JP3933221B2 - 定量注出具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粉末状、顆粒状、または液体状などの内容物を収納する容器において定量の内容物を注出するために用いる定量注出具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、実開昭56−168979号(実願昭55−67860号)公報において、粉末容器の定量注出具が提案されている。この注出具を図9及び図10に示している。この注出具は、先端に注出口101が形成された円錐状の外キャップ100と、外キャップ100よりも小さな円錐形状の内キャップ110(計量部材)と、内キャップ110の下端の直径よりも小さな直径の隔筒121(流入口)を有する案内部材120とから構成されている。
【0003】
案内部材120は、隔筒121の下端から下方へ広がる傾斜面122と、さらに径方向外方へ広がる台座部123とを有している。内キャップ110は、案内部材120の台座部123上に重ねられるドーナツ盤130に立設された3本の支承軸131に固定されている。そして、案内部材120の台座部123とドーナツ盤130とを重ね合わせて、隔筒121の上端面と内キャップ110の下端面とがほぼ同一面上に揃った上に外キャップ110を被せた状態で、これらの部材100、110、120、130が容器本体140の開口部に取り付けられている。
【0004】
この構成において容器140の向きを上下逆にすると(図10)、粉末が案内部材120の流入口を通って内キャップ110の中(保持空間)に溜まる。容器140の向きを元に戻すと保持空間110に溜まった粉末が隔筒121の外側でドーナツ盤130の上に溜まる。そして、もう一度容器140の向きを上下逆にすると今度はドーナツ盤130の上に溜まった粉末が外キャップ100の注出口101から振り出され、同時に、次回振り出し分の粉末が内キャップ110の保持空間に溜まる。したがって、以降は、上下逆さにした容器140を立てる度にドーナツ盤130の上に粉末が溜まり、容器140を逆さにするたびにその粉末が振り出されることになる。
【0005】
しかし、この構成では、上下逆さにした容器140を元に戻すときに、保持空間110に溜まった粉末が、図9に破線の矢印で示すように流入口121を通って容器140内へ戻りやすいため、粉末の振り出し量が安定しないという問題があった。これは、流入口121の向きが、容器の上下方向を向いていることが大きな要因であると考えられる。
【0006】
一方、特公平7−116480号公報において、基本的な構成は図9及び図10の注出具と同様であるが、容器内から保持空間への粉末の流入方向を容器の横方向にした構成を特徴とする注出具が記載されている。この場合、容器を逆さに向けたときに保持空間に溜まった粉末は、容器を立てるときには逆戻りしにくくなるが、容器を上下逆向きに垂直にするに従って保持空間の中へ徐々に入って行くべき粉末の流れがスムーズでないために、容器を上下逆さに向けた状態でも粉末が保持空間の中に溜まりにくく、注出量が不安定になりやすいという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来は、容器を上下逆にしたときに粉末等の内容物が容器内から保持空間へ入り易ければ容器を立てたときに粉末等が容器内へ逆戻りしやすく、逆に容器を立てたときに粉末等が容器内へ逆戻りしにくければ容器を逆さにしたときに粉末等が保持空間に入りにくいという問題があった。したがって、本発明の解決すべき技術的課題は、容器を上下逆向きにしたときの保持空間内への粉末等の入りやすさと、容器を立てたときの保持空間からの容器内への粉末等の逆戻りしにくさを兼ね備え、注出量の安定した定量注出具を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】
