JP3919043B2 - スプール射出成形用金型 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スプール射出成形用金型に関し、特に、写真フイルムを収納する写真フイルムパトローネ用のスプールを形成するための射出成形用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
公知の写真用ロールフイルムとして、両端にフランジが形成されたスプールの軸部に遮光紙付きの写真フイルムを巻き付けたものが、120型と220型として知られている。120型の写真用ロールフイルムは、写真フイルムのベース面側に遮光紙を裏紙として固定し、この遮光紙ごとスプールの軸部に巻き付けたものである。また、220型の写真用ロールフイルムは、裏紙としての遮光紙は省略し、リーダーペーパー、トレーラーと称される遮光紙をその前後に固定し、120型より写真フイルムの長さを長くして撮影コマ数を多くしたものである。この120型、220型の何れにおいても、遮光紙のサイド端とフランジの内壁との間の遮光性を良好にするため、遮光紙の幅はフランジ間の距離と同じかそれよりやや長くしてある。
【0003】
図4に、120型の写真用ロールフイルム1の外観を示す。写真用ロールフイルム1に用いられる120型の写真フイルム2は、図5に示すように、ベース面側に裏紙としての遮光紙3が接着テープ4で固定されている。遮光紙3の先端部3a、後端部3bは、それぞれ先端が幅狭に形成されている。
【0004】
スプール5は、図6に斜視図を、図7に断面図を示すように、軸部6の両端部に遮光紙3の両サイド縁を規制する一対のフランジ7が形成され、また軸部6の中央部にスリット8が軸方向に長く形成されている。
【0005】
写真用ロールフイルム1は、遮光紙3の後端部3bが軸部6のスリット8に挿入され、軸部6の周りに遮光紙3付きの写真フイルム2が乳剤面を内側にして巻き付けられたもので、遮光紙3の先端部3aは所定の幅で折られて接着テープ9によって固定されている。なお、各フランジ7の中央部には、カメラのキー軸に係合されるチャッキング溝10が形成されている。
【0006】
遮光紙3のサイド端とフランジ7の内壁面7aとの間に隙間があってはならないから、遮光紙3の幅D1 は内壁面7a間の距離(スプールインサイド寸法)D2 と等しいか、わずかに広くなっている。また、幅D1 がスプールインサイド寸法D2 より広すぎたり、また、バラツキがある場合には、遮光紙3が軸部6まで締まらず、巻径が太くなる。これを防止するため、フランジ7の内壁面7aには、軸部6と同心円状に、深さhの溝11(図8)が形成してある。この溝11の断面形状は、平たい台形あるいは円弧状をしてある。これにより、例えばフランジ7の内壁面7aと接触される遮光紙3のサイド縁が折れて畳み込まれる等が防止されるから、遮光紙3の巻太りが防止されると共に、巻き上げられた遮光紙3の後端部3b側サイド縁とフランジ7の内壁面7aとは完全に密着されるから、遮光性も完全に保持される。
【0007】
このような写真フイルム収納用スプールは、通常射出成形により成形される。図9に、そのために組み立てた金型の断面図を示す。製品部(成形キャビティ)20は、大きく分けて4つの型12〜14により形成される。スプール5の軸部6の外周とフランジ7の内壁面7aの下半分を成形するための固定型12と、軸部6の外周とフランジ7の内壁面7aの上半分を成形するための可動型13と、フランジ7の外壁面を成形するための一対のスライド型14、14とからなる。
【0008】
図10に、図9の金型の製品部20のフランジ7に対応する部分の拡大図を示す。一対のスライド型14の中心には、スプール5の軸部6の両端部のチャッキング溝10を形成するための可動ピン15が固設されており、また、スライド型14の冷却時間の短縮化を図るために、冷却水孔16が設けられている。
【0009】
このような従来の写真フイルム収納用スプール射出成形用金型は、可動ピン15を除いて、高強度の熱伝導率の低いステンレス系金型鋼等からなる。可動ピン15には、冷却を速めて抜きを良くするため、熱伝導率の高いベリリウム銅合金等が用いられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
