JP2000312741A - パチンコ機用発射制御方法およびその装置 - Google Patents

パチンコ機用発射制御方法およびその装置

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JP2000312741A JP11124380A JP12438099A JP2000312741A JP 2000312741 A JP2000312741 A JP 2000312741A JP 11124380 A JP11124380 A JP 11124380A JP 12438099 A JP12438099 A JP 12438099A JP 2000312741 A JP2000312741 A JP 2000312741A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダブル球の発生がないうえに、安定した弾球
を行うことができるパチンコ機用発射制御方法およびそ
の装置を提供する。 【解決手段】 球送りソレノイド31と球打出しソレノ
イド9の球送り動作信号と球打出し動作信号とからなる
基本周期に基づいて制御する方法と、球送りソレノイド
31の球送り動作信号と球打出しソレノイド9の球打出
し動作信号とからなる基本周期に基づいて制御を行う制
御回路30を設ける装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子制御により弾球
を行うパチンコ機用発射制御方法およびその装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ソレノイド(ロータリ式あるいは
リニア式)により球送り動作と球打出し動作を行うパチ
ンコ機用発射制御装置は、一定周期(約0.6秒間隔)
で動作する球送りソレノイドによる球送り動作と、一定
周期(約0.6秒間隔)で動作する球打出しソレノイド
による球打出し動作のタイミングを制御して球を約0.
6秒周期で弾球を行うものとしている。しかし、このよ
うな制御方法では外部コントロールにより出力されるタ
ッチ信号や単発スイッチ信号等が球打出しの周期以下の
タイミングで出力されると打出しが確実に行われなくな
る問題があるうえに、発射や停止時期を調整して当たり
の決定とタイミングを同期させることが容易にできると
いう問題があった。また、外部コントロールからの発射
指示信号がOFFされるタイミングと球打出し動作信号
のタイミングとに大きなずれが生じると、弾球が行われ
ず球打出し部に球が残りダブル球が発生するという問題
もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はダブル球の発
生がないうえに、当たりタイミングと同期させることを
防止したパチンコ機用発射制御方法およびその装置を提
供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
【0005】前述の目的を達成するため本発明は、球送
りソレノイドの球送り動作信号と球打出しソレノイドの
球打出し動作信号とからなる基本周期に基づいて制御す
るパチンコ機用発射制御方法を請求項1の発明とし、請
求項1の発明において、基本周期が球送り動作信号と球
打出し動作信号との検知に基づいて設定されるものであ
るパチンコ機用発射制御方法を請求項2の発明とし、請
求項1または2の発明において、外部コントロールから
の非常停止指示信号が基本周期毎に処理されるパチンコ
機用発射制御方法を請求項3の発明とし、請求項1から
3のいずれかの発明において、外部コントロールからの
発射指示信号がOFF後、N周期間球送り動作信号を停
止し、球打出し動作信号のみを連続出力するパチンコ機
用発射制御方法を請求項4の発明とし、請求項4の発明
において、N周期間中に発射指示信号がONとされた
際、停止前の球送り動作信号のタイミングと同一のタイ
ミングで球送り動作信号を再復帰させるパチンコ機用発
射制御方法を請求項5の発明とし、球送りソレノイドの
球送り動作信号と球打出しソレノイドの球打出し動作信
号とからなる基本周期に基づいて制御を行う制御回路を
設けたパチンコ機用発射制御装置を請求項6の発明とす
るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図1〜7に基づいて詳細に説明する。1は球供給樋
2内の球を一次レール3の球打出し部4に間歇的に送り
出す球送り装置であり、該球送り装置1は球受ストッパ
5と、該球受ストッパ5を間歇的に枢動させる駆動機構
6とからなる。前記球送り装置1の球受ストッパ5は球
供給樋2と一次レール3の球打出し部4とを結ぶ球導入
路7に設けられるものであり、該球打出し部4には弾球
機構8の弾球槌9bの槌先が臨むようになっている。該
弾球機構8は図3に示される制御回路30により電子制
御されて図4に示されるタイミングで反復枢動を行うロ
ータリ式の球打出しソレノイド9と、該球打出しソレノ