本発明に係る容器の定量注出具は、カップ状で容器本体の開口部を覆うように倒立状態で固定されるとともに上端部に注出口を有するキャップと、キャップよりも小さなカップ状でかつキャップ内でその内面から離れた位置に倒立状態で保持される計量部材と、容器本体の開口部内に嵌合して計量部材を下方から覆うとともに計量部材の下端開放面の下方に位置する流入口を有する案内部材とを備えた注出具であって、上述の技術的課題を解決するために、容器が、内容物注出時の上下逆転動作の方向性の定められた容器であり、案内部材が底壁と周壁とを有し、案内部材の流入口が、容器を上下逆転動作中に横向きにした状態で上になる位置において底壁から計量部材へ向かって周壁に形成された案内溝からなり、案内溝が、容器を上下逆転動作中に横向きにした状態で計量部材の下端開放面の上部側に位置することを特徴としている。
【0009】
上記構成においては、容器を上下逆向きにすると、粉末等は案内溝を通って計量部材の中(保持空間)に溜まる。流入口を底壁側にも周壁側にも開口した案内溝で構成しているので、粉末等が計量部材内に入りにくいことはなく、定量の粉末等を確実に保持空間内にためることができる。
【0010】
次に容器を立てる方向へ傾けると、粉末等は、案内溝よりも下の部分において保持空間からこぼれて、案内部材の底壁の上に溜まる。そして、再度容器を逆さ向きにすると、案内部材の底壁上に溜まった粉末等が、キャップと計量部材の間を通ってキャップの注出口から注出されるとともに、次回分の粉末等が計量部材に溜まる。このように、上記構成においては、容器を逆さに向けたときに粉末等を容器内から計量部材へ入りやすくし、しかも容器を立てるときには粉末等が計量部材から容器内に戻らないようにしているので、粉末等を常に一定量注出できる。
【0011】
また、本発明によれば、カップ状で容器本体の開口部を覆うように倒立状態で固定されるとともに上端部に注出口を有するキャップと、キャップよりも小さなカップ状でかつキャップ内でその内面から離れた位置に倒立状態で保持される計量部材と、容器本体の開口部内に嵌合して計量部材を下方から覆うとともに計量部材の下端開放面の下方に位置する流入口を有する案内部材とを備えた定量注出具において、案内部材が、流入口の開口端の一部を基端部として容器の斜め上方へ延出する逆止板を備えたことを特徴とする定量注出具が提供される。この場合、逆止板は、容器を上下逆向きにするときには粉末等が容器内から計量部材内へ十分流入し、かつ容器を立てるときには粉末等が容器内へ逆戻りしないように、傾斜角度や長さが適宜定められる。
【0012】
この構成においては、容器を逆さに向けたときには、粉末等は逆止板に沿って計量部材内へ流入するが、容器を立てるときには、粉末等は逆止板によって流入口から外れる方向へ流れる。したがって、容器内への逆戻りが防止されるので、粉末等の1回ずつの注出量が安定する。なお、流入口を案内溝で構成した上述の定量注出具においてこの逆止板を設けることは、粉末等の注出量を安定させるのに極めて有効である。
【0013】
また、上記構成においては、案内部材を、容器本体の開口部に嵌合する周壁と、周壁の下端から径方向内方に延出する環状の底壁と、底壁の内周縁から上方へ延出する筒部とから構成して、逆止板を、筒部の上端に形成することが好ましい。この場合、筒部の下端が上記流入口として構成される。
【0014】
このように構成すれば、容器を逆さに向けるときには計量部材の下方に位置する流入口から筒部の中を通って粉末等が計量部材の中に入り、逆さに向けた容器を立てるときには、計量部材内の粉末等は逆止板によって逆戻りが防止され、案内部材の周壁と底壁と筒部の間の環状の空間に溜まる。筒部を設けたことによってこの空間が粉末等の保持空間となり、次に容器を傾けても粉末等が案内部材の流入口から容器内にこぼれることはない。したがって、粉末等の注出量を安定させることができる。
【0015】
また、上記構成において、容器を内容物注出時の上下逆転動作の方向性の定められた容器とした場合、容器を上下逆転動作中に横向きにしたときに、逆止板の基端部よりも先端部が上方に位置するように逆止板の傾斜方向を定めておくことが好ましい。このように構成すれば、上下逆向きにした容器を立てて行くときに、粉末等を逆止板に沿って自然に斜め下方へ流しながら案内部材の底壁上に溜めることができる。したがって、このように構成しても粉末等の注出量を安定させることができる。