射出成形するスプール5のフランジ7の内壁面7aに、図8に示したように、軸部6と同心円状の溝11があると、すなわち、製品部20のフランジ7に対応する部分の内側にアンダーカット19があると、成形後に成形品を金型から抜くとき、固定型12と可動型13の両端面をフランジ7の内壁面7aから無理に抜かなければならないことになり、成形品のフランジ7の内壁面7aに傷が発生し、遮光性が悪くなる問題がある。また、成形品の形状として、フランジ7が内側へ倒れる傾向になり、フランジ内壁面間の寸法が円周方向によりバラついて歪む問題がある。さらには、フランジ7の寸法安定性を得るために、十分な冷却時間が必要で、成形サイクルの短縮が困難であった。
【0011】
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、両端のフランジ内壁面に傷が付かず、フランジ内壁面間の寸法が均一で歪みがなく、冷却時間が短く成形サイクルの短縮が可能なスプール射出成形用金型を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のスプール射出成形用金型は、軸の両端にフランジが突出した形状のスプールを成形するスプール射出成形用金型において、前記スプールの軸外周及び前記フランジの内壁面を成形するための2つの型と、前記フランジの外壁面を成形するための一対の型とからなり、前記のスプールの軸外周及びフランジの内壁面を成形するための2つの型を相対的に熱伝導率が低い材料で形成し、前記のフランジの外壁面を成形するための一対の型の少なくとも前記フランジの外壁面を成形する部分を相対的に熱伝導率が高い材料で形成したことを特徴とするものである。
【0013】
この場合、その相対的に熱伝導率が高い材料の熱伝導率が、その相対的に熱伝導率が低い材料の熱伝導率の2倍から4倍の範囲にあることが望ましい。
【0014】
具体例として、相対的に熱伝導率が高い材料がベリリウム銅合金からなり、相対的に熱伝導率が低い材料がステンレス系金型用鋼からなる。
【0015】
また、そのスプールがフランジの内側にアンダーカットを有する形状のものである場合に、本発明は最適である。
【0016】
本発明においては、スプールの軸外周及びフランジの内壁面を成形するための2つの型を相対的に熱伝導率が低い材料で形成し、フランジの外壁面を成形するための一対の型の少なくともフランジの外壁面を成形する部分を相対的に熱伝導率が高い材料で形成したので、成形されたスプールのフランジの外壁面が相対的に速く冷却され、収縮力が作用するため、フランジの外壁面を成形するための一対の型を外すと、成形されたフランジは軸部の両端の外側へ反ることになり、スプールの軸外周及びフランジの内壁面を成形するための2つの型から抜くとき、成形品のフランジが引っ掛からず邪魔にならない。したがって、成形品のフランジの内壁面に傷が付かず、また、フランジをスプールの軸外周及びフランジの内壁面を成形するための2つの型から抜くときにフランジに当たることによるその内壁面間の寸法の円周方向のバラツキも発生しない。さらに、成形品の成形キャビティ内での冷却時間も短縮でき、成形サイクルの短縮が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のスプール射出成形用金型を実施例の説明に基づいて説明する。図1は、120型の写真用ロールフイルム用スプール5(図6、図7)を成形するための射出成形用金型を組み立てた状態の断面図である。この金型は、図9の従来のものと同様に、スプール5と同じ形状の成形キャビティ20を囲む主として4つの型12〜14により形成される。スプール5の軸部6の外周とフランジ7の内壁面7aの下半分を成形するための固定型12と、軸部6の外周とフランジ7の内壁面7aの上半分を成形するための可動型13と、フランジ7の外壁面を成形するための一対のスライド型14、14とからなる。
【0018】
固定型12には、中央のヒータ17の周りに断面ドーナツ型にした湯道18及びゲートが形成されている。可動型13は固定型12に対して図1の上下方向に移動し、また、スライド型14、14は固定型12に対して図1の左右方向に移動する。可動型13には、湯道やヒータ等が設けられていないため、図示しない冷却水孔が成形キャビティ20近傍に配置されている。
【0019】
図2は、図1の金型の成形キャビティ20のフランジ7に対応する部分の拡大図である。一対のスライド型14は、フランジ7の外壁面を成形する部分141 とその周囲の部分142 とからなり、フランジ7の外壁面を成形する部分141 の中心には、スプール5の軸部6の両端部のチャッキング溝10を形成するための可動ピン15が固設されており、また、スライド型14の冷却時間の短縮化を図るために、冷却水孔16が設けられている。
【0020】
