JPH0237713Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0237713Y2 JPH0237713Y2 JP1983204559U JP20455983U JPH0237713Y2 JP H0237713 Y2 JPH0237713 Y2 JP H0237713Y2 JP 1983204559 U JP1983204559 U JP 1983204559U JP 20455983 U JP20455983 U JP 20455983U JP H0237713 Y2 JPH0237713 Y2 JP H0237713Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tablets
- inner lid
- cylindrical insertion
- top plate
- contents
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 18
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 18
- 239000002274 desiccant Substances 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は容器の中蓋、特に錠剤等の振出口を有
する中蓋に関するものである。
する中蓋に関するものである。
(従来技術)
内容物の振出口を設けた中蓋については実開昭
58−125155号公報にみられるようにすでに提案さ
れている。
58−125155号公報にみられるようにすでに提案さ
れている。
この提案は内容物が取り出し易いように振出口
の内側口縁にそつて一部に誘導鍔が設けられたも
ので、これによれば錠剤等の粒状物が振出口近傍
に引つ掛かることがなくなり、内容物を簡単に取
り出すことができるというものである。
の内側口縁にそつて一部に誘導鍔が設けられたも
ので、これによれば錠剤等の粒状物が振出口近傍
に引つ掛かることがなくなり、内容物を簡単に取
り出すことができるというものである。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、その誘導鍔は端板外周の円筒状
挿入部と平行に突設されているもので、円筒状挿
入部と一定の間をおいて突設されているから、誘
導鍔の正面に向かう内容物はスムースに誘導され
るが、誘導鍔の左右側方から誘導鍔に向かう内容
物は、この誘導鍔に引つ掛かつてスムースに振出
されない。しかも振出口より余分に振り出された
内容物は、容器外に飛散するおそれがある。
挿入部と平行に突設されているもので、円筒状挿
入部と一定の間をおいて突設されているから、誘
導鍔の正面に向かう内容物はスムースに誘導され
るが、誘導鍔の左右側方から誘導鍔に向かう内容
物は、この誘導鍔に引つ掛かつてスムースに振出
されない。しかも振出口より余分に振り出された
内容物は、容器外に飛散するおそれがある。
本考案は以上の点に鑑みて案出されたもので、
その目的とするところは、錠剤等の内容物の取り
出しが容易にして、その数量が確認し易く、しか
も余分なものを容器内に返し易くするにある。
その目的とするところは、錠剤等の内容物の取り
出しが容易にして、その数量が確認し易く、しか
も余分なものを容器内に返し易くするにある。
(問題点を解決するための手段)
上記の目的を達成するために、本考案にあつて
は、天板の傾斜面部に内容物の振出口を設けるこ
とによつて問題の解決を図つている。
は、天板の傾斜面部に内容物の振出口を設けるこ
とによつて問題の解決を図つている。
すなわち、本考案は、中蓋本体の天板部より、
円筒状挿入部に向つて下向きの傾斜面を形成する
とともに、この傾斜面中に、円筒状挿入部の表側
内壁面との間に内容物の貯溜部が形成されるよう
に残して比較的大きな振出口を設けた構成をとつ
ている。
円筒状挿入部に向つて下向きの傾斜面を形成する
とともに、この傾斜面中に、円筒状挿入部の表側
内壁面との間に内容物の貯溜部が形成されるよう
に残して比較的大きな振出口を設けた構成をとつ
ている。
(実施例)
以下、図面に示す実施例について説明する。
1は容器本体、2はこれに被蓋される中蓋、3
は中蓋の上から被蓋される通常の外蓋である。
は中蓋の上から被蓋される通常の外蓋である。
中蓋2は天板4とその外周下面に突設された容
器本体1に対する円筒状の挿入部5とからなつて
いる。天板4の一方の下面には小円筒状の乾燥剤
保持部6が設けられている。aはその保持部6に
保持された乾燥剤である。
器本体1に対する円筒状の挿入部5とからなつて
いる。天板4の一方の下面には小円筒状の乾燥剤
保持部6が設けられている。aはその保持部6に
保持された乾燥剤である。
7は乾燥剤保持部6の下面に設けられた小孔、
8は乾燥剤保持部6に密封した蓋である。
8は乾燥剤保持部6に密封した蓋である。
