JP2523306B2 - パチンコ球返却装置を備えたパチンコ機 - Google Patents
パチンコ球返却装置を備えたパチンコ機Info
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はパチンコ球返却装置を備えたパチンコ機に関
するものである。
するものである。
従来の技術 従来のパチンコ機では、打止発生時に打球待機樋中に
あるパチンコ球が発射装置内に侵入することを防止する
ことによって遊技を終了させていた。そのため、遊技者
は、打止発生時に既に発射装置内に入っていたパチンコ
球を取り出すことができなかった。
あるパチンコ球が発射装置内に侵入することを防止する
ことによって遊技を終了させていた。そのため、遊技者
は、打止発生時に既に発射装置内に入っていたパチンコ
球を取り出すことができなかった。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、打止発生時に発射装置内に残留した
パチンコ球を、確実にファール孔を介して遊技者に返却
することのできるパチンコ機を提供することにある。
パチンコ球を、確実にファール孔を介して遊技者に返却
することのできるパチンコ機を提供することにある。
問題を解決するための手段 本発明は、打球ハンドルの回動量によって弾発力を調
整できる弾発力調整手段と打止を検出する打止検出手段
とを備えたパチンコ機において、前記打球ハンドルの回
動によって作動する切換接点と前記打止検出手段の検出
出力によって切換わる切換接点とを設け、これを打球用
モータの駆動回路に接続し、前記打球ハンドルの初期位
置におけるパチンコ球の弾発力をパチンコ球が遊技盤面
に至らず発射レールと球誘導レールとの間に設けたファ
ール孔に至るものとしたことを特徴とする機構を有す
る。
整できる弾発力調整手段と打止を検出する打止検出手段
とを備えたパチンコ機において、前記打球ハンドルの回
動によって作動する切換接点と前記打止検出手段の検出
出力によって切換わる切換接点とを設け、これを打球用
モータの駆動回路に接続し、前記打球ハンドルの初期位
置におけるパチンコ球の弾発力をパチンコ球が遊技盤面
に至らず発射レールと球誘導レールとの間に設けたファ
ール孔に至るものとしたことを特徴とする機構を有す
る。
作 用 遊技中は、打球ハンドルの回動によって閉じられた切
換接点SW1の常開のa接点と打止検出手段の検出出力に
よって切換わる切換接点SW2の常閉のb接点を介して打
球用モータが駆動され、打球ハンドルの回動量に応じて
弾発力が調整され、パチンコ球は遊技盤に導かれる。一
方、打止発生時には打止検出手段の検出出力によって切
換接点SW2の常閉のb接点が開かれる為、打球用モータ
の駆動が停止し弾発動作が行われなくなり遊技不能とな
る。しかし、ここで打球ハンドルが初期位置に戻される
ことによって、打球ハンドルの回動によって作動する切
換接点SW1の常開のb接点が復帰して閉じるので、打球
用モータには打球ハンドルの回動によって作動する切換
接点SW1の常開のb接点と前記打止検出手段の検出出力
によって閉じられたSW2の常開のa接点を介して電力が
供給され、再び駆動を開始しパチンコ球は弾発される
が、弾発力は打球ハンドル初期位置で予め弱く調整され
ているので、打球は遊技盤に至ることなくファール孔を
介して確実に遊技者に返却される。このようにして、打
止発生時に発射装置内に残留していたパチンコ球は全て
弱い力で弾発され、打球は順機ファール孔を介して遊技
者に返却される。
換接点SW1の常開のa接点と打止検出手段の検出出力に
よって切換わる切換接点SW2の常閉のb接点を介して打
球用モータが駆動され、打球ハンドルの回動量に応じて
弾発力が調整され、パチンコ球は遊技盤に導かれる。一
方、打止発生時には打止検出手段の検出出力によって切
換接点SW2の常閉のb接点が開かれる為、打球用モータ
の駆動が停止し弾発動作が行われなくなり遊技不能とな
る。しかし、ここで打球ハンドルが初期位置に戻される
ことによって、打球ハンドルの回動によって作動する切
換接点SW1の常開のb接点が復帰して閉じるので、打球
用モータには打球ハンドルの回動によって作動する切換