そして、本発明に基づき、固定型12及び可動型13には、相対的に熱伝導率が低い材料である、マルテンサイト系ステンレスのSUS403,SUS410,SUS410J1,SUS416,SUS420J1,SUS420J2,SUS420F,SUS431,SUS440A,SUS440B,SUS440C,SUS440F等が用いられ、さらに望ましくは、成形金型用鋼として開発されているステンレス系のブリハードン鋼及び焼き入れ、焼き戻し鋼の、日立金属(株)のHPM38,HPM77,ACD51,PSL 、ウッドホルム(株)のSTAVAX,RAMAXS,ELMAX 、大同特殊鋼(株)のPD555,PD742,NAK101、ポーラースチールのM300,M310ESR,M314,M390M 、ティッセン日本(株)のTHYRO-PLAST2738,2311,2312,2083等が好適に用いられる。
【0021】
そして、スライド型14のフランジ7の外壁面を成形する部分141 には、相対的に熱伝導率が高い材料である、ベリリウム銅合金等が用いられる。具体的には、熱伝導率が0.2 〜0.3(cal/cm・s ・℃) 以上の材料が望ましく、日本碍子(株)のベリリウム銅合金BeA-25,BeA-20C,BeA-275C 、日立金属(株)のアルミニウム合金HIT55,銅合金HIT72,HIT75 、神戸製鋼(株)の銅合金HR750 等が好適である。
【0022】
なお、スライド型14のフランジ7の外壁面を成形する部分141 の周囲の部分142 は、部分141 と同様の相対的に熱伝導率が高い材料から構成してもよいが、望ましくは、固定型12、可動型13と同様な相対的に熱伝導率が低い、上記のような材料で構成する。
【0023】
このように、本発明においては、スプール5の軸6外周及びフランジ7の内壁面を成形するための2つの型12、13を相対的に熱伝導率が低い材料で形成し、フランジ7の外壁面を成形するための一対の型14、14の少なくともフランジ7の外壁面を成形する部分141 を相対的に熱伝導率が高い材料で形成するので、成形キャビティ20内で成形されたスプール5のフランジ7の外壁面が相対的に速く冷却され、収縮力が作用する。したがって、固定型12の湯道18及びゲートを通して溶融された樹脂を成形キャビティ20内に流し込んで、冷却がある程度進んだ段階でスライド型14、14を図1の左右方向に移動して外すと、成形されたスプール5のフランジ7は軸部6の両端の外側へ反ることになり、フランジ7の内壁面7aに同心円状の溝11(アンダーカット19)に対応して固定型12及び可動型13の端面の根元に突出部があっても、成形品であるスプール5を固定型12及び可動型13から抜くとき、成形品5のフランジ7が引っ掛からず邪魔にならない。したがって、成形品5のフランジ7の内壁面7aに傷が付かず、また、フランジ7を固定型12及び可動型13から抜くときにフランジ7に当たることによるフランジ7内壁面間の寸法の円周方向のバラツキも発生しない。さらに、成形品5の成形キャビティ20内での冷却時間も短縮できる。
【0024】
図3(a)に、本発明による金型を用いて成形した120型の写真用ロールフイルム用のスプールと図10のような従来の金型を用いて成形した同一タイプのスプールのインサイド寸法の円周方向の分布を比較して示す。インサイド寸法は、図3(b)に示すように、スプール5の両端のフランジ7の内壁面間の距離であり、円周方向の分布は、図3(c)に示すように、等角度間隔で取った8点の寸法であり、この測定結果を、図3(a)に示すように、円グラフで表してある。図3(a)のグラフから明らかなように、本発明による成形品は、従来例の場合より、より8角形に近い形状になり、バラツキが少なく、歪みが少ないことが分かる。
【0025】
ところで、スライド型14のフランジ7の外壁面を成形する部分141 に使用する相対的に熱伝導率が高い材料の熱伝導率は、固定型12及び可動型13に使用する相対的に熱伝導率が低い材料の熱伝導率の2倍から4倍の範囲にあることが望ましい。
【0026】
なお、本発明のような金型を用いて写真フイルム用スプールを成形する樹脂材料としては、ハイインパクトポリスチレン〔耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)〕で射出成形するものとしているが、ポリスチレン(PS)、変性プリフェニレンエーテル(PPE)、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリビチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリアミド(PA)等も射出成形に好適であり、HIPSの代わりに用いることができる。しかし、強度、剛性の点でHIPS、PPE、PCが最も好ましい。
【0027】
