JP3235830B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP3235830B2
JP3235830B2 JP17976199A JP17976199A JP3235830B2 JP 3235830 B2 JP3235830 B2 JP 3235830B2 JP 17976199 A JP17976199 A JP 17976199A JP 17976199 A JP17976199 A JP 17976199A JP 3235830 B2 JP3235830 B2 JP 3235830B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、発射手
段の発射動作に連動して球送り手段により上皿から発射
レール上に遊技球を1個ずつ供給しながら、この発射レ
ール上の遊技球を発射手段によりガイドレールを経て遊
技盤の遊技領域へと発射して、遊技領域内を落下する遊
技球が入賞手段に入賞すれば、その1入賞当たり規定数
の遊技球を順次上皿へと払い出すようになっている。
【0003】入賞手段には普通入賞手段の他に、所謂ア
タッカーと言われる可変入賞手段がある。この可変入賞
手段は、例えば下部側の横軸廻りに回動して開閉する開
閉板を備え、特別図柄表示手段の変動後の停止図柄が大
当たり図柄を表示したときに開閉板が前側へと回動し
て、上方から落下する遊技球をこの開閉板により遊技球
を入賞口へと案内するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】弾球遊技機では、球送
り手段で球詰まりが生じた場合、発射レールからガイド
レールを経て遊技領域の上部に至る遊技球案内経路の途
中に異物等が付着した場合には、如何に発射手段が正常
に作動しても遊技領域へと遊技球を発射できず、ゲーム
の続行が不可能になる。
【0005】また遊技領域の上部から各入賞手段に至る
落下経路の途中で遊技釘等に遊技球が引っ掛かった場合
にも、その引っ掛かった遊技球によって、後続の遊技球
の落下方向が変化するため、遊技者に不利益になること
があり、ゲームを正常に行い得なくなる。
【0006】従って、ゲーム中に、これらのトラブルが
発生すれば、ホール側の管理者は、直ちにそれを発見し
て適切な措置を講じる必要がある。特に可変入賞手段が
開放状態の場合には、遊技者の利益が著しく害される惧
れがあり、早急な対応が必要である。
【0007】しかし、トラブルの発生原因となる箇所は
多岐にわたるため、その全ての箇所にセンサーを設け
て、センサーによりトラブルの発生を検出して報知する
ことは、製作コスト等の点から事実上非常に困難であ
る。
【0008】一方、発射手段は、通常最大100個/分
の速度で遊技球を発射するようになっており、また可変
入賞手段は、例えば開閉板の開放後に所定数(例えば1
0個)の遊技球が入賞するか、又は所定時間(例えば3
0秒間)経過したときに開閉板が閉じ、また開閉板の開
放中に入賞した遊技球が特定領域を通過することを条件
に、開閉板が所定回数(例えば16回)まで開閉動作を
繰り返すようになっている。
【0009】従って、球送り手段及び発射手段等が正常
に作動し、発射レールからガイドレールを経て遊技領域
の上部に至る遊技球案内経路の途中に異物等の障害物が
なく、また遊技領域の上部から可変入賞手段に至る遊技
球の落下経路中に、遊技釘等に引っ掛かった遊技球等が
ない限り、可変入賞手段の開閉板が開状態になれば、通
常、可変入賞手段には少なくとも1個の遊技球は入賞す
ることになる。
【0010】本発明は、かかる従来の課題に鑑み、可変
入賞手段の特質を有効に利用して、これに他の所定条件
と組み合わせることによってトラブルの有無を容易に判
定できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技盤6 の遊
技領域21へと遊技球を発射する発射手段10と、前記遊技
領域21内に配置され且つ該遊技領域21内を落下する遊技
球が入賞不可能な第1状態と入賞可能な第2状態とに変
化可能な可変入賞手段28とを備えた弾球遊技機におい
て、前記可変入賞手段28が前記第2状態となっている時
間の一部又は全部を含む所定時間中に、前記発射手段10
が少なくとも一度は動作し且つ前記可変入賞手段28への
遊技球の入賞がないことを条件に入賞無しエラーと判定
するエラー判定手段39を備えたものである。
【0012】また本発明は、遊技盤6 の遊技領域21へと
遊技球を発射する発射手段10と、前記遊技領域21内に配
置され且つ前記遊技領域21内を落下する遊技球が入賞不
可能な第1状態と入賞可能な第2状態とに変化可能な可