接点SW1の常開のb接点と前記打止検出手段の検出出力
によって閉じられたSW2の常開のa接点を介して電力が
供給され、再び駆動を開始しパチンコ球は弾発される
が、弾発力は打球ハンドル初期位置で予め弱く調整され
ているので、打球は遊技盤に至ることなくファール孔を
介して確実に遊技者に返却される。このようにして、打
止発生時に発射装置内に残留していたパチンコ球は全て
弱い力で弾発され、打球は順機ファール孔を介して遊技
者に返却される。
実施例 以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第1図において、1はパチンコ機であり、その基枠2
にはガラス板を通して覗かれる遊技盤3が装着され、遊
技盤3には入賞装置及びアウト球受口が設けられてい
る。4はタッチスイッチSW3とダイアルスイッチSW1とを
設けた打球ハンドル、5は打球ハンドル4の操作により
パチンコ球を遊技盤3に案内する球誘導レールであり、
ファール孔6を介して発射レール7の軌道延長線上にあ
る。8は遊技盤3下部を覆う取付板9に装着された打球
待機樋であり、10は賞球排出口、11は球受皿である。
にはガラス板を通して覗かれる遊技盤3が装着され、遊
技盤3には入賞装置及びアウト球受口が設けられてい
る。4はタッチスイッチSW3とダイアルスイッチSW1とを
設けた打球ハンドル、5は打球ハンドル4の操作により
パチンコ球を遊技盤3に案内する球誘導レールであり、
ファール孔6を介して発射レール7の軌道延長線上にあ
る。8は遊技盤3下部を覆う取付板9に装着された打球
待機樋であり、10は賞球排出口、11は球受皿である。
打球ハンドル4は第2図に示すように、基枠2の右下
隅に軸支された操作軸12の前端に装着されており、操作
軸12の後端には弾発力調整ドラム13が設けられ、打球ハ
ンドル4の回動によってロープ14を巻取り、中間プーリ
ー15を介して弾発用スプリング16を弾力を増加する方向
に引張り、打球時における弾力強さを調整する事ができ
る。基枠2の裏側に固着されたブラケット17には打球軸
18が軸支され、打球軸18の前端には球打杆19が固着され
るとともに、その後端には先端にカムフォロア20を軸着
した従動レバー21が固着され、打球ハンドル4の回動操
作によって打球の弾発力調整と打球用モータMの始動停
止とが行えるようになっている。打球用モータMのモー
タ軸22の前端にはカム23が固着されてカムフォロア20と
接しており、打球用モータMの回動により、カム23によ
って従動レバー21を往復回動運動させることにより、打
球杆19を弾発動作させるように構成されている。球打杆
19に一端に係着した弾発用スプリング16の他端がロープ
14を介して弾発力調整ドラム13に連結され、弾発用スプ
リング16とロープ14を掛ける中間プーリー15を備えた調
整部材24との間にはスプリングが連結されている。7は
遊技盤3の下部に固着された発射レールであり、その基
端の球打位置には球打杆19の先端を臨ませている。
隅に軸支された操作軸12の前端に装着されており、操作
軸12の後端には弾発力調整ドラム13が設けられ、打球ハ
ンドル4の回動によってロープ14を巻取り、中間プーリ
ー15を介して弾発用スプリング16を弾力を増加する方向
に引張り、打球時における弾力強さを調整する事ができ
る。基枠2の裏側に固着されたブラケット17には打球軸
18が軸支され、打球軸18の前端には球打杆19が固着され
るとともに、その後端には先端にカムフォロア20を軸着
した従動レバー21が固着され、打球ハンドル4の回動操
作によって打球の弾発力調整と打球用モータMの始動停
止とが行えるようになっている。打球用モータMのモー
タ軸22の前端にはカム23が固着されてカムフォロア20と
接しており、打球用モータMの回動により、カム23によ
って従動レバー21を往復回動運動させることにより、打
球杆19を弾発動作させるように構成されている。球打杆
19に一端に係着した弾発用スプリング16の他端がロープ
14を介して弾発力調整ドラム13に連結され、弾発用スプ
リング16とロープ14を掛ける中間プーリー15を備えた調
整部材24との間にはスプリングが連結されている。7は
遊技盤3の下部に固着された発射レールであり、その基