以上、本発明のスプール射出成形用金型を実施例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限定されず、種々の変形が可能である。また、本発明のスプール射出成形用金型は、フランジの内側にアンダーカットを有する形状のものに限らず、フランジが軸部に垂直に取り付けられる35mm用スプール等を射出成形する場合にも有効である。
【0028】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のスプール射出成形用金型によると、スプールの軸外周及びフランジの内壁面を成形するための2つの型を相対的に熱伝導率が低い材料で形成し、フランジの外壁面を成形するための一対の型の少なくともフランジの外壁面を成形する部分を相対的に熱伝導率が高い材料で形成したので、成形されたスプールのフランジの外壁面が相対的に速く冷却され、収縮力が作用するため、フランジの外壁面を成形するための一対の型を外すと、成形されたフランジは軸部の両端の外側へ反ることになり、スプールの軸外周及びフランジの内壁面を成形するための2つの型から抜くとき、成形品のフランジが引っ掛からず邪魔にならない。したがって、成形品のフランジの内壁面に傷が付かず、また、フランジをスプールの軸外周及びフランジの内壁面を成形するための2つの型から抜くときにフランジに当たることによるその内壁面間の寸法の円周方向のバラツキも発生しない。さらに、成形品の成形キャビティ内での冷却時間も短縮でき、成形サイクルの短縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】120型写真用ロールフイルムのスプールを成形するための本発明の1実施例の射出成形用金型の断面図である。
【図2】図1の金型の成形キャビティのフランジに対応する部分の拡大図である。
【図3】本発明による金型を用いて成形したスプールと従来の金型を用いて成形した同一タイプのスプールのインサイド寸法の円周方向の分布を比較して示す図である。
【図4】120型写真用ロールフイルムの外観を示す図である。
【図5】120型写真フイルムの構成を示す図である。
【図6】120型写真フイルム用スプールの斜視図である。
【図7】120型写真フイルム用スプールの断面図である。
【図8】120型写真用ロールフイルムのフランジ部の構成の詳細を示すための図である。
【図9】図1に対応する従来の射出成形用金型の断面図である。
【図10】図9の金型の成形キャビティのフランジに対応する部分の拡大図である。
【符号の説明】
1…120型写真用ロールフイルム
2…120型写真フイルム
3…遮光紙
3a…遮光紙の先端部
3b…遮光紙の後端部
4…接着テープ
5…スプール
6…軸部
7…フランジ
7a…フランジの内壁面
8…スリット
9…接着テープ
10…チャッキング溝
11…同心円状溝
12…固定型
13…可動型
14…スライド型
141 …スライド型のフランジの外壁面を成形する部分
142 …スライド型のフランジの外壁面を成形する部分の周囲の部分
15…可動ピン
16…冷却水孔
17…ヒータ
18…湯道
19…アンダーカット
20…成形キャビティ(製品部)

Claims (4)

  1. 軸の両端にフランジが突出した形状のスプールを成形するスプール射出成形用金型において、
    前記スプールの軸外周及び前記フランジの内壁面を成形するための2つの型と、前記フランジの外壁面を成形するための一対の型とからなり、
    前記のスプールの軸外周及びフランジの内壁面を成形するための2つの型を相対的に熱伝導率が低い材料で形成し、前記のフランジの外壁面を成形するための一対の型の少なくとも前記フランジの外壁面を成形する部分を相対的に熱伝導率が高い材料で形成したことを特徴とするスプール射出成形用金型。
  2. 前記の相対的に熱伝導率が高い材料の熱伝導率が、前記の相対的に熱伝導率が低い材料の熱伝導率の2倍から4倍の範囲にあることを特徴とする請求項1記載のスプール射出成形用金型。
  3. 前記の相対的に熱伝導率が高い材料がベリリウム銅合金からなり、前記の相対的に熱伝導率が低い材料がステンレス系金型用鋼からなることを特徴とする請求項1又は2記載のスプール射出成形用金型。
  4. 前記スプールが、前記フランジの内側にアンダーカットを有する形状のものであることを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載のスプール射出成形用金型。
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