JPH0838689A - 弾球遊技機の発射制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発射レールの発射位置の遊技球がなくなれ
ば、遊技者が操作ハンドルから手を離さなくても、一定
条件下で発射モータを自動的に停止させることができる
弾球遊技機の発射制御装置を提供する。 【構成】 発射レール19の発射位置A 上の遊技球B を発
射方向に打撃する打撃槌20と、この打撃槌20を駆動する
発射モータ22と、発射位置A 上の遊技球B の有無を検出
する球検出スイッチ27とを備え、操作ハンドルの操作時
に、発射モータ22により打撃槌20を駆動して発射位置A
上の遊技球B を１個ずつ発射させると共に、操作ハンド
ルの操作中でも、球検出スイッチ27が発射位置A の球切
れを検出すれば、発射モータ22を停止させて発射動作を
終了させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機等の弾球遊
技機の発射制御装置に関し、操作ハンドルの操作中であ
っても、発射レールの発射位置の遊技球がなくなれば、
自動的に発射モータを停止させるようにしたものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、発射装
置により遊技球をガイドレールに沿って遊技盤の上部側
に発射し、その遊技球が遊技盤に沿って落下する間に入
球チャッカー、入賞装置等に入れば、それに応じて賞球
を払い出して遊技者に利益として還元するようにしてい
る。

【０００３】この弾球遊技機の発射装置は、従来、発射
レールの発射位置上の遊技球を発射方向に打撃する打撃
槌と、この打撃槌を発射方向に付勢するバネと、発射モ
ータと、この発射モータの作動により打撃槌をバネに抗
して反発射方向に間欠的に駆動するカム体と、タッチス
イッチ付きの操作ハンドルとを備え、遊技者が手で操作
ハンドルを操作した時に、タッチスイッチからの信号に
より発射モータが作動して、打撃槌により発射レールの
発射位置上の遊技球を１個ずつ発射するようになってい
る。

【０００４】そして、ゲームの終了時に遊技者の手が操
作ハンドルから離れると、タッチスイッチからの信号に
より、その時点で発射モータを直ちに停止させるように
なっている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】従来の弾球遊技機の発
射装置では、操作ハンドルのタッチスイッチからの信号
により発射モータの起動・停止の制御を行っている。こ
のため、全ての持ち球を打ち尽くした場合でも、遊技者
が操作ハンドルから手を離さない限り、発射モータは停
止せず、発射レールの発射位置に遊技球がある時と同様
に作動して、カム体を介して打撃槌を駆動し続けること
になる。

【０００６】従って、発射装置の発射モータが無駄な電
力を消費すると共に、発射装置の各機構部分、特にカム
体と打撃槌のカムローラとの接触部分が摩耗して損傷す
る等、発射装置の耐久性を著しく損なう欠点がある。本
発明は、かかる従来の課題に鑑み、発射レールの発射位
置の遊技球がなくなれば、遊技者が操作ハンドルから手
を離さなくても、一定条件下で発射モータを自動的に停
止させることができる弾球遊技機の発射制御装置を提供
することを目的とす。

【０００７】

【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
は、発射レール19の発射位置A 上の遊技球B を発射方向
に打撃する打撃槌20と、この打撃槌20を駆動する発射モ
ータ22とを備え、操作ハンドル24を操作した時に発射モ
ータ22が作動して、打撃槌20により発射レール19の発射
位置A 上の遊技球B を１個ずつ発射すると共に、操作ハ
ンドル24の操作終了後に発射モータ22を停止させるよう
にした弾球遊技機の発射装置において、発射位置A 上の
遊技球B の有無を検出する球検出スイッチ27と、この球
検出スイッチ27が発射位置A の球切れを検出した後に発
射モータ22を停止させる制御手段43とを備えたものであ
る。

【０００８】請求項２に記載の本発明は、請求項１に記
載の発明において、球検出スイッチ27が発射位置A の球
切れを検出した後に打撃槌20の作動回数を検出して、所
定作動回数となった時に制御手段43により発射モータ22
を停止させるようにしたものである。

【０００９】請求項３に記載の本発明は、請求項１に記
載の発明において、球検出スイッチ27が発射位置A の球
切れを検出した時に、この球切れ検出から所定時間経過
後に制御手段43により発射モータ22を停止させるように
したものである。