9は乾燥剤保持部6と相対向するように天板4
の傾斜面10に設けられた外形ドーム形の振出口
である。
の傾斜面10に設けられた外形ドーム形の振出口
である。
この傾斜面10は、天板4の中央部から円筒状
挿入部5に向かつて下向き傾斜してい、振出口9
は錠剤等が振出し易いように比較的大きく開口
し、その周囲の傾斜面10と円筒状挿入部5の表
側の内壁面5″と間には錠剤等の貯溜部5aが形
成されている。しかも、振出口9は円筒状挿入部
5の表側の内壁面5″に達する開口であつて、そ
の開口の内面周辺に引掛り部が一切形成されない
ようになつている。
挿入部5に向かつて下向き傾斜してい、振出口9
は錠剤等が振出し易いように比較的大きく開口
し、その周囲の傾斜面10と円筒状挿入部5の表
側の内壁面5″と間には錠剤等の貯溜部5aが形
成されている。しかも、振出口9は円筒状挿入部
5の表側の内壁面5″に達する開口であつて、そ
の開口の内面周辺に引掛り部が一切形成されない
ようになつている。
11は天板4の下面において直径方向に走る補
強リムである。
強リムである。
なお、第2図において、補強リム5及びこれと
対する円筒状挿入部5が肉厚くなつているのは、
乾燥剤保持部6の壁とを兼ねているからである。
対する円筒状挿入部5が肉厚くなつているのは、
乾燥剤保持部6の壁とを兼ねているからである。
以上のような中蓋2は合成樹脂で一体成形され
る。又、図示の乾燥剤保持部6は小円筒状となつ
ているが、傾斜面の始端12より第1図上で左半
部下面全面を乾燥剤保持部6としてもよく、これ
を第5図に示す。又、第5図ハに示すように天板
4の鍔部4′の外表面全周に環状突条13を突設
すれば、外蓋3の内面との間のシール性がよく、
容器本体1をよく密封できる。
る。又、図示の乾燥剤保持部6は小円筒状となつ
ているが、傾斜面の始端12より第1図上で左半
部下面全面を乾燥剤保持部6としてもよく、これ
を第5図に示す。又、第5図ハに示すように天板
4の鍔部4′の外表面全周に環状突条13を突設
すれば、外蓋3の内面との間のシール性がよく、
容器本体1をよく密封できる。
更に又、傾斜面10は第6図、第7図のよう天
板4全部を傾斜面10とするものであつてもよ
い。第6図は乾燥剤保持部のないもの、第7図は
乾燥剤保持部のあるものを示す。
板4全部を傾斜面10とするものであつてもよ
い。第6図は乾燥剤保持部のないもの、第7図は
乾燥剤保持部のあるものを示す。
以上のように、天板4にその外周の円筒状挿入
部5に向かつて下向きに傾斜して傾斜面4に振出
口9を円筒状挿入部5の端部5′まで達するよう
に設けたものであるから、振出口9の内部周辺に
引掛り部がなく、錠剤等がスムースに振出され、
傾斜面10の外表面は円筒状挿入部5の表の内壁
面とにて貯溜部を形成しているので、余分に振出
された錠剤等をスムースに容器内に返すことがで
きるという特徴があり、以下に述べるような種々
の効果を奏するものである。
部5に向かつて下向きに傾斜して傾斜面4に振出
口9を円筒状挿入部5の端部5′まで達するよう
に設けたものであるから、振出口9の内部周辺に
引掛り部がなく、錠剤等がスムースに振出され、
傾斜面10の外表面は円筒状挿入部5の表の内壁
面とにて貯溜部を形成しているので、余分に振出
された錠剤等をスムースに容器内に返すことがで
きるという特徴があり、以下に述べるような種々
の効果を奏するものである。
(考案の効果)
本考案のものによれば、天板からの傾斜面が円
筒状挿入部端にまで達していて、振出口の内面の
下部周辺に何等の引掛り部も形成されていないの
で、容器のいずれの方向の傾倒に対しても内容物
としての錠剤等をスムースに振出すことができる
という効果を有し、振出された錠剤等は振出口の
開放された傾斜面に連設する円筒状挿入部の表内
壁に妨げられて、外に不用意に飛出ることがな
く、また傾斜面の外表面と円筒状挿入部の表内壁
とで漏斗皿状の貯溜部を形成しているので、一旦
振り出された錠剤等はこの貯溜部上にプールさ
れ、そして余分に振出された錠剤等を容器内に戻
そうとするとき、この貯溜部を利用して振出口か
ら容器内にスムースに戻すことができるという効
果がある。
筒状挿入部端にまで達していて、振出口の内面の
下部周辺に何等の引掛り部も形成されていないの
で、容器のいずれの方向の傾倒に対しても内容物
としての錠剤等をスムースに振出すことができる
という効果を有し、振出された錠剤等は振出口の
開放された傾斜面に連設する円筒状挿入部の表内
壁に妨げられて、外に不用意に飛出ることがな
く、また傾斜面の外表面と円筒状挿入部の表内壁
とで漏斗皿状の貯溜部を形成しているので、一旦
振り出された錠剤等はこの貯溜部上にプールさ
れ、そして余分に振出された錠剤等を容器内に戻
そうとするとき、この貯溜部を利用して振出口か
ら容器内にスムースに戻すことができるという効
果がある。
更には、振出口を開設する面が傾斜面であるた
め、水平な面より広い面に開設できるので振出口
を大きく設けることができて錠剤の取り出しが容