変入賞手段28とを備えた弾球遊技機において、前記可変
入賞手段28が前記第2状態となっている時間の一部又は
全部を含む所定時間中に、前記発射手段10から遊技球が
少なくとも1個発射され且つ前記可変入賞手段28への遊
技球の入賞がないことを条件に入賞無しエラーと判定す
るエラー判定手段39を備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施例を図面に
基づいて詳述する。図1〜図3は本発明の第1の実施形
態を例示する。図1において、1 は遊技機本体で、矩形
枠状の外枠2と、この外枠2 に開閉自在に枢着された前
枠3 を備えている。前枠3 はガラス扉4 及び前面板5 を
備え、その裏側に遊技盤6 が配置されている。ガラス扉
4 の上部には、大当たり等を表示する表示ランプ7 が設
けられている。
【0014】遊技盤6 は前枠3 の裏側の装着枠(図示省
略)に後方から着脱自在に嵌合され、下セット板8 によ
り下側から支承されている。前枠3 には、余剰球を貯留
する下皿9 と、遊技盤6 側に遊技球を発射するための発
射手段10用の発射ハンドル11とが前側の下部に設けられ
ている。下セット板8 の前面には、左右方向の一端側に
発射レール12が装着され、また中央部にファール球を下
皿9 へと案内するファール球案内通路13が設けられてい
る。
【0015】発射手段10は、下部側の支軸14により揺動
自在に枢支された打撃槌15と、カム機構16を介して打撃
槌15を駆動する発射モータ17とを備え、遊技者が発射ハ
ンドル11を把持して操作したときに、発射モータ17がカ
ム機構16を介して打撃槌15を支軸14廻りに駆動し、その
打撃槌15で発射レール12上の遊技球を打撃して発射する
ようになっている。
【0016】発射手段10には、この発射手段10の発射動
作を検出する発射動作検出スイッチ18が設けられてい
る。発射動作検出スイッチ18は、カム体19の原点停止位
置に対応して固定側に装着され、カム体19が回動して原
点に戻る毎に、発射手段10の発射動作を検出するように
構成されている。
【0017】前面板5 には、発射用の遊技球を貯留する
上皿20が前側に、発射手段10の発射動作に連動して上皿
20の遊技球を1個ずつ発射レール12上に供給する球送り
手段(図示省略)が裏側に夫々装着されている。
【0018】遊技盤6 には、遊技領域21を取り囲んで環
状に配置され且つ発射レール12からの遊技球を遊技領域
21の上部側へと案内する外レール22及び内レール23が装
着されると共に、その遊技領域21内に特別図柄表示手段
24、普通図柄表示手段25、普通図柄始動用の第1始動手
段26、特別図柄始動用の第2始動手段27、開閉式の可変
入賞手段28、普通入賞手段29〜31等の複数個の遊技部品
が装着されている。なお、外レール22の下端部は、ファ
ール球案内通路13を挟んで発射レール12に相対向してい
る。遊技領域21の下部には、アウト球を裏側に誘導する
アウト口32が設けられている。
【0019】特別図柄表示手段24は、1個又は複数個の
特別図柄を表示し、第2始動手段27が遊技球を検出する
ことを条件に、その特別図柄が乱数制御により所定時間
変動して停止するようになっている。普通図柄表示手段
25は、1個又は複数個の普通図柄を表示し、第1始動手
段26が遊技球を検出することを条件に、その普通図柄が
乱数制御により所定時間変動して停止するようになって
いる。なお普通図柄表示手段25は、特別図柄表示手段24
の上部に設けられている。
【0020】可変入賞手段28は所謂アタッカーを構成す
るもので、図2に第2状態を示すように、遊技領域21内
を落下する遊技球が入賞不可能な第1状態(閉状態)
と、入賞可能な第2状態(開状態)とに変化可能に構成
され、特別図柄表示手段24の変動後の停止図柄が特定図
柄又は特定図柄の組み合わせ(以下、大当たり図柄とい
う)を表示することに関連して、第1状態から第2状態
へと変化するようになっている。
【0021】即ち、可変入賞手段28は、大入賞口33と、
この大入賞口33を開閉すべく下部側の横軸廻りに回動自
在に枢支された開閉板34と、大入賞口33を閉じる第1状
態と開放する第2状態との間で開閉板34を開閉駆動する
ソレノイド等の電気的な駆動手段(図示省略)とを備え
ている。
【0022】大入賞口33の内部は、左右方向に複数個、
例えば3個の通路35に分割されて、その一部(1個)が
特定領域35a となっており、その特定領域35a に特定領
域検出スイッチ36が設けられている。また大入賞口33の
内部には、これに入賞した遊技球を検出する入賞検出ス
イッチ37が設けられている。