【0016】
また、上記構成において、逆止板は、案内部材の流入口の開口幅の少なくとも半分に相当する幅を有するように形成することが好ましい。このように構成すれば、計量部材内への粉末等の入りやすさを阻害せず、しかも粉末等が計量部材から容器内へほとんど逆戻りしないようにできるので、1回ずつの注出量をさらに安定させることができる。
【0017】
また、上記構成においては、逆止板を、幅方向の両端部の高さが低くなるように山型の断面形状にすることが好ましい。このようにすれば、上下逆さ向きにした容器を立てて行くときに逆止板に当たった粉末等が逆止板の両側へ流れて流入口から外れやすくなるので、容器内への粉末等の逆戻りをさらに確実に防止できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る定量注出具の実施の形態について、図1から図8を参照して詳細に説明する。なお、本発明の定量注出具は、粉末、顆粒、液体などの容器に用いることが可能であるが、以下の例では、容器の内容物が粉末であるとして説明する。
【0019】
まず、図1から図4を用いて実施の形態の第1の例について説明する。図1は、この定量注出具の中央縦断面図である。この定量注出具は、キャップ10、このキャップ10と一体に形成された計量部材20、及び案内部材30から構成されている。また、1は容器本体を示している。
【0020】
図2(a)は計量部材一体型のキャップ10の平面図、図2(b)はその中央縦断面図である。図示するように、キャップ10はカップ状であり、容器本体1の開口部である雄ネジ部2に締め付けて固定するための雌ネジ部11が下端開口部に形成され、上端部には注出口12が形成されている。このキャップ10はヒンジ部14により可動式に構成された蓋13を有し、注出口12を開閉することができるようになっている。計量部材20は、キャップ1よりも小さなカップ状であり、キャップ10の注出口12の内面3カ所に設けられた吊り板21により、キャップ10の中で、その内面から離れた位置に倒立状態で保持されている。23は、計量部材20の周壁を示している。
【0021】
図3(a)は案内部材30の中央縦断面図、図3(b)は底面図である。案内部材30は、底壁31と、容器本体1の雄ネジ部2に嵌合する周壁32とから、計量部材20を下方から覆うようにカップ状に形成されている。周壁32の上端にはフランジ33が形成され、このフランジ33を容器本体1の雄ネジ部2とキャップ10の雌ネジ部11の間にはさむことにより、案内部材30が容器1に固定されるようになっている。
【0022】
この容器1は、粉末を振り出す際、容器1を図1において反時計方向へ回して上下を逆転させるように容器の把持部(図示せず)の位置が定められており、それによって、容器の上下逆転動作の方向性が定められている。
【0023】
案内部材30は、計量部材20の下端の開放部22の下方に位置する流入口34を有している。この流入口34は、容器を上下逆転動作中に横向きにした状態で上になる位置において容器内部と計量部材20とに連通するように、底壁31から計量部材20へ向かって周壁に形成された案内溝として構成され、ほぼ半円形の断面形状を有している。また、底壁31には、図3(a)において流入口34の左側端部を基端部として斜め右上方へ延出する逆止板35が形成されている。逆止板35は、流入口34の幅(図3(b)の上下寸法)の約半分の幅で形成されているが、それより大きな幅で形成してもよい。なお、36は、案内溝34の底壁を示している。
【0024】
次に、この定量注出具における粉末振り出し時の作用について、図4を参照して説明する。まず、図1の容器を図の反時計回り方向へ動かす場合に、容器1が図4(a)に示すように横向きになると、容器1内の粉末が、案内部材30の案内溝34に上から入る。容器1をそのまま上下逆向きにすると(図4(b))、粉末は案内溝34を通って計量部材20の中(保持空間)に溜まる。このように、容器1を少し傾けた段階から粉末が案内溝34の中に入り始めるので、計量部材20の中に粉末が入りやすく、定量の粉末を確実にためることができる。