【００１０】

【作用】請求項１に記載の本発明では、操作ハンドル24
を操作して発射モータ22の作動させ、この発射モータ22
により打撃槌20を駆動して、発射レール19の発射位置A
上の遊技球B を発射する。そして、発射位置A の遊技球
B がなくなれば、遊技者が操作ハンドル24の操作中であ
っても、その球切れを球検出スイッチ27で検出して、制
御手段43から発射モータ22に停止指令を送り、発射モー
タ22を停止させる。

【００１１】請求項２に記載の本発明では、球検出スイ
ッチ27が発射位置A の球切れを検出した後に打撃槌20の
作動回数を検出して、所定作動回数となった時に制御手
段43により発射モータ22を停止させる。

【００１２】請求項３に記載の本発明では、球検出スイ
ッチ27が発射位置A の球切れを検出した時に、この球切
れ検出から所定時間経過後に制御手段43により発射モー
タ22を停止させる。

【００１３】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図面は本発明の第１実施例を例示する。図１、図
２及び図４において、1 は矩形枠状の外枠を含むパチン
コ機本体、2 はその前枠で、上下一対のヒンジ3 を介し
て着脱及び開閉自在に枢着されている。

【００１４】前枠2 には窓孔4 が形成されると共に、こ
の窓孔4 に対応してガラス扉5 及び前面板10が上下に装
着され、またガラス扉5 の背後で窓孔4 に対応するよう
に、前枠2 に固定の装着枠部6 に遊技盤7 が着脱自在に
装着されている。前枠2 の下部には中央部に下皿8 が、
その右側に発射装置9 が夫々設けられている。

【００１５】前面板10は遊技盤7 の下側で前枠2 の窓孔
4 内に開閉自在に装着されており、この前面板10には上
皿11と、この上皿11からの遊技球B を１個ずつ発射装置
9 に供給する球供給装置12とが前後に装着されている。

【００１６】遊技盤7 の前側には、発射装置9 により発
射された遊技球B を遊技盤7 の上部に案内する外ガイド
レール13と内ガイドレール14とが環状に設けられ、この
ガイドレール13,14 の内側に障害釘、入球チャッカー1
5、入賞装置16、大入賞装置17、変動図柄表示装置18等
が配置されている。

【００１７】発射装置9 は、図１及び図２に示すよう
に、外ガイドレール13の下端部側に配置された発射レー
ル19と、この発射レール19の発射位置A 上の遊技球B を
発射方向に打撃する打撃槌20と、この打撃槌20を発射方
向に付勢する引張りバネ21と、発射モータ22と、この発
射モータ22の作動により打撃槌20を引張りバネ21のバネ
圧に抗して反発射方向に間欠的に駆動するカム体23と、
引張りバネ21のバネ圧を任意に調整する操作ハンドル24
とを備えている。

【００１８】発射レール19は取り付け板25を介して前枠
2 の装着枠部6 の下部に取り付けられている。取り付け
板25には球供給装置12から発射レール19上に供給された
遊技球B を発射位置A に止めるためのストッパー26と、
発射位置A の遊技球B の有無を検出する球検出スイッチ
27とが装着されている。なお、球検出スイッチ27は磁気
感応型の近接スイッチにより構成され、取り付け板25を
挟んで発射レール19と反対側に設けられている。

【００１９】発射レール19と外ガイドレール13との間に
は、外ガイドレール13の途中で失速した遊技球B を下皿
8 に戻すための戻り球通路28が設けられている。戻り球
通路28には、この戻り球通路28内を下方に通過する遊技
球B を検出する戻り球検出スイッチ29が設けられてい
る。なお、戻り球検出スイッチ29は磁気感応型の近接ス
イッチにより構成されている。打撃槌20は取り付け板30
に支軸31を介して回動自在に枢支されると共に、引張り
バネ21により支軸31廻りに発射方向に付勢されている。

【００２０】発射モータ22は取り付け板32に装着され、
この発射モータ22の回転軸33にカム体23が固定されてい
る。カム体23は打撃槌20の基部側のブラケット34に枢着
されたカムローラ35を介して、打撃槌20を引張りバネ21
に抗して回動させるように構成されている。カム体23に
は永久磁石36が固定され、この永久磁石36を介してカム
体23を検出する作動回数及び停止位置用の検出スイッチ
37が、カム体23の停止位置C に対応して取り付け板に装
着されている。停止位置C はカム体23がカムローラ35か
ら外れた位置に設定されている。検出スイッチ37は磁気
感応型のリードスイッチにより構成されている。