【0023】第2始動手段27は、一対の開閉爪27a を備
えた開閉式であって、普通図柄表示手段25の変動後の停
止図柄が特定図柄又は特定図柄の組み合わせ(以下、当
たり図柄という)を表示することに関連して、開閉爪27
a が所定時間開放するようになっている。
【0024】図3は制御系を示すブロック図である。図
3において、38は可変入賞手段28を制御する開閉制御手
段で、特別図柄表示手段24の変動後の停止図柄が大当た
り図柄を表示することに関連して、開閉板34が開放する
ように駆動手段を制御する機能と、入賞検出スイッチ37
が所定個数(例えば10個)の遊技球を検出するか、ま
たはタイマー41で予め設定された最大開放時間(例えば
30秒間)が経過したときに開閉板34が閉じるように制
御する機能と、特定領域検出スイッチ36が遊技球を検出
することを条件に最大所定回数( 例えば16回)まで開
閉板34が開閉するように駆動手段を制御する機能とを有
する。
【0025】39はエラー判定手段で、可変入賞手段28の
第2状態(開放)となっている時間の一部又は全部を含
む所定時間中に、発射手段10が少なくとも一度は動作し
且つ可変入賞手段28への遊技球の入賞がないことを条件
に入賞無しエラーと判定し、可変入賞手段28の第2状態
中に発射手段10が一度も作動しないときに入賞無しエラ
ーと判定しないように構成されている。
【0026】即ち、エラー判定手段39は、開閉制御手段
38から可変入賞手段28の開放信号と、可変入賞手段28の
入賞検出スイッチ37の検出信号と、発射手段10の発射動
作検出スイッチ18の検出信号とに基づいて、開閉制御手
段38からの開放信号がある間に、発射動作検出スイッチ
18からの検出信号があるにも拘わらず、入賞検出スイッ
チ37からの検出信号がないときに、その判定時間の経過
後に入賞無しエラーと判定し、発射動作検出スイッチ18
からの検出信号がないときには、入賞検出スイッチ37か
らの検出信号の有無に関係なく入賞無しエラーと判定し
ないようになっている。
【0027】40はエラー報知手段で、エラー判定手段39
からのエラー信号を受けて前記入賞無しエラーを報知す
るためのものである。なお、このエラー報知手段40に
は、図1のガラス扉4 の上部の表示ランプ7 等を利用し
て、大当たりの発生中と異なる点滅周期で入賞無しエラ
ーを表示するようにすれば良い。勿論、エラー報知手段
40は、その他の表示ランプ7 等で構成しても良いし、音
声で報知するようにスピーカーで構成しても良い。また
特別図柄表示手段24、普通図柄表示手段25等を利用して
報知するようにしても良い。
【0028】次に上記構成における動作を説明する。上
皿20に遊技球がある状態で発射ハンドル11を操作する
と、発射手段10の発射モータ17が作動し、カム機構16を
介して打撃槌15を駆動する。そして、発射モータ17によ
り打撃槌15が駆動されると、この打撃槌15による遊技球
の発射動作に連動して球送り手段が作動し、上皿20内の
遊技球を1個ずつ発射レール12上へと供給し、これによ
って打撃槌15が発射レール12上の遊技球を打撃して遊技
盤6 の外レール22側へと発射する。
【0029】発射レール12上から発射された遊技球は、
外レール22に沿って遊技領域21の上部側へと案内された
後、遊技領域21内を遊技盤6 の盤面に沿って落下し、そ
の落下中に第2始動手段27、普通入賞手段29〜31等に入
賞するか、又は入賞せずに内レール23上へと落下する。
【0030】第2始動手段27、普通入賞手段29〜31等に
遊技球が入賞すれば、その遊技球は遊技盤6 の裏側へと
案内されると共に、その遊技球の1入賞毎に規定数の賞
品球が上皿20へと払い出される。また入賞せずに内レー
ル23上に落下した遊技球は、アウト口32を経て遊技盤6
の裏側へと案内される。
【0031】第1始動手段26が落下中の遊技球を検出す
ると、乱数制御により普通図柄表示手段25の普通図柄が
所定時間変動して停止する。そして、この普通図柄表示
手段25の変動後の停止図柄が当たり図柄を表示すれば、
第2始動手段27の開閉爪27aが所定時間開放し、この第
2始動手段27に遊技球が入賞し易くなる。
【0032】第2始動手段27が遊技球を検出すると、乱
数制御により特別図柄表示手段24の特別図柄が所定時間
変動して停止する。そして、特別図柄表示手段24の変動
後の停止図柄が大当たり図柄を表示すれば、開閉制御手
段38が作動して可変入賞手段28の駆動手段に開放指令を
出し、可変入賞手段28の開閉板34が前側に回動して大入
賞口33を開放するため、多数の遊技球が開閉板34を経て
可変入賞手段28に入賞する。
【0033】そして、可変入賞手段28が一旦開放すれ