易になるとともに、上方外部からこの円筒状挿入
部がよく見えることによつて、定量の錠剤を貯溜
部に乗せて極めて簡単にかつ確実に振出すことが
できるという効果を有する。
め、水平な面より広い面に開設できるので振出口
を大きく設けることができて錠剤の取り出しが容
易になるとともに、上方外部からこの円筒状挿入
部がよく見えることによつて、定量の錠剤を貯溜
部に乗せて極めて簡単にかつ確実に振出すことが
できるという効果を有する。
その上、振出口が傾斜面に開設されているた
め、通常の水平の振出口の場合の振り出し時の傾
斜角度より少なく容器を傾斜させればよく、一層
振出し動作を容易にする効果がある。
め、通常の水平の振出口の場合の振り出し時の傾
斜角度より少なく容器を傾斜させればよく、一層
振出し動作を容易にする効果がある。
第1図は中蓋の平面図、第2図は同上の乾燥剤
を密封した状態の−線の断面図、第3図は中
蓋裏面の斜面図、第4図は中蓋の容器装着状態を
示す斜面図、第5図のイ,ロ,ハは変型実施例に
かかる中蓋の表側の斜面図と裏側斜面図及び断面
図、第6図及び第7図のイ,ロは他の変形実施例
にかかる中蓋の表側の斜面図と切断面図である。 2……中蓋、4……天板、5……円筒状挿入
部、5a……貯溜部、6……乾燥剤保持部、9…
…振出口、10……傾斜面。
を密封した状態の−線の断面図、第3図は中
蓋裏面の斜面図、第4図は中蓋の容器装着状態を
示す斜面図、第5図のイ,ロ,ハは変型実施例に
かかる中蓋の表側の斜面図と裏側斜面図及び断面
図、第6図及び第7図のイ,ロは他の変形実施例
にかかる中蓋の表側の斜面図と切断面図である。 2……中蓋、4……天板、5……円筒状挿入
部、5a……貯溜部、6……乾燥剤保持部、9…
…振出口、10……傾斜面。
Claims (1)
- 中蓋本体の天板部より円筒状挿入部に向つて下
向きの傾斜面を形成するとともに、この傾斜面中
に、円筒状挿入部の表側内壁面との間に内容物の
貯溜部が形成されるように残して、比較的大きな
振出口を設けたことを特徴とする錠剤等の振出口
を有する中蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20455983U JPS60110244U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 錠剤等の振出口を有する中蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20455983U JPS60110244U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 錠剤等の振出口を有する中蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60110244U JPS60110244U (ja) | 1985-07-26 |
JPH0237713Y2 true JPH0237713Y2 (ja) | 1990-10-12 |
Family
ID=30766952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20455983U Granted JPS60110244U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 錠剤等の振出口を有する中蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60110244U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006206154A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 収納容器 |
JP4566033B2 (ja) * | 2005-03-10 | 2010-10-20 | 大日本印刷株式会社 | 容器 |
JP2016104633A (ja) * | 2014-11-06 | 2016-06-09 | 隆則 須田 | 錠剤容器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54160433U (ja) * | 1978-04-27 | 1979-11-09 | ||
JPS5924688Y2 (ja) * | 1982-02-18 | 1984-07-21 | 竹本容器株式会社 | 容器の中蓋 |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP20455983U patent/JPS60110244U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60110244U (ja) | 1985-07-26 |
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