【００２１】なお、取り付け板30,32 はボス部38を介し
てネジにより一体に固定され、また取り付け板30は前枠
2 の下部に後側から装着されている。操作ハンドル24
は、筒状のハンドル支持体39と掌当て部40との間で回動
自在に支持され、前後方向のハンドル軸廻りに回動操作
した時に、ハンドル軸を介して引張りバネ21のバネ圧を
任意に調節できるようになっている。

【００２２】ハンドル支持体39は取り付け板30に固定さ
れ、このハンドル支持体39に掌当て部40が固定されてい
る。掌当て部40は、遊技者が操作ハンドル24を操作する
時に、掌を当てて置くためのものであり、この掌当て部
40の外周には操作ハンドル24の近傍にタッチスイッチ41
用のタッチ片42がリング状に設けられている。

【００２３】タッチスイッチ41は、操作ハンドル24を操
作すべく遊技者が手で操作ハンドル24を把持した時に、
手の一部がタッチ片42に接触して、遊技者の手を検出す
るようになっている。

【００２４】球検出スイッチ27、検出スイッチ37及びタ
ッチスイッチ41は、図３に示すように制御手段43に接続
されている。制御手段43は、起動停止制御部44と計数制
御部45とを備えている。計数制御部45は、タッチスイッ
チ41が遊技者の手を検出している作動中に、球検出スイ
ッチ27が発射位置A の球切れを検出した時に、その時点
から検出スイッチ37の信号により打撃槌20の作動回数を
計数して、所定作動回数になった時に起動停止制御部44
に信号を出力するように構成されている。

【００２５】起動停止制御部44は、タッチスイッチ41が
遊技者の手を検出した時に発射モータ22を作動させると
共に、遊技者が操作ハンドル24から手を離してタッチス
イッチ41が起動を終了した時、又は計数制御部45からの
信号があった時に、検出スイッチ37が永久磁石36を検出
すれば、発射モータ22を停止させるように構成されてい
る。

【００２６】上記構成のパチンコ機において、パチンコ
ゲームを行う際には、上皿11に遊技球B を入れた後、操
作ハンドル24を操作すると、発射装置9 が作動して発射
レール19の発射位置A 上の遊技球B を１個ずつガイドレ
ールに沿って遊技盤7 の上部側に発射する。

【００２７】即ち、遊技者が手で操作ハンドル24を把持
して回動操作すれば、その操作量に略比例して引張りバ
ネ21のバネ圧が変化する。一方、操作ハンドル24を把持
する時に遊技者の手がタッチ片42に接触するので、タッ
チスイッチ41が作動して、制御手段43の起動停止制御部
44から発射モータ22に起動指令が入り、発射モータ22が
起動する。

【００２８】発射モータ22の起動前には、カム体23は図
１の停止位置C で停止しており、この状態で発射モータ
22が作動すると、その回転軸33に固定のカム体23が図１
のａ矢示方向に回転し、打撃槌20のカムローラ35を押圧
するので、打撃槌20が引張りバネ21に抗して支軸31廻り
にｂ矢示方向に回動する。そして、カム体23がカムロー
ラ35から外れると、打撃槌20が引張りバネ21によって支
軸31廻りに反ｂ矢示方向に回動して、球供給装置12から
発射レール19の発射位置A 上にある遊技球B を外ガイド
レール13側に打撃して発射する。

【００２９】以下、遊技者がタッチスイッチ41を作動さ
せた状態で操作ハンドル24を操作している限り、発射モ
ータ22が作動するため、球供給装置12から発射レール19
の発射位置A 上に１個ずつ供給される遊技球B を順次発
射して行く。なお、打撃槌20が発射位置A の遊技球B を
打撃して発射する度に、発射位置A上の遊技球B がなく
なるが、打撃槌20の打撃動作に連動して球供給装置12か
ら次の遊技球B が供給されるので、球検出スイッチ27は
その時間間隔では働かないようになっている。

【００３０】遊技者が操作ハンドル24を把持したタッチ
スイッチ41の作動中に、上皿11内の遊技球B を全て打ち
尽くして発射レール19の発射位置A 上の遊技球B が球切
れ状態になると、球検出スイッチ27がその球切れを検出
して、制御手段43の計数制御部45が検出スイッチ37から
の信号の計数動作を開始する。

