サイズ検出手段に球サイズ検出手段よ
りの信号を判定する判定回路を連絡し、判定回路
に指令回路を接続し、指令回路には、パチンコ遊
技機に設けられた警報手段と、打球用モータの電
源を開閉する打球用モータ電源開閉手段と、遊技
場の管理室に設けられた報知手段とを連絡したこ
とにより、遊技者が不正球を使用すると、球サイ
ズ検出手段により不正球が検出されて、判定回路
によつて不正と判定されて、指令回路によつて信
号が出力されて、打球用モータの電源を開閉する
打球用モータ電源開閉手段を開にして打球用モー
タを停止することにより、パチンコ球の弾発を不
可能とし、パチンコ遊技機に設けられた警報手段
により警報し、遊技場の管理室に設けられた報知
手段に信号を出力して遊技場側に報知するので、
遊技続行と不正行為による入賞の拡大とを完全に
防止することができると共に、空打ち動作の発生
もなく、不正の発見が容易であり、不正行為に対
して迅速に遊技場側が対処できるものである。
さらに、球送り手段を球送り拘束位置に係止す
る球送り拘束手段を設け、球送り拘束手段と、球
送り拘束手段を指令回路に連絡したことにより、
球サイズ検出手段により不正球が検出された場合
に、球送り拘束手段を作動して球送り手段の係動
位置を球送り拘束位置に係止することにより球送
り動作を停止し、打球用モータを停止することと
合わせて遊技続行を完全に防止する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例の概略ブロツク
図、第2図は、同上のパチンコ遊技機の正面図、
第3図は、同上の打球自動供給装置の分解背面斜
視図、第4図は、打球自動供給装置の拡大切断平
面図、第5図は、発射レールと連動部材取付時の
拡大正面図、第6図は、本発明の第2実施例の要
部拡大正面図、第7図は、本発明の第3実施例の
概略ブロツク図、第8図は、第7図の実施例の打
球自動供給装置要部の拡大切断平面図、第9図
は、本発明の第4実施例の要部斜視図、第10図
は、第9図の正面図、第11図は、打球自動供給
装置の要部背面図、第12図は、球径検出センサ
ー作動時の要部拡大図、第13図は、本発明の第
5実施例の概略ブロツク図、第14図は、本発明
の第6実施例の概略ブロツク図である。 1……判定回路、2……指令回路、3……警報
手段、4……報知手段、5……球送り拘束手段、
6……パチンコ遊技機、7……基枠、8……遊技
盤面、9……ガラス扉、10……取付板、11…
…打球待機樋、12……賞球払出口、13……打
球ハンドル、14……球受皿、15……操作軸、
16……弾発用調整プーリ、17……ブラケツ
ト、18……球打軸、19……球打杆、20……
カムフオロア、21……従動レバー、22……モ
ータ軸、23……カム、24……弾発用スプリン
グ、25……ロープ、26……中間プーリ、27
……調節部材、28……逆スプリング、29……
発射レール、30……球止め片、31……球止め
片取付部材、32……通路、33……球送りボツ
クス、34……支持部材、35……軸、36……
出口、37……接続路、38……球樋、39……
球送り揺動レバー、40……支軸、41……重
錘、42……球止め部、43……反転部、44…
…球送路、45……案内片、46……磁性体、4
7……電磁石、48……球待機樋、49……球送
出揺動レバー、50……支軸、51……ローラ、
52……球受部、53……球供給口、53a……
下縁、54……支板、55……ローラ当接片、5
6……球誘導レール、57……連係片、58……
引掛杆、60……電磁ソレノイド、61……プラ
ンジヤ、62……係止片、63……電磁ソレノイ
ド、64……プランジヤ、65……引掛杆、66
……固定板、67……レール取付部材、100…
…開閉回路、M……打球用モータ、P……パチン
コ球、L……打止め表示ランプ、K……キー、
SP……スピーカー、S1……球打杆駆動カム位
置検出センサー、S2……球高検出センサー、S
3……球位置確認センサー、S4……球径検出セ
ンサー、S5……不正球検出センサー、S6……
不正磁石使用検出センサー、S7……扉不正開放
検出センサー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 球打位置のパチンコ球を弾発する球打杆と、
    前記球打杆を駆動する打球用モータと、前記打球
    用モータの駆動と連動し、打球通路のパチンコ球
    を球打位置に送る球送り手段とを備えたパチンコ
    遊技機に対して、前記打球通路に無接点型の球サ
    イズ検出手段を設け、前記球サイズ検出手段に前
    記球サイズ検出手段よりの信号を判定する判定回
    路を連絡し、前記判定回路に指令回路を接続し、
    前記指令回路には、該パチンコ遊技機に設けられ
    た警報手段と、前記打球用モータの電源を開閉す
    る打球用モータ電源開閉手段と、遊技場の管理室
    に設けられた報知手段とを連絡したことを特徴と
    するパチンコ遊技機の不正検出装置。 2 前記球送り手段を球送り拘束位置に係止する
    球送り拘束手段を設け、該球送り拘束手段を前記
    指令回路に連絡したことを特徴とする請求項1記
    載のパチンコ遊技機の不正検出装置。
JP13677685A 1985-06-25 1985-06-25 パチンコ遊技機の不正検出装置 Granted JPS62377A (ja)

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