イド9のロータ9aに取り付けられた弾球槌9bと、弾
球槌9bの枢動角度を規制する左右のストッパ10、1
0とよりなるものである。また、前記球打出しソレノイ
ド9は図4に示されるように、出力器36から0.6秒
のインターバルで供給される電圧により、ロータ9aに
回転力が与えられるもので、このロータ9aの回転によ
ってロータ9aに取り付けられた弾球槌9bは振り出さ
れて弾球を行うものである。また、弾球槌9bは右方の
ストッパ10に衝突して慣性エネルギーを減衰されると
ともに、ストッパ10に衝突した際発生する反発力およ
び後傾姿勢の弾球槌9bの自重により反時計方向に回動
して左方のストッパ10に当接する位置まで戻されてス
タート位置に復帰されるものである。
【0007】また、前記球供給樋2は図示しない入賞球
排出孔と連通されるものであり、該球供給樋2は樋内の
球を一列に整列させて球導入路7に自然に向うよう傾斜
をもたせたものである。該球導入路7は壁面に形成され
る入口開口7aと、該入口開口7aと連通される縦孔7
bと、該縦孔7bと連通される出口開口7cとよりなる
ものである。さらに、球送り装置1の球受ストッパ5は
球導入路7の縦孔7b内に揺動自在に枢着され、発射球
を出口開口7cに間歇的に送り出すもので、その形状は
垂直辺部と水平辺部とよりなる断面略L形として、その
L形部を球受面5aとするとともに、その垂直片部の頂
部を弧状の球止面5bとしている。また、枢軸11に枢
着される球受けストッパ5の重心は図2に示されるよう
に、枢軸11より右方にあって、球打出し部4側に自動
的に傾動するようになっている。
【0008】さらに、球受面5aの水平辺部上面には球
の排出を速めるための傾斜12が形成されている。この
傾斜12は球打出し部4、すなわち、図1において、図
面上右方から左方に向かう斜面を奥部から前方に向けて
傾斜させた3次元的なものである。13は球受けストッ
パ5の水平辺部の一側面に張出されるピンであり、該ピ
ン13は駆動機構6を連繋させるものである。14は図
2に示されるように、球導入路7の縦孔7bの壁面に形
成される切欠部であり、該切欠部14は球受面5aが上
向きの球を受けている状態の時、球受けストッパ5の垂
直辺部上部を介入させるための逃がしである。15は球
導入路7の縦孔7bの壁面に形成されるストッパ部であ
り、該ストッパ部15は球受面5aが横向きとなって球
を送り出している状態の時、球受けストッパ5の背面と
当接して傾動を規制するものである。
【0009】また、球受ストッパ5を間歇的に枢動させ
る駆動機構6は、図3に示される制御回路30により電
子制御されて図4に示されるタイミングで往復運動を行
うリニア式の球送りソレノイド31と、該球送りソレノ
イド31の作動片16と連繋されるリンク装置17とよ
りなるものである。前記球送りソレノイド31は図4に
示されるように、出力器35から出力される約0.6秒
のインターバルで供給されるパルスのオン信号により駆
動されるもので、この駆動によって、一端がばね16a
により引き上げられて他端の遊動端が下がった状態とな
っている作動片16の該遊動端を磁気吸着して引き上
げ、球受ストッパ5に球送り動作を行わせるものであ
る。球送りソレノイド31をパルスのオン信号(オフ信
号より0.1秒速い)で駆動させるのは、球が球送り出
し部4に送り込まれてから、球打出しまでの時間を長く
して、球が球送り出し部4内で振動を減衰させる時間的
余裕を大とするためである。このため、球打出しソレノ
イド9のオン信号は可能な限り送らせることが好まし
い。
【0010】また、前記リンク装置17は球送りソレノ
イド31の作動片16と連繋されるリンク杆17aと、
該リンク杆17aに枢着されるリンク杆17bとよりな
るもので、前記リンク杆17aは略中間部をピン19に
より軸支されるとともに、その遊動端18に作動片16
を挟持する突子18a、18aを横向きに張出させたも
のとしている。また、一端をリンク杆17aの他端に枢
着させた遊動自在な前記リンク杆17bは他端の遊動端
20に、球受ストッパ5の水平辺部の一側面に形成され
るピン13を挟持する板片20a、20aを横向きに張
出させたものである。
【0011】21は前記一次レール3の基部上方に設け
られる球止22であり、該球止22と一次レール3の基
部とにより前記球打出し部4は形成されるもので、該球
打出し部4には弾球槌9bの槌先が介入される空間が形
成されている。また、前記球止22はその下面を一次レ
ール3の基部との間で先開き状となるよう上向きの傾斜
をもたせて、発射球が滑らかに打ち出されるようにして
いる。23は球打出しソレノイド9のコイル、24はロ
ータ9aの極、25は軸受けである。
【0012】また、前記制御回路30は弾球機構8の球
打出しソレノイド9の球打出し動作信号と駆動機構6の
球送りソレノイド31の球送り動作信号とを基本周期
(約0.6秒)として制御するもので、該基本周期は球
送り動作信号と球打出し動作信号とが検出された約0.