【0025】
次に図4(c)のように容器1を少し起こすと、粉末は、案内溝34の底壁36よりも下の部分において矢印で示すように計量部材20からこぼれ出し、図4(d)のように容器1を立てると、粉末は逆止板35に沿って流れて案内部材30の中(保持空間)に溜まる。そして、図4(e),(f)に示すように容器を再度上下逆向きにすると、案内部材30の中に溜まった粉末が、キャップ10と計量部材20の間を通って注出口12から振り出され、同時に、次回分の粉末が計量部材20の中に溜まる。このように、上記構成においては、図4(b)または図4(f)の状態で粉末が容器1から計量部材20へ確実に入るようにし、しかも、容器を立てるときの図4(c)及び図4(d)の状態で粉末が計量部材20から容器1内に戻らないようにしているので、粉末を常に一定量振り出すことができる。
【0026】
なお、上記構成のように、流入口34を図4(c)の状態で上になる位置に設けた案内溝で構成し、かつ、その断面積を計量部材20の下端開放部22の面積よりも十分小さくした場合には、計量部材20の周壁23と案内部材30の流入口34の底壁36との間にできる空間が小さくなるため、逆止板35がなくても容器内への粉末の逆戻りはほとんど生じないので、逆止板は必ずしも設けなくてもよい。また、計量部材20は、必ずしもキャップ10と一体にしなくてもよく、例えば案内部材30と一体に構成したり、キャップ10及び案内部材30のいずれとも別体で容器本体1に組み付けたときにキャップ10と案内部材30の間に固定されるように構成してもよい。
【0027】
次に、図5から図8を用いて、実施の形態の第2の例について説明する。この定量注出具は、図1〜図4の例と同じく、キャップ10、計量部材20、そして案内部材40から構成されている。キャップ10と計量部材20については、図1〜図4の例と形状は少し異なるが構成は実質的に同一であるため、説明は省略する。なお、キャップ10と計量部材20に関し、同一の構成部分には同一の符号を付している。
【0028】
案内部材40は、環状底壁41と周壁42とからカップ状に形成され、周壁42の上端にフランジ43を有している。この案内部材40は、底壁41の中心部に、曲面傾斜部44aと、断面円形の筒部(断面円形以外も可能)44bとを有しており、底壁41の中心部に流入口44が形成されている。この例では、筒部44bは、この定量注出具を組み立てたときに計量部材20の下端とほぼ同じ高さになるように形成されているが、必要に応じて、これよりも低くしたり、高くしたりしてもよい。
【0029】
筒部44bの上端には、図の左側端部を基端部として右上方へ延出する逆止板45が設けられている。逆止板45は、案内部材40の流入口44のほぼ半径に相当する幅を有し、かつ、図7(c)に示すように、その幅方向の中心部から両端部に向かって高さが低くなる山型の断面形状に形成されている。なお、断面形状は、図示したV字形だけでなく、両端が傾斜しながら低くなっていれば他の形状にしてもよい。
【0030】
このように構成した場合の粉末振り出し時の作用について、図8を用いて説明する。まず、図8(a)に示すように容器1を逆さ向きにすると、粉末は流入口44と逆止板45に沿って計量部材20の中へ流入する。次に、図8(b)及び図8(c)に示すように容器1を立てるように動かすと、粉末は、逆止板45に沿って、流入口44の下方へ流れる。この場合、逆止板45を、案内部材40の流入口44の半径に相当する幅で、しかもその幅方向の中心部から両端部に向かって高さが低くなる山型の断面形状にしているので、粉末が計量部材20から容器1内へほとんど逆戻りしない(図7(c)参照)。そして、容器1を再度上下逆さ向きにすると、案内部材40に溜まった粉末を注出口12から振り出すと同時に、容器1内の粉末を再度計量部材20の中に溜めることができる。
【0031】