端の球打位置には球打杆19の先端を臨ませている。
第3図及び第4図に示すように、打球待機樋8の出口
25はブラケット30の球樋26に連絡され、ブラケット30に
は軸31を中心に揺動自在に玉切体32が取付けられ、玉切
体32はその一端に重り33を有している。玉切体32は、ま
た、玉受部34とこれに続けて拡開部35及び球送路27を有
し、球送路27上にパチンコ球Pが存在する状態では、球
樋26上のパチンコ球Pは玉受部34でその移動が阻止さ
れ、送球路27上にパチンコ球Pがなくなると、玉切体32
は重り33によって軸31を中心として第4図の反時計方向
に回動し、玉受部34で阻止されていた球樋26上の1個の
パチンコ球Pは拡開部35を通って球送路27上に落下し、
このパチンコ球Pの重さによって玉切体32は軸31を中心
として第4図の時計方向に回動し、送球路27上のパチン
コ球Pはその先端よりブラケット30に固定した待機樋36
上に移動する。
25はブラケット30の球樋26に連絡され、ブラケット30に
は軸31を中心に揺動自在に玉切体32が取付けられ、玉切
体32はその一端に重り33を有している。玉切体32は、ま
た、玉受部34とこれに続けて拡開部35及び球送路27を有
し、球送路27上にパチンコ球Pが存在する状態では、球
樋26上のパチンコ球Pは玉受部34でその移動が阻止さ
れ、送球路27上にパチンコ球Pがなくなると、玉切体32
は重り33によって軸31を中心として第4図の反時計方向
に回動し、玉受部34で阻止されていた球樋26上の1個の
パチンコ球Pは拡開部35を通って球送路27上に落下し、
このパチンコ球Pの重さによって玉切体32は軸31を中心
として第4図の時計方向に回動し、送球路27上のパチン
コ球Pはその先端よりブラケット30に固定した待機樋36
上に移動する。
44は球移送体で、軸45を中心して回動自在に設けら
れ、その一端に設けたローラ37が打球用モータMの回動
によるモータ軸22に固着されたカム32の回動により、ば
ね38に抗して第1の押圧杆39、連結杆40、第2の押圧杆
41を経て押圧され、第4図の反時計方向に回動する。こ
の回動により、球移送体44の他端の球移送部42は下方に
移動して待機樋36上のパチンコ球を受入れ、カム23の第
1の押圧杆39に対する押圧がなくなることによって球移
送部42は再び上昇してその先端で待機樋36上の次のパチ
ンコ球Pの移動を阻止し、球移送部42上のパチンコ球は
その横方向への傾斜によってブラケット30の開口43から
発射レール7上に移送される。
れ、その一端に設けたローラ37が打球用モータMの回動
によるモータ軸22に固着されたカム32の回動により、ば
ね38に抗して第1の押圧杆39、連結杆40、第2の押圧杆
41を経て押圧され、第4図の反時計方向に回動する。こ
の回動により、球移送体44の他端の球移送部42は下方に
移動して待機樋36上のパチンコ球を受入れ、カム23の第
1の押圧杆39に対する押圧がなくなることによって球移
送部42は再び上昇してその先端で待機樋36上の次のパチ
ンコ球Pの移動を阻止し、球移送部42上のパチンコ球は
その横方向への傾斜によってブラケット30の開口43から
発射レール7上に移送される。
そして、打球待機樋8の取付板9の背面には出口25の
開閉を行う出口開閉対28と出口開閉体28を作動する打止
用ソレノイドSOL−1が配設されている。
開閉を行う出口開閉対28と出口開閉体28を作動する打止
用ソレノイドSOL−1が配設されている。
第5図は、同実施例の打球用モータM及び打止用ソレ
ノイドSOL−1の駆動系電気回路図である。
ノイドSOL−1の駆動系電気回路図である。
タッチスイッチSW3は、遊技者が打球ハンドル4に触
れると閉じるメーク接点であり、ダイアルスイッチSW1
は、打球ハンドル4が初期位置あるとき常閉のb接点が
閉、常開のa接点が開の切換接点であり、打球ハンドル
4に回動が与えられると切換わり、b接点が開きa接点
が閉じる。打止スイッチSW2はリレーXの接点から成
り、リレーXの非作動時は常時のXb接点が閉じ常開のXa
接点が開いているが、リレーXの作動時には切換わりXb
接点が開きXa接点が閉じる。
れると閉じるメーク接点であり、ダイアルスイッチSW1