6秒とされる。また、該制御回路30は発振器32と、
分周器33と、第1の出力制御器34と、出力器35
と、出力器36と、タッチ検出器37と、発射指示器3
8と、第2の出力制御器39とよりなるものである。発
振器32は制御タイミング用のパルスを発生させるもの
であり、分周器33は発振器32と接続されてパルス周
波数をタイミング信号レベルに下げるものである。
【0013】また、出力制御器34は前記分周器33と
第2の出力制御器39に接続されて球送り動作信号と球
打出し動作信号のタイミングを制御するとともに、図7
に示されるように、球送り動作信号と球打出し動作信号
の基本周期毎にカウント信号を出力し、該カウント信号
をカウントすることにより発射指示信号のOFF後の周
期数を制御するものとしている。出力器35(A)は前
記第1の出力制御器34と接続されて該出力制御器34
からの球送り動作信号のオン信号を増幅して球送りソレ
ノイド31に動作電圧を供給するものである。出力器3
6(B)は第1の出力制御器34に接続されて該出力制
御器34からの球打出し動作信号を増幅して球打出しソ
レノイド9に動作電圧を供給するものである。タッチ検
出器37は分周器33に接続されるとともに発射指示器
38に接続され、遊技者が外部コントロールとしての操
作ハンドルに触れたか否かを検知して発射指示器38に
検知信号を出力するものである。
【0014】また、該発射指示器38は外部コントロー
ルの単発スイッチ、非常停止スイッチおよび第2の出力
制御器39等と接続され、タッチ検出器37によるタッ
チ信号が検知されている時、遊技者により操作される単
発指示信号、非常停止指示信号等の外部コントロール信
号と基づいて制御信号を第2の出力制御器39に出力す
るものである。第2の出力制御器39は発射指示器38
と接続されるとともに前記第1の出力制御器34および
出力器35に接続されて第1の出力制御器34を制御す
ると同時に、第1の出力制御器34から得られるカウン
ト信号により発射指示信号のOFF後、N周期(3周期
または5周期)球打出し動作信号を出力器36に出力す
るものである。また、第2の出力制御器39は外部コン
トロールからの信号のうち非常停止指示信号を基本周期
で出力するものとして、非常停止指示信号がどのような
タイミング入力されてもダブル球を発生させることなく
弾球を停止させることができるものとしている。
【0015】また、図6に示されるように、外部コント
ロールにより発射指示信号のOFF後、球送り信号動作
は斜線でしめされるようにN周期(5周期)停止され、
球打出し動作信号は連続して出力されるように設定され
ている。さらに、図6に示されるように、N周期間の途
中(3周期目)で発射指示信号がONとなった際、第1
の出力制御器34により停止されていた球送り動作信号
は停止前のタイミングに合わせて球送り動作信号が出力
されるので、当たりの決定とタイミングを同期させて弾
球を開始することはできない。しかも、球送り動作信号
は停止前のタイミング、すなわち、連続して出力されて
いる球打出し動作信号と同期する基本周期で動作信号を
出力するため、ダブル球を発生させることがない。ま
た、図7に示されるように、基本周期は0.6秒で、球
送り動作信号は1周期の始点から0.1秒後に0.1秒
だけ出力され、その0.3秒後に球打出し動作信号が
0.1秒だけ出力されるものである。そして、球打出し
動作信号のOFFによりカウント信号が出力される。こ
のとき、球送り動作信号のオン信号により球送りソレノ
イド31は作動され、球打出しソレノイド9の作動まで
の時間が長くなるようにして、球打出し部4内に送り込
まれて振動する球が減衰する時間的余裕を与えている。
【0016】このように構成されたものは、球供給樋2
に球を供給すれば、球は球供給樋2の傾斜に沿って転動
して一列に整列されたうえ、球導入路7の入口開口7a
より縦孔7bに進入する。そして、縦孔7b内に枢着さ
れる球受ストッパ5の球受面5aに当たって球は停止さ
れた状態となる。この状態で遊技者が図示しない外部コ
ントロールとしての操作ハンドルを把持して弾球操作に
入れば、制御回路30のタッチ検出器37からのタッチ
信号と発射指示信号のON出力が発射指示器38に入力
され、発射指示器38から発射指示信号に基づいて、第
2の出力制御器39は第1の出力制御器34を作動させ
る。
【0017】そして、第1の出力制御器34により規定