【００３１】即ち、発射モータ22の作動によりカム体23
が回転して打撃槌20を駆動する毎に、カム体23の永久磁
石36によって検出スイッチ37が動作し、その信号が計数
制御部45に送られるので、計数制御部45が検出スイッチ
37からの信号を計数する。そして、その計数値が所定作
動回数になれば、計数制御部45からの信号によって起動
停止制御部44が働き、カム体23が停止位置C に到達した
時点で発射モータ22に停止指令を出し、発射モータ22を
自動的に停止させる。

【００３２】このため、遊技者が操作ハンドル24を操作
中であるにも拘わらず、発射位置Aの遊技球B がなくな
れば、その後、発射装置9 を自動的に止めることがで
き、従って、発射モータ22の無駄な電力の消費を防止で
きると共に、発射装置9 の各部の摩耗等を防止でき、発
射装置9 自体の耐久性を向上させることができる。

【００３３】また発射モータ22を停止させるに当たっ
て、打撃槌20の作動回数を計数制御部45で計数するよう
に構成し、その計数制御部45の計数値が所定の作動回数
になれば、起動停止制御部44から停止指令を出して発射
モータ22を停止させているため、打撃槌20が所定回数作
動した後に確実に発射モータ22を停止させることができ
る。

【００３４】発射位置A の遊技球B の有無に関係なく、
ゲーム中に遊技者が操作ハンドル24から手を離すと、操
作ハンドル24がハンドル軸廻りに戻ると共に、タッチス
イッチ41が作動を終了し、制御手段43に信号が入る。そ
して、カム体23が停止位置Cに到達して、検出スイッチ3
7がカム体23の永久磁石36を検出すると、この検出スイ
ッチ37からの信号によって制御手段43の起動停止制御部
44が発射モータ22に停止指令を発し、発射モータ22を停
止させる。

【００３５】このため、発射モータ22が停止する時に
は、カム体23は必ず打撃槌20から外れた所定の停止位置
C に止まることになり、カム体23がカムローラ35に当接
しバランスした状態で停止するようなことはない。そし
て、ゲームを再開する場合、或いは次の遊技者がゲーム
を開始する場合には、カム体23はその停止位置C から回
転し始めることになるので、必ず一定角度回転した後、
カムローラ35に当接して打撃槌20を駆動する。

【００３６】従って、カム体23がカムローラ35に当接し
てバランス状態で停止した時に発生する引張りバネ21の
伸び、これに伴う引張りバネ21のバネ圧の変化等を確実
に防止でき、常に良好な条件でゲームを行うことが可能
である。

【００３７】図５は本発明の第２実施例を例示し、制御
手段43にタイマー部46を設けたものである。タイマー部
46は、タッチスイッチ41の作動中に球検出スイッチ27が
球切れを検出した時に計時動作を開始し、所定の時間が
経過した時に起動停止制御部44に信号を送るようになっ
ている。起動停止制御部44は、タッチスイッチ41が遊技
者の手を検出した時に発射モータ22を起動させると共
に、遊技者が操作ハンドル24から手を離してタッチスイ
ッチ41が作動を終了した時、又はタイマー部46からの信
号があった時に、検出スイッチ37が永久磁石36を検出す
れば、発射モータ22を停止させるように構成されてい
る。

【００３８】この実施例では、遊技者が操作ハンドル24
を操作中に、球検出スイッチ27が発射位置A の球切れを
検出すれば、その時点からタイマー部46が計時動作を開
始し、所定の時間が経過した時にタイマー部46から起動
停止制御部44に信号を送る。そして、起動停止制御部44
が発射モータ22に停止指令を発して、カム体23が停止位
置C で止まるように発射モータ22を停止させる。

【００３９】従って、遊技者が操作ハンドル24を操作中
であっても、発射位置A の球切れが発生すれば、それか
ら所定の時間後に発射モータ22を自動的に停止させるこ
とができる。またタイマー部46を用い、所定時間の経過
後に発射モータ22を停止させるようにしているので、構
成を簡単にすることができる。

【００４０】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。例えば、検出スイッチ37は、カム体23の永久磁石36
を介して打撃槌20の作動を検出しているが、打撃槌20に
永久磁石36を設け、その永久磁石36を直接検出するよう
にしても良い。

【００４１】またタッチスイッチ41に代えて、操作ハン
ドル24の操作の終了を検出するスイッチ、例えば、操作
ハンドル24の戻りを検出するスイッチを設けても良い。
更に、本発明は、実施例のパチンコ機の他、アレンジボ
ール機、その他の各種の弾球遊技機においても同様に実
施可能であることはいうまでもない。