ば、その開放後に入賞検出スイッチ37が10個の遊技球
の入賞を検出するか、又はタイマー41で設定された30
秒の時間が経過したときに開閉板34が閉じ、また特定領
域検出スイッチ36が入賞した遊技球を検出すれば、最大
16回まで開閉動作を繰り返すので、遊技者は多大な利
益を享受できる。
【0034】可変入賞手段28が開放状態になれば、エラ
ー判定手段39が入賞検出スイッチ37及び払い出し動作検
出スイッチの検出信号に基づいて入賞無しエラーの判定
動作を行う。この場合、球送り手段、発射手段10が正常
に作動し、発射レール12から外レール22を経て遊技領域
21の上部に至る途中に異物等がなく、また遊技領域21の
上部から可変入賞手段28に至る間に、遊技釘等に引っ掛
かった遊技球等がない正常な状態であれば、発射手段10
が通常100個/分の速度で遊技球を順次発射する。
【0035】このため正常な状態において可変入賞手段
28が開放すれば、殆どの場合に少なくとも1個程度の遊
技球が可変入賞手段28に入賞し、その遊技球を入賞検出
スイッチ37が検出するので、エラー判定手段39が入賞無
しエラーと判定することはない。
【0036】しかし、球送り手段が球詰まり等によって
正常に作動しない等、何等かのトラブルが発生すれば、
発射動作検出スイッチ18が発射手段10の発射動作を検出
するにも拘わらず、発射レール12上に遊技球がないの
で、遊技領域21内に遊技球が発射されることはない。
【0037】従って、可変入賞手段28の開放中、即ちタ
イマー41で設定された最大開放時間中、発射手段10が発
射動作を行うにも拘わらず、可変入賞手段28には1個の
遊技球も入賞しないので、エラー判定手段39が入賞無し
エラーと判定し、そのエラー信号によってエラー報知手
段40がエラー表示を行う。これによって、ホール側の管
理者は、そのトラブルに対して適切な措置を講じること
ができる。またエラー判定手段39は、可変入賞手段28の
開放時間の終了を以て入賞無しエラーと判定するので、
誤ったエラー判定を極力防止できる。
【0038】遊技者が発射手段10を停止させて遊技球の
発射を止めた場合には、発射動作検出スイッチ18が発射
手段10の作動を検出しないので、可変入賞手段28が開放
状態となっている時間の一部又は全部を含む所定時間中
に入賞検出スイッチ37が遊技球の入賞を検出しなくて
も、エラー判定手段39は入賞無しエラーとは判定しな
い。
【0039】図4及び図5は本発明の第2の実施形態を
例示し、可変入賞手段28の第2状態中に、発射手段10か
ら遊技球が少なくとも1個発射され且つ可変入賞手段28
への遊技球の入賞がないことを条件に、エラー判定手段
39が入賞無しエラーを判定するようにしたものである。
【0040】この実施形態では、図4に示すように、発
射手段10による遊技球の発射を検出する発射球検出スイ
ッチ42が、発射レール12上の遊技球の発射位置に対応し
て下セット板8 の裏側等に設けられている。そして、発
射球検出スイッチ42は、発射位置の遊技球が打撃槌15に
より打撃されて発射したときに、その遊技球の発射を検
出するようになっている。なお、発射球検出スイッチ42
には、合成樹脂製の下セット板8 を介して発射レール12
上の遊技球を検出し得るように、近接スイッチ等が使用
されている。
【0041】エラー判定手段39は、図5に示すように、
可変入賞手段28の第2状態となっている時間の一部又は
全部を含む所定時間中に、この可変入賞手段28への遊技
球の入賞がなく、発射手段10から遊技球が少なくとも1
個発射されたことを条件に入賞無しエラーと判定し、可
変入賞手段28の第2状態中に発射手段10から遊技球が1
個も発射されないときに入賞無しエラーと判定しないよ
うに構成されている。なお、他の構成は、第1の実施形
態と同様である。
【0042】即ち、エラー判定手段39は、開閉制御手段
38から可変入賞手段28の開放信号と、可変入賞手段28の
入賞検出スイッチ37の検出信号と、発射手段10側の発射
球検出スイッチ42の検出信号とに基づいて、開閉制御手
段38からの開放信号がある間に、発射球検出スイッチ42
からの検出信号があるにも拘わらず、入賞検出スイッチ
37からの検出信号がないときに入賞無しエラーと判定
し、発射球検出スイッチ42からの検出信号がないときに
は、入賞検出スイッチ37からの検出信号の有無に関係な
く入賞無しエラーと判定しないようになっている。
【0043】この実施形態では、発射手段10が正常に遊
技球を発射しているにも拘わらず、可変入賞手段28に遊
技球が入賞しないので、発射レール12から可変入賞手段
28に至る遊技球の通過経路の途中で発生したトラブル