は、打球ハンドル4が初期位置あるとき常閉のb接点が
閉、常開のa接点が開の切換接点であり、打球ハンドル
4に回動が与えられると切換わり、b接点が開きa接点
が閉じる。打止スイッチSW2はリレーXの接点から成
り、リレーXの非作動時は常時のXb接点が閉じ常開のXa
接点が開いているが、リレーXの作動時には切換わりXb
接点が開きXa接点が閉じる。
セーフ球カウンタはプリセットカウンタであって、遊
技中に入賞装置に入ったセーフ球を計数し、セーフ球の
数が予め設定された値に達するとリレーXに通電しリレ
ーXを作動させる。
技中に入賞装置に入ったセーフ球を計数し、セーフ球の
数が予め設定された値に達するとリレーXに通電しリレ
ーXを作動させる。
まず、待機状態にあっては、第5図に示すように、タ
ッチスイッチSW3が開かれているので、打球用モータM
には電力が供給されず打球用モータMは停止している。
ッチスイッチSW3が開かれているので、打球用モータM
には電力が供給されず打球用モータMは停止している。
そこで、遊技者が初期位置にある打球ハンドル4に触
れ回動を与えて遊戯を開始すると、タッチスイッチSW3
が閉じ、ダイアルスイッチSW1のa接点が閉じるので、
打球用モータMは、タッチスイッチSW3、ダイアルスイ
ッチSW1のa接点、打球スイッチSW2のXb接点を介して電
力が供給され駆動を開始する。打球用モータMの駆動に
伴ない、モータ軸22に固着されたカム23が回動し、この
カム23の回転に連動して従動レバー21がカムフォロア20
を介して回動し、球打杆19が打球軸20を介して弾発用ス
プリング16に抗して引張られ、カム23とカムフォロア20
との接触が断たれると球打杆19が弾発用スプリング16に
よって、原位置へ衝撃的に復帰して球打動作を行う。こ
の際、打球ハンドル4の回動量により弾発用スプリング
16の弾力を調整する事によって、弾発力を調整すること
が出来る。
れ回動を与えて遊戯を開始すると、タッチスイッチSW3
が閉じ、ダイアルスイッチSW1のa接点が閉じるので、
打球用モータMは、タッチスイッチSW3、ダイアルスイ
ッチSW1のa接点、打球スイッチSW2のXb接点を介して電
力が供給され駆動を開始する。打球用モータMの駆動に
伴ない、モータ軸22に固着されたカム23が回動し、この
カム23の回転に連動して従動レバー21がカムフォロア20
を介して回動し、球打杆19が打球軸20を介して弾発用ス
プリング16に抗して引張られ、カム23とカムフォロア20
との接触が断たれると球打杆19が弾発用スプリング16に
よって、原位置へ衝撃的に復帰して球打動作を行う。こ
の際、打球ハンドル4の回動量により弾発用スプリング
16の弾力を調整する事によって、弾発力を調整すること
が出来る。
遊技中にセーフ球の数が予め設定された値に達する
と、打止検出手段であるセーフ球カウンタがリレーXに
通電するので、リレーXの接点である打止スイッチSW2
はXa接点に切換わり、Xa−2接点を介して打止用ソレノ
イドSOL−1に通電すると同時にXb接点を開く為、打球
用モータMは電力の供給を断たれ停止する。一方、通電
されたソレノイドSOL−1は第6図に示すように、回動
軸29により軸支された出口開閉体28に作用して、出口開
閉体28により出口25を閉鎖するため、第3図からも分る
ように、打球待機樋8からの打球補給を阻止して打止の
発生となる。この様に、打球用モータMの停止と出口25
の閉鎖が同時に行われる為、発射装置内の球樋26及び球
送路27上にあるパチンコ球は発射される事なくそのまま
発射装置内に残留する。
と、打止検出手段であるセーフ球カウンタがリレーXに
通電するので、リレーXの接点である打止スイッチSW2
はXa接点に切換わり、Xa−2接点を介して打止用ソレノ
イドSOL−1に通電すると同時にXb接点を開く為、打球
用モータMは電力の供給を断たれ停止する。一方、通電
されたソレノイドSOL−1は第6図に示すように、回動
軸29により軸支された出口開閉体28に作用して、出口開
閉体28により出口25を閉鎖するため、第3図からも分る
ように、打球待機樋8からの打球補給を阻止して打止の
発生となる。この様に、打球用モータMの停止と出口25