のタイミングで出力される球送りおよび球打出し動作信
号に基づいて、図7に示されるように、基本周期の始点
の0.1秒後、球送り動作信号が出力され、球送りソレ
ノイド31作動用の電圧がオン信号で出力器35より出
力されることとなる。球送り動作信号に続いて0.3秒
後、球打出し動作信号が出力され、球打出しソレノイド
9作動用の電圧が出力器36より出力される。これによ
り球送りソレノイド31は駆動され、その作動片16は
ばね16aのばね力に抗して磁気吸着されて上方に引き
上げられる。作動片16が引き上げられることにより、
作動片16と連繋されるリンク装置17のリンク杆17
aの遊動端18はピン19を中心として図1上右上がり
となる。これによりリンク杆17aの他端は左下がりと
なり、該リンク杆17aに枢着されるリンク杆17bの
遊動端20の板片20a、20aに挟持される球受スト
ッパ5のピン13を下降させることとなる。このピン1
3の下降により球受ストッパ5は枢軸11を中心にして
図2上時計回り方向に回動し、球受面5a上に保持され
ている球は球打出し部4に送り出されることとなる。
【0018】この発射球の送り出しの際、球受面5aに
形成された傾斜12により、球受ストッパ5の回動が約
20度を越えると、傾斜12は前下がりの傾面となるの
で、球は傾斜12に沿って転動し始め、球受ストッパ5
の傾動動作に追従する速度で球は球打出し部4に送り出
されることとなり、球の送り出しは球受ストッパ5が球
送り枢動を行って復帰回動する前に完了する。また、球
受ストッパ5が往復動作している最中、縦孔7b内に送
り込まれている球は球受ストッパ5の弧状の球止面5b
により受けられるので、これらの球により噛み込みが起
こり球受ストッパ5の作動に不都合が発生することはな
い。
【0019】このようにして、球打出し部4に球が送り
込まれ、振動を減衰時間を与えられた後、球送りソレノ
イド31の駆動に続いて駆動される球打出しソレノイド
9により、弾球機構8のロータ9aは回動し、このロー
タ9aの回動により弾球槌9bは振り出されて回動し、
球打出し部4内の球を弾球することとなる。そして、振
り出されて弾球を行った弾球槌9bはストッパ10に衝
突してその慣性エネルギーを減衰されるとともに、終点
のストッパ10に衝突した反発力で振り戻されて始点の
ストッパ10位置で停止された旧状に復帰することとな
る。以下、同様にして弾球操作は連続的に行われるもの
である。
【0020】このような弾球時に、外部コントロールに
より発射指示信号がOFFされると、第1の出力制御器
34から第2の出力制御器39に入力されるカウント信
号に基づいて、図6に示されるように、N周期(5周
期)間球送り動作信号は斜線で示されるように停止さ
れ、球打出し動作信号のみが出力され、球打出しソレノ
イド9のみが作動して空打ちが行われるので、当たり決
定と同期を取るような発射や停止操作を行うことが防止
される。さらに、図6に示されるように、N周期(5周
期)の球打出し動作信号が出力されているとき、再び、
発射指示信号がONとなった際には、第1の出力制御器
34により停止される前の周期タイミングと同一のタイ
ミングで球送り動作信号が出力され、基本周期が形成さ
れるので、意識的に当たりの決定タイミングと同期を取
ることはできないうえに、球送り動作信号のタイミング
が狂うことがなく、むだ球を生じさせることがない。
【0021】なお、好ましい実施の形態では、N周期の
弾球は3周期〜5周期としているが、当たり決定の同期
を得られない範囲であれば、1〜2周期、あるいはそれ
以上の周期でもよいことは勿論であが、周期数を少なく
すればむだ球を少なくすることができる。また、好まし
い実施の形態では、基本周期を球送り動作信号に続けて
球打ち信号動作を出力したものとしているが、球送り動
作信号と球打ち信号動作とが組み合わされていれば逆で
もよいことは勿論である。さらに、好ましい実施の形態
では、発射指示信号のOFF後、球打出し動作信号のみ
を連続出力し、球打出しソレノイド9を空打ちさせてい
るが、出力器36からの出力をOFFするものとしても
よい。
【0022】
【発明の効果】本発明は前記説明により明らかなよう
に、球送りソレノイドと球打出しソレノイドの球送りと
球打出し動作信号とからなる基本周期に基づいて弾球を
制御することにより、外部コントロールによるタッチ信
号や単発スイッチ信号等の発射指示信号が該当基本周期