を、エラー判定手段39が入賞無しエラーとして判定し、
エラー報知手段40でエラーを報知する。従って、このよ
うなトラブルに対しても迅速に措置を講じることができ
る。
【0044】以上、本発明の各実施形態について例示し
たが、本発明は各実施形態に限定されるものではない。
第1の実施形態では、発射動作検出スイッチ18により発
射手段10のカム機構16のカム体19を検知して、発射手段
10の発射動作を検出するようにしているが、これは発射
手段10の発射動作を検出できるものであれば良い。
【0045】従って、発射動作検出スイッチ18は、発射
手段10の他の部分の動きから発射動作を検出するように
しても良いし、発射動作検出スイッチ18に代替して、例
えば発射モータ17の制御信号を利用することも可能であ
る。また発射ハンドル11の近傍のタッチ検出スイッチを
利用し、遊技者がタッチ検出スイッチに触れることによ
り発射動作を検出するようにしてれ良い。従って、何ら
かの方法で発射手段10の発射動作を検出できる発射動作
検出手段を備えていれば良い。
【0046】また第2の実施形態では、発射レール12の
発射位置の遊技球がなくなったときに、発射球検出スイ
ッチ42が発射手段10による遊技球の発射を検出するよう
にしている。しかし、この発射球検出スイッチ42は遊技
球の発射を検出できれば良く、例えば図4に二点鎖線で
示す如く、発射レール12の先端側を通過する遊技球を検
出するように、発射レール12の先端部又は中間部等に対
応して設けても良い。また発射球検出スイッチ42は、図
4に二点鎖線で示すように内レールの先端側に設けても
良い。
【0047】エラー判定手段39は、開閉制御手段38から
の信号で可変入賞手段28の第2状態中を検出する他、ス
イッチ等で可変入賞手段28の第2状態を直接検出するよ
うにしても良い。またエラー判定手段39は、エラー判定
に当たって所定の判定時間が経過したときに、エラーの
有無を判定することになるが、その判定時間は可変入賞
手段28の第2状態の最大時間よりも短い時間に設定して
も良い。従って、可変入賞手段28が第2状態となってい
る時間の一部又は全部を含む所定時間中に判定を行えば
十分である。
【0048】可変入賞手段28は、遊技球が入賞不可能な
第1状態と入賞可能な第2状態とに変化可能な構成であ
れば良く、その具体的構成は問題ではない。例えば、左
右一対の開閉爪が左右方向に開閉する構造であっても良
い。エラー判定手段39が入賞無しエラーと判定した場
合、その判定信号を外部接続端子からホール側の管理用
コンピュータ、その他の外部装置に送信しても良い。
【0049】可変入賞手段28の第2状態中の時間は、少
なくとも発射手段10により発射された遊技球が可変入賞
手段28側へ到達するに要する時間以上、好ましくは数個
の遊技球を順次発射したときに、その最後の遊技球が可
変入賞手段28側へ到達するに要する時間以上に設定すれ
ば良い。
【0050】可変入賞手段28が第1状態から第2状態に
変化する条件は、特別図柄表示手段24の変動後の停止図
柄の種類等に限定されるものではない。従って、ゲーム
中の何等かの条件の成立によって、可変入賞手段28が第
1状態から第2状態に変化するように構成すれば良い。
また本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊
技機等の各種の弾球遊技機においても同様に実施可能で
ある。
【0051】
【発明の効果】本発明では、可変入賞手段28が第2状態
となっている時間の一部又は全部を含む所定時間中に、
発射手段10が少なくとも一度は動作し且つ可変入賞手段
28への遊技球の入賞がないことを条件に入賞無しエラー
と判定するエラー判定手段39を備えているので、第2状
態のときに遊技球が入賞し易いと言う可変入賞手段28の
特質を有効に利用して、球送り手段での球詰まりは勿論
のこと、発射レール12から可変入賞手段28に至る間のト
ラブルを入賞無しエラーとして検出できる。
【0052】またエラー判定手段39は、所定時間中に発
射手段10が一度も作動しないときに入賞無しエラーと判
定しないように構成されているので、発射手段10が停止
状態のときに誤って入賞無しエラーと判定することもな
い。
【0053】更に可変入賞手段28が第2状態となってい
る時間の一部又は全部を含む所定時間中に、発射手段10
から遊技球が少なくとも1個発射され且つ可変入賞手段
28への遊技球の入賞がないことを条件に入賞無しエラー
と判定するエラー判定手段39を備えているので、第2状
態のときに遊技球が入賞し易いと言う可変入賞手段28の
特質を有効に利用して、可変入賞手段28に至る間のトラ