の閉鎖が同時に行われる為、発射装置内の球樋26及び球
送路27上にあるパチンコ球は発射される事なくそのまま
発射装置内に残留する。
打止の発生した状態で、遊技者が打球ハンドル4を初
期位置に戻してやると、ダイアルスイッチSW1のb接点
が復帰して閉じるので、再び打球用モータMが駆動を開
始するが、打球ハンドル4の回動が初期位置の状態にあ
っては予め弾発力が弱く調整されているので、打球には
球誘導レール5を経て遊技盤3に至るのに必要な運動エ
ネルギーは与えられず、ファール球となってファール孔
6に落下し、賞球排出口10を介して球受皿11へと返却さ
れる。この時、打止用ソレノイドSOL−1の働きによっ
て出口25は閉鎖されたままであるので、射出装置内に新
たにパチンコ球が補給されることはなく、一方、射出装
置内の球樋26及び球送路27上に残留していたパチンコ球
は、弾発力の調整が適当であれば、前記の弱い力による
弾発動作の繰り返しによって全て球受皿11へと返却され
る。
期位置に戻してやると、ダイアルスイッチSW1のb接点
が復帰して閉じるので、再び打球用モータMが駆動を開
始するが、打球ハンドル4の回動が初期位置の状態にあ
っては予め弾発力が弱く調整されているので、打球には
球誘導レール5を経て遊技盤3に至るのに必要な運動エ
ネルギーは与えられず、ファール球となってファール孔
6に落下し、賞球排出口10を介して球受皿11へと返却さ
れる。この時、打止用ソレノイドSOL−1の働きによっ
て出口25は閉鎖されたままであるので、射出装置内に新
たにパチンコ球が補給されることはなく、一方、射出装
置内の球樋26及び球送路27上に残留していたパチンコ球
は、弾発力の調整が適当であれば、前記の弱い力による
弾発動作の繰り返しによって全て球受皿11へと返却され
る。
次に、前記第1の実施例を改良し、打止発生時に発射
装置内に残留するパチンコ球をより確実にファール孔を
介して返却する第2の実施例を第7図、第8図及び第9
図を用いて説明する。この実施例は、前記第1実施例
に、更に、第7図に破線で示されるような、ファール孔
用ソレノイドSOL−2で駆動される打球阻止板46を付設
したものである。
装置内に残留するパチンコ球をより確実にファール孔を
介して返却する第2の実施例を第7図、第8図及び第9
図を用いて説明する。この実施例は、前記第1実施例
に、更に、第7図に破線で示されるような、ファール孔
用ソレノイドSOL−2で駆動される打球阻止板46を付設
したものである。
打球阻止板46は、第8図に示すように、基枠2の裏側
に固着されたファール孔用ソレノイドSOL−2の先端に
固着されており、ファール孔用ソレノイドSOL−2の動
作に伴ない、球誘導レール5の基端より突出して打球の
進路を妨げ、打球をファール孔6への強制的に誘導する
が、ファール孔用ソレノイドSOL−2の非作動時には原
位置に復帰して、打球の進路を解放する。
に固着されたファール孔用ソレノイドSOL−2の先端に
固着されており、ファール孔用ソレノイドSOL−2の動
作に伴ない、球誘導レール5の基端より突出して打球の
進路を妨げ、打球をファール孔6への強制的に誘導する
が、ファール孔用ソレノイドSOL−2の非作動時には原
位置に復帰して、打球の進路を解放する。
第9図は、本第2実施例の打球用モータMと打止用ソ
レノイドSOL−1及びファール孔用ソレノイドSOL−2の
駆動系電気回路図であるが、SOL−2がSW1のb接点とSW
2のXa−1接点との間に直列に接続されているところ
が、第4図とは異なる。
レノイドSOL−1及びファール孔用ソレノイドSOL−2の
駆動系電気回路図であるが、SOL−2がSW1のb接点とSW
2のXa−1接点との間に直列に接続されているところ
が、第4図とは異なる。
まず、待機状態にあっては、第9図に示すように、タ
ッチスイッチSW3が開かれているので、打球用モータM
には電力が供給されず打球モータMは停止している。
ッチスイッチSW3が開かれているので、打球用モータM
には電力が供給されず打球モータMは停止している。
そこで、遊技者が打球ハンドル4に触れ回動を与える
と、前記第1実施例と同じようにして遊技が開始される
が、本実施例においては、遊技中に打止が発生した場