なお、容器1は、上下逆転動作の方向性が定めてられていない容器でもよく、その場合、逆止板45の向きは、どのような向きに傾斜していても、逆止板45を設けない場合と比べれば粉末の逆戻りを十分に防止することが可能であるが、上下逆転動作の方向性の定められた容器の場合は、図8(b)に示すように容器1を上下逆転動作中に横向きにしたときに逆止板45の基端部よりも先端部が上に位置するように逆止板の傾斜方向を定めておけば、上下逆向きにした容器を立てて行くときに、粉末を逆止板に沿って自然に斜め下方へ流しながら案内部材の底壁上に溜めることができるので、特に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る定量注出具の実施の形態の第1の例を示す中央縦断面図である。
【図2】 図1の定量注出具のキャップと計量部材を示し、図2(a)は平面図、図2(b)は中央縦断面図である。
【図3】 図1の定量注出具の案内部材を示し、図3(a)は中央縦断面図、図3(b)は底面図である。
【図4】 図1の定量注出具での粉末振出時の作用を示す図である。
【図5】 定量注出具の実施の形態の第2の例を示す中央縦断面図である。
【図6】 図5の定量注出具のキャップと計量部材を示し、図6(a)は平面図、図6(b)は中央縦断面図である。
【図7】 図5の定量注出具の案内部材を示し、図7(a)は平面図、図7(b)は中央縦断面図、図7(c)は図7(b)のc−c線断面図である。
【図8】 図5の定量注出具での粉末振出時の作用を示す図である。
【図9】 従来の定量注出具の一例を示す断面図である。
【図10】 図9の定量注出具の使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体
2 雄ネジ部
10 キャップ
11 雌ネジ部
12 注出口
13 蓋
14 ヒンジ部
20 計量部材
21 吊り板
22 開放部
23 周壁
30,40 案内部材
31,41 底壁
32,42 周壁
33,43 フランジ
34,44 流入口
35,45 逆止板
36 底壁
44a 曲面傾斜部
44b 筒部

Claims (4)

  1. カップ状で容器本体 (10) の開口部 (2) を覆うように倒立状態で固定されるとともに上端部に注出口 (12) を有するキャップ (10) と、該キャップ (10) よりも小さなカップ状でかつ該キャップ (10) 内でその内面から離れた位置に倒立状態で保持される計量部材 (20) と、上記容器本体 (1) の開口部 (2) 内に嵌合して計量部材 (20) を下方から覆うとともに該計量部材 (20) の下端開放面 (22) の下方に位置する流入口 (44) を有する案内部材 (40) とを備えた定量注出具において、
    上記案内部材 (40) が、上記流入口 (44) の開口端の一部を基端部として容器の斜め上方へ延出する逆止板 (45) を備えていて、
    当該逆止板 (45) は、幅方向の両端部の高さが低くなる山型の断面形状を有することを特徴とする定量注出具
  2. 上記案内部材 (40) は、上記容器本体 (1) の開口部 (2) に嵌合する周壁 (42) と、該周壁 (42) の下端から径方向内方に延在する環状の底壁 (41) と、該底壁 (41) の内周縁から上方へ延在してその内部下端に上記流入口 (44) を構成する筒部 (44b) とを備え、上記逆止板 (45) が、該筒部 (44b) の上端に形成されたことを特徴とする請求項1記載の定量注出具
  3. 上記容器が、内容物注出時の上下逆転動作の方向性の定められた容器であり、
    該容器を上下逆転動作中に横向きにしたときに、上記逆止板 (45) の基端部よりも先端部が上方に位置するように該逆止板 (45) の傾斜方向が定められたことを特徴とする請求項1記載の定量注出具
  4. 上記逆止板 (45) が、上記案内部材 (40) の流入口 (44) の開口幅の少なくとも半分に相当する幅を有することを特徴とする請求項1記載の定量注出具
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