ブルを入賞無しエラーとして検出できる。
【0054】またエラー判定手段39は、所定時間中に発
射手段10から遊技球が1個も発射されなかったときに入
賞無しエラーと判定しないように構成されているので、
発射手段10が停止中、発射レール12上の遊技球がない場
合等に、誤って入賞無しエラーと判定することもない。
【0055】可変入賞手段28の第2状態となる最大時間
が予め設定されているので、その遅くとも最大時間の経
過によってトラブルの有無を判定でき、判定時間を予め
設定された最大時間に制限できる。
【0056】またエラー判定手段39からのエラー信号を
受けて入賞無しエラーを報知するエラー報知手段40を備
えているので、ホールの管理者等がトラブルの有無を報
知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す弾球遊技機の一部
破断正面図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す可変入賞手段の一
部破断斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施例を示す弾球遊技機の一部
破断正面図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
6 遊技盤 10 発射手段 21 遊技領域 28 可変入賞手段 39 エラー判定手段 40 エラー報知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 350 A63F 7/02 316 A63F 7/02 304 A63F 7/02 308

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(6) の遊技領域(21)へと遊技球を
    発射する発射手段(10)と、前記遊技領域(21)内に配置さ
    れ且つ該遊技領域(21)内を落下する遊技球が入賞不可能
    な第1状態と入賞可能な第2状態とに変化可能な可変入
    賞手段(28)とを備えた弾球遊技機において、前記可変入
    賞手段(28)が前記第2状態となっている時間の一部又は
    全部を含む所定時間中に、前記発射手段(10)が少なくと
    も一度は動作し且つ前記可変入賞手段(28)への遊技球の
    入賞がないことを条件に入賞無しエラーと判定するエラ
    ー判定手段(39)を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記エラー判定手段(39)は、前記所定時
    間中に前記発射手段(10)が一度も動作しないときに前記
    入賞無しエラーと判定しないように構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技盤(6) の遊技領域(21)へと遊技球を
    発射する発射手段(10)と、前記遊技領域(21)内に配置さ
    れ且つ前記遊技領域(21)内を落下する遊技球が入賞不可
    能な第1状態と入賞可能な第2状態とに変化可能な可変
    入賞手段(28)とを備えた弾球遊技機において、前記可変
    入賞手段(28)が前記第2状態となっている時間の一部又
    は全部を含む所定時間中に、前記発射手段(10)から遊技
    球が少なくとも1個発射され且つ前記可変入賞手段(28)
    への遊技球の入賞がないことを条件に入賞無しエラーと
    判定するエラー判定手段(39)を備えたことを特徴とする
    弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記エラー判定手段(39)は、前記所定時
    間中に前記発射手段(10)から遊技球が1個も発射されな
    かったときに前記入賞無しエラーと判定しないように構
    成されていることを特徴とする請求項3に記載の弾球遊
    技機。
  5. 【請求項5】 前記可変入賞手段(28)の第2状態となる
    最大時間が予め設定されていることを特徴とする請求項
    1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記エラー判定手段(39)からのエラー信
    号を受けて前記入賞無しエラーを報知するエラー報知手
    段(40)を備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れか
    に記載の弾球遊技機。
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