合、遊技者が打球ハンドル4を初期位置に戻してやる
と、第7図からも分るように、打止スイッチSW2のXa−
1接点を介して、打球用モータMとファール孔用ソレノ
イドSOL−2が直列に接続されるので、打球用モータM
が駆動を開始すると同時にファール孔用ソレノイドSOL
−2が作動し打球阻止板46を球誘導レール5の基端より
突出させて打球の進路を妨げ、打球を強制的にファール
孔6と誘導する。この様にして、打止の発生によって球
樋26及び球送路27に残留したパチンコ球は、総てファー
ル孔6へと強制的に誘導され賞球排出口10を介して球受
皿11に返却されるが、本実施例によれば、弾発力の調整
に関わらず確実に前記パチンコ球の返却が可能となる。
と、前記第1実施例と同じようにして遊技が開始される
が、本実施例においては、遊技中に打止が発生した場
合、遊技者が打球ハンドル4を初期位置に戻してやる
と、第7図からも分るように、打止スイッチSW2のXa−
1接点を介して、打球用モータMとファール孔用ソレノ
イドSOL−2が直列に接続されるので、打球用モータM
が駆動を開始すると同時にファール孔用ソレノイドSOL
−2が作動し打球阻止板46を球誘導レール5の基端より
突出させて打球の進路を妨げ、打球を強制的にファール
孔6と誘導する。この様にして、打止の発生によって球
樋26及び球送路27に残留したパチンコ球は、総てファー
ル孔6へと強制的に誘導され賞球排出口10を介して球受
皿11に返却されるが、本実施例によれば、弾発力の調整
に関わらず確実に前記パチンコ球の返却が可能となる。
発明の効果 以上に述べたように、本発明のパチンコ球返却装置を
備えたパチンコ機は、打球ハンドルを回動させて遊技を
しているときに打止め状態となると打球用モータを停止
して打止とし、打止発生時に打球ハンドルを初期位置に
置くことにより、弱い力でパチンコ球を弾発させ、発射
装置内に残留したパチンコ球を確実にファール孔を介し
て遊技者に返却する事が出来る。
備えたパチンコ機は、打球ハンドルを回動させて遊技を
しているときに打止め状態となると打球用モータを停止
して打止とし、打止発生時に打球ハンドルを初期位置に
置くことにより、弱い力でパチンコ球を弾発させ、発射
装置内に残留したパチンコ球を確実にファール孔を介し
て遊技者に返却する事が出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の第1実施例のパチンコ機の正面図、 第2図は、同第1実施例のパチンコ機の射出機構の分解
背面斜図、 第3図は、同第1実施例のパチンコ機の打球自動供給装
置要部の切断平面図、 第4図は、同第3図の正面図、 第5図は、同第1実施例のパチンコ機の打球用モータM
と打止用ソレノイドSOL−1の駆動系電気回路図、 第6図は、同第1実施例のパチンコ機の打球補給停止機
構を示す図、 第7図は、本発明の第2実施例のパチンコ機の正面図、 第8図は、同第2実施例のパチンコ機の打球阻機構を示
す図、 第9図は、同第2実施例のパチンコ機の打球用モータM
と打止用ソレノイドSOL−1及びファール孔用ソレノイ
ドSOL−2の駆動系電気回路図である。 1……パチンコ機、2……基枠、3……遊技盤、4……
打球ハンドル、5……球誘導レール、6……ファール
孔、7……発射レール、8……打球待機樋、9……取付
板、10……賞球排出口、11……球受皿、12……操作軸、
13……弾発力調整ドラム、14……ロープ、15……中間プ
ーリー、16……弾発用スプリング、17……ブラケット、
18……打球軸、19……球打杆、20……カムフォロア、21
……従動レバー、22……モータ軸、23……カム、24……
調整部材、25……出口、26……球樋、27……球送路、28
……出口開閉体、29……回動軸、30……ブラケット、31
……軸、32……玉切体、33……重り、34……玉受部、35
……拡開部、36……待機樋、37……ローラ、38……ば
ね、39……押圧杆、40……連結杆、41……第2の押圧
杆、42……球移送部、43……開口、44……球移送体、45
……軸、46……打球阻止板。
背面斜図、 第3図は、同第1実施例のパチンコ機の打球自動供給装
置要部の切断平面図、 第4図は、同第3図の正面図、 第5図は、同第1実施例のパチンコ機の打球用モータM