【００４２】

【発明の効果】請求項１に記載の本発明によれば、発射
レール19の発射位置A 上の遊技球B を発射方向に打撃す
る打撃槌20と、この打撃槌20を駆動する発射モータ22と
を備え、操作ハンドル24を操作した時に発射モータ22が
作動して、打撃槌20により発射レール19の発射位置A 上
の遊技球B を１個ずつ発射すると共に、操作ハンドル24
の操作終了後に発射モータ22を停止させるようにした弾
球遊技機の発射装置において、発射位置A 上の遊技球B
の有無を検出する球検出スイッチ27と、この球検出スイ
ッチ27が発射位置A の球切れを検出した後に発射モータ
22を停止させる制御手段43とを備えているので、発射レ
ール19の発射位置A の遊技球B がなくなれば、遊技者が
操作ハンドル24を操作中であっても、発射モータ22を自
動的に停止させることができる。従って、発射モータ22
の無駄な電力の消費を防止できると共に、発射装置9 の
各部の摩耗等を防止でき、発射装置9 自体の耐久性を向
上させることができる。

【００４３】請求項２に記載の本発明によれば、請求項
１に記載の発明において、球検出スイッチ27が発射位置
A の球切れを検出した後に打撃槌20の作動回数を検出し
て、所定作動回数となった時に制御手段43により発射モ
ータ22を停止させるようにしているので、発射レール19
の発射位置A の遊技球B がなくなれば、遊技者が操作ハ
ンドル24を操作中であっても、打撃槌20が所定作動回数
だけ作動した後に、発射モータ22を自動的に停止させる
ことができる。

【００４４】請求項３に記載の本発明によれば、請求項
１に記載の発明において、球検出スイッチ27が発射位置
A の球切れを検出した時に、この球切れ検出から所定時
間経過後に制御手段43により発射モータ22を停止させる
ようにしているので、発射レール19の発射位置A の遊技
球B がなくなれば、遊技者が操作ハンドル24を操作中で
あっても、所定時間の経過後に、発射モータ22を自動的
に停止させることができる。また、所定時間の経過で発
射モータ22を停止させるようにしているため、構成を簡
単にすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例を示すパチンコ機の要部の
正面図である。

【図２】本発明の第１実施例を示すパチンコ機の要部の
側面断面図である。

【図３】本発明の第１実施例を示す制御系のブロック図
である。

【図４】本発明の第１実施例を示すパチンコ機の正面図
である。

【図５】本発明の第２実施例を示す制御系のブロック図
である。

【符合の説明】

2 前枠 7 遊技盤 9 発射装置 19 発射レール 20 打撃槌 22 発射モータ 23 カム体 24 操作ハンドル 27 球検出スイッチ 37 検出スイッチ 41 タッチスイッチ 43 制御手段 44 起動停止制御部 45 計数制御部 46 タイマー部 A 発射位置 B 遊技球 C 停止位置

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 発射レール(19)の発射位置(A) 上の遊技
   球(B) を発射方向に打撃する打撃槌(20)と、この打撃槌
   (20)を駆動する発射モータ(22)とを備え、操作ハンドル
   (24)を操作した時に発射モータ(22)が作動して、打撃槌
   (20)により発射レール(19)の発射位置(A) 上の遊技球
   (B) を１個ずつ発射すると共に、操作ハンドル(24)の操
   作終了後に発射モータ(22)を停止させるようにした弾球
   遊技機の発射装置において、発射位置(A) 上の遊技球
   (B) の有無を検出する球検出スイッチ(27)と、この球検
   出スイッチ(27)が発射位置(A) の球切れを検出した後に
   発射モータ(22)を停止させる制御手段(43)とを備えたこ
   とを特徴とする弾球遊技機の発射制御装置。
2. 【請求項２】 球検出スイッチ(27)が発射位置(A) の球
   切れを検出した後に打撃槌(20)の作動回数を検出して、
   所定作動回数となった時に制御手段(43)により発射モー
   タ(22)を停止させるようにしたことを特徴とする請求項
   １に記載の弾球遊技機の発射制御装置。
3. 【請求項３】 球検出スイッチ(27)が発射位置(A) の球
   切れを検出した時に、この球切れ検出から所定時間経過
   後に制御手段(43)により発射モータ(22)を停止させるよ
   うにしたことを特徴とする請求項１に記載の弾球遊技機
   の発射制御装置。