内に入力されたものであれば、たとえ、球打出し周期以
下の時間であっても確実に弾球を行うことができる。し
かも、発射指示信号が周期中どのタイミングでOFFさ
れても、基本周期で動作を完了するので必ず球打出しが
行われてダブル球の発生を防止することができる。ま
た、請求項2のように、基本周期を球送り動作信号と球
打出し動作信号との検知に基づくものとすることによ
り、簡単な回路で基本周期を得ることができる。請求項
3のように、外部コントロールからの非常停止信号が基
本周期毎に処理されるものとすることにより、非常停止
信号がどのようなタイミングで出力されもダブル球を発
生させることなく弾球を停止させることができる。請求
項4のように、外部コントロールからの発射指示信号の
OFF後、球送り動作信号を停止し、球打出し動作信号
のみを連続出力することにより、当たり決定と同期をと
るような発射や停止操作をできないようにする。請求項
5のように、N周期間中に発射指示信号がONとなった
際、停止前の球送り動作信号のタイミングと同一のタイ
ミングで球送り動作信号を再復帰させることにより、当
たり決定のタイミングと同期をとることを防止するとと
もに、むだ球の発生を防止できる等種々の利点を有する
ものである。従って、本発明は従来の問題点を解消した
パチンコ機用発射制御方法およびその装置として業界の
発展に寄与するところ極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す正面図であ
る。
【図2】本発明の好ましい実施の形態を示す側面図であ
る。
【図3】本発明の好ましい実施の形態に用いる制御回路
である。
【図4】本発明の好ましい実施の形態における発射指示
と球送り動作と球打ち動作信号のタイムチャートであ
る。
【図5】本発明の好ましい実施の形態における発射指示
信号OFF後に出力されるN周期の球送り動作と球打出
し動作信号のタイムチャートである。
【図6】本発明の好ましい実施の形態におけるN周期中
に発射指示信号がONされた際、同一のタイミングで周
期が再開される状態のタイムチャートである。
【図7】本発明の好ましい実施の形態における基本周期
に出力されるカウント信号のタイムチャートである。
【符号の説明】
9 球打出しソレノイド 30 制御回路 31 球送りソレノイド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球送りソレノイドの球送り動作信号と球
    打出しソレノイドの球打出し動作信号とからなる基本周
    期に基づいて制御することを特徴とするパチンコ機用発
    射制御方法。
  2. 【請求項2】 基本周期が球送り動作信号と球打出し動
    作信号との検知に基づいて設定されるものである請求項
    1に記載のパチンコ機用発射制御方法。
  3. 【請求項3】 外部コントロールからの非常停止指示信
    号が基本周期毎に処理される請求項1または2に記載の
    パチンコ機用発射制御方法。
  4. 【請求項4】 外部コントロールからの発射指示信号が
    OFF後、N周期間球送り動作信号を停止し、球打出し
    動作信号のみを連続出力する請求項1から3のいずれか
    に記載のパチンコ機用発射制御方法。
  5. 【請求項5】 N周期間中に発射指示信号がONとされ
    た際、停止前の球送り動作信号のタイミングと同一のタ
    イミングで球送り動作信号を再復帰させる請求項4に記
    載のパチンコ機用発射制御方法。
  6. 【請求項6】 球送りソレノイドの球送り動作信号と球
    打出しソレノイドの球打出し動作信号とからなる基本周
    期に基づいて制御を行う制御回路を設けたことを特徴と
    するパチンコ機用発射制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011024615A (ja) * 2009-07-21 2011-02-10 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
CN111991819A (zh) * 2020-08-22 2020-11-27 江苏扬航绳网带有限公司 一种迷你玩具投篮机

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