と打止用ソレノイドSOL−1の駆動系電気回路図、 第6図は、同第1実施例のパチンコ機の打球補給停止機
構を示す図、 第7図は、本発明の第2実施例のパチンコ機の正面図、 第8図は、同第2実施例のパチンコ機の打球阻機構を示
す図、 第9図は、同第2実施例のパチンコ機の打球用モータM
と打止用ソレノイドSOL−1及びファール孔用ソレノイ
ドSOL−2の駆動系電気回路図である。 1……パチンコ機、2……基枠、3……遊技盤、4……
打球ハンドル、5……球誘導レール、6……ファール
孔、7……発射レール、8……打球待機樋、9……取付
板、10……賞球排出口、11……球受皿、12……操作軸、
13……弾発力調整ドラム、14……ロープ、15……中間プ
ーリー、16……弾発用スプリング、17……ブラケット、
18……打球軸、19……球打杆、20……カムフォロア、21
……従動レバー、22……モータ軸、23……カム、24……
調整部材、25……出口、26……球樋、27……球送路、28
……出口開閉体、29……回動軸、30……ブラケット、31
……軸、32……玉切体、33……重り、34……玉受部、35
……拡開部、36……待機樋、37……ローラ、38……ば
ね、39……押圧杆、40……連結杆、41……第2の押圧
杆、42……球移送部、43……開口、44……球移送体、45
……軸、46……打球阻止板。
Claims (1)
- 【請求項1】打球ハンドルの回動量によって弾発力を調
整出来る弾発力調整手段と打止を検出する打止検出手段
とを備えたパチンコ機において、前記打球ハンドルの回
動によって作動する切換接点と前記打止検出手段の検出
出力によって切換わる切換接点とを設け、これを打球用
モータの駆動回路に接続し、前記打球ハンドルの初期位
置におけるパチンコ球の弾発力をパチンコ球が遊技盤面
に至らず発射レールと球誘導レールとの間に設けたファ
ール孔に至るものとしたことを特徴とするパチンコ球返
却装置を備えたパチンコ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62044072A JP2523306B2 (ja) | 1987-02-28 | 1987-02-28 | パチンコ球返却装置を備えたパチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62044072A JP2523306B2 (ja) | 1987-02-28 | 1987-02-28 | パチンコ球返却装置を備えたパチンコ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63212382A JPS63212382A (ja) | 1988-09-05 |
JP2523306B2 true JP2523306B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=12681426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62044072A Expired - Lifetime JP2523306B2 (ja) | 1987-02-28 | 1987-02-28 | パチンコ球返却装置を備えたパチンコ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523306B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7266893B2 (ja) * | 2020-11-30 | 2023-05-01 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
-
1987
- 1987-02-28 JP JP62044072A patent/JP2523306B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63212382A (ja) | 1988-09-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |